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再就職手当とは?必要書類はいつ・どこでもらえる?
この記事のまとめ
- 再就職手当の必要書類は再就職手当支給申請書と採用証明書、雇用保険受給資格者証
- 採用証明書は再就職先に内定が決まり次第記載してもらう
- 再就職手当支給申請書は、ハローワークへ必要書類を提出して取得できる
- 再就職手当を申請する期限は2年間あるが、就職した日の翌日から1ヶ月以内が基本
- 再就職先の会社が必要書類を書いてくれない場合は、ハローワークに連絡する
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再就職手当の必要書類が分からず、申請に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
再就職手当は、失業給付期間中に再就職先が決まった場合に申請できます。しかし、受給条件や必要書類を正しく理解していないと再就職手当の手続きができず、受給対象にもかかわらずもらえない場合も。このコラムでは、再就職手当の必要書類を取得する方法について解説します。再就職手当の手続きについて知り、前向きな転職を目指しましょう。
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再就職手当とは
再就職手当は、失業給付を受給中に再就職が決まった場合にもらえる手当です。給付金額は失業給付残日数の60〜70%で、「就職祝い金」の意味合いで受け取れます。
再就職手当は、失業給付を受給中の求職者が「全額受給するまで就職しないでおこう」と考えて転職の機会を逃さないようにすることも目的の一つです。
再就職手当と失業手当の比較
再就職手当と失業手当は、どちらも雇用保険制度による手当ですが、目的や支給の条件などが異なります。
なお、失業手当は「雇用保険の基本手当」が正式名称です。
再就職手当と失業手当の大まかな内容を比較し、以下にまとめました。
再就職手当 | 失業手当 | |
---|---|---|
目的 | 早期の再就職の促進 | 失業中の生活の安定や求職活動への支援 |
支給時期 | ハローワークに就職決定を申告してから約1~2ヶ月後 ※ハローワークによって異なる場合があります | 【自己都合】 7日間の待期期間+1ヶ月の給付制限のあと 【会社都合】 7日間の待期期間のあと |
支給条件 | ・基本手当の支給残日数が3分の1以上残っている。 ・再就職先で1年以上の雇用が見込まれる。 など、その他複数の条件あり | ・すぐに働ける状態である。 ・積極的に求職活動を行っている。 ・離職前2年間で12カ月以上の雇用保険の加入期間がある。 など |
再就職手当の使い道
再就職手当の使い道に指定はなく、受給者の自由とされています。
たとえば、以下のような使い道も可能です。
- ・再就職先の給料が振り込まれるまでの生活費
- ・引越し代や家具/家電の購入費
- ・書籍代や資格取得のための費用
- ・将来に備えた貯金
このように、再就職にともなう出費や、生活の安定を支えるために活用できるのが特徴です。
再就職手当はもらわないほうがいい?
再就職手当をもらうと失業手当を満額受給できなくなるため、「もらわないほうがいいのでは?」と考える人もいるでしょう。確かに、就職が決まった時点で失業手当は打ち切りとなり、支給日数が残っていてもその分を受け取ることはできません。
しかし、再就職が早いほど再就職手当の受給率も高いうえ、就職が決まって安定した生活を送れるなどメリットが豊富です。
長期間の失業状態が続くことによる生活不安やスキルの空白期間を防ぐ意味でも、「もらわない方がいい」とは一概にいえないでしょう。
早めの再就職を目指したい方は、ハタラクティブにぜひご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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再就職手当の手続きに必要な書類とは?
再就職手当の必要書類は「採用証明書」「再就職手当支給申請書」「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」「勤務実績の証明書類」の5つです。書類の提出期限は再就職した日の翌日から1ヶ月までが基本ですが、時効期間である2年の間であれば申請は可能です。
まずはハローワークに報告する必要があるため、内定が決まったときは速やかに連絡しましょう。
再就職手当に必要な5つの書類
- 採用証明書
- 再就職手当支給申請書
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 勤務実績の証明書類
採用証明書
採用証明書は、就職が決まったことを証明する書類です。自身で記載する欄は支給番号と氏名や住所などの個人情報のみ。ほかの項目は再就職先に記入してもらった採用証明書を用いて、失業給付の停止と再就職手当の申請を行います。
基本的に、就職日の前日までに提出が必要なため、内定を承諾したら速やかに再就職先に記入してもらいましょう。
就職日の前日までに提出できない場合は、ハローワークへ連絡し提出予定日を伝えてください。
再就職手当支給申請書
再就職手当支給申請書は、入社後に再就職先が記入する書類です。再就職先に記入してもらう項目は以下となります。
引用元:ハローワーク インターネットサービス「再就職手当支給申請書」
再就職手当支給申請書は基本的に、就職してから1か月以内に提出することが必要です。なお「17.雇用期間」の項目で1年を超えて雇用する見込みがないと、再就職手当を受け取れません。
参照元
ハローワークインターネットサービス
就職促進給付
雇用保険受給資格者証
雇用保険受給資格者証は、失業給付の受給資格があると認定されたことを証明する書類です。再就職手当を支給する要件や支給額を決定するために使います。主な記載内容は以下の通りです。
- ・雇用保険の被保険者番号
- ・資格取得年月日
- ・離職年月日
- ・基本手当日額
- ・所定給付日数
雇用保険受給資格者証は失業給付を受け取る資格があることを証明する書類で、再就職手当の受給にも用いられます。
失業認定申告書
失業認定申告書とは、失業状態であることをハローワークに認めてもらうための書類です。失業中であることを証明するための情報や、職探しの活動状況などを記入します。
勤務実績の証明書類
勤務実績の証明書類とは、再就職先で実際に働いていることを証明する書類です。
「給与明細書」や「雇用契約書」などがあり、必要な書類は手続きの内容や提出先によって異なります。
再就職手当の申請に必要な勤務実績の証明書類はタイムカードでもOK
再就職手当のために勤務実績を証明する必要書類は、タイムカードの写しでも問題ありません。
また、タイムカードがない場合は、業務日報やオフィスへの入退館ログなどでも良いでしょう。
「再就職先に勤務実績を証明する書類がない」という方は、ハローワークに相談しておくと安心です。
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再就職手当の必要書類はどこで取得できるか
再就職手当を申請する際に必要な5つの書類がどこでもらえるかを、それぞれ以下にまとめました。
再就職手当の必要書類の取得方法
- 雇用保険受給資格者証は受給説明会で受け取る
- 採用証明書は「雇用保険受給資格者のしおり」にある
- 再就職手当支給申請書はハローワーク窓口でもらえる
- 失業認定申告書はハローワーク窓口で取得できる
- 勤務実績の証明書類は企業の総務部や人事部でもらえる
雇用保険受給資格者証は受給説明会で受け取る
雇用保険受給資格者証はハローワークで失業給付の申請手続きを行ったあと、受給説明会に参加すると受け取れます。
受給説明会では、失業手当の受給に関するルールや今後のスケジュールなどが詳しく説明されるため、必ず出席しましょう。
採用証明書は「雇用保険受給資格者のしおり」にある
採用証明書は失業給付の受給説明会でもらう「雇用保険受給資格者のしおり」に入っています。紛失してしまった場合は、ハローワークのWebサイトからダウンロードできるので、必要に応じて自分で準備しましょう。
再就職手当支給申請書はハローワーク窓口でもらえる
再就職手当支給申請書はハローワークの窓口で「採用証明書」「雇用保険受給資格者証」「失業認定報告書」の3点を記入して提出すると受け取れます。
また、ハローワーク インターネットサービスの「再就職手当支給申請書」からもダウンロード可能です。
失業認定申告書はハローワーク窓口で取得できる
失業認定申告書は再就職手当支給申請書と同様にハローワークで受け取り可能です。ただし、受け取れるのは受給資格の決定後、ハローワークの「雇用保険受給者初回説明会」に参加するタイミングになります。
勤務実績の証明書類は企業の総務部や人事部でもらえる
勤務証明書の発行は、企業内で従業員の人事情報や個人情報を管理している総務部や人事部などでもらえます。記載事項に給与金額がある場合は、給与計算も担当している部署も関係あるため、注意しましょう。
参照元
ハローワーク インターネットサービス
就職促進給付
再就職手当申請に必要な書類を提出するときの流れ
再就職手当の申請書類を提出するときの流れについて、分かりやすく説明します。大きく分けて4ステップで完了します。
再就職手当申請における書類提出の流れ
- 採用証明書をハローワークに提出
- 再就職手当支給申請書を受け取る
- 再就職先に再就職手当支給申請書を書いてもらう
- ハローワークに申請書と雇用保険受給資格者証を提出
1.採用証明書をハローワークに提出する
内定が決まり次第、再就職先に採用証明書を記入してもらい、ハローワークへ提出しましょう。
採用証明書は、「1年以上の雇用が見込まれること」「失業手当の支給日数が3分の1以上残っていること」などを証明するうえで必要です。
再就職手当を受給するには、失業給付の支給残日数が3分の1以上である必要があります。
申請期限があるので注意
再就職手当の申請期限は、再就職した日の翌日から1ヵ月以内です。ただし、就職日の翌日から2年以内は時効期間に設定されているため申請ができます。内定から入社まで慌ただしく申請し忘れてしまった場合でも、手続き可能です。
なお、失業給付の支給残日数に応じて再就職手当は支給されます。一般的に、支給残日数が3分の1以上残っていれば60%、3分の2程度残っていれば70%の金額がもらえるでしょう。
2.ハローワークから再就職手当支給申請書を受け取る
採用証明書・雇用保険受給資格者証・失業認定報告書の3点をハローワークの窓口へ提出し、再就職手当支給申請書を受け取ります。提出が完了すれば、失業手当の支給は終了です。
3.再就職先に再就職手当支給申請書を書いてもらう
再就職先に入社後「再就職手当支給申請書」を記入してもらいましょう。加えて、再就職先が前の会社や派遣先と関連がないことを証明する書類や、勤務実績を証明する書類も記入を依頼する必要があります。
再就職手当の書類を会社が書いてくれないときは
再就職手当に必要な「採用証明書」や「再就職手当支給申請書」を会社が記入してくれないときは、ハローワークへ連絡しましょう。
特に「採用証明書」は、入社後でないと記入してくれない会社もあるようです。提出が遅れても申請を受け付けてもらえる可能性があるので、ハローワークへ記入してもらえない事情を伝えて指示を仰いでみてください。
4.ハローワークに申請書と雇用保険受給資格者証を提出
「再就職手当支給申請書」と「雇用保険受給資格者証」をハローワークへ提出しましょう。併せて、再就職先に記載依頼していた、前の会社や派遣先と関連がないことを証明する書類や勤務実績を証明する書類も提出します。
各書類は再就職手当の認否を判断するために使用されます。書類がそろうまでは時間がかかるため、申請は余裕をもって行ないましょう。
なお、郵送で再就職手当の必要書類を提出する場合は返信用封筒の準備も必要です。退職や休職をしていないとなれば、支給条件はクリアになります。その際に「就業促進手当支給決定通知書」が自宅に届きます。
再就職手当の必要書類を郵送で送るときの注意点
再就職手当の必要書類を郵送する際は、書留やレターパックで送るのが望ましいでしょう。
普通郵便では追跡や補償がなく、万が一、郵送中に紛失した場合に対応が難しくなってしまいます。
また、念のため送付前にコピーを取って控えを残しておくと安心です。いずれにしても、宛先の住所や担当部署名に間違いがないか、しっかり確認してから投函しましょう。
再就職手当はパートや契約社員ももらえる?
再就職手当はパートや契約社員も受給できます。ハローワークインターネットサービスの「就職促進給付」によると、再就職手当の受給に雇用形態は問われないので、パートの場合も受給できます。
ただし、再就職手当の受給には必要な条件があるため注意しましょう。
参照元
ハローワークインターネットサービス
就職促進給付
【まとめ】再就職手当を活用して早めに就職しよう
就職や転職を考えている方は、再就職手当の活用を検討し、早めの内定獲得を目指すのがおすすめです。そのためにも、あらかじめ必要書類や申請方法を把握し、いざというとき慌てないように準備しておきましょう。
失業給付や再就職手当について相談したい方は、学歴や経歴に自信がない方を応援する転職エージェント、ハタラクティブへご連絡ください。転職へのお悩みに就活アドバイザーが丁寧にサポートするため、転職経験がない方や派遣から正社員を目指したい方も安心してご利用いただけます。
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再就職手当に関するFAQ
再就職手当に関する疑問や悩みをQ&A方式でお答えします。
再就職手当を満額もらうには?
失業給付を1度も受給せずに再就職が決まった場合、再就職手当を満額取得できる可能性はあります。
満額もらえる可能性が高いのは、失業給付が受給できると決まり、7日間の待機期間終了後すぐに内定を獲得したケースです。満額受給の方法は「再就職手当の計算方法とは?金額のシミュレーションや受給条件を紹介」のコラムでも触れています。
再就職手当に採用証明書はいらないって本当?
再就職手当を受給するには、採用証明書が必要です。厚生労働省のWebサイトからダウウンロードして、再就職先に記入をお願いしましょう。
ただし、会社側の都合で提出に時間がかかる場合は、ハローワークに相談する必要があります。「ハローワークは土日もやってる?営業時間や休みを確認しよう」を確認して、管轄のハローワークに連絡してみてください。
再就職手当の計算方法を教えてください
再就職手当の受給金額は「失業給付における基本手当の支給残日数×基本手当日額(一定上限あり)×給付率」で決まります。
給付率は失業給付の支給残日数が3分の1以上なら60%、3分の2以上なら70%の金額です。
なお、基本手当の支給残日数が3分の1未満の場合、再就職手当は受け取れないため注意してください。
再就職手当を受給したいけれどすぐ就職が決まるか不安…
まずは自己分析やキャリアプランの作成に力を入れ、再就職先に求める条件を決めましょう。
選考対策をしっかりと行えば、効率的に就職活動が行えます。再就職手当を意識し過ぎるあまり、やみくもに行動するとかえって時間がかかることも。
1人での就職活動に自信がない方は、就職・転職エージェントに相談するのもおすすめです。企業選びに不安の残る方はハタラクティブへご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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