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仕事を辞めたらすることは?もらえるお金や手続きなど退職後の流れを解説!
更新日
この記事のまとめ
- 仕事を辞めたら、「健康保険」「年金」「失業保険」などの手続きを考える必要がある
- 仕事を辞めたら行う公的保険料の切り替え手続きの期限は、退職の翌日から14日以内
- 退職後すぐに転職する場合は、新しい会社が社会保険の手続きをしてくれる可能性がある
- 仕事を辞める際は、会社から受け取るものと返却するものを確認しておくことが大切
- 仕事を辞めたら、できるだけ空白期間を作らないようスケジュールを立てておこう
「仕事を辞めたらどのような手続きをすればいいの?」と不安な方もいるでしょう。退職後は、健康保険や年金、失業保険の手続きなど、することが多数あります。手続きをしなければ、生活に支障をきたす恐れもあるので、事前にやることを把握しておきましょう。
このコラムでは、退職後に必要な主な手続きを5つ解説します。退職の流れや会社から受け取るもの・返却するものについてもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事を辞めたらやるべきこと5選
仕事を辞めたら行うのは、「住民税」「健康保険」「年金」「失業保険」「確定申告」などの手続きです。退職後は、これまで会社側が対応していた保険料や税金の納付や手続きを自分で行うことになります。
それぞれの手続きについて、順番や必要な書類は下記をご確認ください。
順番 | 手続き | 必要書類 |
---|---|---|
1 | 住民税の確認・納付 | 納付書 |
2 | 健康保険の手続き | 保険資格喪失証明書・本人確認書類 |
3 | 年金の手続き | 年金手帳・退職日を確認できる書類・本人確認書類 |
4 | 失業保険(雇用保険)の申請 | 雇用保険被保険者証・離職票・本人確認書類 |
5 | 確定申告 | 確定申告書・源泉徴収票 |
仕事を辞めたら、やるべきことを先送りにせず早めに済ませましょう。各手続きには、「退職日の翌日から○○日以内」のように期限が設けられている場合もあるので、直前になって慌てないようあらかじめスケジュールを考えておくと安心です。
手続きの一覧や流れについては、「会社を辞めたあとの手続きとは?順番や必要なものを簡単に解説します!」のコラムでも触れています。
退職後すぐに次の会社へ転職するなら手続きは必要?
仕事を辞めたあと、すぐに次の転職先で働くことが決まっている場合は、新しい会社で手続きを行ってもらえる可能性があります。入職後、速やかに提出できるよう、下記の書類を揃えておきましょう。
- ・雇用保険被保険者証
- ・年金手帳
- ・源泉徴収票(会社から提出が求められた時点)
- ・扶養控除等申告書
扶養控除等申告書を除き、必要書類は仕事を辞める際に職場から受け取るのが基本です。仕事を辞めた後に「受け取るのを忘れていた」とならないよう、きちんと把握しておきましょう。
転職時に会社から受け取る書類については、このコラムの「仕事を辞めたら会社から受け取る書類・返すものは?」で詳しく後述しています。
独立する場合・すぐに転職しない場合は各種手続きが必要
仕事を辞めたあとに独立してフリーランスになる場合などは、保険料や税金の支払いに関わる手続きをすべて自分で行う必要があります。また、「退職後はしばらく休む」「すぐに転職しない予定」という人も同様です。保険料や税金の支払いが滞ると、健康保険証が使用できなかったり将来受け取れる年金額が減る恐れもあるので、手続きは必ず済ませましょう。
履歴書に3ヶ月以上の空白期間があると「なぜ転職先を決めていなかったんだろう?計画性がないのかな?と疑問に思う」と、採用担当者から相談をいただくことがあります。
あまりに過酷な環境で無理して勤務する必要はありませんが、ある程度計画性をもって次の会社を選んでいることが感じられる方が、転職には有利に働くと思います。
「仕事を辞めたらやること」のリストを作っておくと便利
「仕事を辞めたらやるべきことが多過ぎる」と不安を感じている方もいるかもしれません。退職前後は業務の引き継ぎや事務手続きで忙しくなるため、退職後にやるべきことをまとめた「やることリスト」を作っておくと便利です。優先度や期限をリスト化し可視化することで、効率よく手続きをこなせますよ。
なお、退職してから期間をおかずに転職すれば、手続きの多くは必要ありません。収入が途切れる心配もないので、できるだけ在職中に転職活動を進めるのがおすすめです。「忙しくて時間がない」という場合は、企業とのやり取りの代行やアドバイスをしてくれる転職エージェントに相談してみてくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
仕事を辞めたらすること1.「住民税の納付」
住民税とは、1~12月までの1年間の所得に応じて課される税金で、翌年6月から納付が開始されます。住民税の納付方法は、勤務先の給与から差し引かれる「特別徴収」と、自分で納付を行う「普通徴収」の2種類です。
住民税は、納税期間の区切りとなる5月までに納める必要があります。仕事を辞めたら、退職した時期によって「特別徴収」か「普通徴収」かに対応が分かれるので、違いを確認しておきましょう。
退職後1ヶ月以内に転職する場合
会社員の場合、住民税は毎月の給与から天引き(特別徴収)されるのが一般的です。退職後1ヶ月以内に転職するのであれば、新しい職場に依頼して会社経由で納付を行ってもらえる可能性があります。
ただし、転職前の会社に「給与支払報告・特別徴収に係る給与所得者異動届出書」を作成してもらい、転職先に提出する必要があります。新しい職場で特別徴収を希望する場合は、転職する前に発行を依頼しておきましょう。
退職後1ヶ月以降に転職する場合
仕事を辞めてから1ヶ月以上の離職期間ができる場合、退職時期によって住民税の徴収方法が変わります。
退職時期が1~5月の場合
退職時期が1~5月の場合は、5月までの住民税をまとめて最終月に支給する給与や退職金などから天引き(特別徴収)します。ただし、給与よりも住民税のほうが高い場合は、普通徴収となるため注意しましょう。
退職時期が6~12月の場合
退職時期が6~12月の場合、退職月の住民税は普段と同じように給与から天引きされます。退職の翌月からは、翌年5月までの住民税が「普通徴収」に切り替わるため、自治体から送付される納税通知書に従い、自分で住民税を納付しなくてはなりません。
「自分で納付するのは忘れてしまいそう…」という場合、在職していた会社に申し出れば、残りの住民税を最終月に支給される給与や退職金などから一括で差し引いてもらえることもあります。自身の都合に合わせて相談するようにしましょう。
参照元
総務省
個人住民税
仕事を辞めたらすること2.「健康保険の手続き」
仕事を辞めたら、その翌日から健康保険(社会保険)の被保険者資格を喪失します。使用していた健康保険証は会社へ返却する必要があるので、退職後は以下のいずれかの手続きを行ってください。
仕事を辞めたら行う健康保険の手続き
- 健康保険の任意継続をする
- 国民健康保険へ切り替える
- 家族の被扶養者になる
手続きを後回しにすると、病院を受診した際に医療費を全額自己負担することになる可能性があります。手続きによっては期限が設けられているので、気をつけましょう。
健康保険の任意継続をする
一定の条件を満たせば、退職後もそれまで加入していた健康保険を任意で継続できる可能性があります。たとえば、協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入していた場合、任意継続の期限は最長2年間。加入条件は、「資格喪失日より前に継続して2ヶ月以上の被保険者期間があること」「資格を喪失してから20日以内であること」です。
協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入している人は、居住地を管轄している協会けんぽの都道府県支部で行います。なお、任意継続に必要な「健康保険任意継続保険者資格取得申請書」は、協会けんぽの公式Webサイトからダウンロードすることが可能です。退職日が分かる書類として、退職証明書や離職票などのコピーがあるとスムーズでしょう。
退職後の保険料は全額自己負担となる
仕事を辞めたら、保険料は会社と折半ではなくなるため、単純計算で2倍の費用が発生します。任意継続の手続きを行っても、保険料は全額自己負担となることを覚えておきましょう。とはいえ、任意継続は後述する「国民健康保険へ切り替える場合」と違い、扶養家族分の保険料負担がないのがメリットです。
任意継続のポイントについては、「退職後の健康保険は任意継続を使うべき?切り替え手続きの基本を解説!」のコラムもあわせてご覧ください。
国民健康保険へ切り替える
仕事を辞めたら、国民健康保険へ切り替える方法もあります。国民健康保険に切り替える場合は、退職日の翌日から14日以内の手続きが必要です。手続きをしないままだと医療費が全額自己負担になる場合があるので、仕事を辞めたら速やかに切り替えましょう。
なお、国民健康保険の保険料は、退職日の翌日から発生します。期限を過ぎても手続きは可能ですが、保険料は退職日の翌日に遡って計算されるので注意しましょう。
国民健康保険の切り替えは居住地を管轄する役所へ
国民健康保険の切り替え手続きは、居住地を管轄する役所で行います。手続きには、保険資格喪失証明書や退職証明書、離職票など、健康保険の資格喪失日を確認できる書類と、マイナンバーカードなどの本人確認証類が必要です。加入に必要な書類は役所によって異なる場合があるので、気になる方は、役所の国民健康保険窓口に問い合わせてみましょう。
家族の被扶養者になる
仕事を辞めたら、家族の社会保険の扶養に入る方法もあります。被扶養者として認められるには、「同居していること」「被保険者がメインで生計を立てていること」「自分自身の年収が130万円未満であること」など、いくつかの条件を満たさなくてはなりません。
なお、扶養の申請手続きは、健康保険に加入している家族が行うことになります。被扶養者の該当条件については、日本年金機構の「従業員(健康保険・厚生年金保険の被保険者)が家族を被扶養者にするとき、被扶養者に異動があったときの手続き」を確認しましょう。
参照元
全国健康保険協会
トップページ
厚生労働省
国民健康保険の加入・脱退について
日本年金機構
従業員(健康保険・厚生年金保険の被保険者)が家族を被扶養者にするとき、被扶養者に異動があったときの手続き
仕事を辞めたらすること3.「年金の種別変更手続き」
退職後は厚生年金の加入資格を失うため、第1号被保険者として国民年金へ切り替えるか、第3号被保険者として家族の扶養に入るか、どちらかの対応が必要になる可能性があります。
年金の支払いが滞ると、将来受け取れる年金額が少なくなったり、受け取れなくなったりする恐れも。そのため、国民年金への切り替えは早めに行いましょう。
なお、公的年金は、国民年金(基礎年金)と厚生年金の2種類に分かれており、保険者の区分によって加入するものが異なります。
区分 | 加入する制度 | 対象者 |
---|---|---|
第1号被保険者 | 国民年金 | 農業者・自営業者・学生・無職者など |
第2号被保険者 | 国民年金と厚生年金保険 | 会社員・公務員など |
第3号被保険者 | 国民年金 | 国内に居住し、第2号被保険者に扶養されている配偶者 |
参考:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度 国民年金」
以下で詳しく解説するので、確認してみてください。
国民年金に加入する(第1号被保険者)
第1号被保険者として国民年金に切り替えるための手続きは、居住地を管轄する役所の年金課窓口で行います。仕事を辞めたら14日以内に手続きをしましょう。厚生年金の脱退手続きは前職の会社が行うため、自分自身で行うのは国民年金への変更のみです。
手続きに必要なもの
国民年金に加入する手続きに必要なのは、以下の書類です。
- ・年金手帳
- ・退職証明書など(退職日が分かる書類)
- ・身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証など)
- ・印鑑
国民年金への切り替えをしないままでいると、保険料の未納分をまとめて支払わなければならなくなる可能性があるので、忘れずに手続きをするようにしましょう。年金の支払いが難しい場合の対処法は、「厚生年金から国民年金への切り替えはどうしたらいい?」のコラムで解説しています。
被扶養配偶者になる(第3号被保険者)
家族の勤務先に依頼して、第3号被保険者になることも可能です。ただし、被扶養者と認定されるには、収入要件や同一世帯の条件を満たす必要があります。
手続きに必要なもの
被扶養配偶者になる際の必要書類は、以下のとおりです。
- ・退職証明書、または雇用保険被保険者離職票のコピー
- ・源泉徴収票のコピー
- ・住民票のコピー
- ・失業保険の受領金額の記載があるもののコピー(失業保険を受給している場合)
- ・国民年金第3号被保険者関係届
なお、転職して収入を得た場合、被扶養者から外れることになります。扶養とは何か詳しく知りたい方は、「扶養者とは誰のこと?社会保険と所得税での「被扶養者」条件の違いも解説」のコラムもあわせてご覧ください。
参照元
日本年金機構
公的年金制度の種類と加入する制度
従業員(健康保険・厚生年金保険の被保険者)が家族を被扶養者にするとき、被扶養者に異動があったときの手続き
仕事を辞めたらすること4.「失業保険(雇用保険)の手続き」
失業保険(雇用保険)とは、失業した労働者の生活や雇用を支援するための制度です。退職後、受給要件を満たしたうえで申請をすると、失業手当(基本手当)を受給できます。再就職先が決まっていない人は、仕事を辞めたらできるだけ早く申請をしましょう。
失業手当の受給要件
失業手当の受給要件は、以下のとおりです。
- ・就職する意思や能力があること
- ・求職活動に積極的に取り組んでいること
- ・離職日から遡って過去2年間の間に12ヶ月以上の被保険者期間があること
求職活動に取り組む姿勢も条件に含まれるため、「仕事を辞めたらゆっくり休もう」と考えている場合は、給付金を受け取れません。
失業保険の手続きをする場所
失業保険の手続きは、居住地を管轄するハローワークで行います。書類の郵送やオンライン申請での手続きは不可となっているようです。居住地を管轄するハローワークは、厚生労働省の「ハローワーク」を確認してください。
失業保険の手続きに必要な持ち物
失業保険の手続きに必要な持ち物は、以下のとおりです。
- ・雇用保険被保険者証
- ・雇用保険被保険者離職票(-1、2)
- ・身元確認書類(マイナンバーカード)
- ・印鑑
- ・本人名義の通帳またはキャッシュカード
- ・証明写真(縦3cm×横2.5cm)2枚
雇用保険被保険者証や離職票は会社から受け取る必要があるので、退職時に受け取るのを忘れないようにしましょう。前述のとおり、退職後2週間を過ぎても離職票が手元に届かない場合は、会社側に連絡して請求するか、ハローワークへ相談してみましょう。また、退職時に会社側から受け取った「退職証明書」を使用することも可能です。
必要書類や申請の流れについて詳しくは、「ハローワークで失業保険の手続きをするために必要な持ち物や書類とは?」のコラムをご覧ください。
失業保険の手続き期限
失業手当の受給期間は退職日翌日から1年間と定められており、手続きが遅れると本来もらえるはずの給付金を一部しか受給できない可能性も。そのため、必要書類が揃った時点で速やかに申請するのがおすすめです。
もらえる手当の総額は前職での給与額や雇用保険の加入期間によって異なります。詳しくは、「失業保険の受け取り方のステップとは?支給額のルールと注意点も紹介」のコラムが参考になるでしょう。
失業保険の給付制限
失業保険の給付は、会社都合退職と自己都合退職で仕組みが異なります。下記で詳しく解説するので、チェックしてみましょう。
会社都合退職は失業日の8日目以降から受給できる
会社都合退職とは、解雇・倒産・リストラなどのように、一方的に雇用契約が終了することです。会社都合による退職では、失業日の8日目以降から失業手当を受給できます。ただし、失業手当に関する説明会や手続きを行うため、指定の口座に入金されるのは1週間~1ヶ月ほど待つことになるようです。
自己都合退職は2ヶ月の給付制限がある
自己都合での退職の場合、失業保険はすぐに支給されません。厚生労働省の「Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~」によると、会社を自己都合で退職した場合、失業手当に給付制限が発生します。会社都合退職なら通常7日間の待期期間後に失業保険を受給できますが、自己都合退職では待期期間に加えて2ヶ月の給付制限が設けられているので、申請から2ヶ月以上給付を待たなくてはなりません。
この給付制限を知らずに仕事を辞めたら、金銭面で困ってしまう可能性も。失業手当はすぐにもらえるお金ではないので、仕事を辞める際は給付スケジュールも確認しておきましょう。
自己都合と会社都合の退職事情については、「自主退職と会社都合退職の違いは?失業保険や退職届についても解説」のコラムをご一読ください。
仕事を辞めたらハローワークで求職活動をしよう
「失業手当の受給要件」でもお伝えしているとおり、失業手当を受給するには求職活動に積極的に取り組んでいる必要があります。言い換えると、求職活動の実績が認められなければ給付の対象外になる可能性があるのです。
求職活動の実績は、ハローワークで職業相談をしたり、求人に応募したりすることで作ることが可能。転職エージェントを利用した求職活動も対象となります。
参照元
ハローワークインターネットサービス
基本手当について
厚生労働省
ハローワーク
仕事を辞めたらすること5.「確定申告」
確定申告は、1月1日から12月31日までの収入に対して課せられた所得税の額を計算し、精算する手続きです。在職中は会社側が年末調整を行ってくれるため、個人で確定申告をする機会はあまりないかもしれません。
しかし、年内に再就職をしない場合や転職先の年末調整に間に合わない場合は、自分で確定申告を行い所得税の精算をする必要があるので注意しましょう。
確定申告をすると、納め過ぎていた所得税の還付が受けられます。スムーズに対応できるよう、確定申告の仕組みや計算、手続きの方法は退職前にしっかりと理解しておくことが大切です。
確定申告に必要な書類
仕事を辞めたあとの確定申告では、以下の書類を用意します。
- ・確定申告書
- ・源泉徴収票
- ・生命保険料控除証明書(生命保険料控除を受ける場合)
- ・医療費控除の明細書(医療費控除を受ける場合)
確定申告書は最寄りの税務署でもらうか、国税庁のWebサイトからダウンロードできます。生命保険料控除や医療費控除を受ける人は別途書類が必要です。
そのほかの必要書類については、「フリーターは確定申告が必要?やり方や準備すべき書類を紹介」のコラムをご参照ください。
確定申告の申請期間
令和5年分(2023年分)の確定申告の申請期間は、2024年2月16日から2024年3月15日まででした。期間を過ぎても確定申告は可能ですが、無申告加算税や延滞税の支払いを課せられる可能性があるため、対象となる人は申請期間中にきちんと申告を行いましょう。
確定申告の申請先
確定申告は、居住地を管轄する税務署で行います。年内に転職しなかった場合や転職先の年末調整に間に合わなかった場合は、退職した翌年の2月半ばごろから、最寄りの税務署で確定申告を行いましょう。
なお、自宅にインターネット環境がある場合は、e-Taxを利用する方法もあります。詳しくは、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」をご覧ください。
転職先の年末調整に間に合う場合は?
仕事を辞めてからすぐに転職し、再就職先の年末調整に間に合う場合は、新しい会社が所得税の計算をしてくれる可能性があります。そのため、特別な理由がなければ、個人で確定申告をする必要はありません。転職先での年末調整には、前職の源泉徴収票が必要なので、退職時にきちんと受け取りましょう。
参照元
国税庁
確定申告書等の様式・手引き等(令和5年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告分)
仕事を辞めるまでの退職の流れ
ここでは、一般的な退職の流れをご紹介します。退職までのスケジュールを考える際は、下記を参考にしてみてください。
- ・直属の上司へ退職意思を伝える(1~2ヶ月前)
- ・退職日を決め、退職届や退職願を提出する(1ヶ月前)
- ・業務の引き継ぎや取引先への挨拶を行う(退職日まで)
- ・社内への挨拶や私物整理をする(退職日当日)
退職の意志を伝えるタイミングや退職日までの動きは、会社の就業規則や方針によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
退職までの流れについて詳しくは、「退職までの流れと手続きを解説!上司にはいつ伝える?転職活動はいつ行う?」のコラムをご覧ください。
仕事を辞めたら会社から受け取る書類・返すものは?
仕事を辞めたら、「会社から書類を受け取る」「借りていたものを返す」といったやり取りが必要になります。以下を参考に、会社から受け取る書類や返却するものを確認してみてください。
仕事を辞めたら会社から受け取るもの
仕事を辞めたら、下記の書類を会社から受け取りましょう。
会社から受け取るもの
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 健康保険の資格喪失証明書
- 退職証明書
1. 離職票
離職票は、失業保険の申請時に必要となる、退職したことを証明する書類です。仕事を辞めたら失業手当を受給しようと考えている場合は、退職前に離職票の発行を申請しておきましょう。ハローワークが発行し会社を通して郵送されるのが一般的で、手元に届くのは退職日から2週間以内が目安です。受け取ったあとは、離職理由や離職日といった内容に誤りがないかをよく確認しておきましょう。
離職票が届かないときはどうする?
万が一、離職票が届かなかった場合は、前職の会社へ問い合わせてみましょう。それでも届かなければ、「会社から離職票が届かない」とハローワークに相談すると、会社に離職票を送るよう催促してくれます。離職票を受け取ったら、雇用保険被保険者証とあわせてハローワークへ提出し、雇用保険の手続きを行うことが可能です。
離職票の受け取りについては、「離職票のもらい方とは?退職証明書と離職証明書との違いについても解説!」も参考にしてください。
2.雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者証は、雇用保険の加入者であることを証明する書類です。離職票と同様、雇用保険の受給手続きの際に必要になります。会社が保管している場合は、退職日までに返却されるのが一般的です。再就職先が決まったら新しい会社に提出することになるので、必ず受け取りましょう。
雇用保険被保険者証については、「雇用保険被保険者証とは?いつもらえる?再発行方法も解説」のコラムでもまとめているので、あわせてご確認ください。
3.源泉徴収票
給与の総支給額が記載された源泉徴収票は、年末調整を行うときに必要な書類です。転職する場合は、年末調整の時期に新しい会社へ提出する必要があるため、忘れずに受け取りましょう。また、年内に次の就業先が決まらず、自分で確定申告を行う際にも源泉徴収票は必要です。
源泉徴収票の受け取りについては、「源泉徴収票はいつもらえる?必要になるタイミングと届かないときの対処法」で解説しています。
4.年金手帳
年金手帳は、厚生年金の加入者であることを証明する書類です。会社で保管されている場合は、退職日までに忘れずに受け取り、転職後に新しい会社へ提出しましょう。
2022年から「基礎年金番号通知書」に切り替えられている
2022年4月から年金手帳ではなく、基礎年金番号通知書の発行に切り替わっています。年金手帳や基礎年金番号通知書を紛失してしまった場合は、基礎年金番号通知書を発行してもらいましょう。
紛失したときの対処法については、「年金手帳が退職時に会社保管されていたらどうする?紛失時の対処法も解説!」のコラムをご参照ください。
参照元
日本年金機構
基礎年金番号・基礎年金番号通知書・年金手帳について
5.健康保険の資格喪失証明書
健康保険資格喪失証明書は、退職により健康保険の加入資格を喪失したことを証明する書類です。国民健康保険への切り替えや配偶者の扶養に入る際に必要になります。会社側に発行の義務はありませんが、退職後の手続きをスムーズに進めるために作成を依頼しましょう。
健康保険資格喪失証明書について詳しくは、「雇用保険被保険者資格喪失確認通知書とは?退職時に必要な手続きも解説!」のコラムをご参照ください。
6.退職証明書
退職証明書は、会社を退職したことを証明する書類です。経歴や退職の確認のために、転職先から提出を求められる場合があります。次の仕事が決まっていない場合も、国民健康保険や国民年金の手続きで使用することがあるので、退職する際は必要に応じて会社から発行してもらうようにしましょう。
会社を辞めたら返却するもの
仕事を辞めたら、下記の書類や備品などを会社へ返却しましょう。
会社へ返却するもの
- 健康保険証
- 会社の備品
- 業務に関する資料・データ
1.健康保険証
健康保険証は退職日まで有効です。退職日を過ぎてから健康保険証を使用すると、加入していた健康保険組合から医療費の返還を求められてしまいます。不要な手続きを増やさないためにも、退職日に返却しておきましょう。
保険証を返却する際のマナーについては、「退職で保険証を返却するときのマナー!郵送は可能?いつまでに返す?」のコラムを参考にしてみてください。
2.会社の備品
社員証や制服、パソコンなど、会社から支給されていた備品は退職日にすべて返却しましょう。
返却物の具体例は下記のとおりです。
- ・社員証
- ・入館証
- ・社章
- ・カードキー
- ・名刺
- ・制服
- ・定期券
- ・パソコン
- ・社用携帯
退職後、職場の人に迷惑が掛からないよう、自分のデスク周りも早めに片付けておきましょう。また、会社の制服は、クリーニングしてから返却するのがマナーです。
3.業務に関する資料・データ
業務に関わるデータや資料、書類なども、仕事を辞めたら返却または破棄しなければなりません。引き継ぎをする必要のない書類や資料はシュレッダーにかけておくのがおすすめです。
顧客データや企画書のように、業務に関わる情報・書類はすべて会社の資産になります。たとえ自分が作成したものであっても、社外に持ち出せば秘密情報漏洩につながるので、忘れずに返却しましょう。
「仕事を辞めたら人生楽し過ぎる」って本当?退職するメリット
退職をすれば、仕事に対するストレスから開放されたり、時間に余裕ができたりするなどのメリットを得られる可能性があります。特に、「仕事が合わない」「人間関係がつらい」と感じている人にとっては、「仕事を辞めてからのほうが楽しい」と前向きに捉えられる場合もあるかもしれません。
仕事を辞めるときに感じるメリット
- 仕事のストレスから解放される
- 時間にゆとりができる
- 職場を変えて視野を広げられる
ここでは、仕事を辞めるメリットを3つご紹介するので、退職が自分にとって最善の選択かどうかを考えてみましょう。
1.仕事のストレスから解放される
働いていると、残業や人間関係、評価に対するプレッシャーなど、さまざまなことがストレスの要因になります。仕事を辞めたらストレスから解放され、心身ともに「楽になった」と感じる人もいるでしょう。「仕事がつらい」「限界かも…」という場合は、心身に支障をきたす前に、仕事を辞めるのも方法の一つです。
2.時間にゆとりができる
仕事を辞めたら、その分時間に余裕ができます。仕事をしていたときにはできなかった、勉強や長期旅行、趣味活動などに時間が使えるようになるのがメリットです。合わない仕事をしていたり、休息を必要としていたりした場合は、自由な時間が増えることで、「楽になった」と感じられる可能性もあります。
3.職場を変えて視野を広げられる
同じ職場に長く勤めていると、業務への取り組み方や考え方が固定化されてしまう場合があります。現在の仕事を辞めて職場を変えれば、これまでとは異なる経験や価値観を身につけられるチャンスが広がるでしょう。ただし、仕事を転々と変え過ぎるのは印象が良くありません。転職をするタイミングは、自分の状況や身につけたいスキルを踏まえたうえで考えてみてください。
このほか、仕事を辞めるメリットについては、「仕事を辞めてもなんとかなるの?メリット・デメリットや退職前にすべきこと」のコラムでもご紹介しています。
転職活動に踏み切れていない方には、「転職活動をしたからと言って、必ず転職をしなければならないということはありません」という、当たり前だけど忘れがちなことをお伝えしたいです。
よく、「転職活動をしてみると今の自分の勤め先の良さに気づき、結果もう少し頑張ってみることにした」というお話も聞きます。つまり、転職活動とは「自分の居場所を確かめる活動」であり、それが今の仕事で良ければそれで良いのです。だからこそ、気軽に相談から始めてみてはいかがでしょうか?
仕事を辞めたらその後どうなる?退職する3つのデメリット
仕事を辞めたあとのデメリットには、経済的な不安が生じることや社会的信用の低下といった内容が挙げられます。
仕事を辞めるときに感じるデメリット
- 転職先が決まるまで収入が途切れる可能性がある
- 社会的信用度が下がる
- 空白期間が長いと転職の難易度が上がる
ここでは、退職する際に考えられるリスクを3つご紹介します。衝動的に仕事を辞めてしまうのではなく、「仕事を辞めたらどうなるのか」をよく考えてから行動に移すことが大切です。
1.次の仕事が見つかるまで収入が途切れる可能性がある
仕事を辞めれば収入が途切れるため、次の職場を見つけるまでは経済的に不安定になる恐れがあります。雇用保険の失業手当の対象者である場合でも、給付期限があるのでこの先ずっと給付金がもらえるわけではありません。収入面に不安を感じる場合は、在職中に転職活動を済ませておくと安心です。
2.社会的信用度が下がる
仕事を辞めたら、社会的信用度が下がるリスクもあります。社会的信用が低いとクレジットカードやローンの審査が通りづらくなり、家や車といった大きな買い物をするのが難しくなることも。また、将来的に結婚を考えている方は、「定職に就いていない」という理由で相手の親族から反対される可能性もゼロではありません。
3.空白期間が長くなると転職が難しくなる
仕事を辞めたあとのブランクが長くなると、転職のハードルが上がる可能性があります。採用担当者から「ブランクがあるのは仕事に対する熱意が低いからなのでは」「仕事の勘を呼び起こすのに時間が掛かりそう」といった懸念を抱かれるかもしれません。転職活動をスムーズに進めるなら、できるだけ空白期間を長引かせないようにしましょう。
退職後に転職活動をするデメリットや注意点については、「転職活動は仕事を辞めてからするべき?メリットやデメリットを解説」のコラムでも解説しているので、あわせてご覧ください。
仕事を辞めたら「人生終わり」なの?
「仕事を辞めたら、もう次はないのではないか」と不安になり、退職を躊躇する人もいるかもしれません。しかし、仕事はあくまで人生の目標を叶えるための手段です。「順調に仕事をすること」だけが、人生のすべてではありません。退職後にどのようなことを実現したいのかを考え、前向きに捉えてみてくださいね。
特に、精神的、肉体的に限界を感じている場合は、仕事を辞めてから次の行動を考えるのも方法の一つです。「仕事を辞めたらどうなるのか」という不安を払拭することも大切ですが、限界を感じているのであれば、一度職場から離れてリフレッシュ期間を設けてみましょう。
退職するかどうか迷うなら、「仕事を辞めるのは逃げ?退職しても良いときは?辞め癖の克服方法も解説!」のコラムがヒントになるでしょう。
転職先が決まる前に退職した場合、どのようなデメリットがありますか
転職前に一度、デメリットを考えてみましょう
「今の職場を離れたい、辞めたい」と一度思い始めると今日にでも辞めたい気持ちになる方も少なくないのではないでしょうか。ただ、転職先が決まる前に退職をしてしまうと、いくつかのデメリットを感じることになるかもしれません。
1.転職活動に不利になる
3か月以内の場合は大きく影響しませんが、4か月以上離職期間が空いてしまっていると、計画性がない人と見られることもあり、書類選考の通過率への影響も想定されます。
2.面接で「話したい話」がしづらくなる
人柄を知るための面接において、転職先が決定する前に退職をしていると、会社側も「きちんと定着して勤務してくれるか」を懸念するため、確認として質問時間を増やす傾向にあります。
3.生活が不安定になる(可能性がある)
ご自身で貯金をされていた方は問題ないかと思いますが、基本的には次の仕事が決まるまで収入が無くなってしまうことがほとんどです。仕事を見つけなければ!と焦って仕事を決めてしまうと、また合わない会社を選んでしまう危険性もあります。
仕事を辞めてから転職活動をする際のポイント
退職後に転職活動を行うなら、スケジュールを立てたうえで、転職エージェントを活用するなど、効率的に進めるのがポイントです。やみくもに仕事探しをしても、うまくいくものではありません。
一定期間休みたいと考えている場合は、下記3つのポイントを押さえておくことが大事です。
1.スケジュールを立てて空白期間を長引かせない
仕事を辞めてからしばらくリフレッシュ期間を設ける場合は、「○○月になったら転職活動を始める」のように期限を決めておきましょう。一般的に、転職活動は2〜3ヶ月程度かかるといわれています。企業側もそれを理解しているため、2〜3ヶ月程度のブランクは選考時の懸念材料になりません。
反対に、それ以上の空白期間は、企業側を納得させる説明が必要になります。空白期間が長くなるほど転職は不利になりやすいので、特別な理由がないのであれば、できるだけ早く転職活動をスタートさせましょう。退職後の仕事探しは時間に余裕があるからこそ、スケジュールを立てて行動することが大切です。
2.「もらえるお金」を当てにしない
「仕事を辞めたら失業保険をもらえるから大丈夫」と考えるのは避けたほうが無難です。失業手当が支給される期間は、退職理由や勤務期間によって90日、120日、150日と決まっています。そのため、転職活動をせずに長い間のんびりしていると給付期間が終わってしまい、生活に困るリスクがあるのです。
生活に余裕がないときは、焦って転職先を決めてしまい、「もっとよく考ええればよかった」と後悔する恐れも。もらえるお金に頼り過ぎず、早め早めの行動を起こすようにしましょう。
3.行き詰まる前に転職エージェントを活用する
「仕事を辞めたら転職活動が思うように進まない…」と悩むときには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントとは、民間の就職支援サービスのこと。プロのアドバイザーから求人紹介や個別のサポートを受けられるため、自分だけで求職活動をするのが不安な人に向いています。書類作成や面接対策のフォローもしてくれるので、行き詰まる前に利用を検討してみましょう。
「これから転職活動をスタートしたい」「自分なりに転職活動をしてみたけどうまくいかない」という方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、転職が初めての人にも安心していただけるよう、丁寧なサポートを実施。第二新卒やフリーターなど、若年層向けに未経験者OKの求人や人柄重視の求人を豊富に揃えています。扱う求人は、実際に取材した企業のみ。職場の雰囲気をお伝えすることが可能なので、求人のミスマッチが起きにくいのが特徴です。
「何に時間をつかっているのか」を意識しましょう!
仕事を辞めてから就活する際には、時間とそのバランスを意識することが重要です。特に面接においては、在職中に受ける面接よりも「仕事をしていない分の時間を、どう過ごしているのか」を聞かれることも多くあります。そのため下記ポイントを意識して過ごすことをオススメします。
1.生活リズムを整える
仕事を辞めると昼夜逆転生活になってしまったり、不規則な生活になる方も多くいらっしゃいます。それでは就職活動もなかなか進みませんので、生活リズムを整えることから意識しましょう。
2.自己投資時間を確保する
ただ就職活動を行うだけでなく、オンラインで気軽に参加できるセミナーや読書など「就職活動と併せて何を行っているか」を語れるようにしましょう。
3.面接対策・書類準備は万全に
仕事を辞めている=時間の余裕がある、と見られることも多くあります。だからこそ、面接対策・書類準備は丁寧に行って臨みましょう。
仕事を辞めたら何をする?退職後の手続きに関するよくある質問
退職をする際に、「仕事を辞めたらどんな手続きが必要になる?」と疑問や不安を抱える方は少なくありません。ここでは、退職後の手続きに関するよくあるお悩みをQ&A形式でまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
退職後すぐに再就職しない場合に必要な手続きは?
これから転職活動をする場合やしばらく休養する場合など、すぐに再就職しないときは、健康保険や年金・失業保険の手続きが必要になる可能性があります。
健康保険や年金の手続きについては、このコラムの「仕事を辞めたらすること2.「健康保険の手続き」」や「仕事を辞めたらすること3.「年金の種別変更手続き」」をご参照ください。転職活動をする場合は、失業保険の申請をするのがおすすめ。受給条件を満たせば、失業手当を受け取れます。
仕事を辞めてすぐに転職する場合は手続きは不要?
仕事を辞めてすぐに転職する場合、健康保険や年金の切り替え手続き、年末調整などを転職先の会社がしてくれる可能性があります。転職後は、年金手帳や雇用保険被保険者証、源泉徴収票など、手続きに必要なものを速やかに提出しましょう。
転職先に提出する書類の詳細は、「転職時の必要書類とは?会社へ提出・返却する際のマナーについても解説」をご覧ください。
仕事を辞めたら役所で何をすればいい?
仕事を辞めたら14日以内を目安に居住地を管轄する役所へ行き、国民健康保険や国民年金への加入手続きを行いましょう。ただし、すでに転職先が決まっていて、1ヶ月以内に入職する場合は、新しい職場で健康保険や年金の切り替えを行ってくれる場合があるので、必ずしも役所での手続きが必要になるわけではありません。
詳しくは、「退職後に市役所の手続きでやることは?必要書類や持ち物も解説」のコラムをチェックしてみてください。
仕事を辞めたら無職に…何の手続きが必要ですか?
健康保険・雇用保険・国民年金・住民税・確定申告などの手続きが必要になる可能性があります。切り替えの手続きは、「退職日から○○日以内」と期限が定められているものもあるため、早めに対応する必要があるでしょう。
また、給与の未払いがある場合は、気づいた時点で会社に請求するようにしてください。詳しくは、「失業したらやることは?年金・保険の手続き・失業手当の受給手順も解説」のコラムを参考にしてみてください。
仕事を辞めたあとの生活が不安です…
仕事を辞めて無職になる場合は、収入が途絶える可能性があります。そのため、「貯金でいつまで生活ができるだろうか…」といった不安を感じることもあるかもしれません。退職後、転職活動を検討しているなら、失業保険の申請をするのがおすすめ。一定の条件を満たしていれば、失業手当を受け取れるので、生活費を確保しながら求職活動ができるでしょう。転職先をお探しの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをぜひご活用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。