転職希望の女性向け!20代で事務職へのキャリアチェンジを成功させる方法

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この記事のまとめ

  • 女性はライフスタイルの変化があるため早い段階で転職を考える人が多い
  • 20代前半の転職では将来性を重視されるので経験は問われない傾向
  • 20代後半になると社会人としての経験や成果が重視されやすくなる
  • 20代女性が事務職への転職を成功させるには、企業についてよく調べることが大切

女性の社会進出が進み、結婚や出産後にもキャリアを継続する女性が増えています。20代女性はどのような理由で転職を希望し、また、企業側は20代女性の採用をどのように受けとめているのでしょうか。このコラムでは、20代女性が転職を成功させるコツを紹介しています。転職に必要なスキルや資格、企業選びのポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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20代女性の転職におすすめの事務職

事務職への転職を希望するなら、事務職の種類やそれぞれの内容を理解し、自分に合った仕事を見つけましょう。一口に事務職といっても、専門的な知識を必要とするものもあります。

総務

総務事務は、会社を運営するうえで必要なものを準備・管理する仕事です。たとえば、文房具やコピー用紙、ファイル、社員それぞれに与えられているPCやタブレットといった備品の管理を行います。また、オフィスや建物に関しての防犯・防災対策も仕事の1つです。社内外で開催されるイベントの企画や運営、社員や取引先にて冠婚葬祭があった場合の企業としての対応なども担当。企業の規模によっては人事と総務が併合されている場合もあります。

経理

経理事務の主な仕事は、会社で使われるお金の流れを管理と把握することです。出納管理や伝票の仕分けと処理、帳簿の管理・作成、使用された経費の確認と精算などお金に関わる業務を担当。状況によっては、経理事務自らが直接、銀行で支払いやお金を振り込んだり、引き出したりしてお金に触れることも発生します。「月次補助」「月次決算補助」「月次・四半期・年次決算」など、企業の経営に関わるような重要性の高い仕事を担当することもあります。

営業事務

営業事務は営業職のサポートをすることが主な仕事となります。営業は契約を取るために何度も企業へ訪問をし、担当者と打ち合わせを行う仕事のため、外出している時間が長くなりがち。そこで営業事務が、契約書や見積書、請求書などの書類を製作したり、書類のデータ化などを行ったりして営業職をサポートします。営業事務の仕事は幅広く、書類作成以外にも書類の管理や発送手続き、在庫管理、プレゼン資料の作成を行うこともあります。「営業事務の仕事とは?必要なスキルとキャリアパス」のコラムも併せてご覧ください。

医療事務

医療事務は、主に病院やクリニックなどの医療機関に勤務する事務職のこと。医療事務は受付・会計業務、クラーク業務、レセプト業務を担当します。
受付・会計業務は来院した患者さんから診察券や保険証などを受け取って診察の準備をしたり、カルテ作成を行ったりする業務。診察が終われば、カルテと診療報酬点数表、患者さんが加入している医療保険から請求する金額を計算して会計を行います。
クラーク業務の主な仕事内容は、カルテやレントゲン、検査データなどの準備をすること。また、入退院の手続きや病院で必要な備品の管理や発注、食事伝票の管理、手術や検査のスケジュール管理なども行います。
レセプト業務とは、診療費用を請求する業務のこと。受診した傷病や行われた処置、使用された薬に応じた診療報酬点数などのデータをまとめ、手続きを行います。詳しい仕事内容は「医療事務の正社員になるには?仕事内容や給料事情も解説」のコラムでご確認いただけます。

秘書

秘書は、主に企業の経営陣や管理職を総合的にサポートする業務です。部署などではなく、特定の個人の業務をサポートする場合がほとんどのようです。具体的な仕事内容は、サポート相手のスケジュール管理や来客・メール電話応対、社内の連絡調整作業。縁の下の力持ち役として徹することができる人におすすめの仕事です。「秘書の向き不向きをご紹介!仕事内容や特徴も知っておこう」のコラムでは秘書に向いている人の特徴や必要なスキルを紹介してます。

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20代女性におすすめの事務以外の転職先

20代のうちに転職をするなら、その後のキャリアやプライベートを見据えた転職先を選ぶのがおすすめです。結婚や妊娠・出産によって働き方が変わる可能性も考えて、専門的なスキルが身につく仕事を検討してみても良いでしょう。

エンジニア

IT関連の人材が不足していること、基本的に内勤で体力を必要としないことからエンジニアもおすすめです。プログラマーとして就職したのち、スキルを身につけてSEや技術営業として働くことも可能。また、フリーランスとして活躍できる仕事でもあります。詳しくは「ITエンジニアとはどんな仕事?12の職種と仕事内容について解説」のコラムをご覧ください。

営業

ネガティブなイメージを抱く方も多い営業職ですが、営業職は仕事をある程度自分でコントロール出来るのが特徴。そのため、家庭や育児との両立を叶えている女性営業職の方も多くいます。
ノルマや競争も、企業や営業の種類によっては設けられないことも。「営業がきついとされる8つの理由とは?対処法と向いていない人の特徴も紹介」のコラムを参考にして、自分に合った営業の種類やスタイルを考えてみましょう。

20代女性が転職を希望する理由とは?

女性の場合、結婚や出産などの人生の大きなイベントのタイミングを意識し始める年齢が20代後半であることが多いため、キャリアとのバランスを検討する人が増えると考えられます。
仮に現在働いている会社で結婚を機に退職する女性が多かったり、育児休暇の取得や出産後仕事に復帰する人がいなかったりすれば、なかなか長期的に就業できるイメージができないでしょう。もちろん、出産や育児を機に仕事を辞めて、落ち着いてからまた就職活動をすることも可能です。
しかし、あらかじめ女性が働きやすい制度や環境が整っている企業に勤めることができれば、育児休暇を取得した後にスムーズに仕事に復帰することができるという魅力があります。
このように、結婚後もキャリアを継続したいという女性や、経済的にも共働きがいいと考える夫婦が増えてきていることから、女性が安定して長く働き続けられる企業に転職したい、と考える20代女性も増えてきています。20代女性の転職事情については、「20代女性の転職事情とは?人気の仕事や面接に着ていく服装などもご紹介!」のコラムで詳しく紹介しています。ぜひ本コラムと合わせて読んでみてください。

20代女性が事務職への転職を希望する理由

ここからは、20代女性がなぜ事務職への転職を希望するのか、代表的な3つの理由を紹介していきます。事務職への転職を検討しているという20代女性の方や今後の仕事をどうしていくか迷っているという人は、今後への参考にしてください。

ワークライフバランスを充実させたいから

事務職はワークライフバランスを充実させやすい仕事です。繁忙期などでない限りは残業も少なく、就業時間内で退勤できるのがほとんど。カレンダー通りの休日という企業が多く、転勤もほとんどありません。仕事とプライベートのバランスを取りやすいことから、家庭や育児との両立を望む人に人気があります。

心理的な負担が少ないから

事務職は、営業のように会社に利益をもたらす仕事ではありません。また、基本的に社内に対しての業務が多いため、売上に対するプレッシャーや達成すべきノルマ、顧客対応などがない仕事です。心理的負担が少ないため、仕事をしやすいと感じる方も多いでしょう。
しかし、その一方で業務はルーティーンになりがち。決められた時間内にミスなくコツコツと作業できる人には向いています。

事務職のデメリットも知っておこう

事務職の仕事そのものが大きな成果を挙げにくい作業となるため、給料が上がりにくいといわれています。また、近年では事務は派遣や契約社員に任せるといった企業も出てきているため、就職難易度は高まっているでしょう。

20代は前半と後半で評価ポイントが変わる

ひとくくりに「20代」といっても、前半と後半では企業が評価・重視するポイントが変わります。転職を成功させたいなら、自分の年齢ではなにが重視されるのかを把握することが大切でしょう。

20代前半はスキルはあまり問われない

20代前半の場合、新卒入社して3年未満で転職を考える方なら第二新卒扱いになります。1~3年くらいの社会人経験があるというメリットを活かしながらも、新卒のようなフレッシュさ、柔軟さ、素直さなどをアピールすることができるのは大きなメリットでしょう。
また、第二新卒に該当しなくても、年齢が若いと経験ではなく将来性を重視される傾向です。成長の見込みや仕事に対する意欲があれば、未経験者でも採用されるチャンスはあるでしょう。

20代後半はスキルや経験が重要になる

20代後半になると、社会人として3年以上の経験を持つ方が増えてきます。ある程度仕事をしてきたことから、社会人として身につけたスキルや経験が重視されることに。
また、中途・経験者として採用されるため、今までの就業経験と自分ができることを具体的にアピールしたうえで、長期的に就業したい旨を伝えることが大切です。自分がこれまで積んできたキャリアを整理して、企業が求める人材と合致するような内容をピックアップ。具体的に身に付けたスキルや専門的な経験があれば、職務経歴書や面接で分かりやすく伝えられるような内容を考えましょう。

ライフイベントに対する考え方もまとめておこう

20代後半となると結婚や出産などライフスタイルにも変化があるタイミング。ライフイベントを迎えた際にどのような働き方をしたいかも、具体的にしておくべきです。

20代女性が事務職への転職を成功させるポイント

20代女性が事務職への転職を成功させるには、応募先をしっかり選ぶことが大切。前述したように、事務職を希望する人は多くいます。

応募先の女性社員の状況を確認する

転職を検討している企業の女性社員がどのように働いているのかに注目しましょう。20代での転職となると、転職後に結婚や出産といったライフイベントが訪れる可能性があります。応募する企業では、仕事と家庭や育児の両立が可能な職場であるのかを見極めましょう。制度があっても、うまく活用されていない企業も多くあるのが実情です。20代で転職をする場合は、長く働くことも視野に入れて企業を選びましょう。

大手企業は女性活躍しやすい環境

大手企業は経営基盤が堅く従業員も多いため、女性が活躍できる環境が整っている傾向が強め。産休や育休からの復帰率が高かったり、独自の制度を設けていたりと、働きやすい環境が整っているでしょう。「女性が働きやすい職場の見極めポイントをご紹介」のコラムも参考に、自分にとって働きやすい会社の条件を感が手見てください。

仕事に活かせるスキルを身につける

事務職として働くにあたって資格は必要ありませんが、簿記や秘書検定は持っているとスキルの証明になるのでおすすめ。
また、事務職の種類によっては医療事務やTOEICといった専門的なスキルが求められるので、志望する仕事に合わせたスキル取得を目指しましょう。「「事務の資格」未経験に有利なものとは?仕事別のおすすめをご紹介」のコラムもご覧ください。

エージェントを活用する

エージェントとは、就職や転職の支援を行ってくれる機関のこと。ハローワークも利用できますが、人気の高い事務職なら非公開求人や企業とのパイプを持っている民間エージェントがおすすめです。
また、エージェントでは求人情報からは分かりにくい、制度の活用実態や育児休暇復帰後の働き方についての情報を得られることも。応募先の選び方などもアドバイスしてくれるので、初めての転職や未経験からの挑戦という方はぜひ活用してみてください。

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