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転職の種類について詳しく解説!未経験から就職できる仕事はある?
この記事のまとめ
- 転職の種類には、「業界未経験の同職種」「未経験職種で同業界」などのパターンがある
- 未経験で転職するなら人手不足や需要の高まっている仕事がおすすめ
- 転職先を決める場合、業界の種類や業務内容を事前に把握しておくことが大切
- 転職先を選ぶときは企業の採用意図にも注目してみる
- 転職方法や使用する履歴書の種類についても確認しておこう
あなたにおすすめ!
転職にもさまざまな種類があり、「今と同じ仕事」を選ぶ方もいれば、「全く未経験の仕事」「同じ職種だけど未経験の業界」など違う環境にチャレンジする方もいるようです。転職を成功させるには、これらの種類やそれぞれの特徴を知ることが大切。このコラムでは、転職の種類や未経験から挑戦しやすい仕事などを紹介します。履歴書の種類といった転職活動で知っておきたい情報もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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転職の「種類」を知ろう
ひとくちに「転職」といっても、同業種・同職種への転職からすべて未経験の仕事への転職まで、その種類はさまざまです。まずは転職の種類と特徴、対策についてチェックしてみましょう。
現職と同じ仕事に転職
現職と同じ仕事への転職とは、現職の業界も職種も変更しない転職のことです。たとえば、「IT業界の営業から、別のIT企業の営業に転職」「同じ建設業界で、会社だけを変えて事務職として転職」などが当てはまります。業界の知識だけでなく職務の知識も活かせるため、即戦力として活躍できるでしょう。
職種未経験へ転職
「飲食業界は変えずに、営業から広報へ転職」のように、業界はそのままで職種を変える転職があります。業界への理解度やこれまで培ってきた人脈、コミュニケーション力があることなど、前職で得た特性や能力を活かせるのが強みです。
業界未経験へ転職
「出版業界の営業からアパレル業界の営業に転職」のように、職種は変えずに業界を変える転職もあります。転職先の業界について新たに学ぶ必要がありますが、同じ職務で培った知識や経験、スキルなどを活かせるでしょう。そのため、全くの未経験者に比べて転職活動が有利な場合があります。
職種も業界も未経験の転職
未経験の転職とは、「運送業界のドライバーから飲食業界の営業」や「IT業界の技術者から医療業界の人事」など、業界も職種も変える転職の種類です。業界・職種は未経験でも社会人経験があれば、基本的なビジネスマナーや転職先でも活かせるスキルをアピールできます。また、業界・職種未経験の転職は第二新卒やフリーターからの就職といった、社会人未経験の場合も含まれるのが一般的です。
同業他社への転職には注意が必要
会社によって異なるものの、同業他社への転職に制限を設けているところもあります。これは、会社独自のノウハウや技術などの流出・利益侵害を防ぐのが主な目的。該当する場合は、就業規則に「競業避止義務」として掲載されています。
また、入社時や研修時などに「競業避止義務」の契約を締結している場合、違反すれば訴えられる可能性もあるようです。競合他社へ転職する際は、必ず現職の就業規則を確認しておきましょう。
未経験の異業種への転職を成功させたい方は、こちらの「未経験での転職におすすめの業界は?成功のコツや内定を得やすい職種も解説」を読んで対策を立ててみてください。
また、「転職して職種が変わるのが不安…」という方も少なくないでしょう。そのような方は、キャリアチェンジをするときの注意点などが紹介されている「転職で職種変更は難しい?キャリアチェンジの叶え方と注意点」のコラムをご覧ください。
転職先の仕事の種類
転職先の仕事の種類は多岐にわたりますが、転職を成功させるには、志望する職種がどのような業務を担当するのかを把握しておくことが大切です。ここでは、「営業」や「事務」などさまざまな企業で活躍の場が多い職種を紹介します。
ただし、職種が同じでも会社によって業務内容が異なる場合も。あくまでも一般的な職務内容として、以下でご確認ください。
営業職
多くの企業では商品やサービスを販売して利益を得ているため、それを売り込む営業職は売上に関わる重要な仕事といえます。ひとくちに「営業職」といっても、法人営業や個人営業といった対象の違いや、IT営業・不動産営業・保険営業など販売商品による分類など、営業の種類は豊富にあるので、自分の適性に合った職場を選びましょう。営業職の詳細は「営業職とは具体的にどんな種類がある?仕事内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムで解説しているので、ぜひご一読ください。
事務職
営業の仕事と同様に、ほとんどの企業では各種事務手続きを行う「事務職」が存在しています。一般的には、電話対応や来客対応、書類作成などが事務職の業務です。事務職と聞くと「ルーティーン作業」「定時で帰りやすい」といったイメージを抱く方も少なくありませんが、調べずに思い込みで転職するのは危険。「事務職とは?種類や仕事内容を解説!平均年収とおすすめの資格も紹介」のコラムを参考に、事務職についての理解を深めてみてください。
企画・マーケティング職
市場の動向や消費者のニーズの調査などを行い、新規サービスや商品を考えるのが企画・マーケティング職の役割です。業界や扱う商品への知識だけでなく、市場やユーザーに対する理解も求められる仕事のため、データ解析が得意な方や相手の立場に立って物事を考えられる方に向いているといえます。転職を検討する際は、「マーケティングに向いている人とは?仕事内容や業務のやりがいも解説」を参考にしてみてください。
クリエイティブ職
クリエイティブ職は、アイデアを出し、それを元に何かを作り出す仕事です。Webデザイナーや映像、広告、文章制作など、分類される職種や活躍の場は多岐にわたります。クリエイティブ職については「クリエイティブ職の適性とは?仕事内容や未経験からの転職方法も解説」のコラムで詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
サービス・販売職
サービス・販売職は、商品を販売したりサービスを提供したりする仕事のことで、属する業界のトレンドや顧客のニーズを掴む能力が求められるでしょう。サービス業は「形にないものを提供する」、販売職は「モノを販売する」と定義づけられるようです。それぞれ「サービス業の仕事内容って?職種一覧や向いている人の特徴を紹介!」と「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。
コンサルタント職
経営者の理解あるパートナーとなり、企業の業績をアップさせたり、問題点の改善策をアドバイスしたりするのがコンサルタント職の業務です。経営コンサルタント、ITコンサルタント、会計コンサルタントなどさまざまな種類があるものの、いずれも専門とする分野に関する深い知識が問われます。「コンサルタントの仕事」では、コンサルタントの種類や仕事内容について触れているので、ぜひご一読ください。
エンジニア職
エンジニア職といってもさまざまな職種がありますが、大きくはIT系やモノづくり系に分けられます。IT系のエンジニアは、プログラマー、社内SE、システムエンジニアなど、アプリケーションやシステムの構築を担当。モノづくり系のエンジニアは、電子回路設計や機械設計、生産管理など「モノ」を対象としています。エンジニア職の詳細については、「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムを参考にしてみてください。
未経験者におすすめ!転職しやすい業界3選
ここでは、未経験から転職しやすいと考えられる業界3選をご紹介します。社会人経験の少ない方や未経験の仕事にチャレンジしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
1.流通業界
インターネット上での買い物が一般化した影響を受け、運送や物流などの流通業界では人手不足が懸念されています。そのため、流通業界は売り手市場となっており、未経験から就職を目指しやすいでしょう。職種によってはルーティーン作業があるほか、配送助手や近隣への徒歩・自転車配送といった業務であれば、運転免許がない方も挑戦しやすいといえます。
2.IT業界
近年、あらゆる業界でIT化が進んでおり、IT関連のスキルをもつ人材の需要が高まっている傾向にあるようです。将来性やポテンシャルで採用を決める企業や、未経験者を育成するための研修や勉強会を行っている企業もあるため、未経験からITスキルを獲得したい方におすすめ。プログラミングやエンジニアスキルを身につければ、さらなる転職や独立も視野に入れられるため、将来性の高い仕事といえるでしょう。
3.介護・医療業界
超高齢社会といわれる昨今、高齢者の生活・医療サポートを行う介護・医療業界も慢性的な人手不足が叫ばれています。介護・医療に関わる人材の需要は今後も見込まれるため、安定性も期待できるでしょう。職種によっては、未経験・無資格から仕事をしながらスキルアップや資格取得を目指せるのも魅力です。転職先を探す場合、資格取得に向けた勉強会や受検料の補助といった支援を行う企業を選ぶのが望ましいでしょう。
「転職時の業界選びをする際にやるべきことは?おすすめの業界一覧もご紹介!」のコラムでは、未経験から転職する際のポイントをまとめています。未経験の業界や職種にチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
未経験者を採用する企業の意図
未経験の業界や仕事への転職を検討している場合、業務についてだけでなく「企業が未経験者の採用に対してどのような考えをもっているか」に注目することも大切です。企業の採用意図を理解できれば、より効果的なアピールが可能となり、転職の成功率アップにつながるでしょう。
人手を増やしたい
未経験者を採用する企業のなかには、人手不足に悩んでいる会社もあるようです。経験者に限定して採用活動を行うと人が集まりにくい場合があるため、採用の間口を広げることで人員を確保し、人手不足の解消を目指していると考えられます。
人手不足の原因として挙げられるのは、生産年齢人口の減少です。総務省統計局の「人口推計 2024年(令和6年)10月1日現在(結果の概要)」によると、労働の中核を担う生産年齢人口(15〜64歳)は、全人口の59.6%でした。
引用:総務省統計局「人口推計 2024年(令和6年)10月1日現在(結果の概要)図5 年齢区分別人口の割合の推移(1950年~2024年)」
上記のデータからも分かるように、生産年齢人口は1992年をピークに減少を続けており、今後も減っていくことが予想されます。さらなる人手不足を防ぐためにも、やる気やポテンシャルが見込める未経験の人材を採用する企業は増えているようです。
参照元
総務省統計局
人口推計(2024年(令和6年)10月1日現在)
将来に向けて育成したい
入社時点で仕事の経験やスキルがなくても、「働くなかで身につけてもらい将来的に活躍できる人材に育成したい」と考える企業も少なくありません。特に若い人材の熱意や順応力を見込んで採用する企業は、将来性に期待しているといえるでしょう。若いうちに転職がおすすめな理由は「20歳での転職がおすすめな理由は?高卒が就職しやすい職種も解説」のコラムでまとめているので、ぜひご参照ください。
これまでの経験を活かしてほしい
業種や職種の実務未経験者を採用する場合、「これまでの仕事で培ったスキルを活用し、会社に新しい価値観や考え方を取り込んで欲しい」と考えている企業もあります。たとえば、事務職から営業職などあまり接点のない転職でも、事務として経験してきた「正確さ」「仕事をルーティーン化するスキル」などは営業職で活かすことができるでしょう。
未経験の仕事に転職する際は、「未経験転職は何歳まで可能?年齢の壁や希望の職種につくためのコツも紹介」も参考にしてみてください。
転職方法や進め方で迷った際のポイント
ここでは、求職方法や履歴書など転職活動のポイントをご紹介します。求人の探し方や履歴書の選び方にも気を配ることで、無駄なくスムーズな転職が実現しやすくなるでしょう。
転職方法の種類
転職方法で代表的なものに、「転職サイトへの登録」が挙げられます。近年では、企業の求人情報をもとに求職者が仕事を探す従来の形だけでなく、あらかじめ求職者自身の情報や経歴を登録し、会社側から打診が来る「スカウト型」も活用されているようです。「経歴やスキルに自信がある」「キャリアアップを目的としている」といった転職活動では、スカウト型にも期待できるでしょう。
そのほか、企業のWebサイトの求人情報から直接応募したり、ハローワークや転職エージェントを活用したりする方法もあります。ハローワークや転職エージェントは、転職に関する相談やカウンセリングを通して一人ひとりに合った求人を提案してくれるので、仕事探しに迷っていたりプロの意見を取り入れたりしたい方に向いているでしょう。転職エージェントに関しては「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢い活用方のコツ」のコラムをご一読ください。
転職活動で使う履歴書の種類
履歴書には、「JIS規格」「新卒向け」「転職者向け」など多くの種類があります。基本情報を除いてフォーマットごとに記載項目が異なるため、どれを使うか迷ったら自分にとって有利なアピールができる履歴書を選びましょう。こちらのコラム「転職向けの履歴書の種類とは?就活やアルバイト用と選び方は異なる?」のなかで履歴書に関する詳しい情報が紹介されているので、転職活動にお役立てください。
転職活動で課されるテストの種類
転職活動では、基本的に書類選考と面接が設けられていますが、企業によっては筆記試験が実施されることもあるようです。筆記試験の内容はさまざまですが、「一般常識」や「SPIなどの適性検査」が多いとされています。筆記試験の有無は基本的に求人詳細に掲載されているので、必ず確認のうえ必要に応じて対策を取りましょう。筆記試験については「就活の筆記テストはどう対策したら良い?注意点や種類も紹介!」のコラムでまとめています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。