- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- 大卒フリーターからの就職
- 大卒フリーターの就活のコツ
- 大卒に意味はある?大学に進学するメリット・デメリットを紹介
大卒に意味はある?大学に進学するメリット・デメリットを紹介
更新日
この記事のまとめ
- 大卒になる意味は、学びたい知識や就きたい職業の応募条件によるところが大きい
- 就いた職業によっては、「大卒は意味なかった」と思う人もいる
- 大卒のメリットは、専門知識が学べたり人間関係が広がったりすること
- 大学で身につけたものが何もない場合、大卒は意味なかったと感じやすい
- 大卒の経歴を活かしたいなら、大学に進学する目的を明確にしよう
「大卒って意味あるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。大学へ進学する理由は人それぞれですが、大卒でないと就けない職業もあります。このコラムでは、大卒であることの意味や大学に入るメリット・デメリットを紹介します。また、高校卒業後はどのような進路があるのかも解説。大学に行くか迷っている人や就職への影響の違いを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
大卒になる意味はある?
自分が就いた職業によっては、大卒である意味がなかったと思う方もいます。医師や教師、薬剤師などは、大卒でないとなれませんが、やりたい仕事の応募条件が必ずしも、「大卒以上」であるとは限りません。
高卒で受けられる企業はありますし、そういった求人では大卒者が就職に有利になることは少ないといえるでしょう。「良い就職先」は人によって違いがあるので、大卒である必要はないといえます。
ただし、応募条件を「大卒以上」とし大卒しか採用しない企業は多々あるのが現状です。将来の選択肢を広げておくという意味では、大卒になるのは無駄にはならないでしょう。
大学に行くメリット
大学に行くメリットには、以下の理由が挙げられます。
- ・専門的な知識を学べる
・就職先の幅が広がる
・人間関係を広げられる
大学では自分の興味がある分野を学べます。知識を深めていけば、将来就きたい仕事が見つかる場合もあるでしょう。
大学に行くデメリット
大学に行くデメリットには、以下の理由が挙げられます。
- ・お金がかかる
・時間がかかる
・自由度が高いため、堕落してしまうことがある
「周りが大学に行くから自分も進学する」「やりたいことがないからとりあえず大学に入る」といったケースもあります。しかし、大学は入学することがゴールではなく、「入ってから何を学ぶか」「在学中に何を成すか」が大切です。
中身のない大学生活を過ごした場合、大卒の肩書きも意味のないものになってしまうため、大学に進学する場合は、目的や今後のビジョンを明確にしましょう。大卒のメリットを知りたい方は「就職に有利って本当?大卒のメリットとは」のコラムをご覧ください。就職において高卒と大卒の違いにも触れています。
「大卒=就職に有利」ではない理由
文部科学省の「令和6年3月新規高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について」と「大学等卒業者及び高校卒業者の就職状況調査結果」によると、高卒の就職率が98%、大卒の割合は98.1%となっています。大きな差がないことから、大卒者が就職に有利であるとはいえないでしょう。
また、地域別の大卒と高卒の就職率を比較すると、平均で高卒97.9%、大卒98.1%です。「田舎では大卒である意味がない」と考える人もいるようですが、就職率で見ると高卒よりも上回っています。
大学に行く本来の意味は、「専門的な知識を身につける」ことです。目的意識がなく大学に入った人で身につけたスキルがほとんどない場合、自己アピールできることが少なく就職難に陥りやすい傾向にあります。
大卒後も既卒になったり第二新卒になったりする方も多いため、就職において大卒である意味は、ほぼなかったと判断できるでしょう。大卒の学歴を就活でアピールするなら、「目的を持って進学した」「在学中に仕事に役立つスキルや経験を身につけた」など、ほかの学歴との違いを明確に示す必要があるといえます。
参照元
文部科学省
令和6年3月高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について
令和5年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)
大学に行かない場合の選択肢
大学に行かない場合の進路は専門学校や短大へ行くか、就職するかの2つの道に分かれます。
専門学校のメリット
専門学校に行くメリットには、以下の理由が挙げられます。
- ・興味のある分野を専門的かつ実践的に学べる
・資格が取得できる
・講師に仕事を紹介してもらえることもある
専門的な知識や技術を習得できることで、就職の際に即戦力として期待されることがあります。
専門学校のデメリット
専門学校に行くデメリットには、以下の理由が挙げられます。
- ・お金がかかる
・向き不向きが大きい
・他の職種に変更しづらい
専門学校は、仕事や資格取得に直結した授業を受けられ就職がしやすい一方で、他の職種に変更しづらい傾向があります。また、実習などが多いことから、学費も割高な所が多いようです。専門学校に進学するメリットやデメリットについては「専門学校生は就職に有利?通うメリット・デメリットや卒業後の進路を紹介!」をご覧ください。
高卒で就職するメリット
高卒で就職するメリットには、以下の理由が挙げられます。
- ・若い内から社会人経験が積める
・キャリアのスタートが早く方向転換しやすい
・金銭面でゆとりが持てる
高卒は早くからキャリアを積めるほか、若いうちから働けるため、転職もしやすいでしょう。また、公務員試験は学歴不問のため、高卒から受験し就職することができます。
ただし、試験の内容によっては、大卒や大学院卒の資格があることが条件になっている場合もあるため、注意が必要です。
高卒で就職するデメリット
高卒で就職するデメリットには、以下の理由が挙げられます。
- ・職種が限られる
・大卒に比べて基本給が低いことがある
・出世が遅くなる可能性がある
学歴フィルターにかかって入れない企業があったり、大卒と比べて給与が低かったりする違いもあります。高卒で就職するメリット・デメリットを詳しく知りたい方は「高卒で就職するメリット・デメリットは?大卒との違いやおすすめの職業も紹介」のコラムも参考にしてみてください。
近年は、「周りの人が行くから大学に入る」という風潮が強いです。しかし、目的のない大学入学は時間やお金を浪費し、就職も難しくなる可能性は否めません。
高卒で働き始めるか大卒後に就職するかで迷ったら、自分に合う仕事や就きたい職業を明確にする必要があります。そのうえで、大学に行って必要な知識を学ぶべきかどうか決めると良いでしょう。
「自分に合う仕事がわからない」「学歴に関係ない就職先を見つけたい」と思う方は、ハタラクティブの利用がおすすめです。
ハタラクティブは、高卒・既卒・第二新卒・フリーターなどの若年層をターゲットにした就職支援サービスです。希望条件に沿った求人のご紹介はもちろん、履歴書の添削や面接対策などもサポートするため、スムーズに就活が進められます。
未経験可や学歴不問など、経験や学歴に不安を抱える方にぴったりの求人を豊富にご用意しています。サービスは無料ですので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。