就職の決め手は?複数内定をもらったときの選び方もご紹介

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この記事のまとめ

  • 就職の決め手となる要素には、人間関係や成長できそうな環境などがある
  • 就職の決め手は、男女や時代によって異なる
  • 面接で就職の決め手について聞かれたら、仕事選びの軸をもとに回答する
  • 一番先に内定を出した企業にしたり他人の目を気にして就職先を選んだりするのは避ける

就職先に迷った場合など、就職の決め手となるものは何か気になる人もいるでしょう。就職の決め手となる要素は人によって異なりますが、世相や年代、性別といった大きなくくりで、大まかに傾向が決まっています。このコラムでは就職の決め手となる要素について、男女別や最近の傾向などを考慮しながらご紹介します。自分が仕事に望むものは何かを考えつつ、就職先を決める際の参考にしてください。

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就職の決め手となる5つの要素

就職する際の決め手となる要素には、年収などの勤務条件はもちろん、近年では人間関係や自己成長をより重視する傾向が見られます。主に以下の5つが挙げられるでしょう。

1.人間関係

入社する企業を決めるにあたって、人間関係を重視する人は多いようです。仕事をする際にはチームで動くことが多いうえ、一日のほとんどを過ごす職場で一緒にいる人との相性は大事。入社前にはどんな人と一緒になるかは分からないので、企業研究をとおして社風や職場の雰囲気に着目するようです。

2.自分が成長できそうな環境

自分が成長できそうな環境とは、なりたい自分に近づけるようにスキルや仕事のやり方を学びながら働けるところといえるでしょう。長期的なキャリア形成のため、自分が身につけたいものを得られる環境を求めているといえそうです。

3.地域

働き続けるにあたって、勤務地が選べることを重要視する人は多い傾向があるようです。比較的転勤が少なく、自分の慣れ親しんだ土地からそれほど離れずに働き続けられる環境であれば、長く勤続しやすいと考えているのでしょう。

4.充実した福利厚生や手当

福利厚生や手当が充実していることも、入社する企業の決め手となるようです。特に、ライフイベントなどによって一時的にキャリアが中断してもまた働き続けられるなど、働きやすさにこだわる人が重要視する傾向があります。

5.年収

就職の決め手として、年収に着目する人も一定程度いるようです。
最近では働きやすさや成長につながる環境などが重視される傾向にあります。そのため、年収にこだわる人の割合はそれほど高くないようですが、充実した生活を送るためにある程度の収入が確保できるのは大事なことだといえるでしょう。

自分なりの就職の決め手を知るために必要な「仕事選びの軸」が定まっていないと感じる人には、「自己分析サイトの正しい使い方は?自分を知って就職や転職を成功させよう」のコラムが参考になります。

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就職の決め手となるものの背景

就職の決め手となる要素は、男女や社会の変化によって異なるようです。以下、それぞれ解説します。

男性

男性には、主に自らの成長できる環境に重きを置く人が多いようです。就職先に求めるものの全体の傾向として「安定」から自分の「成長」へと移り変わっていることが関係しているのでしょう。

女性

女性では「転勤がない」など働く地域を選べることや、「福利厚生が充実している」ことに重きを置く人が多い傾向があります。女性の場合は、ライフイベントを男性よりもやや意識していて、できるだけ同じような状況で働き続けることを望む人が多いようです。

終身雇用制の変化

現在は同じ企業に勤続し続けるよりも、転職を前提に「どこでも通用するようなスキルや経験を身に付けたい」と考える人が増えてきています。安定を望む傾向も未だ根強いようですが、それよりも、転職しながら「自分をいかに成長させられるか」という視点で企業を選ぶようになっているようです。

面接で就職の決め手を聞かれたときの回答

面接で「就職先の決め手は何ですか」という質問があったときには、仕事選びの軸を心がけて回答しましょう。例文もご紹介するので、併せて参考にしてみてください。

自分の仕事選びの軸をもとに回答する

まずは、自分の仕事選びの軸を明確にすることです。「仕事選びの軸」とは、仕事をするうえで重視するポイントや判断基準のこと。そして、その中で一番大事だと思うものを決め手とし、企業のどんな要素が当てはまるのかを考えて回答しましょう。

回答の例文

「私の就職先の決め手は、早くから仕事を任せてもらえるところです。一般的な企業では、新入社員の頃はできることがにほとんどないため、最初は雑用のような仕事ばかりですが、早くから雑用以外の仕事も任せてもらえるところは、『失敗してもいいからやらせてみる』とこちらを信用してくれているのを感じます。そのような企業は、若手の意見も積極的に取り入れてくれることが多く、風通しが良く働きやすいところであることが多いだろうと思い、決め手としています。」

 

面接で就職の決め手について聞かれるときは、最終面接などで「本当に入社する意思がありそうかどうか」を見極めるための質問の可能性が高いです。自分の仕事選びの軸を、応募先企業の特徴としっかり合わせるのが大切だといえるでしょう。

最終面接では他にどんな質問があるかを知りたい方は「その答え矛盾してない?最終面接でチェックされる内容」のコラムもチェックしてみてください。

複数内定があるときに就職の決め手となるポイント

複数内定をもらっている場合は、仕事選びの軸とその企業のマッチ度を確認したり、内定をもらっている企業の条件などを比べたりして入社先を選びます。決め手となる要素は人それぞれですが、焦って決めることのないよう、冷静に判断しましょう。

自分の仕事選びの軸にどのくらい当てはまっているか

複数内定をもらっているときには、それぞれの企業がどのくらい自分の仕事選びの軸に当てはまっているか、客観的に点数を付けるのがおすすめです。まず、自分が仕事選びで大事だと思う点をいくつか書き出します。そして、それぞれの企業がどれに当てはまるかを検討してみてください。
すべて点数をつけ終わり、一番点数の高い企業が最も志望度の高い企業となります。

自分にとって最も優先度の高い点に基づいて選ぶ

上で述べた点数で総合的に判断する方法のほかに、自分にとって最も優先度の高い点を重視して決める方法もあります。自分にとって最も優先度の高い点は、裏を返すと必ず満たしていてほしい条件であるため、そのポイントが高い企業は満足度も高いと考えられるからです。

複数内定があるときの決め手については「転職における会社選びの決め手は?複数内定で迷う方へ」のコラムで詳しくご紹介しています。

就職の決め手とミスマッチを起こさない方法

就職先を選ぶ際の決め手に選んだことが、入社後に思っていたことと違うとならないためにも、以下のようなことに気をつけましょう。

仕事内容をよく理解する

就職先の企業の仕事内容を深く理解することが大事です。「○○をしている企業」となんとなく分かっていたとしても、どんな人を相手に何をしているのか、企業の事業にどのような社会的価値があるのかという部分を理解していないと、入社後に自分がやりたかった仕事とミスマッチを起こしやすいからです。企業研究を念入りにして、企業のやっている事業について正確に理解しておきましょう。

自分が仕事で実現したいことを明確にする

働くとは、自分の仕事を通じて社会に何らかの価値を提供することです。よって、理想の仕事に就くためには、「自分は何を通じて社会にどんな価値を提供したいのか」という動機を明らかにする必要があります。また、動機を明確にしたうえで入社した人は、給与や福利厚生などが自分の思ったものと少し違ったとしても、自分のやりたい仕事をしている充実感から大きな不満を持ちにくいようです。

就職の決め手として避けたほうが良い3つのこと

就職先を選ぶ際の決め手として避けたほうが良いことは、以下の3つです。

1.一番先に内定をくれた企業にする

一番先に内定をくれた企業に恩を感じる人は多いですが、そのまま入社を決めてしまうのは避けたほうが良いでしょう。そのあとで、もっと自分に合う企業の内定が得られる可能性があるからです。
選考をすべて受け終わって、内定をもらった企業の中から決めるようにしましょう。

2.就活に疲れてなし崩し的に決める

就活を続けていると、疲れてしまって「これ以上続けたくない」と強く思うことがあるでしょう。そんなときにやっと内定をもらうと、「もうこの企業に入社すればいい」と十分に検討せず決めてしまう場合があります。しかし、どんなに疲れていたとしても自分の人生を左右する選択をなし崩し的にするのは、のちの後悔につながります。就職を決める際には、必ず熟考してから選択してください。

3.他の人にどう見られるかを気にして決める

「名の知られた企業のほうが人にすごいと思われそうだから」など、他の人の目を就職先の決め手とするのは避けたほうが無難。その企業で実際に働くのは自分なので、就職先の決め手は人のものでなく、自分の価値観であるべきでしょう。他の人の目は気にせず、自分の企業選びの軸をもとに就職先を選んでください。

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就職の決め手となる要素についてのQ&A

ここでは就職の決め手となる要素に関して、よくある質問と回答をご紹介しています。

就職の決め手となる要素にはどんなものがありますか?

就職の決め手となる要素には人間関係や成長できそうな環境、働く地域といったものが挙げられるでしょう。何を重視するかは人それぞれですが、男女差や世相が影響しているようです。就活の際には自分なりの要素を見つけるのが非常に大事なので、自己分析を通じて企業選びの軸を確立しておきましょう。自己分析には「自己分析サイトの正しい使い方は?自分を知って就職や転職を成功させよう」のコラムが参考になります。

就職の決め手を面接で聞かれたらどう答えれば良い?

就職の決め手を面接で聞かれたら、自分なりの企業選びの軸をもとに回答するのが基本です。決め手を質問されるときは、最終面接など「この応募者が本当に自社に来てくれるかどうか」を確認したいときでしょう。自分なりの軸が、応募先企業にマッチしていることをアピールするのが有効です。もし自分なりの軸がはっきりしていないのであれば「就活の軸とは?決め方と効果的な伝え方」のコラムを参考に考えてみてください。

就職の決め手としないほうが良いことはありますか?

就職の決め手としないほうが良いのは、就活に疲れたからとなし崩し的に決めたり人の目を気にして就職先を決めたりすること。どちらも、自分なりの企業選びの軸をまったく考えていないのが理由です。企業選びの軸をもとに選ばないと、入社後に強い不満を抱く可能性が高くなります。焦らずに自分の仕事にとって大事なことを考慮したうえで、就職先を決めてください。

自分にとっての就職の決め手が分かりません…

自己分析などを通じても自分なりの就職の決め手がよく分からないという人には、信頼できる第三者の意見を聞いてみるのがおすすめです。他の人の視点が入ることで、自分が気づかなかった仕事選びの軸を発見できる可能性が高まるでしょう。ハタラクティブでは経験豊富な就活アドバイザーが、カウンセリングであなたの仕事選びの軸を発見するお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

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