ニートの就活を応援します!就職サポート機関まとめ

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この記事のまとめ

  • 身体的あるいは精神的な理由、ニートとして暮らせる環境などがニートになってしまう主な原因
  • ハローワークとは国が運営する職業紹介事業を扱う機関
  • サポステとは厚生労働省が委託する就業サポート機関
  • ジョブカフェとは46の都道府県が主体的に設置する就業支援施設
  • ニートからの就職には就活エージェントの利用がおすすめ

ニート経験のある人は、さまざまな理由から就職活動を進める上で大きなハンデがあると言われています。ニートの方の就活を支援する体制は整っているのでしょうか。
このコラムでは、ハローワークやサポステなど、国が運営する若者の就職支援機関や民間の就活エージェントについて取り上げ解説します。

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◆ニートって何?

ニートと呼ばれる若者が社会問題化してから久しい昨今、その数は減少することなく、未だに解決し難い課題として存在しています。
そもそもニートの定義とは何であり、どうして一定数を保っているのでしょうか。

ニートは「Not in Education, Employment or Training」という英語の頭文字を取った「NEET」からできた言葉です。
日本では学業や就業、あるいは求職活動をしない若者(15歳から34歳)を指して言います。

なぜ彼らはニートになってしまったのでしょうか。
まず、怪我をしてしまったり、病気で長期の療養生活を強いられたりと物理的に就活できなかったという場合があります。
また、さまざまな不安から就活できなくなってしまう心理的な理由も挙げられるでしょう。
ニート生活が長引いている場合は、特にブランクが長ければ長いほど「就職は無理かもしれない」という諦めや不安を抱えている可能性が高いと言えるかもしれません。
さらに、ニートでいることを許す環境も理由の1つです。親と同居が可能で働かなくても暮らしていけるという生活環境は、ニートとしての生き方を選んでしまう根本的な原因となりえます。

以下の項目では、ニートの就活を支援するさまざまな支援機関をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


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◆ハローワーク

ハローワークとは、正式には公共職業安定所と言います。国が運営する、主に職業紹介事業を扱う機関です。
具体的には、求職者を対象に職業相談や求人紹介を行っています。この他にも、職業訓練や就職セミナー、講習会など就職に関するサービスが充実しているのが特徴です。
ハローワークを訪問するのは敷居が高いと思う人が多いかもしれません。しかし、そこを思い切って受付で登録を申し出てみましょう。
手続を行えば求職者登録されるため、ニートを卒業できるのです。登録をし終えると、それ以降、職業相談と求人の応募が可能になります。


◆サポステ

「サポステ」は、正式名を「地域若者サポートステーション」と言う厚生労働省が委託する就業サポート機関です。
働きたいけれど、なかなか一歩を踏み出せない若者たちとじっくりと向き合い、悩みや不安を解決し、就業できるようになるよう支援を行っています。
同機関では「働き出す力を引き出し、職場定着するまで」を目標に掲げ、15歳から39歳までの若者を対象に就活の専門家によるサポートを提供。
就業に伴うさまざまな相談や支援計画の作成のほか、ニートが抱えるコミュニケーションの問題に焦点を当てた教育訓練、協力企業への職場体験などを実施し、ニート卒業のための多様な就職支援を行っています。
地域の支援機関や民間団体との連携によるネットワークもあるため、地域に根付いた多くの就活情報を得られるのが大きな魅力と言えるでしょう。


◆ジョブカフェ

通称「ジョブカフェ」は正式名を「若年者のためのワンストップサービスセンター」と言い、都道府県が主体的に設置する就業支援施設を指します。
同施設は主に15歳から34歳までの若年層を対象にサービスを提供しています。支援拠点を46の都道府県に設置、その多くは県庁所在地に立地しているのが特徴です。

ジョブカフェは、正式名が示すとおり若者の就職支援をワンストップで行うことを目的としており、若者が自分に合う仕事に就けるよう多様なサービスを1カ所で受けられるようになっています。

サービス内容は、ハローワークを併設のジョブカフェがあるほか、地域によってはサテライトという出張所を作ってサポートを実施。
就職セミナーや職場体験に加え、カウンセリングや職業相談、職業紹介などを行っています。地域の特徴を活かしたさまざまなサービスが魅力の施設です。


◆就活を成功させるために…

ニート経験のある人が就職するには、何が大切なのでしょうか?以下にまとめましたので、ご覧ください。

【うまくいかなくても諦めない!】

いざ就活を始めたとしても最初のうちは思うようにいかず、なかなか内定をもらえないかもしれません。多くの企業に応募書類を送ったのにも関わらず書類選考が通らない、通ったとしても面接でダメだった…となれば、落ち込むのも無理はありません。
落ち込んでしまう人の中には、人間として見てもらえていない、人としての価値がないとまで考え込んでしまう場合もあるようです。

しかし、不採用だったからと言って価値がないと思うのは、物事を極端に捉えすぎてしまっているとは言えないでしょうか。
あなたを採用できなかったのは、単に職場に自宅がより近い人、通いやすい人を探していた、というような人の価値とは全く関係のない理由だったのかもしれません。自分を責め続けることは避け、次の応募先を探しましょう。

【失敗を次に活かす】

もちろん省みるべき点はしっかり反省し、次回の応募までに修正することは必要です。自己分析不足が採用に至らなかった原因だと感じる場合は、応募企業とのマッチングがうまく行くよう第三者に相談することをおすすめします。

面接でうまく答えられなかったことが反省点なのであれば、面接官役を誰かにお願いして、シミュレーションを繰り返してみてはいかがでしょうか。想定質問をいくつか用意してスラスラと出てくるようになれば、自信がついて本番でもしっかりと受け答えができるかもしれません。

【就活エージェントを利用してみよう】

最近ではニート経験のある人を対象にした就活エージェントが増えてきているため、就活の専門家に相談するのも1つの方法です。
都市部に拠点を置くエージェントが多いですが、地方でもサービスを行っているエージェントもあります。自分が働きたい場所に応じてエージェントを選んだり、ハローワークなど複数のサービスと併用したりするのも良いでしょう。

就活エージェントでは、求職者が無料で就活支援を受けることができます。具体的なサービス内容は、職種の適性相談や応募書類の添削、面接対策の実施、求人の紹介や就職のフォローなど就活全般にわたるものです。
また、上記のようなサービス以外にも、非公開求人や優良な企業の紹介などを行っています。
以上のような理由から、就職を目指す人には就活エージェントの利用がおすすめです。

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