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体を動かす仕事には何がある?女性が活躍できる職種を知ろう
更新日
この記事のまとめ
- 体を動かす仕事には、ドライバーや清掃スタッフなどがある
- 体を動かす仕事は健康に良く、資格取得で高収入を目指せるのがメリット
- 体を動かす仕事は単独で業務を行うことが多く、人間関係のストレスが少ない傾向
- 体を動かす仕事は疲労がたまりやすいので、マッサージやストレッチでケアしよう
女性が活躍できる体を動かす仕事をお探しの方に向けて、具体的な仕事の種類をご紹介します。
体を動かす仕事は運動不足の解消につながり、健康に良い影響があるのがメリット。このコラムでは、年齢を重ねても仕事を続けるためのコツをご紹介するので、これから就職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
女性が活躍できる体を動かす仕事の種類
体を動かす仕事は男性向けのイメージが強いものの、女性が活躍できる職種も多くあります。令和4年に厚生労働省が行った「働く女性の状況」では、主な産業の女性雇用者数の推移が以下のように報告されています。
引用:厚生労働省「働く女性の状況」
調査では、医療・福祉で働く女性の割合が多いと報告されていますが、医療・福祉は体を動かす職種の多い業界です。ここではさまざまな業界を対象に、女性も活躍できる体を動かす仕事を具体的にご紹介します。
工場の作業員
工場の作業員は未経験者歓迎の求人が多く、高卒・大卒などの学歴に関わらず誰もが応募しやすい仕事です。工場で体を動かす仕事には、次のような種類があります。
組み立てや加工
ベルトコンベアで運ばれてくる部品を組み立てたり、機械を操作して加工したりする仕事。扱う製品は、自動車や家電、日用品などさまざまです。
検品
できあがった製品に不備がないかチェックする仕事。現場によっては立ったまま検品し、検品後の製品を決まった場所まで運ぶ作業もあるため、体を動かす機会は多いでしょう。
ピッキング
作業に必要な部品を倉庫内から運んでくる仕事。倉庫内を動きまわって部品を運ぶ作業で、運ぶものによってはフォークリフトや台車を使用する場合もあります。フォークリフトの資格を持っていると、給与アップにつながるでしょう。
倉庫管理
できあがった製品の在庫を管理する仕事で、製品をスムーズに出荷できるように並べます。商品を整理整頓するのに体を動かすので、意外にも体力が必要です。
ドライバー
ドライバーは、トラックを運転して、配送や引越などの荷物を運ぶ仕事です。
宅配などの近距離から中距離、長距離と働き方は複数あります。運転以外にも、集荷や荷積み、荷下ろしを自分で行うことが多いので、体を動かす仕事です。2トン未満の小型トラックは普通自動車免許で運転できますが、高収入を目指すなら準中型免許や中型免許、大型免許を取得するのがおすすめ。
ほかにも、けん引免許などの免許や運行管理者などの資格を取得してキャリアアップすることで、より高収入が目指せます。
清掃スタッフ
商業施設やオフィスビル、ホテル、病院などの清掃を行う仕事です。床や天井といった室内のクリーニングのほか、外壁や窓ガラスなど屋外の清掃を行うこともあります。清掃は、フロアを行き来したり、清掃道具を持って階段を登ったりする機会が多く、一箇所でじっとしていることは少ないでしょう。
最近は個人の自宅を掃除するハウスクリーニングの需要も高まっていて、家事経験が豊富な女性が多く活躍しています。
飲食店スタッフ
ホールスタッフは重い道具を持つ場面はありませんが、注文をとりにテーブルを回ったり、できあがった料理を運んだりと、よく動き回る仕事です。
業態によっては、土日祝日関係なくオープンしているため、勤務時間が変則的になることも考えられます。調理を担当するキッチンも、立ちっぱなしで仕込みや皿洗いを行うので、体を動かす仕事といえるでしょう。
スポーツジムのスタッフ
スポーツジムのスタッフは、お客さまに体操やストレッチのやり方、マシンの使い方をレクチャーするなかで、自分自身も体を動かす場面があります。
スポーツジムのスタッフは施設の利用料が無料になる福利厚生もあるため、スポーツが好きな人にはぴったりの仕事。女性・男性に関係なく活躍できますが、女性専用のスポーツジムではスタッフに女性が必要なため、女性向けの求人が見つかるでしょう。「スポーツインストラクターになるには?役立つ資格や仕事内容を紹介」のコラムも参考にしてください。
警備員
警備員には、建物の中を巡回する「施設警備」や、イベント会場で人や自転車を誘導する「雑踏警備(催事警備)」、駐車場で車を交通誘導する「交通誘導警備」の仕事があります。
警備員というと男性のイメージがありますが、女性は何かあったときに女子トイレや授乳室などにも入れるため、最近は女性警備員を必要とする施設や、ニーズも高まっているようです。仕事内容については「警備員の仕事」のコラムを確認してみてください。
参照元
厚生労働省
令和4年版働く女性の実情
健康に良い!体を動かす仕事のメリット4選
体を動かす仕事のメリットとして、「健康に良い」「無資格から挑戦しやすい仕事が多い」などが挙げられます。ここでは、体を動かす仕事のメリットを4つご紹介します。
健康面に良い影響がある
体を動かす仕事に従事することで、運動不足が解消されて体力がつく、筋肉が鍛えられるといった健康面に良い影響が期待できるでしょう。
たとえば、工場で重い荷物を上げ下ろしする仕事では上半身が鍛えられ、立ち仕事では下半身が鍛えられます。日頃スポーツをする習慣がない人も、体を動かす仕事を通して全身が鍛えられ、理想的な体型に近づけるでしょう。
仕事内容によってはいろいろな種類の資格が取れる
工場であればフォークリフト免許、ドライバーなら大型運転免許というように、職種によって必要な資格が取得でき、高収入が狙えます。清掃の仕事にも、「ビルクリーニング技能士」や「清掃作業監督者」などさまざまな資格があり、キャリアアップにつながるでしょう。
会社によっては、入社後に資格取得支援として、講習や受験料など必要な費用を補助してくれることもあるので、求人をよく確認してください。
無資格でも応募できる職種がある
体を動かす仕事の中には、資格がなくても応募できる職種があります。働きながらキャリアを積んで、資格取得へステップアップできるため、自分が経験したことのない職種であっても応募が可能です。実際に働きながらスキルを身につけることができるのは大きなメリットといえるでしょう。
コミュニケーションが少ない職場がある
体を動かす仕事は一人で黙々と作業を進める職種もあり、職場でコミュニケーションをとるのが苦手な人や、接客に抵抗がある人におすすめできます。ドライバーなどは基本的に一人で車を運転する仕事なので、職場の人間関係に煩わされずに業務に集中できるでしょう。
できるだけ一人で仕事をしたい方は、「一人でできる仕事25選!在宅勤務OKなどタイプ別におすすめの職種を紹介」のコラムもご覧ください。
女性も男性も知っておこう!体を動かす仕事の注意点
体を動かす仕事には、健康面などでメリットがあることが分かりました。
その一方で、業務内容によっては年齢を重ねると体力的にきつくなる可能性があります。
体が資本となるので、働き過ぎて故障が出たり、体調を崩したりすると、仕事を続けられなくなってしまうでしょう。
体を動かす仕事の注意点
- 仕事内容がルーティン化しやすい
- 危険性が高い仕事もある
- 年齢を重ねると体力的に厳しくなる
仕事内容がルーティン化しやすい
体を動かす仕事のなかには、工場勤務や清掃など、仕事内容が定型化しやすいものもあります。
仕事内容がルーティン化することで、キャリアのビジョンがつかみにくいデメリットも。変化が少ないため飽きやすくなったり、スキルアップが難しかったりする可能性もあるでしょう。
危険性が高い仕事もある
体を動かす仕事には、高所での業務や重労働など危険性が高いものも含まれます。
特に女性は男性に比べると体力が少ない傾向のため、安全に作業を行うには大変な思いをすることもあるでしょう。応募の段階で仕事内容をきちんと確認し、あまりにも危険性の高い仕事の場合は応募を再検討することが大切です。
年齢を重ねると体力的に厳しくなる
体を動かす仕事は、年齢を重ねていくと体力的に厳しく感じることがあります。重たい荷物を運ぶ・長い距離を歩く・立ちっぱなしの作業が多いなどの場合は、年齢を重ねたとき続けられなくなる可能性もあるでしょう。また、ドライバーなどの場合は、加齢による視力の低下などで仕事ができなくなることも考えられます。
体を動かす仕事に就くデメリットについては「体を動かす仕事には何がある?就職するメリット・デメリットを紹介」のコラムを参考にしてください。
健康に体を動かす仕事を続けるコツ
健康を維持しながら体を動かす仕事を続けるには、体をいたわりメンテナンスすることが必要です。毎日の仕事の後は、ストレッチやマッサージで体をほぐしましょう。手軽にできる疲労解消方法としては、湯船に浸かるのも効果的。仕事終わりや休日には、意識して体を休める時間をつくってください。
体を動かす仕事への転職を成功させるポイント
男女問わず、体を動かす仕事への転職では体を休める必要があるためワークライフバランスの整った企業を選ぶことが大切。また、待遇にも注目しましょう。
ワークライフバランスを重視する
体を動かす仕事への応募を考えるときは、デスクワーク以上にワークライフバランスを重視するのがポイントです。
体を動かす仕事は、体力的に負担が大きかったり、勤務時間が不規則になったりするケースも考えられます。ワークライフバランスが整っていれば残業や休日出勤といった時間外の業務は少ないと考えられるため、十分に体を休めることができるでしょう。詳しくは「ワークライフバランスとは?実現するメリットや取り組みの内容を解説」のコラムをご覧ください。
待遇の良い企業を選ぶ
体を動かす仕事へ応募するときには、待遇にも注目しましょう。
女性の場合は妊娠や出産の可能性もあるため、産休・育休制度の取得実績や、時短勤務制度の導入の有無などを、事前に確認する必要があります。「女性の仕事の選び方で大切なことは?おすすめの職種や成功のコツを紹介」も参考にしながら、自分に合った企業を選びましょう。
転職エージェントを利用する
自分で転職先を選ぶのが難しいと感じている場合は、転職エージェントを利用しましょう。転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することで、情報収集や就活のアドバイスを受けながら自分に合った仕事を見つけることができます。
転職エージェントの利用方法については「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」のコラムでくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
自分の希望や適性に合った仕事を見つけよう
「体を動かす仕事がしたい」「自分の体力でできる仕事を探している」など、自分の希望や適性に合った仕事を見つければ、仕事に対するやりがいや満足度が高まるので長く働ける可能性が高まります。自分に合った仕事を探すには、自己分析や企業研究が重要。
それでもなかなか見つからなければ、就職エージェントに相談するのがおすすめです。
就職エージェントとは、プロが希望や適性を判断したうえで、おすすめの求人を紹介してくれるサービス。
第三者の視点から判断してもらえるので、自分では気付けない適性や強みを発見するチャンスにもなります。ハタラクティブでは、専任の就職アドバイザーとマンツーマンで就活を進めていくので、細かいすり合わせが可能です。応募したい企業が見つかれば、書類の書き方や面接練習も実施。
満足できる就活を希望するなら、ぜひハタラクティブにご相談ください。
体を動かす仕事にまつわるQ&A
体を動かす仕事を探している人や就活している人に向けて、具体的な職種や収入アップの方法をお教えします。
女性ができる体を動かす仕事はある?
配送センターや倉庫での軽作業、スーパーの品出し、介護職などは、女性がチャレンジしやすい仕事です。無資格・未経験から始められる仕事も多いので、応募できる求人を探してみると良いでしょう。「手に職をつけたい女性におすすめの仕事一覧!転職する際の注意点も紹介」では、女性が手に職をつけられる仕事も紹介しています。
大卒でできる体を動かす仕事は?
体を動かす仕事は学歴不問の求人が多く、大卒であれば幅広い仕事に就けるでしょう。
仕事の例として挙げられるのは、工場のライン作業や建設現場での指揮・監督など。大卒の場合、工場なら製造ラインの管理や部品の受発注といった仕事を任されることも考えられます。「大卒フリーターの割合は?就職活動の進め方やおすすめの職種もご紹介」では、フリータ-歴のある大卒の就活に関するコツをまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
スポーツ系の体を動かす仕事はどんなものがある?
スポーツジムのインストラクターやコーチ、体育教師、スポーツ審判員などの仕事があります。
体を動かす機会は少ないですが、スポーツ好きならスポーツ用品店で働く道も。ほかにスポーツに関わる職業には、スポーツカメラマンや解説員などの仕事もあります。詳しくは、「スポーツ業界の仕事にはどんなものがある?特徴や必要なスキルを紹介」を参考にしてください。
高収入を得られる体を動かす仕事を知りたいです。
「体を動かす仕事は稼げない」というイメージを持つ人もいますが、資格取得やキャリアを積むことで高収入を目指せるでしょう。たとえば、工場勤務ならフォークリフト免許、食品を扱う現場なら「衛生管理者」、危険物を扱う現場なら「危険物取扱責任者」などの資格を取得することで、スキルが身につき収入アップにつながります。ハタラクティブでは、未経験から収入アップを目指せる仕事を提案しているので、ぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。