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高卒でも取れる資格で高収入を目指すには?おすすめの国家資格16選を紹介
この記事のまとめ
- 高卒でも取れる国家資格には「宅地建物取引士」「通関士」などがあり、高収入を目指すことも可能
- 「TOEIC」「簿記」など、さまざまな業界や職種で活かせる汎用性の高い資格を取るのも手
- 営業職やエンジニアなど未経験から高収入を目指せる仕事は、資格より就職を優先すべき場合もある
- 仕事選びでは「高収入」だけでなく、「自分に合った働き方ができるか」を確認しよう
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「高卒でも取れる資格を活かして高収入を得られる?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。目指す仕事に関連していたり専門性が高かったりする資格を取得すれば、高卒から高収入を目指せる可能性があります。
このコラムでは、高卒で取れる資格や高収入を得るためのポイントをまとめました。また、資格取得を検討する際の注意点や、資格を活かして高収入を目指すポイントもご紹介。資格を取って高収入を目指したい高卒の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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高卒でも取れる資格を目指すメリットとは?
高卒で取れる資格は多く、資格によっては取得すれば就職・転職活動時のアピール材料になるでしょう。また、キャリアの選択肢が広がったり、高収入・収入アップを目指せたりする可能性があります。
ここでは、高卒でも取れる資格を目指すメリットを解説するので、資格取得を検討する際の参考にしてみてください。
就職・転職活動で評価されやすくなる
応募先の業務に関連する資格を取ることで、採用担当者から「仕事に活かせるスキルや知識をもっている」と評価され、選考を有利に進められるメリットが考えられます。
特に、有資格者しかできない業務がある職業に応募する場合や、企業が有資格者を必要としている場合などは、資格が大きなアピールポイントに。未経験の仕事の場合も、実務経験・スキル不足を資格によって補える可能性があるでしょう。
また、資格そのものだけでなく、「資格をもっている」という事実から学習意欲や向上心が評価されることもメリットの一つ。どのような資格であれば採用選考でのアピール要素になりうるのかは、「就職で有利になりやすい資格21選と選び方を解説」のコラムで詳しく解説しているのでご覧ください。
大手企業への就職や独立など選択肢が広がる
資格によっては、大手企業への就職・転職や独立など、将来的なキャリアの選択肢が広がる可能性があります。たとえば、大手企業は就職・転職希望者が多く、優秀な人材が集まりやすいぶん、どうしても選考の難易度は高くなりがちです。しかし、仕事に必須の資格や高度なスキルを証明できる資格があれば、専門的な知識や技術を武器に就職・転職活動が行えます。無資格だと実現が難しいキャリアに挑戦できるチャンスも増えるでしょう。
一方、高度な専門性を問われる資格ほど、取得の難易度が高い傾向も。高卒で取れる資格のなかでも難関といわれる資格の取得を目指す場合は、未経験から挑戦できる企業やアシスタントなどの求人で経験を身につけたり、資格専門の予備校に通ったりする方法も検討する必要があります。
大手企業への就職・転職を考えている高卒の方は、資格取得で専門的スキルを習得するほか、実力主義の企業を選ぶのもポイントといえます。「高卒から大企業に就職しやすい業種とは?ポイントや注意点もご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
資格によって高収入を目指せる
専門的な資格を取得すると、高収入や収入アップを目指しやすくなる点もメリットです。厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」によると、高卒者の平均賃金は以下のとおりでした。
性別(年齢計) | 高校 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 |
---|---|---|---|---|---|
男女計 | 28万8,900円 | 30万6.900円 | 30万7.200円 | 38万5,800円 | 49万7,000円 |
男性 | 31万3,200円 | 33万1.200円 | 36万4.400円 | 41万7,700円 | 51万3,700円 |
女性 | 23万7,700円 | 28万1.300円 | 28万4.200円 | 31万5,100円 | 42万900円 |
参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況(3) 学歴別にみた賃金(p.8)」
企業は専門学校や短大・大学などの高等教育機関を卒業した人材に対して、教養や専門的なスキルを評価したうえで待遇を決定する傾向があります。そのため、学歴によって賃金に差が生じやすいようです。
ただし、仕事に役立つ資格をもっていれば、学歴による賃金の差を専門的な知識やスキルで埋められる可能性があります。待遇改善や資格手当の支給などが期待できたり、先述したようにキャリアアップの幅が広がったりするため、結果的に高収入につながりやすくなるのです。
高卒の方が就活において資格を取得するメリットを教えてください
高卒の方が資格を取得することにより、長期的なキャリア形成においても有利に働きます
高卒の方が就活で資格を取得するメリットは、学歴以外で自分の強みを証明できる点にあります。特に未経験から応募できる職種では、資格が即戦力として評価されやすく、採用担当者に対して意欲や学習姿勢をアピールできるでしょう。たとえば、事務職なら日商簿記、IT分野なら基本情報技術者の資格があると、実務知識があることを示せます。
また、資格はキャリアの選択肢を広げる効果もあるといえるでしょう。たとえば、運転免許があれば配送業務や営業職、介護職員初任者研修があれば介護業界への道が開けます。さらに、資格取得の努力は評価につながり、昇給や正社員登用のチャンスも増えるでしょう。
加えて、資格取得には計画的な学習が求められるため、学習習慣や自己管理能力が身につき、職場での業務遂行にも役立ちます。これらのスキルはどの業界でも重宝され、将来的なキャリアの幅を広げることにつながるでしょう。資格を取得することで、自分の市場価値を高め、長期的なキャリア形成においても有利に働くともいえます。
参照元
厚生労働省
令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況
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高卒者におすすめ!高収入を目指せる国家資格10選
国家資格は、国の法律に基づいて実施される試験に合格することで取得可能です。資格によって受験資格や取得条件が異なり、一定以上の学歴が必要な資格もあれば、高卒で取れる資格もあります。学歴を問われない内容であれば、高卒者も高収入につながる資格を取得できるため、各資格の受験要項や取得方法などをよく確認しましょう。
ここでは、高卒者におすすめの高収入を目指せる国家資格をご紹介。なお、このコラムでは国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査 2 平均給与」より、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与である460万円を高収入の基準としています。
高卒の方におすすめの国家資格とその理由や特徴を教えてください
業界ニーズが高く、給与アップも目指せる「宅地建物取引士(宅建士)」と「介護福祉士」がおすすめです
高卒の方におすすめしたい国家資格としては、「宅地建物取引士(宅建士)」と「介護福祉士」が挙げられます。
まず宅建士は、不動産業界で必須の資格です。暮らしに根づいた不動産業界は常に需要があり、宅建士資格を取得することで就職やキャリアアップの面で有利になります。 特に大手不動産会社は資格手当が支給される場合が多く、年収面でも大きなメリットがあります。また、独立開業を目指す際にも信頼を得る武器となる資格です。
介護福祉士については、これからの超高齢化社会でさらに需要が高くなる職種といえるでしょう。この資格も実務経験があれば高卒から取得可能で、安定雇用が期待できます。医療・福祉業界の職場では、資格をもつことで給与水準が上がるだけでなく、キャリアパスの幅も広がります。
これらの資格はいずれも人材ニーズの高い業界で活躍でき、取得により転職市場でもアピールできる点が魅力です。
1.宅地建物取引士
宅地建物取引士は、「宅建」という略称で呼ばれる国家資格です。土地や宅地、建物に関する知識を有し、売買経験が少ないお客さまの不動産取引をサポートする役割を担います。以下は、宅建試験の概要です。
資格の概要 | 宅地建物取引業に関する実用的な知識を証明する資格 |
---|---|
受験資格 | 日本に居住者していれば誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 200~400時間 |
試験の形式 | 50問・四肢択一式による筆記試験 |
資格を取得するメリット | ・「重要事項の説明」や「説明書への記名・押印」などの独占業務を担当できる ・宅地建物取引業者には宅地建物取引士の設置義務があるため需要が高い |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・不動産業界 ・金融や保険業界 ・公務員 |
参照:国土交通省「宅地建物取引士の登録について」
不動産業界をはじめ、土地や建物を扱う幅広い業界で活かせる資格であり、取得することで就職活動やキャリアの幅が広がったり、高収入を狙えたりする可能性があります。たとえば、職業情報提供サイト job tagの「不動産営業」によると、不動産営業の平均年収は618万3,000円でした。
ただし、試験に合格後すぐに宅地建物取引士として働けるわけではなく、試験地で登録申請をしなければなりません。国土交通省の「宅地建物取引士証の交付を受けるまでの手続き(講習体系図)」によると、登録の申請要件を満たすには、登録実務講習の受講か2年以上の実務経験が必要なため、注意が必要です。
参照元
国土交通省
宅地建物取引士の登録について
職業情報提供サイト job tag
2.通関士
通関士は、貿易に関する業務を行うための唯一の国家資格です。
資格の概要 | 貿易に関する業務を行う国家資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 150~200時間 |
試験の形式 | マークシート方式による筆記試験 (選択式や択一式などで、試験科目によって出題数や配点は異なる) |
資格を取得するメリット | ・「通関書類の審査」や「通関書類への記名や押印」などの独占業務を担当できる ・通関業者には通関士の設置義務があるため需要が高い |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・通関業者 ・物流会社 ・商社 ・貿易会社 ・メーカー |
参照:税関「第 59 回通関士試験受験案内」
職業情報提供サイト job tagの「通関士」によると、平均年収は591万円。取得すれば貿易業界や物流業界への就職・転職活動で有利になるだけでなく、高収入を実現できる可能性があります。
また、実務経験があると科目の一部免除を受けられるため、通関業者に勤めながら資格の取得を目指すことも可能です。
参照元
税関
第59回通関士試験(令和7年)
職業情報提供サイト job tag
3.ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)
ファイナンシャル・プランナー(FP)としての専門性を証明するための資格には、国家検定資格と民間資格があります。ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)は国家資格で、ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)という国家検定に合格することで取得可能です。
資格の概要 | 金融や税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など家計に関する幅広い知識を証明する資格 |
---|---|
受験資格 | 3級は誰でも受験可能 (2級・1級はそれぞれ実務経験や試験の合格実績などの要件あり) |
勉強時間の目安 | 3級:80~150時間 2級:150~300時間 1級:450~600時間 |
試験の形式 | ・3級…多肢選択式による学科試験と実技試験 ・2級…多肢選択式による学科試験と実技試験(記述式含む) ・1級…多肢選択式による学科試験と実技試験(記述式) |
資格を取得するメリット | ・3級の場合、就職・転職市場で意欲や基礎的な知識があることをアピールできる ・2級以上の試験では顧客の相談に対応できる程度の知識が証明できるため、キャリア市場での評価が高くなりやすい |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・保険会社 ・保険代理店 ・金融業界 ・不動産業界 |
参照:日本FP協会「2級・3級FP技能検定 試験要綱」「1級FP技能検定 試験要綱」
職業情報提供サイト job tag「ファイナンシャル・プランナー」によると平均年収は903万2,000円であり、高収入といえます。将来への不安から資産形成や保険に興味をもつ人も多く、今後も必要とされやすい仕事といえるでしょう。
未経験からファイナンシャル・プランナーを目指す場合、まずは3級を取得するのがおすすめ。3級があれば2級の受験資格を得られるほか、金融や税制に関する基礎的な知識を身につけられます。
民間資格については、次項の「1.AFP」と「2.CFP」で後述しているのでご覧ください。
参照元
日本FP協会
FP技能検定
職業情報提供サイト job tag
4.行政書士
法律に関する高卒から取れる国家資格として、行政書士が挙げられます。
資格の概要 | 依頼人の代理として官公署に提出する申請書類の作成・提出手続きを行える資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 500~1,000時間 |
試験の形式 | 択一式および記述式の筆記試験 |
資格を取得するメリット | ・「官公署に提出する書類の作成」や「権利義務に関する書類の作成」などの独占業務を担当できる ・法律に関する幅広い知識を習得できる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・法律事務所や弁護士事務所 ・一般企業の総務部や法務部 ・建設業界や不動産業界 |
参照:一般財団法人 行政書士試験研究センター「試験の概要」
職業情報提供サイト job tag「行政書士」によると、平均年収は591万円。資格を活かして安定した収入を得られる可能性があるでしょう。
行政書士の資格は、試験に合格するほか、公務員として一定以上の行政事務経験を積むことなどで取得できます。難関資格といわれており、合格するのは容易ではありません。高卒で取得を目指す場合、関連する仕事に就いて知識を身につけたり、予備校に通ったりするなど勉強方法を工夫する必要があるでしょう。
参照元
一般財団法人 行政書士試験研究センター
トップページ
職業情報提供サイト job tag
5.中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題を解決するために、現状分析や取り組み方をアドバイスする国家資格です。
資格の概要 | 中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 1次試験:700~1,000時間 2次試験:300~400時間 |
試験の形式 | ・1次試験…多肢選択式による筆記試験 ・2次試験…筆記試験と口述試験 ※2次試験合格後に15日以上の実務補習または実務経験が必要 |
資格を取得するメリット | ・経営コンサルタントに関わる唯一の国家資格であり、安定した需要がある ・転職や就職はもちろん、独立も含めて幅広いキャリアを実現できる可能性がある |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・企業内診断士 ・一般企業の人事や総務、労務部 ・金融業界 ・情報技術業界 |
平均年収 | 903.2万円 |
参照:中小企業庁「令和7年度の中小企業診断士試験について」
職業情報提供サイト job tag「中小企業診断士」によると、平均年収は903万2,000円でした。このコラムで高収入の基準としている460万円の倍近くであり、高収入を目指せる資格といえるでしょう。
2次試験に合格したあとは、実務補習もしくは診断実務を合計15日以上行うことで中小企業診断士として登録可能です。また、1次試験合格後に登録養成機関などが行う養成課程を修了することで、2次試験と実務補習・診断実務を経ずに登録する道もあります。
ただし、養成課程の修了までには半年ほど時間が掛かるほか、養成機関や登録養成機関の数は限られています。高卒で働きながら資格取得を目指す場合は、自分に合った取得方法をよく確認する必要があるでしょう。
参照元
中小企業庁
中小企業診断士関連情報
職業情報提供サイト job tag
6.司法書士
司法書士は、法律に関する国家資格の一つ。代表的な業務である登記の代行のほかに、法律面でのサポートを求める人に対して、権利保護や財産管理などの支援も行います。
資格の概要 | 不動産や企業の登記を代行したり、裁判所への提出書類を作成したりする業務を担う資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 3,000時間前後 |
試験の形式 | 1次試験…筆記試験 2次試験…口述試験 |
資格を取得するメリット | ・「不動産の登記」や「商業登記」などの独占業務を担当できる ・司法書士事務所や企業などで活躍できるほか、独立も目指せる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・司法書士事務所 ・一般企業の法務部など ・金融業界 ・不動産業界 |
参照:法務省「令和7年度司法書士試験受験案内書」
職業情報提供サイト job tagの「司法書士」によると、平均年収は765.3万円で高収入の傾向にあります。また、正社員として企業勤めする人と、自営・フリーランスで働く人の割合はどちらも53.1%であり、働き方を柔軟に選びやすい点も魅力の一つです。
司法書士として従事するには国家試験に合格し、日本司法書士会連合会に名簿登録する必要があります。受験資格に制限はないものの難関資格といわれており、独学で合格を目指すにはハードルが高いでしょう。
参照元
法務省
司法書士試験
職業情報提供サイト job tag
7.社会保険労務士
社会保険労務士は、法律系の国家資格の一つ。働き方改革や法改正にともない、需要が拡大している資格の一つです。
資格の概要 | 労務や人事管理、社会保険の知識をもとに、手続きの代行や指導などを行う資格 |
---|---|
受験資格 | 「学歴」「実務経験」「厚生労働大臣認定の国家試験合格」のいずれか1つの要件をクリアしていれば受験可 |
勉強時間の目安 | 800~1,000時間 |
試験の形式 | 選択式・択一式による筆記試験 |
資格を取得するメリット | ・「労働社会保険諸法令に基づく書類の作成や手続き代行」や「帳簿の作成」などの独占業務を担当できる ・人事や労務管理、社会保険など労働に関する専門家として需要が高い |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・社会保険労務士事務所 ・一般企業の人事部や総務部など ・コンサルティング会社 |
参照:e-Gov法令検索「社会保険労務士法第八条(受験資格)」
厚生労働省「社会保険労務士試験の合格基準の考え方について」
職業情報提供サイト jobtag「社会保険労務士」によれば、社会保険労務士の年収は903.2万円でした。高収入が期待できる国家資格の一つといえるでしょう。
ただし、高卒でチャレンジする場合、指定の国家試験合格歴がなければ一定以上の実務経験を積んでからの受験になります。前述した行政書士や司法書士と同じく、取得難易度の高い資格です。
参照元
e-Gov法令検索
社会保険労務士法
社会保険労務士制度
8.弁護士
弁護士は、法律に関する国家資格のなかで、もっとも難易度が高いといわれている資格です。刑事事件や民事事件を扱うほか、法律関連の相談受付や交渉、書類作成など幅広い業務を担当します。
資格の概要 | 法律の専門家として法律事務を行うための資格 |
---|---|
受験資格 | 「法科大学院を修了する」「予備試験に合格する」「法科大学院在学+学長認定」のいずれか1つの要件をクリアしていること |
勉強時間の目安 | 3,000~8,000時間 |
試験の形式 | 論文式・短答式による筆記試験 |
資格を取得するメリット | ・司法書士や行政書士の業務も含め、法律に関する幅広い業務を基本的に制限なく行える ・裁判官や検察官などのキャリアも目指せる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・法律事務所 ・官公庁 ・一般企業の企業内弁護士 |
参照:法務省「令和7年司法試験受験案内」
職業情報提供サイト jobtagの「弁護士」によると、弁護士の年収は765.3万円です。高収入の主な理由には、仕事で専門的かつ高度な知識が問われるとともに、人の人生を左右するような重い責任を背負うシーンも多いことが挙げられます。
高卒で挑戦する場合は、まず予備試験の合格を目標にしてみましょう。独学での資格取得はかなり難しいといわれているため、弁護士を目指す際にはどのように学ぶかの計画を立てる必要があります。
参照元
法務省
令和7年司法試験 受験案内
職業情報提供サイト job tag
9.ITパスポート
ITパスポートは、ITを利用・活用するための基礎知識があることを証明できる国家試験です。
資格の概要 | ITに関する基礎的な知識が証明できる資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 100~150時間 |
試験の形式 | CBT方式 |
資格を取得するメリット | ・取得することでITと経営全般に関する総合的な知識を得られる ・企業によっては報奨金や資格手当の支給対象になることもある |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・事務職 ・営業職 ・公務員 |
参照:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「ITパスポート試験」
ITパスポート試験に合格しただけで高収入を得るのは難しいものの、今後IT業界やIT技術を活用する機会の多い仕事への挑戦を考えている場合は、取得を検討してみるのがおすすめです。世間のIT化が進み、日常業務にITを活用する企業は増えつつあるため、ITの基礎的知識は身につけておいて損はないといえるでしょう。
ITパスポートについて詳しく知りたい方は、「ITパスポートで就職が有利になる?アピール方法も解説!」のコラムをチェックしてみてください。
参照元
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
試験区分
職業情報提供サイト job tag
10.基本情報技術者
基本情報技術者は、ITパスポートの上位試験で、ITエンジニアの登竜門といわれている国家試験です。
資格の概要 | ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義、設計・開発・運用に関する知識や技術を証明する資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 情報処理の知識がある場合…50時間 初めて学ぶ場合…200時間 |
試験の形式 | CBT方式 |
資格を取得するメリット | ・IT技術の基本的な知識や技能があることを証明できる ・エンジニアとしてのキャリアをスタートさせるための足がかりとなる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・システムエンジニア(SE) ・プログラマー ・一般企業の情報システム部門 |
参照:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「基本情報技術者試験」
職業情報提供サイト job tagの「システムエンジニア(Webサービス開発)」によると、平均年収は574.1万円。資格を取得してエンジニアとしての専門性を高めることで、高収入を目指せる可能性があります。
ただし、基本情報技術者はあくまで基礎的な知識・スキルを証明する資格です。さらに高収入やキャリアアップを目指すなら、より難易度の高い資格を取得したり実務経験を積んでスキルを磨いたりする必要があるでしょう。
なお、ITエンジニアは資格がなくても就職・転職を目指せる仕事です。詳しくは「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参照元
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
試験区分
職業情報提供サイト job tag
11.旅行業務取扱管理者
旅行業務取扱管理者は、旅行業界に関する唯一の国家資格です。
資格の概要 | 旅行の取引条件の説明などの業務の管理・監督を行うための資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 総合旅行業務取扱管理者…300時間 国内旅行業務取扱管理者…200時間 |
試験の形式 | CBT方式 |
資格を取得するメリット | ・旅行業者や旅行業者代理業者は営業所ごとに有資格者を設置する義務があるため需要が高い ・旅行業務の知識やスキルを活かし、キャリアアップや独立といった将来の選択肢が広がる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・旅行業界 ・ホテル業界 ・航空会社や鉄道会社 |
参照:国土交通省観光庁「旅行業務取扱管理者」
職業情報提供サイト job tagの「旅行会社カウンター係」によると、平均年収は511.9万円。平均年収よりも高収入を得られる可能性があるでしょう。
旅行業務取扱管理者には海外旅行を扱う「総合旅行業務取扱管理者」、国内旅行のみを扱う「国内旅行業務取扱管理者」、営業所に隣接している市町村のみを扱う「地域限定旅行業務取扱管理者」の3種類があります。資格を取得する際は、自分の興味関心に合わせて選ぶことが大切です。
参照元
国土交通省観光庁
旅行業法
厚生労働省
職業情報提供サイト job tag
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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高収入やキャリアアップにつながる!高卒で取れる民間資格
ここでは、高卒の方向けに高収入やキャリアアップにつながる民間資格を紹介します。民間資格とは、民間企業や公益法人などが独自の判断基準を設けて認定する資格です。
種類が豊富なため、就職・転職活動に活かすなら「自分の希望する仕事に活かせるか」「ある程度の知名度や信頼性があるか」を確認することが大切。ここでは、高収入やキャリアアップにつながる可能性のある民間資格をご紹介します。
1.AFP
AFP(アフェリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)は、日本FP協会が認める民間資格です。
資格の概要 | FPの規範となるような倫理観や高度な知識・経験を証明する資格 |
---|---|
資格取得の条件 | AFP認定研修を修了し、FP2級に合格すること |
勉強時間の目安 | 1ヶ月~1年 ※認定研修の受講時間であり、研修の受講方法によって異なる |
試験の形式 | ー |
資格を取得するメリット | ・2年ごとに研修を受けて資格を更新する必要があり、FPの能力維持やスキル向上に役立つ ・認定講習を受けることでFP2級の受験資格を得られる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・保険会社 ・保険代理店 ・金融業界 ・不動産業界 |
参照:日本FP協会「AFP認定者になるには」
表にあるように、AFPの資格は2年ごとに更新する必要があります。保持すれば常に最新の知識があることを証明できるため、顧客からの信頼を得やすくなる効果も。また、資格手当や評価アップによる高収入や収入アップが期待できるでしょう。
参照元
日本FP協会
FP技能検定
2.CFP
CFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)もAFP同様、日本FP協会が認める民間資格の一つです。難易度はFP1級と同程度といわれており、FPとしての高いスキルを証明できます。
資格の概要 | 世界で認められた共通水準のファイナンシャル・プランニングの能力があることを証明する資格 |
---|---|
受験資格 | AFP認定者であること |
勉強時間の目安 | 500時間 |
試験の形式 | 四肢択一式 |
資格を取得するメリット | ・2年ごとに研修を受けて資格を更新する必要があり、FPの能力維持やスキル向上に役立つ ・世界の25の国や地域で導入されている国際資格のため、信頼度が高い |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・保険会社 ・保険代理店 ・金融業界 ・不動産業界 |
参照:「CFP(R)資格とは?」
CFPの取得条件は、CFP資格審査試験に合格し、CFPエントリー研修修了や一定の実務経験などをすべてクリアすることです。FP技能士→AFP→CFPの順番で資格を得ることで、着実に待遇改善やキャリアアップを叶えられるでしょう。「高卒からFPを目指したい」「FPとして将来的に高収入を目指したい」という方は、将来的に取得を検討してみるのも手です。
参照元
日本FP協会
FP技能検定
3.簿記
簿記とは、主に企業が行う金銭のやり取りなどを帳簿に記録し、「財務諸表」を作成することです。ここでは、簿記の資格として知名度の高い日商簿記について、概要や資格を取るメリットをまとめました。
資格の概要 | 企業の経営状況やお金の流れを記録・把握する力を証明できる資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 1級…600時間 2級…200時間 3級…100時間 初級…70時間 |
試験の形式 | 1級…筆記試験 2級・3級…CBT方式 初級…ネット試験 |
資格を取得するメリット | ・財務諸表を読む力や経営管理能力、分析力が身につくため幅広い業界や職種で役立つ ・特に経理や会計の仕事では、資格があれば即戦力として評価されやすい |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・経理職や財務職 ・事務職 ・営業職 ・金融業界 |
参照:「日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験について」「試験科目・注意事項」
職業情報提供サイト job tagによると、簿記の資格を活かしやすい仕事の一つである「経理事務」の平均年収は509.3万円です。2級以上を取得すれば就職・転職活動で評価されやすくなるため、簿記を取得して高収入を目指したい方はぜひ検討してみましょう。
そのほか、簿記検定には全商簿記や全経簿記などがあります。それぞれ主催団体が異なるため、各団体が実施する検定試験の特徴や傾向を把握したうえで受ける試験を選びましょう。「簿記は就職の役に立たない?何級から有利になる?資格が活かせる仕事も紹介」のコラムでは、簿記の概要や試験内容を記載しているので、あわせてご参照ください。
参照元
商工会議所の検定試験
トップページ
職業情報提供サイト job tag
4.秘書検定
高卒から取得を目指せるおすすめの資格として、秘書検定も挙げられます。
資格の概要 | 秘書として働くための知識や技能を証明する資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 3級…20~60時間 2級…30~70時間 準1級…60~70時間 1級…80時間~ |
試験の形式 | 3級・2級は選択問題(マークシート方式)および記述問題 準1級・1級…筆記試験と面接試験 ※1級の筆記試験はすべて記述問題 |
資格を取得するメリット | ・ビジネスマナーや効率的な業務の進め方など社会人に必要なスキルが身につく ・企業によっては資格手当が支給される |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・事務職 ・秘書 ・営業職 ・サービス業 |
参照:ビジネス系検定「受験要項」
職業情報提供サイト job tagの「秘書」によると、秘書の平均年収は554.8万円でした。
ただし、秘書検定の取得だけで直接的に高収入や収入アップを実現するのは難しい可能性も。社会人としての立ち居振る舞いや対応を身につけて社内外の関係者と良好な関係性を築いたり、上司を効率的にサポートしたりして、長い目で見てスキルアップやキャリアアップを目指す姿勢が大切です。
参照元
ビジネス系検定
トップページ
厚生労働省
職業情報提供サイト job tag
5.TOEIC® Listening & Reading Test
TOEIC L&Rとは、英語力を証明する検定試験のこと。資格ではないものの、スコアによっては就職・転職活動でアピール材料になり得ます。
資格の概要 | 日常生活やビジネスシーンで必要な英語コミュニケーション能力を証明できる試験 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | スコアを100点上げるごとに200~300時間 |
試験の形式 | マークシート方式 ※TOEIC L&Rの場合 |
資格を取得するメリット | ・英語力を客観的に示せる ・一般的に600点以上のスコアなら求職活動で評価されやすい |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・外資系企業 ・貿易業界や観光業界など英語を使う場面が多い業界 ・IT業界 |
参照:「TOEIC Listening & Reading Test」
上記のように、一般的に就職・転職活動で評価されるTOEIC L&Rスコアは600点からといわれています。ただし、ビジネスで通用する英語力が求められる外資系企業や、日常的に海外のクライアントや取引先とやり取りが発生する仕事などでは、700~800点以上のハイスコアが求められることも。英語力が必要な仕事を目指す際は、求められる英語力をしっかり確認しておく必要があるでしょう。
就活でTOEIC L&Rをアピールする方法が知りたい方は、「TOEICは就職に有利?目指す点数やアピール方法も解説」のコラムもご覧ください。
参照元
【公式】TOEIC Program|一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
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6.マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、さまざまな仕事で役立つ可能性のある民間資格の一つ。資格の概要は以下のとおりです。
資格の概要 | Excel・Word・PowerPointなどMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを証明する資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 一般レベル…40~80時間 上級レベル…45~80時間 ※ハタラクティブ調べ |
試験の形式 | 実技試験 |
資格を取得するメリット | ・PC操作スキルをアピールできるため即戦力として評価される可能性がある ・資料作成やデータ管理などの業務の効率化につながる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・事務職 ・営業職 ・企画職やマーケティング職 |
MOSを取得すれば直接的に高収入につながるとは限らないものの、多くの企業で採用されているMicrosoft Office製品の操作スキルがあることは求職活動でのアピールポイントになり得ます。特に、事務職をはじめとするPC作業の多い仕事では、即戦力として評価してもらえる可能性があるでしょう。
また、身につけたスキルを業務で発揮して働きぶりや能力が評価されれば、昇給や昇進も期待できます。
参照元
MOS公式サイト
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7.登録販売者
医薬品に関する資格である登録販売者は、高卒から目指せる資格の一つです。
資格の概要 | ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(第1類医薬品は除外)を販売するための資格 |
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受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 200~300時間 |
試験の形式 | マークシート方式の筆記試験 |
資格を取得するメリット | ・第2類、第3類医薬品を販売する店舗には薬剤師か登録販売者を設置する必要があり、需要が高い ・資格手当による収入アップや店舗管理者としてのキャリアアップを目指せる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・医薬品を扱う小売業 ・製薬会社や医薬品の卸売会社 ・介護職 |
参照:公益社団法人 全日本医薬品登録販売者協会「登録販売者を目指している方」
職業情報提供サイト job tagの「医薬品販売/登録販売者」によれば、医療用医薬品や一般用の第1類医薬品を含むすべての薬を取り扱える薬剤師に対して、登録販売者が販売できるのは第2類医薬品と第3類医薬品のみ。ただし、全国の医薬品を扱うドラッグストアやコンビニエンスストア、調剤薬局など活躍の場が幅広く需要も高いため、高卒で安定した仕事に就きたい方におすすめの資格といえるでしょう。
また、登録販売者になるには、試験の合格に加えて直近5年間に2年の実務経験があることが条件です。合格時に未経験の場合は、都道府県で登録申請をしたうえで実務経験を積む必要があるため、注意しましょう。
参照元
公益社団法人 全日本医薬品登録販売者協会
トップページ
厚生労働省
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8.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
高卒から資格を取得して医療事務を目指している方は、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)を目指すのも手です。
資格の概要 | 診療報酬請求業務や窓口業務など医療事務に関わる知識・能力を証明する資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 200時間 |
試験の形式 | 学科試験および実技試験 |
資格を取得するメリット | ・医療事務系資格のなかでも知名度が高くポピュラーなため、アピールしやすい ・医療機関で一定の需要があり、日本全国に活躍の場があるといえる |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・医療事務職 ・調剤薬局 ・健診センター |
参照:日本医療教育財団「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))試験概要」
医療事務技能審査試験の資格を取得すると、医療分野の就職・転職で有利になる可能性があるでしょう。職場によって資格手当がつき、収入アップできる場合もあります。資格を取ったうえで経験を積めば、より給料が高い職場に転職したり管理職に就いたりするなどのキャリアアップも目指せるでしょう。
参照元
日本医療教育財団
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9.インテリアコーディネーター
空間デザインやインテリアに関する高卒から取れる民間資格として、インテリアコーディネーターが挙げられます。
資格の概要 | 快適な住空間の提案に必要なインテリアに関する知識を証明する資格 |
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受験資格 | 誰でも受験可 |
勉強時間の目安 | 300時間 |
試験の形式 | 1次試験…CBT方式による学科試験 2次試験…実技試験 |
資格を取得するメリット | ・インテリアや住宅などの空間デザインに関わる仕事で評価されやすい ・実務経験を積むことで独立する道も開ける |
資格を活かせる業界や職業の例 | ・住宅メーカーやリフォーム会社 ・インテリアショップ ・建築設計事務所 |
参照:公益社団法人インテリア産業協会「インテリアコーディネーター資格試験 受験概要」
職業情報提供サイト job tagの「インテリアコーディネーター」によると、平均年収は483万9,000円。経験を積んでスキルやセンスを磨くことで、高収入を叶えられる可能性があるでしょう。
インテリアコーディネーターについては、「インテリアコーディネーターの就職先とは?働き方や就活に有利な資格も解説」のコラムも参考にしてみてください。
参照元
公益社団法人インテリア産業協会
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国家資格・民間資格それぞれの違い
資格には大きく分けて国家資格・民間資格の2種類があり、それぞれ資格を認定している機関やそれぞれの特徴が異なります。
国家資格は、法律に基づき、国や国から委託された機関が認定している資格のこと。宅地建物取引士や行政書士のようにその資格がなければできない独占業務のある資格や、FP技能士や弁護士のように有資格者しか名乗れない資格が多くあります。社会的に知名度や信頼度が高く、就職や転職で有利になりやすい資格です。
一方、民間資格は、民間の団体が独自の評価基準で認定しているのが特徴。数が多く自分に合った内容や難易度の資格を選びやすい一方で、知名度の低い資格だと就職・転職活動のアピールになりにくいこともあります。
資格取得を検討する際は、それぞれの資格の特徴を理解したうえで自分に合ったものを選ぶのが重要です。資格を取得するときの注意点は次の項で詳しく解説しているので、ぜひ読み進めてみてください。
高卒者が取得する資格を選ぶ際の注意点
高卒から高収入を目指して資格を取ろうとする場合、「資格取得までの時間を考慮する」「目指す仕事に合う資格を選ぶ」などの注意点があります。特に難易度の高い資格の場合、勉強に時間が掛かるうちに就職のチャンスを逃してしまうこともあるため注意が必要です。
ここでは、資格を選ぶ際の注意点について解説します。資格の取得や就職・転職に悩んでいる方はチェックしておきましょう。
高卒の方が自分に合った資格を選ぶには、目的に直結する資格かどうかを確認することが重要
高卒の方が自分に合った資格を選ぶ際には、目的に直結する資格かどうかを確認することが重要です。まず、「すぐに活かせる実務系資格」と「将来的に役立つ専門資格」のどちらを目指すかを明確にしましょう。たとえば、事務職なら日商簿記、介護業界なら介護職員初任者研修のように、実務に直結した資格は就職活動で強い武器になります。
次に、自分の興味や適性を考慮し、無理なく学習できるかを見極めることも大切です。そして、資格の取得難易度と必要な学習期間も確認し、自分のスケジュールに合うかを考えましょう。短期間で取得できる資格から始めることで、達成感を得ながらステップアップできます。
最後に、資格が実際の仕事で求められているかを事前に調べることも欠かせません。求人情報を確認し、資格が応募条件や評価基準になっているかをチェックすることで、より実用的な資格選びができます。
資格の取得までに掛かる時間を考慮する
高卒で資格の取得を検討する際は、資格を取るまでにどれくらいの時間が掛かりそうかを考慮しましょう。難易度の高い資格は就活で有利になりやすかったり、高収入を目指しやすかったりする反面、取得に時間が掛かる傾向にあります。資格取得を目指すうちに若さやポテンシャルが評価されやすい時期が過ぎてしまうと、かえって就職・転職活動の難易度が上がる可能性もあるでしょう。
資格を取得すること自体にこだわるよりも、就職・転職やキャリアを叶えることを目標にしたスケジュールを考えることが大切です。資格の取得を目指している場合、選考書類に「取得に向けて勉強中」と書いてアピールすることもできます。早めの就職を第一に考え、同時並行で資格の勉強も進めるのも一つの方法といえるでしょう。
独学が難しいときは予備校を利用する
高卒から資格を取る際、独学に不安を感じる方は、予備校で資格に関する講座を受けるのがおすすめです。独学は費用が掛からないメリットがある一方、勉強のスケジュール管理やモチベーション維持が難しいデメリットもあります。
予備校では、講師が資格取得のために必要な知識を分かりやすく教えてくれるため、人によっては独学よりも効率良く勉強ができる可能性も。時間や金銭面に余裕があれば、予備校の利用も検討してみましょう。
志望職種を絞ったうえで必要な資格を選ぶ
志望職種を絞ったうえで必要な資格を選ぶことも、資格を選ぶときの注意点の一つ。希望する仕事や目指す業界に関係のない資格は就職・転職活動でのアピールポイントになりにくいほか、業務やキャリアアップに活かせないためです。
高収入を得たい方は、具体的なキャリアビジョンを描き、志望する職種を定めましょう。そのうえで、志望職種に就くために必要な資格を選ぶことが重要です。資格を活かせる仕事に就くポイントについては、後述の「高卒で取れる資格を活かして高収入を目指す際の心掛け」で詳しく解説します。
幅広い仕事で活かせる汎用的な資格の取得もおすすめ
「資格は取りたいけど、まだ職種は絞れない」という高卒の方は、幅広い仕事で活かせる資格を取得するのも手です。たとえば、簿記やTOEICは特定の仕事に限らず、多様な業界・職種で評価されやすい資格といえます。取得した級やスコアによっては、一定の学力があることや努力したことの証明になるでしょう。
ただし、あまりにも興味のない分野や苦手な分野の資格を選ぶと、取得に向けた勉強でつらくなってしまう可能性も考えられます。職種が絞りきれない場合も、自分の興味関心や得意分野と結びつくような資格を探してみるのがおすすめです。
資格があれば実務経験がなくても挑戦しやすい業界・職種は?
資格があれば実務経験がなくても挑戦しやすい業界・職種には、以下のようなものが挙げられます。
・不動産業界の営業職
・金融や保険業界の営業職
・IT業界の技術職
上記の仕事の特徴は、無資格の場合も挑戦できる求人が一定数ある一方で、入社後は専門分野の知識・スキルを習得する必要があることです。あらかじめ資格を取っておけば、実務経験がなくても資格を評価してもらいやすく、入社後にスムーズに仕事に馴染める可能性も高まるでしょう。
就職・転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがお話を伺いながら、あなたに合ったお仕事の提案やキャリアプランを考えるお手伝いをいたします。「資格を活かせる仕事に就きたい」「資格と就職どちらを優先すべき?」と悩んでいる方は、ぜひご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
無資格もOK!高卒者が高収入を目指す際におすすめの職種
世の中には高卒で無資格から高収入や収入アップを目指せる仕事もあります。たとえば、以下のような成果主義の仕事や実力主義の仕事などが挙げられるでしょう。
無資格から高収入を目指せる可能性のある職種
- 営業職
- ITエンジニア
- トラック運転手(運送ドライバー)
- 建設・土木の作業員
- 工場作業員
- アパレル販売員
- 公務員
上記の仕事は、頑張り次第で未経験から高収入を目指せる可能性があります。たとえば、営業職やトラックドライバー、アパレル販売員などに対して、売上に応じて給与が変動する歩合制やインセンティブを導入している企業も。頑張りが反映されやすい企業を選べば、高収入を狙えるでしょう。
また、ITエンジニアや建築・土木作業員などは、スキルを積むことでキャリアの幅が広がったり、より専門的な仕事に携われたりする可能性があります。マネージャーや施工管理など現場をまとめる立場にキャリアチェンジしたり、専門性を活かしてスペシャリストを目指したりと、道はさまざまです。自営業やフリーランスの選択肢もあり、無資格から高収入を叶えることは不可能ではありません。
高卒から稼げる可能性のある仕事は、「高卒でも稼げる仕事・業種8選!高収入につながる資格や就活のコツも紹介」のコラムでも紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
高卒の方が無資格で高収入を得るには「営業職」「ITエンジニア」「ドライバー」など、スキルが評価される仕事がおすすめです
高卒で資格がない方も、高収入を得られる可能性のある3つの職種を紹介します。
【1】営業職
結果が求められる営業職のうち、特に成果主義の傾向が強い業界(たとえば、不動産や保険など)は学歴や資格に関係なく、個人の営業成績が高収入に直結します。コミュニケーション能力や粘り強さが求められますが、頑張り次第で大きく稼げるチャンスがあります。
【2】ITエンジニア(プログラマーなど)
IT業界は慢性的な人手不足であり、かつ実力主義の世界です。プログラミングスキルを独学やスクールで習得し、スキルアップすることで学歴や資格に関わらず高収入を目指せます。ただし、収入を上げるには、常に新しい技術を学ぶ意欲が重要になるでしょう。
【3】ドライバー(大型トラックなど)
ドライバーに求められる中型免許や大型免許は、資格取得支援制度がある会社のサポートを受けて取得を目指せます。また、長距離輸送や特殊貨物のドライバーになると高収入が狙えます。
これらの仕事に共通するポイントは「実力次第で評価される」という点です。資格がなくても、意欲と努力、そして適性により、高収入を実現できる可能性は十分にあります。
高卒者が高収入を得るためにできる6つの方法
高卒から高収入を得るための方法は、資格を取ることだけではありません。若いうちから仕事の経験やスキルを積んだり、高収入を得やすい仕事や働き方に挑戦したりすることで、将来的に高収入を得られる可能性があるでしょう。ここでは、高収入を得るための主な6つの方法をご紹介します。
高卒者が高収入を得るためにできる方法
- 年齢が若いうちに就職して経験を積む
- 高収入が得られる企業に非正規雇用で入社して正社員を目指す
- 需要の高いスキルを身につける
- キャリアアップを目指して転職をする
- フリーランスや起業に挑戦する
- 高収入を得やすい業界・企業に就職する
高卒の方が高収入を得るためのポイントは、経験やスキルを身につけて仕事の専門性を高めたり、高収入を実現しやすい業界や職業を重点的に狙ったりすること。自分の適性や興味関心のある仕事について調べ、実現させやすい方法を検討してみましょう。
「平均年収を比較!年齢・業界別の金額や給与アップの方法をご紹介」のコラムでは、業界別の平均年収をまとめています。あわせて参考にしてみてください。
高卒で取れる資格を活かして高収入を目指す際の心掛け
高卒の方が資格を活かせる高収入の職種に就くためには、自分の希望を明確にして、希望条件に優先順位をつけることが大切です。そのうえで、仕事に必要な資格やスキルがあれば獲得に向けて励みましょう。
ここでは、高卒で高収入を目指して就活する際のポイントを4つ紹介します。
高卒から高収入を目指すには、自分のビジョンを明確にすることが重要です。どんな働き方をしたいのか、どの業界で成長したいのかを具体化することで、必要なスキルや資格が見えてくるでしょう。
また、積極的にスキルアップを図る姿勢も大切です。たとえば、ITや建設、営業などの成長分野では実務経験に加え、資格や専門知識が収入アップにつながります。目標を定め、学び続ける意欲をもつことが成功のカギです。
高卒で取れる資格を活かして高収入を目指す際の心掛け
- 自分のビジョンを明確にする
- 希望条件に優先順位をつける
- 必要な資格やスキルを洗い出す
- 仕事に活かせる経験・スキル・意欲をアピールする
1.自分が希望する働き方のビジョンを明確にする
高収入の仕事を探す高卒者の方は、「どのような仕事に就きたいか」「どのような環境や待遇を求めているか」など、自分のビジョンを明確にしましょう。
たとえば、一口に営業といっても、「モノ」を売る営業や形がない「サービス」を売る営業など、種類はさまざまです。また、「ルート営業か新規開拓か」「お客さまは法人か個人か」などの違いもあります。細かい部分まで希望条件を整理することで、自分に合った働き方を見つけやすくなるでしょう。
「高収入ならどの会社でも良い」と考えて資格取得や就職・転職活動に臨むと、自分の適性に合わずにモチベーションを保てなかったり、就職できても長く働き続けられなかったりする恐れも。まずは自分なりのキャリアビジョンを明確にすることから始めましょう。
2.希望条件に優先順位をつける
就職・転職先に求める希望条件には優先順位をつけましょう。希望条件が多いほど、すべてを満たす仕事を見つけるのが難しくなるからです。高収入を目指して就活する場合は、「高収入」という条件を含めて3つ程度に絞り込み、そのなかで優先順位をつけるのがおすすめです。
希望条件を絞り込む際は、どうしても譲れない条件だけでなく、妥協できる条件も洗い出してみてください。たとえば、「高収入の仕事でも家から遠いのは避けたい」「収入アップを実現できるなら夜勤や休日出勤が多くても良い」という具合です。そうすることで、自分が仕事をするうえで大事にしていることがより明確になるため、就職・転職先とのミスマッチ防止につながります。
3.必要な資格やスキルアップを洗い出す
キャリアビジョンや仕事に求める条件を明確にできたら、希望の就職・転職を実現するうえで必要な資格やスキルを洗い出しましょう。なかには無資格だと就けない職種もあるので、必須の就業条件がないかをよく調べることが大切です。
就職・転職に必要な資格やスキルがあれば、獲得に向けて勉強を重ねましょう。資格取得やスキル習得は一定の時間が掛かるものの、学歴を補って高収入を目指すための強力な武器にもなり得ます。
ただし、前述したように、資格取得の優先度合いや就職・転職活動のスケジュールなどを考えてから行動することが肝心です。特別な資格やスキルがなくても就ける仕事を志望するのであれば、まずは就職・転職をする選択肢も検討しましょう。
4.仕事に活かせる経験・スキル・意欲をアピールする
高収入の仕事に就きたい高卒者の方は、応募書類や面接の場で仕事に活かせる資格や経験・スキル、就業意欲をしっかりとアピールしましょう。アピール内容と企業が求める人物像がマッチしていれば、採用される可能性はぐっと高まります。
経験者の場合は、「これまでどのような経験を積んできたか」「経験から得たものを入社後どう活かすか」などをアピールし、企業側に採用のメリットを感じさせるのがポイントです。
未経験者の場合は、「なぜこの仕事をしたいと思ったか」「なぜこの会社に入りたいと思ったか」「入社後は具体的にどうなりたいか」などを伝えましょう。就業意欲を重点的にアピールできるため、採用担当者に好印象を与えられる可能性があります。
履歴書の作成や面接対策はしっかり行うことが大切
就職・転職活動では、応募書類の作成や面接対策をしっかりと行うことが重要です。「正社員になりたい」「この会社に就職したい」という気持ちが強くても、履歴書や面接でのアピールが不十分だったり、マナーが守れていなかったりすると、採用が遠のいてしまう可能性があります。
高卒の方で選考対策に自信がない場合は、「高卒でも就職のチャンスはある!おすすめの就職先や就活成功のコツを紹介」のコラムで就活のポイントをチェックするのがおすすめです。
また、就職・転職エージェントでも、求人紹介サービスの一環として選考対策のサポートが受けられます。あなたの強みを効果的にアピールする選考書類の作成方法や、応募先企業の傾向を踏まえた面接での受け答え方を教えてもらえるので相談してみましょう。
高卒者が就職・転職で確認したい「高収入」以外のポイント
高卒の方が仕事を探すときは、収入以外のポイントにも着目するのがおすすめです。たとえ高収入を得られても、労働条件や仕事内容が自分に合っていないと、就職・転職後に後悔する可能性があります。場合によっては早期離職につながる恐れもあるでしょう。
ここでは、自分に合った仕事に就くために確認したい「高収入」以外のポイントを挙げました。「就職で後悔したくない」「長く働ける仕事を見つけたい」と考えている方は、参考にしてみてください。
高卒の方が就職活動を行う際には、自身の強みを明確にすることが重要です。あなたがもつ「コミュニケーション能力」「仕事への意欲」「実直さ」などの人柄やスキルをアピールしましょう。
また、未経験OKの求人や成長産業を狙うことで就職への選択肢が広がります。就活の際には企業の情報収集を怠らず、ブラック企業を避けるために労働条件や社風も確認することをおすすめします。
高卒者が就職・転職で確認したい「高収入」以外のポイント
- 好きなこと・やりたいことかどうか
- 自分に合った働き方ができるか
好きなこと・やりたいことかどうか
高卒の方が仕事を探す際に収入以外でチェックしておきたいポイントは、「自分が好きなこと・やりたい仕事かどうか」です。自分が好きなこと・やりたいことに関連する仕事に就けば、やりがいや楽しさを感じやすく、モチベーションを維持しながら働ける可能性があるでしょう。
ただし、好きなことややりたいことが必ずしも適性に合っているとは限りません。そのため、興味関心のある分野と同時に、自分が得意な分野を洗い出してみるのもおすすめです。得意なことに関連する仕事であれば、業務でスキルを活かせたり実力を発揮したりでき、成果を上げやすいことも。結果的に高収入につながる場合があります。
自分に合った働き方ができるか
労働条件や社風が自分に合っているかどうかも、仕事選びにおいては重要なポイントです。収入以外の条件が自分に合っていないとモチベーションやパフォーマンスに影響しやすく、結果的に短期離職につながる場合もあります。転職を繰り返すと企業からやる気や継続力を懸念されやすくなり、転職活動の難易度が徐々に上がってしまう可能性もあるので、求人に応募する前にしっかりとチェックしておきましょう。
自分に合う仕事を見つけるためには、自己分析や業界・企業研究を行うのが有効です。仕事の選び方をより詳しく知りたい高卒の方は、「高卒からの就職先におすすめの業界や職種一覧!向いている人の特徴も紹介」のコラムをぜひご参照ください。
「高卒でも取れる資格で高収入を目指したい!」「今の仕事だとキャリアや将来に不安がある…」と考えている高卒者の方は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒など、若年層の就職・転職支援に特化したエージェント。経歴や資格を問わず若手人材を積極的に採用している企業の求人が豊富で、資格がなくても安定した収入を得られる仕事をご紹介可能です。
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高卒で取れる資格で高収入を目指す方向けのQ&A
ここでは、高収入を目指す高卒の方が抱えるお悩みを、Q&A形式で解説します。収入アップにつながる資格取得や就職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
高卒で取れる食いっぱぐれない資格とは?
世間一般にいわれる「食いっぱぐれない資格」の特徴には、「将来性や需要がある」「広く認知されている」「専門的な知識をアピールできる」などがあります。志望先の業界や希望職種に合わせて資格を取得すればキャリアアップにつながり、より高収入を目指せるでしょう。
「高卒でも取れる資格30選!高収入・キャリアアップを目指せるかも解説」のコラムでは、高卒者が取りやすい資格についてまとめています。ぜひチェックしてみてください。
高卒で取れる資格で、医療に関連するものはある?
高卒で取れる医療関係の資格としては、登録販売者や医療事務の資格などが挙げられます。医療関係の資格は需要が高い傾向にあるため、取得すれば就職活動で選べる求人の幅が広がりやすくなるでしょう。
医療事務の仕事や資格については「医療事務に高卒からなるには?求人選びのコツや役立つ資格もご紹介!」のコラムをご覧ください。
高卒で取れる資格で高収入を目指すコツは?
資格を活かして高収入を得るには、「自分が思い描く今後のキャリアに役立つかどうか」を考えるのがポイントです。また、「自分が目指している業界や職種への就職に有利に働くかどうか」も意識し、高収入につながる資格取得を目指しましょう。
「高卒から手に職をつけるメリットとは?就職に有利な資格もご紹介」のコラムでは、高卒者におすすめの資格を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
収入アップを目指す女性におすすめの資格は?
実際の業務に活かせる知識やスキルを身につけられる資格がおすすめです。たとえば、事務職を目指すなら日商簿記検定やMOS、金融・保険業界を目指すならファイナンシャル・プランニング技能士などが挙げられるでしょう。
仕事の関連資格を取得すると手当がついたり、キャリアアップしやすくなったりするため、収入アップにつながる可能性が高まります。手に職をつけて安定した収入を得たい場合は、「手に職をつけたい女性におすすめの仕事一覧!年代別の就職ポイントを解説」のコラムでおすすめの仕事や資格をまとめているのでご確認ください。
高収入を得たい高卒者が仕事を選ぶポイントは?
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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