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むかつく上司はどう対応したら良い?あるあるや対処法をご紹介!
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この記事のまとめ
- むかつく上司の特徴には「威圧的」「感情的」「無責任」などがある
- むかつく上司に対しては、一定の距離を保ちつつ冷静でいることが大切
- むかつく上司へのストレスは、趣味や周囲への相談で発散しよう
- むかつく上司に耐えられない場合は、労務や人事への相談も可能
- むかつく上司との関係修復が不可能な場合は転職の検討も解決法の一つ
「むかつく上司にどうやって対応するべき?」とお悩みの方もいます。上司に対して「むかつく」と感じるときも、感情任せの嫌がらせや無視はせず、社会人として冷静に対応する必要があるでしょう。
このコラムでは、むかつく上司の特徴あるあるや対処法などを解説します。また、どうしても耐えられない場合の解決法やストレス発散法もご紹介。むかつく上司にお悩みの方はぜひご一読ください。
むかつく上司がいるのは仕方ない?
会社では、異なる価値観を持つ人が集まり同じ仕事に取り組んでいます。各々が異なる価値観を持っているため、自分と合わない人を完全に避けることはできません。
仕事をするうえで上司に苦手意識を持ったり、心の中でむかつくと感じたりする場合もあるでしょう。上司とは長い時間をともに過ごすので、嫌な部分が見えやすいようです。上司と部下の関係性であっても、「むかつく」と感じ腹を立ててしまうのはおかしなことではありません。
大切なのは、「むかつくと感じる上司に対してどのように対応するか」という点です。
むかつく上司の特徴あるある
一般的に「むかつく」と思われやすい上司の特徴には、高圧的・感情的・無神経などの共通する特徴があるようです。
以下では、むかつく上司の特徴あるあるをご紹介します。
高圧的
「ムカつく」と思われる上司は、自分より立場が下の人に対して高圧的にふるまう傾向にあります。具体的には、「人目もはばからず感情的に怒鳴る」「部下の意見が真っ当なものであっても受け入れず抑え込む」といった行動がみられるようです。
「上司である=会社に認められている」という自負から、自分の考えに固執してしまう場合があります。そのため、言い返したり上司の意見を否定したりするのは逆効果であることが多いようです。
理不尽
「自分で考えろ」と言ったのにも関わらず、結果が気に入らないと「なんで聞かなかったんだ」と怒り出すというような、理不尽な上司に対しては「むかつく」と感じてしまうでしょう。
地位を利用して支配欲や優越感を満たそうと、理不尽な言動が多くなってしまうようです。部下として毎回理不尽な要求に対応していると、精神的に疲れてしまいます。
無責任
上司がトラブルに向き合わず放棄する、面倒な仕事を後回しにする・ほかの人に任せる、などの無責任な行動を取る場合もあるようです。このような上司の行動を目にして、むかつくと感じる方もいるでしょう。周囲の人が毎回フォローしなければならず、本来必要のない業務に時間を取られてしまうこともあります。
感情的
機嫌が良いときは優しく、悪いときにはヒステリックになるなど、気分でコロコロと態度を変える上司もいます。仕事を進めるうえでも、そのときの感情によって指示が違う、気まぐれな発想で仕事を依頼するといった特徴があるようです。また、感情的に怒って部下を萎縮させてしまう場合もあります。上司のこのような言動によって振り回されると、「むかつく」と感じてしまうでしょう。
無神経
「人が傷つくようなことを平気で言う」「大勢の前でミスを問い詰める」など、無神経な行動を取る上司に対して「むかつく」と感じることもあるでしょう。部下の気持ちに寄り添えず、気づかないうちに周りを嫌な気持ちにさせてしまう上司もいます。
仕事をしない
自身の業務管理ができず、周りに迷惑をかけている上司に「むかつく」と感じる場合もあるでしょう。仕事中に寝ている、インターネットを私的に利用をしているという上司もいるようです。
部下のマネジメントのみならず自身の仕事を全うできていないと、部署全体の士気や業務効率が下がってしまう恐れがあります。
嘘をつく
自分の都合に合わせて、ことあるごとに違う指示を出したり、その場にいない人を悪者にしたりするような上司には腹が立つもの。また、嘘をついて責任転換するような上司も、信用に欠けると感じるでしょう。このような上司は、部下との信頼関係を築きにくい傾向にあります。
嫌味ばかり言う
「人のミスを必要以上に問い詰める」「終わったことをいつまでも根に持つ」など、文句や愚痴が多い上司もいるでしょう。たとえどんなに仕事で成果を上げていても、嫌味が多い上司は「むかつく」と思われやすい傾向にあります。
むかつく上司の特徴については、「嫌な上司に共通する13の特徴|上手に付き合うコツや対処法を紹介」のコラムでもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
むかつく上司への対処法
むかつく上司への対処法には、「相手の気持ちを想像する」「ハッキリ意見する」「仕事の成果で見返す」などがあります。
むかつく上司に対処する際には、一定の距離を保ちつつ冷静でいることが大切です。
以下で、むかつく上司への対処法を詳しく解説します。
仕事と割り切る
上司に対してストレスを感じる場合の対処法として、「仕事上の関係」と割り切ることが挙げられます。プライベートで上司と関わる機会を減らし、業務上で必要なやり取りにはきちんと対応しましょう。プライベートと仕事を分けて考えるのがポイントです。
とはいえ、あまりにも無愛想な態度を取ってしまわないよう注意しましょう。素っ気ない態度は、かえって反感を買ってしまう可能性があります。
相手の気持ちを想像する
むかつく上司の気持ちを想像するのも対処法の一つです。相手を思いやり、行動の理由を想像するなら、上司に対するネガティブな感情が小さくなる可能性もあります。また、相手の立場になって考えることで、自分の問題点に気づかされる場合もあるでしょう。むかつく相手について理解すると、社会人としてレベルアップするヒントを得られます。
ハッキリ意見する
上司の性格や自身との関係性にもよりますが、真っ直ぐに意見してみることが有効な場合もあるようです。ハッキリと「私は○○と思っています」と、自分の意見を伝えてみるのも一つの方法。感情的にならず落ち着いた態度で述べることが大切です。
ただし、相手の性格や伝え方によっては、理不尽な言葉を投げられる可能性もあります。嫌味な上司への上手な返答方法を知りたい方には、「上司の嫌味への上手な対応策を紹介!これでもう怖くない」のコラムがおすすめです。
言い返すのではなく提案をする
ハッキリと意見を述べることは大切ですが、売り言葉に買い言葉とならないよう注意する必要があります。社会人としてのマナーを守り、相手への敬意を持って、自分の意見や気持ちを伝えましょう。「言い返してやろう」と考えていると、感情的になってしまう恐れがあります。まずは落ち着いて、客観的に現状を把握してください。過度に期待しない
相手に対して過度な期待を抱かないのも、むかつく上司への対処法です。自分の理想が高過ぎるゆえに、上司に「むかつく」と感じている場合もあります。上司も人間なので「嫌な部分はあるもの」と認識しておけば、気持ちが少し楽になるでしょう。
仕事の成果で見返す
「むかつく上司を見返したい」と感じる場合には、仕事で成果を出すことに集中するのがおすすめです。仕事で良い結果を出し、周囲や会社からの評価が上がると、上司からも信頼され関係が改善する場合があります。また、自分の仕事に集中するようになるので、上司の嫌な部分に注目せずに済むというメリットも得られるでしょう。
むかつく上司にストレスを感じるときの発散法
むかつく上司にストレスを感じるときには、周囲の人に話を聞いてもらったり、趣味を楽しんだりして発散するのがおすすめです。
以下で3つのおすすめの方法をまとめているので、参考にしてみてください。
1.周囲の人に話を聞いてもらう
仲の良い同僚や先輩など、身近な人に話を聞いてもらうだけでも心は軽くなるでしょう。言葉にすると気持ちや状況が整理され、スッキリすることもあります。
また、相談相手が似たような悩みを抱えている場合には、共感や話し合いから良い解決策が見つかるのではないでしょうか。同じ部署内の人に言いにくいなら、別の部署の人や社外の友人に話すのがおすすめです。
2.プライベートを充実させる
趣味や友人関係を楽しみ、プライベートを充実させると、上司との関係で悩む時間を減らせるでしょう。日常生活のなかで楽しみやご褒美を用意し、自分の気分を上手くコントロールします。そのようにすると、上司に「むかつく」と思うことがあっても、大きなダメージを受けにくくなるはずです。
3.気持ちを紙に書いてみる
上司に対してモヤモヤする気持ちを紙に書いてみるのも、ストレス発散法の一つです。人に悩みを相談しにくいと感じる方も、この方法ならすぐに取り組めます。
気持ちを思いつくままに書き出しても良いですが、「なぜむかつくと感じるのか」「今後どのようにしていきたいのか」などを整理しつつ書き出すのがおすすめ。今後の選択肢や自分の反省点が明らかになるでしょう。
誰しも会社でイライラすることがあります。仕事を円滑に進めるには、ストレスと上手く付き合って発散させることが重要です。「仕事でイライラする原因は?限界までストレスをためない解消法をご紹介!」では、仕事で溜まったうっぷんを適切に対処するポイントをご紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
相手がどんなにむかつく上司でも無視や仕返しはしない
むかつく上司に対してどんなにネガティブな感情を抱いていても、反抗的にならず、穏便な対応をとりましょう。あからさまに悪い態度でいると、職場全体の空気を重くし、周りに気を遣わせてしまいます。また、仕事に支障をきたしていると判断され、自分の評価が下がる恐れもあるでしょう。
イライラすることがあっても、社会人として大人な態度を心掛けることが大切です。社会人として敬意を表すなら、相手上司も態度を改めることがあります。
むかつく上司にどうしても耐えられない場合
むかつく上司への対応を工夫しても関係が悪化していき、どうしても耐えられない場合には、部署の移動や転職などを検討しましょう。
以下で、むかつく上司にどうしても耐えられない場合の選択肢をご紹介します。
労務や人事に相談する
「上司と同じ職場で働き続けるのが難しい」と感じた場合、会社に相談してみるのも一つの方法です。客観的に判断してくれる、上司よりも立場が上の人物に相談してください。
労務や人事への相談を検討していることを、所属部署内の人に話すのは避けましょう。上司の耳に届いて評価を落とすリスクがあります。
相談相手と上司の関係を確認する
相談する人が上司を評価していたり、良好な関係を築いていたりすると、話を受け入れてもらえない場合があるようです。相談相手と上司との関係を事前に調べておくようにしましょう。
不満だけでなく改善点を伝える
相談時には上司のどこをどのように改善してほしいのか、そのためにどのような案があるのかを具体的に伝えてください。ただの不満や愚痴のように受け取られてしまうと、改善を見込みにくくなります。
異動願いを出す
むかつく上司が原因で退職をするほどではなくても、「これ以上同じ部署にいるのは辛い」と感じる場合、異動願いを提出してみるのも良いでしょう。もし異動が叶えば、上司と直接関わる必要はなくなります。
ただし、異動願いが必ずしも受理されるわけではない点に注意しましょう。提出時期や異動理由によりますが、部署異動は一般的に、従業員のスキルアップ目的で実施されています。そのため、人間関係による異動が認められることは少ないようです。
また、企業によっては「このような些細な理由で異動願いを出すのは自分勝手だ」と捉えられる恐れもあります。異動願いを提出する際には、自分の評価に影響する可能性があることも念頭に置きましょう。
労働局・労働基準監督署に相談する
むかつく上司からのパワハラやセクハラなどを受けている場合は、労働局や労働基準監督署などに相談しても良いでしょう。労働局には労働環境のトラブルに関して相談できる窓口があり、人間関係の悩みにも対応してくれます。上司による明確なハラスメントが認められれば、企業に対して改善を要求してもらえる可能性が高いでしょう。
転職を検討する
「むかつく上司との関係が改善されず辛い」とお悩みの方は、転職を視野に入れるのも一つの方法です。ストレスを抱え続けていると、仕事のパフォーマンスが落ちてしまう恐れも。転職で環境を変えるなら、心機一転気持ちよく仕事に励めるようになるはずです。
「納得のいく転職をしたい」「一人で転職活動をするのが不安」という方は、転職エージェントのハタラクティブがおすすめ。専任のキャリアアドバイザーがお悩みをヒアリングし、仕事探しから入職までをトータルでサポートします。応募書類の添削や面接対策を行うだけでなく、適性やスキルを踏まえたうえで、相性の良い企業をご紹介するので安心です。すべてのサービスは無料で利用可能なので、ぜひ一度ハタラクティブへお問い合わせください。
むかつく上司に関する疑問Q&A
ここでは、苦手・むかつくと思う上司に関する疑問をQ&A方式で解決していきます。むかつく上司への対応にお困りの方はぜひチェックしてください。
上司にむかつくと感じるのは良くないことでしょうか?
上司と部下という関係性であっても、完璧ではない人間同士。相手に対してマイナスな気持ちを抱く場合もあります。大切なのは、相手にネガティブな感情を抱いたときにも社会人としての態度を崩さないことです。プライベートに楽しみを探し、信頼している人に相談しましょう。
上手なストレス発散方法について知りたい方は、「ストレス発散できない人の特徴とは?すぐ実践できる解消法や予防策も解説!」のコラムをご一読ください。
むかつく上司に仕返しをする方法はありますか?
どんなにむかつく上司であったとしても、感情任せの嫌がらせや仕返しをしてはいけません。冷静に対処方法を考える必要があります。自分なりの工夫をしても啓善が見込めない場合や、上司のハラスメント行為にお悩みの場合は、労務や人事・労働局への相談を検討するのも良いでしょう。
ハラスメント行為を受けたときの対処法については、「上司からのパワハラ対処法を紹介!特徴やハラスメントの種類も解説」で解説しています。
むかつく上司との関係を良くするコツはありますか?
上司との良好な関係を望む場合は、「自身から積極的に話しかけてみる」「仕事に真面目に取り組む」などを意識しましょう。むかつくと感じていても、実際は自分が偏った見方をしていることも。その場合、明るい言動や行動、仕事に対する前向きな姿勢といった心掛けで改善する可能性もあるでしょう。
「職場に合わない人がいる!ストレスを感じる理由や11の対処法を紹介」でもコツをまとめているので、参考にしてみてください。
むかつく上司がいても我慢して仕事を続けるべき?
前向きに仕事に取り組むことも大切ですが、ストレスで辛い思いをしながら無理に続ける必要はありません。我慢を重ねていると、心身ともに疲弊してしまう恐れがあります。楽しくいきいきと仕事をするには、転職の検討も選択肢の一つです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。