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就活で「やりたいことがない」のはダメ?解決法や面接での回答例文を紹介
この記事のまとめ
- 就活を「やりたいことがない」「どんな仕事がしたいか分からない」状態で進める人は多い
- やりたいことがないと就活の自由度が高まる、固定観念に囚われないといったメリットもある
- やりたいことがない人が就活で求人を探すには、幅広い情報収集やOB・OG訪問など積極的に行動を起こそう
- 就活の面接でやりたいことを聞かれたら、応募先企業に合わせながら自分の意志を伝える
- 就活をするうえで「やりたいことがない」と悩むならエージェントに相談するのもおすすめ
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就活をするにあたって、「やりたいことがない」と悩む方も多いのではないでしょうか。就活の面接では「やりたいこと」を問われる場合が多く、事前の回答準備が重要です。「やりたいことがないと就職できないのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、やりたいことがない人は珍しくなく、そのままでも就職は十分可能といえます。やりたいことがないぶん、「できること」や「興味のあること」などに注目し、自分に合ったやり方で就職先を探してみましょう。「一人ではやりたいことの方向性が定まらない!」と感じるなら、適性や可能性を客観的に見つけてもらえるエージェントの利用もおすすめです。
このコラムでは、やりたいことがない人が就活を進めるコツや対処法などについて解説。面接で「やりたいこと」を聞かれた際の例文もご紹介しているので、就職を成功させたい方はぜひ参考にしてみてください。
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就活を「やりたいことがない状態」のまま進める人は多い
明確な目的をもって就活をする人がいる一方、就職したいけど「やりたいことがない」「どんな仕事がしたいか分からない」という人も一定数います。そのうえで、やりたいことがないまま就活を進める方も少なくないのが現状です。
厚生労働省「令和5年雇用動向調査」によると、転職した人が前職を辞めた理由について、「仕事の内容に興味をもてなかった」と回答した人が、25~29歳の男性で14.1%、25~29歳の女性で9.0%でした。
男女ともに25〜29歳の数値が最も高いことから、30代を前にした若年層にとって、仕事内容への興味・関心は大きな影響を与えることが分かります。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
20~24歳 | 5.8% | 3.9% |
25~29歳 | 14.1% | 9.0% |
30~34歳 | 8.2% | 1.9% |
35~39歳 | 10.8% | 5.8% |
厚生労働省「令和5年雇用動向調査(表5 転職入職者が前職を辞めた理由別割合)(p15)」
社会に出て働いている人が、必ずしも「やりたい仕事に就いている」とは限りません。そのため、求職者だけでなく社会人にも自分のやりたいことが分からない人はいるものです。
また、過去の実体験や周囲からの体験談などによって「仕事はつらいもの、我慢するもの」と自分のなかでマイナスのイメージが根付いていると、働くことに対するポジティブな部分が見えず、結果的にやりたいことがないという場合もあります。
志望動機や自己PRが求められる就活では、「やりたいことがないと難しいのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、考え方や伝え方次第で「やりたいことがない」を強みに変えられるので、過度に心配する必要はありません。就活にポジティブな気持ちで取り組むために、「就活でやりたいことがないのは珍しくない」「やりたいことがないまま就職する人もいる」ことを知っておきましょう。
参照元
厚生労働省
令和5年 雇用動向調査結果の概要
やりたいことがないまま就職する人もいる
就職活動を始める前や始めて間もないときは、明確に「やりたいこと」や「働きたい業界」があっても、自己分析や企業研究で知った業界・企業の実情と理想とのギャップを感じるようになることも。就活を進めるうちにやりたいことが分からなくなってしまう人もいるようです。
「本当にこの仕事でいいのか」「自分は何をやりたいのか」と悩んでしまうことも。結果的に、明確な答えを得られないまま就職する場合もあるでしょう。
今やりたいことがある方も、就活を進めるうちに悩みが生まれる可能性があることを考慮し、やりたいことがなくなった場合の就活方法をチェックしておくのがおすすめです。
就活で「やりたいことがないとダメ」と思い込まないことが大事
「やりたいことがないとダメ」と強く思い込むのはやめましょう。前述したように、やりたいことがない人でも、コツを押さえれば就職や転職は可能です。
やりたいことを見つけるのは就活の必須事項ではありません。無理にやりたいことを見つけて就活を進めると、伝わりにくい志望動機になったり、応募企業との間にミスマッチが生じたりする恐れがあります。就活に対する思い込みを辞めることが、就職成功への第一歩です。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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就活で「やりたいことがない」ときのポジティブな捉え方
就活でやりたいことが見つからないとしても、ポジティブに考えるなら、強みとして活かすことができるでしょう。
以下では、「やりたいことがない」のポジティブな捉え方と、強みへ変える方法を解説します。
「やりたいことがない=就活の自由度が高い」と捉える
やりたいことがない人は、やりたいことが見つかっている人よりも就活の自由度が高いといえます。
やりたいことがあると、自分の興味のある仕事以外には応募しない方もいるようです。やりたいことにこだわるあまり、自分の適職を見逃してしまう可能性もあるでしょう。
一方、やりたいことがない人は、これからどのような分野にも挑戦できるポテンシャルをもっているといえます。特定の職種や業界に囚われず、幅広い選択肢から仕事を探せるのは、就活でやりたいことがない人が得られる大きなメリットです。
「やりたいことがない」は就活の強みにもできる
「やりたいことがない」を就活における自分の強みに変えることもできます。「就活のためだから」と、無理にやりたいことを決める必要はありません。
前述したように、やりたいことがない人は、仕事の明確な目的が希薄である反面、先入観に囚われにくいというメリットがあります。固定観念をもたず、柔軟な思考で物事と向き合える点は、社会人として高く評価されやすいポイントです。
就活では、自身の熱意や成長意欲を中心に自己アピールを行い、仕事に就いてから「やりたいこと」を探していく道もあります。就活では、与えられた環境のなかで成長し会社に貢献していきたいという姿勢を示すのが大切。やりたいことが明確でない場合にも、成長意欲を評価してもらえる可能性があるでしょう。
たとえ「やりたい仕事がない」場合でも、前向きな姿勢を示すことが大切です。たとえば「現在は幅広く業界研究を進めながら、自分に合う仕事を模索しています」と伝えることで、成長意欲や柔軟性をアピールできます。
また、「これまでの経験を活かせる分野を探しており、仕事を通じて自分の強みを伸ばしたい」と伝えるのも手です。企業は求職者の学ぶ姿勢や適応力を重視する傾向があります。素直な姿勢で、ポジティブに伝えることが重要です。
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やりたいことがない人が就活で求人を探す方法10選
やりたいことがない人が就活で自分に合う仕事を探すコツは、「WILL・CAN・MUSTを考える」「興味のあるキーワードで求人検索する」などです。
やりたいことがないと、志望動機が曖昧になりやすく、就活での選考対策に苦戦してしまう方もいます。以下を参考に、自分に合ったやり方で仕事探しの軸を定めましょう。
やりたいことがない場合には、どのように仕事を探すのが良いでしょうか?
まずは自己分析を。さまざまな業界や仕事への理解を深めながら、自分らしいキャリアを築きましょう
やりたいことが見つからない場合に仕事を探す際には、自分の興味や適性を深掘りしながら、柔軟な視点で可能性を広げることが大切です。
まず「やりたいことがない」ことをネガティブにとらえず、「自分には未知の可能性がある」と前向きに考えましょう。
そして、自己分析の第一歩として「これまでの経験」を振り返り、「どのような場面で楽しさや達成感をおぼえたか」を考えてみてください。特定の職種にこだわらず「人と話すのが好き」「何かを分析するのが得意」など、日常で感じる自分の強みを整理することがポイントです。
次に、世の中にある仕事を幅広く知るために、業界研究や企業説明会に積極的に参加することも有効です。現時点で興味がない分野の仕事も、理解を深めることで新しい発見があるかもしれません。
また、キャリアコンサルティングや適性診断ツールを活用すると、自分に合う仕事の方向性を客観的に知る手がかりになります。可能ならば、実際に短期インターンやアルバイトを通じて仕事を体験することで、具体的な仕事のイメージをつかめます。
「やってみたら意外と楽しかった」という気づきが、新たなキャリアの選択肢につながる場合もあります。焦らず着実に行動しながら、自分に合う仕事を見つけましょう。
- ・やりたいことがない人が就活で求人を探す方法
- ・WILL・CAN・MUSTを考える
- ・視野を広げて情報収集に取り組む
- ・インターンシップやOB・OG訪問をする
- ・自分のスキルが活かせる仕事を考えてみる
- ・興味のあるキーワードで検索する
- ・「やりたくないこと」を明確にする
- ・自分の人生を紙に書き出し自己分析を行う
- ・自分のモチベーショングラフを作ってみる
- ・自分の理想のライフスタイルを考える
- ・実現したい働き方を見つける
1.WILL・CAN・MUSTを考える
やりたいことが見つからず、どの仕事に就くべきか分からない方は、「WILL・CAN・MUST」を考えてみましょう。
「WILL・CAN・MUST」は、WILL(やりたいこと)・CAN(できること)・MUST(求められること)を表します。これらの3つの要素がすべて揃っている仕事が適職といわれているようです。
やりたいことがない場合は、WILL(やりたいこと)は一旦置いておき、CAN(できること)とMUST(求められること)から先に考えてみるのがおすすめ。自分の得意なことと、社会で求められることの両方の要素をもつ仕事のなかで、少しでも興味のある仕事があれば、業界・企業研究を始めてみてください。
得意なことを仕事にすれば成果を出しやすいため、キャリアアップや収入アップが見込めます。周囲からの評価を得ると、仕事に対するモチベーションも維持しやすくなるでしょう。そのような環境で働くうちに、仕事がWILL・CAN・MUSTのすべてを満たしていることに気付く場合もあります。
2.視野を広げて情報収集に取り組む
やりたい仕事が見つからない場合は、検索する業界や職種の範囲を広げて情報収集するのがおすすめです。
「やりたい仕事が見つからない」「どんな仕事がしたいか分からない」と悩む人は、社会にどのような業界や職種が存在するかを十分に把握できていない可能性があります。少ない情報のなかから自分に合う仕事を探そうとしても選択肢が限られてしまい、「就活でやりたいことがない…」という思いに至る場合があるでしょう。
たとえば、「やりたい仕事」には以下のようなものがあります。
- ・社会に貢献できる仕事がしたい
- ・チームで一つの目標達成を目指す仕事がしたい
- ・人の悩みに寄り添い、解決に導く仕事がしたい
- ・人の成長を支える仕事がしたい
- ・自分のアイデアが活かせる仕事がしたい
- ・語学力を活かした仕事がしたい
- ・世界中を飛び回る仕事がしたい
- ・達成感や成果が目に見えて得られる仕事がしたい
どのような仕事か理解していなければ、自分にとってやりたいことかどうか判断できません。視野を広げて仕事を探すと、思いがけず興味をもてる仕事が見つかる場合もあります。
「よく知らないから」という理由で敬遠してきた業界や職種について、一から調べてみましょう。
3.インターンシップやOB・OG訪問をする
「なりたいものがない」から「就活でもやりたいことがない」と悩むときは、インターンシップやOB・OG訪問に参加するのもおすすめです。インターンシップでは、その企業で働いている社員の指導を受けながら、現場の業務を体験できます。OB・OG訪問は、実際に働く先輩から仕事の話を聞ける貴重な機会です。
どちらも仕事に関するリアルな情報を得られるため、就活の方向性を見出せる可能性があるでしょう。
企業とは「やりたいこと」と無関係なところで出会うことも
企業との出会いは、必ずしも自分の「やりたいこと」から始まるとは限りません。たとえば、たまたま参加した企業説明会での何気ない一言や面接官の人柄、社員の雰囲気など、感覚に惹かれて入社を決めるケースも多いようです。また、「お世話になった先輩が選考を受けていたから」「自分が好きなファッションブランドの企業が従業員募集をしていたから」などがきっかけになることもあります。
明確な目的がなかったとしても、働くうちに「この仕事の面白さ」や「誰かの役に立っている実感」が芽生え、結果的に「やりたいこと」につながる場合も。自分の可能性を狭めないためにも、柔軟な出会いを受け入れることが大切です。
4.自分のスキルが活かせる仕事を考えてみる
「やりたいことがない」と悩んだら、視点を変えて「自分のスキルが活かせる仕事は何か?」を考えてみるのも一つの方法です。たとえば、人と話すのが得意なら接客業や営業職、コツコツ作業が得意なら事務職や分析系の仕事など、自分の得意なことや自然とやってきたことは立派なスキルといえるでしょう。また、これから勉強したい・身につけたいスキルなどから考えてみるのも効果的です。
やりたいことが明確でなくても、自分のスキルが活かせる環境であれば、やりがいや成長を実感できることもあります。まずは、自分ができること・得意なことに目を向けてみましょう。
5.興味のあるキーワードで検索する
やりたいことがない人が就活する際は、自分が興味のあることに関連するキーワードで求人検索するのもおすすめです。
たとえば、アウトドアが好きな場合は「アウトドア」で求人情報を検索してみましょう。ショップ販売店員や営業、アウトドア関連メディアの編集など、さまざまな職種や企業を見つけられます。 直接仕事に関係していなくても、アウトドアサークルがある企業が見つかる可能性もあるでしょう。
また、「大人数で行動するのが好き」「整理整頓が好き」「初対面の人とすぐ打ち解けられる」など、普段の行動がやりたいことのヒントになることも。些細なことでも積極的に検索してみましょう。
社会にどのような影響を与えたいか考えてみよう
やりたいことがない人は、自分の仕事によって「社会にどのような影響をもたらしたいか」という視点で就活を進めるのも方法の一つでしょう。
どの企業も、仕事によって何かを社会に還元しています。たとえば、「今より高齢者に優しい社会になってほしい」と考えている場合、高齢者の暮らしに役立つ商品やサービスを提供している会社を選ぶ人もいます。老人ホームや介護施設だけでなく、杖や車椅子などのアイテムを作る会社や、高齢者向けの習いごとや旅行を提供する会社への就職も検討できるでしょう。
自分が仕事をすることによって「誰にどのような価値を提供したいか」を考えると、やりがいを感じる仕事に出会える可能性があります。
6.「やりたくないこと」を明確にする
やりたいことがない状態で就活するときは、「やりたくないこと」や「嫌なこと」を除外して応募先を探してみるのも手です。自分が仕事でやりたくないこと、避けたいことを具体的に挙げてリストアップしてみてください。
仕事は、1日のうちの多くの時間を費やすものといえます。苦手なことや不得意なこと、嫌いなことを仕事にすると、ストレスを感じやすかったり、なかなか実績を挙げられなかったりしてしまう恐れも。リストアップした「やりたくないこと」を含む求人を候補から除外していけば、残った仕事は「好きではないけれど苦にならない」仕事である可能性が高いでしょう。
7.自分の人生を紙に書き出し自己分析を行う
就活がなかなかうまくいかないと、自分を見失ったり物事の価値基準が曖昧になったりして、「自分が何をしたいのかわからなくなってきた」「どの仕事にも興味がない」といった状況に陥ることもあるでしょう。何にも興味がもてず「就活でやりたいことがない」と感じるときは、自己分析をするのが効果的です。
具体的には、自分の人生で印象深いエピソードを時系列で紙に書き出し、自身が感じたことや取った行動などを振り返ります。自分史を書き出すと、自身の好みや行動傾向、得意・不得意などが見えてくるでしょう。その結果をもとに、自分なりのビジョンや仕事に求める条件を定めてみてください。
自己分析をする際のポイントとして、「やりたいことを探すために自己分析をする」という意識で取り組むよりも、「できること」を探すためにしてみることをおすすめします。やりたいことは「自然に降ってくる」ような場合もあります。やりたいことがないなら、今はそのタイミングではないのかもしれません。
仕事は「やりたい」という意欲だけでなく、「できる」という能力も大きく評価されます。「同期よりも上手にできる自信がある」仕事を探すという方向性で考えてみるのも手でしょう。
8.自分のモチベーショングラフを作ってみる
「やりたいことが見つからない」と感じたときは、「モチベーショングラフ」を作ってみましょう。自分の過去を振り返ることでヒントが見つけられる可能性があります。
モチベーショングラフとは、小学校から大学までの出来事を時系列に並べ、そのときのモチベーションの高さをグラフにして可視化するものです。どんなときに意欲が高まり、逆に下がったのかを整理すると、自分が「何に夢中になれるタイプか」「どんな環境で力を発揮できるのか」が見えてきます。
以下に、モチベーショングラフの作り方をまとめました。
横軸と縦軸を用意する | ・横軸(X軸):時間軸(小学校〜現在) 例:小学校/中学校/高校/大学(学年ごとでもOK) ・縦軸(Y軸):モチベーションの高さ 上にいくほどモチベーションが高く、下にいくほど低い |
---|---|
出来事を思い出して書き出す | それぞれの時期で印象に残っている出来事を思い出して、以下のようにメモします。 例: ・部活で大会に出場した ・受験に失敗した ・アルバイトで褒められた ・グループでの作業がうまくいかなかった など |
出来事ごとにモチベーションを点で分ける | それぞれの出来事があったときのモチベーションを、縦軸に沿って点で記録していきます。 |
点を線でつなげてグラフにする | すべての点を線でつなげると、「モチベーションの上がり下がりの流れ」が見えるようになります。 |
モチベーションが上がった理由・下がった理由を分析する | 上がった理由例:どのような環境、誰と、どのような役割、どのような達成感など 下がった理由例:なぜ落ち込んだ、何が苦手だった、どのような状況など |
やりたいことが明確でなくても、自分の行動や感情のパターンを知ることは、仕事選びの大きなヒントになります。モチベーショングラフを作ることで、自分の過去と向き合ってみましょう。
9.自分の理想のライフスタイルを考える
就活でやりたいことがない人が求人を探す際は、自分が理想とするライフスタイルをもとに仕事を探してみるのもポイントです。たとえば、旅行が好きな人は長期休暇を取りやすい職場、自分の時間を大切にしたい人は残業や休日出勤がない職場など、「余暇をどのように過ごしたいか」を基準に条件を絞ってみましょう。
ただし、条件が良くても職場や仕事との相性が合うかは別問題。条件だけで応募を決めるのではなく、自己分析と企業分析で自分に合う仕事かどうかを見極めてから応募先を決定しましょう。
10.実現したい働き方を見つける
やりたいことがない人は、自分が理想とする働き方のイメージから就活を進めてみてください。理想とする働き方や労働環境などの条件を絞り込んでいけば、自分の価値基準に合う仕事や企業が明らかになるでしょう。
また、OB・OG訪問や会社見学を通して、自分の目標にしたい「ロールモデル」を見つけるのもおすすめです。
ほかにも、将来像から逆算してやりたいことを探す方法もあります。たとえば、「家族との時間を大切にしたい」「地元に貢献できる人になりたい」など、漠然としたもので構いません。その将来像に必要なスキルや経験、働き方を考え、そこに近づける仕事を探してみましょう。逆算思考をすることで、自分の人生に納得感をもちながらキャリアを築いていけます。
就活の選考で「やりたいこと」を聞かれたときはどう答える?
就活の選考で面接官が「やりたいこと」を質問する理由には、「応募者と企業がマッチしているか」「企業に対する理解度があるか」「自己PRができるか」などがあります。
「やりたいこと」を聞かれたら、応募先企業の方針に合わせた受け答えになるよう意識しつつ、自分の思いを誠実に答えましょう。
やりたいことや志望動機がどんなに優れていても、それが自分の気持ちと全く異なっているなら、就職後に理想とのギャップが生じてしまう可能性もあります。自分とのマッチ度が高い企業への就職を目指すためにも、「誠実に」「熱意を込めて」答えましょう。
なぜ面接でやりたいことは何か聞かれるのでしょうか?
やりたいことを面接で聞かれる一番大きな理由は「ミスマッチを防ぐため」
企業は「モチベーションを高くもって仕事に取り組みたい」と考える方を社員として迎え入れたいと考えています。モチベーションを高くもつためには、任される業務がその人にとって「やりたいこと」であり「できること・できるようになること」である方が望ましいでしょう。
入社後、仕事に対するモチベーションが低くなってしまう状況のひとつに、「思っていた仕事・会社と違った」というものがあります。社会人経験のない学生にとって、仕事内容を正確に把握するのはとても難しいことです。
企業とのミスマッチを防ぐためには、企業研究やOBへの質問を通して少しずつ仕事を知り、自分のやりたいことを具体的に説明できるようになることが大切。このとき、商品やサービスがもつ価値に「やりたいこと」を重ねるのではなく、仕事内容に軸足をのせるように意識してください。
面接官が「そういう仕事がしたいなら、当社の仕事はそれに当てはまりますね!」と感じられる回答ができると、ミスマッチを起こす可能性が低いと判断してもらいやすくなります。
面接で「やりたいこと」を回答する際のポイント
面接で「やりたいこと」を回答する際には、やりたいことがあるかどうかで意識するポイントが異なります。
やりたいことがすでに決まっている場合は、できるだけ具体的に、エピソードも交えつつ回答するのがポイントです。明確にやりたいことがない人も、面接では自分の経験やスキルを示し、応募先企業にどのように貢献できるかをアピールしましょう。能力や熱意が評価されれば、就活が成功しやすくなる可能性があります。
抽象的な回答にならないように注意
「やりたいこと」を回答する際には、抽象的にならないよう注意が必要です。抽象的でどの仕事や企業でも当てはまるような回答をしてしまうと、面接官から「志望度が低いのではないか」と判断されてしまう可能性があります。
「なぜやりたいのか」「どのように実現したいのか」を意識して回答を作成するのがポイントです。
面接で「やりたいこと」を聞かれたときの回答例
以下で、具体的にやりたいことがある場合とない場合それぞれの回答例文をご紹介します。面接の回答作成にお悩みの方は、回答例も参考にしてみてください。
面接での「なぜそれをやりたいのか」にうまく答えるポイントとは
「やりたいことは何ですか?」という質問の次には、「あなたはなぜそれをやりたいと考えたのですか?」という質問が続きます。たとえば「お給料が高いからです!」という回答では、納得はできるものの「他の応募者と比較してあなたを選ぶ理由」にはなりにくいでしょう。
魅力のある回答にするためには、以下のようなことを伝えられるように準備してみてください。
・興味をもったきっかけ
・それをやるために意識や努力したこと
・それをやるために引き受けられる大変さ
・なぜやりたいことが自分に向いていると思うか、その根拠
そして、ご自身の「なぜそれをやりたいのか」を言葉にしてみましょう。
【参考例】
「高校生の時に読んだ本をきっかけにこの職業を知り、この仕事に就くことに憧れて今の学部を選びました。勉強するなかで新しい知識を更新していく面白さを知り、学び・成長を続けられるやりがいと、自分の知識が多くの人に影響を与えられることに喜びを感じられると考えたため、この職種を選びました」
やりたいことがある場合の例文
入社後は個人営業職として、顧客それぞれの潜在ニーズを発見し、個別性のある美容サービスプランの提案がしたいと考えております。
御社では顧客への徹底したヒアリングを重視し、オーダーメイド型のプラン作成を行っていると伺いました。類型化したサービスではなく、各顧客の悩みや要望に合わせたサービスを提供している点に魅力を感じております。
私は化粧品販売のアルバイトをしていたとき、お客さまの肌質や生活習慣、理想像などを詳しく把握したうえで、商品を提案するよう心掛けていました。お客さまの信頼や納得を得るためには、一人ひとりに合わせたアプローチが大切だと仕事を通じて感じたからです。
この経験を活かし、顧客のニーズに沿ったサービスを提供することで、御社の顧客満足度アップと美容サービスの拡大に貢献したいです
やりたいことがない場合の例文
現時点では、やりたいことは明確には決まっておりません。しかし、私のもつコミュニケーションスキルや分析力、資格を得るまでの努力は、御社のコンサルティング業務に活かせると確信しています。
御社では、社員一人ひとりが目標をもち、切磋琢磨していると伺いました。私も御社で経験を積み、 さらなるスキルの向上を目指すとともに、やりたいことを定めていけたらと考えています。
自己分析や企業研究で面接対策を万全にしよう
就活の面接で熱意をしっかりと伝えるには、企業研究や自己分析などの対策が必須です。
「企業研究」で応募先の情報収集を徹底すれば、その企業がもっている価値観や求めている人物像が見えてきます。「自己分析」は、自分が仕事に何を求めているかを知る手掛かりになるので、やりたいことがないと考えている人におすすめです。 企業研究と自己分析の結果を踏まえ、企業への回答を準備しましょう。
【まとめ】やりたいことがない人は就活のプロに相談してみよう
やりたいことがない人は、就活のプロである就職エージェントを利用するのもおすすめです。エージェントの利用者の多くは、やりたいことが決まっていない人といわれています。就活のプロに相談すると、より効率的に就活を進めるアドバイスをもらえたり、自分では思いもよらなかった適職と出会える場合もあるでしょう。
就職エージェントの利用をご検討しているなら、ぜひハタラクティブへご相談ください。
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やりたいことがない場合はエージェントを活用し、選択肢を広げよう
「やりたいことがない」と感じているなら、就職エージェントに相談することは有効な選択肢です。自分一人で悩み続けるよりも、キャリアのプロに相談することで視野が広がり、可能性を発見しやすくなります。
エージェントを利用する際のポイントは、まずは「自己分析のサポートを受ける」ことです。やりたいことが見つからない理由の多くは、自分の強みや価値観を整理しきれていないことにあるもの。エージェントは適性診断やカウンセリングを通じて、求職者に合った業界や職種を見極める手助けをしてくれます。
次に「幅広い選択肢をもつ」ことを意識しましょう。特定の業界や職種にこだわらず、多様な企業を紹介してもらうことで、思いがけないキャリアの可能性に出会えるかもしれません。
企業研究のサポートを活用することも重要です。エージェントは求人情報だけでなく、企業の文化や働き方について詳しく、表面的な情報では分からない企業の実情を教えてくれます。
最後に「主体的に動く姿勢をもつ」ことも忘れずに。エージェントから提案を受けるだけでなく、自分でも積極的に質問してフィードバックを求めることで、より適切なアドバイスが得られます。
就活でやりたいことがない人によくある質問
ここでは、就活でやりたいことがない人が抱えている不安や疑問にお答えします。
やりたいことを仕事にするメリットはある?
やりたいことを仕事にする最大のメリットは、仕事に対するモチベーションが続きやすかったり、成長や挑戦を前向きに楽しめたりすることです。
好きなことだからこそ、学び続ける意欲も湧きやすく、困難も乗り越えやすくなります。また、やりがいも感じやすく、長く働き続けるうえでの満足度にもつながるでしょう。ただし、「やりたいこと」が仕事になると責任や成果も伴うため、理想と現実のギャップを意識することも大切です。
やりたいことがないと就活が難航しますか?
やりたいことがなくても、就職は十分可能です。
やりたいことを見つけるのに固執せず、広い視野で自分に合う仕事を探してみましょう。就活で自己分析や企業分析をしているうちに、やりたいことが見つかる場合もあります。まずは自分と向き合うことから始めてみてください。
新卒ですがやりたいことがありません…就活はどうしたらいいですか?
新卒でやりたい仕事が見つからない場合は、理想の働き方やライフスタイル、社会人像を考えてみるのがおすすめです。
OB・OG訪問やインターンの利用も、やりたい仕事が見つからない場合の対処法の一つ。企業の実際の雰囲気を知ると、自分の将来を想像しやすくなるでしょう。
また、大学で学んだことに沿って考えてみるのも一つの手。これまで勉強したことや身につけたことを仕事に役立てられます。
就活でやりたいことがないです…このまま大学を卒業してもいい?
自分と向き合う時間を取る必要があるなら、卒業後に既卒として就活することも検討してみましょう。既卒として就活を始めるまでの期間は、自分の興味を広げるために新しいことに挑戦してみたり、資格取得のために勉強をするのがおすすめです。ただし、既卒の空白期間が長くなるほど、就活の選考で不利になりやすいといわれているので、自分と向き合う期間を事前に決めておくと安心でしょう。
就活でやりたいことが見つからない場合には、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブでは、プロのキャリアアドバイザーが求職者のやりたいこと探しをサポート。一人ひとりにマッチする求人をご紹介します。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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