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面接の結果が遅い=合格?企業に問い合わせる際の注意点を解説
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この記事のまとめ
- 面接結果の通知が遅い場合でも合格とは限らない
- 合格か不合格かに関わらず選考が難航することはある
- 面接結果にあまりにも時間を要している場合はメールで問い合わせてみる
- 面接に合格しているかどうかを問い合わせのメールで聞くのはマナー違反
- 面接結果が遅いと感じ、不安になってもあまり気にしすぎないようにしよう
転職・就職活動中の面接選考の結果が届くのを今か今かと待っている方も多いでしょう。「連絡が遅いのは合格だから?」と期待したり、反対に「面接結果が遅い=不採用?」と不安になったりしてしまいます。このコラムでは、面接結果の通知期間や、結果について企業に問い合わせできるかどうかについて解説。面接結果が遅れる理由を理解し、不安を抱えすぎないようにしましょう。
面接結果が遅い=合格?
面接結果の連絡が遅いからといって、合格とは限りません。企業によって、面接から結果通知までの期間は異なります。面接選考の結果が届くのが遅いと、「きっと採用の最終候補まで残っているから時間がかかるんだ」と思い、合格を期待する気持ちも大きくなるでしょう。一方で、「落ちたから自分への連絡は後回しにされているんだ」と不安を感じる方もいるようです。
しかし、連絡に時間がかかっているから合格、不合格というように一括りにはできないため、あまり過度な先入観を持たず企業からの連絡を冷静に待ちましょう。最終面接の面接選考の結果が遅くて不安な方は、「最終面接の結果待ちが長く不安なとき知っておくべきこと」のコラムも参考にご覧ください。
面接選考の結果はいつ届く?
面接終了後に面接官から「結果は△日以内に連絡します」とアナウンスされれば、それを目安に結果が届きます。返答期限の指定をしない企業の選考結果は、面接が終わってから1週間以内、または10日後までに「採用」または「不採用」の通知が届くことが一般的です。しかし、早いときには面接の数時間後に連絡がきたり、遅いときは2週間ほどかかったりするケースもあるなど、企業の採用事情によって面接結果が出るまでの時間はさまざま。
あまりにも選考結果の連絡に時間を要していると不安を感じるかもしれませんが、企業によって選考状況が違うため、基本的には連絡を待ちましょう。ただし、返答期限の指定がない状態で面接から1週間ほどが過ぎても連絡がない場合は、メールが届いていない、また電話番号を間違えているなどのトラブルも考えられます。面接結果が届く日数の目安や、遅くなる理由について詳しく知りたい方は、「面接結果はいつ頃知らされる?結果の通知が遅くなる理由を解説」のコラムもご覧ください。
面接結果の通知が遅い理由
面接結果の通知が遅い理由として、採用担当者や面接官が忙しかったり、合格者を絞るのに時間がかかっていたりする可能性が考えられます。面接選考の結果がなかなかこないと不安になるかもしれませんが、企業の事情も考慮して少しの間待ってみましょう。
面接結果の通知が遅い理由
- 採用担当者や面接官が忙しい
- 合格者を絞るのに時間がかかっている
- まだほかの応募者の選考を行っている
- 内定辞退者が出たときのための補欠になっている
採用担当者が忙しい
採用担当者が忙しく、応募者への連絡が滞ってしまっているケースがあります。予想以上の応募者数があったり、最終面接に残る方が多くて一人ひとりの対応に時間がかかっていたりすることも。
また、担当者は採用業務以外の仕事も行っているため、採用活動に手が回らないことも考えられるでしょう。そのほか、人事が変わったばかりで新しい採用担当者や面接官が仕事に慣れておらず、業務に時間がかかっていることも稀にあるようです。
合格者を絞るのに時間がかかっている
似たような印象や経歴を持つ応募者が複数人いると、そこから合格者を絞り込むのに時間がかかる場合があります。特に中途採用の求人の場合は大量採用を行えないため、選考が難航する場合があるようです。
また、企業が求める人物像と合っていない応募者が多数いる場合でも、選考に時間がかかることがあります。
まだほかの応募者の選考を行っている
求人に対する応募数が多ければ、自身の面接が終わってもまだ選考が続いている場合があります。ほかの応募者の面接の予定がずれたために選考が遅れているというケースもあるようです。企業側が「できるだけたくさんの応募者と会って採用者を決めたい」と考えていれば、合格者を絞るのに時間がかかってしまうでしょう。
内定辞退者が出たときのための補欠になっている
内定を辞退する応募者が出た際の補欠枠として自身が残っている場合、面接結果の通知が遅れることが予想されます。もし自分が補欠の合格者となっていれば、既に本採用となった応募者には連絡がいっているはずです。
しかし、内定の承諾または辞退の確認が円滑でないと、なかなか補欠の合格者には連絡できず、結果の通知が遅くなる場合があるでしょう。
面接結果を問い合わせる際の注意点
企業から約束の期日までに連絡が来なかったり、面接から2週間以上経過しても音沙汰がなかったりする場合は問い合わせてみましょう。ただし、問い合わせの仕方によっては企業からの印象を損ねてしまう場合もあるので、それぞれのポイントを確認し参考にしてください。
面接結果を問い合わせる際の注意点
- 面接結果が遅いことに文句をいわない
- 問い合わせるのは本来の期日の翌日か翌々日にする
- 合格かどうかを直接聞かない
面接結果が遅いことに文句をいわない
企業に問い合わせる際、「長い間待っているのですが、面接結果はまだでしょうか?」「約束の期日は過ぎていますが、なぜこんなに遅いのですか?」といった、面接結果が遅いことへの問いかけはしてはいけません。
連絡が遅れているのは企業も承知しているため、あくまでも目的は批判でなく状況の確認であることを忘れずに、ビジネスマナーを心がけた言葉づかいを意識しましょう。
問い合わせるのは本来の期日の翌日か翌々日にする
面接結果の期日が企業や面接官から指定されていた場合、問い合わせるのはその翌日か翌々日にしましょう。「大体△日前後に連絡します」といった曖昧な期日であった場合も、伝えられた日の1~2日後であれば問い合わせをしても問題ありません。期日の当日に問い合わせをするのは、急かしているような印象を与えかねないため避けましょう。
合格かどうかを直接聞かない
面接結果を問い合わせる際は、合格か不合格かを直接尋ねるのはやめましょう。「企業から面接結果が来ないのは採用に時間がかかっているから」という理由は応募者の視点からでも想像でき、採用担当者に「企業の都合を考えない自己中心的な人」と悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
問い合わせの目的はあくまで状況を確認することなので、結果が気になっても連絡期日の再確認をするに留めましょう。面接結果の問い合わせについては、「最終面接の結果の問い合わせ方は?催促はNG?メールや電話の例文を紹介」のコラムでも解説しているので、あわせてご覧ください。
面接結果が遅い場合の問い合わせ例文
ここでは、面接の結果があまりに遅い場合の企業への問い合わせ方について紹介します。採用担当者の都合を考え、問い合わせする際は基本的にメールで行いましょう。電話は相手の時間を取ってしまうため、採用担当者の迷惑となることがありますが、メールであれば時間が空いたときに確認ができます。問い合わせの内容は、以下の例文を参考にしてください。
約束の期日を過ぎている場合のメール例文
【件名】
△月△日の面接における選考結果のご確認 (自分の氏名)
【本文】
株式会社△△ △△部 △△様
お世話になっております。
△月△日に御社の△△部の最終面接を受けさせていただきました、△△(自分の氏名)です。その節はご多忙の中お時間をいただき、ありがとうございました。
面接の結果につきまして、△月△日までに合否のご連絡をいただけるとお伺いしておりましたので、現在の状況を確認させていただきたくメールをお送りいたしました。
お忙しいところ大変申し訳ありませんが、選考の結果はいつ頃ご連絡いただけるか教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
(自分の氏名)
(電話番号)
(メールアドレス)
メールのポイント
たとえ約束の期日を守らなかった企業側の落ち度だったとしても、採用担当者を問いただすような文面にならないように注意しましょう。
期日を伝えられていない場合のメール例文
連絡の期日を伝えられていなかった場合も、基本的に問い合わせる内容は同じです。
【件名】
△月△日の面接における選考結果のご確認 (自分の氏名)
【本文】
株式会社△△ △△部 △△様
お世話になっております。
△月△日に御社の△△部の最終面接を受けさせていただきました、△△(自分の氏名)です。その節はご多忙の中お時間をいただき、ありがとうございました。
面接の結果につきましてですが、まだご連絡をいただいていないようなので、現在の状況をお伺いしたくメールをお送りいたしました。
本来であれば面接の際にこちらから確認すべきところ、このようなメールを差し上げてしまい大変申し訳ございません。
お手数をおかけしますが、選考の結果はいつ頃ご連絡いただけるか教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
(自分の氏名)
(電話番号)
(メールアドレス)
メールのポイント
企業から期日を伝えられていなかった場合の問い合わせでは、自分にも非があったという点を書き添えるのがポイントです。また、企業へのメールの返信マナーについては、時間やタイミングにも気を付け、失礼のないように送信するのが基本です。詳しくは、「企業メールへの返信マナーを解説!時間や日程調整を伝える際の例文も紹介」のコラムも参考に、適切なビジネスマナーを身に付けましょう。
面接結果を問い合わせる前に再確認しよう
面接結果の問い合わせメールを送る前に、「着信履歴や留守番電話に企業からの履歴がないか」「合否通知が迷惑メールに振り分けられていないか」「合格者のみに連絡するといわれなかったか」を再確認しておきます。
自分が気付いていないだけで企業から連絡が来ていたということもあるため、問い合わせる前に慎重に確認してください。
面接結果を問い合わせる前に再確認しよう
- 着信履歴や留守番電話に企業からの履歴がないか
- 合否通知が迷惑メールに振り分けられていないか
- 合格者のみに連絡するといわれなかったか
着信履歴や留守番電話に企業からの履歴がないか
自分の気付かない間に連絡が来ていた場合は、着信履歴や留守番電話に記録が残っているはずです。タイミングが合わず、企業や採用担当者からの連絡にすぐに気づかない場合もあるため、企業に問い合わせる前に、まずは見落としがないかをチェックしましょう。
合否通知が迷惑メールに振り分けられていないか
企業から合格通知が届いていたのに、迷惑メールに振り分けられていて気付かなかったというケースもあります。企業の採用担当者が、合格メールに対する返信がないことで「内定を辞退した」と認識してしまう場合もあるでしょう。企業から面接結果がいつまで経っても届かないという場合は、念のため迷惑メールのボックスも確認してください。
合格者のみに連絡するといわれなかったか
企業によっては、面接結果は合格者のみに通知するというケースがあります。特に求人情報には全員に連絡があるとは書かれていないことが多く、応募者全員に連絡がくると思い込んでしまうことも。その結果、採用担当者や面接官からの説明を聞き間違えてしまうことも考えられるでしょう。面接終了後に採用担当者や面接官から説明がなかった場合は、面接結果が通知される期日や連絡が合格者のみに行われるかどうかを確認するのも、のちの誤解を防ぐ一つの手段だといえるでしょう。
面接結果の通知が遅くても気にしすぎない
面接結果がなかなか届かないと不安になるかもしれませんが、気にしすぎず次のステップに目を向けることが大切。次の面接対策を行なったり、他の求人情報を確認したりしながら待つと良いでしょう。終わった面接のことを気にするより、改善点を振り返りながら次に備えることで、新たなチャンスに向けた準備が整います。
また、就活中にメンタルを安定させることで、冷静な判断ができるようになります。そんなメンタル強化のポイントについては、「メンタルが強い人の特徴13選!気持ちを安定させる方法や習慣を解説」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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面接結果が遅いときのお役立ちQ&A
企業からの連絡が遅く、面接結果がわからないと不安になる方は多いようです。ここでは、面接結果が遅いときによくある疑問をQ&A方式で解決していきます。
面接結果の連絡が遅いのは合格だから?
連絡が遅い=合格とは限りません。
企業によって面接結果が出るまでの日数は異なるため、連絡の早さで合格か不合格かの予想をするのは難しいでしょう。当コラムの「面接結果が遅い=合格?」に詳細を記載しているので、こちらもあわせてご覧ください。
面接結果の連絡は何日くらいで来るのが普通?
企業側から「△日後までに連絡します」と伝えられていない場合は、数日から1週間を目安に結果が来ることが多いようです。面接終了までに採用担当者や面接官から合否の連絡期日について触れられなかった場合は、何日程度で結果がわかるかこちらから尋ねてみましょう。面接結果が届くまでの期間については、「面接の合否はいつ分かる?結果の連絡が遅い・来ないときの対処法」のコラムもあわせてご覧ください。
連絡が遅い場合は企業に問い合わせてもいい?
企業から伝えられた期日を過ぎていたり、1~2週間経っても連絡がない場合はこちらから問い合わせたほうが良いでしょう。その際、直接合否の結果を尋ねないよう注意してください。企業への問い合わせにおける注意点は、コラム内の「面接結果を問い合わせる際の注意点」を参考にしてみましょう。
企業への問い合わせはどうやって行う?
採用担当者の都合やその場ですぐに対応できない場合の事情を考慮し、問い合わせは基本的にメールで行いましょう。企業とのやりとりに不安を感じる方は、就職・転職支援サービスのハタラクティブにご相談ください。企業への連絡や面接・入社日の日程調整などはハタラクティブが行うので、安心して転職活動ができます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。