ブルーカラーとはどんな職種が当てはまる?ホワイトカラーとの違いを解説

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この記事のまとめ

  • ブルーカラーとは、工場や建設現場などで働く技術者や作業員を表す言葉
  • ブルーカラーは青色ではなく青い襟を指していて、服装に由来する呼び名である
  • ブルーカラーが肉体労働系なのに対して、ホワイトカラーは頭脳労働系の仕事である
  • ブルーカラーには、プライベートを充実させやすいなどのさまざまなメリットがある
  • 与えられた仕事をコツコツこなせる人がブルーカラーの仕事に向いている

「ブルーカラーって何?」「ブルーカラーとホワイトカラーの違いは?」など、これから仕事を探す方の中には、ブルーカラーに関する疑問をお持ちの方もいるでしょう。
ブルーカラーとは、工場や建設といった現場で働く技術者・作業員を表す言葉です。
このコラムでは、ブルーカラーの詳しい仕事の内容やホワイトカラーとの違いを詳しく解説します。
自分が何の仕事に就けば良いか迷っている方には参考になると思うので、ぜひご覧ください。

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ブルーカラーとは

ブルーカラーとは、企業に雇用されている労働者のうち、製造業や建設業といった「生産工程や直接的な作業を担当している現場系の労働者」を指す言葉です。
言葉の由来は「青い襟(blue collar)」で、現場作業を担当する労働者の着ていた作業着のこと。工場などで働く技術系の労働者に配られる作業服に青系の色を使うことが多いため、この呼び名が付きました。
作業員・現場職と聞くと肉体労働がイメージできますが、ブルーカラーのなかには肉体労働に分類される作業のほかにも、溶接や旋盤といった技能的な仕事も含まれます。ブルーカラーに分類される仕事については、次項で説明しています。

ブルーカラーの6つの職種

ブルーカラーに分類される代表的なものは、建設業や製造業。また、「現場で作業を行う」仕事なので、運輸やサービス業も含まれます。

1.建設業

土木作業や建設作業、塗装など建物に関する業務を行う建設業。住宅以外にも、道路や橋といったインフラ工事も行っています。「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」のコラムでは、建設作業員の仕事について詳しく解説しています。

2.製造業

製造業のうち、組み立てや溶接といった作業がブルーカラーに該当します。製造業の作業は技術力を必要とし、専門的な内容も珍しくありません。そのいっぽうで、流れ作業のようなマニュアル化された業務も存在します。製造業に関しては、「製造技術の仕事」のページも参考にしてください。

3.運輸業

現場作業という観点から、運搬や配達ドライバー、集荷といった運輸に関わる仕事もブルーカラー。
クレーン操作や重機オペレーター、旅客機の運転なども運送・運輸に分類されます。運輸業界については「運輸業界の仕事」、物流業界については「物流業界の仕事」で詳しく解説しています。

4.鉱業

鉱業では、鉱山資源を掘削する作業がブルーカラーに当てはまります。近年では掘削に大型重機を使用するのが一般的となっているため、重機操作が主な仕事になるでしょう。

5.農林水産業

第一次産業に該当する農業、林業、水産業は、作業によっては機械で行えることも多くなっています。しかし、いずれの仕事も人の手で行う作業が不可欠なため、ブルーカラーに含まれます。

6.サービス業

サービス業のなかでも、修理や整備といった仕事がブルーカラーに分類されます。また、電気やガスなどのインフラに関わるサービス業も、ブルーカラーの一種です。

ブルーカラーと比較されやすいホワイトカラーとは

ホワイトカラーとは、作業服の青い襟を意味するブルーカラーに対して、襟が白いワイシャツを着て仕事を行う労働者を指しています。
ブルーカラーが肉体労働系の仕事であるのに対して、ホワイトカラーは頭脳労働系が該当。
組織に属する労働者である点はブルーカラーと同じですが、ホワイトカラーは同じ業界にいても、事務職、財務、経理、営業職、マーケティング職などに従事している労働者を指します
ブルーカラーが製品などを直接作業するのに対し、ホワイトカラーは生産には直接関与しないのが相違点でしょう。

ホワイトカラーに必要な要素

ひとくちに「ホワイトカラー」といっても、ブルーカラーのように職業は多岐にわたるため必要なスキルや能力は異なります。しかし、多くのホワイトカラーの仕事は複数名で協働することが多いので、コミュニケーション能力は重要。また、パソコン作業が増えていることからPCスキルも求められます。

ホワイトカラーの課題

ホワイトカラーの業務内容から、ブルーカラーに比べて労働負担が少ない印象を抱く方も多いでしょう。しかし、対人関係や長時間労働が課題になるのはホワイトカラーの方が多め。ホワイトカラーのメンタルヘルスに力を入れる企業も増えているようです。

その他の「カラー」
ブルーカラー、ホワイトカラー以外にも、林業や環境関連の仕事に従事する人を「グリーンカラー」、ロボット開発など高度技術に従事する人を「メタルカラー」など、次々と新しい「カラー」も生まれています。

ブルーカラーの収入

厚生労働省が発表している「令和2年 賃金構造基本統計調査」によると、2019年度のブルーカラーに該当する主な業界の平均賃金は以下の通りです。

(千円)

  建設業 製造業 運輸業
男性:年齢計 345.5 321.8 285.3
女性:年齢計 251.2 222.7 223.3

引用:厚生労働省「令和2年 賃金構造基本統計調査

同調査による賃金平均は、男性で338.3千円、女性で251.8千円。ブルーカラーの仕事はおおよそ平均と同等か、少し下ということが分かります。

ホワイトカラーの収入

厚生労働省の調査から、ホワイトカラーに分類される仕事を「情報通信業」「金融・保険業」「学術研究・専門技術サービス業」「教育・学習支援業」として比べてみましょう。

(千円)

  情報通信業 金融・保険業 学術研究・専門技術サービス業 教育・学習支援業
男性:年齢計 405.0 479.2 420.9 429.4
女性:年齢計 315.5 281.4 301.4 306.9

引用:厚生労働省「令和2年 賃金構造基本統計調査

ブルーカラーに比べて、男女ともに高い水準であることが分かります。
ホワイトカラーのほうが高収入になる理由としては、高度な専門知識を必要としていたり、管理職など企業の中核を担う仕事が含まれたりといった理由が考えられます。

ブルーカラーのメリット

建築系・土木系・工場系などブルーカラーの仕事は、納期などによるものの基本的には残業が少ない職種とされています。また、多くの現場があらかじめ稼働時間を定めているのも特徴。特に工場は安定した生産や稼働回数の調整といった理由から稼働日時を決めていることが多いため、ホワイトカラーと比べて残業や休日出勤は少ない傾向です。業務内容も基本的にはルーチンワークが多く、1人で行う作業も少なくありません。もちろんチームで動いているため自由とはいきませんが、ホワイトカラーの仕事に比べてコミュニケーションの機会が少ない職場もあるでしょう。
また、ブルーカラーの仕事の多くは経験やスキルを問わずに採用しているため、未経験から挑戦しやすいのが特徴。ホワイトカラーの場合は会社ごとのやり方やカラーが出やすいですが、ブルーカラーが身につける普遍的なスキルは、どの現場でも基本的には同じため、スキルがあれば転職しやすいのもメリットでしょう。

ブルーカラーのデメリット

ブルーカラーは、「きつい」「汚い」「危険」の3Kの仕事と呼ばれています。
職種によっても異なりますが、基本的には体力が求められる仕事。体が汚れたり、危険を伴ったりする業務も少なくありません。
屋外での仕事が多い場合は、天候によって仕事ができなくなるのもデメリットです。
スケジュール通りにいかないと、予定通りに休みがとれなくなることもあり、悪天候の中で作業を強いられることもあります。

ブルーカラーが向いている人

ブルーカラーの仕事が一番向いているのは体力がある人と思われがちですが、それよりも大事なのは集中力と我慢強さです。ブルーカラーの仕事にはルーチンワークが多いため、与えられた仕事をコツコツとこなせなくてはいけません。
また、高所など危険を伴う現場作業では、少しの油断や気の緩みが重大な事故に繋がります。常に緊張感を持ち、安全を最優先に考えられるか、管理者の指示に従えるかもブルーカラーには必要な要素でしょう。
近年ではブルーカラーの仕事にもIoTやAIの導入が進み、以前ほど危険な作業や辛い作業は減っています。それでも、機械の操作やメンテナンス、製品の検査など人の手で行う業務は残っていくでしょう。

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ブルーカラーに関するQ&A

ブルーカラーとは、主に肉体労働などを行う職種を指す言葉。具体的な仕事内容や職種にはどのようなものがあるのでしょうか?こちらで、ブルーカラーに関する疑問をQ&A方式で解決していきましょう。

ブルーカラーの仕事例を教えて下さい。

土木や建築の作業員、工場の製造スタッフ、警備員、誘導員などが代表的です。また、トラック・バスなどのドライバーや介護職、ビルメンテナンスもブルーカラーに当てはまります。「ホワイトカラー、ブルーカラーと言われる仕事とは?」ではブルーカラーの職種例はもちろん、ホワイトカラーの仕事についても解説しているので、ご一読ください。

ブルーカラーは世間的にどのようなイメージを持たれますか?

ブルーカラーは現場で肉体労働を行うことから、「きつい」と思われることも多いようです。しかし、実際には快適な労働環境が整っている場合もありますし、「ホワイトカラーで楽」と思われている職種がハードな環境であることも。社会的にどう見られるかより、実際の環境のほうが重要なのではないでしょうか。きつい仕事は嫌…という方は「きつい・汚い・危険の「3K」って、どんな仕事?」もぜひ参考にしてください。

ブルーカラーとホワイトカラーどちらを選ぶべき?

先述のとおり、一般的にはブルーカラーは肉体労働できつい、ホワイトカラーはデスクワークで楽なイメージがありますが、ブルーカラーで働きすい職場、ホワイトカラーできつい環境も多いです。ブルーとホワイトのどちらにすべきかよりも、「自分に合う環境・仕事であるか」を重視して就職先を選ぶべきでしょう。給与面も環境によりけりです。「ホワイトカラーとはどういう意味?言葉の由来やブルーカラーとの比較も解説」では給与についても触れています。

自分に合う仕事の探し方を教えて下さい。

まずは自己分析をして、興味のある業界や職種を絞り込むことが大切です。その後、業界・職種研究を行ないイメージとのギャップの差を埋めていきます。志望業界・職種が決まったら、気になる企業をピックアップ。自分の強みや関心が企業と合っているかを基準に選んでいきましょう。こちらのコラムのほか、ハタラクティブでも適性・希望に合う仕事の探し方をお伝えしています。就職に関することでお悩みの方はぜひご利用ください。

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