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面接の「あるある」を解説!気になる疑問を解決して選考に臨もう
更新日
この記事のまとめ
- 面接のあるあるとして挙げられるのは、「服装に悩む」「早く到着してしまう」など
- 「身だしなみについて言われる」「調べればわかることを聞く」のは、失敗あるある
- 面接あるあるを事前に把握しておけば、適切な対処ができる
このコラムでは、就活や転職の面接「あるある」を紹介します。多くの人が疑問に思ったり、経験したりすることを事前に知っておけば、対処を行えるので失敗を回避できるでしょう。特に、面接の経験が少ない場合は確認しておくと安心です。また、不採用になってしまう質問や対応についても解説しているので、確認したうえで面接対策を行いましょう。
多くの人が経験する「面接あるある」と対処法
ここでは、多くの人が悩んだり経験したりしたことのある「面接あるある」と、その対処法を紹介します。面接前に確認しておくことで、当日に焦ったり不安になったりせず面接に臨めるでしょう。
服装で悩む
特にフリーターや既卒から就活をする場合、何を着ればいいか悩む方は多いようです。正社員の選考を受けるのであれば、服装は基本的にスーツが望ましいでしょう。年齢が若ければリクルートスーツもOKです。転職の場合もスーツを基本とし、色や柄のないシンプルなものを選びましょう。
「服装自由」の指示があったら?
選考で「服装自由」「私服でお越しください」といった指示があり、悩んでしまう方は多いようです。「服装自由」であれば、スーツを着用しても問題ありません。「私服でお越しください」と記載されている場合は私服を指定されているのでスーツは避けたほうが無難。
なお、ここでいう「私服」とはビジネスシーンにふさわしい私服であり、遊びに行くときのようは服装ではありません。
ビジネスシーンにふさわしい「私服」とは
ビジネスシーンで「私服」といわれたら、ビジネスカジュアルを指していると考えましょう。ビジネスカジュアルとは、ビジネスシーンで着用するのに問題ないとされる私服のこと。スーツよりもカジュアルな服装です。カジュアルといってもビジネスシーンであるため、ジャケット・シャツ・スラックスが基本。詳しくは「「面接は私服でお越しください」何を着ていくのが正解?」のコラムを参考にしてください。面接日程の調整をお願いしづらい
アルバイトや仕事の関係で、企業から指定された面接日の都合が悪いこともあるでしょう。しかし、変更のお願いをしづらく悩んでしまうのは、就活や転職の「あるある」といえます。
提示された面接日程の都合が悪ければ、理由とともに変更をお願いして問題ありません。「面接の日程調整メールへの返信方法は?例文でわかりやすくご紹介」のコラムでは、ビジネスメールの基本とともに日程調整を依頼する文面も掲載しています。参考にして調整をお願いしましょう。
面接当日に変更は可能?
面接当日に体調不良ややむを得ない理由で面接をキャンセルする場合は、必ず企業に連絡します。緊急性が高いためメールではなく電話を使用しましょう。連絡せずにドタキャンするのは絶対に避けてください。電話での伝え方や日程の再調整については、「面接当日に体調不良に!辞退や日程変更はどうすれば良い?」のコラムで紹介しています。面接時間よりかなり早く到着する
緊張や「遅刻してはいけない」という気持ちが大きく、面接の受付時間よりかなり早く到着してしまうのも「あるある」でしょう。しかし、あまりにも早い到着は企業に迷惑をかけてしまいます。
企業にも面接会場の準備やほかの業務があることを考え、早くても受付をするのは面接時間の15分前にするのがマナーです。しかし、交通機関の乱れなど予期せぬ事態も起こりえるので、ギリギリの行動は避けたほうがベター。早めに到着したら近隣の公園やカフェで時間調整するのがおすすめです。
面接に遅刻しそうなときは
何らかの理由で面接に遅刻しそうなときは、まず企業や担当者に連絡します。遅刻したからといって不採用になるとは限らず、「トラブルへの対処力」「適応力」などを評価される可能性も。電話で連絡したうえで、到着したら改めて遅刻を謝罪しましょう。ただし、連絡した時点で「今日の面接はキャンセル」と企業から言われた場合は従います。謝罪の内容などは「面接で遅刻した場合の謝罪の仕方は?伝え方やメール例文を紹介!」をご確認ください。待ち時間に何をすべきか分からない
受付を終えて面接を待っている間に、何をして過ごせばいいか分からないのも「あるある」でしょう。しかし、スマートフォンをいじったり音楽を聴いたりするのはマナー違反。履歴書や職務経歴書をあらかじめコピーしておき、面接前に再チェックしておくと、提出した内容と面接での受け答えを合わせられるのでおすすめです。
面接の失敗あるあると対処法
面接で起こりがちな失敗をあらかじめ知っておけば、予期せぬ失敗も回避できるものです。どんなケースがあるのか、対策と合わせておさえておきましょう。
身だしなみの乱れを指摘された
清潔感のある身だしなみを保つことは社会人の基本。面接のなかで直接的に言われなくても、「急いで来たのですか?」「面接が連日続いているのでしょうか」といった遠まわしの表現で指摘されることもあります。
身だしなみが整っていないと、どれだけ経歴や成果があっても高い評価を得るのは難しくなります。「身だしなみを整えられないのは自己管理ができないからでは」「取引先にもだらしない格好で行かれては困る」とネガティブな印象を与えてしまうからです。
髪型は乱れていないか、スーツ・シャツ・鞄・靴に汚れやシワはないかを、自宅を出る前と会場の最寄り駅のトイレなどでしっかりチェックしておきましょう。自信を持って面接に挑むためにも、スーツやシャツ、靴の手入れは前日までに済ませておくのがベストです。なお、面接で良いとされている身だしなみや持ち物については「持ち物や身だしなみは?就活における面接マナーを解説」でも解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
面接官がフランクで本音を話し過ぎた
採用面接では圧迫面接の逆の手法として、就活生の本音を聞き出すためにあえて面接官がフランク(フレンドリー)な話し方をすることがあります。緊張している場面でにこやかに対応されれば、ホッとして思わず本音が漏れてしまうこともあるでしょう。
しかし、「相手がフレンドリーだから」と本音を話し過ぎたり、友人と接するような砕けた態度を取ったりするのは避けるべき。あくまでも面接の場であることを念頭に置き、冷静に敬語の使い方や礼儀正しい振る舞いを心がけましょう。
感情が高まり泣いてしまった
就職に対する意気込みや熱い気持ち、緊張から涙が出てしまうことがあります。しかし、泣いてしまったからといって不採用とは限りません。
「申し訳ありません。涙が出てしまいました」と断わって深呼吸しましょう。しかし、ビジネスシーンでは感情のコントロールも大切な要素。冷静さを保つよう心がけることも大切です。「面接で泣くのは弱いからじゃない!その心理と対策とは」のコラムも参考にしてください。
一方的に長く話し過ぎてしまった
自分を売り込まなくてはという気持ちが強すぎて、時間を気にせず話過ぎてしまうことも。採用面接は限られた時間で行われるため、常に簡潔な回答が求められます。長く話していると「話をまとめられない」「順序立てて物事を考えられない」といった印象も与えてしまうので、言いたいことをしっかりまとめて、論理的思考力をアピールしましょう。
逆質問の内容が基本的過ぎる内容
面接の最後に行われる逆質問でパンフレットやWebサイトを見ればわかる内容を質問すると、基本的なリサーチ不足と判断されてしまうことも。本当に志望度が高ければ企業の基本情報は事前にチェックしているはずなので、「志望度が低い」とみなされてしまいます。また、「調べればわかるのに質問する自主性のない人材」といった評価になる可能性もあるでしょう。
「なにか質問はありますか」と聞かれたらどんな逆質問をするか、あらかじめ用意しておきましょう。状況に応じた逆質問の例文は「面接で役立つ逆質問例!質問の意図は?目的や状況に応じた回答で選考を突破」で解説しているので、面接対策の一環として参考にしてください。
不採用になってしまう「面接あるある」
面接では人柄や志望度を確認しているため、やってしまうことで不採用が高まる「あるある」も存在します。無意識に行ってしまう方も多いようなので、必ず確認しておきましょう。
待遇ばかり気にした質問をする
「月の残業時間はどれくらいになりますか」「転勤の可能性はありますか」といった待遇面ばかりを気にした質問は、面接官にやる気がないという印象を与えてしまいます。どうしても気になる待遇について質問する場合も、言い回しには十分気をつけましょう。
志望動機が受け身
企業にとって採用面接は、その学生が企業の利益に貢献できる人材かどうかを見定める場。会社は学校ではないので、学びたい、自分を向上させたいという意欲が必ずしも歓迎されるわけではありません。採用面接では企業活動に自分の強みや能力がどう活かせ
るのか、採用への意欲をアピールしていきましょう。 自分の弱みをそのまま述べる
採用面接では、自分の人間性が企業側の求める人材とどれだけマッチしているか、また企業活動に自分がどう貢献できるかをアピールすることが必要です。そのため、面接官に短所を聞かれたときも「~ができない」などのネガティブな表現はNG。
「何事も細かい部分まで気になり、何度も確認しないと気がすまない性格です。宿題のレポートを作成するときなどは、確認の時間まで加味して余裕を持ったスケジュールを組むようにしています」など、改善策とセットにした答えを用意しておきましょう。
上から目線で話す
「私が御社を選んだ理由は~です」や「採用されたら何をすればいいですか」など、上から目線の発言もNG。就活は自分にあった企業を選ぶ作業でもありますが、採用面接の場で決定権を持っているのはあくまで企業側です。目上の方に敬意を持って接することも忘れずに、謙虚な気持ちで面接に臨みましょう。
面接あるあるを踏まえて選考対策を行おう
面接を受ける機会は少ないため、「こんなときはどうしたらいいんだろう」「みんなどんなことで悩んでいるんだろう」と気になることも多いはず。事前に「面接のあるある」を確認して対策を行えば、スムーズな面接が叶うでしょう。
より具体的な内容や対策を知りたい、実践的な対策をしたいという場合は、就職・転職エージェントを利用するのがおすすめです。エージェントは就活や転職の情報に詳しく、多くの利用者からの情報を持っているので「面接でよく起こること」「面接で対策しておくべき内容」などを教えてくれます。
また、これらを踏まえた模擬面接も実施してくれるので、より安心して面接に臨めるでしょう。
面接対策なら、若年層向けエージェントのハタラクティブをご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。