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転職に迷うときはやめたほうがいい?判断基準や決め方を解説
更新日

この記事のまとめ
- 転職を迷う人は、転職するデメリットを知って判断材料にしよう
- 転職を迷うときは、今の悩みが現職で解消できるものかどうかを考えることが大切
- 転職を迷う場合、キャリアや将来像が曖昧なときや現職に飽きただけのときは一旦見送る
- 他責思考の人やビジネスの基礎力がついていない人は転職を慎重に判断しよう
- 良い転職をするには、仕事選びの軸を決めたり家族の理解を得たりすることが大切
転職に迷うとき、するかしないかの判断に悩む人は多いでしょう。このコラムでは、転職に迷うときの確認ポイントやしないほうがいいケース、20代・30代・40代の年齢に応じた決め方を紹介します。
また、転職をしないほうがいい人/おすすめできる人の特徴や迷うときの注意点も解説。今後のビジョンが明確でない方は踏みとどまったほうが良い場合もあるので、離職前にしっかりと考え後悔しない道を選びましょう。
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転職を迷うときに確認すべきポイント
転職を迷うときは、迷いの原因を突き止めて解決するのがおすすめです。「なぜ迷うのか」「どうしたら解決するのか」を考えてみましょう。
転職を迷っている事柄は何か
転職を迷う場合は、何に対して迷いを感じているのかを明らかにするのが重要です。迷いの原因は転職活動への不安だったり、今の環境から離れることへの躊躇だったり、人によってさまざまなものがあります。
迷いの原因を詳しく分析すると対応策を考えられるので、まずは自分が何に迷っているのかを考えてみましょう。転職を迷う一般的な原因については、次の項で詳しく解説します。
転職そのものをゴールにしていないか
転職するか迷うときは、転職すること自体をゴールに設定していないか考えてみましょう。転職そのものを目的にしている場合、転職をした時点で燃え尽きてしまう可能性が高いからです。
特に、現状に不満を持っていたり、すぐに環境を変えたいと考えたりしている人は注意してください。職場環境の問題は、転職以外の方法でも解決が可能です。まずは上司や会社に相談したり、異動や転勤を検討したりと、転職せずに対応できないか試してみましょう。
転職は自分のキャリアを良くするための手段だと考えて、転職自体が目的にならないよう迷いの理由を考えてみてください。「転職の目的がないと成功しない?明確化したほうがいい理由と整理する方法」のコラムも参考にし、転職の目的や意味を再考してみましょう。
転職するか迷ったら、自分の叶えたいことを再確認してみよう
転職を迷ったときは、まず「なぜ転職を考えているのか」を明確にしましょう。転職サイトに登録したり、選考が進んだりしてくると「転職することが目的」になってしまうことがあります。そのため、転職を決意したきっかけやそれによって叶えたい未来が何だったかを、改めて具体的にイメージすることがとても大切です。
たとえば、「転職で得たいもの」と「現職で改善可能な点」を比較します。また、給与や給与の向上、成長の機会、働きやすさなど、自分にとってどれが最も重要なことかを再確認してみましょう。理想の条件と現実の折り合いも考慮することで、後悔の少ない選択ができます。
また、転職でのリスクも考慮しましょう。転職先の業界や企業の安定性、働きやすさを研究し、家族や信頼できる人に意見をもらうと心の整理がつきやすくなります。ビジョンと現状を丁寧に見ることによって、納得のいく判断につながるはずですよ。
転職を迷う主な事柄
転職を迷うのは、失敗して後悔することへの不安が大きいと考えられます。この項では、転職を迷う主な事柄を解説するので、自分の迷いを見極める参考にしてみてください。
転職に失敗したらどうしようと迷っている
転職活動を頑張ってもうまくいかず、失敗することを不安に思う人もいるでしょう。応募しても選考にとおらず、「自分の市場価値が低いのでは」と落ち込んでしまうことへの不安です。
転職活動には、自己分析や書類作成、面接への準備などに時間と労力がかかります。それだけの努力をしても成功できなかった場合を想像すると、「頑張っても無駄になるかもしれない」と不安になり、転職活動に踏み切れない状況です。
転職して現職より満足できるか不安
転職できたとしても、「前の会社のほうが良かった」と思ってしまったらどうしようと不安になる場合もあるでしょう。たとえば、以下のような例が考えられます。
- ・給料は上がったものの、人間関係は前職のほうが良かった
- ・仕事内容は希望に合っているが、残業が増えた
- ・通勤時間が長くなったのが、思った以上にストレスを感じる
このようなリスクを考えると、「転職に失敗するくらいなら現状維持が無難かも…」と転職に踏み切れない状態になります。
キャリアプランが変わることへの迷い
転職すると評価制度や昇進試験の内容が変わり、前職で思い描いていたキャリアプランに変更が生じる可能性もあります。特に、現在の職場で上司から評価されている場合、「転職しても同様の評価が得られるとは限らない」とリスクを恐れてしまうでしょう。
しかし、このような不安は企業研究をしっかりと行うことで解消できる場合もあります。OB・OG訪問や職場見学などが可能であれば、積極的に活用しましょう。また、転職エージェントに相談すれば、キャリアアドバイザーをとおして事前に詳しい情報をもらうこともできます。
今の生活が変わってしまうことが不安
転職すると勤務時間や収入の変化により、私生活に影響が出る可能性もあります。仕事の満足度が高まったとしても、私生活へのストレスが増えると後悔するのではないかと不安に思い、転職を迷う人もいるようです。
転職によって生活リズムが変わることもありますが、慣れれば新しいリズムに対応できるようになるでしょう。また、一時的に収入が減ったとしても、頑張り次第で昇給する可能性もあります。
変化の内容が許容できるかどうかを考え、長い目で見て判断するのが大切です。
内定をもらったうえで転職に迷うパターン
転職活動に成功し、内定をもらった際に転職を迷うパターンもあるでしょう。この項では、内定後に迷う原因について解説します。
内定後に転職そのものを迷う
内定をもらったものの、転職するか現職に残るかで迷う場合もあります。転職活動中は現職への不満に目が行きがちですが、いざ内定をもらうと「今の会社にも良い面はある」と見方が変わるパターンです。
また、上司から退職を引き留められ、実は評価されていたと気づいて辞めるのが惜しくなる場合もあるでしょう。
このような場合は、転職の目的を改めて思い出すのが重要です。なぜ今の会社を辞めて、応募先企業を選ぼうとしたのかを改めて見つめ直し、冷静に判断しましょう。
2社以上に内定をもらって迷う
2社以上から内定をもらい、どの会社を選ぶか迷う場合もあります。どちらにもメリット・デメリットがあり、決められないパターンです。あるいは、どの会社も決め手に欠け、現職と迷う場合もあります。
このようなときは、各社の雇用条件や社風、働き方などをリストにして比較してみましょう。そのうえで、それぞれの会社を選んだ場合のリスクも想定し、最良の選択を考えてみてください。
転職活動のなかで迷うポイントがあった
転職活動中にネガティブな口コミを見つけたり、「福利厚生が少ない」と気づいたりして、最終面接が終わった段階で迷い始めるパターンもあるでしょう。また、具体的な理由はなくても、面接の雰囲気が良くないなど、なんとなく不安を感じる場合もあります。
気になる点に目をつぶって内定を承諾すると、転職後に後悔する可能性もあるため焦って決めるのはおすすめできません。
もし、求人票の内容と面接で聞いた説明に相違があるなら、改めて確認するのが望ましいでしょう。また、現職と転職先の長所・短所を書き出して、どちらが良いかを検討するのもおすすめです。
転職に迷うときは成功者の離職理由を参考にしよう
転職に迷うときは転職に成功した人の意見を参考にするのも一つの方法です。この項では、調査にもとづいて転職者の離職理由を紹介します。
離職理由に多いのは労働条件への不満
厚生労働省の調査「令和5年 雇用動向調査結果の概要」によると、転職者が前職を辞めた理由は「その他の個人的理由」が最も多い結果でした。
以下は、「その他の個人的理由」を除いた理由の詳細をまとめたものです。
年齢階級 | 仕事の内容に興味を持てなかった | 能力・個性・資格を生かせなかった | 職場の人間関係が好ましくなかった | 会社の将来が不安だった | 給料等収入が少なかった | 労働時間・休日等の労働条件が悪かった |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 7.4% | 5.1% | 9.1% | 5.2% | 8.2% | 8.1% |
20~24歳(男性) | 5.8% | 7.1% | 7.5% | 4.9% | 10.5% | 11.4% |
25~29歳(男性) | 14.1% | 8.5% | 6.4% | 7.3% | 11.7% | 10.6% |
女性 | 5% | 5.4% | 13% | 4.6% | 7.1% | 11.1% |
20~24歳(女性) | 3.9% | 3.0% | 13.3% | 8.7% | 9.1% | 15.6% |
25~29歳(女性) | 9% | 6.1% | 14.8% | 3.7% | 7.2% | 18.4% |
参照:厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要 (2)転職入職者が前職を辞めた理由(表5)」
離職理由は年齢によって割合が異なるものの、総じて「労働時間・休日等の労働条件が悪かった」が多い傾向にあります。特に、20代では男女ともに多い傾向にあり、女性は20代全般でトップの理由です。
また、20代男性では「給料等収入が少なかった」が第2位の理由となっていることから、条件面の不満は離職につながりやすいといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
雇用動向調査:結果の概要
ハタラクティブの調査でも給与が理由で転職する人が多い
ハタラクティブの調査「若者しごと白書2024」によると、18~29歳の正社員が就職・転職活動を始めたきっかけで最も多いのが「給与が低い」でした。
1位 給与が低い(44.6%)
2位 やりがい・達成感がない(29.9%)
3位 人間関係が悪い(23.0%)
4位 企業や業界の将来性が不安(15.8%)
5位 残業や休日出勤が多い(13.8%)
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 3-4. 就職活動・転職活動を始めたきっかけ(p.31)」
さらに、「2-5. 仕事で一番大切にしている価値観」についての回答では、「プライベートを大切に働けること(37.7%)」が最も多く、2位の「人間関係の良い職場環境で働くこと(14.8%)」に比べて倍以上の高い割合となっています。
これらの結果から、給料や労働時間に不満があると離職につながりやすいため、転職先を決めるうえで妥協しないのが望ましいといえるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
年齢別!転職するか迷ったときの決め方
ここでは、転職するかどうか迷う際の判断基準を20代、30代、40代の年代別に解説します。年齢によってキャリアプランやライフステージに違いがあるため、転職に迷う際は押さえておきましょう。
転職に迷う20代は今後のキャリアプランを考える
20代は、今後のキャリアプランを軸に転職を判断しましょう。20代はポテンシャル採用されることも多く、転職のチャンスが多い年代です。
ただし、チャンスが多い年代だからこそ「今の会社に見切りをつけてしまって良いのかな」「もう少し今の会社で頑張るべきなのでは」と、転職に迷う方も少なくありません。
自分のキャリアプランを、今の会社で達成できるのかどうかが判断するポイントです。
20代の転職は「20代の再就職は難しい?内定が決まらない理由と未経験から成功させるコツ」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
今後のキャリアが長いことを意識しよう
20代は今後のキャリアが長いので、目先の配属先や昇進にとらわれず、将来につながる経験が積めるかを見極めることが重要です。たとえば、以下の点についてよく考えてみてください。
- ・長い目で見て将来的に役立つスキルが身につくか
- ・キャリアパスに選択肢がありそうか
- ・現職では実現できないのかよく検討したか
与えられた仕事に不満があったとしても、将来に役立つスキルが身につくなら乗り越えたほうが良い可能性もあります。また、長いキャリアのなかで考え方が変わることもあるので、キャリアパスの選択肢が多い会社がおすすめです。
いずれにしても、希望のキャリアが現職ではどうしても実現できないのか、よく検討してください。今の会社で自分の思い描くキャリアプランが達成できないのであれば、転職しても良いといえます。
転職に迷う30代は勤務先に求める条件を優先する
30代の場合は希望の条件を緩和することで、求人検索や転職の選択肢が広がります。30代は結婚や出産など、ライフステージの変化が多い年代です。そのため、転職先に求める求人条件が多くなり、良い求人が見つからず迷ってしまう方も少なくありません。
30代の転職を成功させるためには、役職や年収、休日、福利厚生、勤務地などの条件に優先順位をつけて考えることが大切です。本当に必要な条件と妥協できる条件を考えると、転職に迷いがなくなり転職先も見つけやすくなります。
安定と挑戦のバランスを考えよう
30代の転職では、現実的な安定とキャリアアップのための挑戦の両面を考える必要があります。
- ・現職でワークライフバランスの見直しはできないか
- ・今受けている手当や制度が変わっても問題ないか
- ・キャリアプランに必要な経験が積めるか
ワークライフバランスのために転職を検討している方は、まずは現職で働き方を見直すことができないか検討しましょう。
また、現職で家族手当やフレックスタイム制度を利用している場合、転職によってそのような福利厚生がなくなっても問題ないかシミュレーションしてみてください。
一方、30代はキャリアアップに向けて必要な経験を積むべき年代でもあります。たとえば、40代でマネージャーを目指すなら、30代のうちに後輩の育成やリーダー経験を積むのが理想です。現職か転職かで迷う方は、思い描くキャリアの実現に向けて、必要な経験が積める環境を選ぶのが望ましいといえます。
転職に迷う40代は自分の市場価値で判断する
40代は、自分の市場価値を正確に把握することが大切です。40代は「自分はほかの会社でも通用するのか」「そもそも自分を求めている企業はあるのか」と、転職に迷ってしまう方も多いようです。
また、20代や30代と比較して40代は求められるスキルレベルが高かったり、そもそもの求人数が少なかったりなど、転職の難易度も上がります。自分の市場価値を理解したうえで、日ごろから転職市場を注視しておきましょう。
具体的には、転職エージェントを利用し、良い求人が出たら情報をもらうようにするのがおすすめです。転職エージェントを使った転職は「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」にて詳しく解説しています。
転職で仕事も私生活も向上するかが大事
40代でキャリアや収入がダウンすると、挽回するのが難しい可能性もあります。そのため、現職より良い条件でなければ、転職を見送ったほうが無難な場合もあるでしょう。
- ・即戦力として活かせるスキルは何か
- ・マネジメントスキルが伸ばせるか
- ・収入アップが見込めるか
ただし、役職が上がったり、収入アップが見込めたりするなら転職したほうが良い場合も。40代は子どもの学費や医療・介護費などが発生しやすいため、慎重に判断するのが大切です。
転職するか迷っています。どのような要素・基準で判断したらいいでしょうか?
現状を冷静に判断し、価値観や将来のビジョンを描こう
人生100年時代を迎えた今、転職は単なる環境のリセットではなく、長いキャリアをデザインするための重要な選択です。キャリアの選択に迷ったときは、自分の気持ちや現状を整理し、いくつかの観点から冷静に判断しましょう。
まずは「なぜ、転職を考えているのか」を掘り下げてみましょう。現職でうまくいかない問題がある場合、その原因を見極め、改善できないかを考えてみてください。問題を解決するプロセスそのものが、あなたの成長につながります。問題を避けて転職した場合、同じような課題に再び直面する可能性があることも念頭に置きましょう。
次に、長期的な視点で「未来像」を描いてみてください。5年後、10年後、さらにその先、自分がどのようなキャリアを歩んでいたいかを具体的にイメージすることが大切です。思い描くキャリアを実現するために、転職が本当に必要な選択肢なのかを検討しましょう。短期的な不満や焦りから転職を繰り返すと、年齢を重ねるにつれ、キャリアの選択肢が狭まるリスクが生まれます。
仕事において「何を大切にしているのか」という自分の価値観を再確認することもポイントです。「成長できる環境」「やりがい」「専門性の向上」など、あなたが大切にする要素を、新たな職場で実現できるかを慎重に見極めましょう。
転職をしないほうがいいケース8選
転職するか迷う人のなかでも、以下のケースに当てはまるときは要注意です。一度転職を見送って、自身の考えやキャリアを冷静に整理することをおすすめします。
1.自分のキャリアの棚卸しができていない
転職に迷う人のうち、キャリアの棚卸しが不十分な人は転職をすぐにしないほうが良いでしょう。転職に自信が持てなかったり、次にやりたい仕事が思い浮かばなかったりする場合、キャリアの棚卸しができていない可能性があります。
「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムを参考に自己分析を行って、自分が持っているスキルや強みを見直し、強みや企業選びの軸を整理してからあらためて転職を考えましょう。
転職活動において「武器」となるキャリアや、やりたい仕事や入りたい企業が曖昧なまま転職活動を始めるのは望ましくありません。自己分析を疎かにすると、内定がなかなか取れなかったり転職しても企業を早期退職してしまったりするリスクがあることを念頭に置いておきましょう。
キャリアの棚卸しには「人生曲線」や「専門家との対話」が役立ちます。「人生曲線」とは、これまでのキャリアを振り返り、時系列でモチベーションの上下を示すグラフです。過去の経験が視覚化され、客観的に見つめ直すことができます。
また、キャリアコンサルタントなどの専門家と対話することで、自分では気づきにくい強みや価値観を発見できます。過去の経験で得た経験やスキルをどのように活かすかを考え、今後のキャリアに活かしてください。
2.転職後のビジョンがはっきりしていない
やりたい仕事は明確になっているものの、転職後のビジョンが定まっていない人は一旦転職を見送った方が良いでしょう。安易に「やりたい仕事」に飛びつくと、入社後にさまざまなミスマッチが生じたり、新たな不満が生まれたりする可能性があります。
その仕事に就くことでどんな活躍ができるのか、きちんとキャリアアップできるのかなど、転職後の自分の姿を具体的にイメージしてみましょう。
未経験業種への転職を考えている人はさらに注意が必要
未経験の業界や職種への転職を考えている場合は、キャリアビジョンをより明確にもっておく必要があります。まずは自分の市場価値と、企業が提示する条件やスキルを照らし合わせることが大切です。
曖昧な動機で未経験分野に挑戦してしまうと、「企業が出している求人条件やスキルに実力が見合っていなかった」「転職しなければよかった」と後悔する事態も起こり得ます。スキルや経験不足と感じる場合は、いきなり理想の業種に転職するのではなく、少しずつステップアップしていくのが望ましいでしょう。
3.現職に飽きただけの状態
「現職にやりがいを感じないから転職したい」と考えている人は、一度自分の気持ちに向き合ってみましょう。やりがいを感じられない理由が「飽きたから」なのか、「十分スキルを積んだため仕事に手ごたえを感じなくなっているから」なのかで、取るべき行動が変わります。
単に「飽きた」という理由で転職してしまうと、十分なスキルを得られていないため転職先で苦労する恐れもあるでしょう。現職で得られるスキルを身につけ切ったか振り返り、まだステップアップの余地があるならば「飽き」を乗り越える必要がありそうです。
一方、現職に手ごたえを感じず、さらにレベルの高い仕事に挑戦したいと思うのであれば転職を検討してみても良いでしょう。
4.仕事への見切りをつけるのが早過ぎる
仕事への見切りをつけるのが早過ぎる人は、すぐに転職しないように慎重に行動しましょう。たとえば、「2ヶ月しか勤務していないけど転職したい」という場合、2ヶ月間働いただけでは経験を積んだとはいえません。短期間での転職は、応募者側に何か問題があるのでは、と企業に疑念を抱かれやすい傾向があります。
「短期間で転職を繰り返す理由は?自分に合う会社を見つける方法も解説!」でも解説しているように、短期離職は今後のキャリアに悪影響を及ぼす恐れも。やむを得ない理由がない限りは、短期離職を避けるのがベターです。
5.他人や会社のせいにしている
転職する主な理由が他人や環境のせいになっている人も、転職をおすすめしません。他社へ転職すればリセットされると思いがちですが、起業やフリーランスでない限り、転職後も会社雇用として上司や同僚とともに働きます。
再び「上司と合わない」「職場に不満」など転職前と同じ不満が出てきて、退職を繰り返すといった事態に陥りかねません。まずは状況を改善するためにできることをやってみて、「どうしても自分では解決できない」と感じたら転職を考えてみましょう。
6.私生活で変化が起きている
家族の看護や出産など、私生活で変化が起きている場合は転職のタイミングを検討したほうが良い可能性もあります。
私生活のリズムが整わないうちに職場環境も変わってしまうと、ストレス負荷が重くなってしまう恐れも。また、急な休みが見込まれるなら、人間関係ができている職場にいたほうが無難な場合もあるでしょう。
7.ポータブルスキルが不足している
どのような環境でも活かせる「ポータブルスキル」が不足している人は、安易に転職を決めることは控えましょう。たとえば、コミュニケーション能力や問題解決能力、論理的思考力などは職種や業界を問わずに必要とされるポータブルスキルで、転職先においても求められます。
特に、新卒で入社から間もない人はポータブルスキルが身についていない傾向にあります。アピールできるスキルや能力が不足しているため、志望する企業への転職は難しい可能性があるでしょう。
自分のポータブルスキルを確認してみよう
「自分のポータブルスキルの現状が知りたい」「自分のスキルを活かせる仕事を知りたい」という方もいるかもしれません。そのような場合は、厚生労働省による職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tagの「ポータブルスキル見える化ツール」を活用するのがおすすめです。質問に答えるだけで、自身のポータブルスキルを活かせる仕事や職位を確認できます。
また、第三者の意見やアドバイスが欲しいという場合は、就職・転職エージェントに相談するのもおすすめ。ハタラクティブでは、あなたの経験や性格を細かくヒアリングし、適性に合った求人をご紹介します。ぜひご相談くださいね。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag
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8.管理職やマネジメント業務が未経験
入社して数年経つと、現場だけでなくマネジメント業務や管理職の仕事をこなす職能が求められるようになります。キャリアにおいて、管理職やマネジメント業務は必ずプラスになるもの。まだ入社して浅く、マネジメント業務や管理職に携わっていない人は、転職するのではなくキャリアを積む道も検討してみましょう。
「転職してよかったことは?満足度の高い会社や職業を見つけるポイントを解説」のコラムでは、転職した人が「転職して良かった!」と思ったことを紹介しています。また、転職して後悔したことについてもまとめていますので、参考にしてみてください。
転職を検討しています。どのような場合には転職をしない方がいいでしょうか?
転職を急がないほうが良いケースはさまざまです
まず挙げられるのが、転職理由が一時的な感情に基づいている場合です。たとえば、社長との一時的な対立や一時的な業務の負荷が原因の場合、状況が改善される可能性があるため、焦らずに様子を見ることをおすすめします。
次に、現職で新しいスキルや経験が得られる状況であれば、年齢にもよりますが少しの間その機会を活かすこともひとつの手です。スキルを身につけることで、将来的な選択肢が広がります。
また、転職先を十分に調査しておらず、不安要素が多い場合にも注意が必要です。 転職はキャリアや生活に大きな影響を与えるため、転職先の文化や業績の安定性について事前に確認しましょう。最後に、家族や周囲のサポートや理解が不足している場合も、今は準備期間として慎重に判断すべきといえます。
転職をおすすめできる人の特徴
転職をおすすめできる人の特徴には、主に以下の3つが挙げられます。
- ・ハラスメントや労働環境の問題で現職で働き続けるのが難しい
- ・自分のやりたいことが明確に決まっていて、現職では達成できない
- ・経験やスキルを活かして、現職よりもキャリアアップができそうだと感じる
上記の特徴に当てはまる方は、転職してうまくいきやすいといえるでしょう。特に、今の職場で労働環境や人間関係など、自分では解決できない問題を抱えている場合は、すぐにでも求人検索をして転職をするのがおすすめです。
現職の労働環境が良くない
仕事をすることで心身に大きなストレスを感じるのならば、転職をして環境を変えるべきといえます。常識を逸脱した残業や休日出勤やハラスメントに該当する行為は、特に注意が必要です。
自分の努力で改善できる理由であれば改善に期待ができるものの、相手の性格や企業の考え、長年の慣例などは変えることが難しいでしょう。明らかに労働環境が良くなかったり、心身に影響が出るほど働き方や考え方が合わなかったりするなら、転職を前向きに検討してみてください。
やりたいことが見つかった
自分が現職以外でやりたいと感じる仕事があり、かつ現職では達成できない場合はキャリアを優先して転職してもいいでしょう。たとえば、「新卒時に希望する職種や業界に入れずに就職したものの、やっぱり挑戦したい」「仕事をするなかで△△分野に深い興味を持ち、極めたい」などが当てはまります。
今よりキャリアアップが期待できる
現職で身につけたスキルや経験を活かして、今より明らかなキャリアアップが期待できる場合も、転職するのがおすすめです。現職でキャリアの上限が分かっていたり、目指すキャリアを達成している先輩がいなかったりするなどが該当します。
また、「年齢や経験ではなく実績や実力を評価してもらいたいのに、今の会社は年功序列が強い」といったケースなら、ベンチャー企業や実力評価の企業に転職することで、大きくキャリアアップできる可能性があります。
価値観にズレが生じた
自分の考え方が変わったり、企業理念が変わったりして価値観にズレを感じるようになったら、転職するのも選択肢の一つです。価値観にズレが生じた例としては、以下のようなものがあります。
【自分の考え方が変わった場合】
・バリバリ働きたいと思っていたが、私生活も大事にしたくなった
・落ち着いた環境で働きたいと思っていたが、新しい挑戦をしたくなった
・給料や福利厚生を重視していたが、仕事のやりがいのほうが優先順位が高くなった
・自由な社風からトップダウン型になった
・リモートワークやフレックスタイムなどの制度がなくなり、出社必須になった
・社員の働き方満足度を重視していたのに、利益追求型に変わった
価値観のズレによって、キャリアプランやライフプランに悪影響を及ぼすようなら転職するのも良いでしょう。ただし、一時的な変化であれば様子を見たほうが無難な場合もあります。
転職したほうがいい人の特徴やメリットについては「転職するべきかどうか分からない…職場を変えるメリットとデメリットとは」のコラムもぜひご覧ください。
辞めるか迷うときに考えるべき転職の6つのデメリット
今の会社を辞めるかどうか迷うときには、転職することによって生じるデメリットも考慮するべきです。転職する道を選んだ場合、以下のようなリスクが起こりえます。
辞めるか迷うときに考えるべき転職のデメリット
- 給料が下がる可能性がある
- ローンや賃貸の審査の通過率が下がる
- 人間関係をゼロから築く必要がある
- 費用がかかる
- 上司の年齢が自分より若い可能性がある
- 悩みが解決しない可能性もある
1.給料が下がる可能性がある
「年功序列の企業だった」「勤続年数が浅く、経験不足のまま退職してしまった」などの場合、転職をしたときに前職よりも給料が下がる恐れがあります。また、未経験や異業種への転職だと、転職前に比べてポジションが下がり、給料も下がってしまう可能性があるでしょう。
転職を考えているなら、今の会社で働き続けた場合の待遇と転職した場合の待遇について比較し、しっかりシミュレーションしておくのがおすすめ。また、「今すぐ転職したい」というわけではないなら、スキルや経験を積んで自身の市場価値を高めておくことが重要といえます。
2.ローンや賃貸の審査の通過率が下がる
転職してすぐのタイミングだと、ローンや賃貸の審査の通過率が下がる可能性があることも頭に入れておきましょう。一般的に、社会的信用があると見なされる勤続年数は2〜3年以上だといわれています。
しかし、転職すると勤続年数はリセットされてしまうため、社会的信用も低下してしまうことがあるのです。大きな買い物をしたり、引っ越したりする予定がある人は、慎重に転職のタイミングを判断しましょう。
3.人間関係をゼロから築く必要がある
転職すると、新しい職場で人間関係を築く必要があります。コミュニケーションが苦手な人は、転職先の人々とゼロから仲を深めていくことに億劫さを感じることもあるでしょう。
また、転職先で自分と性格の合わない人と仕事をするリスクも考えられます。現職の人間関係に居心地の良さを感じている人や、新しい環境を柔軟に受け入れにくい人は、しばらく苦労するかもしれません。
4.費用がかかる
転職活動には、思っているよりも費用がかかります。交通費や身だしなみのためのスーツ代はもちろんのこと、面接時間までの調整で入ったカフェなどの飲食代、遠方の場合は宿泊費など、出費がかさむでしょう。
転職活動をする場合は、貯蓄額や収入と必要経費を照らし合わせ、生活に支障が生じないよう計画を立てておくのがおすすめです。
5.上司の年齢が自分より若い可能性がある
設立から年月が経っていない会社に転職した場合や業種によっては、上司の年齢が自分より若い可能性があります。年下の上司のもとだと、経験不足と感じたりフランクな対応をされたりと、人によってはプライドが許せないこともあるでしょう。
年下の上司のもとで仕事がしづらいと感じる方は少なくありません。上司は選ぶことができないため、そのリスクも頭の片隅に置いておく必要があります。
6.悩みが解決しない可能性もある
転職理由が他人や会社など自分の外にあるとき、転職してもまた同じ悩みを抱えてしまう可能性があります。給料ややりがい、ワークライフバランス、人間関係など、実際に働いてみないと分からないことは多いでしょう。
今の仕事を続けるべきか転職するべきか迷う人は、自分の市場価値を一度考えてみるのもおすすめです。あわせてご覧ください。
転職に迷うとき押さえておきたい6つの注意点
転職に迷うときは、優先順位をつけたり表を作ったりして自分の考えを整理する方法がおすすめです。ここでは、転職を検討するときに押さえておきたい注意点を6つ紹介します。ポイントを押さえて行動し、後悔しない選択をしましょう。
転職に迷うとき押さえておきたい注意点
- 転職先に求める優先順位を見極める
- 家族の理解を得る
- 現職を簡単に辞めない
- 信頼できる人に話を聞いてもらう
- 書き出して整理する
- 転職エージェントに相談する
1.転職先に求める優先順位を見極める
転職に迷うときは、給与や仕事内容、職場の雰囲気など、「絶対に譲れない求人条件」と「満たされていなくても許せる条件」を見極めましょう。仕事選びの優先順位が定まっていないと自分の希望と異なる会社を選んでしまい、転職後に後悔する可能性があります。
逆に、希望求人条件を欲張りすぎると選択肢が狭まってしまうことも。自分の軸をしっかりと持ちつつ、許容範囲をある程度広げておくことが大切です。
優先順位を決めるための5つのポイント
転職先に求める条件を整理し、優先順位をつけることは、後悔のない転職を実現するために欠かせません。迷ったときは、次の5つのポイントを参考に「自分の軸」を見直してみましょう。
【1】「自分が何を大切にしているか」を考える
収入、やりがい、スキルアップ、働きやすさなど、仕事で重視したい価値観を明確にしましょう。
【2】希望する就業条件をリストアップする
「絶対に譲れない条件」「妥協できる条件」に分けます。転職先を選ぶ基準が整理され、判断がスムーズになります。
【3】将来をイメージする
長期的なビジョンを描きましょう。転職があなたの目指す未来につながる一歩となるかを見極めます。
【4】市場価値を確認する
転職エージェントなどを活用して、自分の経験やスキルが市場でどう評価されているのかを把握しましょう。
【5】専門家へ相談する
キャリアコンサルタントとの対話を通じて、自分では気づけない可能性や選択肢が見つかることがあります。
これらのポイントをもとに求める条件を整理することで、自分に合った転職先を見つけられます。焦らずに一歩ずつ進みましょう。
2.家族の理解を得る
家庭を持っている人は、転職活動を始める前に家族の理解を得ることをおすすめします。転職の成功・失敗は本人だけでなく、家族にも少なからず影響を及ぼすものです。理解を得られないまま転職活動を進めて失敗してしまった場合、家庭内の雰囲気が悪くなってしまうことも考えられます。
「パートナーに反対された」という理由で内定受諾後に辞退をする人も少なくありません。時間を無駄にしないためにも、転職を考えたときはきちんと家族と話し合いましょう。
3.現職を簡単に辞めない
現職に不満があるからといって、安易に退職してしまうことはあまりおすすめできません。多くの場合、転職活動にはある程度の時間を要します。なかなか会社選びの軸が定まらなかったり、内定を獲得するのに苦労したりすることもあるでしょう。
転職活動が長引いてしまうと、離職している場合は経済面や精神面での余裕がなくなりがちです。現職で働きながら転職活動を進めたほうが、大きなリスクを伴わずに済むといえます。
ブランク期間に注意
離職すると、再就職までブランク期間ができます。ブランク期間が1〜3ヶ月程度であれば大きな問題はないことが多いものの、それ以上長引くと採用担当者が疑念を抱く恐れも。ブランク期間を作らないためにも、できる限りは在職中に転職活動をするのが良いでしょう。4.信頼できる人に話を聞いてもらう
転職に迷う場合は、親友や家族、恋人など、信頼できる人に話を聞いてもらうのがおすすめです。ほかの人に話すことによって、頭のなかが整理されることがあります。
また、自分の立場や環境、性格などを理解してくれているため、客観的かつ的確な助言を得られる可能性があるでしょう。
5.書き出して整理する
転職に迷うときは、現在の自分の頭のなかを整理してみてください。表にすると視覚化されて分かりやすいのでおすすめです。たとえば、以下のようなことについて、改めて考えてみましょう。
- ・最初に転職したいと思ったきっかけ
- ・やりがいを感じる出来事
- ・モチベーションが下がる原因
また、キャリアの棚卸しも表を使って行うことが可能です。時系列で今までのキャリアを書いてみてください。棚卸しする項目には、身についたスキルや活動、受賞などが挙げられます。
思考やキャリアを洗い出すことで自分の能力を活かせる転職先が見えてくるだけでなく、適切な転職のタイミングを判断できたり、求人検索がスムーズにできたりするようになるでしょう。転職が難しい、上手くいかないと感じている人は「転職が難しい原因とは?有利なのは20代だけ?成功させるコツを解説」をご一読ください。
6.転職エージェントに相談する
転職に迷うときは、転職エージェントのサービスを利用してみてください。就職・転職活動のプロであるキャリアアドバイザーによってアドバイスを受けられます。転職エージェントではキャリアの相談や求人の紹介、面接のセッティング、履歴書や職務経歴書の作成指導など、幅広いサービスを利用可能です。
また、無料で利用できる転職エージェントが多数存在しているので、経済的な負担を少なくしながら専門的な支援を受けられます。転職に迷っているならば、積極的に利用するのがおすすめです。
「転職をするかしないか判断できない」「自分一人で決断するのが怖い」といった、転職に関する迷いや悩みを解決する一助になるでしょう。
「転職するかどうか迷う…」「今の仕事をやめたほうがいい?」とお悩みの方は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒、高卒などの若年層向けの就職・転職サービスです。
専任のキャリアアドバイザーとの一対一のカウンセリングにより、希望や適性に合った求人を厳選してご紹介。1分程度でできる適職診断やチャットの相談で、向いている仕事やキャリア志向を明らかにして転職するかしないかを考えることもできます。
また、今までの経歴・経験からアピールポイントや向いている仕事をアドバイザーがともに考えますので、転職に迷っている段階でも問題ありません。サービスはすべて無料です。まずはお気軽にご連絡ください。
新しい環境に飛び込むことは確かに不安もありますが、そこでしか得られない経験や成長のチャンスもたくさんあります。 「働ける場所があるかも」と前向きに考えてみましょう。自分の可能性を信じて、理想の一歩先を見据えた行動を起こしてみてください。
転職で迷うときのお悩みQ&A
ここでは、転職すべきか迷う方に向けて、よくあるお悩みをQ&A方式で解決します。
転職に迷うときはサポートを受けたほうがいい?
転職に迷うときは、ハローワークや転職エージェントのサポートを受けるのもおすすめです。キャリアアドバイザーに転職の目的や迷っている理由を相談することで、結論を導き出せる可能性もあります。客観的な意見を取り入れたほうが後悔のない判断ができる場合もあるので、第三者のサポートを受けましょう。「転職エージェントとハローワークの違いを比較!併用は可能?利用方法も紹介」のコラムで、受けられるサポートを詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
内定をもらっても転職を迷う場合はやめたほうがいい?
会社の指定した期日または1週間を目安に返事をすれば問題ないので、迷う場合は即決せず、内定を保留にしてもらいましょう。
心を落ち着けた状態で、「転職先は本当に自分に合っていそうか」「自分の描くビジョンを実現できそうか」をよく考えるのがおすすめです。また、家族や友人などに相談し、客観的な意見をもらうのも良いでしょう。
複数の企業から内定をもらったら何を基準に選ぶ?
複数の企業から内定をもらったもののどこに就職するか迷う場合は、転職活動の軸を振り返ってみてください。自分の希望により近い企業や、ビジョンを実現できそうな環境であるかを確認して決めると良いでしょう。転職に至った理由を叶えられなければ、転職をする意味がなくなってしまうからです。
2社以上の企業から内定をもらい悩む場合は、「転職における会社選びの決め手は?複数内定で迷ったときの転職先の決め方」のコラムをご覧ください。
現職の仕事と転職活動を並行する自信がない…
在職中の転職活動における求人検索や企業研究、スケジュール調整に自信がない方は、就職支援サービスを利用するのがおすすめです。「転職活動で『いつから働けますか』と聞かれたら? 在職中に気を付けること」では在職中の転職活動のコツもまとめていますので、こちらもあわせてご一読ください。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、ヒアリングに基づいた求人紹介のほか、面接日程調整なども代行しているため無理なく転職活動できます。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。