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ホームシックとは?社会人でなりやすい場合の理由や乗り越え方を解説
更新日
この記事のまとめ
- 社会人のホームシックは、初めての一人暮らしや環境の変化によって起こる場合がある
- ホームシックになる理由は人によって異なるものの、時間が解消してくれる可能性もある
- ホームシックなったときは、一人暮らしを充実させ楽しみを見つけるのも対処法の一つ
- 仕事や会社が合わずホームシックになった場合は、帰省し転職を検討するのもおすすめ
ホームシックを感じる社会人の方の中には、一人暮らしを始めたばかりの人もいるでしょう。特に、社会人1年目は初めて経験することが多いため、環境の変化によって「実家に帰りたい」という気持ちが膨らみ、ホームシックになってしまうことがあります。ホームシックになったときは、気分転換できる方法を試してみるのがおすすめです。このコラムでは、ホームシックになりやすい理由や解消法についてご紹介します。
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社会人にみられるホームシックの状態とは?
ホームシックとは、一般的に実家を離れたり環境が変わったりした際に気分が落ち込む状態を指します。たとえば、ホームシックになると孤独感や悲しみを感じ、親元や慣れ親しんだ環境が恋しくなりやすいでしょう。人によっては、泣く時間が増えたり食欲不振になったりする場合も。また、睡眠不足や頭痛につながることもあるようです。社会人の場合は、初めての一人暮らしや職場環境に慣れるまでの過程でなりやすいといえるでしょう。
ホームシックは、誰でもなる可能性があります。そのため、「なぜ自分だけが?」と深刻に捉え過ぎる必要はありません。また、「ホームシックになるのは家族に愛されて育った証拠」という説もあるので、今の寂しさを「家族との時間を振り返り、ありがたさを確かめる機会」と考えてみるのも一つの乗り越え方でしょう。
「実家に帰りたい…退職・転職しても良い?と思う一人暮らしの心理を解説!」のコラムでは、実家に帰りたい理由や、帰りたくなる心理について解説しています。ぜひ、ご一読ください。
社会人がホームシックになりやすい3つの理由
以下では、社会人がホームシックになりやすい主な理由について解説します。ホームシックでお悩みの方は、自分の状態と照らし合わせてみましょう。
1.社会人になって一人暮らしを始め環境に慣れない
社会人なってから一人暮らしを始める場合、最初のうちは新しい住まいや環境に戸惑いを感じてホームシックになる可能性があるでしょう。
特に、これまで実家で親や家族に生活全般を支えてもらっていた方や地元を離れた経験のない方は、新しい環境に慣れるまでに時間がかかることもあり得ます。初めての一人暮らしでいろいろと分からないことがあったり、漠然とした不安を感じたりすれば、「実家や地元の方が心地良い」と感じる場合があるでしょう。
2.仕事や人間関係の悩みを相談できる相手がいない
社会人になり一人暮らしを始めた人の中には、帰宅後に他者と会話をする機会が減ったと感じる人もいるでしょう。一人で生活していれば、帰りを待つ家族や同居人がいない場合や就業時間の関係で友人と会ったり話したりするタイミングが合わないこともあります。新しい仕事や職場での人間関係に悩んでいるときに、プライベートで気軽に相談できる人がいなければホームシックになる可能性は高まるでしょう。
また、実家で暮らしていたときに「いつも家に家族の誰かが居て、話を聞いてくれていた」というような場合も、実家とのギャップから一人暮らしに孤独を感じやすくなります。
3.地元や家族の良さに改めて気づく
家族と暮らしているときは実家の心地良さや地元の魅力に気づかなかった人でも、社会人になって住み慣れた場所を離れることで改めて気づく可能性があります。
たとえば、一人暮らしの場合は、風邪で体調が悪くても自分で食事の準備をしなければならないことも少なくありません。そのため、近くに心配してくれる人がいないことに寂しさを感じる人もいるでしょう。
社会人になって初めて地元を離れた人は、新居と実家の心地良さを比較し、ホームシックになる場合も。また、他人から自分の地元を褒めてもらったりテレビで見かけたりした際に「良さ」を再認識し、故郷が恋しくなる可能性もあります。
社会人がホームシックになりやすい時期は?
以下では、社会人がホームシックになりやすいタイミングについて解説します。
一人暮らしを始めたとき
社会人になって初めて親元を離れ一人暮らしを始めたときは、孤独を感じやすくホームシックになりやすいでしょう。さらに、転勤や引っ越しなどで一人で新生活を始める際も、環境の変化によりホームシックになりやすいといえます。
社会人1年目でホームシックにお悩みの方は、「社会人一年目が辛いのはなぜ?理由は仕事や一人暮らし?!解決策を解説」のコラムをご一読ください。
長期休みに帰省し一人暮らしの生活に戻るとき
お盆やお正月などの長期休暇を家族と過ごし再び一人暮らしに戻る際に、ホームシックになる人も少なくありません。帰省を終えて一人暮らしの生活に戻った際に、家族との団らんや楽しかった時間を思い出し、孤独を感じやすくなるでしょう。
悩みや不安を抱えているとき
社会人生活において悩みや不安を抱えている場合も、ホームシックになりやすいといえます。特に、初めての社会人生活は仕事面や生活面で不安を抱えやすい時期です。近くに話せる友人がいない場合は、孤独感から家族の有難みや温かさを感じ、ホームシックになりやすいでしょう。
ホームシックが辛い社会人におすすめの乗り越え方9選
ホームシックになったときは、気持ちを切り替えられるよう趣味や楽しみを作ったり、一人暮らしを満喫したりするのがおすすめです。ここでは、ホームシックになったときの乗り越え方をまとめました。
ホームシックになった社会人におすすめの対処法
1.趣味や楽しみを作る
ホームシックは多くの場合、時間が解消してくれるといわれます。
新入社員が実家に帰りたいと思うのは、入社直後の慌ただしい時期を過ぎて少し落ち着いてきたタイミングで生じる場合も。
そのため、毎日忙しく充実して過ごしていればそのうち解消される可能性もあります。逆に、何も打ち込むものがないと、考える時間が増えてしまい実家が恋しい気持ちが増してしまう場合もあるでしょう。「趣味に力を入れる」「会社で新しい友達を作る」「大学時代の友達と電話をする」など、終業後や週末の予定を入れてみるのも一つの方法です。
趣味を持つことは、仕事にも良い影響を及ぼすといわれます。詳しくは、「趣味が仕事に与える影響とは?メリットについても紹介!」のコラムをご参照ください。
2.新しい生活を楽しむ
ホームシック対策には、実家暮らしのときにはなかった新しい習慣を作るのが効果的です。
特に趣味がないという場合には、新しい料理に挑戦し家事を楽しんでみましょう。また、周辺環境に慣れるために、散策したり1駅となりの大型スーパーに行ってみたりするなど、楽しみを見つけて実行していくことで達成感が芽生え、シングルライフが充実してくる場合もあります。
シングルライフを充実させるアイテムについて詳しく知りたい方は、「一人暮らしにおすすめのグッズは?節約や運動不足の解消にも繋げよう」のコラムを参考にしてください。
3.頻繁に実家に帰省する
「両親のことが心配」「家族が恋しい」という人は、季節休暇などを利用してなるべく実家に帰る機会を作りましょう。「△月に帰省する」という予定を入れることでホームシックを予防でき、両親にも安心してもらえます。
ホームシックが辛いときは、毎週帰るのもおすすめです。週末に家族と過ごし気持ちをリフレッシュすることで、平日は仕事に集中できる場合もあります。用事がなくても実家に連絡し、家族の声を聞いて気持ちを落ち着かせる方法も効果的でしょう。
4.睡眠や栄養をしっかりとる
ホームシックになると、人によっては夜眠れなくなったり食欲がなくなってしまったりする場合もあるでしょう。このようなときは、休みの日でも日中に体を動かしたり、寝る前に携帯やパソコンを見るのをやめたりすると、寝つきやすくなる可能性があります。
また、夜に考え事をするのは避け、できるだけ早く寝ることを意識するのもおすすめです。食欲がない場合は、少量でも栄養価の高い食べ物を摂取するように心がけてみましょう。社会人の睡眠時間については、「社会人の平均睡眠時間は?寝不足が続くときの対処法」のコラムでも解説していますので、参考にしてみてください。
5.家族や友人に悩み事を相談する
ホームシックで気持ちが落ち込んだときは、家族や友人に打ち明けてみるのもおすすめです。親しい人に悩みを打ち明けたり、会話したりするだけでも気分転換になる可能性があります。直接会って話せない場合は、電話をかけて相談してみましょう。
6.資格取得に向けて勉強する
勉強に打ち込むことで、寂しさや不安を紛らわせる場合もあります。資格を取得することで、今後のキャリアアップも目指せるため、自信にも繋がるでしょう。また、目標ややるべきことがあれば、日々の生活が充実したものに感じやすくなります。自己分析をして、関心のある分野や仕事に役立つ資格を見つけてみましょう。
最初は「取りやすい資格からチャレンジしたい」という方は、「取りやすい国家資格とは?取得するメリットや選ぶときのポイントを解説」を参考にしてください。
7.日記をつけて悩みを書き出す
日常生活に悩みを抱え、気持ちが沈んでしまうときは日記をつけるのもおすすめです。日記をつけることで、自分の悩みを客観視できます。また、日記は一人ですぐに取り組めるのもメリットです。胸の内を文章に書き出し理由を探ることで、自分の感情の波や問題点に気づき解決方法が生まれる可能性もあるでしょう。
8.一人暮らしの部屋が心地よく感じられる工夫をする
一人暮らしの部屋に愛着を持つことで、ホームシックが軽減する場合もあります。自分の部屋を居心地の良い空間にするために、お気に入りの家具を購入しインテリアを楽しむのもおすすめです。また、好きな芸能人やキャラクターなどのポスターを貼って一人暮らしを楽しめるよう工夫をしてみましょう。好きなものに囲まれて生活することで一人暮らしに快適さを感じ、実家に対する気持ちが緩和される場合があります。
9.ペットを飼育する
仕事の状況や住宅事情が許すのであれば、ペットを飼うのもおすすめです。ペットに癒され、気持ちが落ち着く場合もあります。ペットの世話には、手間やお金がある程度かかるものの、一緒に過ごしていると家族のような大切な存在になるものです。家で帰りを待っていてくれる存在がいれば、一人暮らしの寂しさも和らぐでしょう。
社会人のホームシックは時間が解決する場合もある
ホームシックには個人差があるものの、時間の経過によって解消される場合もあります。そのため、一時的なものとして前向きに捉えてみるのもおすすめです。また、環境に慣れ一人で悩む時間が減っていけば、寂しさも軽減するでしょう。
職場での人間関係にストレスを感じている方は、「会社の人間関係に疲れた!職場でストレスを感じるときの対処法」のコラムをご参照ください。
仕事が辛くて実家に帰りたいと感じたら
ホームシックの対処法を試しても仕事がどうしても自分に合わない場合や、「ブラック企業に勤めていて精神的に辛い」という理由で実家に帰りたいと考えている方もいるでしょう。
仕事や会社がどうしても合わない場合には、いったん休むことも選択肢の一つといえます。悪質なブラック企業に長く勤めることは、キャリアや自身の健康にとってもおすすめできません。少し実家で休んでから、また転職活動をして新しい会社で再出発することもできます。
転職を考えるときには、若年層に特化して職業紹介をしている就職・転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。
転職が初めてという方にもプロのキャリアアドバイザーが親身に対応いたします。未経験歓迎の求人も多く取り扱っているので、ぜひ一度ご相談ください。
社会人のホームシックについてよくある質問
ここでは、社会人のホームシックについての質問に回答します。
社会人のホームシックは治らない可能性もありますか?
ホームシックの状態には、個人差があるため一概にはいえません。
このコラムの「社会人のホームシックは時間が解決する場合もある」でも述べたとおり、環境に慣れ時間が解決する場合もあれば、好きなことに没頭することで解消される場合もあるでしょう。
社会人3年目でもホームシックになる人もいますか?
ホームシックは社会人生活の年数にかかわらず、なる可能性があります。
たとえば、異動により仕事内容が変わったときや、転勤・転職などの理由からホームシックになる場合もあるでしょう。住環境や職場環境の変化により、親元や地元が恋しくなる可能性はあります。
30代の社会人もホームシックになる可能性はありますか?
30代社会人の場合でも、これまでずっと実家や地元で暮らしていた方は、一人暮らしを機に住み慣れた場所を離れることでホームシックになる可能性があるでしょう。たとえば、家事を親に任せっきりで過ごしてきた場合は、実家を離れた際に親の有難みに気づき、ホームシックになることもあるかもしれません。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。