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大学を中退したあとはどうする?進路の種類や正社員を目指す方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 学業不振や経済事情、健康上の問題など、大学中退する理由はさまざま
- 大学を中退しても、今後の可能性が一切閉ざされるわけではない
- 編入や資格の勉強、就職など、大学中退後もさまざまな進路がある
- 大学中退後に正社員を目指すなら、就職活動に関するマナーを身につけよう
- 大学中退後にどうするか悩んだら転職エージェントを利用しよう
「大学中退後はどうするべき?」とお悩みの方は多いでしょう。大学中退後の進路として挙げられるのは、「違う大学への編入」「非正規で働く」「正社員として就職する」などです。このコラムでは、大学中退後の進路や正社員の目指し方を紹介しています。大学中退を考えているものの、将来に関して不安を抱えている方は、ぜひご覧ください。
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大学中退後どうする?6つの進路を紹介
大学中退という選択をした場合、今後に影響しないか不安を抱く方がいるでしょう。しかし、大学を中退しても、その後の人生の可能性が完全に閉ざされることはありません。影響が全くないとはいえませんが、努力次第で選択肢は広がるでしょう。大学中退後の方が選ぶ主な進路を以下で紹介します。
1.違う大学へ編入する
入学した大学で思っていた勉強ができず中退したい場合は、違う大学へ編入することも可能です。中退を繰り返さないように編入を検討する際は、目標を明確にし、学べる学問内容をしっかり調べましょう。大学中退者が編入する方法は「大学中退者が編入する方法や条件を解説!大卒の経歴を得て就職を目指そう」のコラムで詳しく解説しています。チェックしてみてください。
2.仕事で役立つ資格を取得する
大学を中退し、やってみたい職業に必須な資格や入社後に役立つ資格があれば、資格取得のための勉強をすることも選択肢の一つです。職歴がなくても、資格を取得することでスキルや知識があることを証明でき、就活でアピールできるでしょう。しかし、取得難易度が低い資格などは就職に有利になりにくく、勉強に時間を掛けてしまうと就活が遅れてしまう場合もあるため注意が必要です。
3.アルバイトや派遣など非正規で働く
目標が明確になっていない場合、アルバイトや派遣で働きながら将来について考えることも選択肢の一つです。アルバイトや派遣で働くことによって生活費の確保ができるだけでなく、正社員より時間の融通がききやすいため、将来について考える時間を確保しやすいといえます。希望の業種が決まっているのであれば、関連しているアルバイトや派遣などで実績を作ることで、就活がしやすくなるでしょう。
4.職業訓練を受けて就職を目指す
職歴がなくてもスムーズに就活を進めるために、職業訓練を受けることも可能です。職業訓練とは、就職に役立つスキルや知識を学べる制度。職業訓練を受けることで、就職に向けたスキルやマナーを着実に身につけられるでしょう。講習期間は受けるコースによって異なります。職業訓練の内容や申し込み方法は「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や申し込みの流れを解説」のコラムで確認しましょう。
5.公務員を目指す
大学を中退した場合でも、公務員を目指すことは可能です。公務員試験は基本的に学問不問ですが、受験できる年齢には制限があるため注意が必要。公務員のメリット、デメリットは「大学中退者も公務員になれる?面接の突破方法や給料事情をご紹介!」のコラムで解説しています。このコラムを参考にし、民間企業に限らず、公務員への挑戦を視野に入れるのも良いでしょう。
6.正社員を目指して就活する
大学を中退したからといって、正社員になれないということはありません。ですが、大学中退した場合の最終学歴は「高卒」となるため、応募できる企業が限られることも。大学中退した理由を前向きに伝えられ、目標や入社への意欲をアピールできれば、正社員として就職できる可能性は高くなるでしょう。正社員になれば無期雇用となり、生活も安定するというメリットがあります。
大学中退してよかったと思うために
自分がやりたいことを見つけることができ、大学を中退してよかったと思うためには、勢いでやめることは望ましくありません。中退したあとは、資格取得や就活をするなど計画を立てて行動しましょう。「大学を辞めたあとの選択肢は?後悔しない人生を送るために考えること」のコラムで、中退を考えたときにすることを紹介しているので、あわせてご一読ください。
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大学中退後に就職することは可能?
大学中退後に就職することは可能です。ですが、企業に「継続力が無いのでは」と懸念されやすく、「採用後すぐ退職しないか」が不安要素になることもあるでしょう。大学中退の経歴は就職に影響する場合があることを理解しておく必要があります。
就職は可能だが大卒者よりもハードルは高い
大学を中退したあとに就職することは可能ですが、大卒者よりも就職するハードルは高いといえるでしょう。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によると、離学後の正社員就職率は大卒者が55.5%、大学中退者が10.4%と差があります。先述したとおり、大学を中退した場合は高卒扱いになり、応募できる企業も少なることで就職するハードルが高くなるといえるでしょう。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
大学等中退者の就労と意識に関する研究
そもそも大学中退するかどうするか迷う理由とは
大学を中退するかどうか迷う理由は「学業不振」や「経済事情」、「心身の不調」、「授業内容のミスマッチで向学心が低下」などさまざまあります。また、自分の目標を実現するためなど、退学した方が良い場合もありますが、「なんとなく通うのがめんどくさいから」など、曖昧な理由から中退したあとに後悔しないよう注意しましょう。
大学中退後に正社員を目指すにはどうするべき?
大学中退してから正社員を目指すなら、早めに行動することが重要。下記で、大学中退後に正社員を目指す場合に取り組むと良い対策を紹介します。
履歴書の書き方や面接のマナーを学ぶ
正社員になるには、効果的な応募書類の書き方や、面接でのマナーなどを身につけることが大切。大学を中退した場合は、学歴欄には、大学名のあとに「中途退学」と書く必要があります。また、悪い印象を与えないために、退学した理由をポジティブに変換し、簡単に書いておきましょう。さらに、面接でのマナーをしっかり身に着けることで、落ち着いて就活を行えます。中退した経験から学んだことや、今後の目標を明確に答えられるようにしておくことがポイントになるでしょう。
自己分析・企業研究をする
大学中退者が正社員を目指すために、自己分析と企業研究を念入りに行いましょう。自己分析と企業研究の結果から効果的な志望動機を作ることができます。企業について理解を深め、自分の強みと照らし合わせ、企業でどのような活躍ができるかを明確にアピールしましょう。職歴がない場合でも、将来の目的を明確に伝えることで、有利に就職活動を進められる可能性が高まります。詳しい自己分析・企業研究の方法は「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。
転職エージェントを利用する
もし自分だけでは何をしたら良いのかわからない、経歴が不安で自信がないという場合は、エージェントを活用するのも有効な手段。やりたいことがわからなくても、プロのアドバイザーに相談できるので、じっくり自分の進路と向き合えるでしょう。
ハタラクティブでは、未経験から正社員を目指せる求人を紹介しています。専門のアドバイザーが、マンツーマンで丁寧なカウンセリングを実施。適性や希望を把握したうえでマッチングを行うので、あなたに合ったお仕事がきっと見つかります。また、書類の書き方や面接対策などの指導、企業との連絡の代行など、さまざまなサポートを行っているため、就職活動が初めての方も安心です。大学中退後の進路に就職を考えている方は、ぜひハタラクティブにご相談ください!
こんなときどうする?大学中退後の将来に関するお悩みQ&A
大学を中退する理由は人それぞれです。しかし、考えなしで中退を決めるのは後悔のもと。以下の質問と回答を参考にして、中退が自分にとって正しい選択なのか考えてみてください。
大学を中退する人は多いですか?
文部科学省の「大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生 の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について(周知)」によると、2021年度の大学の中退者数は5万7,875人で、割合にすると全体の1.95%です。年間で6万人近い学生が中退していると予想できるので、決して少なくはありません。
参照元
文部科学省
大学・大学院・高専に関する情報
勢いで中退を決めても良いですか?
勢いで中退を決めることは望ましくありません。家族や周囲にも相談し、よく考えたうえで決めてください。また、中退するリスクを把握しましょう。大学を中退することで、社会的信用や「大卒」の学歴、新卒入社のチャンスを失います。特に、学歴を重視する企業なら要注意。大学を中退すると学歴は「高卒」となり、応募できる求人が減る可能性があります。
どのような仕事だと採用されやすいですか?
人手不足の業界や世の中のニーズが高まっている仕事がおすすめです。具体的には、介護福祉やIT関連、建設業など。営業や接客も人手不足の傾向が見られるので採用されやすいでしょう。「大学中退の方におすすめの業界と求人をご紹介!体験談も」では、仕事内容や就活方法について、より詳しく説明しています。
このままニートになりそうです。
ニートになれば経歴に空白期間が生まれ、就職活動が難航する可能性もあります。ニートになるのは簡単ですが、抜け出すのは難しいもの。安易に考えず、将来を見据えた結論を出してください。ニートは避けたいけど、中退後に就職できるか不安なら、若年層特化型の就職エージェントハタラクティブにご相談ください。200社以上の求人から、ご利用者にぴったりの就職先をご紹介いたします。ご利用に際して料金はいただきません。お気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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