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28歳は仕事と人生の転機?辞めるならキャリアアップにつながる転職を!
更新日
この記事のまとめ
- 28歳が抱きやすい仕事の悩みは「周りに対する劣等感」や「将来への不安」など
- 28歳はポテンシャルと社会人スキルを兼ね備えているため、企業側から注目されている
- 28歳の転職活動では、これまでの仕事で得た経験やスキルをアピール材料にすると良い
- 28歳が未経験の仕事へ挑戦する場合、ポータブルスキルが武器になる
28歳で仕事について考えたとき、「このまま働き続けられる?」「今から転職は厳しい?」といった不安を感じる方もいるのではないでしょうか。28歳で未経験職種への転職も可能です。このコラムでは、28歳がキャリアアップにつながる転職を叶えるための方法について解説します。未経験職種に転職するときのポイントについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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28歳が仕事に対して抱きやすい不安とは?
社会人になってから数年が経過した28歳という年齢は、自分の力量や将来に対して不安を抱きやすいタイミングとされています。「厚生労働省の調査」によると、仕事に対する不安や悩み、ストレスを感じる20代の割合は83.0%。つまり、20代の労働者のうち、8割以上の方が仕事に関する何らかの不安やストレスを抱えていることが分かります。
また、20〜30代の労働者はほかの年代と比べて、「仕事の失敗、責任の発生に対して強い不安やストレスを感じる」と回答した人の割合が若干高い傾向にあるようです。仕事の失敗や責任の発生は、日々の業務のなかで生じる問題のため、仕事との向き合い方が大切になってくるといえるでしょう。
仕事への不安を解消する方法について、「仕事がわからない不安でいっぱいになる前に行うべき対処法」のコラムで解説していますので、あわせてご一読ください。
参照元
厚生労働省
令和4年労働安全衛生調査(実態調査)結果の概要
28歳が「仕事ができない/続けられない」と不安を感じる理由
28歳は仕事にも慣れてくる一方、周囲と比べ「仕事ができない」と不安を抱きやすい時期でもあるようです。ここでは、28歳が「仕事ができない」「仕事を続けられない」と感じる主な理由について解説します。
周りと比べて「仕事ができない」と感じる
28歳になると、ポジションや給与といった面で周りの同年代と差が出てくることもあり、「自分は劣っているのでは?」と感じ始める人が多いようです。
入社当初から肩を並べて仕事に励んできた仲間が、別の道に進んでいく姿を見て、「自分も頑張ろう」と思う人もいれば、「自分だけ何も変わっていない」とマイナスに捉える人もいるでしょう。
業績を挙げながら順調に社内で昇進する人や、転職によって活躍のフィールドを広げる人、独立して自分の会社を立ち上げる人など、キャリアの積み方も多岐にわたります。周りにさまざまなサンプルが増えることで、他人と比較してしまい、自分を過小評価してしまうようです。
上司から正当な評価を得られない
自分とそれほど変わらない業務を行っている同僚の評価は上がっているのに、自分の評価は上がらないといった場合に、「上司から正当に評価されていない」と不安に感じるようです。正当に評価されていないと感じることで、「自分は周囲よりも仕事ができないのでは?」と不安を抱く人も少なくありません。
このようなときは、自己流で仕事をしていて評価を得られない可能性があるため、評価の仕方について事前に確認しておきましょう。また、上司から自分に足りない部分についてアドバイスを受けることも有効です。
結婚や出産後も仕事を続けられないと感じる
28歳という年齢は、結婚や出産などによる働き方の変化に不安を感じやすいタイミングでもあります。「産休に入ることで、これまで積み上げたキャリアはどうなるのだろうか」という不安を抱える女性は多いでしょう。
また、父親の育休取得が広がる一方で、「自分が仕事を休んでいる間に周りに後れを取らないだろうか」と心配する男性も少なくありません。
性別に関わらず、結婚や出産によるライフステージの変化は働き方に影響を与える傾向にあります。働き盛りの28歳は、仕事とプライベートのどちらを優先すべきかという悩みを抱えやすい立ち位置だといえるでしょう。
「結婚後の仕事はどうしたらいい?辞める前に自分に合う働き方を考えよう」のコラムでは、結婚後の働き方について解説していますので、参考にしてみてください。
28歳が仕事の不安を取り除く5つの方法
先述のような不安を取り除くには、他人と比較しないことや、仕事と生活のバランスを保つことが大切です。どのように仕事の不安と向き合うべきかを知り、充実した28歳を過ごすために役立ててみてください。
1.他人と比較するのをやめる
自分を過小評価しないためにも、他人と比較するのはやめましょう。28歳になれば、働き方やキャリアの積み方に違いが出てくるのは自然なこと。大切なのは過去の自分と比べたときに、今の自分のほうが成長しているかどうかです。
そういった見方ができるようになると、自然に他人と比較して劣等感を抱くことも減るでしょう。
また、SNSを通じて発信される情報に振り回されないことも重要といえます。仕事で大きな成果を出したり昇進したり、SNSを見ていると周りの人たちの輝かしい投稿ばかりが目に入って、ますます自分が劣っているように感じる人もいるようです。
しかし、それらの投稿は、日常からほんの一部を切り取ったものに過ぎません。投稿している人たちも毎日華やかな生活を送っているとは限らないため、気にし過ぎないようにしましょう。気になる人は、SNSと距離を置く時間を取ることがおすすめです。
2.ワークライフバランスを重視した働き方を目指す
ライフステージの変化に対応して働くには、ワークライフバランスを重視した働き方を目指すことも大切です。ワークライフバランスとは、仕事と生活のバランスを調整しながら充実した日々を過ごすことを意味します。
昨今、ワークライフバランスを重視した働き方の実践をアピールする企業も増えているようです。各種休暇制度やフレックスタイム制など、働きやすい環境の整備は従業員の満足度やモチベーションアップにつながる傾向があります。
現在の職場では、自分の希望にあわせたワークライフバランスを実現させるのが難しいという場合、28歳というタイミングで転職を視野に入れてみるのも一つの手です。生活の変化に理解のある企業で働くことも検討してみましょう。
ワークライフバランスについて詳しく知りたい方は、「ワークライフバランスとは?メリットや言葉の使い方を解説」のコラムをあわせてご一読ください。
3.得意なことや苦手なことを整理する
現状に不安を感じるときは、仕事において得意なことや苦手なことを整理するのがおすすめです。どこが評価されているのか、どのような仕事を任せられているのかを洗い出し、自身の得意分野を整理しましょう。
客観的に自分の得意分野を捉えられ、より一層力を発揮することで周囲からの評価を高められる可能性があります。
得意なことを整理するときの注意点
得意なことを整理する際、周りと比べ一番になれることを判断基準にすることはおすすめできません。「この中で自分が一番になれることはない…」と自信を失ってしまう可能性があります。一人で滞りなくこなせることを得意なこととして整理していきましょう。
4.会社への不満を明確にして解消法を探る
会社への不満がある場合、理由を明確にして解決法を見つけることが大切です。「これだけ頑張っても給料は上がらない」「大きな仕事を任せてもらえない」と不満を持ち続けると、モチベーションが上がらず短期離職につながる可能性があります。
現状の不満を解消するために、「信頼できる人に相談する」「仕事のスキルを高める」など、自分が何をすべきか考え、行動することが大切です。
5.「仕事ができない」という考えを捨て視野を広げる
苦手なことばかりに目がいってしまうときは、自分の得意なことやスムーズに行える業務を探し視野を広げることで、不安を取り除ける場合もあるでしょう。
「仕事ができない」という不安を抱き続けると、十分に力を発揮できない可能性があります。得意な業務・不得意な業務は人それぞれです。自分では「仕事ができない」と感じていても、やり方や業務内容を変えれば、自分の力を発揮できる場合もあります。
28歳は仕事を変えるのに良いタイミングなの?
28歳は仕事を変えるのに適したタイミングともいわれています。20代後半での転職は遅いと感じる人もいるようですが、近年は企業側の中途採用に関する考え方も変化しつつあり、以前よりも年齢を気にしなくなっているようです。
とはいえ、社会人生活に慣れ、ある程度経験も積んだ28歳で転職して良いものかと悩む人も多いでしょう。ここでは、なぜ28歳が転職に適しているのかという理由について解説します。
28歳が転職に適している理由
28歳は仕事におけるポテンシャルと社会人としての経験を兼ね備えているため、企業側が魅力を感じる人材です。新卒のように教育に時間やコストをかける必要もなく、経験を基に自発的に動けるという点において、28歳は評価されやすい年齢といえるでしょう。
以下では、28歳が転職に適している理由をさらに具体的に解説します。
社会人としてのスキルが身についている
社会人経験を持つ28歳は、基本的な仕事のスキルを身につけていることが武器です。大学や高校を卒業後に働き始めた場合、28歳の年齢ではすでに5〜10年ほどの社会人経験を積んでいます。基本的な社会人マナーや知識も兼ね備えており、新卒や第二新卒のように基礎研修を要しません。
このように、若いながらも即戦力として動ける28歳は、企業側から注目を集めています。
柔軟性や適応力が期待できる
28歳の年齢で転職すると、30代に入るころには新しい仕事や職場環境に慣れ、基本的な業務を問題なくこなせるようになります。
30歳を過ぎた人材は、スキルの面で重宝される一方、「今までに得た経験や知識から固定概念に縛られやすいのでは?」とその後の成長性に懸念を持たれる場合があるようです。その点、20代である28歳は、若さ特有の柔軟性や成長が期待できる人材として評価されやすいといえます。
転職するときに求められるスキルについて、「自分の市場価値はどのくらい?転職時に求められるスキル」のコラムで解説していますので、参考にしてみてください。
28歳が転職のアピール材料にすべきポイント
28歳が転職を成功させるためには、過去の仕事における経験やリーダーシップ、先に述べた柔軟性などをバランスよくアピールすることが大切です。
具体的にどのようなポイントを押さえてアピールすべきかを、以下の項目で確認しておきましょう。
前職での知識や経験
社会人としての基本的なスキルや前職で得た経験、身についた知識をうまくアピール材料として使いましょう。特に、これまでに仕事上で身につけた専門的スキルは、同じ職種や同業他社に転職する場合に強い武器となります。
仕事に直結する資格などを持っている人は、実務経験とあわせて積極的にアピールすると良いでしょう。
リーダーシップ力
率先してリーダーシップを取れる人物であることも、アピール材料の一つです。中途採用に期待されているのは、即戦力としての働き方。指示されたことだけをこなすよりも、リーダーシップを発揮して、自分から積極的に動ける人材のほうが評価される傾向にあります。
なかには、28歳までに仕事でリーダー業務を経験したことがないという人もいるでしょう。しかし、企業が28歳の人材に求めるのは、リーダーとしての経験よりも素質です。「△年後にはチームリーダーになりたい」「管理職になるために、こういった努力をしていきたい」というように、将来に向けて前向きな気持ちや姿勢を見せるのが重要です。
転職時に自己アピールする方法について、「自己PRが思いつかないときの転職活動の進め方とは?」のコラムで解説していますので、参考にしてみてください。
28歳から未経験の仕事にチャレンジできる?
28歳から未経験の職種や業界にチャレンジする人もいます。経験や専門的スキルが28歳のアピール材料だとすると、「未経験の仕事へ挑戦するのは厳しいのでは」と躊躇する人は多いでしょう。しかし、28歳からの挑戦は決して遅くはありません。大事なのは、これまでの経験を新天地でどのように活かせるかを考えることです。
見方や考え方を変えることで、前職で身につけた専門スキルを、ほかの職種や業界で活かす方法が見出せるでしょう。
未経験者はポータブルスキルを武器に転職しよう
28歳が未経験の仕事に挑戦する際には、ポータブルスキルを売りにするのも一つの手です。ポータブルスキルとは、どのような場所でも活かせる汎用性の高いスキルのこと。転職希望先で自分の専門スキルを活かすのは難しそうと悩む人は、このポータブルスキルに注目してみましょう。
厚生労働省の「ポータブルスキルについて」によれば、ポータブルスキルの要素は「仕事のし方」と「人との関わり方」の2つに大別されます。以下で詳しく見ていきましょう。
「仕事のし方」におけるポータブルスキルとは
仕事の行い方に関するスキルが身についているかどうかは、次の5つのポイントから判断されます。
- 1.現状の把握:自分がやるべきことを把握するために、情報を集める
- 2.課題の設定:仕事において、やるべき課題を設定する
- 3.計画の立案:担当の業務や課題を進めるために、計画を立てる
- 4.課題の遂行:業務を滞りなく進める
- 5.状況への対応:イレギュラーへの対応を行う
これらは仕事で成果を上げたり、効率的に業務をこなしたりするうえで重要とされているポイントです。そのため、上記5つの作業を適切に行える力がある場合、仕事の行い方に関するスキルが身についているといえるでしょう。
「人との関わり方」におけるポータブルスキルとは
人との接し方に関しては、次の4つのポイントによって判断されます。
- 1.社内対応:受けた指示に従うだけでなく、状況にあわせて自分から提案を行う
- 2.社外対応:取引先や顧客と関係を構築、継続していく
- 3.上司対応:上司と適切にコミュニケーションをとる
- 4.部下マネジメント:部下を適切に評価し、育成しながら業務を任せる
これらは、周囲と良好な関係を保ちながら仕事を行ううえで大切なポイントとされています。転職の有無に関わらず、28歳の社会人として身につけておきたいスキルといえるでしょう。
「28歳での転職は厳しい?未経験・スキルなしで異業種に就く方法を解説!」のコラムでは、未経験の業種に就職するときのポイントについて解説していますので、参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)
28歳が仕事を変えてキャリアアップを成功させるコツ
28歳の仕事探しは、自分が望むキャリアパスを明確にしたうえで行いましょう。ただやみくもに転職活動を進めても、充実した働き方や生活は手に入りません。納得いく転職を叶えるためには、自分自身を知ることも大切です。自分を知り、キャリアアップにつながる転職先を見つけましょう。
十分なキャリアプランニングを行う
28歳が仕事で理想のキャリアアップを叶えるためには、あらかじめ十分に計画を練る必要があります。28歳は企業から人気の高い人材。なかには良い条件で声をかけられる人もいるでしょう。しかし、目先の利益やその場の感情で安易に転職を決めるのは危険です。良い条件ばかりに気を取られてしまうと、入社後にほかの面でミスマッチが起こる場合もあります。
そのような状況を防ぐためにも、まずは自分のキャリアにおけるゴールを設定しましょう。目指すべき到達点がはっきりしていれば、途中でさまざまな選択を迫られたとしても、間違った方向へ進むことが防げます。
また、自分の人生設計とあわせてキャリアマップを作成すれば、ワークライフバランスの調整もしやすくなるでしょう。
「就職・転職でも役立つ!キャリアプランシートとは」のコラムでは、キャリアマップの作成方法について解説していますので、参考にしてみてください。
自身の経験やスキルを再確認する
28歳の自分が持つ経験や仕事に関するスキルを再確認し、キャリアアップのために何が足りないのかを把握しましょう。足りない要素が分かれば、あとはそれらを身につけるためにどうすれば良いのかを考えます。「資格を取得する」「語学を身につける」など、何をすべきかは人によってさまざまです。今は転職せずに同じ場所で働き続けるほうが良いという結論に至る人もいるでしょう。
自分の実力やスキルを見直すことで、キャリアアップのために何が必要なのか冷静に判断できるようになります。
自分が活躍できる企業を見極める
28歳がキャリアアップにつながる仕事に転職するためには、自分が活躍できる環境を見極める必要があります。自分のスキルや経験が活かしにくい職場では、短期離職につながる可能性も。理想の仕事への転職を実現させるには、「自分に合った企業がなかなか見つからない」「そもそも企業研究って何をすれば良いのか分からない」という人は、転職エージェントの利用がおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。