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東京で就職するメリットは?高卒向けの求人はある?成功させるコツも解説
更新日
この記事のまとめ
- 東京で働くメリットとして挙げられるのは、求人数の多さや給与水準の高さなど
- 東京で就職するデメリットには、物価の高さや通勤ラッシュなどがある
- 高卒が東京に就職した際の男女平均初任給額は、17万6,900円と全国平均より高い
- 東京で就職しやすい高卒向けの求人が豊富な職種は、営業職や販売職など
- 高卒の方に限らず、地方ではなく東京で就職したいときは理由を明確にしておこう
日本のビジネスの中心地として認識される東京に憧れを抱き、就職を希望する若者は珍しくありません。高卒で東京に就職すると、仕事の選択肢が広がったり、スキルアップしやすかったりするメリットがあるでしょう。このコラムでは、東京で働くメリット・デメリットを解説します。また、東京で就職しやすい高卒向けの求人が豊富な職種や就職を成功させるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
高卒が東京で就職する4つのメリット
東京には数多くの企業があり、地方に比べて求人数も増えることで就職のチャンスに恵まれるでしょう。以下で、高卒が東京で就職するメリットを4つ解説するので、東京での就職を検討している方は、チェックしてみてください。
高卒が東京で就職するメリット
- 仕事の選択肢が多い
- 地方に比べて給与水準が高い
- スキルアップがしやすい環境がある
- トレンドの最先端を感じられる
1.仕事の選択肢が多い
東京で就職するメリットは、仕事の選択肢が多いことが挙げられるでしょう。日本のビジネスを担う都市だからこそ、大企業や有名企業、外資系企業などが充実しています。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)」によると、令和5年12月の有効求人倍率(受理地別)の全国平均は1.27倍でした。東京の有効求人倍率は1.14倍なので、求人数は多めといえます。
企業が多いぶん求人数も豊富なので、自分に合う職場を見つけられる可能性が高いでしょう。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について
有効求人倍率とは?
有効求人倍率とは、求職者1人に対してどのくらいの仕事(求人)があるかを表した数字です。たとえば、有効求人倍率が2なら求職者1人に対して2件の求人があることになります。有効求人倍率が高いほど求人数が豊富にあるため、好景気の傾向があることが分かるでしょう。「有効求人倍率とは?簡単に解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」のコラムでも有効求人倍率についてや参考にするポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
2.地方に比べて給与水準が高い
地方に比べて給与水準が高いのも、東京に就職するメリットの一つです。東京には大企業や企業の本社なども多くあります。そのため、地方と比べて月給や時給を高めに設定している傾向が強く、地方と東京とでは生涯年収が変わってくるでしょう。
厚生労働省の「令和5年度地域別最低賃金改定状況」で発表された令和5年10月に改定された最低賃金を高い順に抜粋しました。
都道府県 | 最低賃金(円) |
---|---|
東京都 | 1,113 |
神奈川県 | 1,112 |
大阪府 | 1,064 |
埼玉県 | 1,028 |
愛知県 | 1,027 |
引用:厚生労働省「令和5年度地域別最低賃金改定状況」
全国のなかで、最低賃金が1,113円の東京都が一番高いことが分かります。神奈川県1,112円、大阪府は1,064円となっており、都心部や大都市が上位を締めているといえるでしょう。
一方、時給の最も低い金額が岩手県の893円で、東京との差は220円です。たとえば、8時間勤務で1,800円近くの差が生じるので、月20日働けば月給の差は約3万5,000円となるでしょう。
参照元
厚生労働省
地域別最低賃金の全国一覧
3.スキルアップがしやすい環境がある
スキルアップしやすい環境があるのも、東京に就職するメリットといえます。地方勤務に比べてスケールの大きな仕事を担当できたり、一緒に働く同僚や先輩、上司の能力が高かったりする傾向があるからです。
仕事で高いスキルを求められ、見本となる人物が身近にいる環境であれば、スキルアップしやすいでしょう。
4.トレンドの最先端を感じられる
東京へ就職すると、トレンドの最先端を感じられるメリットもあるでしょう。海外で流行しているモノやサービスなどは、まず東京に進出することが多いようです。
メディアで紹介されるような場所へも行きやすく、遊ぶ場所も豊富なのが特徴。仕事帰りや休日の楽しみが広がるでしょう。
高卒の東京就職はきつい?3つのデメリット
「東京で仕事するのはきつい」「上京するのはやめとけ」といわれることもあるでしょう。東京は企業数が多いぶん、いわゆるブラック企業の割合も高まりやすかったり、給与水準が高い代わりに物価も高かったりするなどのデメリットがあるからです。
以下で、東京に就職するデメリットを解説するので、前項で解説したメリットと比較してみてください。
高卒が東京に就職するデメリット
- 地方よりブラック企業の求人が増える可能性がある
- 地方に比べて物価が高い
- 通勤ラッシュが大変と感じる場合がある
1.地方よりブラック企業の求人が増える可能性がある
東京は地方よりも求人数が多いぶん、それだけブラック企業と呼ばれる企業も増えるのがデメリットとして挙げられるでしょう。ブラック企業とは、過度な長時間労働やノルマを課したり、労働環境が劣悪だったりする企業のこと。入社後にブラック企業だと判明するのを避けるために、就職活動や転職活動で志望企業を絞り込む際は注意が必要です。
「ブラック企業は見極められる?特徴や見分け方のポイントを解説」のコラムでは、ブラック企業の特徴や見極め方のポイントを解説しているので、東京へ就職したいと考えている方はチェックしてみてください。
地方にブラック企業はないとは限らない
東京は企業数が多いためブラック企業の割合も高くなりやすいですが、地方にもブラック企業は存在します。地方に就職するときも、ブラック企業を避けることを心掛けましょう。2.地方に比べて物価が高い
地方に比べて物価が高いのも、東京へ就職するデメリットです。東京は給与水準が高いぶん、家賃や商品の値段も高い傾向があるでしょう。
総務省統計局が実施している「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要(p.11)」によると、全国のなかでも家賃の高い都道府県は以下のとおりです。
都道府県 | 1ヶ月あたりの家賃(円) |
---|---|
東京都 | 8万1,001 |
神奈川県 | 6万8,100 |
埼玉県 | 5万9,358 |
千葉県 | 5万7,421 |
大阪府 | 5万5,636 |
平均 | 5万5,695 |
引用:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要 都道府県別の主な指標」
東京都の一ヶ月あたりの家賃は8万1,001円で、全国平均に比べて約2万5,000円ほど高いことが分かります。家賃が3万7,863円と最も安い鹿児島県と比べると、東京都は約4万円もの差があるでしょう。
地方から就職のために上京するときは、地元ではなく東京の物価に合わせて費用を溜めておくことが大切です。「上京に必要な貯金はいくら?費用の目安や貯金なしで就職する方法も紹介」のコラムでは、上京に必要な貯金額や予算を計算する方法を解説しているので、参考にしてみてください。
参照元
総務省統計局
平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果
3.通勤ラッシュが大変と感じる場合がある
地方から東京へ就職すると、通勤ラッシュが大変と感じる場合があるデメリットも挙げられるでしょう。電車は分刻みで発着するものの、利用者の多さから通勤時間には混雑する傾向があります。
仕事に行く前から心身が疲弊し、「会社に行くのが辛い」と感じることもあるでしょう。通勤ラッシュが原因で会社に行くのが辛いと感じる場合は、リモートワークに切り替えたり、出社時間をずらしたりと、勤務時間を工夫するのがおすすめです。
高卒が東京ではなく地元で就職するメリット・デメリット
東京ではなく、地元で就職するメリット・デメリットを確認することで、自分に合った働き方を選択ができるでしょう。以下で、東京ではなく地元で就職するメリット・デメリットを解説するので、チェックしてみてください。
高卒が地元で就職するメリット
地元で就職する大きなメリットは、住み慣れた土地で働けることです。生活が大きく変わらないため、就職という大きな変化にも対応しやすいでしょう。
また、家族や友人と離れずに生活でき、心強く感じられるのも地元に就職するメリットの一つ。就職や仕事について相談できる人が身近にいれば、新しい環境で壁にぶつかっても立ち直りやすいでしょう。
実家なら出費を抑えられる
地元で就職し、実家から通えば家賃や光熱費は必要ありません。家庭によっては、月給から一定額を生活費として家族に渡すこともありますが、一人暮らしより低い金額で済むことが多いようです。
高卒が地元で就職するデメリット
地域にもよりますが、地方は東京に比べて求人数そのものが少ないといったデメリットがあります。仕事の種類も東京に比べると少なく、希望する経験を積めなかったり、職種に就職できなかったりする可能性があるでしょう。
前述したように地方と東京では最低賃金の差があるため、給与額も少ない傾向にあります。また、地方は人間関係が閉鎖的になりやすいため、さまざまな人と関わって価値観を広げたい人は物足りなさを感じる可能性があるでしょう。
東京で就職した場合の給料
給料は、仕事を選ぶうえで重要な要素の一つです。東京で就職した場合、どのくらい給料が得られるのかが分からないと目指すかどうか迷う方もいるでしょう。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況(p.15)」によると、東京の平均賃金は36万8,500円です。全国平均賃金は31万8,300円となっているため、東京の賃金は高いといえるでしょう。
男女別・東京の給料額
男性・女性別で東京の給与額を確認してみましょう。総務省統計局の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、男性・女性別でみる東京の給与額は以下のとおりです。
給与額(円) | |
---|---|
男性 | 44万1,300 |
女性 | 32万2,500 |
平均 | 39万7,000 |
引用:総務省統計局「令和5年賃金構造基本統計調査 都道府県、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
東京の給与額は男性は44万1,300円、女性は32万2,500円で約12万円の差があることが分かるでしょう。「平均収入の実態を年代別・男女別・地域別にご紹介!年収アップの方法も解説」のコラムでは、年代・性別や業種・職種別で平均収入を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
賃金構造基本統計調査
男女別・東京での平均初任給額
東京に就職すると、初任給額も地方とは異なってくるでしょう。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況(p.8)」をもとに、以下で高卒者の平均初任給額を男女別にまとめました。
平均初任給額(円) | |
---|---|
男性 | 17万6,900 |
女性 | 18万200 |
平均 | 17万8,100 |
引用:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況 付表3都道府県、性、学歴別初任給及び都道府県間格差」
高卒者が東京で就職した場合、受け取れる初任給額は男性は17万6,900円、女性は18万200円です。同資料から高卒者の平均初任給額は16万7,400円となっているので、東京で就職すると得られる初任給も高くなるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況
東京で高卒者が就職する割合
東京で高卒者が就職する人は、どのくらいいるか気になる方もいるでしょう。国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」によると、東京で高卒者が就職する割合は4.5%です。全国平均は18.0%よりも下回りますが、高卒で就職する人は一定数いるといえるでしょう。参照元
国立社会保障・人口問題研究所
人口統計資料集
東京で就職しやすい高卒向けの求人が豊富な職種
ここでは、東京で就職しやすい高卒向けの求人が豊富な職種を解説します。スキルや経験が求められにくい未経験歓迎や新卒求人が豊富な職種もあるので、仕事を探すときの参考にしてみてください。
営業職
営業職は、自社の商品やサービスを提案して、販売や契約につなげる仕事です。業務の性質上、スキルや資格を必要としないため、未経験歓迎の求人も豊富なのが特徴の一つ。コミュニケーション力や提案力をアピールすれば、好印象を得られるでしょう。
また、企業によっては成果が収入に反映されるインセンティブ制度を設けている場合もあります。スキルや経験がなくても、頑張り次第で高収入を目指せるでしょう。
ただし、なかには転勤する可能性がある企業もあるため、求人票をしっかり確認するのがおすすめです。転勤を避けたい場合は、営業事務もあります。
営業事務は、スムーズに仕事ができるように営業担当者に変わって事務処理やデータ管理などを行います。「人をサポートする仕事がしたい」「パソコンスキルがある」という方に向いているでしょう。
ビルメンテナンス
ビルメンテナンスの主な業務内容は、オフィスビルや商業施設、病院など規模の大きい建物の維持や管理です。空調機や電気設備、ボイラーなどの点検を行うため、働きながら専門性の高いスキルや知識を得られるでしょう。
就職に必要な資格はありませんが、「危険物取扱者乙種第4類」「二級ボイラー技士」などの資格があると有利になる可能性があります。仕事を覚えれば一人で作業を行えるので、自分のペースで働きたい方に向いているでしょう。
販売職
販売職とはお客さまに対して、直接商品やサービスを提供する仕事です。レジや在庫管理などの業務も行いながら経験を積めば、未経験から店長やマネージャーなどのキャリアアップも目指せるでしょう。
販売職は未経験OKや学歴不問の求人も。食品やアパレル、雑貨など扱う商品の幅が広いため活躍できる場が豊富なのが特徴です。仕事を探すときは、自分の興味があるもののなかから選ぶのも良いでしょう。
機械設計職
機械設計職とは、機械が動くようにその仕組みを設計する仕事のことです。新しい製品を作り出すのが仕事のため、「ものづくりが好き」「探求心がある」という人に向いているでしょう。
機械設計士になれば、クライアントが希望するものを作るために製品の企画やデザインを行えます。「機械設計におすすめの資格とは?求められるスキルや知識もご紹介」のコラムでは、機械設計士を目指すときにおすすめの資格や主な業務手順をまとめているので、興味がある方はチェックしてみてください。
東京で寮や住み込みで働ける求人が豊富な職種
東京は地方より仕事の種類が多いため、寮や住み込みで働ける仕事の求人も豊富な傾向があります。以下で、寮や住み込みで働ける求人が豊富な職種をまとめたので、チェックしてみてください。
倉庫作業スタッフ
倉庫作業スタッフは、ライン作業やピッキング、荷物の積み下ろしなどさまざまな業務を担当します。倉庫作業スタッフのなかでも、定められた期間だけ働く期間工の求人を探すと、住み込みで働ける求人が探しやすい傾向があるでしょう。
基本的に黙々と作業を進める傾向があるため、コミュニケーションが苦手な人におすすめです。人とのかかわりが少ない仕事に興味がある方は、「一人でできる仕事25選!在宅勤務OKなどタイプ別におすすめの職種を紹介」のコラムで一人で仕事をするメリット・デメリットや探す方法をまとめたのでチェックしてみてください。
宿泊施設のスタッフ
宿泊施設のスタッフは、旅館やホテルなどで来客対応や館内の清掃、備品の補充などを行う仕事です。特に観光客を対象としたリゾート地にある宿泊施設は都市部から離れているため、住み込みで働ける求人が探しやすいでしょう。
リゾート地で勤務できる可能性があるため、観光や旅行好きな方にもおすすめです。スキルや経験よりも人柄を重視される傾向があるため、未経験歓迎の求人も豊富なのも特徴の一つ。飲食店でのアルバイト経験があれば、選考で有利になりやすいでしょう。
製造スタッフ
製造スタッフの仕事は、部品の組み立てや加工、目視検査などを行います。特別な資格や経験がなくても、未経験からチャレンジしやすいでしょう。
製造業が扱う製品は幅広く、食品や電気機器、自動車、医薬品などさまざま。「手を動かすことが好き」「責任感がある」という方は向いている傾向があるので、求人を探すときの選択肢に入れてみてください。
高卒で東京への就職を考えたときに注意すること
安易に「東京に行けば就職できる」と考えて計画なしに上京するのは、物価が高いため生活費が厳しくなったり、ライバルが多く就職が難航したりする可能性があるため危険です。
以下で、高卒で東京への就職を考えたときに注意することを解説するので、チェックしてみてください。
就職活動や引越しで掛かる費用を準備しておく
東京で就職するなら、就職活動や引越しで掛かる費用を準備しておく必要があるでしょう。東京に移住するために賃貸物件を探すのはもちろん、引越し業者に依頼する費用も必要です。
就職先を決めてから上京するなら、就活が終わるまで東京に通う費用も掛かります。近年ではリモートでの採用活動も進んでいるため、交通費をかけずに就活したい場合はWeb面接を実施している企業を選ぶのも方法の一つでしょう。
しかし、就活には交通費のほかに、それでもスーツや書類、証明写真などの用意するための費用はマストです。就活にかかる費用については「就活貯金はしておくべき?必要になる費用とあわせて解説!」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
就職が決まっていないなら当面の生活費も必要
就職が決まっていないなら、当面の生活費も必要になってくるため用意してくのがおすすめです。地元にいる間に東京での就職先を決めておいたほうが良いですが、事情によっては上京後に就活することもあるでしょう。その場合は、仕事が決まるまでの生活費を用意する必要があります。「フリーターの家賃相場とは?生活費や節約術も解説」のコラムでは、家賃を含めて月に18万円ほどの生活費が必要と算出しています。上京してから就活を始めるのを検討している方は、参考にしてみてください。
地方や地元のほうが就職しやすい可能性もある
東京よりも、地方や地元のほうが就職しやすい可能性もあるので注意しましょう。東京は人口が多いため、地方に比べて就活のライバルも増えます。そのため、高卒者であってもスキルや経験が求められれば、就活が難航する可能性があるでしょう。
「高卒が東京で就職する4つのメリット」で解説した有効求人倍率は、東京だけが高いわけではありません。地域や仕事によっては東京より就職しやすいことも考えられるでしょう。
高卒が東京で就職を成功させて正社員を目指すコツ
「東京なら就職できるだろう」「とりあえず東京で働いてみたい」など、曖昧な理由で上京しても就職に成功するとは限りません。上京後に「こんなはずではなかった…」とならないよう、就職成功のコツを確認しておきましょう。
以下で、高卒者が東京で就職を成功させて正社員を目指すコツを解説するので、参考にしてみてください。
東京で就職したいなら「理由」を明確にする
東京での就職を検討しているなら、「なぜ東京で働きたいのか」を明らかにしておきましょう。「東京に行けば仕事がありそう」「東京に住んでみたい」といった理由では志望動機にならず、「自社である必要はないのでは」と採用担当者に判断されてしまいます。
「△△の仕事に挑戦したく、△△業界の中心である東京で働けばスキルアップできると考えた」「競合やライバルの多い環境に身をおいて自分を高めたい」など、地方ではなく東京で働く明確な理由を考えましょう。
志望先があるなら「その企業を選んだ理由」もまとめておく
単に「東京」という理由だと、志望動機として弱く採用担当者に納得してもらえません。東京、かつ志望先企業を選んだ理由を明確にしましょう。
企業ならではの志望動機を伝えることで、説得力が上がり選考で有利になる可能性があります。志望動機の考え方は「志望動機はなぜ聞くの?会社側の意図と書き方を知ろう」のコラムで解説しているので、参考にしてください。
できるだけ上京前に就職先を決めておく
できるだけスムーズに上京できるよう、地元にいる間に就職先を決めておくのがおすすめです。慣れない土地で行う就職活動は、時間が掛かることを想定しておきましょう。
半年以上の空白期間ができると、採用担当者に「計画性がない」「就業意欲があるのか」といったマイナスイメージを与えかねないので注意が必要です。
東京に出てきてから就職先を探そうとしても、そもそも応募先が多過ぎて決められなかったり、複雑な交通網に慣れずに面接に遅れてしまったりする可能性が考えられます。
「東京で仕事を探すなら事前準備は必須?やみくも就活が危険な理由」のコラムでも事前準備をせずに東京で就活を行う危険性をまとめているので、チェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。