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会社に行くのが怖い…原因や気持ちを軽くする考え方は?対処法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 会社に行くのが怖いのは、それだけ仕事に対して真剣に取り組んでいるからともいえる
- 会社に行くのが怖い気持ちは甘えではないため、受け入れることが大事
- 会社に行くのが怖い原因には業務過多や人間関係のもつれ、生活習慣の乱れなどがある
- 現在の職場で会社に行くのが怖い悩みが解消されないなら、部署異動や転職を検討しよう
会社に行くのが怖い気持ちを抱えて、憂うつな毎日を過ごしている方もいるでしょう。会社に行くのが怖いまま仕事を続けていると、ミスが増えたり心身が疲弊したりする恐れがあります。会社に行くのが怖くなる気持ちを突き止めれば、どのような改善が必要なのかが見えてくるかもしれません。
このコラムでは、会社に行くのが怖い原因や対処法を解説します。悩みが深刻化する前に、ぜひご一読ください。
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会社に行くのが怖い…これは甘え?
「会社に行くのが怖い」と思うことは、決して甘えではありません。特に、責任感が強く真面目な性格だと、辛いことを我慢したり、自分を責めてしまったりすることもあるでしょう。会社に行くのが怖いと思うのは、それだけ真剣に仕事に取り組んでいるからともいえます。
万が一仕事の辛さや苦しみに耐えながら働いているのであれば、過度なストレスによって心身のバランスを崩してしまう恐れも。会社から高評価を得られても、身体を壊してしまっては意味がありません。会社に行くのが怖いなら、その原因を客観的な視点から考えてみましょう。
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会社に行くのが怖いときにすべきこと
会社に行くのが怖いと感じたときは、自分を否定せずに受け入れることが大切です。また、勤務先や別の機関に相談先があることを意識したり、会社に行くのが怖いと思う原因を探ったりすることで気持ちが落ち着く可能性があります。
会社に行くのが怖いという気持ちを受け入れる
社会人として働いている場合、会社に行くのが怖いと感じるときもあるでしょう。先述したように、会社に行くのが怖いという感情は甘えではないため、受け入れることが大切です。
実際に、厚生労働省が行った調査「労働安全衛生調査(実態調査)(1 仕事や職業生活における不安やストレスに関する事項)」によると、「強い不安、悩み、ストレスを感じる事柄がある」と答えた人の割合は82.2%でした。この結果からも、ストレスを理由に「会社に行きたくない」「会社に行くのが怖い」と感じている割合は高いといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和4年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概要
相談先があることを意識する
会社に行くのが怖いと感じたときは、相談先があることを意識しましょう。心身の健康を損ねても会社は人生の責任をとってはくれません。責任感や忍耐力がある人ほど、思い悩んでしまうこともあるでしょう。
カウンセリング相談や転職エージェントの無料相談のように、相談先はいくつもあります。現在の職場を離れたり、誰かに頼ったりする手段もあると理解しておきましょう。
会社に行くのが怖いと思う原因を明確にする
会社に行くのが怖いと思う原因を把握して、適切な対策を講じてください。原因を理解しないままでいると、転職をしたとしてもまた同じ悩みを繰り返す可能性があります。会社に行くのが怖い原因が業務量の多さであれば、上司や周囲に仕事量の調整を依頼すれば悩みが解消されるでしょう。
自分で解決できるかできないかで、とるべき行動も変わるはずです。原因が言語化されると、気持ちが晴れる場合もあります。
会社に行くのが怖い7つの原因
会社に行くのが怖いと思う原因として、業務量や残業の多さや適性のなさ、生活習慣の乱れなどが考えられます。原因を突き詰めて、自分で解決できる問題なのかどうかを見極めましょう。
1.業務量や残業が多く余裕がない
キャパシティ以上の業務や残業が慢性化すると余裕がなくなり、会社に行くのが怖いと感じる可能性が出てきます。業務量が多いと、終わりが見えないことに不安を感じてしまうでしょう。
業務時間内で仕事が終わらず長時間の残業や休日に仕事を持ち込んでしまうと、心身を回復する時間が満足に取れません。休日も仕事のことが頭から離れずにいると休んだ気にならず、精神的にも追い込まれてしまうでしょう。
2.苦手・不得意と感じる仕事をしている
自分が苦手だったり不得意だと感じていたりする仕事に就いている場合、うまく成果が出せず劣等感が募って、会社に行くのが怖いと考えてしまうこともあるでしょう。
自分にとっての快適な環境ややりがいなどの基準は人それぞれです。今の仕事は自分に合わないかもしれないと考えているなら、「なぜ合わないのか」「自分の能力を活かして働くことはできないか」など、今一度考えてみてください。
3.ミスを繰り返している
新卒や転職したばかりなどで仕事に慣れておらずミスを繰り返すと、自己嫌悪に陥り会社に行くのが怖いと感じる場合があります。ミスを繰り返すと「仕事が向いていないのではないか」と自分を否定してしまい、自信を失ってしまうことも。上司から必要以上にミスを責められたり同僚に非難されたりすると、失敗できないことにプレッシャーを感じて些細なミスを繰り返してしまうでしょう。
4.人間関係が悪い
上司や先輩、同僚など社内での人間関係が悪い状態だと、「自分は嫌われているかもしれない」「何か陰口を言われているのではないか」と疑心暗鬼になり、結果仕事に行くのが怖くなってしまう可能性があるでしょう。
人間関係が悪いのは、コミュニケーション不足が原因な傾向にあるようです。周囲との関係が悪いと気軽に話し掛けられず、仕事の相談もなかなかできなくなります。その結果ミスが増えてしまい、会社に行くのが怖くなることもあるでしょう。
職場でのコミュニケーションを図るのが苦手な方は、「コミュニケーションが苦手…不得意に感じる原因や仕事での対処方法も解説!」のコラムを参考にして対処法を見つけてみてください。
5.上司や先輩に叱られるのを恐れている
上司や先輩にひどく叱責される環境にいると、会社に行くのが怖いと感じるでしょう。高圧的な人がいれば萎縮するのは当然です。ほかの社員が叱責されているのを目にすれば、「次は自分が注意されるかもしれない」と不安な気持ちになることもあるでしょう。
上司が社員の過ちを的確に伝え、改善しようという気持ちになる環境であれば問題はないといえます。ただし、度が過ぎてパワーハラスメントを受けている場合には、いち早く社内の相談窓口や外部の相談機関、弁護士などに相談しましょう。パワハラの対処法については、「上司からのパワハラ対処法を紹介!特徴やハラスメントの種類も解説」のコラムで解説しています。
パワーハラスメントの定義とは?
厚生労働省の「職場におけるパワーハラスメントの内容」によると、パワーハラスメントは「優越的な関係を背景とした言動であって」「業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより」「労働者の就業環境が害されるもの」の要素をすべて満たすものと定義しています。
パワーハラスメントに該当する場合は自分で解決できる範囲を超えているため、人事部や周囲に相談し、転職を検討するなら転職エージェントやハローワークを活用しましょう。「パワハラの定義は?該当する3つの要素や対処法についても解説」のコラムでもまとめています。
参照元
厚生労働省
職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)
6.プレッシャーが大きい
プレッシャーが大きいと、責任感がある人ほど会社に行くのが怖いと感じる場合があります。仕事の成果を上げるにはほど良い緊張は必要とはいえ、厳しいノルマや周囲からの過度な期待は重圧やストレスになる可能性も。業績に関わるプロジェクトや商談など「失敗は許されない」と考えるほど自衛反応が働き、会社に行くのが怖いと感じるでしょう。
7.生活習慣が乱れている
原因は思い当たらないが会社に行くのが怖い場合には、生活習慣が乱れている可能性があります。ストレスを抱えた日々が続くと、倦怠感や不眠などの症状が出る恐れも。不眠が続けば身体の疲れが取れずネガティブ思考になり、会社に行くのが怖くなってしまうでしょう。
バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠ができていたかを振り返ってみてください。
会社に行くのが怖いまま仕事を続けるリスク
「会社に行くのが怖い」「仕事がつらい」という状態のまま仕事を続けても、心身ともに疲弊してしまい、今まで以上にミスが増えたり結果につながらなかったりと悪循環に陥るリスクが高まります。また、人間関係にも影響が出て、職場で孤立する可能性もあるでしょう。
心身ともに疲弊する
会社に行くのが怖いまま仕事を続けると、ストレスの影響で心身の不調が起こる可能性が高まります。「気分が沈む」「理由もないのに不安な気持ちになる」「なかなか寝つけない」といった状態が続く場合は、過度なストレスを受けていると考えましょう。
職場で孤立する
会社に行くのが怖いと思いながら働くと、職場でのコミュニケーションを避けてしまい孤立する可能性があります。会社に行くのが怖い気持ちは、言葉にしなくとも表情や行動に表れるもの。普段からコミュニケーションを断っていると、仕事を頼めず一人で抱えたり、上司への報告が遅れてトラブルにつながったりします。人間関係に問題がある場合ほど職場で孤立する可能性が高まるため注意してください。
注意力が散漫になる
会社に行くのが怖いまま仕事をすると、注意力が散漫になります。たとえば、上司からの叱責を恐れると常に緊張状態となり、業務に集中できません。小さなミスが続けば、職場での評価が下がり居心地の悪さを感じるようになるでしょう。
「会社に行くのが怖い気持ち」を軽くする考え方
会社に行くのが怖いと思っていても、考え方次第では負担や怖い気持ちを軽減できることも。安易な退職は転職活動が難航する原因にもなりえるので、仕事を辞める前に気持ちを切り替えてみましょう。
周囲からの評価を気にしない
会社に行くのが怖い気持ちを緩和するときは、周囲からの評価を気にしないことが有効です。周囲からの評価を軸に働くと、自分以外の意見に振り回されて憂うつな気持ちになることもあるでしょう。
上司や周囲に批判されたとしても価値観は人により異なるため、ひとつの意見として受け止めれば十分です。自分の仕事に集中し、結果を出すことに意識を向ければ、会社に行くのが怖い気持ちは楽になります。
自分を責め過ぎない
会社に行くのが怖いときは、自分を責め過ぎないようにしましょう。自己否定を繰り返すと「何をしても駄目な人間だ」と苦しみが肥大します。トラブルが起こった場合には、人員不足や連携不足など職場環境が要因となっている可能性も。過去の失敗を悔やみ続けるのではなく、挽回と成長ができるように業務に励むことが大事です。
失敗を次に活かす
失敗を恐れるあまり会社に行くのが怖いと感じる場合には、「失敗を次に活かす」という考え方も大切です。成長するうえで失敗はつきもの。上司への迅速な報告や真摯な対応、失敗を繰り返さぬようにメモやチェックリストを作るなど、前向きな気持ちで対策を考えましょう。また、失敗することがあっても次に活かして成果が得られたり、実績を作れたりすれば、挽回できる可能性があります。
同じミスを繰り返しているのであれば、「仕事で失敗ばかり…もしかして向いてない?特徴や原因から改善策を考えよう」を参考に対策を試しましょう。
仕事とプライベートは分けて考える
会社に行くのが怖い場合には、仕事とプライベートを分けて考えるよう意識することが大切です。業務時間外に仕事のことを考えると、心身が休まる時間がありません。また、仕事を重視した生活を続けていると、失敗をしてしまったときのダメージが大きくなる恐れもあるでしょう。
たとえば、業務時間外はスマホに仕事の連絡が来ないように休みを予告するなど、物理的に距離を置くことも有効です。プライベートに仕事を持ち込まないように業務量や仕事のペースを調整し、趣味や休暇を楽しむ余力を残しておけるように意識してみてください。
会社を選択する権利は働く側にある
労働者には会社を選択する権利があります。会社に行くのが怖いと悩み続けている場合は、「転職するのは逃げ」と視野が狭くなっているかもしれません。自分の健康や働きやすさを第一に考え、いざというときは退職を選択できるよう、現在の職場でスキルを身につけておきましょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
会社に行くのが怖いときに実行したい5つの対処法
どうしても会社に行くのが怖いときは、怖いと感じる原因を突き止めて対処しましょう。部署異動や転職を視野に入れているなら、自己分析やスキルアップに取り組むのがおすすめです。
会社に行くのが怖いときに実行したい対処法
- 自己分析する
- 自分がやりたい仕事を考えてみる
- 業務に関連する能力を高める
- 部署異動を希望する
- 信頼できる第三者に相談する
1.自己分析する
会社に行くのが怖いときこそ、自己分析をするのがおすすめです。入社の際に自己分析が不十分だった場合には、適性と会社が求める能力が合っていない可能性があります。再び自己分析をしてみると「会社に求めること」や「今後叶えたいキャリアアップ像」が変化していることも考えられるでしょう。
自己分析のやり方を確認したい場合には「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」を参考にしてください。なお、自分にあった職業が分からない場合には、転職エージェントによるカウンセリングを受けると仕事選びの失敗を避けられます。
2.自分がやりたい仕事を考えてみる
自分がやりたい仕事は何かを考えてみましょう。会社に行くのが怖いからと会社を変える目的で転職をしても、根本が解決できずまた同じことを繰り返してしまう可能性があります。
「自分がやりたいことは何か」「やりがいを感じられることは何か」と考えたうえで仕事が見つけられると、働くことへのモチベーションも維持できるようになります。自分がやりたい仕事を探すには、先述した自己分析を徹底し、自分に合う仕事やスキルを活かせる仕事などを洗い出してみましょう。
3.業務に関連する能力を高める
会社に行くのが怖いと感じる場合には、部署異動や転職を視野に入れてスキルアップに時間を使うのもおすすめです。現在の職場で働き続ける選択をしても、スキルアップしておけばミスが減少し、上司に叱責される回数の減少や対応できる業務量の増加など、悩みを解消する手立てとなります。
努力が実り実績につながれば自信となり、仕事への意気込みも強くなるでしょう。スキルアップをすれば、今後対応できる業務や職場の選択肢が広がります。
4.部署異動を希望する
会社に行くのが怖い理由が「仕事内容が合っていない」「人間関係の改善が見込めない」といった内容であれば、部署異動を検討するのがおすすめです。部署異動は、転職するよりもリスクを抑えて悩みを解消できる可能性があります。同じ会社だとしても部署が変わるだけでストレスが取り除かれ、前向きな気持ちで仕事に打ち込めるようになるでしょう。
部署異動を希望する場合は、「仕事でストレスを感じて異動をしたい場合の伝え方を解説」のコラムを参考にしてみてください。
5.信頼できる第三者に相談する
会社に行くのが怖い気持ちは、信頼できる第三者に打ち明けるのも有効な手段です。友人や家族、転職エージェントの無料相談などで悩みを打ち明けると、解決策を提案してくれる場合があります。会社や上司が問題であることが分かれば、転職するきっかけになるでしょう。
ただし、職場の人に会社に行くのが怖いことを打ち明けるのは、噂が広まるリスクが考えられるため避けたほうが安心です。
「会社に行くのが怖い」悩みを解決できない場合
悩み相談や部署異動などの対処法を試しても、「会社に行くのが怖い」悩みが解決できない場合は、求職や転職を検討しましょう。この項では、長期休暇の申請や転職方法をご紹介します。
長期休暇や休職の申請を検討する
いくつか対処法を試しても、会社に行くのが怖い悩みが解決されない場合は、長期休暇や休職の申請をして心身ともに休むことを検討しましょう。会社に行くのが怖いと悩むうちは気持ちの余裕がなく、今後どのような行動をとるべきか適切な判断ができない場合もあります。
たとえば、長期休暇や休職中に転職エージェントを活用し、あなたの市場価値を知ることも有効な手段です。自分の状況を客観的に見るためにも、恐れずに一度立ち止まることも検討しましょう。
長期休暇が難しければ第三の居場所を作る
長期休暇の取得が難しい場合、自宅と職場以外に趣味や習い事など第三の居場所を作るのも一つの手です。自宅と職場を往復する日々では気分転換にならず、悩みが深刻化しがちです。同じ趣味の人がいるコミュニティやスキル上達を目指す習い事で居場所を作れば、悩みを打ち明けられる人に出会えるかもしれません。
会社以外の居場所が増えれば、プライベートの比重が増え悩む時間が減り、会社に行くのが怖いという気持ちを抑えられることも考えられます。
転職を検討する
会社に行くのが怖い気持ちを現在の職場で解消できない場合は、転職を検討するのも一つの手です。
個人で転職先を探すのではなく、転職エージェントを利用すれば、適性に見合った職業に就ける可能性が高くなるでしょう。能力を活かせる職業に就けば、結果が伴い前向きに働ける後押しとなります。転職エージェントを選ぶ際は、マンツーマンであなたの悩みや希望をヒアリングしてくれる会社を利用しましょう。
退職する前にしておきたいこと
「会社に行くのが怖い」悩みの解決方法として転職を選んだ方に向けて、退職前にしておきたいことを紹介します。余裕があれば在職中に転職活動や資格を取得して、スムーズに次のキャリアにつながるように準備しましょう。
「会社に行くのが怖い」悩みが解決できる転職先を探す
転職先を探すときは、できれば在職中に「会社に行くのが怖い」悩みの原因を明確にして、それが解決できる企業や職種を選びましょう。たとえば、業務量や残業が多い点が悩みの原因になっている場合は、ワーク・ライフ・バランスを重視している企業を選べば解決される可能性があります。また、人間関係が悩みの原因となっている場合は、単独作業がメインの仕事を選ぶのも一つの手です。
ハローワークや就職エージェントに相談して、客観的な意見を取り入れると悩みが解決できる転職先が見つかりやすくなるでしょう。
志望企業・業界で活かせるスキルや資格を習得する
余裕があれば退職する前に、志望企業や業界で活かせるスキルや資格を習得しておくと、選考時に知識や意欲をアピールしやすくなります。特に未経験の仕事を目指す場合は、客観的な知識やスキルが証明できる資格があると実務経験がない点をカバーできることもあるでしょう。
就職に役立つ資格については、「就職に役立つ汎用性の高い資格とは?企業が求めるスキルを解説」のコラムで紹介しています。
会社に行くのが怖い理由で退職する際の手順
ここでは退職するための手順を4ステップで解説します。どのくらい前から行動するか把握すれば、転職する場合に空白期間ができるのを避けられます。会社に行くのが怖いと悩む日々から解放されるために、円満に退職できる手順を確認しましょう。
会社に行くのが怖い場合に退職する際の手順
- 退職理由を考える
- 退職日を決める
- 直属の上司へ退職の意思を伝える
- 会社へ退職願や退職届を提出する
1.退職理由を考える
「会社に行くのが怖いため退職したい」と上司に伝えればトラブルの可能性があるため、ほかの退職理由を考えるのがおすすめです。退職理由を「一身上の都合により」としても問題はありません。
「退職理由は建前を伝えてもいい?仕事を辞める本当の理由と効果的な伝え方」のコラムも参考にしながら、退職がスムーズに進むような伝え方を意識しましょう。
2.退職日を決める
退職を伝えるには退職日から逆算して行動する必要があるため、退職日の目安を決定しましょう。民法第627条では2週間前に申告すれば退職できるとされていますが、引き継ぎや人材確保を考慮すると退職の1〜2ヶ月前に伝えることが推奨されます。上司に伝える前に、就業規則で退職に関しての流れや規則を確認しておくのがおすすめです。退職の流れについて不明点があれば人事部などの窓口へ確認しましょう。
参照元
e-gov法令検索
民法
3.直属の上司へ退職の意思を伝える
上司に1対1で話せる場を設けてもらい退職する意思を伝え、具体的な退職日も上司との話し合いにより決定します。退職理由や希望日を伝え、退職に関して指示があれば従いましょう。
会社に行くのが怖いため可能な限り早く退職したい場合は、「体調不良のため、できる限り早めに退職したい」などと相談するのがおすすめです。退職を報告する際は、上司より先にほかの社員に伝えるとトラブルのもとになるため避けてください。
4.会社へ退職願や退職届を提出する
退職日の1〜2ヶ月前に退職願や退職届を基本手渡しで提出します。「退職願」は労働契約の解消を希望する書類で撤回ができますが「退職届」は退職を届け出る書類で撤回はできません。「退職届」は上司と退職の相談をしたあとに提出するのがマナーです。それぞれ使用するフォーマットがあれば使用し、なければ無地の白紙を使用しましょう。
退職願を提出する流れなどを確認したい場合は「退職願の書き方を解説!円満退社するための基本的なマナーとは」をご覧ください。
会社に行くのが怖いなら転職エージェントを活用しよう
会社に行くのが怖い場合には、休むことを甘えと考えないように意識をしたり、部署異動や転職を検討したりすることが大切です。自己否定に陥らないよう第三者への相談をおすすめしますが、転職のプロの意見を参考にしたい場合には転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。
ハタラクティブは、マンツーマンであなたの経歴や性格、希望などをヒアリングするプロの転職エージェントです。「原因は分からないが、会社に行くのが怖いため転職をしたい」という場合も、丁寧にサポートいたします。
書類添削や面接対策など、サービスはすべて無料で利用可能ですので、転職するか迷っており相談だけしたい場合でもお気軽にご利用ください。一人で悩まずに転職エージェントのハタラクティブを利用することで、会社に行くのが怖い日常を打破し、また前向きな気持ちで仕事に取り組めるでしょう。
「会社に行くのが怖い」お悩みに関するQ&A
ここでは、会社に行くのが怖いという方からのよくある質問にお答えします。会社に行くのが怖いとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
会社に行くのが怖い原因はどうしたら見つかる?
悩みを紙に書き出したり第三者へ相談したりするのが有効な手段です。自分の悩みを客観視すれば、今後とるべき対策が見えてくるでしょう。
仕事の悩みを相談できる専門機関については、「仕事の悩みを抱えたら誰に相談すれば良い?解決方法も紹介!」のコラムでまとめています。
会社に行くのが怖いときに休むのは甘えですか?
甘えではありません。休息をとることで気持ちの余裕ができ、再び仕事に対してやる気が出たり、人生の見通しを立てたりして軌道修正ができます。悩みの相談や異動の申請のように、いくつか対処法を試しても解決されないときは、長期休暇や休職なども検討してみましょう。
休職の申請方法については、「休職の申請方法を解説!傷病手当はもらえる?仕事に疲れたときの対処法」のコラムをご一読ください。
会社に行くのが怖いという理由で辞めても良いですか?
問題ありません。退職すれば現在の悩みが解消する場合もあります。ただし、会社に行くのが怖いと思う原因を理解しなければ、転職しても悩みを繰り返しかねません。
会社に行くのが怖い原因を言語化すると「業務量を減らす」「部署変更を希望する」など、退職しなくても悩みが解消できる場合があります。
「会社に行くのが怖い悩みを解決できる転職先を探したい」という場合には、転職エージェントのハタラクティブに相談するのもおすすめです。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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