中卒向けの就職先は?仕事探しに役立つ就職支援サービスのランキングも!

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この記事のまとめ

  • 中卒者の就職先におすすめの職種は、「公務員」「営業職」「施工管理職」など
  • 中卒者が就職先を選ぶときは、学歴不問の求人に注目するのがおすすめ
  • 中卒者が就職先選びに迷ったときは、自己分析やキャリアプランの設定をしよう
  • 中卒者の就職先選びには、ハローワークや就職エージェントなどのサービスが役立つ

中卒者のなかには、就職先に悩んでいる方もいるでしょう。中卒者におすすめの職種は、営業職や販売・接客スタッフ、施工管理職などです。これらの職種は基本的に資格が不要で、学歴・経験不問の求人を出している企業が多いため、就職のチャンスがあります。このコラムでは、中卒者が就職先を選ぶときのポイントや、活用すべきサービスなども紹介しているので、参考にしてみてください。

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中卒の就職先におすすめの職種15選

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中卒の就職先には、以下の15職種がおすすめです。

1.公務員
2.営業職
3.警備員
4.調理スタッフ
5.販売・接客スタッフ
6.介護職
7.IT関連の職種
8.工場作業員
9.施工管理職
10.ドライバー
11.Webライター
12.コールセンターオペレーター
13.事務職
14.美容関連の職種
15.ウェディングプランナー

この項では、それぞれの職種の特徴やおすすめの理由を解説します。

1.公務員

公務員とは、国や地方公共団体の職員として、非営利目的で社会に貢献する職種を指します。国家公務員の就職先は中央官庁やその出先機関で、地方公務員の就職先は各都道府県庁や市役所・区役所です。公務員試験は基本的に学歴不問なので、試験や選考に通過すれば中卒から公務員になれます。ただし、試験によっては年齢制限があるため、受験対象をよく確認しましょう。公務員に興味がある方は、「中卒から公務員を目指す!おすすめの職種4選やメリット・デメリットを解説」も確認しておきましょう。

2.営業職

営業職とは、会社の商品やサービスを顧客にPRして、契約に結びつける職種です。営業職は学歴よりも若さやポテンシャル、コミュニケーション能力などが評価されやすいので、中卒から挑戦しやすい職種といえます。インセンティブ制度を導入している会社もあるため、高収入を目指したい方は、就職先を選ぶ際にチェックしてみてください。営業職の概要は「顧客別に見る営業の仕事」でも詳しく解説しています。

正社員

コンサルティング営業

  • 年収 600万円 ~ 960万円

  • 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり

3.警備員

警備員は、施設やヒト、モノなどの警備を行います。主な就職先は、大手や中小の警備会社です。警備員は基本的に学歴や経歴、年齢などが問われません。また、就職に必須の資格もないため、無資格・未経験の方も挑戦しやすいでしょう。警備員に興味がある中卒者は、「警備員に資格は必要?種類や難易度・給料への影響も解説」もチェックしてみてください。

正社員

常駐セキュリティスタッフ職

  • 年収 284万円 ~ 439万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり

4.調理スタッフ

調理スタッフとは、食材の下処理や調理、盛り付けなどを行う人を指します。就職先は、レストランやカフェ、学校、ホテル、病院などです。就職先によっては調理師免許が必要な場合もありますが、経験や学歴が問われない求人も多くあるので、中卒者をはじめ未経験からチャレンジしやすい職種といえます。「就活アドバイザーが教える!調理スタッフのお仕事」では、仕事内容だけでなく平均年齢や年間休日なども紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

5.販売・接客スタッフ

販売・接客スタッフとは、お客さまに商品を販売したり、サービスを提供したりする人のことです。特別な資格は必要なく、未経験歓迎の求人も多いため、中卒から目指しやすい仕事といえます。就職先は、飲食店やアパレルショップ、百貨店、コンビニエンスストア、アミューズメント施設などさまざまです。販売・接客スタッフになりたい方は、「中卒でなれる販売の正社員」で、向いている人の特徴も確認してみてください。

正社員

販売職

  • 年収 264万円 ~ 370万円

  • 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり

6.介護職

介護職とは、介護サービスを利用している方の生活をサポートする仕事です。就職先としては、介護老人福祉施設や介護老人保健施設、デイサービスセンターなどが挙げられます。介護業界は、少子高齢化の影響による人手不足が問題になっており、採用の間口を広げている施設が多いため、中卒者も挑戦しやすいでしょう。「中卒から介護職は目指せる?就職するメリットや資格を解説」では、介護職に就く方法や向いているタイプを紹介しているので、就職の際の参考にしてみてください。

正社員

サービススタッフ(介護職)

  • 年収 277万円 ~ 327万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,残業少なめ

7.IT関連の職種

IT関連の職種とは、システムエンジニアやプログラマー、Webデザイナーなど、IT業界に関わる仕事です。就職先は職種によって異なり、システムエンジニアやプログラマーの場合はシステム開発会社や各種メーカー、Webデザイナーの場合は広告代理店やWeb制作会社などが一般的。近年の急速なIT技術の発展によって採用を拡大している企業が多いので、「未経験歓迎」「学歴不問」の求人に注目すれば、中卒からの就職も十分に可能といえます。IT関連の職種に就きたい方には、「IT企業とは?その意味や含まれる職種を分かりやすく解説!」のコラムもおすすめです。

正社員

ITエンジニア職

  • 年収 282万円 ~ 437万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり

8.工場作業員

工場作業員とは、工場内でライン作業やピッキング、検品などを行う人を指します。作業品質を保つためにマニュアルを完備している工場が多く、未経験からチャレンジしやすいのが特徴です。就職先によって扱う製品は異なるため、自分が興味のある分野を選んでみましょう。「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」では、工場勤務のメリット・デメリットを紹介しているので、工場作業員を目指す中卒者は、ぜひご一読ください。

正社員

製造・物流(作業員)

  • 年収 277万円 ~ 353万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,残業少なめ

9.施工管理職

施工管理職とは、工事現場における指揮監督や施工のスケジュール管理などを行う仕事です。建設業界は人材の高齢化が問題となっているため、中卒者は若さやポテンシャルを武器に就職活動を進めるのが効果的といえます。施工管理職に就くのに資格は不要ですが、施工管理技士の資格を取ると、より仕事の幅が広がるでしょう。施工管理職の具体的な仕事内容や給与、将来性などが知りたい方は「施工管理の仕事」のコラムも要チェックです。

正社員

施工管理職

  • 年収 363万円 ~ 562万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり

10.ドライバー

ドライバーとは、人や物を目的地まで安全に送り届ける仕事です。運送会社や宅配業者などが主な就職先となります。ドライバーと一口に言っても、バスドライバーやタクシードライバー、ルート配送ドライバーなど種類はさまざまなので、自分に合った分野を選びましょう。ドライバーの種類ごとの特徴は「正社員ドライバーになるためには?仕事内容や転職成功のポイントを解説!」のコラムをご参照ください。

運転免許は何歳からとれる?

警視庁の「受験資格」によると、第一種普通自動車免許は18歳以上で取得が可能です。また、中型免許は20歳以上、大型免許・第二種普通自動車免許は21歳以上で取得できます。同資料には必要な免許経歴も載っているので、ドライバーへの就職を考えている中卒者は、あわせてチェックしておきましょう。

正社員

配送ドライバー

  • 年収 358万円 ~ 456万円

  • 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり

参照元
警視庁
警視庁トップページ

11.Webライター

Webライターは、Webサイト上に掲載する記事を書く仕事です。ライターになるのに必須のスキルはないため、未経験から挑戦できます。中卒者のなかでも、文章を書くのが好き、もしくは苦にならないという方は就職先の一つとして検討してみてください。Webライターについては「自宅でできる代表的な仕事」でも触れています。

12.コールセンターオペレーター

コールセンターオペレーターとは、コールセンター内で顧客の電話対応をする仕事です。必要な学歴や資格は基本的にありません。厚生労働省の「職業情報サイト(日本版O-NET)」によると、コールセンターオペレーターの仕事は、商品の受注や問い合わせ対応などを含む「インバウンド業務」と、勧誘やアンケート調査などを含む「アウトバウンド業務」の2つに分けられます。コールセンターオペレーターを目指す中卒者には、「コールセンターの仕事内容とは」のコラムもおすすめです。

正社員

コールセンター職

  • 年収 239万円 ~ 274万円

  • 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,残業少なめ,諸手当あり

参照元
厚生労働省
職業情報サイト(日本版O-NET)

13.事務職

事務職とは、会社の業務が円滑に進むように従業員のサポートをする仕事です。経理事務・総務事務・営業事務などさまざまな種類があり、それぞれ業務内容が異なります。必須の資格は基本的にありませんが、MOSの資格やパソコンスキルがあると選考で評価してもらえる場合があるようです。未経験から事務職に挑戦したい中卒者は、「未経験から事務職を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」のコラムもご一読ください。

正社員

事務職

  • 年収 302万円 ~ 346万円

  • 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,土日祝休み

14.美容関連の職種

美容関連の職種には、ネイリスト・エステティシャン・美容部員などがあります。これらの職種は必須の資格がない場合が多いので、未経験から挑戦しやすいでしょう。ただし、美容関連の職種のなかには免許が必須の職種もあるので、応募前によく確認する必要があります。中卒から美容関連の職種に就きたい方は「美容関連の仕事」もご参照ください。

15.ウェディングプランナー

ウェディングプランナーは、結婚式のプランニングをメインに行う仕事です。新規顧客を獲得するための営業や契約完了後の打ち合わせ、式当日の運営業務なども行います。必須の資格はないため、未経験からの挑戦も可能です。ウェディングプランナーに関するより詳しい情報が知りたい中卒者は、「ウェディングプランナーになるには?資格は必要?仕事内容ややりがいも紹介」をチェックしてみてください。

中卒が挑戦できる仕事に応募すれば就職できる?

就職活動のポイントを押さえたうえで、応募先企業に自分の強みや入社意欲をしっかりとアピールできれば可能でしょう。また、中卒者が就活を成功させるには、自分に合った求人を選んだり、就職支援サービスを上手に活用したりすることも大切です。中卒の就職事情や就活のコツについては、「中卒が就職できるおすすめの職業9選!就活のコツや資格もご紹介!」で詳しく解説しています。
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中卒が就職先を選ぶときの4つのポイント

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中卒者が就職先を選ぶ際のポイントは、「学歴不問の求人に注目する」「教育制度が整っているかチェックする」「ブラック企業を選ばないように注意する」などです。以下でそれぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.学歴不問の求人に注目する

中卒者は、「学歴不問」の求人に注目して就職先を選びましょう。学歴不問とは、文字どおり「学歴を問わない」という意味を持ちます。ただし、学歴不問の求人のなかには、経歴を重視する会社もあるので注意が必要です。「学歴不問だから」とすぐに応募するのではなく、未経験者を積極的に採用しているのか、それとも即戦力を求めているのかをよく確認しましょう

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2.教育制度が整っているか確認する

教育制度が整っているかどうかを確認するのも、中卒者が就職先を選ぶ際のポイントです。教育制度が整っている会社は、入社後に人材を育成する前提で採用活動をする傾向にあります。そのため、学歴や経験を重視しない場合が多いようです。入社後に業務手順やマナーなどを一から丁寧に学びたい方は、研修内容や期間、教育方針などを事前によく確認しておきましょう。

3.ブラック企業に注意する

中卒者は、ブラック企業に注意して就職先を選びましょう。ブラック企業に明確な定義はありませんが、一般的には「労働時間が異様に長い」「残業が当たり前」「残業代が出ない」「労働に見合った給与が支払われない」といった特徴がある企業を指します。ブラック企業のなかには、求人に虚偽の情報を載せて人材を集める会社もあるので注意が必要です。見極め方は「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」でご確認ください。

4.幅広い視野を持つ

中卒者は、幅広い視野で就職先を探すのも大切です。「○○職はノルマがきつそう」「○○職はやりがいがなさそう」など、イメージだけで求人を選別してしまうと、自分に合う企業との出会いを逃してしまう可能性があります。同じ職種でも、就職先によって細かい業務内容は異なるので、先入観だけで選ばないようにしましょう。
就職先を探す際のコツは「中卒女性が仕事を探すときのポイントを解説!おすすめの職業と資格とは」でも詳しく紹介しているので、あわせてご参照ください。

中卒の就職に資格は必要?

中卒の就職に資格は必須ではありません。しかし、応募企業の業務内容に合った資格を持っていると、選考で評価してもらえる可能性があります。また、高等学校卒業程度認定試験に合格すれば、高卒以上の求人に応募できる場合があるため、就職の幅を広げたい方は受験を検討してみると良いでしょう。資格の取得を考えている方は、「中卒者の資格取得は転職に有利?高収入につながるおすすめの種類を紹介」もぜひご覧ください。

中卒が就職先選びで迷ったときのヒント

中卒が就職先選びで迷ったときのヒントの画像

中卒者のなかには、仕事を探してみたものの「求人が多くて決められない…」「どの仕事が自分に合うのか分からない…」という方もいるでしょう。就職先選びに迷ったときは、自己分析や企業分析、キャリアプランの設定などを行うのがおすすめです。就活の軸や将来の展望をある程度固めておけば、自分に合った就職先を見つけやすくなります。

自己分析・企業研究をしてみる

中卒者は、就職先を決める前に自己分析と企業研究を行いましょう。自己分析は、これまでの人生を振り返って、自分の得手不得手や好き・嫌いなどを明確にする作業を指します。企業研究は、Webサイトや会社説明会、インターンシップなどによって企業の特徴や他社との違い、求める人物像などを分析する作業です。自己分析によって自分の強みを明確にし、就職先でどう活かせるかを考えてみましょう。適性のある仕事が浮き彫りになるため、就職先を選びやすくなります。また、就活で自身の採用メリットをアピールしやすかったり、就職後のミスマッチが生じづらくなったりするのもメリットです。

キャリアプランを設定する

キャリアプランを考えるのも、中卒者が就職先を決めるのに役立ちます。キャリアプランの設定とは、理想の生活や将来像をイメージし、それを実現するための計画を立てることです。目指すべきゴールがあれば、今何をすべきなのか・どの会社でどのような経験を積めば良いかが明確になり、自分に合った求人も取捨選択しやすくなるでしょう。また、面接でキャリアプランを聞かれることもあるため、考えておいて損はないといえます。キャリアプランの立て方や面接で伝える際のポイントなどは「面接でキャリアプランを質問されたときの答え方は?例文もご紹介!」でまとめているので、参考にしてみてください。

就活では企業が抱きやすい学歴への懸念を解消しよう

採用活動を行う企業のなかには、応募者の能力を判断する際に学歴を一つの指標にするところも。大卒や高卒と比較したとき、中卒者に対して「学習意欲や忍耐力に欠けるのでは…?」と不安視する企業もゼロではないようです。就職活動では、自分の強みを積極的にアピールし、企業が抱きやすい学歴への懸念を払拭しましょう。「中卒ならではの強みを考える」で解説しているように、中卒だからこその強みもあります。

中卒の就職先選びに役立つ3つの就職支援サービス

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ハタラクティブの「若者しごと白書2023」によると、フリーターや正社員が就職先選びで使うサービスランキングは以下のとおりです。

順位高卒フリーター高卒正社員大卒フリーター大卒正社員
1位求人・転職サイト求人・転職サイト求人・転職サイト求人・転職サイト
2位ハローワークハローワーク就職・転職エージェント就職・転職エージェント
3位家族や親戚からの紹介就職・転職エージェントハローワーク企業ホームページ

引用:ハタラクティブ「企業探しの手段・利用サービス【学歴別】(25p)

上記の調査対象に中卒者は含まれていませんが、これらのサービスを活用すると就職先選びがスムーズに進む可能性があります。それぞれのサービスの特徴は以下でご確認ください。

1.求人・転職サイト

求人・転職サイトとは、就活に役立つ情報が掲載されたWebサイトです。掲載されている求人に応募したり、企業のセミナーや説明会の参加申し込みをしたりできます。スマートフォンやタブレット端末などから簡単に登録ができ、どこからでも気軽に求人を閲覧できるのが特徴です。ただし、就職活動の日程調整や企業とのやり取りなどは自分で行う必要があるので、スケジュール管理が苦手な場合はストレスを感じることがあります。

2.ハローワーク

ハローワークは、厚生労働省管轄の就職支援機関です。職業紹介や就職活動のサポートだけでなく、雇用保険の手続きなども行っています。47都道府県に設置されており、地元の就職に強いのが特徴です。求人数の多さも魅力ですが、無料で求人掲載できるがゆえにブラック企業が紛れ込みやすいのが難点といえます。利用方法は「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」で詳しく説明しているので、ハローワークで就職先を探そうと考えている中卒者はぜひ確認してみてください。

中卒が就職先を探す際にハローワークは利用できる?

ハローワークを利用するのに学歴や年齢による制限はないため、求職中で義務教育を修了した満15歳以上の方なら利用できます。とはいえ、中卒で応募できる求人の数は少ない傾向です。厚生労働省の「令和4年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ」でも、高校新卒者の求人数が約44,4000人であるのに対して、中学新卒者の求人数は1,077人と大きな差があります。中卒者は就職先の選択肢を増やすためにも、ハローワークとほかの就職支援サービスを併用するのがおすすめです。
 

参照元
厚生労働省
令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和5年3月末現在)

3.就職・転職エージェント

就職・転職エージェントとは、就職先を探す人と人材を求める企業のマッチングを行っている、民間の就職支援機関です。求人紹介や応募書類の添削、面接対策、企業とのやり取り代行、入社後のフォローなど、就職活動を一貫してサポートしてくれます。自分に合うサービスやアドバイザーを見つけるのに苦労する場合があるため、複数のエージェントに登録して利用するサービスを見極めるのが良いでしょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023

「一人で就職活動を進める自信がない」「自分に合う就職先が分からない」と悩んでいる中卒者の方は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなど若年層に特化した就職支援サービスです。アドバイザーがマンツーマンでサポートするので、就職活動が初めての方も安心してご利用いただけます。サービスはすべて無料なので、お気軽にご連絡ください。

中卒の就職先に関するQ&A

この項では、「中卒は就職できない?」「就職しなかった中卒の末路は?」など、就職先を探す中卒者の悩みをQ&A方式で解消します。ぜひ参考にしてください。

中卒は就職できないって本当?

中卒者が就職することは可能です。ただし、就職率が高卒や大卒に比べて低いのも事実なので、「学歴不問や未経験歓迎の求人を選ぶ」「教育制度が整った会社を選ぶ」「人手不足の業界を狙う」というように、就職先の選び方を工夫する必要はあります。中卒者の就職が難しいとされる理由は、「中卒の就職活動が難しいとされる3つの理由」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

就職しなかった中卒の末路は?

中卒者が就職しなかった場合、「正社員との収入差が開く」「年齢を重ねるにつれてアルバイトの面接にも通過しにくくなる」といったデメリットが生じることがあります。20代までは若さやポテンシャルを評価してもらいやすいですが、年を重ねるにつれて即戦力が求められるようになるからです。将来に不安がある方は、「中卒フリーターの末路は?正社員への就職を成功させるコツをご紹介」も確認しておきましょう。

中卒の収入はどれくらい?

政府統計の総合窓口(e-Stat)の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、中卒の平均賃金は20代前半が23万9,700円、20代後半が27万円です。学歴全体の平均賃金は20代前半が24万3,900円、20代後半が28万7,600円なので、中卒の賃金は平均に比べて若干低めであることが分かります。「中卒者の給与事情」では、年収想定額にも触れているので、あわせてご参照ください。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
賃金構造基本統計調査

中卒者の履歴書の書き方は?

中卒者の場合、履歴書の学歴欄には「中学校卒業」と記載します。高校を中退して最終学歴が中卒になった場合は、高校中退の旨を記載しましょう。詳しい記載方法は「中卒の履歴書はこう書く!学歴欄や志望動機の書き方の基本を押さえよう」でご確認ください。

中卒の就職を成功させるコツは?

中卒の就職を成功させるには、幅広い視野で求人を探したり、未経験歓迎の求人に注目したりすることが大切です。また、就職エージェントを含む就職支援サービスを活用するのも効果的。就職エージェントのハタラクティブは、求人紹介から内定獲得までのサポートをしているので、ぜひ利用を検討してみてください。

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