18歳での就職の現状は?一人暮らしできる?フリーターの就活方法も解説

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この記事のまとめ

  • 18歳で就職する人は高校卒業者全体の13%だが、専門学科では40%を占める
  • 18歳で就職すると、同年代より早く社会人経験を積んだりお金が稼げたりする
  • 18歳で就職するデメリットは、賃金が低めなことや職業選びの幅が狭いことなど
  • 18歳におすすめの就職先は、働きながら技術や知識を身につけられる業界や職種
  • 18歳のフリーターやニートが就職するなら、第三者の力を借りるのがおすすめ

18歳で就職することを考えていても、周囲の進学率や意見を聞いて悩んでしまう方もいるでしょう。現在は大学進学率が高いといわれていますが、18歳での就職も立派な選択肢の一つです。正しく仕事選びができれば、キャリアアップなどに有利にはたらく可能性も十分あるといえます。このコラムでは、18歳の就職率やおすすめの職業などを紹介。迷っている方は、このコラムで一緒に答えを探っていきましょう。

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18歳の就職率は?

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文部科学省の調査によると、令和5年3月に高校を卒業した96万8,303人のうち、就職者は13万5,035人でした。これは、全体のおよそ13%に当たります。この結果を受けて、「周囲の就職率とは違う」と感じた人もいるでしょう。それには、学科ごとの就職率が関係しているようです。

学科ごとの就職率

普通科と総合学科の卒業人数は、合わせて76万4,536人で、全体の高校卒業者のおよそ78%を占めます。このうち、就職者数は約7%にあたる5万4,560人です。普通科・総合学科では90%以上の学生が進学を希望していることになり、従って就職希望者の数が非常に少ないことが分かります。一方、専門学科全体の卒業人数は20万7,128人で高校卒業者のおよそ21%。そのうち就職者数は8万3,660人で、40%となります。専門学科では、実に半数近くの学生が就職するのが現状です

これらのデータは、18歳での就職率が学科によって大きく違うことを示しています。専門学科では、普通科よりも就職が一般的な選択肢であるといえるでしょう。

参照元
文部科学省
令和5年3月高等学校卒業者の就職状況(令和5年3月末現在)に関する調査について

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18歳高卒者の初任給で一人暮らしはできる?

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厚生労働省の調査によると、令和4年の高卒者の平均初任給は18万1,200円でした。保険料や税金などが引かれた手取り額は月収の約8割が一般的のため、初任給の平均手取り額はおよそ13万円と考えられます

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況

18歳で就職したら扶養を外れて年金や社会保険料を払う

18歳で就職した場合は、親の扶養を外れて年金や社会保険料を払うことになります。「社会保険に入りたい!ニートが就職するために大切なこと」でも解説しているように、就職後は健康保険や厚生年金保険、労災保険など5つの社会保険料の支払いが必須です。これらを支払うことによって、業務に関連する怪我や病気を負った際の労災保険、老後の生活のための年金などの手厚い保障が受けられるようになります。18歳で年金手帳がない場合も、会社側の手続きによって社会保険の加入手続きが可能になるので、把握しておきましょう。

手取り13万円で一人暮らしはできる?

結論からいうと、一人暮らしは可能です。しかし、かなり節約する必要があるでしょう。ここでは、13万円で一人暮らしをした場合、どのような生活になるのかをシミュレーションしてみます。

どのくらいの家賃の家に住める?

賃貸契約を結ぶためには、まず、契約者に家賃の支払い能力があるか審査があります。一般的に「月収の3分の1以下の家賃」が審査通過の目安です。よって、月収16万円の人は管理費や共益費込みでおよそ5万3000円以下の物件であれば、賃貸契約が結べる可能性が高いといえるでしょう。全国の一人暮らしの人の平均家賃はおよそ5万円弱ですが、地域によって金額に大きな差があります。首都圏は特に高い傾向にあるので、できるだけ安い地域を探すなど、視野を広げて物件探しをする必要があるでしょう。

生活費はどのくらいかかる?

政府の家計調査によると、単身世帯でかかる1ヶ月間の生活費の平均は以下のとおりです。

項目金額
食費3万8,410円
家賃2万2,116円
光熱費・水道代1万1,383円
家具・家事用品5,687円
服飾品・靴4,606円
医療費7,625円
交通費・通信費1万8,856円
教育費・教養娯楽費1万7,113円
その他雑費2万9,251円
交際費1万2,951円
計(※使途不明金は含まない)16万7,998円

引用:e-Stat 政府統計の総合窓口 時系列-支出(実数,実質増減率)-2014年~2021年

この結果をもとにすると、13万円で生活するにはおよそ4万円ほど節約する必要があります。貯金やいざというときのお金も考えると、13万円では切り詰めた生活になるでしょう。一人暮らしを検討する場合は、一人暮らしの必要性や予想される生活水準に関して、十分に考えたうえで決定するようにしてください。

参照元
e-Stat 政府統計の総合窓口
家計調査 / 家計収支編 単身世帯 年報 第1-1表 1世帯当たり1か月間の支出(単身世帯)

18歳で就職する4つのメリット

18歳で就職する4つのメリットの画像

18歳という若い年齢で就職すると、同年代よりお金を稼げる、早くから社会人経験を積めるなどのメリットがあります。以下、内容をそれぞれ見ていきましょう。

1.同年代より使えるお金が多くなる

就職した場合は、同世代より自分のお金が増えるというメリットがあります。「18歳の就職率は?」で示したとおり、18歳では就職せずに進学する人が多数派です。働いているとしてもアルバイトであることが多いので、稼げる額には大きな差が生まれるでしょう。また、正社員に就職すると社会的信用度が高くなるため、クレジットカードの作成や賃貸物件の手続き時などに有利になる可能性があります。18歳で就職すれば、周囲よりも金銭的に余裕のある生活が送れるでしょう。

2.若さを評価してもらえる

就職活動では、若さも評価される要素の一つとなります。柔軟性のある若いうちに採用することで、長期的に企業で活躍できる人材を確実に育成できるためです。就職活動の場において18歳は歓迎されることが多く、就職先も比較的決まりやすいといえるでしょう。

3.早くから社会人経験を積める

早くから社会人経験を積めるのは、18歳で就職する大きなメリットといえるでしょう。大卒の人が新卒で就職するのは22歳なので、4年間の差があります。4年間で身につけられる業務上の知識やスキルは多く、そういった面では一歩リードすることが可能です。

4.未経験の仕事にチャレンジしやすい

18歳での就職はポテンシャルが評価されるため、未経験の仕事でも採用されやすくなります。若いうちにさまざまな仕事を経験し、どんなものが自分に合うのか探すことも可能です。一方、年齢を重ねると知識やスキル、実務経験が求められることが多いため、未経験の仕事に挑戦しづらくなっていきます。「やりたいことがある」「適性に合う仕事を探したい」という場合、18歳で就職した方が行動しやすいというメリットがあるでしょう。

18歳で就職する5つのデメリット

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18歳で就職するデメリットとしては、賃金の低さや出世のしにくさ、職業選びの幅が狭まる可能性などが挙げられるでしょう。以下でそれぞれ詳述します。

1.比較的賃金が低い傾向がある

一般的に賃金は学歴や経験、保有スキルなどによって決まります。18歳の段階ではどれもまだ身についていないことが多く、従って賃金が低く設定されている場合が多いでしょう。また、その後の昇給にも影響するため、将来的には大卒で入社してきた後輩に賃金を抜かれてしまう可能性もあります。

2.大卒と比べて出世しにくい

出世に必要なのは実力や適性ですが、なかには大卒を基準に総合職の管理職を選出する企業があるのも現状です。実力主義の企業なら問題ありませんが、学歴も重視される企業に18歳で就職した場合は、出世のチャンスに恵まれにくい可能性があるでしょう。

3.進学する人に比べて自分の時間が少ない

大学や専門学校などに進学した学生の人に比べると、自由な時間が少ないのもデメリットの一つです。同年代の学生は講義やアルバイト、サークルなど、さまざまな活動に時間を割いている一方で、18歳で就職すると仕事中心の生活になってしまいます。進学した同年代と比較し、仕事ばかりの日々に憂鬱になってしまうこともあるようです。

4.学歴の条件を満たせない求人がある

求人には、学歴が条件となっているものも多く存在します。高度な専門性が要求されたり、条件の良い求人は「専門・大卒以上」となっているものも多く、応募したくてもできない場合があるでしょう。

5.職業選びの幅が狭くなる可能性がある

職業によっては、大学や大学院、専門学校でスキルや資格を身につける必要がある場合も。18歳で就職する場合はこれらの条件を満たせないことが多いため、必然的に選択肢が狭まる可能性があります。

18歳の場合は、メリット・デメリットを比較しながら、進学や就職などの進路を慎重に決める必要があります。「高卒で就職するメリット・デメリットは?大卒との違いやおすすめの職業を紹介」では、18歳で就職することの利点や欠点、就職活動のポイントなどを詳しく解説しています。ぜひご確認ください。

18歳で就職する際におすすめの職業

18歳で就職する際におすすめの職業の画像

18歳での就職を考えている方におすすめの職業には、働きながら知識やスキルを身につけられたり、若さや体力が武器になったりする職業が挙げられるでしょう。業界と職種に分けて、それぞれおすすめの職業をご紹介します。

おすすめの4つの業界

18歳の就職を検討する際におすすめの業界は、介護やサービス業、建設業などが挙げられるでしょう。以下でそれぞれについてご説明します。

1.介護・福祉業界

介護・福祉業界は、資格や経験のないことが多い18歳も就職しやすい業界といえます。未経験で業界に入り、経験を積みながら資格取得を目指す人が多いほか、高齢者人口が増加し介護職のニーズが高まっていく一方で人材確保が難しく、未経験者を積極採用していることも要因の一つです。働きながら資格やスキルが身につけられるうえ、資格を取得すればキャリアアップも目指せるため、長く働き続けたい人におすすめの業界です。

2.飲食業界

18歳で就職を考えるなら、飲食業界もおすすめです。飲食業界の仕事は調理師やホールスタッフ、店舗責任者などさまざまで、人とのコミュニケーションが好きならホールスタッフ、手に職をつけたいなら調理師というように得意分野や適性から選べるのが魅力。調理師は専門学校に行かなくても、2年の実務経験があれば受験資格が得られるため、働きながら資格が取得できます。ホールスタッフの場合は、店長としてキャリアアップする道も。また、ホールスタッフの仕事で得られる臨機応変な対応力や全体を俯瞰する力は汎用性のあるスキルなので、将来転職を考えるときにも役立つでしょう。

3.建設業界

建設業界では労働者の高齢化が進んでおり、体力のある若い人材のニーズが高まっています。未経験から挑戦でき、働きながら必要なスキルを身につけられるのがメリットです。また、経験を積んで現場監督など施工管理の職を目指すのもおすすめ。建設業の仕事はチームワークが重要なので、体力に加えてコミュニケーション能力も必要ですが、適性があれば長く続けられる仕事といえるでしょう。

4.運送・旅客業界

運送・旅客業界も、人手不足や高齢化により体力のある若い人材が求められているため、18歳から活躍できるでしょう。自動車の運転に興味があり、長時間の勤務に耐えられる体力のある人におすすめです。同じ輸送業でも、長時間1人で運転する運送業に対し、人と接する旅客業はさまざまな人と関わるのが大きな違い。一人で黙々と業務にあたるのが得意なら運送業、人とのコミュニケーションが好きなら旅客業が向いているでしょう。

18歳で就職した場合、仕事は何時まで働ける?

18歳で就職した場合、時間帯の制限なしで仕事ができます。労働基準法第六十一条によると、18歳未満は深夜22時から早朝5時までの時間帯は働けません。ただし、18歳になるとこれらの制限がなくなるため、夜勤や深夜帯に及ぶ業務も問題なくこなすことが可能です。
 

参照元
e-Gov法令検索
労働基準法

おすすめの4つの職種

18歳で就職する際におすすめの職種は、販売職や営業職などです。これらの職種にはどのような人が向いているのか、何が求められるのかを紹介していきます。

1.販売職

アパレルやIT、保険などあらゆる業界で活躍できる販売職は、18歳の就職におすすめの職種といえます。なぜなら、販売職で重視されやすいのは学歴や専門技術よりも、商品への深い知識やコミュニケーション能力だからです。ほかにも、相手がどんな商品やサービスを求めているか察する分析力、相手の立場に立った案内をする対応力なども求められます。これらは実際に働きながら身につける能力のため、就職活動の場でやる気や意欲をアピールできれば採用の可能性は高いでしょう。

2.営業職

自社のサービスや商品を売り込むのが主な業務である営業職も、18歳で就職する際の候補の一つでしょう。営業職の仕事は、顧客のニーズを読み取って最適な商品やサービスを提案することのため、コミュニケーション能力だけでなく傾聴力やプレゼンテーション能力が必要です。仕事内容の特性上、営業職には学歴が問われないほか、給料も出来高制であることが多いので、頑張り次第で収入を伸ばせるのも魅力です。年齢や学歴に関係なく、営業成績によって収入を大きく伸ばせるので、チャレンジしがいのある職業といえるでしょう。

3.技術職

技術職とは、ITプログラマーや施工管理など、主に理系の専門知識を活かして製造や管理に携わる仕事のこと。身につけた専門スキルを活かして長く働き続けられるだけでなく、専門性の高さからある程度雇用が安定しているのも魅力といえます。技術職では、高い技術を身につけるために長年の経験が必要です。そのため、長期キャリア形成の観点から、若い人材が歓迎されます。未経験から技術やスキルを学べるため、18歳で就職を考えている人にもおすすめです。

4.事務職

事務職は、企業の部署やプロジェクトが業務を行いやすいようにサポートする仕事です。パソコンでの書類作成や来客の応対、備品の管理など、さまざまな業務があります。ほかの人が働きやすいように雑務をこなすのが業務の目的なので、細かいところまで気配りできる人に向いているでしょう。また、パソコンの基本操作ができればOKという求人も多く、チャレンジしやすいのも魅力です。さらに経理などのスキルも身につければ、スキルアップも目指せるでしょう。

ここで紹介した職業は一例のため、就職活動の前にいろんな業界・職種を調査してみるのがおすすめです。「高卒の就職先におすすめの業界・職種一覧!探し方の手段ランキングも紹介」では、18歳の就職におすすめな業界・職種をさらに詳しくご紹介しています。気になる方は、ぜひご確認ください。

18歳で就職するのに役立つ4つの資格

18歳で就職するのに役立つ4つの資格の画像

就職する際に役立つ資格は、普通自動車免許や秘書検定などです。これらの資格を持っていなくても就職はできますが、採用担当者に真面目で勤勉な人という印象を与えます。また、志望する業界に関するものなら、やる気や適性もアピールできるでしょう。

1.普通自動車免許

普通自動車免許は汎用性が高く、運送業や営業職など、さまざまな業界・職種で重宝される資格です。運送業や建設業では業務に必要不可欠なほか、スキルアップのために大型免許を取得する際にも普通自動車免許の保有が条件になります。また、営業職など外回りをするような職種でも、普通自動車免許を求められる場合が多いでしょう。多くの場面で役立つ資格のため、18歳で就職を考えている人は取得を検討してみてください。

2.ITパスポート

ITパスポートは、情報技術に関する基本的な知識を広く問う資格です。ごく初歩的な内容なので、IT関連の業務に直接活かせるわけではありませんが、「ITに関心があり、基礎知識は得ている」というアピールになります。18歳でIT業界への就職に興味のある方は、取得を検討してみても良いでしょう。

3.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは、マイクロソフト社のWordやExcelといったソフトの習熟度を判断するもので、一般レベルであるスペシャリストを取得しておくと、パソコンスキルの証明になります。事務職をはじめとするパソコン作業中心の仕事を志望する場合は、就職活動でのアピールポイントになるでしょう。

4.秘書技能検定

秘書技能検定は、業務で活かせるビジネスマナーを問う資格です。3級では社会人としての基本的なマナーが、2級では電話対応や仕事の優先順位のつけ方など、応用力が身につきます。取得していれば実務に活かせるほか、採用担当者に良い印象を与えられるのもメリットです。18歳で就職を検討している人でビジネスマナーに不安のある方は、ぜひ確認してみてください。

勉強に時間がかかり過ぎてしまうのは避けたほうが良いですが、資格を取得することで就職活動や就職後に役立つ可能性は十分にあります。18歳で資格取得を考えている人は、「高卒で取れる国家資格や民間資格を紹介!高収入・キャリアアップを目指そう」も参考にしてみてください。

18歳で仕事選びをする際の5つのコツ

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18歳で仕事を選ぶときの最大のポイントは、視野を広く持つことです。そのほか、情報収集や自己分析などいくつか押さえておくべきポイントも。以下、それぞれ解説します。

1.視野を広くもつ

18歳で就職するなら、仕事探しの前に業界や職種について視野を広くもつことが大切です。限られた選択肢しか知らないまま就職先を決めようとすると、自分に本当に合っている仕事を見つけられない恐れも。できるだけ多くの選択肢のなかから納得できる仕事探しをするためにも、業界や職種の知識を得ておくと良いでしょう。ハタラクティブの業界図鑑職種図鑑では、特徴や具体的な仕事内容などを業界・職種別に解説しています。知らなかった職業について知るチャンスでもあるため、ぜひ確認してみてください。

2.自己分析をする

仕事探しには、自己分析が重要です。自己分析とは、自身の経験を振り返ることで強みや長所、短所を分析し、「どんな仕事をやりたいのか」「自分には何ができるのか」を導き出す作業のこと。自己分析を丁寧に行うことで、仕事選びの軸となる譲れない条件や仕事の適性を知れます。高卒で社会人経験がない場合は、アルバイトや部活の経験をもとに考えてみてください。詳しいやり方は「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」で解説しています。

3.学歴・経験不問の求人を探す

18歳が就職先を見つけるなら、自己分析の結果を就活の軸にしたうえで、できるだけ「学歴不問」「未経験可」を条件にしている求人を探しましょう。学歴不問と書いていない求人は、学歴によって待遇に差があったり、高卒不可だったりする可能性があるためです。また、学歴不問でも経験を求められる求人では、18歳の段階での就職は難しい場合が多いでしょう。

4.今後のキャリアプランを考える

18歳で納得できる就職を叶えるためには、「就職が決まれば良い」という目先の目標だけでなく、その後のことも考えましょう。仕事は長年続けていくものなので、どんなふうにキャリアを形成していくかという視点を持つのは大切です。「×年後には資格を取得してキャリアアップしたい」「年収△△万円を目指したい」などの目標を定め、就職活動の時点からキャリアアップの道筋をある程度考えておくと良いでしょう。

18歳の就職活動を効率よく進める5つの方法

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効率良く就活を進める方法は、求人サイトを利用する以外にも、ハローワークや就職エージェントなどで求人紹介を受けるやり方などさまざま。ここでは、就活するときの5つの主な方法についてご紹介します。

1.求人サイト

求人サイトは、手軽に幅広い職種や業種の求人が見られるのがメリット。頻繁に更新されるので、新しい求人をどんどん閲覧できるほか、気になった求人にスピーディーに応募できるのも魅力です。一方で、情報が多過ぎて絞り込みにくい、企業の詳細が分かりにくいといったデメリットも。また、応募管理もすべて自分自身でしなくてはいけないので、就職活動に不慣れな場合は難しく感じることもあるでしょう。

2.求人雑誌

求人雑誌では、職種や地域別に求人情報が掲載されているため、仕事内容や勤務地などの希望がある方は使いやすいでしょう。デメリットは、情報量が少ないこと。まだ仕事の軸が定まっていない人には、内容が限定的過ぎて使いづらい可能性があります。

3.人からの紹介

知人のつてなどで求人紹介を受けられる可能性もあります。メリットは、ある程度話が通っているため、採用担当者が比較的採用に前向きなことです。また、仕事上で何かあれば、紹介者に間に入ってもらい、相談することもできるでしょう。一方、自力での就活に比べて、求人が気に入らなくても断りづらい、仕事を辞めづらいという点がデメリットです。紹介者との人間関係にも影響するので、それがプレッシャーになってしまう恐れもあるでしょう。

4.ハローワーク

ハローワークやジョブカフェといった、公的な就職支援機関を利用するのも手です。求人紹介以外にも無料の就職セミナーや相談受付を行っているので、就活の進め方が分からない人でも安心なのがメリット。求人量も多いうえ、ハローワークごとに管轄地域があり、その地域の求人を多く扱っているので、すでに働きたい地域が決まっている人はより利用しやすいでしょう。デメリットは、ハローワークを通じてしか応募できない点と、一度にいくつも応募できない点。求人サイトと違って気になった求人すべてに応募するのは不可能なので、不自由さを感じる可能性もあります。

5.就職・転職エージェント

就職・転職エージェントは、民間企業が運営する就職支援サービスです。利用のメリットは、サービスのきめ細やかさと、自分に合った求人を紹介してもらいやすい点が挙げられるでしょう。これは、年齢層や業界に特化したサービスを展開している就職・転職エージェントならではの特徴です。また、専門知識をもったアドバイザーによる担当制のため、じっくり就職相談に乗ってもらいやすいのも魅力。デメリットは、自由に求人に応募できない点と、求人サイトやハローワークなどに比べて扱う求人が少ない点です。しかし、そのぶんカウンセリングやマッチングに力を入れている傾向があるので、仕事選びを誰かに相談しながら進めたい人に適しているでしょう。

18歳で就職する人のなかには、新卒の人だけでなく、フリーターやニートという立場の人もいるでしょう。フリーターやニートの方は、自分の経歴に自信がない場合が多く、一人で就活を進めるのはなかなか難しいと感じる方もいるようです。求人サイトや支援機関など、さまざまなサービスを利用してみて、自分に合ったサービスを探してみてください。

フリーターやニートから就職するには?

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フリーターやニートから18歳で就職するには、第三者の力を借りるのが有効です。社会経験や知識が豊富な第三者のアドバイスを受けることで、より自分に合った仕事を見つけられるでしょう。親や周囲の人も良いですが、できるだけ自分を客観的に評価してくれる人に頼ってみてください。求職者に求人を紹介してくれるハローワークや就職・転職エージェントなどでは、求人紹介以外にも、就活のプロが求人選びのアドバイスをしてくれます。このように、求職者と企業とのマッチング経験が豊富な人に相談するのも一つの手です。

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