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指示待ち人間かも…向いてる仕事は?特性に合った職種や不安の解消法を解説
更新日
自分は指示待ち人間なのではないかと心配です。向いている仕事はありますか?
自分なりに必要な作業を判断するのが苦手な方は、事務や運送業、ルート営業など、マニュアル化されている仕事が向いています。
就活アドバイザーに聞いてみました!
「自分は指示待ち人間?」と心配している人は、自己分析や企業研究を行い、自分や世の中の仕事について把握し、どのような仕事が向いているか知っておくことが大切です。「自分にはどんな仕事が向いてるのか分からない…」とお悩みの方は、まずはさまざまな職種や業界について知識を深めましょう。そのなかで、自分に適性を活かせる仕事を見つけてみてください。
「指示待ち人間」とは?
「指示待ち人間」とは、一般的には仕事に対して自分から考えて行動するのが苦手な人を指します。指示通りに仕事をこなすことは得意ですが、その後何をすべきか自分で判断できなかったり、トラブルが発生した際に臨機応変に対応できなかったりする場合があるようです。
また、指示待ち人間と言われる人のなかには、自ら考えることはできてもそれが正しいか判断できず、自主的に行動することを避ける人もいます。指示待ち人間とは何か疑問に思っている方は、「指示待ち人間の心理的な特徴とは?受け身になる原因と脱却する方法」もあわせてご覧ください。
「指示待ち人間?」と自信が持てないときの原因・特徴
「自分は指示待ち人間なのでは?」「指示通りに動くばかりだと向いてる仕事がないのでは?」と自信が持てないのは、仕事に対するやりがいを感じられない、臨機応変な対応が苦手といった原因があります。以下で詳しくご紹介するので、自分に当てはまる原因がないか確認してみましょう。
「指示待ち人間?」と自信が持てないときの原因
1.仕事に対するやりがいが持てない
自分で物事を考えて行動することが難しく「自分は指示待ち人間?」と感じるときは、仕事にやりがいを見出せていない可能性があるでしょう。仕事に対するやりがいが持てないと、自分に自信がなくなる原因になり得ます。
たとえば、自分のやりたい仕事ができていない、希望していた職種とは異なる部署に配属されたといった場合、仕事に対するモチベーションが保てず、判断が他人任せになってしまうこともあるでしょう。その場合、「自分で考えて仕事ができないのかも…」と自分に自信が持てなくなってしまう可能性があります。
2.責任ある立場や主体的な行動を避けがち
自分を「指示待ち人間?」と思ってしまう原因として、責任ある立場や主体的な行動を避けがちな傾向も挙げられます。
たとえば、自分から行動を起こした結果、「勝手なことをしないでほしい」と言われた経験がある場合、積極的に行動しづらくなってしまうこともあるでしょう。そのようなことが積み重なり、「自分は責任を負う立場ではない」と考えてしまい、自主的な行動を避ける人もいるようです。
3.マニュアルにない臨機応変な対応が苦手
マニュアルにないことや臨機応変な対応をすることが苦手だと、「自分は積極性に欠けているのではないか」「指示待ち人間なのでは?」と不安を抱く原因になります。
指示通りに作業するのは得意な一方、急な仕事やトラブルが発生した際に、状況に応じて適切な対応をするのが苦手な人もいるようです。特に、社会人になりたての方や転職したばかりの方はそのような状況に陥りやすい傾向にあります。
4.自分の意見・考えを言うのが苦手
自分の意見や考えを言うのが苦手な場合も、自分を指示待ち人間だと悩んでしまう可能性があるでしょう。
たとえば、職場の会議で自分の意見を発言できず、「今回も自分の考えを言えなかった…」というような出来事が続けば、自分に対する肯定感が次第に薄れてしまうことも考えられます。自分に自信が持てなくなり、誰かが発言するのを待っている状態が当たり前になると、「自分は指示通りにしか動けないのかも」と感じてしまう原因になるでしょう。
5.仕事の知識が不足している
仕事の知識が不足していることで、「自分で考えて仕事ができない…自分は指示待ち人間なのでは?」と不安になる可能性もあります。仕事の知識が不足していると、業務を進めるために何から取り組めば良いか判断できないという状況に陥ってしまう場合も。その結果、自主的に行動できず指示を待つだけの状態になってしまうこともあるようです。
仕事への知識やスキル不足によって不安になっている人は「仕事についていけない!能力不足や知識不足に悩まないための解決策」のコラムもご覧ください。仕事の能力を向上する方法について解説しています。
6.失敗することを怖がっている
自分からアクションを起こして失敗するのが怖い…という気持ちが強く、いわゆる「指示待ち人間」のような行動を取ってしまう人もいるでしょう。仕事をするうえで「できるだけ怒られたくない」「周りに迷惑をかけたくない」と考えていると自分の行動に自信が持てなくなり、リスクを避けがちになる場合も。指示通りに動いたり無難な対応を優先したりすることが増えるようです。
7.仕事のゴール(目的)が分からない
「指示待ち人間かも…」と感じるときは、仕事で目指すべきゴール(目的)が曖昧である可能性も考えられます。仕事のゴールが定まっていないと、自分の行動に責任を持つことや動機づけすることが難しくなるでしょう。自分がどのように動くべきか分からなくなり、仕事をするうえでの決断や選択に自信を持ちづらくなってしまうため、自発的な行動が減る場合もあります。
「指示待ち人間」は悪いこと?仕事上の強みと弱み
「指示待ち人間」という呼び方にマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、企業や部署によっては、指示通りに仕事を進めてくれることをプラスに捉えることもあるようです。この項では、働くうえで考えられる「指示待ち人間」の強み(メリット)と弱み(デメリット)について考えてみましょう。
「指示待ち人間」の強み・メリット
仕事における「指示待ち人間」の強み・メリットとしては、以下のような事柄が挙げられます。
ルーティンワークが正確で安定感がある
指示待ち人間のような行動傾向がある人は、指示された業務をしっかりとこなせる点が強みといえます。ルーティンワークを正確にこなし、仕事に安定感があるため、周囲から「安心して仕事を任せられる人」と信頼を寄せられることもあるでしょう。
上司や同僚から協調性を評価されやすい
自分を指示待ち人間と感じている方は、上司や同僚から「協調性がある」と評価されやすいのがメリットです。全社員が主体的に動いてしまうと、チームとしてのまとまりがなくなる可能性も。そのため、指示通りに行動できる人も組織のなかには必要であると考えられています。
適職に身を置けば作業効率アップが期待できる
指示待ち人間の特性に合った仕事や役割に身を置けば、効率良く作業が行える可能性が高いでしょう。たとえば、任された業務を黙々と進めなければいけない仕事の場合、「指示通りに業務をこなせる」という強みを活かせます。自身の良さや力を発揮しやすく、仕事での活躍が見込めるでしょう。
「指示待ち人間」の弱み・デメリット
仕事における「指示待ち人間」の弱み・デメリットとしては、以下のような事柄が挙げられます。
自己肯定感を持ちづらくスキルアップしにくい
指示待ち人間と言われるような行動が多いと、自己肯定感が高まりにくく、スキル向上が難しい場合があるでしょう。前述したように、自分の知識や能力に自信がないことから自発的な発言や行動を避け、相手からの指示を待つ人もいます。しかし、指示を待つだけの状態が続けば、「自分から挑戦したことをクリアできた」という体験を積み重ねられません。目標を達成したり、難題を乗り越えたりといった経験に乏しいため、自己成長やスキルアップしにくい可能性があります。
自己判断が苦手だと昇進のチャンスを逃す可能性がある
仕事上の判断や決断を相手任せにする傾向が強い場合、昇進のチャンスを逃しかねません。指示通りに動ける、協調性があるといった指示待ち人間の特性は強みといえますが、組織内で活躍するには一定の主体性や判断力も求められます。そのため、仕事の遂行力は認められていたとしても、消極的な行動が目立ってしまうと、「自ら動こうとする積極性に欠ける」「周囲を先導するような役職は苦手そう」と評価され、昇進が見送られてしまうことも考えられるでしょう。
周囲の士気を下げてしまう恐れがある
指示待ち人間として常に受け身の姿勢で仕事をすると、周囲の士気を下げてしまう恐れがあります。たとえば、意見やアイディアを出し合う場で、毎回「特にありません」「△△さんの考えに合わせます」のような回答に終始してしまうと、活発な意見交換ができず、相手を落胆させたり周囲のモチベーションを下げたりする可能性があるでしょう。
特にチーム一丸となって取り組もうとしている場合、「他人事だと思っているのでは?」と相手に不満を抱かせるリスクもあります。
仕事にやりがいや満足度を得るのが難しい場合がある
他者の指示を待ったり相手の考えを優先したりといった指示待ち人間の働き方は、仕事にやりがいや満足度を得にくい場合もあるでしょう。「上司に言われたから」「指示されているから」を基準に仕事のやる・やらないを決めがちだと、「自ら仕事をやっている」という感覚が薄れ、やりがいを見出しにくくなる可能性があります。
「指示待ち人間かも…」と心配な人に向いてる仕事9選
「指示待ち人間」の強みを活かしやすく、その特性に向いてる仕事に、事務職やシステムエンジニア、運送業などが挙げられます。以下で詳しく紹介しているので、「自分は指示待ち人間かもしれない…」と不安になっている人はぜひ参考にしてみてください。
「指示待ち人間かも…」と心配な人に向いてる仕事
1.工場勤務
工場でのライン作業や組み立て作業、検品作業などは、ルーティーンワークであることが多く、誰かの指示を待っている状態になっても問題がない仕事です。
業務内容がマニュアル化されているので、自分で考えて行動する場面は少ないといえます。そのため、工場の業務は指示通りに作業をこなすのが得意な方に向いてる仕事といえるでしょう。
厚生労働省のjobtag「生産用機械組立」によると、全国の就業者数は33万4,370人。平均年収は480万6,000円です。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
生産用機械組立
正社員
製造・物流(作業員)
-
年収 277万円 ~ 353万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
2.事務職
事務職の業務である電話やメール対応、書類作成などはマニュアル化されていることが多く、上司や先輩に支持を仰いで動ける人に向いている可能性が高い仕事です。自分で考えて仕事を進めるのが苦手で「指示待ち人間かも…」と感じている場合も、マニュアル化された作業を繰り返す仕事であればスムーズに進めやすいでしょう。
jobtag「一般事務」によると、全国の就業者数は263万9,330人。平均年収は490万円になります。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
一般事務
正社員
電話対応含む一般事務
-
年収 227万円 ~ 259万円
-
大手企業,未経験OK,土日祝休み,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり
3.コールセンターオペレーター
コールセンターオペレーターは、主に電話を介してお客さま対応を行う仕事です。業務の種類は、お客さまからの電話を受ける「インバウンド業務」と、お客さまに電話をかける「アウトバウンド業務」の2つに大きく分けられます。
インバウンド業務ではお客さまの問い合わせや相談に沿ったサポートを行い、アウトバウンド業務では市場調査やサービスの紹介・勧誘などを行うことが多いようです。基本的な対応方法はマニュアル化されている傾向にあるため、指示通りに動くのが得意で「自分は指示待ち人間?」と感じている方に向いてる仕事の可能性があるでしょう。
jobtag「コールセンターオペレーター」によると、全国の就業者数は29万2,540人。平均年収は369万6,000万円になります。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
コールセンターオペレーター
4.システムエンジニア(SE)
下流工程に携わるシステムエンジニアの仕事は、自主的に考えて業務を進めるのが苦手な人に向いてるでしょう。
上流工程を担当するシステムエンジニアはクライアントと関わる必要がありますが、下流工程に携わるシステムエンジニアは上流から降りてきた要件定義を守りながら業務を進めます。指示を受けてから仕事を進め、納品する流れが一般的なため、「指示がないと仕事ができない」と過度に心配する必要もないでしょう。
jobtag「システムエンジニア(Webサイト開発)」によると、全国の就業者数は38万9,760人。平均年収は550万2,000円となっています。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
システムエンジニア(Webサイト開発)
正社員 Webアプリケーションエンジニア 年収 550万円 ~ 851万円 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
5.運送・配送業
運送・配送業は、荷物を指示された場所に運ぶことが仕事なので、指示通りに業務を進めるのが得意な人に向いています。
どのようなルートを通り、どの顧客を優先すべきか考える必要はありますが、全体を通して指示通りに動くことが求められる仕事です。そのため、仕事を進めるうえで上司や先輩の指示を待つことに対して不安に思うことも少ないでしょう。
jobtag「トラック運転手」によると、全国の就業者数は144万5,820人。平均年収は477万4,000円です。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
トラック運転手
正社員
配送ドライバー
-
年収 358万円 ~ 456万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり
6.ルート営業
ルート営業は、顧客の要望を聞いて、要望をもとに商品を用意したり、アフターサービスを行ったりすることが仕事。新規顧客を獲得することが求められる通常の営業職とは異なります。ルート営業は顧客の指示を聞いて行動することを求められるので、指示に沿った仕事ができる人に向いてる仕事といえるでしょう。
jobtag「ルート配送ドライバー」によると、全国の就業者数は69万6,180人。平均年収は384万4,000円となっています。
ルート営業の仕事に興味のある人は「ルート営業の志望動機の効果的な書き方を解説!具体的な例文も紹介」のコラムをご覧ください。ルート営業に求められる能力や志望動機のポイントについて解説しています。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
ルート配送ドライバー
正社員
ルート営業
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年収 279万円 ~ 446万円
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賞与あり,昇給あり,諸手当あり
7.清掃スタッフ
清掃スタッフは、オフィスビルや公共施設などの清掃を行います。トイレや洗面所などは汚れやすいため、一日に数回清掃に入って備品を補充する場合も。一方、オフィスや店舗などは、日中使われている時間以外の夜間や早朝に清掃することが多いようです。
清掃の仕事では、担当を任された場所を定期的に清掃するのが一般的なため、ルーティンワークが好きだったり、自発的に行動するのが苦手で「指示待ち人間かも」と感じたりしている方におすすめといえます。
jobtag「ビル清掃」によると、全国の就業者数は91万680人。平均年収は279万5,000円となっています。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
ビル清掃
8.警備員
警備員は、主に商業施設や企業のビルなどに配置され、事故やトラブル、不法侵入などの防止・対応を担う仕事です。基本的に業務内容や見回り経路は決められているため、指示やマニュアルに沿って動く傾向にある「指示待ち人間」の特性に向いてる仕事の一つとして挙げられます。
ただし、警備中に非常事態や突発的な事故・トラブルなどが起こった場合は、状況に応じた判断や対応が求められることがある点は念頭に置いておきましょう。
jobtag「施設警備員」によると、全国の就業者数は37万4,69人。平均年収は334万3,000円となっています。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
施設警備員
9.検針員
検針員は、各顧客の家を回り、水道やガス、電気などのメーターを調べて使用料を計測する仕事です。専用のハンディターミナル(携帯端末器)にメーターの数字を入れて使用料を算出し、検針票を各家庭の郵便受けに入れます。
基本的に検針の担当地域や方法は固定化されていることが多いため、「マニュアルに沿って仕事をするのが得意」「自分で考えて行動するのが苦手」といった方に向いてる仕事の可能性があるでしょう。
jobtag「検針員」によると、全国の就業者数は3万4,250人。平均年収は454万4,000円となっています。
参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
検針員
「自分は指示待ち人間かも」と不安になったときの解消法
「自分は指示待ち人間かもしれない」という不安を解消するには、第三者に自分のことを聞く、興味のあることに取り組んでみるといった対処法が有効です。
不安な現状を改善したいと思っている人は、以下の方法を試してみてください。
1.興味のあることに取り組んでみる
「指示がないと動けないのは自分が仕事ができないからでは?」という不安を解消したいときは、自分が興味のあることに取り組んでみる方法もあります。興味のあることに取り組むことで、積極性が増すでしょう。
日ごろから興味のあることに取り組んでいる場合は、もう少し深く踏み込んで行動してみるのがおすすめ。たとえば、歌うことが好きであれば、動画で配信してみるといったように、積極性を足して取り組んでみると良いでしょう。
2.第三者に自分のことを聞く
「自分は自主性がない指示待ち人間かもしれない」という不安を解消したいと思ったら、第三者に自分のことを聞いてみるのも良い方法です。第三者に自分のことを聞けば、自分では気づけなかった強みや弱みを知れる可能性があります。
また、第三者の意見を取り入れることで、客観的に自分を分析できるので、向いてる仕事も把握できるでしょう。
3.物事に疑問や好奇心を抱くことを習慣にする
「指示待ち人間かも」と不安になっている方は、物事に疑問や好奇心を抱く習慣をつけましょう。些細なことにも「なぜだろう?」「何だろう?」と問いを投げかけてみるのがおすすめです。突き詰めて考えたり情報収集したりする癖をつけることで、仕事に対しても積極的にアプローチできるようになる可能性があります。
4.「自分にできること」を意識的に探してみる
職場や仕事で「自分にできること」を意識的に探してみるのも、「指示待ち人間かも」という不安を解消する一つの方法です。たとえば、職場の共有スペースを整頓する、仕事で使う備品を補充するなど、気軽にできそうなことから始めてみましょう。日ごろから「自分にできること」を探すよう意識すれば、物事を自分事として捉えて主体的に動く習慣が身につくはずです。
5.上司や同僚と積極的に交流してみる
「指示待ち人間かも」と不安なときは、仕事の上司や同僚と積極的に交流してみるのも良いでしょう。日常的にコミュニケーションを取っておけば、仕事上の意見やアイディアを言いやすくなる可能性があります。
また、周囲と良い関係性を築くことで、「このチームに貢献したい」「△△さんの力になりたい」という思いに繋がることも。結果として、仕事での自発的な行動が増える場合があります。
6.自分に向いてる仕事への転職を検討する
なかなか今の仕事がうまくいかず、「指示待ち人間だからでは…?」と不安を感じている方もいるでしょう。自分なりに努力したものの、不安やストレスを感じる状況が続く場合は、より自分に向いてる仕事への転職を検討するのも選択肢の一つです。指示待ち人間の特性に合った仕事に就くことで、今抱えている不安から解消される可能性があるでしょう。
自分に向いてる仕事を探したい方は、後述の「指示待ち人間かも…自分に向いてる仕事を探すコツ」をぜひ参考にしてみてください。
「指示待ち人間?」という不安から脱するプラスの影響
「自分は指示待ち人間ではないか?」という過度な不安を解消することには、自分に自信を持てる、仕事の選択肢が増えるといったプラスの影響があります。
どのようなメリットがあるのか、以下を確認してみましょう。
自分に自信を持てる
「指示を待つだけでは良くない」と過度に自分を追い込むことをやめれば、自分に自信を持てるようになるでしょう。自分に自信がつけば、挑戦することに前向きになれるはず。新たな物事への挑戦から、経験やスキルが身につき、さらなる自信に繋がるでしょう。
「仕事で自信をつけるにはどうすればいい?効果的な方法とは」では、自分に自信をつける方法についてご紹介しています。「指示待ち人間では?」と自分に自信を持てない状況になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事の選択肢が増える
「自分は仕事で人任せになっているのではないか?」と過度に不安に思うことをやめることで、仕事の選択肢が増える可能性があります。
仕事の状況や企業が求めている人材にもよるため、誰かからの指示を待ってから動くことが人任せや自主性を欠いているとは言い切れません。過度なネガティブ思考を脱することで、向いていないと思っていた仕事を選べるようになる場合があるでしょう。
たとえば、営業や接客業、コンサルタントなど、行動力が重視される仕事にも挑戦しようと思えるようになる可能性も。仕事の選択肢が増えれば、自分のやりたい仕事に就くこともできるはずです。
仕事の選択肢を広げることで収入アップが見込める
仕事の選択肢が増えれば、専門的なスキルが身につく仕事にも挑戦できるようになるため、年収アップも見込めます。IT業界や営業職といったスキルが身につく仕事は、年収が高い傾向にあり、スキルがあれば独立もできるので、より高い収入を得られる可能性があるでしょう。
ハタラクティブでは、未経験から挑戦できる求人を多数取り扱っています。仕事内容や企業情報も事前にしっかり確認できるので、「未経験だから自信がない…」とお悩みの方も安心です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
指示待ち人間かも…自分に向いてる仕事を探すコツ
自分に向いてる仕事を探すコツには、「自分の得意・不得意を知る」「自分の強みを活かせる仕事を探す」などが挙げられます。また、転職サポートのプロに相談するのもおすすめです。
「指示待ち人間かも…」と転職を検討している方は、下記を参考に自分に向いてる仕事を探しましょう。
自分の得意なこと・苦手なことを洗い出す
「指示待ち人間の自分に向いてる仕事が分からない…」という場合、まずは自己分析を行って、自分の得意なこと・苦手なことを洗い出してみましょう。自己分析とは、過去を振り返り、自分の強みや行動傾向、価値観などを知る作業です。自分の特性を客観視できるため、仕事探しに役立ちます。
自己分析の詳しいやり方は、「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本と簡単に行う方法をご紹介」をチェックしてみてください。
自分の強みやスキルに合った仕事を探す
自己分析で自分の得意・不得意や価値観などを洗い出せたら、それをもとに仕事を探してみましょう。人によって適性は異なるため、「指示待ち人間」と一括りにはできません。「自分の強みやスキルを活かせる仕事は何か?」を考えながら、求人をチェックしてみるのがおすすめです。
たとえば、「細かい情報や数字を正確に扱える」なら経理職やデータ入力、「ルーティンワークが好き」なら事務職や工場作業員といった仕事が向いている可能性があります。
転職のプロに相談する
「自分に自信がなくて就職できるか不安」「今の仕事は向いてない気がする…」とお悩みの方は、就職・転職エージェントの活用がおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。