ハタラクティブ
ハタラクティブ
登録
採用ご担当者様へ
求人検索
  1. 「ハタラクティブ」トップ
  2. 記事トップ
  3. 「お悩み」についての記事一覧
  4. 「仕事の悩み」についての記事一覧
  5. 「精神的な悩み」についての記事一覧
  6. 仕事から逃げたいと思うのは甘え?会社を辞める3つのタイミングと対処法

仕事から逃げたいと思うのは甘え?会社を辞める3つのタイミングと対処法

更新日2025/02/13

仕事から逃げたいと思うのは甘え?会社を辞める3つのタイミングと対処法の画像

この記事のまとめ

  • 仕事から逃げたいと思うことは、甘えではない
  • 仕事から逃げたい理由は、職場や仕事に原因があることが多い
  • 仕事から逃げたい場合は、慎重な判断が必要
  • 心身に影響が出るほど仕事から逃げたいときは、会社を辞めることも検討しよう

「仕事から今すぐ逃げたい!」と思ったことがある人もいるでしょう。つらい思いをしている一方で、「仕事から逃げることは甘えではないか」と悩むこともあるかもしれませんが、必ずしも「甘え」とはいえません。
このコラムでは、仕事から逃げたくなる理由や、仕事から逃げたいときにおすすめの対処法を紹介します。また、仕事を辞めるタイミングや様子を見るべき場合についても解説しているので、参考にしてみてください。

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

目次

  • 仕事から逃げたいと思うのは甘えではない
  • 仕事から逃げたいと思う5つの理由
  • 退職タイミングは仕事から逃げたい理由によって変わる
  • 仕事から逃げたいときの対処法
  • 仕事から逃げたいと思ったら…マナーを守った円満退職のコツ

仕事から逃げたいと思うのは甘えではない

仕事から逃げたいと思うのは甘えではないの画像

つらいと感じる仕事から逃げたいと思うのは、甘えではありません。ここでは、仕事から逃げることが甘えではない理由を紹介します。

他者は責任を負ってくれないから

仕事から逃げたいと思っていても、「人事評価に響く」「休めばほかの社員や会社に迷惑をかけてしまう」と考えて、会社を休めないという人は多くいます。しかし、他者は他人に対して「評価を下す」ことはあっても、「責任を負う」ことはないでしょう。

これは、会社も同様です。つらい状態でも我慢して仕事を続ければ、高評価や周囲からの信頼を得られる可能性はあります。しかし、その一方で、自分の心や体に疲れが溜まってしまうリスクも。対応できる業務量やつらいという気持ちに耐えられる力は人それぞれです。そのため、たとえ会社の人に理解してもらえなくても、逃げが甘えであるとはいえないでしょう。

つらいときは退職を前向きに考えよう

仕事から逃げたくてつらいときは、退職を前向きに考えてみましょう。特に、長期にわたる体調不良や慢性的な気分の落ち込みなど、心身に影響が出ている場合はなおさらです。仕事から逃げたいと思うのは、自身を取り巻く状況や会社の環境が自分に合っていないことが原因といえるでしょう。これは、「自分の力を十分に発揮できる会社がほかにある」とも言い換えられます。

一般的に、「仕事から逃げたい」と考えるのはマイナスなイメージがあるでしょう。しかし、仕事から逃げたいという気持ちは、現状を改善し、精神的・身体的負担を軽くするための前向きな心の働きかけです。ネガティブに捉えず、前向きに考えることをおすすめします。

逃げたいと思うのは自分の限界を知らせるサインであることも

逃げたいという考えが常に頭の中にある場合、その思いは自分の限界を知らせるサインである可能性もあります。仕事がつらすぎて「逃げ出したい」と考えるのは、自分自身を守るための自己防衛反応ともいえるでしょう。
「仕事を辞めるのは逃げ?退職の判断基準や辞め癖の克服方法を解説」のコラムでは、逃げたいと思う限界のサインについて解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。

仕事から逃げたいと思う5つの理由

仕事から逃げたいと思った場合は、無理をせずに退職を検討したほうが良いケースもあります。ただし、衝動的に逃げてしまうのではなく、本当に退職すべきかどうかの判断は、慎重に行いましょう。ここでは、仕事から逃げたいと思う理由をご紹介します。「なぜ仕事から逃げたいと思うのか」「なぜ会社を辞めたいと思っているのか」といった原因をしっかりと追求し、本当に退職する必要があるかを判断してみてください。

仕事から逃げたいと思う理由

  • 会社の雰囲気や人間関係が合わない
  • 仕事内容や仕事量に不満がある
  • 責任が重く精神的につらい
  • 失敗が続いてしまった
  • 周りと比べてみて嫌になってしまった

1.会社の雰囲気や人間関係が合わない

会社の人間関係が「自分には合わない」と感じれば、仕事から逃げたいと感じるようになるでしょう。

働くうえで、会社の雰囲気や人間関係が良好なことは大切です。そのため、直属の上司や同僚との関係が良好でないと、ストレスが溜まってしまいます。たとえば、職場に派閥があったり、苦手な上司や同僚がいたりすると、円滑にコミュニケーションをとることが難しくなる可能性も。場合によっては、業務に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。

人間関係の悩みは、自分の意識の持ち方で解決できるケースもあります。しかし、他人の考え方や振る舞いを変えるのは難しく、悩みが解決しないことも。そのため、人間関係の悩みにうまく対処できず、仕事から逃げたいという気持ちが生まれてしまうのでしょう。

しかし、転職や部署異動などを行ったとしても、新たな職場で円満な人間関係が築けるとは限りません。退職を決断する前に今の職場でできる解決策はないか、自身で考えることから始めてみましょう。

2.仕事内容や仕事量に不満がある

仕事内容や仕事量に不満を感じると、仕事から逃げたいと思うこともあります。仕事への不満は、モチベーション低下につながるでしょう。たとえば、自分のスキルを活かせない仕事内容であったり、業務内容に対して給料が少ないと感じていたりすることで、仕事への意欲が損なわれることも。また、スキルと業務内容がマッチしていないと、業務上のミスが起こりやすく、仕事へのやる気がなくなりやすくなるでしょう。

さらに、人手不足や繁忙期などで仕事量が増えてしまうと、残業や休日出勤を強いられることもあります。仕事時間が増えればプライベートの時間が減り、リフレッシュするのが難しくなるでしょう。精神的にも身体的にもつらい状況では、仕事から逃げたいという気持ちが生まれるのも無理はありません。

給料に不満があるとき交渉しても大丈夫?

業務内容に対して給料に不満がある場合、会社に給料交渉をすること自体は問題ありません。ただし、単に「給料を上げてください」とお願いするだけでは、給料を上げてもらえない可能性も。自分がどのような業務量を担っていて、どれくらいの成果を上げて会社に貢献しているのかを具体的に説明したうえで、給料交渉を行うことが重要といえます。

3.責任が重く精神的につらい

責任ある仕事の重圧から逃げたいと感じてしまう人もいるでしょう。責任の大きな仕事を任されるとプレッシャーを感じ、精神的につらくなってしまう人もいます。「もし責任を果たせなかったら」と考えてしまい、仕事から逃げたいと思ってしまうようです。

仕事が限界だと感じている人は、「もう限界…仕事のストレスで疲れたときの原因と対処法」のコラムも参照してください。

4.失敗が続いてしまった

仕事で失敗をすると自信を失い、仕事から逃げたいと思ってしまう場合があります。特に仕事で失敗が続いているような状況であれば、気持ちがさらに落ち込んでしまうこともあるでしょう。自信を失っていることで、「また仕事で失敗をするのではないか」とさらに不安を感じる場合もあります。悪循環が続き、常に仕事から逃げたいと考えるようになってしまうでしょう。

5.周りと比べてみて嫌になってしまった

自分を過小評価する人は、仕事から逃げたいと考えることがあるようです。

仕事で自信をなくしている人や、自分のことを過小評価している人は、会社の人たちと自分を比べて劣等感をおぼえてしまうことがあります。自分が会社に行くことで「周囲に迷惑をかけているのではないか」「自分は仕事で役に立っていないのではないか」と、自分を責めてしまいがちです。こういった考えは、仕事から逃げたいという思いを強くしてしまうでしょう。

仕事から逃げたい原因と対処法については、「仕事が怖いと思うのは甘え?原因と乗り越えるための3つのポイントを紹介」のコラムでも解説しています。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

退職タイミングは仕事から逃げたい理由によって変わる

退職タイミングは仕事から逃げたい理由によって変わるの画像

仕事から逃げたいと感じていても、すぐに退職することが最良とは限りません。仕事を辞めるタイミングを間違えると、その後の転職活動に影響が出る可能性もあります。退職の原因によっては、心身への負担が大きくなることもあるでしょう。

そのため、仕事から逃げたいと考えて退職する場合は、辞めたい理由をもとに適切なタイミングを見極めることが重要です。

1.精神的に不安定で心身に影響が出ている

仕事から逃げたいという思いだけでなく、精神面・身体面にも影響が出ている場合は、早めに退職や転職を検討するのが望ましいでしょう。精神面では「常に不安が付きまとう」「周りの目が気になる」といった不調が出ることがあります。身体面では「夜に眠れなくなる」「疲れが取れずフラフラする」といった体調不良が起こることも。

新たな環境に挑戦する転職活動では、心身ともに健康な状態で臨むのがベターです。心身に悪影響が出ていて今の仕事から逃げたいと思うのであれば、できるだけ早めに行動することをおすすめします。

2.パワハラやセクハラを受けている

パワハラやセクハラを理由に仕事から逃げたいと感じている人は、上司や人事に相談しましょう。会社に相談窓口がない場合は、都道府県労働局へ相談してみるのがおすすめ。それでも解決できない場合は、法的に訴えることも可能です。しかし、それには膨大なエネルギーを使うため、心身ともに疲弊してしまい、以前よりつらくなってしまう方もいるでしょう。そういった場合は、個人的な理由として退職するのも手です。

パワハラやセクハラは当事者の主観的な部分も大きく、必ずしもハラスメントに該当するとは限りません。しかし、ハラスメントは違法行為です。「ハラスメントととらえられる行為」自体が、誰かを不快にさせていることは事実でしょう。つらい方は無理をせず退職を検討したり、エージェントや転職サイトを通して転職したりすることを検討してみてください。

「パワハラはどこに相談する?24時間無料の窓口や労働基準監督署などを紹介」のコラムでは、ハラスメントの定義や相談先などを紹介しています。仕事を辞める前に、ぜひ一度確認してみてください。

3.やりたいことができた

「仕事から逃げたい」という後ろ向きな理由を通して、本当にやりたいことが見つかったのであれば、退職・転職を考えるのも一つの方法です。まずは、やりたい仕事に必要なスキルや経験があるかを調べてみてください。未経験の職種へ挑戦する場合は、就労しながらスキルや資格を身につけられる企業を選択するのがおすすめです。

ただし、やりたい仕事が決まったからといって、すぐに転職先が決まるわけではありません。転職先が決まってから退職手続きをはじめたほうが、収入面でも安心です。まずは転職サイトやエージェントに登録・相談してみるのも良いでしょう。

転職活動と退職のタイミングに悩む方は、「転職活動は在職中と退職後のどちらですべき?伝えるタイミングはいつ?」のコラムもおすすめです。

4.仕事を辞めたい明確な理由がないとき

仕事から逃げたいという気持ちがあっても、退職する明確な理由が見当たらないときは、退職は時期尚早である可能性があります。今の仕事を辞めて転職しても、職場環境や仕事内容に満足できなければ、また仕事から逃げたいと感じてしまうでしょう。

仕事を辞めたい明確な理由が見つからないときは、今の職場でもう一度頑張れることがないか、考えてみてください。「今の職場ではもう頑張れない」と思う明確な理由がある場合に、退職を検討しましょう。

逃げ癖がついてしまうと、転職を繰り返すごとに転職できる企業の幅は狭まります。「自分に逃げ癖がついてしまっているのでは?」と思う方は、「仕事の逃げ癖を治したいと思ったら?原因と克服方法を解説!」をご一読ください。

5.仕事でやりがいを感じるとき

「仕事から逃げたい」と思う気持ちがある一方で、仕事にやりがいを感じている人もいるでしょう。仕事にやりがいを感じている場合は、一度踏みとどまって冷静に判断することをおすすめします。

仕事を達成したときのやりがいや、業務を通じて自分の成長を実感できる機会があることは、貴重なものです。仕事にやりがいを感じられる間は、すぐに退職を検討する必要はないでしょう。

6.メリットがデメリットを上回るとき

仕事から逃げたいと思っているのは、自分にとってデメリットを大きく感じているからでしょう。しかし、今の仕事にもメリットはあるはずです。現在の仕事のメリットがデメリットを上回るようなら、すぐに退職する必要はないでしょう。

また、転職活動をしながら今の仕事を続けるというのも一つの手段です。転職後の仕事でも、「給与が高い反面、やりがいのない仕事が与えられる」「人間関係は良いけど、自分の成長は期待できない」といったメリット・デメリットを感じる可能性はあります。より良い環境であると思える仕事が決まるまでは、今の仕事を続けてみましょう。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

仕事から逃げたいときの対処法

仕事から逃げたいと思っているときは、何かしら仕事に対する不満やストレスを抱えていると考えられます。まずは信頼できる人に相談し、問題の解決を試みましょう。解決が難しい場合は、仕事から離れるのも手です。以下では、仕事から逃げたいときの対処法をご紹介します。

1.周囲の人間に相談する

仕事から逃げたいと感じたら、上司や同僚、家族、友人など、周囲の人に相談することをおすすめします。上司に相談する場合は不満点を明確にし、問題解決に向けた具体的な提案をするのが望ましいでしょう。

仕事内容が自分のスキルに合っていない場合は、ほかの業務に取り組みたいという希望を伝えておけば、チャンスが巡ってくる可能性があります。業務量に不満がある場合は、業務の割り振り方やチームの再編成を提案すると、改善に向けて動いてもらえるケースもあるでしょう。

同僚や家族、友人への相談は、直接的な問題解決にならないことも考えられます。しかし、「休んだほうが良い」「ほかの仕事もある」といった言葉を掛けてもらえると、心が楽になるでしょう。また、ほかの会社の環境を知ることで、新しい観点から自分の仕事を見つめ直せるようにもなります。客観的に今の職場を見ることは、退職するべきか考えるうえで重要な視点です。ただし、詳しい業務内容は社外秘として扱われる場合があるため、相談内容には注意しましょう。

2.プライベートに割く時間を増やしてみる

仕事から逃げたいけれど、休職や転職はハードルが高いと感じる人もいるでしょう。そのような場合は、まずプライベートの時間をできるだけ多く確保することがおすすめです。仕事から離れる時間を増やし、プライベートを楽しむと気持ちに余裕が生まれるでしょう。なお、プライベートの時間では仕事について考えないことが大切です。

3.有給休暇を取ってリフレッシュする

仕事から逃げたいときは、思い切って有給休暇を取り、休んでみるのもおすすめです。

「簡単に休めないから今つらくなっている」と考えていても、無理をして体調を崩してしまえば仕事はできません。逃げ出したくなるほど悩んでいるのであれば、自分を労ることを優先しましょう。

リフレッシュすれば、心身ともにゆとりができます。一度休むことで、仕事に復帰した際に気持ちを新たに取り組める可能性もあるでしょう。仕事から逃げたいという気持ちも軽くなることが期待できます。また、仕事から離れることで、仕事を辞めるか辞めないかを冷静に考えることもできるでしょう。

有給休暇は労働者の権利

「有給を取りづらい」「申請しても断られる」といった声もある有給休暇ですが、有給休暇は労働者の権利です。好きなときに理由を伝えず取得できる休暇のため、企業側には基本的に断る権利はありません。有給休暇については、「有給とは何かを分かりやすく解説!取得条件やもらえないときの対処法」のコラムでご確認ください。

4.休職する

休暇を取ったあとも仕事から逃げたいという気持ちがなくならなければ、休職するのもおすすめです。数日程度休んだだけでは心身の負担が取れなかったり、気持ちの整理が追い付かなかったりすることも。休職できる期間は企業によって異なりますが、数ヶ月から3年程度であることが多く、ゆっくり過ごすには良い機会といえるでしょう。

ただし、休職制度がない会社や、利用にあたって診断書が必要だったり、雇用形態によって休職制度を利用できなかったりするケースも。有給休暇は法律で定められていますが、休職制度は会社ごとに規定が異なります。休職制度を利用したい場合は、上司や人事・総務に相談してみましょう。

詳しくは、「休職の申請方法とは?傷病手当や休職中の過ごし方など休職のお悩みを解決」のコラムも参照してください。

5.部署異動を願い出る

人間関係や仕事内容が仕事から逃げたいと思う原因であれば、部署異動も有効な手段です。部署異動することで、周囲の人間や職場環境は変わります。働く環境が変わることで、気持ちが楽になり、逃げ出したい気持ちも軽減される場合があるでしょう。

部署が変われば仕事内容も変わるため、これまでの不満が解消される可能性もあります。しかし、部署異動は自分一人では行えないため、異動したい理由を明確にしてから、直属の上司に相談しましょう。

6.転職活動をする

「仕事から逃げたい」という気持ちより「会社から逃げたい」という気持ちが強い場合は、転職サイトの利用や、就職・転職エージェントへの相談を検討してみるのもおすすめです。実績がありスキルと経験が身についているのであれば、今の職場で仕事を続けることにこだわる必要はありません。

また、「転職活動をする=必ず転職しなければならない」という決まりはないため、転職活動を行って自分の市場価値や、今の状態で転職した場合の条件を確認してみましょう。その結果から、本当に転職すべきかを考えてみてください。

7.退職する

仕事から逃げたいと思っていても、先のことを考えると不安を感じ、なかなか行動に移せないものです。しかし、心身に支障をきたしている場合は、仕事を辞めることも検討してみてください。無理をして本格的に働けなくなってしまうより、退職して体調回復に努めてから転職活動をはじめても遅くはありません。失業保険の給付を利用すれば、退職後の生活費へ役立てられるでしょう。

体調不良を原因に退職する方は、「体調不良で退職できる?診断書の必要性や転職活動のコツを解説」のコラムを参照し、失業保険の手続きを行ってください。

退職の意思を伝えても辞めさせてくれないときは?

退職届を提出したいのに受け取ってもらえなかったり、退職を認めてもらえなかったりするケースはゼロではありません。しかし、民法の「第六百二十七条」によって、雇用期間に定めのない労働者の雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することで労働契約を解除できると保障されています。そのため、退職したい労働者の意思を企業側が断ることはできません。ただし、繁忙期や人手不足によって引き止められる場合もあるため、時期を考えて退職を伝えることも重要です。

就業規則に基づいて、適切な時期に退職の相談をしているにもかかわらず辞めさせてくれない場合は、「労働基準監督署に相談する」「退職代行サービスを利用する」などの方法があります。退職できずに困っている方は、「会社を辞めさせてくれない理由とは?対処法や退職時の注意点を解説!」のコラムを参照ください。
参照元
e-Gov 法令検索
民法
スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

仕事から逃げたいと思ったら…マナーを守った円満退職のコツ

仕事から逃げたいと思ったら…マナーを守った円満退職のコツの画像

仕事から逃げたいと思っても無断で仕事を休み続けたり、マナーに反した対応をしたりするのは、社会人として適切な行為とはいえません。スムーズに退職するためにも、下記を参考にして円満退職を心掛けましょう。

退職の意志を直接伝える

退職を決めたら、言いづらくてもまずは直属の上司に口頭で伝えましょう。仕事から逃げたいと思うほど状況が悪いときは、上司に退職を伝えるのも難しいと考えられます。しかし、「話しづらい」「断られそう」といった理由から、退職をメールや社内チャットで伝えたり、社内で直属の上司以外に先に退職の意思を伝えるのはマナー違反です。

就業規則を遵守する

先述のとおり、民法の「第六百二十七条」によって、退職の意思を退職希望日の2週間前に伝えれば、辞められることになっています。しかし、多くの会社は就業規則によって2週間より前の申請を定めているため、辞めたいときは就業規則を遵守して退職するようにしましょう。これは、退職によって人員調整や引き継ぎが発生するためです。

退職希望日の1〜3ヶ月前に伝えるのが一般的なので、退職を考え始めたら就業規則で申請の時期を確認しておきましょう。

参照元
e-Gov 法令検索
民法

引き継ぎをしっかり行う

「早く仕事から逃げたい」と思うあまり、引き継ぎを曖昧にするのも社会人として誠意に欠ける行為です。どれだけ仕事や会社に不満を持っていても、担当していた仕事は責任を持って後任者に引き継ぎましょう。業務内容や取引先、注意点などをまとめた引き継ぎノートを作成すると、スムーズに引き継ぎができるのでおすすめです。

 

仕事から逃げたいと思うことは悪いことではありません。ただし、その場合は慎重な判断と、その後の転職活動をしっかりと行う必要があります。同じ思いを繰り返さないために、転職活動では転職サイトやエージェントを通すなど、プロの力を借りることがおすすめです。

ハタラクティブは、若年層のフリーターや第二新卒、既卒の方などに特化した就職活動支援サービス。在職中の方も就活しやすいよう、面接日程の調整や企業とのやり取りはキャリアアドバイザーが代行します。

マンツーマンのカウンセリングで、求職者の能力や価値観に合った仕事をご紹介。サービス内容は、求人紹介や書類作成のアドバイス、添削など就職・転職活動に必要なことを一貫してサポートします。1分程度でできる適職診断をはじめ、すべて無料で利用可能です。まずは、ご相談だけでもお気軽にご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

サポート登録フォーム
ハタラクティブサービスTOP
後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
  • 厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援
SNS
  • LinkedIn®
  • YouTube
詳しいプロフィールはこちら
ハタラクティブを利用すると…
    ご相談はこちらから
    これまでに就職したことはありますか?

    Related Column

    関連記事

    おすすめの記事

    何をしても楽しくないときはどうする?つまらない理由や解決法をご紹介の画像
    何をしても楽しくないときはどうする?つまらない理由や解決法をご紹介
    仕事に行きたくないときに休むのはあり?憂鬱な気持ちを解消する方法9つの画像
    仕事に行きたくないときに休むのはあり?憂鬱な気持ちを解消する方法9つ
    仕事に行きたくない理由がわからないときの対処法は?放置するリスクも解説の画像
    仕事に行きたくない理由がわからないときの対処法は?放置するリスクも解説
    仕事を辞めたいと思う理由とは?退職前にできる対処法や転職時のコツを解説の画像
    仕事を辞めたいと思う理由とは?退職前にできる対処法や転職時のコツを解説
    職場で嫌われる人の特徴や原因とは?対処法を知って状況を改善しよう!の画像
    職場で嫌われる人の特徴や原因とは?対処法を知って状況を改善しよう!
    将来が不安…悩む原因や解消に向けた対処法を解説の画像
    将来が不安…悩む原因や解消に向けた対処法を解説
    「働きたくない…何もしたくない」と思うのは甘え?原因や対処法をご紹介の画像
    「働きたくない…何もしたくない」と思うのは甘え?原因や対処法をご紹介
    職場にいる嫌いな人との接し方とは?人を苦手と思う理由や対処法も紹介の画像
    職場にいる嫌いな人との接し方とは?人を苦手と思う理由や対処法も紹介
    「働きたくない」「人と関わりたくない」と感じる理由は?改善策を解説の画像
    「働きたくない」「人と関わりたくない」と感じる理由は?改善策を解説

    精神的な悩み 関連の記事

    サザエさん症候群とは?重症化を避けて月曜の憂鬱を軽減しようの画像
    サザエさん症候群とは?重症化を避けて月曜の憂鬱を軽減しよう
    新しい環境にストレスを感じたら?慣れるまでにやると良い3つのことの画像
    新しい環境にストレスを感じたら?慣れるまでにやると良い3つのこと
    連休明けの仕事がしんどい原因は?会社に行きたくないときの対処法を紹介の画像
    連休明けの仕事がしんどい原因は?会社に行きたくないときの対処法を紹介
    仕事をすぐ辞めるのは甘えじゃない!主な理由や転職のための改善策を紹介の画像
    仕事をすぐ辞めるのは甘えじゃない!主な理由や転職のための改善策を紹介
    燃え尽き症候群とは?なりやすいタイプの特徴や対策方法を紹介の画像
    燃え尽き症候群とは?なりやすいタイプの特徴や対策方法を紹介
    メンタルを強くする方法とは?パターン別におすすめの仕事を解説の画像
    メンタルを強くする方法とは?パターン別におすすめの仕事を解説
    「無能な人」と思われがちな場合の特徴は?話し方や生き方にも現れる!の画像
    「無能な人」と思われがちな場合の特徴は?話し方や生き方にも現れる!

    Job Information

    求人を探す

    条件を選択して検索する

    検索する( 件)

    カテゴリから記事を探す

    • 経歴
      • フリーター
      • ニート
      • 既卒
      • 第二新卒
      • 正社員・契約社員・派遣社員
    • 学歴別
      • 中卒
      • 高卒
      • 大卒
      • 専門卒
      • 中退
    • ハローワーク
      • ハローワークの基本情報・利用方法
      • ハローワークの失業保険(雇用保険)
    • 選考対策
      • 書類対策
      • 面接対策
      • 自己分析
      • 就職・転職のノウハウ
    • 仕事選び
      • 向いてる仕事
      • 16Personality
      • 業界図鑑
      • 職種図鑑
    • お悩み
      • 仕事の悩み
      • 退職の悩み
      • 就職・転職の悩み
      • 年代別の悩み
    • お役立ち情報
      • ビジネス用語
      • 仕事ノウハウ
      • ビジネスマナー
      • その他のお役立ち情報
    • インタビュー
      • 団体紹介
      • 採用担当者インタビュー
      • みんなの就職エピソード

    Collection

    特集

    • みんなの就職エピソード
    • よくある相談集
    • 失敗しない就活ノウハウ
    • 就職・転職のQ&A
    • ハタラクティブとは
    • ご利用の流れ
    • ご紹介する求人の特徴
    • サービス対象エリア一覧
    • よくあるご質問
    • お電話について
    よく見られている記事
    • 大学中退で目指せる就職先
    • ハローワークを初めて利用するときの流れは?
    • 大学中退者向けの就職支援サービス
    • ニートが就職しやすい仕事6選!
    • 仕事が続かない人の特徴と対処法を解説!
    • 面接 記事一覧
    • 履歴書 記事一覧
    • 職務経歴書 記事一覧
    • 退職 記事一覧
    • 職種図鑑
    • 業界図鑑
    • 資料ダウンロード
    tel
    ハタラクティブ プラス
    キャリアチケット
    新卒の方はこちら
    facebook
    x
    youtube
    • 運営会社
    • 個人情報保護方針
    • 個人情報の取り扱いについて
    • 採用ご担当者様へ
    • メディア掲載について
    • サイトマップ

    © 2013-2025 Leverages Co., Ltd.

    目次
    登録は簡単30秒!
    ぼくに何でも相談してね!
    就職・転職相談をしてみる

    ハタラクティブについて

    • ハタラクティブとは
    • ご利用の流れ
    • オンライン面談について
    • ご紹介する求人の特徴
    • サービス対象エリア一覧
    • よくある質問

    記事を探す

    • 記事トップ
    • お役立ちコンテンツトップ
    • みんなの就職エピソード
    • お悩み相談室
    • 就職・転職Q&A
    • アドバイザー一覧
    経歴別記事
    • フリーターの就職
    • ニートの就職
    • 既卒者の就職
    • 第二新卒の転職
    • 中卒者の就職
    • 高卒者の就職
    • 大学中退者の就職
    • 大卒者の就職
    • 大学院中退者の就職
    採用ご担当者様はこちら