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第二新卒の面接は学生時代の経験を自己PRしたほうが良い?
更新日
この記事のまとめ
- 第二新卒の強みは、「若さ」「基本的なビジネススキル」「仕事への意欲の高さ」
- 第二新卒はスキルや経験ではなく、素直さや柔軟性で自己PRすると効果的
- 第二新卒は学生時代のアルバイト経験をアピールするのもおすすめ
- 第二新卒の社会人になってから学びや強みは、学生時代の経験を使って補強できる
「第二新卒も学生時代の経験を自己PRするべき?」と悩む方もいるでしょう。面接では社会人経験をアピールするのが基本ですが、経験豊富なライバルがいるなかで、自分の魅力を面接官に印象付けるのが大切です。
このコラムでは、企業側が第二新卒に感じるメリットや、アピールできる学生時代の経験をご紹介します。学生時代のアルバイトで強みになるものも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
企業側が第二新卒に感じるメリット
企業側が第二新卒に感じるメリットとして「素直でフレッシュな人材」「研修・教育コストがかかりにくい」などが挙げられます。まずは、企業が第二新卒の応募者に対してどのような印象を持っているのか理解しましょう。
素直でフレッシュな人材
第二新卒の魅力の一つは20代という若さにあるといえます。 組織の若返り、幹部候補の育成など、若い人材の充足を図りたい企業は多いもの。前の職場の色に染まっておらず、自社のやり方や風土に馴染みやすい点は企業にとってのメリットです。年齢が若く素直な人材は、教育がしやすく伸びしろがあると判断されやすいでしょう。
研修・教育コストがかかりにくい
社会人を経験している第二新卒は基礎的な研修をせずに済むのも、企業側が魅力に感じるポイントです。 第二新卒は新卒と同じくらいの若さでありながら、基礎的なビジネスマナーを身につけてるのでスムーズに仕事に入れると期待できます。
仕事に対する意欲が強い
短期間とはいえ正社員として働いていたこと、一度挫折を経験していることから、仕事に対する意欲が強く、現実的な視点で業務に取り組むことができるでしょう。新卒時の失敗を反省して仕事選びも慎重になるため、ミスマッチが起こりにくいのも第二新卒者の特長といえます。
企業が第二新卒に感じるメリットは上記の3つが代表的です。アピールポイントに取り入れていくことで、魅力に感じてもらえる可能性が高まるでしょう。
短期間であっても、第二新卒は正社員として働いた経験があります。転職活動では経歴や前職での経験をアピールできるため、自己紹介も新卒とは違う内容にすることが重要です。第二新卒が転職で行う自己紹介については「第二新卒が転職面接の自己紹介で成功するためのコツ!流れや例文も紹介」のコラムで紹介していますので、あわせてご覧ください。
第二新卒の転職で学生時代の経験は使い所を考えよう
第二新卒の場合も、転職活動では卒業後に社会人になってからの経験を中心にアピールすべきです。新卒の採用選考では学生時代の経験が評価されます。一方で、第二新卒の場合は短い間とはいえ正社員経験がある人材となるので、企業は業務経験を通したアピールを期待しているでしょう。
しかし、まだまだ社会人経験が短い第二新卒に求められるのは、具体的な実績というよりは、業務に対する心掛けや意欲といった面です。大きな成果がなくても、自分なりにどんな工夫をしたのか、課題を解決するためにどのように行動したのかを伝えましょう。
学生時代の経験が使える場合
第二新卒の転職活動では、社会人になってからの経験や強みを補強する形で、自己PRなどで学生時代の経験を使えます。まだキャリアの浅い第二新卒の方の場合、業務上の経験だけで自分の強みや人柄を充分に伝えるのは難しいことがあります。そのため、業務経験でのアピールが難しい場合は、学生時代の経験をうまく使いましょう。
たとえば、リーダーシップをアピールしたい仕事で役職に就いたことがない場合、職場での経験と合わせて、学生時代にサークルの部長を務めた経験をアピールの根拠にできます。アピールの説得力が増すと判断できるなら、学生時代を使うのは賢い方法といえるでしょう。
第二新卒の転職でも学生時代のことを聞かれる?
学生時代に力を入れていたことを指す「ガクチカ」は、新卒採用でよくある質問です。しかし、既卒や第二新卒、20代前半は社会人としての経験が少ないことから、選考の面接でガクチカについて聞かれる可能性があります。
「面接時で聞かれるガクチカの話し方を紹介!どこまで話す?長さの目安は?」のコラムで、転職で学生時代に頑張ったことを聞かれた場合の話し方や例文を確認しておきましょう。自己PRとガクチカの違いも解説していますので、第二新卒で転職活動中の方も参考にしてください。
学生時代のアルバイト経験もアピールできる
面接官の多くは、応募者の人間性とその人が仕事で活躍できる人物かどうかを見ています。面接ではサークルや学業などに限らず、アルバイト経験も話題にできるでしょう。
企業にとっては、学生時代に経験したアルバイトの種類からも、応募者の性格と仕事ができる人間かを判断することが可能です。たとえば、引越しバイトの経験があったとしたら、体力的に自信がある人、現場作業が好きな人であると想像できるでしょう。
また、1つのアルバイトに従事した期間が長ければ長いほど、粘り強い性格かどうかもある程度分かります。応募者に対し、「周りとコミュニケーションをとって長く人間関係を構築できる人」と判断する面接官もいるでしょう。
志望職種に関連する業務経験は強みになる
志望職種に関係する業務経験があるのなら、アピール内容として積極的に情報を盛り込むようにしましょう。盛り込む際は、どのような工夫をして成果を残したのか、具体的な内容を伝えることができると好印象です。自分が取り組んだ業務の中にそのようなエピソードがないか、思い出してみましょう。
サークル活動や学業、アルバイトなど学生時代の経験はさまざまですが、面接で取り上げる際はできる限り具体的なエピソードを話すことが大切です。
第二新卒はポテンシャルが評価される
第二新卒に期待されるのは、職務のスキルよりも、人間性や仕事への意欲です。自身の経験談を通して、自分の何が強みで、入社後その強みをどう活かせるのかを熱意をもって伝えましょう。アピールから将来の可能性を感じてもらえれば、採用につながる可能性が高まります。
「学生時代の経験も含めて効果的にアピールしたい」「就活や転職について相談したい」という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
ハタラクティブは若年層向けの就職・転職エージェントで、専任のアドバイザーが丁寧にヒアリングしたうえで、一人ひとりに合った求人をご紹介します。応募書類の作成や面接対策など、選考に関する相談も可能です。第二新卒の転職活動をサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
第二新卒のアピール内容に関する疑問Q&A
ここでは、第二新卒のアピール内容に関する疑問について、Q&A方式で解決していきます。「第二新卒の転職活動で学生時代の経験をアピールしても良い?」と悩む方は参考にしてください。
第二新卒は「学生時代の経験」をアピールできる?
第二新卒の方は、選考で学生時代の経験をアピールしても良いでしょう。
転職では業務上の経験や実績などを話すのが基本です。しかし、第二新卒の方は社会人経験が少なく、業務関連のエピソードを話すのは難しい場合もあります。アピールする際に学生時代の経験を話題にするときは、「アルバイトをしていたときの話ですが…」などと前置きしてから話しましょう。
詳しくは、「学生時代の話もOK?職務経歴書に書いて良い内容とは」のコラムで紹介しています。
第二新卒は何をアピールするのが好印象?
前職で身についたスキルや業務上の実績がある場合は、積極的にアピールしましょう。第二新卒の強みは、新卒にはない「ビジネスマナー」が身についていること。加えて仕事に役立つスキルがあれば、即戦力になりそうだと好印象を得られます。
また、自己PRを考えるときは志望職種別の例文を参考にするのがおすすめです。「第二新卒向け自己PRの例文をご紹介!詳しい書き方やポイントも解説」のコラムをチェックしてみてください。
新卒と第二新卒は何が違う?
新卒と第二新卒の違いは、社会人経験の有無です。社会人経験がない新卒の場合は、入社後に新人研修を行い、基本的なビジネスマナーを教育する必要があります。一方、第二新卒の場合はビジネスマナーがすでに身についている人が多いため、教育コストが削減できるのがメリットです。そのほか、面接で受ける質問内容にも違いがあるでしょう。
詳しくは「新卒と第二新卒の違いとは?就職難易度の差や転職のコツを解説」のコラムをご覧ください。
第二新卒の自己PRは何が見られる?
企業が第二新卒の自己PRで主に見ているのは、社会人としての基本的なマナーが身についているか、入社後に活躍しそうなポテンシャルを持っているかの2点です。そのため、自己PRでは業務経験で身についたビジネススキルを、具体的な成果や体験談を交えて説明すると効果的でしょう。「第二新卒の自己PRの効果的な書き方をご紹介!」のコラムでは、同業種や異業種への転職する際の自己PRのポイントも紹介しています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。