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就活でやりたい仕事がないときはどうする?自分に合う職業の見つけ方を解説
更新日

この記事のまとめ
- 自分の長所や強みが分からず、やりたい仕事が見つからないと感じる就活生は多い
- 就活時にやりたい仕事がない場合、「やりたくないこと」に注目する方法もある
- やりたい仕事がない就活生は、資格取得や業界研究で視野を広げるのがおすすめ
- やりたい仕事がないときは、福利厚生や勤務時間から就職先を絞るのも手
「やりたい仕事がない…」「就活したいけど、どこも興味ない…」と悩む新卒の方もいるでしょう。就活で悩んでしまう理由には、「自分の長所や強みが分からない」「就職での失敗を過度に恐れている」などが挙げられます。やりたい仕事が見つからないときは、世の中にある仕事について幅広く調べ、自分の得意なことを洗い出しましょう。やりたい仕事が見つからない就活生は、このコラムを参考にしてみてください。
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就活時に「やりたい仕事がない」と悩む新卒者もいる
就活を始める時期に「やりたい仕事が見つからない…」「興味がわく仕事って何だろう」と悩む方もいます。やりたいことが明確に決まっていなくても就活は進められるので、焦らずに自分と向き合ってみましょう。
やりたい仕事にこだわり過ぎる必要はない
就活の際に「やりたい仕事を見つけなければ」と、自分自身が興味ある仕事にこだわり過ぎる必要はありません。やりたい仕事がない場合は、これまでの経験や希望の給与などから業界や応募企業を決めるのも一つの手です。
はじめは「仕事ができるならなんでもいい」と考え就職しても、働いているうちにやりがいを感じられるようになったり、そこからやりたい仕事が見えてきたりする可能性があります。
やりたい仕事が見つからないときの就活のコツは、後述する「やりたい仕事がない就活生が今すぐできる7つのこと」をご覧ください。
就活生が「やりたい仕事がない」と感じる8つの理由
就活の際に「やりたい仕事がない」と感じる理由には、「自分の長所や強みが分からない」「世の中にある職業を調べきれていない」などが挙げられます。以下で解説するので、該当する項目がないかチェックしてみましょう。
1.自分の長所や強みが分からない
自分の長所や強みが分からないと、「どの仕事にも興味がない」「自分にできる仕事がない」と感じてしまうことがあります。やりたい仕事が見つからないときは自己分析をして過去の出来事を振り返り、得意なこと・褒められたことなどを客観的な視点でリストに書き出してみましょう。
自己分析とは、これまでに印象に残った経験を振り返り、何をどのように学び、活かしてきたのかを洗い出す作業です。自己分析をすると自分の性格や能力、思考の傾向などを客観的に理解でき、自分が興味のある仕事や応募したい企業を見つけやすくなります。
自己分析の方法や、やりたい仕事を探すコツは「自己分析が大事!『やりたいこと探し』の方法とは」のコラムをご参照ください。
2.「就活で失敗したくない」と過度に恐れている
新卒での就活で「就職に失敗したくない」と考える方もいるでしょう。入社後のミスマッチによる転職は、就活生なら誰しもが避けたいと考えるものです。
しかし、失敗を恐れるあまり行動を起こさないままでいると、就職のチャンスを逃してしまう可能性もあります。応募前から「新卒で入社したら退職できない」と恐れずに、自分が挑戦したい業界や企業を探してみましょう。
3.自分に自信がもてない
就活生が「やりたい仕事がない」と感じる理由の一つに、自分に自信がもてないということもあります。自己評価が低いと自分の能力について疑問を抱いてしまい、仕事・企業の選択肢を見出せない場合もあるようです。状況によっては、先に就活を終えて内定を獲得した友人と比較し、自分の進路に対する不安が増してやりたい仕事を見つけられなくなってしまうこともあります。
4.他人の目が気になる
必要以上に他人の目が気になってしまい、本当にやりたい仕事を見つけられない就活生もいます。友人や家族からの期待が重荷になってしまい、自分の本当にやりたい仕事を見失わせる要因となるようです。また、SNSやブログなどを通じて他人の成功事例を目にすると、自分の進路に対する不安が増す原因になることもあります。
5.どの職種や業界にも興味をもてない
どの職種や業界にも興味をもてないことも、就活生が「やりたい仕事がない」と感じる理由の一つです。就職先として選べる企業が少ないと感じたり、反対に職種や業界の選択肢が多過ぎて判断に迷ったりする場合もあります。また、高校や大学などで学んできた内容が仕事に結び付くイメージが沸かず、職種や業界へも興味がもてないこともあるようです。
6.世の中にどのような職業があるか調べきれていない
世の中にある職業を調べきれておらず、やりたい仕事が見つからないと感じている新卒の方もいるようです。たとえば、営業職と一口にいっても、法人営業・個人営業・医療営業・ルート営業などがあります。また、扱う商品やサービスは企業によって異なるでしょう。
ほかにも、製造業・運輸業・情報通信業・飲食業など、世の中には多種多様な仕事が存在します。就活の際は視野を広げ、興味ある職業や企業の仕事内容について調べてみるのがおすすめです。
7.やりたい仕事が多過ぎて絞り込めない
「やりたい仕事がない」と感じる就活生のなかには、やりたいことや興味ある分野が多過ぎて応募企業を絞れない方もいるようです。そのような場合は、興味がある分野の特徴を知るだけでなく、仕事内容や企業の社風などを細かく調べてみるのがおすすめ。また、自分の知識やスキルに合った仕事を選択し、積み上げた経験をもとに転職する方法もあります。
仕事の探し方は、「仕事の探し方が分からない人へ!フリーター・20代・新卒など状況別に解説」でもまとめているのでご一読ください。
8.企業に多くの条件を求め過ぎている
就職先へ多くの条件を求め過ぎると、応募したいと思える企業が見つかりにくい場合があります。結果的に「やりたい仕事がない…」といった状態に陥ってしまう可能性も。就活の軸を定めるには、希望条件をピックアップすることは重要な作業です。ただし、条件を絞り過ぎると、本心では「やりたい」と感じる仕事までも選択肢から除外している場合があるので注意しましょう。
企業へ求める条件に優先順位をつけるコツは、「仕事が見つからないときの対処法!年齢別の探し方や不安の相談先もご紹介」のコラムで解説しています。
条件を絞り込めないときはどうする?
「やりたい仕事が見つからない」「希望の条件を絞り込めない」といった場合は、ほかの就活生や求職者の仕事選びの基準をみてみるのがおすすめです。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 2-6. 仕事選びで重視していること(p.25)」によると、正社員の1位は「希望する仕事内容かどうか」でした。2位は「希望する収入が得られるか」、3位は「理想的な勤務時間や休日数か」と続きます。
仕事の選び方が判断できない場合は、上記の統計も参考にしつつ、「自分が一番求めている条件はなにか」を考えてみるのもおすすめです。ただし、あくまで参考に留めましょう。「一人では条件を絞り込めない」と悩んで前に進めない場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
やりたい仕事がない就活生が今すぐできる7つのこと
やりたい仕事がないとお悩みの就活生は、楽しかったことや努力したこと、達成感を得た経験などを振り返ってみましょう。ほかにも、挑戦したい内容を書き出したり、やりたくない仕事をリストアップしたりすることも効果的です。
以下で見つけるコツを7つ紹介するので、できることから始めてみましょう。
やりたい仕事が見つからない就活生が今すぐできること
1.楽しかったことや努力したことを振り返る
やりたい仕事を見つける際、高校・大学時代の楽しかった思い出、努力した出来事がヒントとなる可能性があります。「何が楽しかったのか」「なぜそう思ったのか」を洗い出すことによって、自身の興味ある分野や好みを改めて認識できるでしょう。
また、辛い出来事を乗り越えた経験によって、「なぜ努力できたのか」「何に対し意欲が湧くのか」を読み取れます。学生時代の部活やアルバイト、勉強を通じて得た達成感や喜びを振り返り、リストアップしてみることも一つの方法です。
2.やりたくない仕事を書き出す
やりたくない仕事を書き出すと、消去法でやりたい仕事が絞り込みやすくなるでしょう。たとえば、体を動かすのが苦手であれば肉体労働の仕事を、他者とのコミュニケーションがあまり得意でなければ、接客を要する職業を避けるのも手です。このように、自分に合わない仕事を挙げ、それ以外の職業のなかから適職を探す方法もあります。
3.夢や挑戦したいことをすべて書き出す
やりたい仕事がない就活生は、漠然と思い描いている将来の夢や、挑戦してみたいことをすべて書き出してみるのもおすすめです。周囲の人にどのように思われるかを意識せず自分の夢や希望を挙げていくことで、本当にやりたいことが見えてくるでしょう。
4.できることをリストアップする
就活生でやりたい仕事がないと感じるときは、自分ができることをリストアップしてみるのも一つの方法です。人よりも得意なことがあれば、その能力を活かせる仕事がないか考えましょう。自分で意識していなくても、よく人から褒められることや、長く続けていても苦にならない作業は、得意分野である可能性があります。
5.将来の自分を想像してみる
自分が将来なりたい姿を想像し、そこから逆算して今すべきことを考えてみるのもおすすめです。イメージした自分になるために必要な経験やスキルは何かを考えると、どのような仕事や企業に就職・転職したいのか分かる可能性があるでしょう。
6.仕事で身につけたいスキルを考える
将来の自分をイメージするのが難しいときは、仕事で身につけたいスキルから仕事を探す方法もあります。たとえば、コミュニケーションやプレゼンのスキルを身につけたいのであれば、営業職が選択肢に上がるでしょう。
「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」では、世の中の職種ごとの特徴や向いている人についてご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
7.適職診断を受けてみる
やりたい仕事がない就活生におすすめなのは、適職診断です。適職診断とは、簡単な質問に回答することで自分に向いている仕事を導く診断のこと。Webサイト上で手軽に受けられる診断ツールもあるので、利用を検討してみましょう。
ハタラクティブでも、1分程度で適職候補を絞り込める適職診断を受けられます。このコラムの上部から診断できるので、興味のある方はぜひ試してみてください。
やりたいことがない就活生が仕事を見つける8個の方法
就活においてやりたいことがない、やりたい仕事が見つからないときは、視野を広げるために世の中の仕事について理解することが大切です。また、興味のある資格を取得して、関連する仕事を探してみるのもおすすめ。業界や職種について1人で調べるのは難しい…と感じる場合は、就活・転職エージェントへの相談も検討しましょう。
やりたいことがない就活生が仕事を見つける方法
1.仕事に活かせる資格を取得してみる
就活する際に「やりたい仕事がわからない…」と感じる場合は、仕事に活かせる資格の取得を検討してみましょう。資格取得に向けて勉強を進めるうちに、その仕事が自分に向いているかを見極めることもできるからです。また、就活生にとって資格は選考の際のアピール材料にもなります。
「フリーターにおすすめの資格を職種別に解説!取得時の注意点や勉強法も紹介」では職種別に仕事で活かせる資格を紹介しているので、ぜひご覧ください。
2.業界や職種について調べる
就きたい仕事がないと悩んでいる方は、業界研究をして自分の知らない仕事にも目を向けてみましょう。「業界図鑑」や「職種図鑑」などを活用し、世の中にある業界や職種を幅広く調べてみてください。業界研究をすることで、今まで知らなかった仕事のなかから、やってみたいと思える職業など興味がわく仕事が見つかる可能性があります。
就活生が効率的に学べる業界研究の具体的なやり方は「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」で解説しているので、チェックしてみてください。
3.興味のあるキーワードから関連企業を検索する
やりたい仕事がないと感じるときは、興味のあるキーワードから関連企業を検索するのもおすすめです。たとえば、趣味や興味をもっている分野、高校や大学で学んできたことなどから考えてみましょう。これらのキーワードをもとに関連する企業を検索すると、やりたい仕事が見えてくる可能性があります。
4.希望条件から探してみる
やりたい仕事が見つからない場合は、福利厚生や勤務時間などの希望条件から応募企業を探すのも一つの方法です。以下に、職場に求める条件としてよくあるものを紹介します。
福利厚生
福利厚生とは、家賃補助や通勤費補助、医療費補助、家族手当など、給料とは別に従業員が受け取れる報酬や利用できる制度のことです。近年では保育施設料補助や旅行費補助など、複数の福利厚生メニューのなかから自分に合った手当を選択できる制度(カフェテリアプラン)を取り入れている企業もあります。
福利厚生は、収入に直結するため自分の生活にも大きく関わる要素です。内容は企業によって異なるので、事前に求人票や企業のWebサイトなどで確認しましょう。
勤務時間
勤務時間は、職種や会社の勤務体制によって異なります。なるべく早い時間に帰宅したいと考えるなら朝から働ける会社を、反対に朝起きるのが苦手であれば始業時間が遅い会社を選ぶなど、自分に合った働き方を選択するのがおすすめです。
近年は働き方の多様化が進んでおり、企業によっては自分で始業・退勤時間を決められる「フレックスタイム制度」を導入している場合があります。仕事と家庭を両立したい人、プライベートの時間を大切にしたい人にとっては、勤務時間の自由度は注目したいポイントとなるでしょう。また、育児や介護を行う社員に対して「短時間勤務制度」を適用する企業も多くあります。
短時間勤務制度については「短時間正社員の制度とは?メリット・デメリットや社会保険の扱いを解説」で触れているので、ぜひ参考にしてください。
働く場所
働く場所も、仕事を選ぶうえで大切な要素です。「都会で働きたい」「地方が良い」「自宅の近くが良い」といった観点から、自分にとって理想的な勤務場所を考えましょう。住んでみたい地域があれば、そこにある企業から就職先を選ぶことも可能です。故郷を離れて暮らしている人は、就職・転職を機に地元に帰る選択肢もあるでしょう。
また、希望の勤務場所から仕事を探すときは、転勤の有無を確認するのも大切です。企業によっては数年ごとに転勤を命じられる可能性もあります。「転勤しても良いが引っ越したくない」、あるいは「転勤そのものをしたくない」と考える方は、よく確認してから応募しましょう。
働き方
やりたい仕事が見つからない場合、働き方から応募企業を選ぶ方法もあるでしょう。たとえば、「社内で完結する仕事」や「社外での業務(出張や打ち合わせなど)もある仕事」という働き方があります。「社員同士の距離感がある職場」「アットホームな職場」といった社風から選ぶのも手です。
また、働き方に対し希望条件が複数ある場合は、優先順位をつけましょう。譲れない条件を満たす職場を探すことで、満足度の高い就職・転職につながります。
また、希望条件を満たしていても、業務内容や会社の雰囲気は事前に確認してください。たとえ会社の制度が整っていても、向いていない仕事や不得意な仕事は長続きしにくいからです。
5.企業説明会で話を聞く
やりたい仕事がない就活生が仕事を見つけるために、少しでも興味をもった職種や業界の企業説明会に参加するのも方法の一つです。企業説明会では、その企業で実際に働いている社員の話を聞けます。社員から話を聞くことで入社後に働くイメージをもちやすくなり、やりたい仕事を見つける手助けとなるでしょう。
6.インターンシップに参加する
インターンシップに参加することも、就活生がやりたい仕事を見つけるのに効果的です。インターンシップでは実際の業務を体験できるため、自分がどのような仕事に向いているのかを探れるでしょう。インターンシップは単なる職業体験にとどまらず、自分自身を見つめ直す貴重な機会にもなるため、積極的に参加してみることをおすすめします。
7.OB・OG訪問をしてみる
就活生がやりたい仕事を見つける方法として、OB・OG訪問もおすすめです。OB・OG訪問とは、就職している大学の先輩や卒業生に会って、その企業の話を聞くこと。実際の職場の雰囲気や仕事内容などを知れるため、自分の興味や適性を見つけやすくなります。
訪問を行う際は、大学のキャリアセンターを通じて、OB・OGのリストを探すことから始めましょう。興味のある業界や職種をもつ先輩を見つけたら、訪問のアポを取ります。また、聞きたいことを訪問時までに準備しておくと、当日スムーズに質問できるでしょう。「どのような仕事をしているのか」「どのようなスキルが求められるのか」「なぜその業界に入ったのか」などを尋ねると、より具体的な情報を得られる可能性があります。
8.就職・転職エージェントを利用する
「やりたい仕事がないけど就職・転職はしたい」という場合は、就職・転職エージェントにアドバイスを求めるのも有効です。エージェントは、過去の経験や仕事に求める条件をヒアリングしたうえで、自分に合った仕事を提案してくれます。第三者の目線で思いもしなかった仕事が見つかることもあるので、新卒で就職を目指す就活生は、エージェントへの相談も検討しましょう。
やりたい仕事は焦らず探そう
自分の気持ちがはっきりしないまま就職先を決めてしまうと、入社後に「思っていた仕事じゃなかった」と後悔することがあり、早期退職のリスクを高めてしまいます。闇雲に就職先を探すのではなく、自己分析や業界研究などを行いながら、焦らず見つけていきましょう。
就活生がやりたい仕事を探すときの注意点
ここでは就活生向けに、やりたい仕事を探すときの注意点をご紹介します。やりたい仕事がなかなか見つからないときでも、「イメージだけで探さない」「一時の感情に流されないようにする」といった点を意識しましょう。
イメージだけで探さない
就活を行う際、やりたい仕事はイメージだけで探さないようにしましょう。就活生のなかには、特定の職業に対してもっている憧れやイメージから仕事を選ぶという人もいます。しかし、実際の仕事内容や職場環境は、入社前のイメージと異なることもあるのが実情です。入社後のミスマッチを起こさないためにも、具体的な情報を収集することが不可欠といえます。
一時の感情に流されないようにする
新卒の方が就職先を探すとき、一時の感情に流されないようにすることも大切です。自分のなかである程度希望職種や業界を決めていても、友人や家族の意見、トレンドの影響などを受けて、意思が揺らぐこともあるでしょう。しかし、一時的な判断は後悔を招く場合があるため、「今の気分で選んだ仕事」が長期的に自分に合っているかどうかは、慎重に考えることが重要です。自分の目指す方向性を明確にし、感情に流されずに冷静に判断することが、就活の成功につながるでしょう。
就活の面接では「やりたい仕事」を聞かれることがある
企業側は、応募者の就活の軸が自社とマッチしているか確認するために、「入社後にやりたい仕事」を聞くことがあります。志望動機や自己PRがしっかり練られていても、「この人のやりたい仕事はうちではできない」と判断されれば、不採用になってしまう場合もあるでしょう。
就活の面接で「やりたい仕事」を聞かれたときの回答例
ここでは、就活の面接でやりたい仕事を聞かれたときの例文を、OK例とNG例でそれぞれご紹介します。面接対策の際の参考にしてみてください。
OK例
「私がやりたい仕事は、マーケティング分野でのプロジェクトマネージャーです。大学での学びを通じて、消費者のニーズに基づいた戦略を立てることの重要性を実感しました。特に、デジタルマーケティングに興味があり、SNSやウェブ広告を活用してブランドの認知度を高める施策を実行したいと考えています。
また、私はチームでの協力を重視しており、メンバーと共にアイデアを出し合いながらプロジェクトを進めることにやりがいを感じます。革新的な経営戦略を打ち出している御社で、実際のプロジェクトに携わりながら成長していけることを楽しみにしています」
NG例
「給与の高い仕事や楽な仕事であれば良いと考えています。特に興味を持っている分野はないので、だからこそどのような仕事でもやっていける自信があります」
面接までに「やりたい仕事」が分からなかったときは?
面接で「やりたい仕事」が分からなかった場合、正直にそのことを伝えつつ、自分の興味や意欲を強調するようにしましょう。回答の例文としては、以下のようなまとめ方が挙げられます。
「現在やりたい仕事は明確には決まっていませんが、私は新しいことに挑戦することや、チームでの協力を通じて成長することに興味があります。これまでの学生生活を通じて、●●や△△の分野に魅力を感じており、御社での業務を通じてさらに深めていきたいと考えています」
自分の姿勢や意欲を伝えると、たとえやりたい仕事が明確でない場合でも、マイナスイメージにつながりにくくなるでしょう。
ハタラクティブは、新卒や既卒、フリーターなどの若年層に特化した就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、マンツーマンであなたの悩みや希望をヒアリングして求人を紹介します。また、「やりたい仕事が見つからないから就活が進められない」といった就活生には、自己分析や企業研究のコツもアドバイス。ハタラクティブで取り扱う求人は企業に直接取材を行っているので、応募前に企業文化や社風をお伝えすることも可能です。登録・ご利用はすべて無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
やりたい仕事がない就活生に向けたQ&A
ここでは、やりたい仕事がない方が抱えがちな悩みをQ&A形式で解決します。
新卒でやりたい仕事がないのですが、どうすれば良い?
やりたくない仕事をピックアップし、それ以外の職種から就職先を絞る方法があります。また、将来なりたい姿を想像し、身につけたいスキルから仕事を選択するのも手です。将来なりたい姿を考えずに仕事を選ぶと、後々後悔する可能性があります。このコラムの「やりたい仕事が見つからない就活生が今すぐできること」では、やりたい仕事が見つからないときの対処法を解説しているので、就活生はぜひご参照ください。
「やりたい仕事」と「できる仕事」のどちらを選ぶべき?
やりたいと思える仕事がない場合は、「できる仕事」に就くのも選択肢の一つといえるでしょう。得意分野を活かせる業務内容なら、仕事に対するモチベーションを維持しやすいからです。反対に、興味がある業界ややりたい仕事・挑戦したい分野がある場合は、できるだけ若いうちにチャレンジするのがおすすめ。その仕事が未経験であっても、年齢が若ければ企業からポテンシャルや熱意を評価してもらいやすい可能性があります。
福利厚生を基準にやりたい仕事を見つけても良い?
やりたい仕事が見つからない場合は、福利厚生から就職先を探すのも手です。一般的な社会保険の例としては、健康保険や雇用保険、介護保険、厚生年金保険などがあります。ほかにも、家賃援助や資格取得支援制度など、企業によって制度はさまざまです。「福利厚生には何がある?企業が用意する目的と対象となる条件について解説」を参考に、あなたのライフスタイルに合った福利厚生を調べてみましょう。
やりたいことはわからないけど、とりあえずゆるく働きたい…
「自分にとってゆるく働ける仕事や環境とは何か」を明確にしましょう。リモートワークやフレックスタイム制度のある職場で自由な働き方をしたい、自分の趣味に関する分野の仕事で楽しみながら働きたいというように、「ゆるく働く」の基準は人それぞれです。そのうえで自分に合った働き方を見つけるため、自己分析をしたり、希望する職場環境を叶えられる企業の情報収集をしたりすると、理想とする仕事や企業を見つけられる場合があります。
やりたい仕事がないときは誰に相談すべき?
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。