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ズル休みの末路とは?仕事をサボりたくなる原因と対処法をご紹介!
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この記事のまとめ
- ズル休みをしたくなる原因には、人間関係や業務に関する悩みなどがある
- ズル休みの末路として、周囲からの信頼を失い業務を任せてもらえなくなる可能性がある
- ズル休みをすると貢献度や出勤率の低下により、給与やボーナスが減額される場合がある
- 嘘をついて欠勤すると虚偽申告で懲戒解雇になり、転職後の選考にも影響する恐れがある
- ズル休みを繰り返してしまう原因によっては、転職を検討することも有効
会社をズル休みしてしまい、「出勤しにくいな…」「この先どうなるのだろう?」と不安を抱えている方もいるでしょう。ズル休みを繰り返した末路として、仕事を任せてもらえなくなったり、周囲との人間関係が悪化したりすることが考えられます。
このコラムでは、ズル休みをしたくなる原因や、ズル休みをしたくなったときの対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ズル休みをしたくなる原因とは?
ズル休みをしたくなる原因として、人間関係の悩みや待遇への不満、業務内容が合わない、などが挙げられるでしょう。休んでしまったときは、自分の気持ちときちんと向き合い、原因を知ることが大切です。「ズル休みは悪いことだと分かっているのに、なぜ繰り返してしまうのか…」と罪悪感を抱えて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
職場の人間関係に悩みがある
仕事をズル休みしてしまう原因の一つとして、職場の人間関係の悩みが挙げられます。「前日の仕事でミスをしてしまい、叱られるのが怖くて出社できない」「仕事に対する考え方が合わず苦手な人がいる」といった人間関係の悩みは、労働意欲に影響を及ぼす要因といえるでしょう。
なかには、ハラスメントや嫌がらせなどが原因で、休まずに出社することが難しい場合もあるようです。
業務内容が合わない
業務内容が合わないことも、ズル休みにつながる原因の一つといえるでしょう。自分の希望やスキルに合わない業務内容だと、モチベーションを維持することが難しい場合があります。休まず出勤するには、意欲を継続できる仕事であるかどうかも大切です。
待遇に不満がある
待遇に不満があると、業務に対する意欲の低下からズル休みにつながってしまう恐れがあります。
労働内容に見合わない給料であったり、同業者の給料よりも低かったりすると、「一生懸命働いても意味がない」と感じる場合もあるでしょう。
このように、自分の頑張りが評価されず待遇に反映されない状況だと、モチベーションを維持することが難しくなると考えられます。
疲労が溜まっている
疲労が溜まっている状態も、仕事に対するやる気が失われてしまう原因といえるでしょう。日々の疲れは、心身の健康に影響するものです。疲れにより、「仕事をする気分にならない」「仕事に行かずに休んでいたい」と感じてしまうことも考えられます。
また、睡眠による疲労回復が十分でないと、出勤時間までに起きられずに寝坊してしまう可能性も。そうした場合にも、「遅刻するくらいなら休んでしまおう」と感じてズル休みをしてしまう場合があるようです。
ズル休みをするときに使われがちな理由
ズル休みをするときに使われがちな理由を、以下にまとめました。
- ・自身や家族の体調不良
- ・身内の事故や突然の不幸
- ・ペットの病気
- ・車での事故
- ・交通事情(大雪や大雨など)
- ・実家の手伝い
体調不良や不幸ごと、事故、交通事情など、「休んでも仕方ない」と思われやすい理由が、よく使われる傾向にあるようです。しかし、何度も同様の理由でズル休みを繰り返していると、会社から疑われてしまう可能性が高くなるでしょう。
ズル休みをすると会社に気づかれる?
同じような理由で欠勤を繰り返すと、「ズル休みをしているのでは?」と会社から疑われる場合があります。それにより、体調不良を理由にしている場合は診断書の提出を求められたり、詳細を追及されたりして嘘が発覚するケースもあるようです。また、ズル休みをした日の出来事をSNSに投稿したり、職場の近隣に出かけたりして同僚に気づかれることもあります。
ズル休みがバレると、上司や同僚からの信用を失い会社にいづらくなる可能性が高いでしょう。そのため、ズル休みを繰り返すことはおすすめできません。
会社に連絡する際の注意点
会社に欠勤の連絡をする際は、以下のような点に注意しましょう。
- ・なるべく電話で連絡する
- ・直属の上司へ連絡する
- ・始業時間よりも前に連絡する
欠勤の連絡方法に指定がない場合は、直属の上司への電話連絡が基本です。直接言いにくいと感じるかもしれませんが、仕事の状況を把握している上司へ連絡し、欠勤中の業務の引継ぎをきちんと行うことで周囲に迷惑が掛かりにくくなる場合があります。
また、連絡が遅れると「通勤中になにかあったのではないか」と心配をかけてしまう可能性があるため、欠勤の連絡は必ず始業時間より前に行いましょう。
仕事を休むときの注意点やマナーについて解説している「仕事を休む理由を33個ご紹介!伝え方の注意点やマナーも解説」もぜひご覧ください。
ズル休みをした場合の末路
ここでは、何度もズル休みをした場合に考えられる末路を紹介します。嘘の理由で欠勤を繰り返すことで起こり得るリスクを知り、ズル休みを繰り返さないようにしましょう。
仕事を任せてもらえなくなる
何度もズル休みをすると、業務を任せてもらえなくなる恐れがあります。欠勤を繰り返すと、担当していた仕事を期日までに対応できないこともあるでしょう。それにより、「業務を任せてもまた休んで、期日までに間に合わないのでは?」と思われてしまう場合があります。
上司からの信頼を失い、業務を任せてもらえないと、仕事で必要なスキルを身につけられる機会も少なくなるでしょう。その結果、仕事の成果が出せずに、会社からの評価が下がってしまう恐れがあります。
昇進・昇給に影響が出る可能性がある
ズル休みを繰り返すことで、昇進や昇給から遠ざかる可能性が高いでしょう。ズル休みをしている間も、ほかの社員は業務に取り組んでいます。周囲が日々スキルを磨き、成果を出しているなかでサボっているようでは、会社からの評価は得にくいものです。結果的に昇進・昇給のスピードが遅れ、仕事のモチベーションを保つことが難しくなる可能性があります。
「出世する人の特徴は?仕事への向き合い方や習慣についても解説!」では、出世する人の特徴や仕事の向き合い方について解説しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
周囲との人間関係が悪くなる恐れがある
何度もズル休みをすると周囲との人間関係が悪くなる場合があります。ズル休みをすると、自分がするはずだった業務をほかの社員が代わりに行わなければいけません。そのような状態が続くと、周囲からの不満が積み重なり、自身に対する評価も下がりやすいでしょう。
周囲との人間関係が悪くなると、「職場に居場所がないから行きたくない…」とさらに意欲が低下し、負の連鎖に陥ってしまう恐れがあります。
休みが長引くと出勤しづらくなる
あまり休みが長引くと、周囲の目が気になり出勤しづらくなる場合があります。ズル休みを繰り返す人に対して好印象を抱く人は少ないでしょう。自身が休んでいた期間の周囲の負担を考えると、出勤することに気まずさを感じるかもしれません。
また、欠勤している間に、仕事の手順や方針が変わっていることもあるでしょう。そうすると休み明けに出社した際、仕事についていけなかったり、休んでいた罪悪感から周囲に聞きにくかったりすることが考えられます。
出勤しづらい状況になってしまう可能性があることは、ズル休みを繰り返すことのリスクといえるでしょう。
休むことへのハードルが下がるとサボり癖がついてしまう
一度ズル休みを経験すると、休むことへのハードルは下がりがちです。「今日も仕事に行きたくないな」「今回も体調不良と言って休もう」と、気軽な気持ちで欠勤を繰り返すうちに、サボり癖がついてしまうこともあるでしょう。
サボり癖がつくと、社会人として信用を失うリスクが高く、会社にも迷惑が掛かる場合があります。また、自身の仕事への意欲低下にもつながりやすいため、明確な理由のない欠勤はなるべく避けることがおすすめです。
とはいえ、心身ともに健康な状態を維持するためには適度に休息をとることも大切。「仕事をサボるのは悪いこと?適度に休むための5つのポイントを解説!」のコラムでは、休養をとる際のポイントを紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
給与やボーナスが減る可能性がある
何度もズル休みをすると、月収やボーナスが減る場合があります。一般的に、有給休暇は事前に申請が必要です。当日欠勤をすると基本的にその日の給料は支払われないため、ズル休みを繰り返すとその分月収が減る可能性が高いでしょう。
また、出勤率が低かったり会社への貢献度が低いと判断されたりすると、ボーナスが減額になる場合もあります。このように、収入を減らさないためにも、ズル休みはなるべく避けることがおすすめです。
懲戒処分により職を失ってしまう
嘘をついて欠勤することは虚偽申告であるため、会社にバレると懲戒処分による減給や解雇の恐れも。社員は会社と雇用契約を結んでおり、定められた労働時間は指揮命令に従うことが義務といえます。正当な理由がなくズル休みをすることも非違行為の一つです。
なお、懲戒解雇の場合、退職金の一部、または全額が支払われないこともあります。「バレても大したことないだろう」と気楽な気持ちでズル休みを繰り返すと、思いがけないリスクを負うことになりかねないので注意しましょう。
ズル休みを繰り返した末路にある転職への影響
ズル休みを繰り返すことは、転職市場での自身の価値を下げることにつながります。ズル休みを繰り返していれば、スキルを得る機会に恵まれにくくなるでしょう。十分なスキルを習得しないまま時間だけが過ぎ、いざ転職しようとしたときに、転職先が見つかりにくい可能性があります。スキルや経験がない場合の就職は、年齢を重ねるほど難しくなる傾向があるようです。
また、前述したとおり、ズル休みが会社にバレると懲戒処分を受ける可能性があります。その場合も、選考において不利になる恐れがあるでしょう。「懲戒解雇が再就職に与える影響とは?隠すリスクや転職成功の方法を解説!」のコラムで懲戒処分が転職に与える影響について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ズル休みをしたくなったときの対処法
ズル休みを繰り返すと、会社での自身の評価が下がったり、出勤しづらくなったりする可能性があります。そういったリスクを避けるためにも、ズル休みはできるだけしないことが望ましいでしょう。以下で、ズル休みをしたくなったときの対処法について解説します。
何度もズル休みしたくなる原因を探る
最初に、何度もズル休みをしてしまう原因を探りましょう。何が原因で労働意欲が低下しているのかが分かると、具体的な改善方法が見つかることがあります。「ズル休みをしたくなる原因とは」で紹介した内容も参考にしながら、自己分析してみましょう。
「サボり癖の直し方は?原因や改善策を紹介」のコラムも、ぜひご覧ください。
仕事で短期・長期目標を立てる
仕事で達成したい目標を設定することで、モチベーションを維持できる場合があります。目標を設定する際は、短期的な目標と長期的な目標を設定してみましょう。
たとえば、「自分の担当するプロジェクトを今月中に完了させる」「〇〇の資格試験に合格する」などが短期の目標です。それに加えて、「将来は管理職に就きたい」「〇〇の役職を目指したい」などの長期的な目標を設定することで、より自身がその会社で働いている意味ややりがいを見出しやすくなるでしょう。
仕事における目標設定の仕方について解説した「目標で仕事の成果が変わる!成功に繋がる設定の仕方とは」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
上司や同僚に相談してみる
ズル休みの原因となっている悩みを上司や同僚などの第三者に相談してみることもおすすめの方法です。仕事内容に悩みがある場合、上司や同僚に相談すると理解を得られることがあるでしょう。それにより部署異動や業務内容の調整などにつながり、悩みが解消する可能性もあります。
ただし、「職場の人に相談しにくい…」という場合は、職場と関係のない家族や友人などに相談することもおすすめです。第三者に話すことで自分の気持ちや行動を客観視でき、解決策が見つかる場合もあります。
専門機関に相談する手もある
どうしても職場の方や家族、友人などに相談できない場合は、専門機関に相談することも方法の一つでしょう。たとえば、厚生労働省の「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳」では、メンタルヘルスに関する悩み相談や、ストレスチェック制度に対応しています。仕事の悩みを相談する相手がいない方は、こういった窓口を利用してみることもおすすめです。
そのほかの相談窓口は、「仕事の悩みを抱えたら誰に相談すれば良い?解決方法も紹介!」のコラムで紹介しているので、ぜひ、チェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等
休息の時間をとる
休息の時間をとり、心身の疲労を回復することもズル休みを防ぐ方法といえます。日々の疲れが溜まって当日欠勤につながってしまう前に、有給休暇を取得して気分転換することも効果的。ただし、「繁忙期を避けて申請する」「いつ休むかは事前に伝える」といった周囲の人への配慮を忘れないことが大切です。
転職の必要性を検討する
どうしてもズル休みの原因が解消されない場合、転職の必要性を検討しましょう。職場を変えることでストレスが解消され、ズル休みをする必要がなくなる可能性があります。特に、業務内容や労働環境が合わない場合は、転職により悩みを解消できる可能性が高いでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。