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向いてる仕事

高収入の仕事ランキング!無資格・未経験から年収アップを目指す方法を解説

年収・収入

2025.03.25

この記事のまとめ

  • 高収入の仕事といわれる目安は、年収1,000万円や年収850万円程度が該当する
  • 高収入の仕事の代表例として、医師や弁護士などがランキングにある
  • 男性向けの高収入の仕事はパイロット、女性は教育関連の職種が挙げられる
  • 難関資格の取得や専門知識を身につけることも、高収入の仕事につながる要素である
  • 高収入の仕事に就きたいなら、転職エージェントに相談するのがおすすめ

「高収入の仕事に就くにはどうすれば良い?」とお悩みの方もいるでしょう。高収入の仕事に就くためには、常に学び続ける姿勢が大切です。このコラムでは、高収入を目指せる仕事や共通する特徴、男性・女性別のランキングについてご紹介します。また、正社員として高収入の仕事に就く際の注意点も解説。「できるだけ高収入の仕事に就きたい」という方は、ぜひご覧ください。

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目次

  • 高収入の仕事の基準とは
  • 高収入を目指せる仕事ランキング
  • 【男性編】高収入の仕事ランキング
  • 【女性編】高収入の仕事ランキング
  • 高収入の仕事に共通している特徴
  • 比較的楽で高収入な仕事の特徴は?
  • 正社員として高収入の仕事に就く際の5つの注意点
  • 高収入の仕事を目指せるおすすめの資格7選
  • 高収入を目指せる働き方
  • 高収入は重要?経験者の意見も参考にしよう!
  • 高収入の仕事に就きたいならエージェントに相談しよう
  • 高収入の仕事に関するQ&A

高収入の仕事の基準とは

高収入の仕事の基準とはの画像

高収入の明確な基準はありませんが、年収が1,000万円を超えていれば世間一般的には高収入といわれることが多いようです。ただし、高収入かどうかは、対象となる方の年齢によっても異なります。たとえば、新卒1年目が毎月30万円を手取りでもらっているなら高収入と判断できるものの、新卒よりも社会人経験が長い40代で手取り30万円だと、高収入とは言い切れないでしょう。

また、「その人がどのような生活を送っているのか」や「どのような価値観をもっているのか」によっても、高収入の基準が変わります。

高収入の目安は850万円以上?

国税庁の「No.1410 給与所得控除」によると、年収が850万1円以上の場合、給与所得控除額が上限の195万円となっています。年収850万円を超える給与収入を得ている場合、控除額はそれ以上増えることはありません。そのため、年収850万円以上を「高収入」の基準の一つとすることもあります。
参照元
国税庁
No.1410 給与所得控除

性別・年齢別にみる日本人の平均給与

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、令和4年の平均給与は、460万円(男性569万円、女性316万円)でした。性別・年齢別の平均給与は下記のとおりです。

年齢階層男性女性
20~24歳279万円253万円
25~29歳429万円353万円
30~34歳492万円345万円
35~39歳556万円336万円
40~44歳612万円343万円
45~49歳653万円343万円
50~54歳689万円343万円
55~59歳712万円330万円

引用:「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-(p.21)」

年齢階層別の平均給与をみると、男性・女性ともに年齢が上がるにつれて平均給与も高くなり、55〜59歳の階層が最も高くなっていることが分かります。

参照元
国税庁
令和5年分 民間給与実態統計調査

平均給与の高い産業ランキング

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、高収入を目指せる平均給与の高い仕事の産業ランキングは、以下のとおりです。

順位産業平均給与
1位電気・ガス・熱供給・水道業41万200円
2位学術研究、専門・技術サービス業39万6,600円
3位金融業、保険業39万3,400円
4位情報通信業38万1,200円
5位教育、学習支援業37万7,200円
6位鉱業、採石業、砂利採取業36万6,700円
7位建設業34万9,400円
8位不動産業、物品賃貸業34万800円
9位卸売業、小売業31万9,600円
10位製造業30万6,000円

参考:厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況(p.10)」

産業別に見ると、「電気・ガス・熱供給・水道業」の平均給与が最も高いことが分かります。次いで、「学術研究、専門・技術サービス業」「金融業、保険業」の平均給与が高めです。高収入の仕事を探す場合は、この3つの産業をチェックしてみると良いでしょう。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

高収入を目指せる仕事ランキング

高収入を目指せる仕事には、医師や弁護士、大学教授などの幅広い職種が該当します。ここでは、政府統計の総合窓口(e-Stat)の「賃金構造基本統計調査 / 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 」をもとに、高収入の仕事をご紹介するので参考にしてみてください。

高収入を目指せる仕事にはどのような共通点がありますか?

ハタラくん

馬場 岳

馬場 岳

高収入の仕事に共通する特徴は「専門性」「希少価値」「報酬型」の3つ

高収入を目指せる仕事にはいくつかの共通点があります。

1つ目に、「専門性の高さ」が挙げられるでしょう。医師や弁護士、ITエンジニアなど、専門知識やスキルを必要とする職業は高収入を得やすい傾向があります。これらは資格や特定分野の技術が求められることが多く、参入障壁が高いほど収入も上がる傾向にあるといえるでしょう。

2つ目に「市場価値の高さ」が重要です。AIやデータ分析など、時代のニーズに合ったスキルを持つ人材は、高い報酬を得るチャンスが広がります。需要が供給を上回る分野に注目することで、収入アップが期待できるでしょう。

3つ目として、「成果報酬型の仕組み」がある仕事も共通点です。営業や経営、フリーランスなど、自分の成果が直接収入に反映される職種は、努力次第で大きな収入を得られる可能性があります。また、「マネジメント能力」も収入アップに直結するスキルです。チームや組織を率いる能力を持つことで、高いポジションと報酬を得られることが多いでしょう。

これらを踏まえ、自分の得意分野や興味を軸に市場のニーズを考慮し、キャリア設計を行うことが成功への第一歩です!

1.パイロット(航空機操縦士)

パイロットの平均月給(決まって支給する現金給付額)は、約138万円です。 パイロットは、主に飛行機やヘリコプターなどの操縦を行う仕事。航空会社の旅客機以外にも、警察の捜査や輸送、病院に患者を運ぶドクターヘリなど、さまざまな役割があります。

パイロットは航空手当として「基本給のおよそ8割」を別途受け取れるため、高収入を目指しやすいでしょう。

パイロットになるには、国家資格の「事業用操縦士」か「定期運送用操縦士」が必要です。国家資格を得るには、大学に入り航空学について学ぶか、航空会社のパイロット養成コースに就職する必要があります。なおパイロット養成コースは難易度が高い傾向にあるので、対策を練る必要があります。

2.医師

医師の平均月給は約109万円です。医師の仕事は診療科によって異なりますが、患者さんの問診や患部のチェック、手術などを行います。医師は基本給が高く、イレギュラー対応の多さから時間外業務が発生しやすいことも、高収入の理由です。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「内科医」によると、医師になるには大学の医学部に進学し、少なくとも6年間勉学に勤しむ必要があります。医学部を卒業後に医師国家試験を受験し、合格すると医師免許を取得することが可能です。また、臨床研修医として2年以上の臨床研修を修了すれば、各診療科に所属できます。

3.法務従事者

法務従事者とは、裁判官や弁護士など司法に関連する専門職を指します。法務従事者の平均月給は約77万円です。

法務従事者は、法律の専門家として訴訟活動や紛争解決を行う仕事です。高収入ではありますが、人物間のトラブルを扱うため心身疲労を抱えやすいという点もあります。

法務従事者のうち、たとえば弁護士になるには、司法試験に合格することが必須です。司法試験の受験資格は、法科大学院修了者、もしくは法科大学院を修了していない方を対象とした予備試験合格者に対してのみ与えられます。大学の法学部を経て法科大学院に進学した後、司法試験に備えるというスタイルが一般的です。

4.歯科医師

歯科医師の平均月給は約70万円です。歯科医師は、主に虫歯の治療や予防指導を行います。大学病院に勤務する場合は、口腔がんなどの手術を行う場合も。そのほか歯科医学の研究者になる人や、学校や保健所で勤務する人もいます。

歯科医師になるためには、大学の歯学科で6年間学んだあと、歯科医師国家試験に合格したうえで1年間の臨床経験を積みます。歯科医院で勤務し一定の経験を積んだのち、開業する人が多いようです。

5.大学教授

大学教授の平均月給は約67万円です。大学教授の主な仕事内容は、学生への教育や研究活動などが挙げられます。学生への教育は、基本的に自分の担当する科目の講座を行ったり、ゼミで学生の卒業論文の指導を行ったりすること。研究活動では、大学や国から研究費をもらい、自身の研究テーマに沿って研究を行うのが一般的です。

研究結果を論文にして発表を行うこともあり、論文が有名になったり、比較的人気のある大学の教授になったりすれば、書籍の執筆やテレビへの出演などの仕事も増え、高収入になる可能性も考えられるでしょう。

6.公認会計士、税理士

公認会計士、税理士の平均月給は約51万円です。公認会計士は企業や個人の財務状況を評価し、税務申告を行うなど、財務や会計の専門知識を活かした仕事を担当します。高度なスキルと専門知識をもつ公認会計士は市場価値が高いため、その報酬も高くなるようです。ただし、公認会計士になるには、実務経験が必要であり、資格取得までには多くの労力と時間が必要となります。

税理士は税務のプロとして、納税者の相談にのったり、税務書類を作成したりして、納税手続きを行うのが仕事です。大学の経済学部や商学部を卒業したのち、税理士試験に合格したうえで2年間の実務経験を積む必要があります。なお、公認会計士の資格を持っていれば、税理士試験を受けなくても税理士として登録することが可能です。

7.獣医師

ペットや家畜の病気の治療や健康管理、ワクチン接種などを行うのが獣医師です。獣医師の平均月給は約49万円。動物病院や動物園のほか、農林水産省や厚生労働省なども就職先の一つです。

獣医師になるには、大学の獣医学科で6年間学び、さらに獣医師国家試験に合格する必要があります。また、省庁に就職する場合は公務員試験にも合格しなければなりません。

命を扱う責任の重い仕事で、昼夜・休日を問わず対応することもあります。経験を積んでスキルを身につければ、動物病院を開業することも可能です。

8.IT系コンサルタント

IT系コンサルタントの平均月給は、約48万円とされています。IT系コンサルタントは、クライアント企業のIT戦略において、課題の抽出および解決策の提案などを行うのが仕事です。IT戦略は経営の観点からも重視されており、経営コンサルタントと類似した役割といえるでしょう。

IT系コンサルタントになるために必須の資格はありませんが、経営学やITにおける専門知識は必要です。就職してすぐに一人前になるのは難しく、アシスタントで経験を積んでからクライアントを抱えるようになるでしょう。

9.研究者

ここでいう研究者とは、大学や企業の研究所、試験所や公的研究機関で働く人を指します。研究者の平均月給は約47万円です。

研究内容は就職先によってさまざまで、バイオテクノロジーや食品、医薬や水産などが挙げられるでしょう。いずれにしても、大学で専門分野の学部を卒業するか、同等の専門知識を身につけて就職するのが一般的です。

10.電気・電子技術者

電気・電子技術者の平均月給は約43万円です。仕事内容は、各種電気・電子機械の開発・設計、施設の照明計画・設計など。たとえば、テレビやパソコン、携帯電話などの機器の開発、製造工程の設計を行います。

消費者にとっての使いやすさや耐久性、コストなども考える必要があるため、専門知識だけでなく世の中のニーズやアイデアも求められる仕事です。就職にあたって資格は必要ではありませんが、電気・電子系の学部や専門学校を卒業した人は選考でアピール材料になるでしょう。

11.小・中学校教員

小・中学校教員の平均月給は約42万円です。小・中学校の教員になるためには、大学などで所定の単位を取得したうえで、教育実習を行うのが原則。さらに、教員採用試験に合格して教員となることができます。

教員は勉強を教えるだけでなく、子どもたちの成長に関わる重要な仕事です。教育環境を整えたり、いじめや不登校を防止したりと役割は多岐にわたるため大変な側面もあります。しかし、近年は教員不足のため需要が高く、将来的にも社会から求められる職業といえるでしょう。

12.電車運転士

電車運転士とは、乗客や貨物を乗せた電車を運転する人のことです。電車運転士は、多くの乗客と荷物を安全に目的地まで運ぶため、日々の点検や安全管理が欠かせない仕事です。また、天候や信号、踏切などの状況に適宜対応しながらも、正確な時刻表どおりの運転が求められます。

電車運転士は運転する車両によって賃金に差が生じるため、特急や新幹線を扱えると高収入を目指すことが可能です。安全管理や時間管理能力が求められる仕事のため、責任感の強い人が向いているといえるでしょう。

13.クレーン運転士

工場や港などでクレーンを操作してコンテナなど重量のある荷物の移動を行うのがクレーン運転士です。平均月給は約42万円で、高収入の仕事の一つといえます。

クレーン運転士になるためには、扱うクレーンの国家資格を取得したり、運転技能講習などを修了したりして専門知識を身につけることが必要です。就職先は製造業の工場や倉庫、建設会社などで、就職後に資格を取得する人も多いといわれています。なお、クレーン運転士は18歳以上が対象です。

14.薬剤師

薬剤師は、病院や薬局などの施設で薬を管理したり調剤したりすることが主な仕事です。医師や患者さんによる正確な情報に基づいて医薬品を提供するため、高度な知識が求められることが高収入の理由といえるでしょう。

薬剤師は国家資格のため、大学の薬学部に6年間通い、その後「薬剤師国家試験」を受験する必要があります。国家試験に合格したら、薬剤師免許を取得できるので、薬剤師として就職することが可能です。

15.建築技術者

建築技術者とは、住宅やビルなどの建築計画・改修・施工管理などを行う人を指します。平均月給は約42万円です。

就職先は大手ゼネコンや設計事務所、住宅メーカーなどで資格がなくても就職は可能といわれています。ただし、資格がないとできない業務もあるため、入社後に建築士などの資格を取得する人が多いでしょう。
近年は一部の業務においてIT化が進んでおり、ある程度のITスキルも必要となるようです。

16.企画事務員

企画事務員とは、新商品の開発に向けて市場調査や提案を行う仕事です。平均月給は約41万円で高収入の仕事の一つといえるでしょう。

マーケティング担当者や技術者とチームを組んで仕事をすることも多く、コミュニケーション能力が求められます。また、コストや納期の管理、広報戦略などを任される場合も。就職するために資格は必要ないものの、マーケティングの知識や社会動向を見極める能力なども身につけることが望ましいでしょう。

17.土木技術者

土木技術者とは、道路やトンネル、鉄道や空港などの設計・建設・補修などを行います。また、都市計画や災害復旧なども含まれるので、民間企業のほか官公庁や研究機関なども就職先に含まれるでしょう。平均月給は約40万円となっています。

土木建築に関する知識や技術が必要なほか、周辺住民とのやり取りや関係機関との調整などを行うための交渉力も求められる仕事です。就職にあたって資格・免許は必要ではありませんが、土木工学や構造力学などの知識があると選考で有利に働く可能性があるでしょう。

18.記者、編集者

出版社や新聞社などで取材や執筆、誌面のレイアウトなどを行うのが記者や編集者です。平均月給は約40万円となります。

就職するのに学歴や資格は関係なく、扱う分野に関する興味・関心や情報収集力、文章力などが求められるでしょう。編集者は企画立案からカメラマン、デザイナーの手配、印刷会社への入稿までを担当します。記者は決められた企画に合わせて、取材して原稿を書き、読者のニーズに応える記事を作るのが仕事です。経験を積んで、フリーの記者として活躍する人もいます。

19.金融営業職

金融営業職とは、銀行や証券会社の外務員を指します。担当地域の法人・個人に対し、債券や投資信託、保険の提案や契約を行うのが役割です。平均月給は約40万円となっています。

就職するのに必要な資格はありませんが、就職後にファイナンシャルプランナーなどの資格を取得する人が多いでしょう。証券外務員の場合は「証券外務員資格」を取得する必要があります。銀行や信用金庫、証券会社に入社して一定の経験を積んでから配属されるのが一般的です。

20.助産師

助産師の平均月給は約40万円です。助産師になるためには、助産師国家試験に合格しなければなりません。また、助産師国家試験を受験するには、まず看護師国家試験に合格する必要があるため、就職ハードルは高いといえるでしょう。

助産師は出産の介助のほか、産前産後の母子のサポートを行います。新生児の健康検査や授乳の介助、育児の相談に乗るなど、役割はさまざま。就職先は病院や診療所のほか、保健センターなどがあります。

21.情報処理・通信技術者

情報処理・通信技術者はプログラムの開発、システムの管理、通信ネットワークの構築・保守などにおける技術的な業務を行う人です。平均月収は約37万円となっています。

通信事業者や通信機器メーカーに就職することが多く、資格や学歴は問われないのが一般的です。設計・開発部門や施工部門、管理部門など担当が分かれている場合も多いため、コミュニケーション能力やチームワークが求められる仕事といえます。

22.大型貨物自動車運転者

大型貨物自動車運転者は、商品や貨物を運ぶためにトラックや大型車両を運転する仕事で、平均月収は約37万円です。需要が高く、等距離輸送や物流業界で重要な役割といえるでしょう。高収入を得るためには、運転技術や安全運転のスキルが必要です。長距離ドライバーは、高い需要と報酬を得られる一方で、長時間運転する体力や忍耐力を求められるでしょう。

23.電気工事従事者

電気工事従事者は、住宅やビル、商業施設などで配線や分電盤の設置、照明の取り付けなど電気に関する工事を任されます。平均月収は約37万円です。

業務を行うには電気工事士の資格が必要なため、企業によっては資格取得が応募条件の場合もあります。あるいは、就職後に研修を行い、資格を取得されてくれるケースもあるようです。電気工事には法令で定められたルールがあるので、安全を守るためにも正しく確実に仕事を行う能力が求められます。

24.車掌

列車の車掌は、平均月収が約37万円とされています。仕事内容は乗客の安全確保や問い合わせへの対応、乗り降りのサポートなどです。特急列車などでは、切符の確認や清算を行う場合もあります。

鉄道会社に就職して駅務員を経験したのち、社内試験を経て車掌になるのが一般的です。車掌から運転士や駅長へとキャリアアップを目指す道もあります。なお、近年はワンマン運転の導入が進み、車掌の仕事は減少傾向にあるようです。

25.営業職

営業職は、企業や組織において、商品やサービスを顧客に販売するために活動する職種のことです。経験よりも適性が重視される仕事なので、未経験から正社員にチャレンジしたい人に向いています。職場によっては、「インセンティブ」と呼ばれる成果に応じて支給される報奨金を得られる場合もあるでしょう。「令和5年賃金構造基本統計調査」では、自動車業界の営業職の平均月収は約36万円と紹介されています。この金額にはインセンティブは含まれていません。

特に、不動産のように扱う商品が高額であれば、インセンティブも高くなる傾向があります。また、完全歩合制の営業は、結果を出した分だけ収入に反映されるため、やる気や適性によっては高収入を得られる可能性があるでしょう。

営業の種類や適性を知りたい方は、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムもあわせてご覧ください。

26.看護師

看護師は医師が治療をスムーズに行うためのサポート役です。日ごろから患者の状態を把握して医師に伝えたり、治療中に医師の指示で処置を助けたりします。平均月収は約35万円です。

看護師になるには、看護大学や看護の専門学校で3年または4年の専門教育を受けたのち、国家試験に合格する必要があります。医療に関する専門知識だけでなく、患者や家族とのコミュニケーションも重要です。医療現場は24時間体制のため、シフト制で働きます。看護師にも夜勤がある職場もあり、その場合は夜勤手当がつくでしょう。

27.商品販売従事者

ここでいう販売従事者とは、店頭ではなく街頭や訪問で商品を販売する人を指します。たとえば、小売業の店先での実演販売や、化粧品の訪問販売などのことです。商品販売従事者の平均月収は約35万円となっています。

就職先はメーカーや販売会社などのほか、実演販売者を派遣している会社も。販売方法についてマニュアルを用意している会社もあり、入社後に研修を受けて実務に当たることが多いようです。
また、歩合制の場合が多く、がんばり次第で高収入を狙える仕事といえます。

28.総合事務員

ここでの総合事務員とは、担当業務が限定されていない事務職のことです。すなわち、総務系事務員や人事系事務員などは対象外となっています。総合事務員の平均月収は約34万円です。

総合事務員の仕事は就職先によって異なるものの、一般的には書類作成やメール応対、データ入力などとなります。そのほか、文具の補充や各種社内手続きといった庶務が中心です。パソコンを使った業務が多いため、一定のPCスキルが求められるでしょう。
「事務員は未経験から目指せる?業務内容と求められるスキルをチェックしよう」のコラムで、事務員の仕事内容を詳しく紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。

29.タクシー運転者

タクシー運転者の平均月収は約34万円ですが、歩合制の場合が多く、さらに高収入を目指せる仕事といえます。また、個人で開業する人が多いのも特徴です。

タクシー会社に就職した場合は、毎日8時間制や隔日勤務制(19時間勤務で翌日は休み)など、就職先によって働き方は異なります。長時間の走行になる場合もあるため、休憩のタイミングは自分で決めることが可能です。
なお、タクシー運転手になるには、普通第二種運転免許証が必要となります。

参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
トップページ
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

【男性編】高収入の仕事ランキング

この項では、政府統計の総合窓口(e-Stat)の「令和5年賃金構造基本統計調査」より、男性編の高収入の仕事ランキングを紹介します。

職種平均月収
パイロット(航空機操縦士)約140万円
医師約115万円
法務従事者約81万円
大学教授(高専含む)約67万円
獣医師約55万円
公認会計士、税理士約53万円
保険営業職業従事者約52万円

参照:政府統計の総合窓口(e-Stat)の「賃金構造基本統計調査 / 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」

パイロット(航空機操縦士)は女性の割合が少ないため、男性のランキングにおける特徴といえるでしょう。また、保険営業職従事者は男女計のランキングでは上位にありませんでしたが、男性のみでは高収入の仕事となっています。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

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【女性編】高収入の仕事ランキング

この項では、政府統計の総合窓口(e-Stat)の「令和5年賃金構造基本統計調査」より、女性編の高収入の仕事ランキングを紹介します。

職種平均月収
医師約88万円
大学教授(高専含む)約64万円
法務従事者約58万円
歯科医師約53万円
大学講師・助教(高専含む)約44万円
公認会計士、税理士約41万円
高等学校教員約41万円

参照:政府統計の総合窓口(e-Stat)の「賃金構造基本統計調査 / 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」

女性の場合、高収入の仕事でも男性よりやや低めな傾向にあります。また、大学教授や講師・助教、高等学校教員など、教育関連の仕事が上位にあるのが特徴です。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

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高収入の仕事に共通している特徴

高収入の仕事に共通している特徴の画像

高収入を期待できる仕事の特徴には、「代わりの人材がいない」「仕事内容の重要度が高い」「生活に欠かせない」などが挙げられます。ここでは、高収入の仕事によく見られる特徴をまとめました。

高収入の仕事に共通している特徴

  • 代わりの人材がいない
  • 仕事内容の重要度が高い
  • 生活に欠かせない
  • 専門知識や資格の取得が必要

代わりの人材がいない

代わりの人材を見つけるのが難しい仕事は、需要に対して供給が少ないため、一般的に高収入になりやすいといわれています。希少性の高さから、給与を高く設定している傾向にあるようです。

仕事内容の重要度が高い

医師やパイロットのように、他人の命を預かる仕事は給与が高いものが多く、高収入を目指しやすいといえるでしょう。警察官や消防士といった仕事は、自分の身の危険度が高くなる可能性があるため、役割の重要さから高収入を見込めます。

生活に欠かせない

インフラや金融、建設、製造といった生活に欠かせない仕事も、年収が高い傾向にあります。人々の暮らしのサポートに欠かせないため、需要の高さや経営の安定性が高収入につながるようです。

インフラ業界の分野や平均年収について「インフラ業界とは?主な職種一覧や向いている人の特徴、将来性などを解説」のコラムで詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

専門知識や資格の取得が必要

専門的な資格が必要な仕事も、年収が高い傾向があります。たとえば、医師や弁護士は「業務独占資格」のため、資格がないと業務を行えません。取得が困難な資格を取得している方ほど、高収入の仕事に就きやすいでしょう。

無資格・未経験の人が目指せる高収入の仕事もある

資格をもっていなかったり、未経験だったりする場合も、高収入を目指せる仕事はあります。たとえば、前述の営業職は、経験や資格がなくてもチャレンジしやすく、実力や実績によって高収入を狙える職種といえるでしょう。

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比較的楽で高収入な仕事の特徴は?

比較的楽で高収入な仕事の特徴は?の画像

高収入を得るには一定の大変さがありますが、そのなかでもストレスが少ない、労働時間が短いといった特徴のある仕事は、比較的負担を軽減しやすいでしょう。高収入な仕事のなかでも、取り組みやすい特徴のあるものを下記で解説いたします。

杉浦 詔子

杉浦 詔子

自分にとって「比較的楽で高収入の仕事」を探すには、まず「自分が楽と感じる働き方」を知ることがポイントです。どのような仕事が「楽だ」「楽ではない」と感じるかは、人それぞれに異なります。

たとえば、パソコンに一日中向き合うことが苦ではない場合、IT系のサポート業務などが当てはまる可能性があるでしょう。また、どのような人が相手でも話すことを苦にしないなら、営業職やコンサルタントが該当する場合があります。
自分が「楽だ」と感じる職種や働き方を軸に、高収入の仕事を探してみましょう。

精神的なストレスがかかりにくい

高収入を目指せる仕事においても、精神的なストレスがかかりにくい業務は、気持ちに余裕をもって働ける可能性があります。たとえば、ルーティンワークが多く、プレッシャーや責任が比較的少ない仕事は、精神的なストレスがかかりにくい仕事といえるでしょう。

肉体的な疲れを感じにくい

高収入な仕事のなかでも、肉体的な疲れを感じにくい仕事なら活躍しやすいでしょう。長時間の立ちっぱなしや、重いものを運ぶといった肉体的な負担が少ないため、体力的な疲れを感じにくい傾向があります。ただし、長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業が続くことで、目の疲れや肩こりなどが生じる場合も。定期的な運動やストレッチをすると良いでしょう。

肉体的に疲れにくい仕事とは?

肉体的に疲れにくい仕事は、デスクワークやオフィスでの仕事が該当します。そのなかでも、事務職や経理、IT関連の仕事などが挙げられるでしょう。これらの仕事は、パソコンを使用して行う仕事が主なため、外で働く仕事に比べると肉体的な負担がかかりにくいといえます。しかし、企業によっては資料や荷物を運ぶ力仕事を行うこともあるので、必ずしも肉体的に疲れにくいとはいえないでしょう。

職場環境が整っている

職場環境が整っている仕事は、ストレスが少なく、高収入な仕事のなかでも働きやすい傾向があります。オフィス環境や設備、サポート体制などが充実していることが特徴です。また、ワークライフバランスの実現やフレキシブルな働き方もできるでしょう。

勤務時間が短い

高収入を得られ、かつ勤務時間が短い会社では、オン・オフの切り替えがしやすいため、プライベートを充実させやすいでしょう。同じ職種であっても勤務時間が異常に長い場合、疲労やストレスが蓄積されやすいため、長期的に働くのは難しい可能性があります。

ノルマを気にする必要がない

高収入な仕事のなかでもノルマを気にする必要がない職種は、ストレスが少ない可能性があるでしょう。ノルマがなければ、成果や業績に対するプレッシャーも少なく、自分のペースで仕事を進められます。そのため、業務に集中しやすく、クリエイティブな発想や自己成長に集中する余裕が生まれやすいでしょう。

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正社員として高収入の仕事に就く際の5つの注意点

高収入の仕事に就くときは、社風が自分に合っているかどうか、やりがいを感じられるかどうかといったポイントを確認する必要があります。下記では、高収入の仕事に正社員として就職・転職する際の注意点をまとめました。

杉浦 詔子

杉浦 詔子

仕事選びで収入以外に気をつけるポイント

仕事を選ぶ際に、どれほどの収入が得られるかを考慮することは大切です。ただし、収入だけで仕事を決めてしまうと後悔する場合もあります。その理由は、たとえ高収入の仕事でも収入以外の条件が合わない場合は、長く働くことが難しくなるからです。

収入以外で気をつけるべき主なポイントは「仕事内容」「人間関係」「福利厚生」「勤務地」「会社の将来性」です。
「興味をもって自分の得意分野が活かせる仕事内容か」「職場の雰囲気や人間関係が良好であるか」「休暇制度など福利厚生が整っているか」などを確認しましょう。また、「勤務時間や休暇が自分の生活スタイルと合っているか」「自宅から通勤が可能か」など、収入以外に気をつける大切なポイントは少なくありません。

もちろん、会社の将来性も見逃せないポイントです。就職した会社に将来性があると、仕事の幅が広がったり長く働けたりする可能性があり、昇進や昇格によって収入を上げるチャンスも得やすいといえます。
理想的な環境に就職するためにも、自己分析やスキルアップを欠かさずにチャレンジし続けましょう。

正社員として高収入の仕事に就く際の注意点

  • 社風が自分に合っているか確認する
  • 本当にやりがいを感じられる仕事か考える
  • スキルアップを意識し学び続ける姿勢を忘れない
  • 仕事を抱え過ぎずに振り分ける
  • 新しい情報に興味をもち何事にも挑戦してみる

1.社風が自分に合っているか確認する

正社員として高収入の仕事に就く際は、会社の社風が自分に合っているかを確認しましょう。高収入の仕事だからといって、会社のことを何も調べずに就職してしまうと、入社後にギャップを感じる可能性があります。自分に合った仕事内容であっても、社風が合わなければ、思ったように働けずストレスを感じてしまうことも。入社後のギャップや早期退職を防ぐためにも、自分に社風が合っているかを確認してから就職するようにしましょう。

2.本当にやりがいを感じられる仕事か考える

高収入の仕事に就職する前に、本当にやりがいを感じられる仕事かを考えることも重要です。「高収入の仕事」の部分に惹かれて仕事のやりがいを考えないまま就職すると、モチベーションを維持できずに長続きしない可能性も考えられます。

このような事態を回避するためにも、高収入を得ながら自身がやりがいを感じて働ける仕事かどうかをしっかり見極める必要があるといえます。

3.スキルアップを意識し学び続ける姿勢を忘れない

高収入を得るには、専門性を高めたり、時代に合わせた知識やスキルを得たりすることが求められます。高収入を目指せる仕事に就いたあとも現状に満足せず、常に学び続ける姿勢が大切です。スキルアップを意識して専門性の高い資格を取得したり、業界の動向を探ったりすることで、さらなるキャリアアップや収入アップにつながるでしょう。

4.仕事を抱え過ぎずに振り分ける

高収入を得るためには、仕事を抱え過ぎずに同僚や後輩などに振り分けることも大事です。仕事を分散させることで、効率的にタスクをこなせたり、業務の質や効率を上げられたりする場合があります。過度な仕事の負担を回避できれば、ストレスの軽減や持続可能なパフォーマンスを発揮することにもつながるでしょう。

5.新しい情報に興味をもち何事にも挑戦してみる

高収入の仕事に就くときは、チャレンジ精神をもつことが重要です。何事もすぐ実行できる行動力をもち合わせていれば、仕事においてもタイミングを逃さずに結果を残せるでしょう。

高収入の仕事に就くためには、どのような心構えが必要でしょうか。
求職中と、就職後でそれぞれ教えてください

ハタラくん

杉浦 詔子

杉浦 詔子

求職中には「情報収集力」と「柔軟な姿勢」、就職後には「学び続ける姿勢」と「人間関係」を重視しましょう

まずは求人情報を幅広く集め、業界ごとの給与水準や求められるスキルを把握しましょう。企業の将来性や働きやすさも重要な判断材料です。未経験から挑戦できる分野を探し、必要なスキルや資格を把握することが成功への第一歩になります。
また、事業の成長性など将来的にキャリアアップできる可能性がある企業かリサーチしておきましょう。

最初から完璧な条件を求めすぎると選択肢が狭まります。「まずは経験を積む」という柔軟な考え方を持ち、将来的な成長を見据えて仕事選びを心がけましょう。

就職後に重要なことは「学び続ける姿勢」と「人間関係」です。高収入を手にして、さらにキャリアを伸ばすためにはスキルを磨き続けることが求められます。新たな知識やスキルを得るために資格取得や自己研鑽を怠らず、最新の情報を常にキャッチアップしましょう。

また、職場の人間関係が良好だと働きやすくなり、仕事のパフォーマンスが向上しやすくなる可能性があります。周囲と協力しながら成果を上げることで、より良い評価を得てキャリアアップを実現しましょう。

高収入の仕事は忙しい傾向があり、体調管理が大切です。適度に休みを取り、リフレッシュすることも忘れずに。

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高収入の仕事を目指せるおすすめの資格7選

関連資格や新しいスキルを取得することで、担当できる仕事の幅が広がり、昇給する場合があります。この項では、高収入に向けたおすすめの資格を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

高収入の仕事を目指せるおすすめの資格

  • プログラミング言語に関する資格
  • ファイナンシャルプランナー
  • 中小企業診断士
  • 宅地建物取引士
  • 一級建築士
  • 社会保険労務士
  • 語学に関する資格

1.プログラミング言語に関する資格

ソフトウェア開発やWeb開発などの分野では、プログラミングに関する資格をもつことで、需要が高まります。たとえば、JavaやPythonに関する資格を取得すると、その資格を活かせる開発を行っている職場に応募しやすくなるでしょう。

2.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーの資格をもつことで、金融業界や保険業界などでの需要が高まり、高収入の求人に応募しやすくなるでしょう。また、ファイナンシャルプランナーの仕事は顧客の信頼を得ることが重要なため、資格取得は信頼性や専門性を証明する手段となります。

3.中小企業診断士

中小企業診断士は、コンサルティング業界や経営支援サービスなどでの需要が高まる可能性があります。企業の経営に関する幅広い知識やスキルをもっているため、業績向上や事業拡大のためのアドバイスを提供できるでしょう。中小企業診断士の資格は、経営コンサルタントや経営アドバイザーとしてキャリアを築くうえで有効です。

4.宅地建物取引士

宅地建物取引士をもつことで、不動産業界でのキャリアやビジネスチャンスが拡大する可能性があります。宅地建物取引士は、不動産の売買や賃貸に関する専門知識をもとに顧客やクライアントのニーズに合った不動産取引をサポートするのが仕事です。需要の高い不動産市場において、資格取得者は高い報酬を得られるでしょう。

5.一級建築士

一級建築士は、建物の設計や施工管理などを行うための資格です。一級建築士の資格をもっていることで、建築に関する高度な技術や知識をもっている証明になります。そのため、建築を行ううえでの信頼性が高くなり、高収入を得やすくなるでしょう。

6.社会保険労務士

社会保険労務士の資格があれば、労働法や社会保険制度に関する専門知識を得られ、企業や個人に対して労働関連のアドバイスやサポートを行えます。人事労務部門やコンサルティング会社、法律事務所などでのキャリアチャンスが広がるでしょう。

また、社会保険労務士は企業の法令遵守や労務管理におけるリスク管理を支援するため、需要が高く、高収入の求人に応募しやすいといえます。

7.語学に関する資格

語学に関する資格を取得しておくことで、グローバルなビジネス環境において競争力を高められるでしょう。語学力を身につけるなら、TOEFLやIELTSなどを受けてみるのがおすすめです。国際的な企業や外資系企業で働く際に役立つ可能性があります。

また、日本語能力試験(JLPT)の資格をもつことで、日本での外国人向けのビジネスや教育業界でのキャリアが広がることもあるでしょう。

高収入を目指せる資格への理解を深めたい方は、「稼げる資格とは?選び方のポイントや注意点を解説」もあわせてご確認ください。

資格が必要ない職業は専門知識を極めることがおすすめ

働くうえで資格が設けられていない職業を目指す際は、専門知識のアピールがおすすめです。高収入を目指せる資格をいくつか紹介してきましたが、世の中には資格が不要な職業も多く存在します。資格取得の必要がない仕事は、スキルを証明できるものがないため、関連する経験や勉強内容などを伝えましょう。
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高収入を目指せる働き方

高収入を目指すには、「役職や管理職に就く」「専門性を磨いてフリーランスとして働く」といった働き方が挙げられます。以下でそれぞれの内容を紹介するので見てみましょう。

役職や管理職に就く

高収入を目指せる働き方の一つとして、役職や管理職に就くことが挙げられます。役職や管理職になれば基本給が高くなり、役職手当がつくため高収入を目指しやすいでしょう。

役職や管理職に就くには、地道な努力とスキルや経験を積んでいく必要があります。

専門性を磨いてフリーランスとして働く

仕事の専門性を磨き、フリーランスとして働くのも、高収入を目指せる働き方といえるでしょう。フリーランスは、会社員のように毎月給与が決められているわけではないので、仕事の売上次第では、高収入を目指せる可能性もあります。

しかし、稼いだり、顧客をつけたりするのに時間を要するため、高い技術や専門性が求められるでしょう。いきなりフリーランスになるのは難しい側面もあるため、まずは就職して経験・実績を積むのが望ましいといえます。

馬場 岳

馬場 岳

フリーランスで高収入を稼ぎたい場合に気をつけるべきポイントとしては、以下のようなことが挙げられるでしょう。

【1.専門性の確立】
市場で価値を感じてもらえるスキルや知識を持つことが重要です。需要の高い分野を選び、競合との差別化を図りましょう。

【2.信頼構築】
クライアントとの信頼関係を築くことで、リピート案件や高単価案件を得やすくなります。納期や品質を守る姿勢が大切です。

【3.自己管理】
収入や支出を適切に管理し、税金や保険なども含めた経済的安定を図りましょう。

【4.自己投資】
学習やスキルアップに投資し、時代の変化に対応できる人材であり続けることが成功の鍵です。

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高収入は重要?経験者の意見も参考にしよう!

この項では、ハタラクティブの調査「若者しごと白書2024」をもとに、正社員が仕事に満足する理由や転職を決める判断基準について紹介します。

仕事に満足している理由の1位は「人間関係」

現在正社員の人のうち、仕事に「非常に満足している」「やや満足している」と回答した人は47.7%です。このうち、仕事に満足している理由を質問した結果、以下のような回答となりました。

ランキング男性正社員女性正社員
1位人間関係のよさ(22.2%)人間関係のよさ(35.5%)
2位仕事の面白さ(19.8%)仕事の面白さ(17.5%)
3位休日・休暇日数(14.4%)休日休暇日数(13.7%)
4位勤務時間(10.3%)勤務時間(9.4%)
5位給与(10.3%)給与(6.8%)

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024(p.20)」

「給与」は男女とも5位となっており、仕事の満足度を高めるうえでは人間関係や仕事内容がのほう重要だと分かります。
就職において給与は大事ではあるものの、それだけで選ぶと後悔する恐れもあるため注意しましょう。

転職したい理由では「収入アップ」が1位

将来的に転職を考えている正社員は、約38%です。転職を考えている正社員に転職したい理由を質問したところ、「今より多くの収入を得たいため」が66.9%で1位となっており、仕事の満足度とは異なる結果が出ました。

転職したい理由では「収入アップ」が1位の画像


引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024(p.51)」

ただし、「いつ頃までに転職したいか」という質問には、「3〜4年後まで」と回答した正社員が33.1%で最も多く、「いずれは収入アップを目指したい」といった意図であると読み取れます。
現時点で仕事に満足している人の理由が人間関係や仕事内容である点に留意し、高収入を得るには長期的な目線が必要であることを念頭に置きましょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024

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高収入の仕事に就きたいならエージェントに相談しよう

高収入の仕事に就きたい方は、就職・転職エージェントに相談するのも手です。実際に高収入の仕事に就くには、資格やスキルの取得など、想像以上の努力が伴います。すぐに高収入を目指すのは難しい側面もあるため、目標とする年収を目指してしっかりとキャリアプランを立てることが重要です。

転職エージェントでは、求職者の希望に沿ったキャリアプランをアドバイザーと一緒に立てることもできます。また、高収入の仕事に就くためのヒントをもらえる可能性もあるので、相談してみましょう。

ハタラクティブは、ニートやフリーター、高卒など若年層を中心にサポートを行っている就職・転職エージェント。未経験可・学歴経歴不問の求人を多く扱っているのが特徴です。

専任のキャリアアドバイザーが仕事に対する考え方をヒアリングし、希望や適性を考慮した求人をご紹介いたします。企業情報の詳細や企業に合わせた選考対策を実施し、内定まで一貫してサポート。所要時間1分程度でできる適職診断も含め、サービスはすべて無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

馬場 岳

馬場 岳

プロを味方につける!転職エージェントの効果的な利用方法

転職エージェントを上手に活用するために、以下のポイントを押さえることが大切です。

【1.希望条件を明確に伝える】
まず、自分が実現したいキャリアや希望条件(年収、業界、勤務地など)を整理し、エージェントに具体的に伝えましょう。不明確だと適切な提案を受けにくくなります。

【2.信頼できるエージェントを見極める】
複数のエージェントに登録し、それぞれの対応や提案内容を比較することで、自分に合うエージェントを選びましょう。親身になってくれる担当者が理想的です。

【3.フィードバックを活用する】
履歴書や職務経歴書の改善点、面接対策のアドバイスなど、エージェントからのフィードバックを積極的に取り入れ、自分をブラッシュアップしましょう。

【4.積極的なコミュニケーション】
連絡をこまめに取り、進捗や希望の変化を共有することで、エージェント側もより精度の高いサポートを提供できます。

【5.最後は自分で判断する】
エージェントの意見を参考にしつつ、最終的な意思決定は自分自身で行うことが大切です。転職は人生の大きな選択なので、自分の軸を忘れないようにしましょう。

これらを実践し、エージェントを自分のキャリアパートナーとして活用しましょう!

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高収入の仕事に関するQ&A

ここでは、「高収入の仕事に就くにはどうすれば良い?」と考えている方によくある質問を紹介します。

資格がなくても高収入の仕事に就けますか?

資格がない場合や未経験の場合も、高収入の仕事に就ける可能性はあります。たとえば、営業職は無資格で高収入を目指すのにおすすめです。そのなかでも、インセンティブ制度を導入している職場の求人を選べば、努力次第で高収入を目指せるでしょう。
「無資格・未経験でできる仕事とは?高収入の目指し方や求人を探す方法も紹介」のコラムでは、無資格から挑戦しやすい仕事をまとめているので、あわせてご覧ください。

高収入を目指せる在宅ワークはありますか?

Webエンジニアやシステムエンジニア、プログラマーなどが挙げられます。IT系以外にも、比較的初心者からも挑戦しやすいコールセンターや一般事務、営業事務などの在宅ワークもおすすめです。
在宅ワークが気になる方は「未経験からリモートワークに挑戦できる?正社員を狙いやすい職種とは」のコラムをご一読ください。

珍しい仕事で高収入を狙えるのは?

ひよこ鑑別士やドローン操縦士などがあります。珍しい仕事とは、一般的に知られていない職業や、働き方に特徴がある業務などです。正社員として働ける仕事もあるので、適性に合うようであれば選択肢として考えてみましょう。「珍しい仕事39選!高収入&正社員として働ける職種や求人の探し方も紹介!」のコラムで珍しい仕事を紹介していますので、ご覧ください。

高収入の仕事に就く方法を知りたいです

高収入の仕事を探す際、一人でどうすれば良いか分からない場合は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。ハタラクティブでは、専任のアドバイザーがあなたの希望や適性に沿った求人をご紹介します。ぜひハタラクティブにご相談ください。

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のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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