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再就職を叶える面接対策とは?よくある質問と回答例を交えて紹介
更新日
この記事のまとめ
- 再就職の面接対策は「よくある質問」の回答を準備すること
- 面接でよくある質問は、志望理由やキャリアプランに関するものなど
- 採用担当者の質問の意図を考えて回答することが、面接のポイント
- 再就職の面接では、企業研究で得た情報を盛り込んで回答し意欲をアピールしよう
- 再就職面接の際は、身だしなみや到着時間に気を配ることが基本的なマナー
再就職を目指す方の中には、面接でどんなことが質問されるのか疑問に思う方もいるでしょう。「自己紹介をしてください」「当社を志望した理由を教えてください」などが、面接でよくある質問事項です。このコラムでは、再就職における面接対策をまとめました。よくある質問や答えにくい質問を、回答例を交えて解説しています。また、好印象を与えるポイントも紹介しているので参考にしてください。
再就職の面接でよくある質問
再就職の面接でよくある質問は、「自己紹介をしてください」「当社を志望した理由を教えてください」「キャリアプランを聞かせてください」「長所、短所を教えてください」などです。再就職に限らず、面接で好印象を与えるには、面接官の質問に対して意図を理解した的確な回答をすることがポイントです。以下で、再就職の面接でよく聞かれる質問と、その回答ポイントをまとめました。
自己紹介をしてください
まずは、自分の名前と年齢を述べます。それから前職のポジションや仕事内容、実績を伝え、その経験を応募企業でどう活かしたいのか述べるようにすると良いでしょう。時間を指定されていない場合、1分程度でシンプルにまとめるのが基本です。
自己紹介を聞く理由
面接で自己紹介を聞くのは、本人確認やコミュニケーションを目的とするケースが多いようです。そのほか、自己紹介の内容から、人柄や得手不得手を確認することもあります。
自己紹介について詳しくは、「面接の自己紹介で効果的な答え方を例文でご紹介!自己PRとの違いとは」のコラムも参考にしてください。
自己紹介の回答例
「○○○と申します。本日はお忙しい中、面接の機会を作ってくださりありがとうございます。私は5年間、物流関連企業で現場担当として働いておりました。2年前からは現場担当の責任者となり、特に従業員の教育に力を注いできました。その結果として、現場事故、物損、紛失に関して2年連続で0を記録することができました。今回は営業職という異業種へのチャレンジですが、現場で細かいコミュニケーションをとりながら常に情報を共有し、全員で一つの目標に向かって取り組んできた経験を活かして、御社では明るく、周囲を照らして活躍する営業パーソンとなって売上に貢献していきたいと考えております。」
当社を志望した理由を教えてください
志望理由について尋ねる企業は多いでしょう。曖昧な回答にならないよう、しっかり準備することが大切です。応募しようと思ったきっかけから、今までの経験をどう活かしどのように貢献できるのかまでを、根拠と結論が結びつくように伝えましょう。
志望動機を聞く理由
企業は応募者の志望動機から、志望度の高さや企業のニーズとのマッチ度、入社後の貢献度を把握していると考えられます。「数ある企業からなぜ自社を選んだのか」「採用するとどんなメリットがあるのか」「社風や企業理念と応募者の考え方が乖離していないか」などを確認することで、採用すべきか、採用後はどのように活躍してくれるかを判断しています。
「志望動機はなぜ聞くの?会社側の意図と書き方を知ろう」のコラムでも、志望動機を聞く理由について紹介しています。こちらもあわせてご確認ください。
志望動機の回答例
「御社の企業理念である『○○』に強く共感したからです。私は前職では△△業界の営業職として働いており、多くの顧客や取引先の、意見や要望を聞く機会に恵まれていました。しかし、前職の企業では、顧客の意見や要望を強く反映した商品を用意することは難しく、顧客に寄り添えないもどかしさを感じ、一方的な営業の是非を考えるきっかけとなりました。転職を考えたときに御社を知り、『○○』という理念に強く惹かれました。自分が大切にする『○○』といった考え方と強く結びついており、御社なら前職で叶えられなかった『顧客に寄り添うこと』『顧客の意見を反映した提案』が叶うと考え、志望いたしました。」
キャリアプランを聞かせてください
応募者のキャリアプランと企業の方向性が一致しなければ、モチベーションが下がってしまう可能性があります。そのため、キャリアプランを聞くことで、採用担当者は、応募者の目標と企業の考えがマッチするのかを確かめているようです。
いきなり「5年後、10年後はどうなっていたいか?」と考えてもなかなか思いつかないものです。まだキャリアプランを立てていないのであれば、何の部門や分野でどのようなことを達成したいのか、具体的にイメージしておくと良いでしょう。
応募企業を決める前にキャリアプランを立てる場合は、まず自分の過去を振り返ってみましょう。今までやってきたことを見つめ直し、自分がこれからどういった方向に進もうとしているのかを考えます。
キャリアプランを聞く理由
面接で応募者のキャリアプランを把握しておくことで、仕事の取り組み方や捉え方、目標達成に向けた行動などを確認できます。また、純粋に、「将来の目標があるということは、仕事に意欲的に取り組む人だ」と判断する企業もあるでしょう。
面接でキャリアプランを聞かれる理由については「面接でキャリアプランを質問されたら?答え方のコツと状況別の例文をご紹介」のコラムでも解説しています。
キャリアプランの回答例
「御社の○○部門に携わり、柔軟な発想力を活かして新しい企画や新商品の提案を行いたいです。お客さまに今までにない価値を提供していき、実績を残したいと考えております。」
長所、短所を教えてください
企業はこの質問を通して、仕事とのマッチング度を測るほか、自社で活躍してくれるのかを見極めているといえます。応募企業で活かせる長所があればマッチング度は高まるといえるでしょう。短所では、改善できる範囲なのか、仕事で支障がないかを見ているといえます。長所はその仕事と関連性の強いもの、短所は長所にも言い換えられるもの、もしくは業務に影響がないものを伝えましょう。
長所、短所を聞く理由
面接で長所、短所を聞くのは自己分析ができているか確認するためです。自分を客観視して強み・弱みを的確に把握できる人材は、それらを活かして業務に貢献する力が高いと判断されます。また、長所や短所から自社に合う人材か確認するのも目的の1つです。「長所・短所はどう答える?分からないときの対処法や言い換えの例文を紹介!」でも説明しているように、短所を述べるときは克服や改善に向けた努力をしている点もアピールしましょう。
長所、短所の回答例
「私の長所は、我慢強いところです。高校時代は野球部に所属しており、練習も毎日行っていたことから我慢強さには自信があります。短所に関しては、せっかちなところだと考えています。入社当初、せっかちな性格から仕事を急いでしまい、結果として抜け漏れが発生してしまいました。その経験から、現在では、事前にスケジュールの全体を把握することで、余裕を持って仕事に取り組めるよう心掛けています。」
再就職の面接で好印象を与えるポイント
再就職の面接で好印象を与えるポイントは、「企業研究から分かったことを回答に盛り込む」「入社後のキャリアプランを明確にする」の2つです。以下で詳しく解説します。
企業研究から分かったことを回答に盛り込む
企業研究を深くまで行い、そこから分かったことを回答に盛り込むことで、志望度の高さをアピールできます。また、企業研究をすることで企業が求める人物やスキルが分かるため、ミスマッチを回避できる可能性もあります。
企業研究のやり方を知りたいという方は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」を参考にしてください。
入社後のキャリアプランを明確にする
入社後のキャリアプランを明確にしておくことも大切です。入社後の希望やプランがあれば、それらを叶えるために業務に意欲的になると予測できます。将来を見据え、目標達成のためにどうしたら良いのか、どんなスキルを身につけるべきかを考え実行できる人材は、企業からの評価も高いでしょう。
気をつけたい面接でのマナー
気をつけたい面接のマナーには、「身だしなみ」「到着時間」「態度や話し方」の3つがあります。以下で詳しく紹介します。
身だしなみ
面接で大事なポイントの1つが、第一印象です。面接での身だしなみは、相手に清潔感と信頼感を与えられるように整えておきます。髪の毛は、スタイリング剤のつけ過ぎや寝ぐせに注意すると良いでしょう。メイクに関しては企業にもよりますが、派手な化粧やすっぴんは避け、ナチュラルメイクを心掛けるのが基本です。また、匂いのマナーも大切です。香水をつけすぎたりたばこの匂いがついたりしていないか確認しておきましょう。
再就職の面接はビジネススーツを着用しよう
再就職面接の場合は「転職者」に分類されるため、ビジネススーツを着用するのが基本です。リクルートスーツは若々しい印象を与える一方で、20代後半以降の方が着ていると、「頼りない」「スキル不足」といった印象を与える可能性もあります。そのため、再就職の面接の場では避けたほうが良いでしょう。面接での服装について詳しくは、「転職活動にリクルートスーツは着ても良い?服装選びのポイントを解説」のコラムを参考にしてみてください。到着時間
面接の時間に遅刻しないように到着することが大切です。ただし、早すぎても相手に気を遣わせてしまう可能性があるため、5~10分前を目安にしておきましょう。
態度や話し方
面接中の態度や話し方も、採用を左右するポイントの1つです。面接中は背筋をピンと伸ばし、相手の目を見て話すようにしましょう。話し始めに「あー」や「えー」などを多用すると相手に伝わりにくくなってしまうので、事前に言葉の癖が出ないように練習するのが大切です。
また、「失礼します」「ありがとうございました」など、入退室の挨拶をうっかり忘れないように、冷静な心を保つことも必要です。時間をみつけて模擬面接を行い、対策しておくと良いでしょう。
「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムでも、面接のマナーについて詳しく紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
再就職の面接で聞かれやすい?答えにくい質問を対策しよう!
再就職面接では、「よくある質問」以外に、回答しにくい質問にも対策しておく必要があります。再就職面接での答えにくい質問には、「ブランクが長い理由は?」「なぜ転職回数が多い?」があります。以下で対策について詳しく解説します。
ブランクが長い理由は?
企業は、「ブランクが長いということは何かしらの理由があるのでは」と懸念していると考えられます。「自分を見つめ直し適職を探しながらアルバイトをしていた」「資格取得を目指していた」など、いかに時間を有効に使っていたかをアピールすることがポイントです。ブランクの間に何をして何を学んだかを、しっかり伝えられるように準備しておきます。
ブランク期間について聞かれたときの対応方法については、「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」のコラムでも紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
なぜ転職回数が多い?
企業は「またすぐ辞めてしまうのでは?」と不安に思っていることから、転職回数について質問すると考えられます。回答する際は、「○○を目指すために経験を積んでいた」「新しい可能性にチャレンジしたかった」など、前向きな内容を伝えるのがポイントです。また、転職回数の多さからは、さまざまな業界・業種での経験や、環境に柔軟に適応する能力をアピールできます。相手にポジティブな印象を与えられるよう心掛けてみましょう。
なお、前職に対する愚痴や不満は、「うちの会社でも不満があると辞めてしまうのでは」と懸念される恐れがあるため、言わないのが無難です。詳しくは、「転職回数が多い人必見!即採用の理由や面接のコツを詳しく解説」のコラムを参考にしてみてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。