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大卒フリーターの割合は?就職活動の進め方やおすすめの職種も紹介

更新日2024/09/05

大卒フリーターの割合は?就職活動の進め方やおすすめの職種も紹介の画像

この記事のまとめ

  • 大卒でフリーターになる主な理由は、就活をしていないことや内定が出なかったこと
  • 大卒フリーターの割合は約2割で、なかには就職してからフリーターになる場合もある
  • 大卒フリーターのメリットは、「時間に余裕がある」「責任が比較的軽い」など
  • 大卒フリーターのデメリットは、スキルを身につけにくく正社員になりにくいこと
  • 正社員を目指すなら、ハローワークや就職エージェントを活用して早めに行動しよう

大卒フリーターを「楽しい」と思う一方、将来に不安を感じる方もいるでしょう。

このコラムでは、大卒フリーターの割合や就職しなかった理由を紹介します。また、大卒フリーターのメリット・デメリット、続けるリスクも解説。さらに、大卒フリーターにおすすめの職種や就活の進め方、履歴書の書き方や面接対策などもまとめています。大卒フリーターから正社員を目指している方は参考にしてみてください。

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目次

  • 大卒フリーターになる人の割合
  • 大卒でフリーターになる3つの理由
  • 大卒でフリーターをする5つのメリット
  • 大卒フリーターでいる5つのデメリット
  • 大卒フリーターは卒業後3年以内に就職するべき?
  • 大卒フリーターの就職におすすめの4つの職種
  • 大卒フリーターの就職活動の進め方
  • 大卒フリーターから正社員になるための履歴書の書き方
  • 大卒フリーター向けの面接のポイント
  • 1人で就活するのが不安な大卒フリーターはどうすれば良い?
  • 大卒フリーターの方のためのQ&A

大卒フリーターになる人の割合

独立行政法人労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-」によると、2017年時点でのフリーターの学歴構成は下記のとおりです。

 中学卒高校卒専門・短大・高専卒大学・大学院卒
男性11.4%48.6%16.9%21.8%
女性9.0%44.9%28.8%16.0%

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③-平成29年版「就業構造基本調査」より-(55p)図表2-24 フリーターの学歴構成の推移」

フリーターのうち、大卒や大学院卒者は約2割を占めていることから、大学卒業後、就職せずに大卒フリーターとなっている方は少なくないといえるでしょう。

大卒フリーターは男女ともに増加傾向

同調査の大卒フリーターの割合の推移を見ると、1997年からの20年間で増えていることが分かります。女性のフリーターは約2倍増えている状況です。

 1997年2002年2007年2012年2017年
男性12.5%14.8%16.4%23.2%21.8%
女性8.4%8.5%11.7%16.2%16.0%

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③-平成29年版「就業構造基本調査」より-(55p)図表2-24 フリーターの学歴構成の推移」

1990年代後半から就職氷河期に入り、大卒でフリーターになる方が増えた時期と見られます。また、雇用の拡大には景気回復が必須であるものの、経済的に不安定な時期が続いており、正規雇用の数が増えにくい背景もあるようです。

さらに、働き方の多様化が進み、正社員として就職しない人が増えているのもフリーター増加の要因と考えられます。フリーターとしての柔軟な働き方が、自分のライフスタイルに適していると感じる人が増えている可能性もあるでしょう。

フリーターの定義とは

上記の統計では、「フリーター」を以下のように定義しています。

  • ・15~34歳
    ・在学していない
    ・女性の場合は未婚者のみ
    ・パートまたはアルバイトとして雇用されている人
    ・現在無職でパートまたはアルバイト、契約社員での就業を希望している人

「無職とフリーターの違いは?将来のために有効的に時間を使おう!」のコラムではフリーターの定義やニートとの違いを詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
JILPT資料シリーズ No.217「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-」

大卒でフリーターになる3つの理由

大卒でフリーターになる3つの理由の画像

大卒フリーターとは、大学卒業後に正社員として就職せず、フリーター生活をしている方のことです。なかには「やりたい仕事が分からない」「夢や目標のためにとりあえずお金を貯めたい」などの理由によって学生時代に就活をせず、卒業後そのままフリーターになる場合もあるでしょう。
以下で、大学卒業後にフリーターになる主な理由をご紹介します。

大卒でフリーターになる理由

  • 就活をしなかった
  • 就活したにもかかわらず内定が出なかった
  • 新卒入社した会社を短期離職した

1.就活をしなかった

大卒フリーターのなかには、学生時代に就職活動をしなかったことでフリーターとなった方もいるようです。「やりたい仕事が見つからない」「楽しそうな仕事や自分に向いている仕事を探したい」など漠然と考えた結果、応募先企業が決まらない場合もあります。

また、「やりたい仕事を探している最中に焦って就活するよりも、フリーターをしながらゆっくり探したほうが良いのでは?」と考える方もいるようです。また、開業や留学といった夢のためにフリーターとして経験を積んだり、効率的にお金を貯めたりする場合もあります。

2.就活したにもかかわらず内定が出なかった

大卒フリーターのなかには、就活に取り組んだものの内定がもらえないまま卒業してしまった方もいるでしょう。就職失敗の理由には、企業研究の不足や応募先の選り好みなどが挙げられます。自分の理想にこだわり過ぎて選択肢を狭めてしまった結果、内定を得られないこともあるかもしれません。

卒業後は在学中より就職先の選択肢が減るため、フリーターではなく就職浪人や進学といった選択肢をとる方もいるようです。

3.新卒入社した会社を短期離職した

大学卒業後一度は就職したものの、短期間で離職してしまいフリーターになる方もいます。「職場に馴染めない」「待遇が良くない」「思っていた仕事と違う」などが主な理由として挙げられるでしょう。

独立行政法人労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-」によると、大学卒業後に非典型雇用(パートやアルバイトを含む)に就いている比率は、下記のとおりです。

性別大学卒業後に非典型雇用で働いている割合
男性10.0%
女性17.9%

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-(8p)図表1-3 有業・無業状況の学歴別構成比(15-34 歳、在学者を除く)」

大学卒業後に就職せずフリーターになる方は、全体の2割未満であることが分かります。

しかし、大卒で就職後、3年以内に離職した方は約3割もいる実態もあります。厚生労働省「新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況」によると、新規大卒就業者の離職状況は下記のとおりです。

 1年目までの離職率2年目までの離職率3年目までの離職率
令和4年3月卒12.0%--
令和3年3月卒12.3%12.3%-
令和2年3月卒10.6%11.3%10.4%

参考:厚生労働省「新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況」

大卒で就職しても、1年ごとに約10%の方は離職していることになります。離職後すぐに転職する方もいますが、そのまま大卒フリーターになってしまう方も多いようです。年齢の若さは転職で有利になる場合もあるため、早い段階で退職を決める場合もあります。

全人口におけるフリーターの割合が気になる方は、「フリーターの割合は全人口でどれくらい?正社員になるためのコツも紹介」のコラムもご参照ください。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
JILPT資料シリーズ No.217若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―
厚生労働省
政策について

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大卒でフリーターをする5つのメリット

大卒フリーターのメリットとしては「正社員よりも自由な時間が多い」「任される仕事の責任が比較的軽い」ことなどが挙げられるでしょう。以下、それぞれ解説します。

大卒でフリーターをするメリット

  • 時間に余裕がある
  • アルバイトの掛け持ちができる
  • 職場の変更がしやすい
  • 責任が少ない
  • 自由な働き方ができる

1.時間に余裕がある

大卒フリーターは、時間に余裕があるのがメリットの一つです。就業時間や勤務日数をある程度希望に合わせて決められます。

また、時給で働くフリーターに長時間勤務をさせる会社は少なく、残業が少ないのも特徴です。一般的に正社員よりもフリーターのほうが休みが取りやすいので、柔軟な働き方をしたい方に適した働き方といえるでしょう。

2.アルバイトの掛け持ちができる

大卒フリーターのメリットの一つとして、アルバイトの掛け持ちができることが挙げられます。正社員のダブルワークを禁止している企業が多くあります。

一方で、フリーターならアルバイトの掛け持ちや副業が認められやすい傾向にあるようです。そのため、自由度が高く、多くの仕事を経験してみたい方には良い点といえるでしょう。アルバイトを掛け持ちすることで異なる仕事を体験する機会が増え、スキルを増やしたり自分の適性を見極めたりすることができます。

3.職場の変更がしやすい

大卒フリーターに限らず、アルバイトは正社員に比べて退職のハードルが低い傾向があります。有期契約なので、辞めるのはそれほど難しくありません。

正社員の転職に比べると次の職場を見つけやすく、自分に合う仕事が分からない方には好都合といえるでしょう。また、スキルや人脈を広げられるのもメリットです。

4.責任が少ない

アルバイトは正社員の補佐という役割のため、大きな責任を伴う仕事を任せられることは少ないようです。大卒であっても、フリーターである以上は簡単な仕事が中心になります。

そのため、正社員よりプレッシャーを感じずに働くことが可能です。仕事に対するストレスが少なく、心の余裕を持ちながら働ける利点もあります。

5.自由な働き方ができる

フリーターは正社員に比べて就業規則に縛られにくく、自由な働き方ができるのも魅力です。たとえば、ネットビジネスやクラウドソーシングサービスを利用して個人事業を営むこともできます。

また、アーティスト活動のように夢を追いかけつつアルバイトに励む方もいるようです。このような自由な働き方は正社員では実現しにくく、フリーターでいることのメリットでしょう。正社員は就業時間が決まっているため、個人の時間を十分に確保することが難しいことが多いですが、フリーターであれば自分のライフスタイルに合わせて仕事の選択ができます。

フリーターの有給休暇について気になる方は、「有給休暇の期限とあわせて付与日数も押さえよう!」もご参照ください。有給休暇の期限や付与要件といった制度の基本をまとめています。

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大卒フリーターでいる5つのデメリット

大卒フリーターのデメリットには「スキルが身につきにくい」「収入を上げづらい」などが挙げられるでしょう。以下、大卒フリーターのデメリットを紹介します。

大卒フリーターでいるデメリット

  • スキルが身につきにくい
  • フリーター期間が長いほど正社員になりにくい
  • 収入アップが難しい
  • 社会的信用が得にくい
  • 解雇されるリスクが高い

1.スキルが身につきにくい

アルバイトは比較的対応しやすい仕事を任される傾向にあり、フリーターは仕事のスキルが身につきにくいことがデメリットです。専門的なスキルを身につける機会が少なく、いざ正社員として就職したくても「アピールできるスキルが少ない」と悩んでしまう場合もあるでしょう。

就職の選考でスキルの豊富な転職者と比較されると、不利になる恐れがあるため注意が必要です。

2.フリーター期間が長いほど正社員になりにくい

フリーターの期間が長いほど、就職が難しい傾向にあります。大卒であっても、アルバイト期間が長引くと採用に難色を示す会社も多いようです。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査「大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回 若者のワークスタイル調査」から―」を見ると、フリーター期間が1年を過ぎると正社員移行率が下がることが分かります。

図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合の画像

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合(p.128)」

就職活動においてフリーター期間は正式な職歴とは見なされないため、長引くほど「なぜ就職しなかったのか」と疑問視されてしまう恐れもあります。特に、単発のアルバイトは職務経歴書に書かないのが一般的なので注意が必要です。

「フリーター向け履歴書の書き方~職歴~」では履歴書に書くべき職歴を紹介しているので、参考にしてみてください。

3.収入アップが難しい

収入アップが難しいのも、大卒フリーターのデメリットの一つです。

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況(6)雇用形態別にみた賃金」によると、正社員と正社員以外の賃金格差は以下のとおりでした。

年齢正社員・正職員の平均賃金正社員・正職員以外の平均賃金
20~24歳22万8,700円19万4,800円
25~29歳26万3,600円21万6,400円
30~34歳29万4,100円22万1,400円
35~39歳32万7,000円22万500円
40~44歳35万4,600円22万600円

参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金(第6-1表)」

賃金格差は20〜24歳では3万3,900円ですが、40〜44歳になると13万4,000円まで開いています。年収にすると、160万8,000円もの差です。なお、上記賃金には、残業代や各種手当は含まれていないため、実際の賃金格差はさらに大きいと考えられるでしょう。

大卒者は大学で学んだ専門的な知識や教養が評価されやすく、正社員として就職すれば高卒や中卒よりも基本給が高めに設定される傾向にあります。また、ボーナスや昇給もあるため、就業期間が長くなるほど収入アップが期待できるでしょう。

一方、アルバイトでは学歴が給与に反映されることは少なく、給与は一律なのが一般的です。昇給は10円単位と少なくボーナスも期待できません。
また、フリーターは病気や怪我で長期間の休みが必要となった場合、収入維持が難しくなります。フリーターも条件を満たせば正社員と同様に有給休暇が付与されますが、傷病休暇や傷病手当は対象外となるのが一般的です。

大卒フリーターとして過ごしていると、正社員として働く同世代と次第に収入差が開いていく恐れがあるといえます。フリーターと正社員の生涯賃金の違いについては「フリーターの末路とは?生活に与える影響や回避に向けた就職成功のコツを紹介」のコラムでも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

4.社会的信用が得られにくい

フリーターのデメリットとして、社会的信用を得られにくいことが挙げられます。大卒であっても、フリーターという収入が少なく不安定な雇用形態は、世間的にマイナスの印象をもたれてしまう可能性もあります。よって、「ローンが組みづらい」「クレジットカードの審査にとおらない」といったことが起こりやすくなり、高額な買い物は難しくなるでしょう。

また、社会的信用の低さによって結婚のハードルが高くなることもあります。収入が不安定なまま結婚すると、その後の生活が苦しくなる恐れがあるからです。さらに、就職していないことを理由に、結婚相手の家族に認めてもらえない恐れもあります。
フリーターの結婚事情については、「フリーターは結婚できないって本当?その理由と対処法を解説!」もご覧ください。

大卒フリーターと社会保険

正社員とフリーターの大きな違いの一つに、社会保険が挙げられます。フリーターであっても加入条件を満たせば社会保険に加入できますが、あえて社会保険の加入条件を満たさない雇用契約を結ぶところも少なくないようです。また、いざというときに備える民間の医療保険や生命保険にも加入しにくい場合があります。
加えて、厚生年金に加入できないため、フリーターは病気やケガへの備えが不十分で将来の年金受給額も少ないのが実態といえるでしょう。

フリーターの税金や保険に関しては、「フリーターが払う税金とは?払い方や計算シミュレーションもご紹介」をご一読ください。

5.解雇されるリスクが高い

大卒フリーターのデメリットは解雇されやすい点です。アルバイトは雇用期間に定めがあり、満了時の更新には双方の合意が必要となります。労働者側が契約更新を望んでも、雇用主が契約終了と判断すれば仕事を失ってしまう恐れもあるのです。

また、会社が経営不振に陥ったときは、無期雇用契約を結んでいる正社員よりも、有期契約のアルバイトのほうが解雇されやすい傾向があります。企業が雇用コストを削減するために、まず非正規雇用の労働者を削減することが多いためです。

フリーターとして働く場合は仕事を失うリスクもあり、安定を求める方にとってはデメリットといえるでしょう。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書労働政策研究報告書 No. 213 2022 大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

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大卒フリーターは卒業後3年以内に就職するべき?

大卒フリーターは卒業後3年以内に就職するべき?の画像

大卒フリーターが正社員としての就職を目指す場合は、卒業後3年以内が望ましいでしょう。厚生労働省の「事業主の皆さまへ卒業後3年以内の既卒者は、「新卒枠」での応募受付を!」では、卒業後3年以内の既卒者を「新卒扱い」で採用受付を行うよう企業に働きかけています。

これは、「青少年の雇用の促進等に関する法律」にもとづいて、若者の雇用期間や職場定着を目指すための政策です。一度正社員を退職してしまった方も、学校を卒業して3年以内は「第二新卒」と呼ばれ、若手を求める企業で積極的に採用されているようです。

新卒枠ならポテンシャル採用の可能性が高まる

新卒採用では、仕事で活かせるスキルや経験よりも入社後の成長意欲を重視するため、未経験や無資格の場合もチャレンジできる求人が多いといえます。そのため、大卒フリーターにも就職のチャンスがあります。

一方、卒業して3年を過ぎると「新卒採用」で応募できる機会が減り、「中途採用」枠を利用する必要があるでしょう。中途採用では転職者や有資格者といった即戦力が求められるため、より就職に不利になる可能性が高いようです。特に、実務経験がない場合は不利になる可能性があり、就職活動が難航することも考えられます。

フリーターから正社員になるタイミングを考えている方には、「フリーターは何歳まで名乗れる?就職を考えるべき年齢を知ろう」のコラムも参考になるでしょう。

参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
e-Gov法令検索
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大卒フリーターの就職におすすめの4つの職種

大卒フリーターはビジネスで求められるレベルのスキルが身についていないこともあるため、応募する際には「未経験可」の仕事がおすすめです。以下、大卒フリーターの就職におすすめの職種を4つ紹介するので、仕事探しの参考にしてみてください。

大卒フリーターの就職におすすめの職種

  • 事務職
  • 営業職
  • プログラマー
  • 公務員

1.事務職

事務職は未経験者も始めやすく、さまざまな業界で必要とされるため、大卒フリーターの就職におすすめです。事務職の仕事はパソコンでの書類作成やデータ集計、電話応対などが中心ですが、企業によっては労務や経理といった専門性の高い業務を任されるパターンもあります。簿記や人事総務検定などの資格を取得すれば、将来の転職もしやすいでしょう。

事務職に向いているのは、「真面目にコツコツと仕事がこなせる人」「自己管理能力が高い人」といえます。

2.営業職

営業職は、飲食店やアパレルなどの接客業の経験がある大卒フリーターにおすすめといえます。営業職はスキル・経験よりも適性を重視して採用する傾向にあるため、アルバイトで培ったコミュニケーション能力をアピールすれば就職できる可能性があるでしょう。接客業での経験で顧客とコミュニケーションをとる力が自然と身についているため、営業に求められるスキルを活かせます。

歩合給やインセンティブ制の場合、成果をあげれば高収入を目指せるのも魅力です。実力で勝負したい方は挑戦してみると良いでしょう。

3.プログラマー

プログラマーも大卒フリーターにおすすめの就職先の一つです。プログラマーは、システムエンジニアの指示に沿ってプログラムを作成する仕事です。オンラインショップの開設や、アプリを導入する企業の増加にともない、需要が高まっています。

IT業界は学歴や職歴を問わない求人が多いことから、未経験の大卒フリーターもチャレンジしやすい仕事といえるでしょう。プログラミングの技術が身につけば、給与のアップも期待できます。

4.公務員

公務員も大卒フリーターから挑戦可能な仕事の一つです。公務員になるためには公務員試験に合格する必要がありますが、年齢制限を満たしていれば挑戦できます。

公務員は雇用や給与が安定しており、福利厚生も充実している傾向があります。育児休暇や短時間勤務を活用して、ワークライフバランスの取れた働き方ができることもメリットです。公務員試験合格のハードルはやや高めですが、一般枠の試験ではフリーターも受験できます。

公務員になる方法は「既卒だと公務員就職は厳しい?試験の概要や職歴なしで合格するコツを解説!」で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

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大卒フリーターの就職活動の進め方

大卒フリーターの就職活動では、十分な準備が大切です。以下では、大卒フリーターの就活の進め方を解説します。

大卒フリーターの就職活動の進め方

  • 自己分析をする
  • 企業研究をする
  • 求人を探す
  • スケジュールを組む
  • 必要なものを準備する

1.自己分析をする

まず、自己分析で自分の強みを見つけましょう。学生時代のことに加えて、大卒フリーターとしてのアルバイト経験や知識、将来の目標、働いてみたい職種などをノートに書いて分析してみてください。その内容を深堀りして、自分の長所を明確にすることで就職面接の際に役立つでしょう。

また、自己分析を丁寧に行うことで仕事探しの軸が定まり、効率的に就活を進められます。

自己分析の詳しい方法については、「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムをご参照ください。

2.企業研究をする

就職活動では、企業研究も重要なポイントです。企業のWebサイトや業界誌、企業説明会などを利用して、企業理念や事業内容、業績などを調べます。企業研究をすることで、エントリーシートの作成、面接においても役立つでしょう。

また、業界内の企業を比較するために業界研究ノートを作ってみるのもおすすめです。企業の特徴や強み、弱みを書き出すことで、自分に合った企業を見つけやすくなります。書店にも企業の情報が掲載された本があるので、活用してみましょう。

3.求人を探す

求人を探すには、ハローワークやインターネットだけでなく求人情報誌、転職エージェントなども活用できます。ハローワークは全国に500ヶ所以上の拠点があり、地元の求人に強いことが特徴です。職員が個別に就職相談に乗ってくれるため、経歴に不安がある大卒フリーターの方には心強いでしょう。求人サイトは条件を絞って仕事探しができるうえ、いつでも手軽に利用できるのが強みです。

また、求人情報誌は地域の求人を探すのに適しています。大手の求人サイトには出ていない地元の会社が求人を出していることもあるので、「地域の役に立ちたい」「近くで働きたい」という方はチェックしてみてください。

転職エージェントは、求人紹介と就職支援を行うサービスのこと。基本的に無料で利用でき、アドバイザーが仕事探しや履歴書の添削などを行ってくれます。未経験OKの求人も多いので、自分で就職先を見つけられるか不安な方にはおすすめの方法です。

4.スケジュールを組む

内定を得たい時期から逆算して、就活スケジュールを組み立てましょう。第二新卒と既卒では、スケジュールの組み方が変わるので注意してください。

第二新卒の場合

第二新卒とは、卒業後に一度就職をしたものの3年以内に離職した方のことです。企業によっては、新卒採用枠で第二新卒を募集しているところもあります。その場合は、新卒と同じように4月に入社するため、前年春から秋ごろにかけて選考が行われるようです。

そのため、第二新卒は前年の選考スケジュールを把握し、その時期に合わせて準備を進める必要があります。

既卒の場合

既卒とは、学校を卒業後就職しなかった方のことを指します。卒業後就職したことがなくても、3年以内なら新卒採用枠で採用している企業もあるようです。

卒業後3年を過ぎた既卒者は、中途採用枠に応募することになります。中途採用枠の募集時期は企業によって異なるので、常にアンテナを張っておくと良いでしょう。

5.必要なものを準備する

就職活動に向けてビジネスの場に相応しいスーツやカバン、靴を用意しましょう。ワイシャツやブラウスは、洗い替え用に数枚そろえておくのがおすすめです。あわせて印鑑の用意も忘れないようにしましょう。

また、応募書類として卒業証明書や成績証明書が必要な場合もあります。学校の窓口によっては対応時間が限られていたり、即日発行できなかったりすることもあるようです。企業によっては「発行から□□ヶ月以内のもの」と指定されることもあるので、早めに準備しておきましょう。

フリーターの就職活動のコツは、「就職するにはどうしたら良い?未経験から挑戦できる職種も紹介」でもご紹介しています。

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大卒フリーターから正社員になるための履歴書の書き方

履歴書は、企業が最初に応募者の情報を知るために用いられる書類です。就職活動では第一関門となるため、「この人に会ってみたい」と思わせるようにポイントを押さえて書きましょう。

履歴書の基本的な書き方

企業にもよるものの、履歴書はパソコンと手書きのどちらでも構いません。手書きの場合は黒いボールペンを使用し、鉛筆やシャープペン、消せるボールペンは使わないようにしましょう。間違えてしまったら修正せず、新しい履歴書用紙に最初から書き直します。

履歴書は自分の第一印象を与える重要な書類ですので、丁寧に書くことが求められます。読みやすく、印象の良い履歴書を作成することで、就職活動をよりスムーズに進められるでしょう。

履歴書のコツ

履歴書に記入する際は、読みやすいよう誤字脱字に気をつけて丁寧に書くことが大切です。履歴書に貼る証明写真は、スーツを着用して撮りましょう。スピード写真よりも写真館で撮ったもののほうが、自然な印象を与えられるのでおすすめです。

また、履歴書においては志望動機も重要です。どこにでも通じる内容ではなく、なぜ応募先企業を選んだのかを伝えます。これまでの大卒フリーターとしての経験が仕事でどう活かせるのかを具体的に書くことで好印象が期待できるでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

アルバイト経験もアピール材料にする

大卒フリーターの履歴書では、アルバイト経験もアピール材料にするのがおすすめです。アルバイト経験は正式な職歴とは見なされないものの、書き方次第では実務に役立つ経験としてアピールできます。
たとえば、「コールセンターのアルバイトでは、ビジネスマナーや対応力が身につきました。この経験は、営業事務でのお客さまとのやり取りやクレーム対応に役立つと考えております」といったアピールが考えられるでしょう。

企業側は大卒フリーターに対して、新卒とは異なる経験を期待しています。企業の狙いを踏まえて、履歴書の内容を工夫してみましょう。

「履歴書を書くのが初めてで不安…」という場合は「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」のコラムもチェックしてみてください。履歴書の基本の書き方を、職歴や学歴、志望動機などの項目別に解説しています。

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大卒フリーター向けの面接のポイント

大卒フリーター向けの面接のポイントの画像

大卒フリーターの面接は、新卒で就職しなかったことや短期間で離職してしまったことなどを聞かれる可能性があります。その際には、ネガティブな言い方を避け、前向きな印象で伝えることが大切です。面接では話す内容だけでなく姿勢や話し方もチェックされているので、明るい表情ではきはきと話すよう心掛けましょう。

以下、大卒フリーター面接のコツを紹介します。

面接で採用担当者が知りたいこと

大卒でフリーターになった理由は、採用担当者が面接で知りたいことの一つです。卒業後フリーターになった理由や、正社員として就職しようと思った理由を明確に答えられるよう、面接前に回答をあらかじめ考えておきましょう。

面接で採用担当者から質問されやすい5つの内容

大卒フリーターの面接で採用担当者から質問されやすい内容は、以下の5つです。

面接で採用担当者から質問されやすい内容

  • 大卒でフリーターになった理由
  • アルバイト先に貢献できたと思うことは何か
  • 今正社員を目指そうとする理由
  • 社会人としてのビジネスマナーを身につけているか
  • 正社員になるために何か努力をしているか

1.大卒でフリーターになった理由

大学卒業後にフリーターになった理由は面接で聞かれる可能性が高いので、明確に答えられるようにしておきましょう。たとえフリーターになった理由がネガティブなものであっても、前向きな内容で伝えることがポイントです。

たとえば、希望する職種が見つからなかった場合には、「自己成長のためにいろいろな経験を積むことを選びました」といったように、フリーターとして働くことで得られたスキルや経験を強調するようにしましょう。

2.アルバイト先に貢献できたと思うことは何か

この質問は、アルバイト経験をもとにした自己PRと考えると良いでしょう。自分がアルバイトで頑張ったこととその結果をまとめてみてください。

たとえば、「職場内の協力体制を作るために、自分の仕事が終わったら仲間の仕事を積極的に手伝うようにしていました。その結果、お互いに助け合うのが当たり前となり、仕事の効率化につながりました」などが例として挙げられます。
リーダー経験や大きな成果でなくても良いので、自分なりに力を入れたポイントをアピールしてみましょう。

3.今正社員を目指そうとする理由

「なぜ今正社員を目指すのか」は、大学卒業後にフリーターになった理由とともに聞かれる可能性の高い質問です。この質問は、応募者が正社員として働く心構えができているかを確認する意図があります。アルバイトと比べて責任が重く、簡単に辞めることのできない正社員の仕事を続けられるかを応募者の回答からはかるのが目的です。

4.社会人としてのビジネスマナーを身につけているか

これから社会人として働くにあたり、ビジネスマナーについてきちんと意識しているかを確認する質問といえます。アルバイト先でこれまでビジネスマナーにあまり触れてこなかったとしても、本を読んで勉強しているなど、ある程度意識していることを示しましょう。

面接の際には、丁寧な挨拶や言葉遣いなど、ビジネスマナーを意識した行動を心掛けることで、面接官に良い印象を与えることができます。

5.正社員になるために何か努力をしているか

フリーターという比較的責任の軽い立場と、正社員という重い責任を伴う立場のギャップを埋めようとする意識があるかを確認しています。正解がある質問ではないため、自分なりに社会人に必要な要素を考えて行動できていることを示せれば大丈夫です。

業務に関係がある資格の勉強やビジネスマナー、スキルの取得など自分なりの取り組みを答えましょう。

大卒フリーターの志望動機の例文

就職活動の面接の志望動機では、自身の経験を交えて具体的に述べるのがポイントです。

しかし、自分を良く見せようと経験を大げさに表現すると、深く聞かれた際につじつまが合わなくなる恐れもあります。実際の経験と比べて話を大きくし過ぎないように気をつけましょう。

【例文】
「大学を卒業後にフリーターとなったのは、在学中にやりたいことが見つからず正社員として働く決断ができなかったことが原因です。アルバイト先では、飲食店でホールスタッフのリーダーとして、ほかのスタッフをまとめる役割でした。アルバイトの仕事では新人スタッフの教育やマニュアル作成にも携わり、上司から信頼を得ることができました。

しかし、フリーターのままでは将来が不安であると感じたため、正社員として責任のある仕事ができるようになりたいと考えた次第です。御社ではアルバイトで得た経験を活かし、一緒に働く方への気配りを忘れずに業務に取り組みたいと考えております」

面接が不安な方は「面接成功の鍵!一次・二次の具体的な違いやよくある質問例を紹介」のコラムも参考にしてみてください。一次・二次・最終と面接の段階によって、面接官が何を見ているのかを解説しています。

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1人で就活するのが不安な大卒フリーターはどうすれば良い?

大卒フリーターのなかには、正社員を希望するものの就活に自信がない方もいるでしょう。しかし、不安を抱えたなかでの就職活動では自分の魅力を上手く伝えられず、なかなか内定につながらないこともあります。

この項では、就活で不安を感じたときにおすすめの方法をご紹介します。不安を取り除き、内定獲得に向けて就活を進めていきましょう。

1人で就活するのが不安な大卒フリーターはどうすれば良いか

  • 家族や友人に相談する
  • 周囲の社会人に相談する
  • 就職支援サービスを利用する

1.家族や友人に相談する

家族や友人への相談は、気心が知れているため親身になって話を聞いてくれるのがメリットです。性格や気質を理解したうえでどのような職業が合うかアドバイスしてくれるので、自分も認識していなかった適性を知ることができる可能性があります。

たとえば、友人から「人と話すのが上手だから、営業職に向いているのでは?」と言われることで、適職が見つかるかもしれません。自分の長所に気づけるきっかけになることもあるでしょう。

2.周囲の社会人に相談する

アルバイト先の上司や先輩といった、周囲の社会人に相談するのも良いでしょう。将来設計や就職活動などについて、先輩社会人の目線から有益なアドバイスをもらえることがあります。

たとえば、就職活動の際に必要なスキルや知識などもアドバイスを受けることができるかもしれません。就職活動に役立つスキルを知ることができるでしょう。

3.就職支援サービスを利用する

就職支援サービスは一人で就職活動を行うよりも効率良く進められます。さらに、客観的なアドバイスをもらえることから、就職を目指す大卒フリーターの方におすすめです。

就職支援サービスには公営のハローワークやジョブカフェのほか、民間企業の運営する就職エージェントがあります。以下、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ハローワーク

ハローワークでは求人紹介だけでなく、職業訓練も受けられるのがメリットです。職業訓練とは、基本的に無料で就職に役立つ知識やスキルを身につけられる制度のこと。IT系や事務、製造などさまざまなコースがあります。

また、履歴書や面接についてアドバイスが受けられることもハローワークの魅力の一つ。管轄地域の求人に強いので、地元や居住地の近くなど働きたい地域が決まっている方にも適しています。

ジョブカフェ

都道府県が運営するジョブカフェは、概ね10〜30代までの方を対象とする就職支援サービス。正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」です。都道府県によってはハローワークと併設しているところもあります。

ジョブカフェでは、職業紹介のほかに就活セミナーやカウンセリングなども行っていることもあるので、住んでいる地域の情報を確認してみましょう。

就職・転職エージェント

就職・転職エージェントは、民間企業が運営する就職支援サービスです。キャリアアドバイザーと面談を行ったうえで求人紹介や履歴書の添削、面接練習などが受けられます。就活にまつわる豊富なサービスを無料で受けられるので、利用してみると良いでしょう。

就職・転職エージェントの魅力は「非公開求人」というエージェントにしかない求人があったり、事前にキャリアアドバイザーから応募先企業の社風や雰囲気を聞いたりできること。また、キャリアアドバイザーは所属エージェントが扱っている業界や企業の情報に詳しいので、就活に関する有益なアドバイスがもらえる可能性が高いのも強みです。

大卒フリーターで就活に自信がないという方も、自分に合った就職支援サービスを選ぶことで内定獲得の可能性が高まるでしょう。就活に不安を抱える方は一度利用を検討してみるのをおすすめします。
就活が不安な方は、「就職に不安しかない人へ!乗り越える方法はある?」のコラムをご一読ください。就職が不安になってしまう原因を解説しています。

就活のプロによるサポートが欲しいなら、20代のフリーターや第二新卒などの若年層を対象とした就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブでは、大卒フリーターの方の正社員就職を支援しております。ご希望や将来像、これまでのアルバイト経験などをもとに、専任のキャリアアドバイザーがそれぞれに合った業界や職種、求人をご提案します。所要時間1分程度でできる、性格を分析して適性を明らかにする適職診断もおすすめです。
信頼できる就活アドバイザーが内定獲得に向けて就職活動をしっかりサポートしますので、ぜひ一度ご相談ください。

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大卒フリーターの方のためのQ&A

ここでは、大卒フリーターが抱えやすい悩みや疑問をQ&A形式で解決します。「税金を払うべき?」「就職は難しい?」などの質問について回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。

大卒フリーターの正社員就職は難しいですか?

一概にはいえませんが、フリーター期間が長くなり年齢が高くなるにつれて、正社員就職の成功率は下がる傾向にあります。企業は実務経験や安定性を重視することが多いため、フリーター経験がマイナスになることもあるからです。

しかし、政府による近年の取り組みなどから大学卒業後3年以内であれば新卒と同じように扱ってもらえる可能性があるので、自分に合う会社を探せば正社員就職は十分可能です。

大卒フリーターを「やばい」という方がいるのはなぜですか?

大卒フリーターとなり、1年が経過すると正社員移行率が下がる点に危機感を感じていると考えられるでしょう。「2.フリーター期間が長いほど正社員になりにくい」で解説したように、フリーター期間が長くなるほど正社員になれる確率は下がっていきます。正社員を目指すなら、少しでも早く就活を始めましょう。

フリーターも税金や保険料を払うべき?

雇用形態にかかわらず、ある一定の年収額を超えると税金や保険料の支払い義務が発生します。自分の年収を確認したうえで「フリーターの保険料はいくら?加入すべき保険と支払い方法を徹底解説」を参考に、しかるべき税金・保険料を支払いましょう。

大卒フリーターが正社員で就職しやすい仕事は?

「未経験OK」の仕事がおすすめです。営業職や接客業などは応募者の経歴より適性を重視することが多く、未経験者を歓迎する傾向にあるようです。
また、介護やITといった業界も人手不足のため、求人の間口を広げています。

「フリーターから正社員を目指そう!採用されやすい職業と就活のコツを解説」のコラムを参考に、自分に合った仕事を探してみてください。

面接で「フリーターになった理由」を上手く答えるには?

明るい表情とハキハキした話し方は面接の基本なので、答えにくい質問でも自信をもって話すことが大事です。また、大卒フリーターになった理由が就職活動の失敗や短期離職などネガティブなものである場合は、反省と今後の改善を述べることが重要になります。

キャリアアドバイザーによる求人紹介や面接対策を受けたい方は、ハタラクティブにご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
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