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就職ノウハウ

就職活動の選考とは?いつから始まる?内定獲得までの流れや注意点を解説

就活

2024.11.12

この記事のまとめ

  • 就職活動における選考とは、企業と応募者の相性を確認する機会のこと
  • 新卒の場合、大学3年の3月から就職活動の選考がスタートするのが一般的
  • 就職活動の選考はエントリーし、書類選考を通過して面接を受けるのが基本的な流れ
  • 就職活動で選考を受けるときは、自己分析と企業研究を徹底して行うことが大切

就職活動を始めるにあたって、「選考の意味っ何?」「いつから始めれば良い?」と疑問を持っている方もいるでしょう。就職活動において、選考とは企業と応募者の相性を確認する機会のこと。新卒で就活する場合は、大学3年の3月にスタートするのが一般的です。

このコラムでは、就活における選考の意味や開始する時期を解説。また、内定獲得までの流れや選考を受ける際の注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 就職活動における「選考」とはどういう意味?
  • 就職活動はいつから開始する?
  • 就活生が選考を受けるまでの準備
  • 就職活動における選考の流れ
  • 就職活動で選考フローが分からないまま参加するリスク
  • 就職活動の選考における面接の種類
  • 就職活動で選考を受けるときの4つの注意点

就職活動における「選考」とはどういう意味?

就職活動における選考とは、企業と応募者がお互いのことを知って相性を確認するための大切なプロセスです。採用活動にはコストや時間がかかるため、企業側は選考を行ってミスマッチから早期退職されるのを避けたいと考えているでしょう。

就活では、まず選考を受けます。選考に通過できれば面接まで進み、合格すれば入社が決まるのが一般的な流れになるでしょう。

「選考を受ける」とは

就職活動で「選考を受ける」とは、入社したい企業の求人に応募することです。選考には、エントリーシートや履歴書など必要な書類を応募先企業に提出する、面接をする、筆記試験を受けるなど、業界や職種、企業によってさまざまな方法が挙げられるでしょう。

選考方法のほかにも必要書類や応募条件もそれぞれ異なるので、選考を受ける前にしっかりと求人の内容を確認することが大切です。求人内容に記載された書類や条件を満たしていないと、選考を受けられない場合もあるので注意しましょう。

「選考に進む」とは

就職活動で「選考に進む」とは、「採用されるための次の段階に進む」という意味です。志望企業の選考を受ければ、すべての人が次の選考に進めるとは限りません。採用担当者は企業で長く勤務してくれる人物や、活躍してくれそうな人物を求める傾向があります。企業との相性の良さや明確なキャリアビジョンがあることをアピールすることで選考が通過しやすくなるでしょう。

選考と面接の違い

選考と面接では、目的が異なるでしょう。選考は応募者や就活生のなかから企業に適した人を選び出すのが目的です。面接では選考で選んだ人物と直接の対話を通じて、コミュニケーション能力や人物像、価値観などを見極めるためのプロセスといえるでしょう。

面接も選考における大切な工程の一つです。しっかり面接対策を行えば、内定獲得につながりやすくなるでしょう。「面接の基本マナーを押さえて好印象を与えよう!対策方法も解説」のコラムでは、面接の基本的なマナーや対策方法を解説しているので、参考にしてみてください。

選考はいくつか段階を踏んで行われる

企業は数多い応募者のなかから自社とマッチする人材を見極めるために、いくつかの段階を踏んで選考を行う傾向があります。就活における選考は履歴書やエントリーシートの応募書類を提出し、筆記試験やGD・GWを受けたのち、グループ面接(集団面接)や個人面接(3段階が一般的)を経て行われるのが一般的です。

ただし、企業によって選考方法は異なるので、必ずこの順番で選考が行われるとは限りません。企業の方針によって選考の一部が省略されている場合もあれば、これよりも選考の工程が多い場合もあることを念頭に置いておきましょう。

就職活動はいつから開始する?

これまで日本では新卒を一括で採用するために、一般社団法人日本経済団体連合会によって「就活ルール」で企業が採用活動を始める時期が定められていました。しかし、2018年10月に「就活ルール」の廃止が決定し、2021年以降の就活の選考解禁時期は政府主導で新たに進められています。

以下で、就職活動の進め方を解説しているので、チェックしてみてください。

新卒の場合は大学3年の3月がスタート

新卒の場合、大学3年の3月に就職活動をスタートするのが一般的です。そのため、このスケジュールに沿うのであれば、大学2年までに就活に必要な準備を終わらせておく必要があるでしょう。以下で詳しく解説します。

準備は大学3年の2月までに終わらせるのが理想

就職活動に向けた準備は、大学3年の2月までに終わらせるのが望ましいでしょう。就活の事前準備には、自己分析や企業研究、面接対策が挙げられます。自己分析や企業研究で自分の適性と企業ニーズとのマッチ度を見極め、面接では入社後にやりたいことを明確に伝えることを心掛けましょう。

また、面接における入退室時のマナーや身だしなみ、言葉遣いなどの練習を繰り返し行えば、企業側に好印象を与えられる可能性があります。就活を成功させるには、効率良く準備を進めることが大切です。

大学3年の5月までに応募する企業を選んでおこう

3月から企業説明会や選考が本格的になるため、ある程度自分が希望する業界や職種を絞っておきましょう。就職活動を開始する時期が遅れると、準備する時間が足りず選考が不利になる可能性もあるので、しっかりと開始時期を確認することが大切です。

企業や業界によって早期選考を行っている

企業や業界によって、早期選考を行っている場合があるので注意しましょう。たとえば、ベンチャー企業や外資系企業などは3月前に選考が始まり、6月にはもう内々定が出ていることがあります。

企業側が早期選考を行うのは、優秀な人材を確保したい、選考スケジュールに余裕を持たせたいなどが目的と考えられるでしょう。希望する業界や職種が決まっている場合、就職活動が不利にならないよう選考時期を調べておくのがおすすめです。「既卒就活の成功ポイント!プロによる面接対策のコツや実際の体験談をご紹介」のコラムもぜひ参考にしてみてください。

25卒の就活の流れ

内閣官房の「就職・採用活動に関する要請」によると、25卒の就活生は、従来どおりの就活ルールが適応されるため3月から就職活動がスタートします。採用選考活動が開始されるのは6月から始まり、正式な内定が出るのは10月以降になるでしょう。

ただし、26卒からは就活の開始時期が変更される可能性があるので、しっかり日程を確認することが大切です。
参照元
内閣官房
トップページ

既卒・フリーターの場合はいつでも始められる

既卒やフリーターの場合、いつでも就活を始められます。就活時期にかかわらず就職できる既卒やフリーターの方は、人手不足な傾向がある業界や急な欠員が出た企業から求められる場合があるでしょう。

ただし、企業によっては、既卒やフリーターに対して「就業意欲が低いのでは」といったネガティブな印象をもつ可能性もあります。また、採用選考では年齢が上がるにつれてスキルや経験が重視される傾向があるため、挑戦しやすい求人数が減ったり、経験豊富な人材がライバルになったりする場合も。そうなると、就職のハードルが高くなることもあるでしょう。正社員を目指したい場合は、早めに行動して十分な対策をしたうえで臨むのがおすすめです。

就活生が選考を受けるまでの準備

選考を受けるまでにインターンに参加したり、企業説明会に行ったりして応募先企業を選ぶ準備をしましょう。ほかにも、OB・OG訪問を行うことで、自分が就職したい企業が見つかる可能性があります。以下でそれぞれ解説するので、応募先企業を選ぶ準備をするときの参考にしてみてください。

インターンに参加する

就職活動を始める前に、入社したい企業を絞るために積極的にインターンに参加してみましょう。インターンとは「インターンシップ」の略語で企業や働くことへの理解を深めることが目的とし、一定期間に企業で就業体験ができる制度のことです。

志望する企業のインターンに参加することで実際の業務内容の理解が深まり、自分の希望する働き方ができるか判断できるでしょう。ミスマッチを防げれば、早期離職になるのも避けられます。「インターンシップとは?参加のメリットや目的を解説!社会人は参加できる?」のコラムでは、インターンシップに参加するメリットや注意点を解説しているので、チェックしてみてください。

企業説明会に行く

どのような企業があるのか知るために、企業説明会に行ってみましょう。企業説明会とは、自社を知ってもらうために企業が開催する説明会のこと。企業説明会では事業内容や沿革、職務内容などの基本的な情報を説明し、質疑応答ができる場合もあります。

企業によって事前に予約が必要だったり、エントリーシートの提出を求められたりすることもあるので、しっかり内容を確認しておきましょう。企業説明会に参加する際は、スーツで参加するのが基本です。聞いた内容をメモできるように、筆記用具を持っていくと役立ちます。

OB・OG訪問を行う

就活生の方は選考を受ける前に、OB・OG訪問を行うのもおすすめです。OB・OG訪問とは、志望企業で働く従業員に企業や就職活動について話を聞く機会を設けてもらうことです。

詳しい業務内容や社風は実際に入社してみないと分からないのも事実。OB・OGからリアルな業界や職種、職場の情報を知れれば、自分が実際に働く姿が想像しやすくなるでしょう。

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就職活動における選考の流れ

就職活動における選考の流れを把握しておけば、しっかりと対策を行えるでしょう。十分な対策を怠ると、採用担当者に「入社意欲が低い」と懸念される可能性があります。以下で、就職活動における選考の流れを解説しているので、チェックしてみてください。

エントリー

就活では、最初に興味を持った企業の選考にエントリーします。エントリーとは、企業に対して入社したい意思を表明することです。エントリーシートは企業独自に形式が定められているのが一般的。形式は企業によって異なりますが、「氏名などの基本情報」「志望動機」「自己PR」「ガクチカ(学生時代に力をいれたこと)」などを記載する項目が設定されている傾向があるでしょう。

質問ごとに回答の字数制限が設けられています。限られた文字数のなかで、自分がどのような適性や経験を活かして企業で活躍したいかを伝えることが大切です。エントリー後は企業説明会や選考スケジュール、面接の予約といった選考に関する情報が送られてくるので、就活が本格的に始まるでしょう。

新卒の場合はプレエントリーも行われる

新卒として就職活動する学生の場合は、プレエントリーも行われることがあるでしょう。プレエントリーとは企業に関する資料を請求することを意味するので、正式に選考を申し込むことではありません。「選考を受けたい」という意思よりも、「応募を検討している」ということを意思表示することが目的といえるでしょう。

プレエントリーとエントリーでは、選考に対する影響力が異なります。しかし、企業によっては、プレエントリーしないと企業説明会に参加したり、選考を受けたりする権利を与えられない場合もあるので注意しましょう。

企業がエントリーシートの提出を求める理由

企業がエントリーシートの提出を求めるのは、主に応募した学生の人柄や適性、入社意欲、ポテンシャルなどを確認するためです。企業側はエントリーシートを通して、ある程度自社とのマッチ度を見極めようとしていると考えられるでしょう。

採用活動にはコストや時間がかかるため、ミスマッチを防ぐことも期待できます。エントリーシートで面接試験に進めるべき人材を選べば、企業側もスムーズに選考を進められるでしょう。

書類選考

就職活動でエントリーしたあとは、書類選考が始まります。選考に必要な書類には、「履歴書」「職務経歴書」などが挙げられるでしょう。ただし、企業によって求められる書類は異なるので、応募する際にしっかり確認したうえで準備を進めることが大切です。

履歴書

履歴書とは、主に応募者の氏名を始め、生年月日、住所、電話番号、学歴・職歴などの基本情報を記載した書類です。基本的に、就職活動では企業で履歴書の提出を求められるでしょう。履歴書は公的書類になるため虚偽の内容を記載すると罪になる恐れがあり、発覚した場合は内定取り消しや解雇になる可能性もゼロではありません。

採用された場合、基本的に企業側が人事情報として保管しておくのが一般的です。不採用であれば返却されますが、履歴書には基本情報のほかに志望動機欄や自己PR欄もあるため使い回すのは避けましょう。

職務経歴書

職務経歴書とは、これまでの経歴や担当した業務内容を企業側にアピールするための書類です。主に、転職活動で求められる傾向があり、新卒や既卒の就活で提出する機会は少ないでしょう。正社員としての社会人経験がある場合は、職務経歴書で入社後に活かせるスキルや経験をアピールすれば、選考で有利になることがあります。

書類選考を通過しやすくするための対策方法

書類選考を通過しやすくするためには、読み手に伝わりやすいように丁寧に作成することが大切です。手書きで書類を作成する場合は、丁寧な字を心掛けましょう。パソコンで作成する場合は、変換ミスに気をつける必要があります。誤字・脱字があると、「注意力が低い」「雑な性格」といったネガティブな印象を与える可能性があるので注意しましょう。

筆記試験・適性検査

就職活動の選考では、筆記試験や適性検査を行う企業もあるでしょう。筆記試験や適性検査では、学生の基礎学力を測る能力検査と仕事への適性を測る性格検査が行われる場合があります。

試験結果は面接の参考資料として扱われたり、職業への適性を客観的に判断したりする際に用いられるのが一般的でしょう。試験の内容は企業によって異なるため、志望企業がどのような問題を出す傾向があるのか事前に確認し、対策を行っておくのがおすすめです。

筆記試験の種類

筆記試験には、以下のような種類があります。

  • ・SPI
  • ・玉手箱
  • ・GAB
  • ・CAB
  • ・TG-WEB

SPIはリクルートキャリア社が提供している一般的な筆記試験です。玉手箱やGABは日本エス・エイチ・エル社が提供している代表的な筆記テスト。CABも玉手箱やGABと同じ会社が提供していますが、IT関係の職種への適性を判定する際に用いられる傾向があります。TG-WEBはテストセンターとWebテストの2種類の出題方法があるヒューマネージ社が提供している筆記テストです。

出題されるのは言語や計算、パーソナリティなど内容は種類によってさまざま。受検形式もWeb上でテストを受けるものやテストセンターで受験するものなどテストによって異なるので、しっかり調べたうえで対策を行いましょう。

「就職試験にはどんな問題が出る?SPI対策や面接準備のやり方をご紹介!」のコラムでは、就職試験で実施されている代表的な適性検査や受ける際のポイントを解説しているので、参考にしてみてください。

GD・GW

就職活動で書類選考を通過し、面接を受ける前に「GD(グループディスカッション)」や「GW(グループワーク)」を行う企業もあります。GDやGWとは、応募者や就活生同士が4~10人程度のグループになり、企業から与えられたテーマに沿って話し合い、1つの結論を導き出すものです。

企業側が応募者の協調性の有無やコミュニケーション能力などを判断する目的のために行われる傾向があるでしょう。複数人とやり取りを行い、司会や書記、監視者などのなかからどの役割を担うかをみることで、配属する部署を検討するときの判断材料にも用いられることがあります。

ただし、悪目立ちをすると、「協調性がない」「自己中心的なのでは」とかえってマイナスなイメージを持たれる可能性も。採用担当者の目に留まりたいからといって、「目立ちたい」「アピールしたい」という気持ちが前に出過ぎないように注意しましょう。

面接

選考の後半には、面接が行われるのが一般的です。面接では履歴書に記載した内容について質問されたり、詳しい説明を求められたりすることがあります。面接官が学生や応募者と直接会話することで、書類上では見極めきれなかった応募者のコミュニケーション能力や人物像などが判断されるでしょう。

面接官に志望動機や自己PRなどをしっかり伝えられれば、就職意欲やプレゼン力も評価されて選考に良い影響を与えられる可能性が高まります。

グループ面接を行う企業もある

企業によっては、グループ面接を行う場合もあります。グループ面接は学生2~6人程度で行われるのが一般的です。応募者一人当たりに答えられる時間が制限されるので、短い時間で採用担当者の印象に残ることを意識しましょう。

グループ面接は個人面接とは異なり、ほかの応募者の発言を聞く姿勢もチェックされることがあります。「今の発言に対してあなたの考え方を教えてください」と聞かれる場合もあるので、面接中は集中力を切らさないように注意しましょう。

合否連絡

就職活動の選考に通過し、面接を受けたら合否結果の連絡を待ちましょう。合否連絡は面接を受けてから2週間程度で来るのが一般的です。通知する期日や方法は、企業によって異なるので確認しておきましょう。

伝えられていた合否結果の通知期日を過ぎたり、特に通知期日がなく面接から2週間経ったりしても合否連絡が来ない場合、応募先企業に連絡を取っても問題ありません。「面接の合否はいつ分かる?結果の連絡が遅い理由や確認する際の注意点を解説」のコラムで、面接の合否連絡が遅い理由や面接の合否連絡が遅くて結果が気になるときの対処法を解説しているので、参考にしてみてください。

「内定」と「内々定」の違い

「内定」と「内々定」では、法的拘束力や手続きが異なるでしょう。書類選考や面接に通過し、企業から合格通知が来たら「内々定」になります。ただし、内々定は口頭や文書での非公式な約束になり、辞退することが可能なので法的な拘束力はありません。

「内定」は内々定が出たあと内定承諾書にサインして提出し、内定式を経て正式な採用を意味します。企業と応募者間で契約が成立しているため法的拘束力があります。とはいえ、実際には内定も辞退することは可能です。ただし、企業に迷惑をかける行為といえるため、内定を辞退する場合はできるだけ早めに連絡を入れてください。その際は謝罪の意も伝え、真摯な対応に努めましょう。詳しくは、後述の「3.内定を辞退するときは早めに連絡する」で解説します。

また、就職活動では「やっぱり辞退した企業のほうが良かった」と後悔しないように、しっかり判断したうえで企業に返事をすることが大切です。

就職活動の「本選考」はどの過程から始まる?

就職活動における本選考は、エントリーから始まるといえるでしょう。プレエントリーは一般的に資料請求の段階なので、本選考には該当しません。それぞれのプロセスで通過できないと内定獲得できないので、適切な準備をしたうえで臨むことが大切です。
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就職活動で選考フローが分からないまま参加するリスク

就職活動で選考フローが分からないと「志望先企業の選考申し込みに間に合わなかった」「対策不足で自分を十分にアピールできなかった」という事態が起こる可能性があります。選考にも影響する可能性があるので、選考の進め方をしっかり確認しておくことが大切です。

以下で、就職活動で選考フローが分からないまま参加するリスクを解説するので、チェックしてみてください。

選考に参加する機会を逃す可能性がある

就活の選考フローが分からないと、選考に参加する機会を逃す可能性があるので注意しましょう。コラム内の「就職活動はいつから開始する?」で解説したように、業界や企業によっては一般的な選考時期よりも早めに始まる場合があるためです。

希望する業界や職種が決まっている場合は、準備を始めると同時に選考フローも確認しておきましょう。

十分に対策ができない

選考の進め方が分からないと、就職活動が不利になりやすいといったリスクがあります。早期選考だと知らずに「3月から始まるだろう」と思っていると、準備できる期間がない状態で臨むことになるため内定が得にくくなるでしょう。

特に、業界における複数の企業で選考を受ける場合、優先順位の高いものから対策できるようにスケジュールを立てることで効率良く進められます。十分な準備期間を設けられれば、万全な状態で選考に参加できるでしょう。

ミスマッチが起こりやすくなる

入社後のミスマッチが起こりやすくなるのも、選考フローが分からないまま参加するリスクの一つです。自己分析や企業研究をする時間が不足していると、「この仕事は自分には合わない」「自分のやりたかった業務内容と違った」といったミスマッチを感じやすくなるでしょう。

ミスマッチは仕事のモチベーションが低下しやすくなるので、早期退職につながる可能性があります。就職活動では後悔する選択をしないために、選考フローを確認し、十分な対策を行うことで自分に適した企業が見つかりやすくなるでしょう。「転職のありがち失敗例を紹介!後悔しない選択と成功のコツとは」のコラムでも失敗しやすい転職の特徴をご紹介しているので、参考にしてみてください。

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就職活動の選考における面接の種類

就職活動の面接は、企業によって「一次面接」「二次面接」「最終面接」といった段階を設けている場合があります。以下で、それぞれの段階を解説するので、チェックしてみてください。

一次面接

就職活動の一次面接は、選考において応募者と企業側が初めて直接対話する機会です。面接官は、企業の採用担当者や実際に働いている社員が対応するのが一般的。主に、一次面接では自己紹介や志望動機、自己PRなど履歴書にある内容を質問され、コミュニケーション能力や対応力などをチェックされるでしょう。

また、受付での対応や入退室のマナー、身だしなみなども判断されている場合があります。面接先の企業についた段階から緊張感を持って臨むことを心掛けましょう。

二次面接

二次面接では部門のマネージャーや役員クラスが面接官として対応する傾向にあるため、より深い内容を聞かれるでしょう。たとえば、入社後にどのように活躍し貢献したいと考えているか、活かしたいスキルや経験は何かなどを志望動機と絡めて深掘りされることがあります。

また、志望動機から取り組んでいる事業・業務内容の理解度や企業研究の深さをチェックされる場合もあるでしょう。どれくらい自社について調べているかを聞くことで、応募者の入社意欲の高さを判断するのが目的といえます。

最終面接

就職活動の最終面接では、応募者の意思や長く働いてくれる人材かどうかを確認するのが主な目的です。応募者側に入社意欲があるかどうかも、企業側がチェックする重要なポイントの一つ。優秀な人だけが採用されるとは限らないので、具体的なキャリアビジョンや志望動機を述べましょう。

最終面接は内定を出す最終確認となるプロセスのため、社長や役員が面接を行う傾向があります。「最終面接を突破するコツは?よく聞かれる質問や受かるための対策を紹介!」のコラムでも最終面接で見られるポイントや行うべき対策を解説しているので、参考にしてみてください。

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就職活動で選考を受けるときの4つの注意点

就職活動を受ける際は、選考フローを確認するほかにも選考をスムーズに進めるために注意すべき点があります。以下で、就職活動で選考を受けるときの注意点を4つ解説するので、チェックしてみてください。

就職活動で選考を受けるときの注意点

  • 自己分析と企業研究を徹底して行う
  • 在学中に就活に必要や費用や備品を用意しておく
  • 内定を辞退するときは早めに連絡する
  • 選考に不安があるときは第三者を頼る

1.自己分析と企業研究を徹底して行う

就職活動で選考を受けるときは、自己分析と企業研究を徹底して行いましょう。自己分析で自分の適性を理解し、企業研究で調べた企業の特徴と照らし合わせることで、自分に適した仕事を見つけやすくなります。

自己分析をするときは、これまでの経験を振り返って感じたことや学んだことを具体的に考えてみましょう。企業研究ではWebサイトや口コミサイトなどで、志望する会社の企業理念や取り組んでいる事業内容、社風など幅広く情報を集めることが有効です。自分に合った会社の選び方は「自分に合った会社の選び方が分からない!企業を選ぶ基準やポイントをご紹介」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。

対策は早いうちから行っておこう

就職活動を始めるときは、早いうちから対策を行っておきましょう。就活が本格化してから対策を行うと、どの企業を選べば良いか分からず選考に間に合わなかったり、準備不足のまま臨むことになったりする可能性があります。

たとえば、去年までは3月から採用活動を始めていた企業だからといって、今後も同じ時期に選考を開始するとは限りません。いつでも就活に臨めるように準備をしておけば、希望する業界や職種への就職が成功しやすくなるでしょう。

2.在学中に就活に必要な費用や備品を用意しておく

選考を受けるにあたって、在学中に就職活動に必要な費用や備品を用意しておくことも重要です。就活には、以下のものを用意しておく必要があるでしょう。

  • ・リクルートスーツ
  • ・小物類(シャツ、ネクタイ、靴、ベルトなど)
  • ・就活用のビジネスバック
  • ・筆記用具
  • ・印鑑

上記のほかにも、腕時計やモバイルバッテリーも用意しておくと良いでしょう。選考期間が近づくと、書類作成や面接練習などに時間がかかる可能性があります。前もって必要なものを用意しておけば、対策に集中して本番に臨めるでしょう。

大学1~2年生のうちにしっかり単位を取るのも大切

選考を受ける際は、大学1~2年生のうちにしっかり単位を取るのも大切です。選考は主に企業の勤務時間に行われます。たとえば、土日休みの企業を受ける場合、選考は平日に行われるので授業を休む必要が出てくるでしょう。

単位も取りながら就職活動すると、対策を行う時間を十分に確保できなかったり、疲労やストレスにつながったりする可能性があります。選考が本格化する大学3年の後期までに、しっかりと単位を確保しておきましょう。

3.内定を辞退するときは早めに連絡する

就職活動では、他社の選考結果を受けて辞退するときは早めに連絡するのがマナーです。辞退の連絡は、内定通知を受けてから2~3日以内に行いましょう。連絡するときはメールだと担当者の確認が遅れる可能性があるので、確実に意思を伝えられるように電話のほうが望ましいといえます。

選考辞退をメールで連絡するときの例文

電話で採用担当者に辞退の連絡をしてもつながらない場合は、メールで伝えても良いでしょう。選考辞退をメールで連絡するときの例文は、以下のとおりです。

件名:内定辞退のご連絡

本文:△△株式会社 採用担当 ▲▲様

お世話になっております、先日採用通知をいただきました▲▲(氏名)です。先ほどお電話させていただきましたが、ご多用のようでしたので、メールにて失礼いたします。

この度は内定のご連絡、誠にありがとうございました。このような嬉しいお知らせをいただきながら、誠に恐縮なのですが、検討の結果、△△のため内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。本来であれば貴社にお伺いし、お詫びを申し上げるべきですが、メールでのご連絡となるところを何卒ご容赦いただきたく存じます。末筆ながら、貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーー

▲▲様(氏名)
住所:△△
電話番号:△△

メールアドレス:△△

ーーーーーーーーーーーーーー

メールで連絡するときは、本文の最後に氏名と連絡先を記載します。また、電話で連絡した旨もあわせて伝えると悪い印象になりにくいでしょう。

4.選考に不安があるときは第三者を頼る

就職活動の選考に不安があるときは、第三者に頼るのも方法の一つです。大学のキャリアセンターや就職・転職エージェントに相談すれば、プロ視点のアドバイスを受けられるので自分では気づかなかった仕事の探し方やアピール方法を見つけられるでしょう。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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