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天職の見つけ方とは?転職するときの注意点や成功させるポイントを解説
更新日
この記事のまとめ
- 天職とは、自分にとって大きなやりがいを感じる仕事のこと
- 仕事が苦ではなかったり、自然と目標ができたりするなら天職の可能性がある
- 天職の見つけ方は、「自己分析をする」「キャリアを明確にする」などが挙げられる
- 天職に就いても収入がアップしなかったり、つらいことに直面したりする場合もある
- 自分にとっての天職を見つけたいなら、就職・転職エージェントに相談するのも手
「自分にとっての天職って何だろう」と考えたことがある方もいるでしょう。天職とは「天から授かった職業」と捉えられ、具体的には自分に合っていて心から楽しめる仕事などを指します。
このコラムでは、天職と呼べる条件や見つけ方を解説。また、転職するときの注意点もご紹介します。これから就職先を探したり、天職を検討したりしている方はコラム内容を参考にし、自分に合った仕事を探してみましょう。
天職とは
「天職」とは、自分にとって大きなやりがいを感じる仕事のことです。「天から授かった仕事」「周囲から批判や意見を受けてもやりがいを感じる仕事」「天性に合った仕事」として使用されるのが一般的といえます。
天職と適職の違い
天職と適職の違いは、やりがいを問うかどうかです。
適職とは「その人に適した仕事」のこと。その仕事が好きかどうかを問わずに、得意不得意で判断するのが一般的です。
「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」のコラムでも適職の意味や見つけ方を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
一方、天職は仕事に対してやりがい・生きがいを感じるものの、得意なことのなかから見つけられるとは限りません。
天職といわれる4つの条件
今の仕事にも、天職であるサインが隠れている可能性があります。天職は人によって異なるものの、「仕事に対して苦を感じない」「積極的にスキルアップを目指せる」などの共通点があるため、現職と照らし合わせて考えてみてください。
以下で、天職といわれる条件を4つ解説します。
1.仕事に対して苦を感じない
業務内容にストレスを感じない場合、天職の可能性があります。仕事が楽しくなかったり、業務内容が合っていなかったりすると、ミスマッチからストレスを感じやすくなるでしょう。
仕事に集中して取り組めるか、業務内容に不満がないか、などを考えてみると、天職に就いているか判断しやすくなります。
2.自然に目標を持てる
天職に就いていると、仕事に対して自然と目標が持てるでしょう。評価や昇給といった理由ではなく、自発的に「仕事に活かせるスキルを磨きたい」「△年までに△△の役職に就く」など目標を持てていれば、天職の可能性があります。
3.報酬や条件が気にならない
報酬や条件が気にならないのも、天職といえる条件の一つです。「頑張っているのに給料が少ない」「休日が少なくてプライベートの時間を確保できない」といった不満が出てくる場合、ミスマッチが発生している可能性があります。
天職は仕事そのものに大きなやりがいがあるため、報酬や休みが少なくても不満を覚えにくいでしょう。
4.人生が充実していると感じる
仕事内容に不満がなく、充実感も得られて一生続けたいと思えるなら、その仕事は天職と捉えられるでしょう。業務内容のマッチ度や仕事で得られるやりがいは、幸福度につながります。自分の希望する働き方やキャリアビジョンが明確であるほど、天職が見つかりやすくなるでしょう。
キャリアビジョンが思いつかない方は、「キャリアビジョンとは?就職・転職活動で使える具体例と書き方」のコラムでキャリアビジョンを伝えるコツや具体例をまとめているので、参考にしてみてください。
天職は一人につき一つとは限らない
天職は一人一つとは限りません。価値観や仕事観は、経年で変わる可能性があるためです。いろいろな経験を積むことで知らなった自分の適性が見つかったり、新しい分野に興味を持ったりすることがあるでしょう。
業務内容にミスマッチを感じても、改めて取り組んでみるとやりがいや楽しさを感じられる場合があります。天職を探すときは、広い視野をもって探してみましょう。天職を見つけるための7つの方法や手段
天職を見つけるには、自分についての理解を深めることが大切です。天職を見つけた人は、自分が何に興味があり、やりがいを感じるかを明確にしている傾向があります。
以下で、天職を見つけるための方法や手段を解説しているので、天職を見つけたいと考えている方は参考にしてみてください。
1.自己分析を行う
天職を見つけたいときは「自己分析」を行いましょう。自己分析とは、自分の経験や考え方、価値観を知ることです。自分に対して理解が浅いと、どのようなことにやりがいを感じるのか、どのようなことが得意なのかが分からず、天職を見つけにくくなるでしょう。
以下で、自己分析の方法をまとめました。
自分が好きなことや興味があることを書き出す
自己分析を行うときは、自分の好きなことや興味があることを書き出す作業から始めてみましょう。どのような内容でも良いので、好きなことを思いつくままに紙に書き出してみてください。
なかなか思いつかない場合は、幼少期の記憶でも構いません。生まれたときから時系列で思い出してみると、子どものときに好きだったことも思い出せる可能性があります。好きなことをすべて書き出したら、仕事につながりそうなものをピックアップしてみましょう。
自分が得意なことや強みを見つける
好きなことや興味があることと同じように、自分が得意なことや強みも書き出してみてください。得意なことや強みを仕事で活かせれば、やりがいを感じやすくなり天職が見つかりやすくなるでしょう。
部活や趣味に関することでも良いので、思い当たることすべてに目を向けることが大切です。得意なことや強みが思いつかない方は、これまで人から褒められたり頼られたりした経験がないか考えてみましょう。
避けたいことを明確にする
好きなことと得意なことのほかに、避けたいことも明確にしておくのがおすすめです。苦手なことを行うのはストレスにつながり、我慢し続けると体調を崩しかねません。
避けたいことを明確にしておけば、仕事を探すときに選択肢が絞られるためミスマッチを防げるメリットもあります。嫌いなことが天職になるとは考えにくいため、書き出して除外しておきましょう。
2.客観的なアドバイスをもらう
身近な家族や友人などから客観的なアドバイスをもらうのも、天職を見つける方法の一つです。自己分析は少なからず主観が入ってしまうので、自分の適性や性格が分からない場合もあるでしょう。第三者からの客観的な意見をもらい、自分では気づけなかった適性や特徴を知れば仕事探しの視野が広がります。
ただし、客観的視点のアドバイスが合っているとは限らないので、あくまで参考に留めることが大切です。
天職が見つからない原因の一つは行動不足
天職が見つからないと悩む方は、行動不足が原因となっている可能性があります。天職を見つけるのは簡単ではないでしょう。多くの仕事や物事を経験するなかで、自分の知らなかった得意なことや好きなことが見つかる可能性もあります。
「この仕事は自分には合わないだろう」と先入観を持たずに、視野を広げて新しいことにも積極的にチャレンジしていけば、天職が見つかりやすくなるでしょう。3.将来の目標やキャリアを明確化する
将来の目標やキャリアを明確化するのも、天職を見つける有効な手段です。
自然と目標ができるのは、天職の特徴の一つといえます。目標やキャリアを明確にすると自分の進むべき道が分かり、仕事選びの基準となるでしょう。
仕事でのキャリアが思い浮かばないときは、プライベートを含めて計画を立てるキャリアデザインを考えるのもおすすめです。たとえば、「プライベートの時間をしっかり確保したい」「家族の休日に合わせたい」など考える場合、ライフワークバランスを保てる仕事を探してみると良いでしょう。
希望するライフスタイルが過ごせれば、仕事でも充実感を得られる可能性があります。
4.いろいろな経験を積んで視野を広げる
天職を見つけるために、いろいろな経験を積んで視野を広げてみましょう。視野を広げるためには、新しいことに積極的に挑戦するのがおすすめです。
たとえば、転職せずに社内の違う部署へ異動するのも手です。仕事でいろいろな経験を積むと、人と関わりが増えて自分の価値観が変わったり、興味がなかった分野で適性を発揮できたりする可能性があります。
ただし、同じ経験を積み重ねることでやりがいを感じられていたり、自然に目標が見出せていたりすることもあります。「今の仕事で希望するキャリアが実現できる」「業務内容に不満がない」といった場合は、無理に異動する必要はありません。
5.今の仕事でやりがいを見つける
転職して新しい環境に飛び込めば天職を見つけられる可能性もありますが、今の仕事でやりがいを見つけるのも方法の一つです。仕事をするなかで達成感や充実感を得られるときがないか、振り返ってみましょう。
たとえば、営業職の場合、「お客さまに喜ばれると嬉しい」「インセンティブ制度があるから成果を実感できるとやる気が出る」など、人によってやりがいを感じるポイントは異なります。
自分がどのようなことに喜びを感じるかが分かれば、仕事探しの軸にもなるでしょう。
6.自分の適性を活かして起業する
自分の適性を活かして起業するのも、天職に就く手段といえるでしょう。自分の目標ややりたいことが明確化しているなら、実現できる企業を無理に探す必要はありません。
起業をすれば、目標に向かって自分なりの方法で仕事を進めることができ、やりがいを感じやすいでしょう。
7.別業界の職種へ転職する
天職を見つけたい場合は、別業界の職種へ転職するのも良いでしょう。未経験の職種への転職は、視野を広げられるうえに経験も積めるのでメリットが多いです。
「未経験での転職におすすめの業界は?成功のコツや内定を得やすい職種も解説」のコラムでは、未経験からの転職におすすめの業界や転職を成功させる方法を解説しているので、参考にしてみてください。
天職の見つけ方を知って転職するときの注意点
天職を見つけたいからといって、やみくもに仕事を探すとリスクが伴います。以下で、天職を見つけるために転職するときの注意点を解説するので、参考にしてみてください。
収入が上がるとは限らない
天職に就いたからといって、必ずしも収入が上がるわけではありません。高収入を得られなくても、やりがいや充実感を得られるなら天職に就いている可能性があります。
ただし、仕事に求めるものが収入や安定性であれば、やりがいのある業務内容でもミスマッチにつながりやすくなるでしょう。仕事を探すときは、自分が仕事に求める条件を理解しておくことが大切です。
天職にもつらいことや大変なことはある
天職に就けたとしても、つらいことや大変なことはあります。
天職もあくまで仕事なので、楽しいことばかりではありません。目標やキャリアビジョンはトラブルが起きたときの原動力になるので、明確にしておくのがおすすめです。
転職を繰り返すのは避ける
天職を探したいからといって、転職を繰り返すのは避けましょう。転職回数が増えると、企業から「採用してもすぐ退職するのでは」といったネガティブな印象を持たれる可能性があるからです。
また、年齢を重ねるとスキルや経験が求められるようになり、応募できる求人が限られて天職を見つけにくくなるでしょう。今後のキャリアにも影響しかねないので、転職活動をする際は希望の職種と自分がマッチしているかどうかを見極めることが大切です。
「転職は何回までなら許容範囲?マイナスイメージを持たれないポイントとは」のコラムでも転職回数が多いと不利になる理由や選考対策を解説しているので、チェックしてみてください。
転職を失敗しやすい人にみられる特徴
転職を失敗しやすい人の特徴には、「一時的な感情で転職活動している」「目標や計画がないまま仕事を選んでいる」などが挙げられます。「仕事を辞めたい」と思う原因は、業務量や人間関係など人によってさまざまです。上司へ相談したり違う部署へ異動したりするなど原因に合わせて解決策を試せば、辞めたい気持ちが改善される可能性があります。
解決策を試さずに無計画で転職活動をすると、面接官に「忍耐力がないのでは」とネガティブな印象を持たれやすくなるので注意しましょう。
天職への転職を成功させるポイント
ここでは、天職への転職を成功させるポイントを解説します。
転職は天職を見つけるための方法の一つです。しかし、天職を探すために転職回数が増えるのは避けたほうが良いでしょう。
企業研究で応募先企業への理解を深める
転職を成功させるには、企業研究で応募先企業への理解を深めることが大切です。応募先企業が求める人物像や取り組んでいる事業が分からないと、効果的なアピールができず内定が遠ざかる可能性があります。
Webサイトや口コミなどをチェックし、応募先企業の情報を幅広く集めるのがおすすめです。自己分析と企業研究の結果を照らし合わせれば、自分に合った仕事も見つけやすくなるでしょう。
「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムで企業研究のやり方や行うメリットを解説しているので、参考にしてみてください。
転職に必要なスキルがあれば習得する
転職に必要なスキルを習得するのも方法の一つです。具体例としては、社会人向けのスクールに通ったり、アルバイトをしたりするなどが挙げられます。希望業界や職種で活かせるスキルには何があるのかを調べたうえで、時間を無駄にしないように習得することが大切です。
特に、年齢を重ねてからの転職は即戦力となるスキルや経験が求められやすいので、習得しておくと成功しやすくなるでしょう。
自分にとっての天職を探したいならプロに相談しよう
自分にとっての天職を見つけたい方は、就職・転職エージェントのプロに相談するのも手です。プロに相談することで、仕事の探し方やキャリア形成のアドバイスを得られ、天職が見つかりやすくなるでしょう。
「自分の天職が分からない」「自分に合った仕事を探したい」という方は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。