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仕事で怒られるのは自分が悪い?怒られたときの受け止め方を解説
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この記事のまとめ
- 仕事で怒られるのは「全部自分が悪い」と言い切れない
- すべてを受け止めて素直に反省し謝罪するのが、仕事で怒られたときに大切なこと
- 仕事で怒られるのは必ずしもネガティブなことではなく、自分が成長できるチャンス
- 報連相ができているかミスを繰り返していないかを見直し、仕事で怒られることを減らす
- 仕事で怒られないためには完璧主義になり過ぎず「自分が怒られた原因」を分析するのが大切
仕事で怒られると、「ミスした自分が悪い…」「自分は仕事ができないのではないか…」と不安に感じる方もいるでしょう。怒られたときに自分を責め過ぎる必要はありません。なぜ怒られたのかを理解すると、自身の成長につながるきっかけにもなります。
このコラムでは、会社で怒られる人が陥りやすい思考や怒られたときの受け止め方、対処法などを解説。怒られることを前向きに捉え、今後の糧にできるようにしましょう。
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仕事で怒られるのは「全部自分が悪い」と言い切れない
仕事で怒られたとき、「自分に非があったのだろうか?」と悩むことは少なくありません。確かに、自らのミスであれば指摘されるのは当然ですが、必ずしもすべての叱責が正当なものとは限らないものです。自分の成長につなげるためにも、冷静な判断を心掛けましょう。
明確なミスをした場合は自分の責任
明確なミスをしてしまった場合、叱られるのは仕方がないことです。どれほど優秀な人でも、常に完璧に仕事をこなすことは難しいもの。
ただし、仕事での失敗は必ずしも悪いことではなく、むしろ成長のきっかけとなります。人間は失敗する生き物であるため、完全にミスを避けることは不可能といえるでしょう。この前提を理解すれば、叱られたときに必要以上に自分を責めることを防げます。また、自分がどのようなミスをしやすいかを分析すれば、失敗の回数を減らすことにもつながるでしょう。
理不尽に怒られる場合は職場環境を振り返る
理不尽な叱責や悪口ともとれる発言を繰り返し受けている場合は、職場環境そのものに問題がある可能性も。過度な叱責は、組織の生産性を下げたり、チームワークを損なったりする原因となります。生産性の高い職場では、活発なコミュニケーションが行われ、他者の努力を評価する仕組みも整っているでしょう。上司や職場の叱責が明らかに行き過ぎている場合は、環境に問題があると見なし、転職を検討するのも一つの選択肢といえます。
仕事で怒られたときの受け止め方や立ち直り方
怒られることは、誰にとっても気持ちの良いものではないため、ネガティブに捉える人もいるでしょう。仕事で怒られると、やる気をなくす人もいれば、さらに落ち込む人もいます。しかし、「怒る」という行為は非常に体力を使い、相手に嫌な感情を持たれてしまうリスクがあるため、怒る側もストレスが掛かるものです。
そこまでして自分を怒ってくれる人は、自分のことを嫌っている敵ではなく、「成長を応援してくれる味方」だと考えることが大切だといえます。
仕事で怒られたことを成長につなげる
会社で怒られてしまったら、「自分はなぜ怒られたのか」を理解し、次につなげることで成長できる可能性があるでしょう。たとえば、書類作成のミスについて怒られた場合、「次はしっかりと見直しをしてミスがないようにしよう」と意識するようになり、より丁寧な仕事ができるようになります。
会社で怒られると落ち込んでしまい、仕事に対するモチベーションをなくしてしまう方も少なくありません。しかし、「自分は怒られてばかりでだめだ…」とネガティブなものとして終わらせず、自分を成長させる糧として捉えてみましょう。
仕事で怒られるのは「期待の裏返し」と受け止める
会社で怒られるのは、そのぶん「これからも頑張ってほしい」という期待が込められていることも考えられます。もし、本当に「仕事ができない」と思われているのであれば、注意や助言をする必要はないでしょう。怒られることを好きになるのは難しいですが、「責められている」と思うのではなく、「期待してもらっているから」と前向きに捉えることで、仕事にも取り組みやすくなるはずです。
怒られたときに前向きに捉える方法について、「上司に怒られた!ポジティブに受け止めて切り替える方法」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
自分の限界のサインは理解しておこう
怒られることを前向きに捉えても、叱責を受ける状況が続くと、心身ともに疲弊してしまうこともあるでしょう。「自信を持てず仕事が進まない」「周囲の人を信じられない」「言われたことをすぐに忘れる」という場合は、自分の限界を迎えたサインである可能性も。自分の限界のサインを理解して、適度に休むことも検討してみてください。仕事で怒られて「自分が悪い」と考える人の注意すべき3つの思考
会社で怒られたときに「自分は仕事ができない」「怒られてはいけない」などと感じる傾向にあります。ここでは、会社で怒られる人が陥る恐れがある3つの思考についてまとめました。
仕事で怒られて「自分が悪い」と考える人の注意すべき思考
- 「自分は仕事ができない」と思い込む
- 「これ以上怒られてはいけない」と怯える
- 「職場へ行くのが怖い」と感じる
1.「自分は仕事ができない」と思い込む
ミスが続き怒られることが続くと、「自分は仕事ができない…」と自信を失ってしまうことがあるでしょう。また、仕事ができる周囲の人たちと自分を比べて劣等感を抱くこともあります。打たれ弱い人のなかには、「怒られた」という表面的なことにしか目が向けられず、「自分は攻撃された」とマイナスな感情が残り続けてしまう人もいるようです。怒られたときはその事実を受け止め、落ち込み過ぎず、気持ちを切り替えて仕事と向き合うようにしましょう。
2.「これ以上怒られてはいけない」と怯える
怒られることが続くと、ネガティブに物事を捉えるようになってしまい、「怒られてはいけない」と感じるようになることも。誰であっても怒られることはあります。しかし、怒られることへの恐怖が募るあまり「二度と怒られてはいけない」と必要以上に怯えてしまう人もいるようです。
怒られるのが怖いからといって消極的な姿勢で仕事に取り組んでいると、やる気も消失してしまい、良い結果にはつながらない可能性があります。そのため、「怒られたことを理解し、改善していこう」とポジティブに捉えてみましょう。
3.「職場へ行くのが怖い」と感じる
怒られたあと相手と気まずい状況になったり、顔色を伺い常に緊張状態が続いたりして、必要以上に疲弊してしまうこともあるでしょう。相手の顔色を伺い過ぎると、「また怒られるかもしれない」と恐怖心が大きくなり、「職場へ行くのが怖くなる」と悪循環に陥ってしまう可能性があります。自分の心と体を守るためにも、周囲の顔色を気にし過ぎず、仕事と向き合いましょう。
「会社に行くのが怖い…原因や気持ちを軽くする考え方は?対処法を解説」のコラムでは、職場に行くのが怖いと感じるときの対処法を解説しているので、あわせてご一読ください。
仕事で怒られたときに気をつける3つのこと
会社で怒られたときには、「謝罪をする」「反論をせず受け止める」など、誠意のある姿勢を示すことが重要です。ここでは、会社で怒られたときに気をつけることについて解説します。
仕事で怒られたときに気をつけること
- 謝罪をする
- 反論をせず受け止める
- 分からないことは質問する
1.謝罪をする
怒られたときに大切なことは、はっきりと謝ることです。心のなかで反省していても、相手に伝わらなければ意味がありません。また、自分の口に出すことで謝罪の気持ちを自分自身で確認することもできます。
小さな声で謝るのではなく、相手に聞こえるようにはっきりと謝罪の気持ちを言葉にしましょう。
2.反論をせず受け止める
ミスをした原因や状況について、自分のなかで言い訳したい気持ちがあったとしても、怒られているときに反論するのは逆効果です。
まずは相手の意見をいったんすべて受け入れることが重要になります。話を遮って反論や言い訳をすると、「話を聞かず、反省していない」と思われ、さらに怒られる可能性も少なくありません。原因についての説明をするのは、相手から「なぜそうなったのか」と問われてからにしましょう。
また、怒られたときに反抗的な態度を取らないようにしましょう。不機嫌な感情を表情に出したり、目線を逸らしたりすると、相手に嫌悪感を抱かせる可能性があります。素直に反省していることが伝えられるよう、謙虚な姿勢をとりましょう。
「仕事で怒られやすい人の特徴を解説!怒られてばかりのときの対処法もご紹介」のコラムでは、怒られない人の特徴も詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
3.分からないことは質問する
怒られたことに対して疑問に思うことがあれば、あとで質問し、分からないまま放置しないようにしましょう。これを心掛けると、「怒られる」という状況が「学ぶ機会」へと変わるため、怒られることへの恐怖心も薄れるといえます。
このときに大切なのは、一度自分で考えてみること。きちんと考えてそれでも分からないことは、「△△について私はこのように考えたのですが、答えが出ないため、ご教示いただけないでしょうか」などと質問し、学ぶ姿勢を見せるようにしましょう。
質問をするときのポイントについて、「仕事がわからないときの原因や対処法を紹介!評価を下げずに質問するコツも」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
仕事で怒られないためにできる3つのこと
会社で怒られないようにするには、「期限やルールを守る」「報連相をしっかり行う」などのポイントをおさえてみましょう。自分の行動を振り返り、怒られにくい人になれるよう、以下を参考に取り組んでみてください。
仕事で怒られないためにできること
- 期限やルールを守る
- ミスを人のせいにしない
- 報告・連絡・相談をする
1.期限やルールを守る
期限やルールを守らないと、周囲からの信用を失う可能性があります。期限に遅れたからと急いで作成した提出物は、精度が落ちてしまいミスが目立つことも。
提出物や納品などの期限は事前によく確認し、十分なスケジュールを立ててから取り掛かりましょう。また、新規の業務や難易度の高い業務を任されどうしても期限に間に合わない可能性がある場合は、早めに上司に相談することも大切です。
2.ミスを人のせいにしない
怒られるのを避けようとするあまり、ミスを周囲のせいにするような行動は避けましょう。自分のミスをなかなか認められないときは、まずは自分の行動を振り返り、どうすれば良かったのかを考えてみましょう。ミスをした事実を真摯に受け止め、「自分に悪いところはなかったか」を振り返ることで改善策が見つかり、自分自身の成長につながります。
3.報告・連絡・相談をする
社内のコミュニケーション不足によって、「上司が何も知らなかった」ことで怒られてしまうこともあります。そのため、作業の進捗状況や仕事を進めるにあたっての悩みなど、些細なことも報告・連絡・相談しましょう。特にミスの報告は、早めに伝えることで被害が大きくならずに済みます。こまめに連絡をすることでトラブルを避け、スムーズに仕事を進められるようになるでしょう。
仕事で怒られる傾向にある人は「怒られ力」を身につける
会社で怒られる傾向にある人は、「完璧主義にならない」「成長するために分析する」など、上手く怒られる力を身につけることがポイントです。以下で、詳しく解説します。
完璧主義にならない
ミスをしないために完璧にしようとすると、怒られたときに立ち直れなくなる可能性があります。一生懸命取り組んでいても、失敗してしまうことはあるもの。
「怒られたから自分は仕事ができない」とネガティブ捉えるのではなく、「一生懸命やったのだから仕方ない」と切り替えて、同じ失敗を繰り返さないように改善策を見つけましょう。
成長をするために分析をする
怒られたことを受け止め、「自分が怒られた原因」をしっかりと分析しましょう。どうすれば良かったのか振り返り、改善策が見つかったら実践を繰り返していきます。また、自分だけでは改善策を見つけられなかったり、客観的な意見を取り入れたかったりする場合は、周囲の人にアドバイスを求めることもおすすめです。
怒られないために対策をしても怒られることが続き、「仕事をするのが辛い」と感じる方は、転職を検討するのも一つの手です。
一人で転職活動を進めるのが不安な方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、求職者一人ひとりの適性に合った求人をご紹介します。強みを引き出す自己分析も一緒に行うため、「思っていた仕事と違った…」と感じるリスクを減らせるのがメリットです。
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「仕事で怒られる」や「自分が悪い」についての悩みに関するQ&A
「仕事で怒られるのは自分が悪いのか」「どう対処すれば良いのか」と悩む方に向けて、よくある疑問や悩みに対する解決策をQ&A形式で紹介します。
自分が悪いのかもしれませんが、仕事で怒られるのが怖いので会社を辞めたいです。
仕事で怒られ過ぎて辞めたいと感じた場合、まずは上司や人事、労基署などへの相談を検討しましょう。
上司に相談するのが気まずい人は人事へ、理不尽な怒られ方が社内で繰り返し発生している場合は労基署へ相談しましょう。それぞれの状況に合わせて相談先を検討するのがポイントです。
また、相談後も環境の改善がみられない場合は、自分にあった職場に転職するのも方法の一つでしょう。「転職のありがちな失敗例を紹介!後悔しない選択と成功のコツとは」では、転職で失敗しないためのポイントを紹介しているため、あわせて参考にしてみてください。
仕事で毎日怒られるのは向いていないからでしょうか?
仕事で毎日怒られるのは、さまざまな原因が考えられます。
原因が自分の場合は、上司や同僚などにアドバイスをもらいながら改善を試みることが大切です。原因が相手や環境の場合は、上司や人事、労基などへの相談を考えましょう。さまざまな対処を試したうえで改善が見られない場合は、自分にあった仕事や環境の職場に転職を検討するのも一つの手です。
「仕事で失敗ばかり…もしかして向いてない?特徴や原因から改善策を考えよう」では、仕事で失敗する原因や対策を紹介しているため、今の職場でもう少し頑張りたい、新しい職場では怒られないようにしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事ができる人ほど怒られるものですか?
仕事ができなかったりミスをしたりする場合はもちろんですが、将来性があるために怒られやすい人もいるでしょう。
上司がわざわざ厳しい言葉をかけるのは、「あなたならもっと成長できる」という思いがあるからかもしれません。怒られた場面を振り返り、「次にどう改善するか」と前向きに捉えられれば、成長への大きなステップにつながります。仕事の叱責を冷静に受け止め、自己成長に変えていくための視点を一緒に考えていきましょう。
「仕事ができるようになるには?うまくいく人の特徴や意識するポイントを解説」では、仕事ができる人の特徴を紹介しているため、ミスを減らすための参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。