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年収200万の手取りは?生活レベルをシュミレーションしよう!
更新日
この記事のまとめ
- 年収200万円の毎月の手取り額は約14万円
- 国税庁の調査によると、年収が200万円代の人は全体のおよそ14%ほど
- 1人暮らしには毎月16万円ほど必要になるため、年収200万円だと節約が必要
- 年収や手取り額をアップさせる方法は「正社員として就職する」「転職する」など
「年収200万円の毎月の手取り額や生活レベルが知りたい」と思う方は多いでしょう。一般的に、手取り額は年収の75%~85%程度といわれています。1人暮らしには、毎月16万円ほど必要とされており、年収200万円で生活するためには、支出を理解して節約することが大切です。このコラムでは、年収200万円の手取り額や生活レベルをシュミレーションして紹介。また、年収をアップさせる方法についてもまとめました。
年収200万円の手取り額はどのくらい?
一般的に、年収に対する手取り額は「総支給額の75%~85%」といわれています。仮に、総支給額の8割として計算すると、年収が200万の場合の手取り額は160万円ほどになります。
年収から引かれるもの
そもそも手取りとは、収入から所得税や住民税、社会保険料などを差し引いた、実際に振り込まれる金額のことをいいます。年収200万円の場合、12ヶ月で割ると166666.6666円…と割り切れない数字になるため、ここでは一旦、月収を16万6,000円とします。実際はここから税金や社会保険料を引いた額が振り込まれるので、月収の8割が手取りと考えると「16万6,000×0.8=13万2,800円」が手取り額となる計算です。多めに見積もったとしても毎月振り込まれる手取りはおよそ14万円になります。
「年収」「月収」「月給」の違い
年収とは、1年間で会社から支払われる総支給額のことを指します。税金や保険が引かれる前の金額と考えると良いでしょう。月収も年収と同じで、毎月支払われる総額を指します。年収を12で割ったものと考えましょう。月給は、基本給に、金額が変動しない手当(役職手当や地域手当など)を含んだものです。インセンティブや残業手当など、状況によって金額が変わる手当や交通費は含まれません。年収の定義については、「年間収入とは何を指す?手取り額との違いや所得の計算方法とあわせて解説」のコラムでも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
年収200万円の人はどのくらいいる?
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、20代前半の平均給与は、男性が291万円で、女性が253万円でした。また、「給与階級別分布」をみると、200万円超300万円以下の人が男女合わせておよそ717万人(全体の14.1%)いることが分かります。1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は458万円(男性563万円、女性314万円)のため、年収200万円台の人は多いものの、平均より少ない給与であることが分かるでしょう。
参照元
国税庁
令和4年分 民間給与実態統計調査
年収200万円の生活
では、具体的に年収200万だと、どのような生活になるのでしょうか。以下で、一人暮らしのケースを例に、生活をシミュレーションしてみました。
家賃
家賃の目安は、一般的に手取りの3割ほどといわれています。そのため、手取り14万円の場合、管理費なども込みで4.5~5万円ほどを基準として、探してみると良いでしょう。しかし、都市部でこの値段の家を探すのは難しいのが現実です。中心部から少し離れた地域で探したり、シェアハウスを活用したりして工夫しましょう。
食費
毎日の食事は工夫次第で節約できるポイントです。年収200万円の場合、食事は自炊を中心にすることをおすすめします。ただし、食費を極端に削ると健康状態が悪くなる恐れがあるため、節約しすぎないように注意しましょう。
光熱費
光熱費も、1人暮らしをする上で大切な要素の1つです。年収200万円の場合は、「プロパンガスより都市ガスを選ぶ」「電力やガス会社を比較する」「節水アイテムを使用する」などして節約に努めましょう。
通信費
スマートフォンやインターネットも、生活する上で重要なインフラの1つです。年収200万円の場合、自分の使用傾向をしっかり把握し、数あるプランのなかから無駄のないものを選ぶ必要があるでしょう。
1人暮らしをする上で必要な項目
総務省統計局の「家計調査」によると、単身世帯の消費支出は、月平均で16万7,620円でした。上記を参考に、1人暮らしに必要とされる項目を以下にまとめました。
項目 | 金額 |
---|---|
食料 | 4万6,391円 |
住居 | 2万3,815円 |
光熱・水道 | 1万3,045円 |
家具・家事用品 | 5,955円 |
被服及び履物 | 4,712円 |
保健医療 | 7,426円 |
交通・通信 | 2万1,796円 |
教育 | 2円 |
教養娯楽 | 1万9,425円 |
その他 | 2万5,051円 |
合計 | 16万7,618円 |
引用:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」
上記の結果では、居住費が約2万3,000円と低いため、実際の家賃相場を考慮する必要があります。「フリーターの一人暮らしはきつい?審査や家賃の気になる疑問を解決!」のコラムでは、フリーターの一人暮らしの毎月の目安金額を掲載しているので、あわせて参考にしてみてください。
参照元
総務省統計局
家計調査報告 ―月・四半期・年―
手取り14万円だと貯蓄は難しい?
前述したように、1人暮らしに必要な金額がおよそ16万円ほどです。年収200万円で手取り約14万円では、生活するだけで精一杯になりがちで、貯蓄するのは難しいといえるでしょう。貯金額を増やしたい場合や、生活がきついと感じている場合は、収入を増やすために転職を検討してみるのも1つの方法です。「手取り14万円で一人暮らしはきつい?貯蓄を増やす方法とは」では、手取り14万円の1人暮らしについてまとめているため、あわせてチェックしてみてください。
年収200万円から収入を上げるには
では、年収200万円から収入をアップさせる方法には、どのようなものがあるのでしょうか。以下で紹介していきます。
正社員として就職する
アルバイトやパートといった非正規で働いている場合、正社員として就職して年収を上げる方法があります。「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」のコラムでも説明しているように、20代後半の正社員は約25万円の収入を得ています。雇用の安定やキャリアアップという観点からも、将来を考えるなら正社員になるのがおすすめです。
スキルアップする
すでに正社員として働いている場合、資格取得やスキルアップで昇格や昇給を目指すのも1つの方法です。資格を取得すると資格手当が支給されたり、昇格で役職が付くと役職手当が支給されたりするため、収入アップが期待できるでしょう。
副業で稼ぐ
勤務先で許可されている場合に限りますが、副業が収入の手助けになることも多いようです。副業には、自宅でインターネットを活用する仕事や、休日や夜の時間にアルバイトをするなど、さまざまな種類があります。本業の業務をおろそかにしないことを大前提として、自分に合った働き方ができる仕事を選びましょう。副業については、「正社員は副業してOK?働く際の注意点と確定申告の基礎知識」でも、おすすめの副業や失敗しないためのポイントなどについて紹介しているので、参考にしてみてください。
給与や待遇の良い企業へ転職する
今の年収に不満がある場合は、転職を検討するのも1つの方法です。これまでの経験やスキルを活用して転職すれば、収入アップを目指すこともできるでしょう。ただし、場合によってはキャリアチェンジにより、年収が下がる可能性もあります。安易に転職を決めず、しっかり調べてから行動に移しましょう。「転職で年収アップはできるの?職種や企業の選び方・ポイントを解説」では、転職で年収をアップさせるポイントやおすすめの転職先などを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。