ホワイトカラー、ブルーカラーと言われる仕事とは?

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この記事のまとめ

  • ホワイトカラー、ブルーカラーとは仕事着の襟の色に由来する言葉
  • ホワイトカラーは白いワイシャツからイメージされたデスクワークなどに従事する人を指す
  • ブルーカラーは、青襟の作業服からイメージされた現場職などに従事する人を指す
  • ホワイトカラーとブルーカラーに給与面や社会的地位での上下はない
  • 仕事選びでは職種の区分けやイメージなどより、自分が何をしたいかが大切

「ホワイトカラー」「ブルーカラー」という職業用語をご存知でしょうか?

ここでいうカラーは色(color)ではなく襟(collar)のこと。背広に白いワイシャツで働く人や、青襟の作業服で働く人から、仕事着の襟の色に由来して使われるようになった、労働者を指す言葉です。

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◆ホワイトカラー

ホワイトカラーとは、白いワイシャツから由来して使われるようになった言葉。スーツにネクタイ、ワイシャツで働いている人をイメージすると分かりやすいでしょう。主にデスクワークに従事している人や、頭脳労働者、管理職以上の人のことを指している言葉として使われます。

ホワイトカラーの職種の例としては以下のようなものが挙げられます。

・医者

・弁護士

・税理士

・公務員

・事務職

・営業職

・設計士

・研究職など…

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◆ブルーカラー

一方でブルーカラーとは、青襟の作業服で肉体労働に従事している人をイメージすると分かりやすいです。現業職や技術職の人を指します。
とくに昔のアメリカでは、現場で着ている作業服には青いものが多く、それをそのまま使っているので現在でも「ブルーカラー」という言葉が日本にも残っています。

ブルーカラーの例としては以下のような職が挙げられます。

・土木作業員

・建築作業員

・介護職

・工場スタッフ

・警備員

・整備工

・運輸ドライバー

・ビルメンテナンス

・バス、電車などの運転士など…

◆ホワイトカラーとブルーカラー、どっちが良いのか

では、ホワイトカラーとブルーカラー、就業するならどちらが良いのでしょうか?

賃金に関しては、高卒か大卒か、また職種や企業などにもよるので、ホワイトカラーとブルーカラーで一概にどちらの方が高い給与を貰える、とは言えません。

かつてはホワイトカラーは学歴があり「頭脳労働者」で、出世もしやすい。ブルーカラーは「肉体労働」で学歴がない、というイメージでしたが、現在ではそのようなことはありません。
機械化や自動化が進んでいる現代では、デスクワークと言っても簡単なデータ入力などの仕事もあります。反面、人工知能の開発・発展により、必要のない職も増えていくのではないかとも言われています。

また、ホワイトカラーは管理職や公務員などのイメージがあり安定していると思われがちですが、サラリーマンである以上リストラなどの可能性もあり、潰しが効かないとも捉えられます。

一方、ブルーカラーは現場職なので、手に職がつくという点はメリットです。専門的な技能が必要な職もあるので、ブルーカラーとホワイトカラーに従来のイメージのような、社会的地位における上下はないと言えるでしょう。

さらに、業務内容が多岐にわたっていたり、明確に頭脳労働や肉体労働と定義できない仕事も多く、すべての職種を「ホワイトカラー」「ブルーカラー」に区分けするというのは無理があるという説もあります。

ホワイトカラーなら社会的地位が高そうなのでは、ブルーカラーだと周りからのイメージが悪そう…と思う人もいるかもしれません。しかし、仕事を選ぶうえではパブリックイメージや周囲の目、職種の区分けなどではなく、結局は「自分が何の仕事をしたいか」が大切です。

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