履歴書の封筒への入れ方を解説!三つ折りは可?クリアファイルは使う?

履歴書の封筒への入れ方を解説!三つ折りは可?クリアファイルは使う?の画像

この記事のまとめ

  • 履歴書はクリアファイルに入れてから封筒に収める
  • 履歴書は二つ折りが望ましいため、封筒はA4サイズが入る大きさを選ぶ
  • 履歴書の入れ方は、証明写真側が封筒の表側にくるのが正しい
  • 履歴書の封筒への入れ方だけでなく、郵送と手渡しとの提出マナーの違いも確認する
  • 郵送で提出する際は、入れ方以外にも封筒の宛名書きに注意する

就職や転職活動を進めるうえで、履歴書の封筒への入れ方に迷うこともあるでしょう。履歴書の提出は折り方や封筒のサイズ、入れる向きにも決まりがあり、注意が必要です。
このコラムでは封筒への入れ方や宛名の書き方など、履歴書の提出方法を幅広く解説します。提出された履歴書は応募者のビジネスマナーを測る一つの指標となるため、基本的な事柄を押さえておくことが大事です。参考にして就活マナーの確認にお役立てください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

履歴書の封筒への入れ方の基本

履歴書は封筒の宛名を書く面と、履歴書の証明写真がある面をそろえて入れましょう。採用担当者が封筒を表面側にして開封し、履歴書を取り出したときに顔写真が目に入るのが正しい向きです。

また、履歴書は採用担当者の読みやすさを考慮し、二つ折りにして封筒に入れるのが基本です。二つ折りとは履歴書を購入した際の記名欄を外側にして、折目に沿って畳んだ状態のこと。
アルバイトでよく用いられる三つ折りや四つ折りは、文字が折り目と重なることで読みにくくなります。また、折り目の付いた書類は浮いてしまうため扱いにくくなることも。就職・転職活動では避けましょう。

履歴書は大切な書類のため、折れや汚れを防止するクリアファイルに入れてから封筒に収めるのがマナーです。A4サイズで新しい透明のクリアファイルを選び、採用担当者が応募書類を管理しやすいように配慮しましょう。

履歴書を入れる封筒については、「封筒の書き方マナー!就活の履歴書を郵送・持参するときの注意点を解説」のコラムでもご確認ください。

未経験OK多数!求人を見てみる

履歴書を入れる封筒の選び方

履歴書を入れる封筒は、A4サイズが入る「角形A4号」か「角形2号」で、色は白を選びます。白い封筒はコンビニエンスストアや書店、100円ショップなどで購入可能です。

茶封筒は事務的な書類に用いられることが多く、別の書類に紛れたり開封されるのが遅くなったりする恐れがあるので、避けるのがベター。封筒の色やサイズについては「履歴書はどんな封筒に入れればいい?適切な色やサイズを確認しよう」のコラムをご覧ください。

履歴書の封筒に入れるもの

履歴書を送付する封筒には、企業から特に指定がなければ「添え状」と「履歴書」を入れましょう。企業から特定の書類が指定されている場合は、追加してください。

添え状

添え状とは「どのような書類が何枚入っているのか」を伝える書類であり、職務経歴書は経験のある業務内容や持っているスキルをまとめた書類です。履歴書を郵送する場合は添え状を書きましょう。添え状を同封することで、先方が応募書類に不足がないかを確認できるようになります。

添え状の書き方は「添え状の書き方とは?応募書類を送る際のポイントや注意点も解説」のコラムで詳しく解説しているので、参考にしてください。なお、履歴書を担当者に直接手渡しする際は、直接挨拶や書類の説明ができるため、添え状は不要です。

職務経歴書

職務経歴書とは、これまでの職務をまとめた書類のこと。履歴書と似ていますが、履歴書は簡単な経歴のみを記載するに留まるため、詳しい職務内容や実績について説明できません。

これまでに勤務してきた企業の詳細や担当していた仕事、実績や経験、身に着けたスキルなどを細かく説明するのが職務経歴書。職務経歴書の提出に関しては「転職活動に職務経歴書は必要?履歴書と両方提出の理由や書き方を解説」のコラムをご覧ください。

履歴書を郵送する場合の封筒マナー

履歴書を郵送で提出する際は、封筒の入れ方以外にも封筒の宛名書きに配慮する必要があります。特に、封筒の書き方は部署宛と個人宛でも異なるため気をつけましょう。

封筒の書き方:表面

封筒の表面には、黒のペンで右上に横書きで郵便番号、中央には縦書きで応募先企業の住所・宛名を書きます。企業名を「(株)」のように省略するのは失礼にあたるので避けてください。

表面左下には赤のペンで「履歴書在中」と書きます。ただし、職務経歴書も同封する場合は、履歴書以外の書類が入っていることを認識してもらうために「応募書類在中」と書きましょう。

部署宛に履歴書を郵送する場合

部署宛に履歴書を郵送する場合、宛名は「△△株式会社 人事課 御中」とします。宛先が印字されている場合には「△△行」を「△△御中」と書き換えます。

個人宛に履歴書を郵送する場合

個人宛に履歴書を郵送する際は、宛名は「△△株式会社 人事課 採用ご担当 △△様」と書きます。担当者名をいれる場合は、会社名のあとに「御中」は不要です。二重敬語となるため、併用して記入しないように注意してください。

「御中」と「様」の使い方については「「御中」と「様」は併用できる?違いと使い分けを確認しよう」のコラムで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

封筒の書き方:裏面

差出人の郵便番号・住所・氏名は、封筒の裏面左側に書きます。表面の宛名を横書きにした場合には、裏面も横書きで書いて向きをそろえましょう。

履歴書を郵送する際の注意点

履歴書を郵送する場合は、封筒の閉じ方と郵便料金の不足に注意が必要です。封筒は端から端までのり付けしたあと、上から「〆」と書きましょう。「〆」印は封字と呼ばれており、確実に封をしたことを伝える役割があります。
また、履歴書・職務経歴書を含めた応募書類は一般的に100g以内の定形外郵便となり、切手代は140円が目安です。しかし、自分で切手を貼ってポストに投函すると料金不足のリスクもあります。できれば郵便局の窓口で出すのが望ましいでしょう。

履歴書を郵送する際の方法は「履歴書を郵送するときの正しい方法を知ろう!【報告メールの例文つき】」も参考にしてください。

履歴書を手渡しする場合の封筒マナー

履歴書を手渡しする場合、封筒の表面に宛名は書きません。左下に赤で「履歴書在中」と書き、裏面は自分の住所と名前を書きます。また、手渡しでは封をしないのがポイントです。

なお、履歴書は手渡しする場合でも、シワや汚れから守るため封筒に入れるのが基本。一生懸命書いた履歴書も、シワや汚れがあるとマイナスイメージを与える恐れがあるため、取り扱いには充分気をつけましょう。

面接官に履歴書を手渡しする手順

すぐに面接が行われる状態で履歴書を提出する場合は、封筒から出す手間を省くためにも応募者自身で履歴書の入ったクリアファイルを封筒から取り出し封筒の上に重ね、相手が読みやすい向きに持ち直してから面接官に両手で手渡ししましょう。
また、履歴書を手渡す際には「よろしくお願いいたします」とひと言添えるのがおすすめです。

受付で履歴書を手渡しする場合

受付の人に履歴書を預ける際は、クリアファイルを封筒から出さずに相手側に向けて両手で差し出します。履歴書は個人情報が記載されているため、むやみに人に見せてはいけません。「危機管理能力が足りない」とネガティブな印象を与えてしまう可能性もあるので、注意しましょう。

また、面接官以外に預ける場合は「△△部の△△様宛の書類を持参しました」など、ひと言添えることで、より好印象に映るでしょう。履歴書を手渡しする際の方法は「履歴書を手渡しするときは封筒なしでも良い?持参する際のマナーも解説!」で詳しく解説しています。

履歴書の封筒への入れ方はエージェントに相談しよう

就職活動のマナーに不安を抱いている方は、ぜひハタラクティブをご活用ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、履歴書の書き方や提出方法に関する相談もお受けします。また、ポテンシャルや人柄を重視する企業の求人を紹介しており、スキル・経験に自信がない方も安心です。専任の就活アドバイザーがカウンセリングから選考対策まで、あなたの就職・転職活動を完全サポートいたします。登録や利用はすべて無料のため、お気軽にお問い合わせください。

封筒の入れ方はどうする?履歴書マナーに関するQ&A

ここでは、就職や転職活動でありがちな、履歴書のマナーに関するお悩みをQ&A形式で紹介します。

履歴書を封筒に入れる際には三つ折りにしても良い?

就職や転職活動の履歴書は二つ折りにするのがマナーです。
アルバイトに応募する際の履歴書は、三つ折りが許容されることもありますが、正社員の場合は企業側の扱いやすさを考慮し、二つ折りにするのが一般的。折り目が増えると企業側は書類を管理しにくくなり、開く手間もかかるため扱いづらくなります。就職や転職活動で履歴書の三つ折りを避ける理由は「履歴書に長封筒は使ってOK?三つ折りが駄目な理由や基本のマナーを解説」のコラムでも触れているため、参考にしてください。

履歴書を手渡しする際、添え状は必要?

履歴書を手渡しするときは、添え状は必要ありません。
添え状は書類の中身の説明と挨拶状を兼ねており、郵送のときのみ同封します。ただし、手渡しであっても採用担当者が不在の場合は添え状を同封する可能性があるため、念のために準備しておくと安心です。

履歴書と職務経歴書は一緒の封筒に入れても良い?

採用担当者が応募書類を管理しやすいように、履歴書と職務経歴書は一緒の封筒に入れて構いません。応募書類は「添え状・履歴書・職務経歴書・その他の書類」の順番でクリアファイルに挟みます。応募書類をいれる封筒については「応募書類を入れる封筒は何を選べばいい?書き方や郵送時のマナーも紹介」のコラムでも詳しく解説しています。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ