- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 無断欠勤とは?してしまった場合の対応や解雇などのリスクについて解説
無断欠勤とは?してしまった場合の対応や解雇などのリスクについて解説
更新日
この記事のまとめ
- 無断欠勤をすると、会社からの信用を失うリスクがある
- 無断欠勤をしてしまった場合は、早めに会社に連絡し謝罪することが大切
- 無断欠勤が続けば、減給処分や懲戒解雇になる可能性がある
- 無断欠勤した際は、言い訳をしたり自然退職しようとしたりすることは避けよう
- 無断欠勤をしないための対策として、周囲への相談やリフレッシュが有効
「無断欠勤してしまったらどうなるのか」気になる人もいるでしょう。無断欠勤をしてしまうと支社内での信用を失ったり、減給されたりする可能性があるため注意が必要です。
このコラムでは、無断欠勤によるリスクや無断欠勤をしてしまったときの対処法についてご紹介します。また、会社からの対応例も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
無断欠勤とは
無断欠勤とは、会社やほかの従業員に連絡することなく仕事を休むことです。法律で定められてはいませんが、多くの会社では就業規則により無断欠勤が定義付けられていたり、処分について規定していたりします。
仕事を休む際は、前日または当日の始業時間前に連絡をするのが社会人としてのマナー。それに反し、会社からの了承を得ていないにも関わらず欠勤する行為を無断欠勤と呼ぶのです。
無断欠勤と欠勤の違い
無断欠勤は会社の許可なく仕事を休むことであり、欠勤は事前に許可を得てから会社を休むことをいいます。当日に体調を崩して欠勤する場合も、就業開始前に許可を得ていれば無断欠勤にはなりません。
しかし、会社側から「正当な理由と認められない」「就業規則に反している」と判断された場合、事前に会社へ連絡しても無断欠勤扱いになる場合があります。会社を休む前に、就業規則を確認しておくと安心でしょう
企業側が行う無断欠勤への対応
ここでは、無断欠勤をした従業員に対して、上司や人事担当者などがどのような対応をするのかご紹介します。
安否確認のため本人へ連絡する
無断欠勤をした従業員の安否を確認するため、まずは本人に連絡をとり、無事かどうかを確認します。無事であることが確認できたあとは、欠勤の理由を聞いて今後の対応を考えていく流れです。
たとえばパワハラや長時間労働など、無断欠勤の原因が会社側にあった場合、上司やほかの従業員に事実確認をして改善する必要があるでしょう。事故や急病などで出勤できていない場合は、その社員の家族と連絡を取ったり、自宅を訪れて直接安否確認を行ったりすることもあります。
上司や人事担当者が指導を行う
無断欠勤の理由が従業員の寝坊や怠慢だった場合は、上司や人事担当者が指導を行うのが一般的です。会社の就業規則では勤務時間も定められているため、無断欠勤は契約違反になります。指導や注意がなければ、従業員も無断欠勤が許されると思ってしまいかねません。
また、上司に問題があり従業員が無断欠勤をしたという場合では、上司の代わりに上長や人事担当者が指導や注意を行うこともあるようです。
改善されない場合は状況に応じた処分を行う
無断欠勤をしたからといって、すぐにその社員を解雇することは基本的にはありません。無断欠勤の理由や原因を明確にし、それらに合わせた処分をしていく必要があります。
最初のうちは社員が仕事でミスをした際に、経緯などを報告するための「始末書」という文書を作成させるのが一般的です。何度も無断欠勤を繰り返すようなら、減給や出勤停止を命じられる可能性があるでしょう。ただし、働いている企業の就業規則に減給による処分に関することが明記されていなければ、減給処分は行われません。
無断欠勤をしてしまったときの適切な対応
ここでは、無断欠勤をしてしまったときの適切な対応を3つご紹介します。
1.早めに会社へ連絡を入れる
無断欠勤をしてしまったら、すぐに会社へ連絡する必要があります。無断欠勤をしたことですでに上司や同僚、取引先に迷惑をかけている可能性があるため、できるだけ早く連絡をとり、誠意をもって謝りましょう。
連絡手段は、直接会話ができる電話が適切です。コミュニケーションを直接とることで謝罪の姿勢を伝えられ、信頼を取り戻しやすくなります。電話で連絡が取れない場合はメールでも構いません。また、自分が連絡する前に勤務先企業から電話が掛かってきたときは、ほかの社員に心配を掛けないためにもすぐに応答するようにしましょう。
電話で連絡が取れない場合のメール例文
メールは相手が確認するまでに時間がかかることもあります。電話をかけてみて繋がらなかった場合は、正直に経緯を記載し、謝罪の旨も伝えましょう。以下は、電話で連絡が取れない場合の例文です。
無断欠勤をしてしまった件について
【本文】
お疲れ様です、△△です。
本日、通常通り出勤予定でしたが、無断欠勤をしてしまい申し訳ございません。
体調不良により寝込んでいたため、連絡が遅れてしまいました。
現在38.5度以上の発熱があり、出勤が難しいため欠勤させていただければと思います。
以後、このようなことがないよう気を付けます。
申し訳ございませんでした。
△△(名前)
2.無断欠勤した理由を正直に説明する
連絡をする際は言い訳や嘘をつかず、欠勤理由を正直に伝えましょう。後々、欠勤理由が真実と違うことが発覚した場合、信用を失ってしまう恐れもあります。そのため、嘘をつくことは避け、真実を伝えて誠実な対応をすることが大切です。
勤務先の企業に不満があり無断欠勤をしてしまった場合は、正直に打ち明けることで上司や人事担当者が改善策を提示してくれる可能性もあります。
3.謝罪する
無断欠勤をしてしまった翌日は、出勤時に改めて謝罪の気持ちを伝えましょう。その際、上司だけでなく、ほかの従業員にもしっかりと謝罪することが大切です。無断欠勤は、会社の多くの人に迷惑を掛けてしまう行為のため、休んだ分の仕事をフォローしてくれた周囲の従業員に感謝を忘れないようにしましょう。
また、謝罪を受け入れてもらったあと、無断欠勤を繰り返さないように注意することも大切です。
無断欠勤をしてしまったときの謝り方
無断欠勤を謝罪をする際は、適切な伝え方を心掛けましょう。ここでは、無断欠勤の理由別に謝り方をご紹介します。
シフトを勘違いしていた
シフト制の仕事の場合、休みだと勘違いしていて無断欠勤をしてしまうことも考えられます。謝罪の際は「自己管理ができない人」と判断されないよう、二度と無断欠勤をしない意思を伝えることが大切です。シフトの勘違いによる無断欠勤の謝罪は、以下を参考にしてみてください。
無断欠勤をしてしまい申し訳ございません。
本日8時から出勤の予定でしたが、休みだと勘違いしておりました。
シフトの確認をしっかりと行い、今後このようなことがないよう気を付けます。
体調不良で寝込んでいた
体調不良で寝込んでいて連絡が遅れてしまうこともあるでしょう。体調不良で無断欠勤をしてしまった場合は、電話を掛けられないほどの状況だった旨を伝えることで、納得してもらいやすくなります。伝え方は以下を参考にしてみてください。
本日、無断で欠勤してしまい申し訳ございません。
昨夜から39度を超える熱があり寝込んでいたため、休みの連絡が遅れてしまいました。
今後は連絡が遅れないよう気を付けます。
声を出すのがつらい場合は、「電話で連絡が取れない場合のメール例文」で紹介した例文を参考にメールで連絡しても問題ないでしょう。その際も、無断欠勤に気づいたらすぐに連絡することが大切です。
体調不良で会社を休むときの連絡方法を詳しく知りたい方は、「体調不良で仕事を休む判断基準は?会社に連絡する方法や例文もご紹介」を参考にしてみてください。
寝過ごしてしまった
寝坊してしまった場合は、すぐに会社へ連絡して出勤するのが適切といえます。起きたらすぐに会社へ連絡をし、正直に寝過ごしたことを伝えて誠心誠意謝罪しましょう。
また、繰り返さないように今後どのようにしていくかを伝えると、相手に反省の気持ちが伝わりやすくなります。
本日は無断欠勤をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
昨晩なかなか寝つけず、明け方に眠ってしまい先ほど目が覚めました。
今後二度と寝過ごすことがないよう、自己管理をしっかりと行い、再発防止に努めます。
家族が病気になってしまい付き添っていた
家族が病気になってしまい、付き添っていたら無断欠勤になってしまったという場合も考えられます。その際は、会社へ連絡できる状況ではなかったことをしっかりと伝えることが大切です。緊急事態であったことが分かれば、無断欠勤を欠勤扱いにしてもらえる可能性もあるでしょう。
本日12時から出勤予定でしたが、父が急に体調を崩して病院に付き添っており、連絡できない状況でした。
無断欠勤になってしまい、大変反省しております。
申し訳ありませんでした。
無断欠勤するデメリット
無断欠勤をすると、職場での信用や今後のキャリアに影響が生じたり処分の対象になったりするデメリットがあります。
社会人として無断欠勤は避けたいもの。寝坊や体調不良、交通機関の乱れなど、無断欠勤の原因となり得るものは多いので、充分に注意が必要です。無断欠勤をするデメリットについて、以下で詳しく解説します。
無断欠勤するデメリット
- 職場の同僚や上司に迷惑がかかる
- 社内での信用を失う
- 始末書を求められる可能性がある
- 減給の恐れがある
- 無断欠勤が14日以上続くと懲戒解雇になる場合もある
職場の同僚や上司に迷惑がかかる
列車遅延による大幅なダイヤの乱れやインフルエンザのような感染症などが原因で、やむを得ず欠勤することはあるでしょう。しかし、無断で欠勤してしまうと、本来すべき自分の仕事が滞り、同じ職場の社員や取引先に迷惑を掛けてしまう恐れがあります。
また、「事故や事件に巻き込まれてしまったのではないか」「重篤な病気に罹ってしまったのではないか」など、ほかの社員が心配してしまい、安否確認に時間を費やすこともあるようです。
社内での信用を失う
連絡せず無断欠勤をしてしまうと、責任感のなさや社会性を疑われ、信用を失う可能性があるでしょう。無断欠勤をしたことにより会社側に損害が出た場合、損害賠償を請求されたり減給やボーナスを減らされたりする恐れもあり、生活に影響が出てしまうことも考えられます。
昇給・昇進に影響する可能性がある
無断欠勤をしてしまうと、昇給や昇進の機会を逃す可能性があります。なぜなら、昇給や昇進には能力や実績だけでなく、勤務態度も評価対象となるためです。将来的にキャリアアップを目指しているのであれば、無断欠勤が影響を与えかねない点に留意しておく必要があります。
非正規社員の場合は正社員登用試験に影響することも
派遣社員や契約社員といった非正規社員の場合、無断欠勤が正社員登用試験に影響することがあるでしょう。会社によっては、周囲から能力や勤務態度が評価され正社員登用試験に合格することで、非正規雇用から正社員登用を目指せます。しかし、無断欠勤により社内で信用を失うと、正社員になるための試験を受けられなかったり、上司からの推薦に選ばれなかったりする可能性も。無断欠勤は周囲からの評価を下げやすいため、非正規社員から正社員登用を目指している場合は注意が必要です。
始末書を求められる可能性がある
始末書とは、自分が起こした失敗に対して反省し、再発防止を約束するための文書です。「けん責」という正式な処分の一つであり、会社によっては始末書の提出を求められる場合もあるでしょう。始末書は提出を拒否することもできますが、無断欠勤の非が自分にある場合に提出を拒むと、「反省していない」と判断されてしまう可能性も。寝坊や勘違いが原因で無断欠勤をしてしまった場合は、始末書を求められたら誠意をもって対応することが大切です。
始末書については「始末書とは?書き方や顛末書との違いを解説!」のコラムを参考にしてみてください。書き方や例文もご紹介しています。
減給の恐れがある
仕事を休んだとしても、社員として会社に所属している限り給料は支払われるのが一般的です。しかし、減給する理由があり一定の条件を満たしている場合は、従業員の減給処分が認められています。そのため、無断欠勤をすることで減給される可能性があります。
仕事を無断欠勤した際のリスクについては、「仕事をばっくれたらどうなる?その後に生じるリスクや対処法をご紹介」もぜひご一読ください。
無断欠勤が14日以上続くと懲戒解雇になる場合もある
会社によっては、就業規則に「2週間以上無断欠勤した場合は解雇する」といった規定を設けていることがあります。やむを得ない無断欠勤の場合もありますが、寝坊や勘違いによる無断欠勤を頻繁にすると、会社全体からの信用を失ってしまいかねません。勤務先の企業の秩序や規則に違反したとみなされると、懲戒解雇になり解雇予告や解雇予告手当、退職金の支給なく解雇される可能性があります。
また、懲戒解雇になってしまうと、履歴書には「懲戒解雇」と記入しなければなりません。懲戒解雇と記されていることによって応募先企業から不信感を抱かれる恐れがあり、場合によっては今後の再就職が不利になるでしょう。
無断欠勤をしてしまった際に避けるべき行動
無断欠勤の謝罪をする際に言い訳をしたり、そのまま自然退職をしようとしたりすると、トラブルになる可能性があるので注意が必要です。ここでは、無断欠勤をしてしまった際に避けるべき行動について、詳しく解説します。
謝罪の際に言い訳をする
先述のとおり、無断欠勤の謝罪をする際は経緯や理由を正直に話すことが大切です。言い訳をしてしまうと、「反省していない」と判断されてしまう可能性があります。
また、言い訳をすることは誠実な対応とはいえません。迷惑をかけた相手からの信用を失い、人間関係が崩れたり、トラブルになったりする可能性があるでしょう。
無断欠勤を繰り返す
無断欠勤を繰り返すことで、周囲から「自己管理ができていない」「反省していない」と思われてしまいます。そうすると、「無断欠勤するデメリット」で紹介したように、減給や懲戒解雇などの処分を受ける可能性も。一度許されたからといって無断欠勤を繰り返すのは避け、再発防止に努めましょう。
無断欠勤のまま自然退職しようとする
無断欠勤をしたまま、会社に連絡をせずに自然退職をしようとするのはおすすめできません。しっかりと手続きを行わないと、損害賠償の請求といったトラブルが起きたり、緊急連絡先へ連絡されて家族に迷惑を掛けたりする恐れがあります。それぞれについて、以下で詳しく解説します。
損害賠償を請求される可能性がある
無断欠勤をしたまま退職すると、残された従業員に大きな負担がかかり、損害を与えてしまうことも考えられます。会社に与えた損害が大きい場合、損害賠償を請求される可能性があるでしょう。
また、会社からパソコンやタブレットなどの備品を借りていたり、会社の機密情報を所持していたりする場合は、法的措置を取られやすくなるようです。無断欠勤をしてそのまま退職したい場合も、退職の旨は伝えましょう。
緊急連絡先に連絡される可能性がある
無断欠勤の連絡をせず、会社からの連絡にも応答しなかった場合、緊急連絡先に連絡されることが一般的です。そうすると、家族に自分の安否で心配をかけたり、会社への対応で迷惑をかけてしまいます。場合によっては、家族やパートナーに職場への不誠実な対応や勤務態度を悪く評価され、関係が崩れてしまう恐れも。退職したい場合はしっかりと自分から退職の意志を伝えるようにしましょう。
「退職したいけど言いにくい」という場合は、「仕事を辞めたいけど言えない!退職を切り出すのが怖いときの対処法とは?」のコラムをチェックしてみてください。
無断欠勤をしないための対策方法
無断欠勤には多くのデメリットがあるため、あらかじめ対策しておくのがおすすめです。無断欠勤をしないための対策方法について、以下で詳しくみていきましょう。
周りに迷惑をかけてしまう事を考える
無断欠勤は、周りに迷惑をかけてしまう行為であると覚えておきましょう。無断欠勤をすることで、その分の仕事が滞ってしまったり、ほかの人が自分の仕事をしなければならなくなったりする可能性があります。
また、頻繁に無断欠勤をしてしまうと、信用を失うだけでなく勤務先の企業での人間関係も悪くなってしまう恐れも。体調不良や家庭の事情などやむを得ない事情がある場合は、あらかじめ会社の人に相談してみるのがおすすめです。
信頼できる人に相談する
「精神的に追い詰められている」「理不尽な仕事量で体調を崩してしまっている」など、無断欠勤の原因が会社にも関係している場合は、信頼できる人に相談してみましょう。人間関係に問題があり、上司や同僚に相談しにくいときは、人事部に相談すると改善につながる可能性があります。社員一人ひとりが働きやすい職場環境づくりも人事の仕事の一つであるため、人間関係で悩んでいる場合は相談してみてください。
有給や長期休暇をとってリフレッシュする
「勤務先の企業の方針が自分に合っていない」「会社に行くのがしんどい」「身体がついていかない」と感じている場合は、有給休暇や長期休暇をとって気分をリフレッシュする時間を設けてみましょう。働き詰めの状況が続くと肉体的にも精神的にも負担になりやすく、体調不良やメンタルの不調などの原因になり得ます。
有給については、「労働者が取得できる有給休暇とは?日数や消化期限について解説」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。
転職を考える
精神的・身体的な理由で無断欠勤が多くなってしまった場合は、転職を視野に入れてみてください。新しい環境に身を置けば、気持ちを切り替えて仕事に取り組める可能性があります。また、今より良い条件の企業を探すことで、仕事へのモチベーションが上がることもあるでしょう。
退職の相談相手にお悩みの方は、「退職は人事に直接相談して良い?上司との交渉ポイントと手順も解説!」をあわせてご覧ください。
どうしても会社に行きたくないときは
パワハラやセクハラといったハラスメント行為を受けていたり、ほかの社員との人間関係などで悩んでいたりする場合は、信頼できる同僚や上司に相談をしましょう。もし、「相談できる人がいない」「解決の見込みがない」という場合は、転職して環境を変えることが解決につながる可能性があります。一人での転職活動が不安な場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、第二新卒や既卒、20代の若年層を対象に就職支援を行います。専任のキャリアアドバイザーが、マンツーマンで希望条件に合わせた求人紹介や応募書類の添削、面接対策などをサポート。約1分程度でできる適職診断を行えば、自分に合った仕事を調べることも可能です。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
無断欠勤をしてしまったときのお悩みFAQ
ここでは、無断欠勤についてのよくある悩みをQ&A方式で解決します。
無断欠勤をしたらクビになる?
一度の無断欠勤ですぐに解雇される可能性は低いといえます。しかし、「無断欠勤を繰り返している」「就業規則で定められた範囲を超えている」といった場合、解雇になる可能性も。また、業務に大きく支障が出たり、ほかにも業務態度で問題があったりすると処分の対象になる恐れがあるでしょう。
解雇については、「仕事をクビになる理由は?どんなときに解雇される?」のコラムでもご紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
アルバイトが無断欠勤した場合のペナルティはある?
アルバイトが無断欠勤をした場合、始末書の提出や減給、場合によっては解雇になる可能性があります。また、「出勤するか分からない」という懸念から、希望のシフトが通らなかったり、シフトを削られたりする恐れも。無断欠勤のペナルティについては、このコラムの「無断欠勤するデメリット」を参考にしてください。
無断欠勤をしてしまったけれど連絡するのが気まずい…
連絡をしないとより厳しい指導や処分を受ける可能性があるため、なるべく早いうちに連絡するのがおすすめ。正直に理由と反省の気持ちを伝えれば、相手も理解してくれるでしょう。謝罪の連絡をする際は、「無断欠勤をしてしまったときの謝り方」を参考にしてください。
クビにならない無断欠勤の日数はどれくらい?
会社の就業規則にもよりますが、14日が一般的な日数です。正当な理由がなく14日以上欠勤すると、会社から解雇予告なしに即時解雇される可能性も否定できません。「連絡なしで会社を無断欠勤するとどうなる?問題点や正しい対処法を解説」のコラムでも、無断欠勤で解雇される可能性について解説しています。ご一読ください。
職場が嫌で無断欠勤をしようか悩んでいます
無断欠勤は周囲の人に迷惑が掛かり、トラブルになる恐れもあるので避けたほうが無難です。業務内容や人間関係が原因の場合は、信頼できる人に相談してみましょう。相談相手がいない場合や解決の兆しが見えない場合は、転職するのも一つの手です。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、若年層向けに無料で就職支援を行います。ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。