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【このページのまとめ】
・志望動機から、入社意欲や会社とのマッチ度が判断されている
・志望動機には自己分析と企業研究が必須。質問の意図を読み取った上で回答しよう
・企業研究で調べるのは、企業規模や業界内での位置づけ、理念や成長性、社風など
・志望動機では、「同業他社ではなく、なぜ応募先の企業なのか」を説明する
・志望動機では、現状のスキルと絡ませながら入社後の展望や目標を語ろう
・志望動機には具体的なエピソードを加え、第三者が納得できる内容を心がける
・書類と面接の志望動機が矛盾しないように気をつけよう
・書類の志望動機は200~300文字以内、面接の志望動機は1~3分以内で回答するのが目安
・熱意だけの志望動機や曖昧な志望動機、待遇面にクローズアップした志望動機はNG
・企業や面接官の方針によっては志望動機を聞かれない面接も存在する
・志望動機がつくれない人、就職・転職での悩みがある方は、ハタラクティブに相談を!
志望動機は、入社へのモチベーションや自分のスキルを伝える面接の最重要項目です。
「志望動機は何ですか」という質問への回答は、合否に直結するからこそ悩む人が多いのではないでしょうか?
今回のコラムでは、志望動機の問いかけの裏にある意図や、魅力的な志望動機のつくり方、説得力のある志望動機に欠かせない企業研究のやり方など、志望動機に関わるすべてを徹底的に解説します!
志望動機は一定のルールに従うと、比較的スムーズに作成することができます。面接対策に不安のある方、面接がなかなかうまくいかないという方は、ぜひコラムをご覧ください。
ほとんどの面接や応募書類で問われる「志望動機」は、採用の可否を決める大切な要素です。志望動機からは応募者のモチベーションや入社後の貢献度を読むことができるため、多くの面接官は志望動機の回答に注目しています。
中には、職務経歴と同じくらい志願理由を重視している面接官もいるので、「仕事をするのに充分な能力があるから、志望動機は適当でいいや」といった気持ちでいると不採用になってしまうかもしれません!
面接官に響く回答を考えるためには、まずは企業側が志望動機を尋ねる意図を知る必要があります。
企業は志望動機から、「なぜ他社ではなくうちなのか?」という理由を知りたがっています。
「この業界の会社ならどこでも」という社員よりも、「自分にはこの会社しかない!」という思いで入社した社員のほうが企業への貢献度が高く、将来に渡る活躍が期待できます。
志望動機を問う質問へのよくあるNG例は、他社でも通じるような回答をしてしまうことです。志望する業界に対して熱い気持ちを持っていても、応募先の企業を選んだ理由を説明できなければ、面接官を納得させることはできないでしょう。
自分のスキルや経験を説明し、その能力を応募先の企業でどのように活かせるかを説明するのが志望動機のよくある形式となっています。
企業は志望動機から応募者のモチベーションを図るとともに、応募者が持っているスキルが自社のニーズに沿ったものか、応募者の考えているキャリアビジョンが自社で実現できるものかを見極めています。
高い専門スキルを持つ人材であっても、企業の方針と全く違う考え方を持っていたり、必要とされる分野の能力がない場合は採用には至らないでしょう。
会社側との方向性のズレや不一致は働く意欲や生産性の低下を招くため、世間的に見て優秀な人材が、志望動機の内容によって不採用になるケースは少なくありません。
志望動機を問われたときに、企業に感じた魅力や入社への熱い思いを語る人がいます。もちろんそれは間違いではありませんし、意欲ある姿勢は面接では好印象となるでしょう。
ただ、「入社したい!」という気持ちの大きさを伝えるだけでは、単なる「憧れ」になってしまい志望動機の説明としては不十分です。
「じゃあ一体何をすれば良いの?」という人は、以下のコツをご覧ください。
志望動機をつくるのにどこから手をつけて良いのかわからないという人は、面接官側の視点で志望動機について考えてみましょう。
企業が志望動機を問う主な理由は、先ほど説明したように志望度の高さと求めるスキルがあるかを確かめるためです。
質問の回答に悩んだときは、一度自分の視点から離れて「相手が何を求めているか?」という質問の意図に思いを巡らすのが賢い方法。
面接官が知りたいポイントを理解すると、「このスキルはアピールすべきだけど、こっちはあえて強調する必要はないな」など、回答を考える方向性が見えてきます。
質問の意図を汲んだ上で回答するのは、面接の基本です。問いかけの意図を考えるのは志望動機だけでなく他の質問にも通じるやり方なので、ぜひ覚えておいてください。
今までの説明でも触れましたが、志望動機では「企業で活かせるスキル」が問われています。
志望動機では自分のスキルをアピールしますが、ここであれもこれもと欲張って保有している資格やできること全てを説明するのでは、どこかぼやけた志望動機になってしまいます。
志望動機で大切なのは、相手先の企業で活かせる自分の能力を説明すること。要点を絞らず今までの経験全てを話すとプレゼン能力を疑われてしまいますし、余計な情報が多いと強調したい箇所が埋もれた志望動機になってしまいます。
企業に自分のスキルや経験を売り込むには、自己分析とキャリアのたな卸しで自分自身を振り返る必要があります。新卒の方は、幼少期から学生時代までの経験を振り返り、印象に残ったエピソードを書き出していくと良いでしょう。
どんなエピソードを取り上げて良いがわからないという方は、人に褒められた出来事や成功体験、また、失敗体験をピックアップしていくのがおすすめ。その際にとった行動や感じたことから、自分の強みや弱み、価値観が浮かび上がってきます。
社会人経験のある方の自己分析では、今までのキャリアを振り返っていきましょう。
どんな仕事を経験し、どのような困難にぶつかったのか、困難をどう捉えどのような方法で乗り越えたのか、仕事へのこだわりは何なのか。
自分が「できること」「できないこと」を明確にすると、アピールすべき強みや課題が見えてきます。
「企業研究」は就職・転職活動の基本ですが、具体的に何をしたら良いのかわからず企業のWebサイトに目を通すだけで終わっている人は多いのではないでしょうか?
面接官を頷かせる志望動機を回答するには、企業について充分に理解しておく必要があります。企業についての理解度は面接で必ずチェックされる項目であり、志望動機以外でも企業研究が問われる場面があるでしょう。
例えば面接の最後に面接官が応募者に問いかける逆質問では、企業について事前に調べられるような情報を尋ねるのはNGです。Webサイトやパンフレットでわかる内容を質問をすると、企業研究が足りず入社意欲が低いと判断されてしまいます。
企業研究にどこから手をつけて良いかわからないという方は、以下の項目を参考にリサーチしてみると良いでしょう。
・同業他社と比べた強みや弱み
・業界内でのシェアはどれくらいか
・同じ業界で最近伸びている会社はあるか
・代表の生い立ちや経歴
・社長メッセージから会社の方向性が見えてくる
・資金
・設立年度
・事業拠点
・株式公開
・詳しい製品やサービス内容について
・サービスの対象者
・力を入れている事業は何か
・どのように商品やサービスを提供しているのか
・男女比
・トップダウン型かボトムアップ型か
・チームワークを大切にしている職場なのか、個人の裁量が重視される職場なのか
・職場の雰囲気(体育会系、頭脳派、自由度が高いetc.)
・どんな教育制度があるか
・現状の課題は何か
・サービスを提供するネットワークはどのくらいの規模か
・製品開発のレベルはどれくらいか
・社会的に注目されている事業があるか
・評価制度(年功序列か能力主義か)
・育休産休の取得実績
このほか、企業独自の取り組みや特徴的な福利厚生について調べると、会社の雰囲気がわかってくるでしょう。
企業の情報を得る手段には、公式Webサイトを読み込んだり、会社説明会に参加するという方法があります。説明会では社員からの説明に加えて参加者が質問できる時間があるため、自分の知りたい情報をピンポイントで得られるでしょう。
そのほか、新卒の方はOB・OG訪問をするとさらに詳しい情報が手に入ります。OB・OG訪問の前にはできる限り企業の情報を収集し、訪問では自分で調べてわからなかった点を質問するようにしましょう。
また、新卒で時間的に余裕のある方は企業が開催しているインターンに参加してみると、実際の職場を体感でき、職種との適性を判断したり自分の課題を見つけたりできます。
中途採用で会社説明会やインターンシップが利用できないという方は、転職エージェントを利用する方法があります。
転職エージェントとは、求人紹介から面接対策まで転職活動を一貫してサポートするサービスのこと。エージェントは企業の非公開求人や詳しい情報を持っているので、Webサイトだけでは分からない情報を得られるでしょう。
さらにより広い視野で企業研究をしたい方は、新聞やニュースで業界の動向をチェックしましょう。
また、直近のニュースだけではなく過去の新聞などを調べることで、事業展開の移り変わりや景気の変動といった情報を得ることができます。
ネット上に社長のブログが公開されている場合、そのようなところからも経営者の考え方や外部からは見えない企業の細かな情報が手に入るでしょう。
自己分析と企業研究が終わったら、いよいよ志望動機を組み立てていきましょう。
志望動機で意識したいのが、今までの内容にもある通り「なぜ競合他社ではなく応募先の企業なのか」を明らかにすること。他社との差別化ができていないと、企業研究が不十分で入社意欲が低いと受け取られてしまいます。
他社との差別化にはいくつかのコツがあるので、どうして良いかわからないという方は以下のポイントをチェックしてみてください。
自分の中での企業選びの基準を明確にし、応募先の企業だけがその基準をクリアしているのであれば、それを志望理由として説明することができます。
この際に大切なのは、自分が何を基準にしているのかを面接官が納得できるように説明することです。
企業理念や社風は会社によって大きく異なるため、この点を志望動機に入れると説得力が出るのではないでしょうか。
企業の方向性や雰囲気は入社してからの働き方にも大きく影響するので、企業研究で入念に調べておきましょう。
注意したいのは、合併を繰り返している企業では社風の変化がめまぐるしく、社風や風土への共感が志望動機として響かないことがあります。
また、働いている人の姿もその企業独自の魅力として取り上げることができるでしょう。企業説明会やインターンで出会った社員に、他社にはなかった活き活きとした姿勢を感じたのなら、その点を志望動機に盛り込んでも良いでしょう。
応募先の企業が業界内でも特別強い事業を展開している場合、業界トップレベルの企業で働きたいという志望動機が成立します。自分の経験やスキルが応募先の事業で活かせる場合、さらに説得力が増すでしょう。
志望動機では、現時点での自分の経験やスキルを語るだけではなく、入社後の展望についても説明すると熱意をアピールできます。
「もし入社できたなら、〇〇に取り組み結果を出していきたいと考えています」と入社後に働く姿をイメージできるような展望を伝え、活躍できる根拠となるスキルについて話すと効果的です。
仮に入社できた際の自分の目標を掲げ、ゴールに向けてどのように取り組んでいくかを説明しても良いでしょう。
将来の展望を語るなかで、「御社は業界内でも〇〇の分野に強いため、私の〇〇という経験を活かせると考えました」というように、自分の展望が他社では実現できない点を強調すると企業研究の成果をアピールすることも可能です。
志望動機では、あなただけが持っている具体的なエピソードやスキルの提示が欠かせません。「〇〇を頑張りたい」といった抽象的な志望動機では面接官の記憶には残らず、充分なアピールにはならないでしょう。
例えば、「営業職で培った力を生かして御社に貢献したい」というアピールよりも、「営業職で培った相手の要望を汲み取る力を活かし、御社ではお客さまが抱えている問題をいちはやく察知し顧客と会社双方の利益に貢献していきたい」というアピールのほうが具体的で、面接官は応募者が入社後に活躍する姿を想像しやすくなります。
志望動機を回答する際は企業側が求めている人物像を把握した上で、自分の強みや展望について語ります。話の流れによっては、前職で参加したプロジェクトの内容や関わっていた製品の説明が必要になりますが、その際は回答が冗長にならないよう、アピールの裏づけに必要な箇所を簡潔に話せるよう準備しておきましょう。
志望動機のポイントについてご説明してきましたが、ここからは具体的な例文をご紹介していきます。
志望動機はエピソードを交えながら自分の言葉でつくるのが大前提ですが、具体例を知ることでとっかかりが掴めるかもしれません。
「日本製にこだわりぬくブランドコンセプトと、お客様一人ひとりを大切にする方針に共感し御社に志望いたしました。私は前職の営業で、お客様自身も気付かなかったニーズを読みとり積極的な提案をしてきました。お客様とのちょっとした会話から、相手の考えていることや場の雰囲気を察する能力が私の強みです。御社ではそのようなコミュニケーション能力を活かして、単に商品を売るだけではなく、お客様に商品の良さを伝えお客様の魅力を引き出すようなアドバイスをしていきたいと考えています」
「職場見学で社員の方が活き活きと働いている光景が印象に残り、御社を志望しました。事務職を希望したのは、人をサポートする裏方としての仕事にやりがいを感じるからです。私は学生時代はサークルの副部長として、合宿に使う宿を手配したり部室の備品を管理したりと、部長をサポートする役割を経験しました。その日の活動に参加できなかった人にはメーリングリストを使って活動の内容を伝えたりと、全員が情報共通できるよう配慮し、周囲から感謝されたこともあります。もし入社できたら、営業担当の方が不自由なく仕事に集中できるよう、気配りを第一に業務の効率化を考えながら取り組んでいきたいです。御社の充実した研修制度を利用し、1日も早く戦力となれるよう勉強していきたいです」
「できることはなるべく本人に任せるという経営理念と、施設の清潔で明るい雰囲気に惹かれぜひここで働きたいと考えました。私は介護の経験はありませんが、お客様とのコミュニケーションを大切にしてきた接客での経験を活かし、ご利用者一人ひとりと向き合うような仕事をしたいです。アルバイト中は常にお客様目線を意識していたので、相手の立場を考えた対応には自信があります。また、チームで働いていた経験を活かし、ほかの職員の方と連携をとりながらより良い施設づくりに貢献していきたいと思っています」
ほとんどの履歴書では、志望動機について記載する欄があります。新卒の方は、エントリーシートで志望動機について問われることもあるでしょう。
志望動機は書類と面接どちらでも問われる項目ですが、同じ内容で良いのか悩んでいる方はいませんか?
書類と面接のどちらもで志望動機を尋ねられた場合、双方の志望動機は同じ方向性を持つ内容にするのが正解です。とはいっても、書類に書いた志望動機を面接でそのまま読み上げるのはNG。面接では、書類に書いた内容を詳しく掘り下げて話すと良いでしょう。
よく、書類の志望動機や自己PR欄に細かい字を書き連ねる人がいますが、これは見る人によっては必ずしも好印象にはなりません。というのも提出される沢山の応募書類を、1枚1枚時間をかけて読み込む担当者はそれほど多くはないからです。
特に採用以外の業務を抱えている担当者は多忙であるため、一見して「読みにくい」「字が汚い」「しわがついて雑な印象がある」書類は不合格とされることも充分あります。
応募書類は「自分の書きたいことをできる限り書き込む」のではなく、「第三者視点で見やすい書類になっているか」という点を意識して作成しましょう。小さい字を詰め込むよりも、読みやすい大きさの字で適度に改行を入れながら書かれた文章のほうが、読み手の目にとまりやすくなります。
応募書類の志望動機には話の要点を簡潔にまとめ、枠内に収まりきらなかった思いや詳細については面接で伝えるのがおすすめです。
書き終わった履歴書や職務経歴書は提出前にコピーをとり、控えを手元に置いておくと良いでしょう。面接官は書類をもとに質問をしてくるため、自分が書類にどんな内容を書いたか事前に確認できたほうが良いからです。また、志望動機は1次、2次面接、そして最終面接と繰り返し問われるケースがあります。
それぞれの面接での回答のブレを防ぐためにも、書類に書いた内容を面接の都度確認しておくのが良いでしょう。
役員が面接官となる最終面接では、志望動機に対してさらに突っ込んだ質問がくることも予想されます。最終面接は「意思確認の場」という話を耳にした人がいるかもしれませんが、実際の通過率は企業によってまちまち。最終面接で合否が分かれる可能性も充分あります。
最終面接の前にはそれまで回答してきた志望動機について振り返り、より説得力のある内容にできないかもう一度考えてみましょう。
小さな字でぎっしり書き込まれた志望動機は見づらくて不評と述べましたが、一体どれくらいの長さが良いのでしょうか?
書類と面接それぞれの目安を解説していきます。
書類の形式にもよりますが、履歴書の志望動機は200文字から300文字程度が目安。欄のサイズによっては原稿用紙1枚分の400字になっても構いませんが、長すぎると一番伝えたいポイントがぼやけてしまうので注意しましょう。
字数について説明しましたが、肝心なのは自分の伝えたい要素がきちんと盛り込まれているかどうかです。アピールしたい点が全て入っているのなら、多少欄が余っても問題ありません。
とはいっても志望動機を最初から目安の字数内に収めるのは難しいので、まずは他の紙に志望の理由や自分の強み、裏づけとなるエピソードを全て書き出してみましょう。その中から、最も伝えたいポイントを抜き出し、省略しても良いエピソードを削って文章を整えていきます。
文字の大きさに関しては、第三者が眺めたときに見やすくなっているかが大切です。志望動機に限らず文字は丁寧に書き込み、「急いで書いた」「雑に書いた」といった印象を持たれないようにしましょう。
履歴書に修正液を使うのはマナー違反なので、文字の間違いがあったら別の用紙に1から書き直します。書き間違いを防ぐためには下書きしてからペンで書き始めるのがおすすめですが、書類を書き終えたら下書きの消し忘れがないか最終チェックを忘ないようにしましょう。
面接での志望動機は短すぎると内容が不十分で熱意が伝わらず、面接官の印象に残りません。逆に長すぎても要点が伝わらず、プレゼンテーション能力がないと判断されてしまいます。面接で志望動機を聞かれたら、回答は1分から3分程度にまとめるのが理想です。
「長く話したほうが熱意が伝わるのでは?」という考る人がいますが、これは間違い。質問に対しての極端に長い回答は会話として不自然で、コミュニケーション能力を低く評価されてしまう恐れがあります。面接では回答の内容も大切ですが、面接官と自然な対話ができているかといった点にも注意を向けてみてください。
志望動機をまとめたら、一度タイマーで計ってどれくらいの時間になっているか確認しておくと良いでしょう。
準備した回答内容を一字一句暗記して面接で話す人がいますが、自然なコミュニケーションという点でこちらもNG。回答の出だしの文句やキーワードのみを暗記し、その場で文章を組み立てていくと自然な会話が成り立ちます。
ここからは、志望動機のNG例をご紹介していきます。以下のような志望動機は説得力が足りないばかりか、マイナス評価となってしまう恐れがあるので要注意。
自分の志望動機に心当たりの箇所がないか、再度チェックしていきましょう!
「御社で学びたい」という姿勢は一見熱意に溢れているようで、面接官によっては「会社は学校ではない」とマイナス評価になることがあります。
志望動機では、「自分には〇〇のスキルが欠けているので御社で勉強していきたい」と学びに対して受身の姿勢ととられる発言をするのは要注意。今後学んでいく姿勢をアピールするなら、「御社の研修制度で必要な資格を取得し、一刻も早く会社に貢献していきたい」というように、学びを会社に還元していく表現が必要でしょう。
志望動機では応募者の熱意が見られますが、1から10まで熱意で押し通そうとする人材は評価されません。入社意欲は採用の重要な条件ではありますが、志望動機や自己PRでは、現状の能力でどのような貢献ができるのかを面接官が納得できる形で説明する必要があるでしょう。
スキルがない人はその分を熱意で押し通そうとするよりは、現在取得しようとしている資格や仕事への適性について話すほうが説得力のある志望動機になるはずです。
具体的な内容が伝わらない曖昧な志望動機では、面接官にはアピールできません。理念への共感を語るなら、自分の価値観や経験を踏まえ、なぜ共感するに至ったのかを説明する必要があるでしょう。
自分の強みをアピールする際にも、中身のわからない抽象的な表現は避けましょう。
例えば、「営業で培ったスキル」と説明しても、第三者はそれがどんな能力なのかわかりません。この場合は「営業で培ったコミュニケーション能力」のように、具体的な内容を伝えましょう。
自分の中で分かりきっていることについて、省略して話してしまうのはよくある失敗のパターンです。
「残業がないから」「休暇制度が充実しているか」という風に、働く環境や福利厚生を志望動機で語ると内定が遠のいてしまいます。なぜなら待遇面を中心に志望動機を説明すると、面接官に「仕事への熱意や関心がないのでは?」と判断される可能性が高いからです。
志望動機では仕事をする環境ではなく、仕事自体への意欲をアピールするのが鉄則です。
相手先の企業を軽く見るような志望動機、自信過剰な志望動機は面接官に不快感を与えかねません。どんなに自信があったとしても面接には謙虚な姿勢で臨み、面接官に「一緒に働きたい!」と思ってもらえるような言動を意識しましょう。
応募先の企業を踏み台にするような発言は絶対にしてはいけません。また、「結婚したら辞めるつもり」というような退職を前提とした志望動機も避けるべきです。
採用活動にはそれなりのコストがかかるため、企業は人を集めるからには「自社で長く働いてくれる人材」を求めています。志望動機では応募先の企業で実現したいキャリアプランや将来の展望について説明しましょう。
企業が採用したいのは製品やサービスのファンではなく、それらを売り出す戦略を組み立てる人材や、時代のニーズに沿ったサービスを考案し自社に利益をもたらしてくれる人材です。
「商品が好き」という気持ちは志望のきっかけとしてはOKですが、面接では顧客視点は一旦横に置き、自分が「社の一員としてどういった貢献ができるか」を説明するようにしましょう。
ほとんどの企業では面接時に志望動機を聞かれますが、なかには志望動機を問わない面接も存在します。「志望動機を聞かれないのは、私に興味がないから?」と落胆する人もいますが、面接には企業によってさまざまな形式があります。
最近新卒採用の面接では、決まりきった質問をしない「雑談面接」が増加傾向にあります。
雑談面接とは、文字通り面接官との雑談で成り立つ面接を指し、面接官は何気ない話題を投げかけることで応募者の価値観や志向性を判断するようです。
雑談面接には応募者の飾らない回答を聞きたいという意図があり、用意した回答や教科書通りの回答に対して企業側が考え出した新しい面接の形式といえるでしょう。
雑断面接では「志望動機を教えてください」というストレートな質問がなくても、応募者自身が気付かないうちに志望の理由や熱意を図る問いかけがされている場合があるようです。
企業や面接官によっては、志望理由は事前に書類で確認しているのであえて面接で聞かないという方針をとっていることもあります。
雑談面接とも共通しますが、「志望動機は何ですか?」という直接的ではない質問で志望動機が聞かれているパターンもありえます。
例えば「〇年後何をしていますか?」という質問は実は志望動機につながっていて、会社で実現可能なキャリアプランをもっているか(=企業研究ができているか)、会社にどんな貢献をしてくれるのが確認されていることもあるようです。
また、志望動機ではなく「当社でやりたいことは何ですか?」という質問がされることがあります。
やりたいことを具体的に答えるためには企業研究をする必要があるため、ここでも志望動機と同じように入社意欲や会社への理解度が見られていることが多いようです。
やりたいことを聞かれたら、入社したらやってみたい業務を答えると同時に、そこで活かせる自分のスキルや強みや経験について説明すると良いでしょう。
志望動機をつくる際のポイントや具体例、NG例について紹介してきましたが、自分自身の志望動機は考えられそうですか?
満足がいく志望動機が浮かばないという人は、自己分析や企業研究が足りていないのかもしれません。
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