ニートから正社員になれる?おすすめの職種や就職活動のポイントをご紹介

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この記事のまとめ

  • ニートから正社員に就職することは可能
  • 特に20代は若さやポテンシャルを評価され、採用されやすい傾向にあるとされる
  • 人手不足の企業や業界では、未経験OKの求人も多くニートから正社員になりやすい
  • ニートから正社員になるためのコツは、徹底した自己分析と自分軸を見つけること
  • ニートから正社員になるにはエージェントなどのサポートを受けるのがおすすめ

ニートであることが理由で就職できないと思っている方も少なくないでしょう。しかし、ニートから正社員就職は十分に可能です。このコラムでは、「ニートを脱したいけど方法が分からない」という方や、「働く気はあるけど、どんな仕事を選べばいいのか分からない」という方が、円滑に就職活動を進めるためのコツや注意点をまとめています。ニートから正社員への就職を目指している方は、ぜひご参考にしてください。

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ニートから正社員就職は十分できる!

ニートから正社員就職は十分に可能です。特に、人手不足の企業では未経験歓迎の正社員求人が多数あるようです。そのため、就業意欲や熱意を伝えれば、ニートからの正社員が叶うでしょう。

「仕事をしたくないわけではないけど、求職活動をしていない」という方は、社会からの疎外感から、自分自身で「今から就職するのは難しいのではないか」と決めつけている場合が多いようです。最初から就職できないと決めつけず、まずは前向きに就職活動をスタートさせましょう。

人手不足の業界が多い

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和4年8月)の概況」によると、令和4年8月1日時点での未充足求人がある事業所の割合は、54%にものぼる結果となりました。

特に人手不足に悩んでいる業界は運輸業・郵便業やサービス業。この業界の中途採用市場はスキルやキャリア関係なく就職活動がしやすいと考えられます。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査

特に20代は需要が高い

未経験の場合、特に20代のうちに就職活動をはじめるのがおすすめ。20代であれば経験よりポテンシャルや熱意、若さを買われ採用されやすいからです。そのため、未経験のニートの方は、なるべく若いうちに就職活動を行いましょう。

ニートの方に限らず、就職や転職は年齢が上がるほど厳しくなる傾向があるので、就職活動は可能な限り早くはじめるほうが有利といえます。「ニートから就職は可能?どんな仕事がおすすめ?正社員になるコツを解説」のコラムでは、ニートから正社員に就職しやすい人の特徴などを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

第二新卒として採用される可能性も

学校を卒業して3年以内のニートの方は、「第二新卒」の枠で採用されるチャンスもあります。第二新卒とは、高校や大学、専門学校などを卒業後、新卒入社した企業から3年以内に転職を検討する若年層のこと。

新卒で就職した企業を早期離職したあとニート状態になっている場合は、第二新卒として評価される可能性があります。第二新卒は年齢の若さと社会人の基礎が身についている点が強み。詳しくは「第二新卒とは?高卒も入る?転職するメリットと成功させる秘訣を紹介」のコラムをご覧ください。

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ニートを続ける3つのリスク

ニートを続ける3つのリスク

  • 年齢を重ねるほど就職が難しくなる
  • 生涯年収に大きな差が出る
  • 社会的信用を得にくくなる

ニートを続けることで、「年々就職が難しくなる」「生涯年収に差が出る」「社会的信用を得にくくなる」などのリスクが考えられます。注意点を踏まえて、下記で詳しく見ていきましょう。

1.年齢を重ねるほど就職が難しくなる

お伝えしているとおり、正社員就職は若いうちが有利な傾向にあります。つまり、年齢を重ねれば重ねるほど就職活動が難しくなる可能性が高いということ。

30代以降になると年齢に応じた経験やスキルを求められることが増え、未経験可の求人が少なくなるためです。そのため、少しでも就職したい気持ちがあるなら、20代のうちに就職活動をはじめることをおすすめします。

2.生涯年収に大きな差が出る

もしニートを続け正社員就職が叶わなかった場合、将来的に非正規雇用で働くことになる可能性もあるでしょう。アルバイトや派遣社員などの非正規雇用と正社員の正規雇用では、生涯年収で大きな差が出ます。

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、正社員(正職員)と正社員(正職員)以外の1年間の平均給与(給料・手当及び賞与の合計額)は、以下のとおりでした。

 正社員正社員以外
男性5,838,000円2,704,000円
女性4,069,000円1,663,000円
合計5,233,000円2,005,000円

引用:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査 Ⅱ 1年を通じて勤務した給与所得者 2 平均給与(14p)

上記の金額で、一般的に就職する年齢の22歳から定年までの38年間働き続けた場合、双方の生涯年収は下記になります(男女の合計で計算)。

正社員:5,233,000円×38=約2億円
正社員以外:2,005,000円×38=約7,600万円

この結果から分かるとおり、正規雇用と非正規雇用とでは1億円以上もの生涯年収の差が出る可能性があるのです。もちろん勤続年数や成果、賞与で年収も変わるため、これらはあくまでも参考程度のデータとなります。

しかし、正規雇用と非正規雇用の間に大きな年収の差があるのは事実。安定した生活を見据える方は、早いうちに正社員就職を目指すことをおすすめします。

参照元
国税庁
民間給与実態統計調査

3.社会的信用を得にくくなる

収入がないニートの方は、社会的信用を得にくくなってしまうことが多いです。社会的信用を得られないと、お金を融資してもらえなかったり、クレジットカードの審査に落ちてしまったりすることも。将来的にマイホームや車の購入を考えている方は、審査に通るためにも、社会的信用が高いとされる正社員を目指すのが無難でしょう。

生活が厳しくなる可能性も大きい

ニートは収入がない状態なので、貯金を崩していたり親族から援助を受けたりして生活しているはず。しかし、貯金がなくなったり援助が無くなったりすれば、生活資金がなくなってしまいます。
長年ニート生活を続けたのち、生活に困って就職を検討したときには年齢が高く仕事を選べなかった…という状況にもなりかねないでしょう。

ニートから正社員になるためにするべきこと

ニートから正社員になるためにするべきこと

  • 生活習慣を見直す
  • 身だしなみを整える
  • 人と積極的に交流する
  • アルバイトをはじめる

ニートから正社員になるために、「生活習慣を見直す」「身だしなみを整える」「アルバイトをはじめる」など、まずは今できることからはじめてみましょう。

生活習慣を見直す

ニートの方のなかには、昼夜逆転している方も少なくありません。社会に出た場合、多くは日中の仕事となります。そのため、正社員への第一歩として、まずは生活習慣を改善し規則正しい生活を送りましょう。

朝は早起きし、夜は早めに就寝するという生活リズムを繰り返すことで、生活習慣の改善が期待できます。散歩やジョギングなどの軽い運動を取り入れると、体内時計が正常に戻り、適度な疲労感からしっかり睡眠を取れるのでおすすめ。家にこもりがちな生活ならリフレッシュ効果も得られるでしょう。

身だしなみを整える

ニートの方のなかには、普段家の中にこもっていて人と会わないので、身だしなみに気を使わなくなったという人もいるでしょう。正社員を目指して就職活動を行うのであれば、第一印象を好意的に見せる必要があります。

長い髪はすっきりと切りそろえる、髭や爪もきちんと手入れをするなど、清潔感を意識して身だしなみを整えましょう。

人と積極的に交流する

家にこもっていると、どうしても内向的になってしまいがちです。しかし、社会人として働くならば、周囲との最低限のコミュニケーションは必要不可欠。そのため、まず家族や友人など、身近な人と会話をしてみましょう。慣れてきたら少しずつ社交の場に顔を出し、積極的に人との交流を図ってみることをおすすめします。

アルバイトをはじめる

ニートから正社員就職することにハードルを感じる方は、まずアルバイトからはじめてみるのも良いでしょう。アルバイトの場合、正社員よりも勤務時間が短いことも多いです。シフトの融通も利き、フルタイムでなくても働けることも。

まずはアルバイトで無理のない働き方をするのも一つの手でしょう。その後、アルバイトに慣れて自信がついた状態で正社員就職を目指せば、選考でも堂々とした立ち振舞いができるはず。ただし、アルバイトで満足して正社員として就職する意欲を失ってしまう恐れもあるので、本末転倒にならないよう注意しましょう。

ニートから正社員を目指せるおすすめの職種6選

ニートから正社員を目指せるおすすめの職種6選

  • 営業職
  • 警備員
  • IT系
  • 介護職
  • ドライバー
  • 工場勤務

ここからは、ニートから正社員を目指す方におすすめの職種をご紹介します。営業職や工場勤務をはじめ、資格やスキル不要で挑戦できる職業を6つピックアップしました。下記で各職種について詳しく見ていきましょう。

1.営業職

ニートから正社員を目指す未経験の方が挑戦しやすいのが、営業職です。営業職は特別な資格や経験がなくても挑戦でき、本人の資質やポテンシャル次第で誰でも活躍できるチャンスがある職種といえるでしょう。

ただし、営業といっても、個人向けや法人向け、飛び込み営業や顧客回りなど、仕事内容はさまざまです。新規顧客開拓などの飛び込み営業はややハードルが高い場合もあるので、未経験の方は、まずは顧客回りのルート営業などを選択することをおすすめします。

2.警備員

人と接する仕事やコミュニケーションに苦手意識を感じる方におすすめなのが、警備員の仕事です。警備員は、基本的に持ち場に一人で待機をすることが多いので、多くの人と会話しなくて済む場合が多いでしょう。

また、警備会社は、未経験可の求人も多く、採用されやすいというメリットもあります。警備員の仕事は夜勤の場合も多いので、昼夜逆転の生活からなかなか戻れないときの選択肢にもなるでしょう。詳しくは「警備員の仕事」をご覧ください。

3.IT系

IT分野は、近年の目まぐるしい発展に伴い人材の需要が急速に高まっています。そのため、現在IT業界は慢性的な人材不足だといわれているようです。人手不足ゆえ、求人数も多く、未経験可で募集をかけている企業も多数。ニートから正社員を目指す未経験の方も狙い目の業界といえるでしょう。

IT関連の知識に不安がある方も多いようですが、今後のIT需要の高まりを見越し、新人教育に力を入れている企業が増えています。手厚い新人研修や資格取得制度を受けられる場合が多いので、IT業界に少しでも興味がある方はぜひチャレンジしてみましょう。

4.介護職

高齢化社会に伴い、介護職も人手不足が叫ばれているようです。そのため、未経験可の求人も多く、介護資格取得の制度が整っている施設や企業も多くあります。未経験でスタートし、業務を行いながら知識を身に着けて、ゆくゆくは国家資格である介護福祉士を取得することも可能です。

国家資格があれば待遇がよくなったり、転職に有利になったりするでしょう。介護の仕事は今後も高い需要が続くと予想できるので、若いうちから取り組めば、スキルや経験を詰んで好待遇で働くチャンスに出会える可能性もあります。

5.ドライバー

通販サイトの普及や外出しづらい高齢者が増加したことにより、ドライバーの需要も高まっています。そのため、運転免許証を持っている方なら、トラック運転手やタクシードライバーなどの仕事もおすすめです。トラック運転手であれば、運転中に人と関わることはなく、仕事相手とのコミュニケーションも受け渡しなど最小限で済むため、コミュニケーションが苦手な方におすすめです。
正社員ドライバーになるには?転職成功のポイントや求人の探し方を解説!」のコラムでは、正社員としてのドライバー職について詳しく説明しています。

6.工場勤務

周囲と多くのコミュニケーションを交わす仕事にハードルを感じる方は、黙々と作業できる工場勤務がおすすめです。工場では、製造やライン作業、品質チェックなどさまざまな仕事がありますが、そのほとんどが一人で行う作業となります。

また、経歴や資格の有無を問わないことも多く、未経験からチャレンジしやすい職種といえるでしょう。1つのことに集中しこだわりを持って仕事をしたいという方は、ぜひ工場勤務を検討してみてください。

そのほかにもニートから正社員になる職業としておすすめな職種は、「ニートからの就職のコツを紹介!支援機関を使って就活を有利に進めよう」のコラムで紹介しています。まずは世の中にどのような職業があるか知ることからはじめてみてください。

ニートから正社員就職を成功させる6つのポイント

ニートから正社員就職を成功させる6つのポイント

  • 自分の軸を見つける
  • ポジティブ思考を心がける
  • 過去を引きずらない
  • 職種に固定概念や偏見を持たない
  • 主体的に行動する
  • 譲れない点を明確にしておく

ニートから正社員就職を実現させるためのコツは、主に「自分の軸を見つめる」「ポジティブ思考を心がける」「主体的に行動する」などです。視野を広げて考え方を少し変えるだけで、正社員就職がしやすくなるため、これからご紹介する6つのポイントを抑えておきましょう。

1.自分の軸を見つける

正社員の仕事を探すうえで大切なのは、自己分析を行い、就職活動の「自分軸」を見つけることです。具体的にいうと、「自分のなりたい像」や「将来のキャリアプラン」などをふまえた、自分だけの就職活動の指標です。

「就職できればどこでも良い」という姿勢では、就職後ミスマッチが起き、仕事を続けるのが厳しくなってしまう場合があります。そのため、まずは自分の長所や適性を知り、自分軸に合う仕事を探してみましょう。

2.ポジティブ思考を心がける

ニートという経歴に引け目を感じネガティブな思考に陥ってしまうと、選考でも「自信がない」「暗い」という印象を持たれてしまい、正社員就職が難しくなってしまうこともあります。そのため、ニート期間を今後のキャリアプランや目標を考えるための意味のある期間だったととらえ、前向きに就職活動に挑むことが大切です。

3.過去を引きずらない

就職での失敗や、社会人時代の挫折など、過去のトラウマを引きずってしまうと就職は難しくなります。正社員就職を叶えるためには、できるだけ過去を引きずらず、前向きな未来に目を向けることが大切。入社後に自分がしたいことや収入の使い道など、モチベーションが上がるようなキャリアプランを考えると効果的です。

4.職種に固定概念や偏見を持たない

正社員就職を成功させたいならば、あまり職種に固定概念、偏見を持たないようにすることも大切です。たとえば、「工場勤務はラク」「営業はキツイ」など。しかし実際働いてみると、工場勤務は作業が単調なのでラクな部分もある一方で体力的にきつい可能性があります。営業職も、飛び込みや売り込みを必要以上に行わなければ「思ったよりラク」ということもあるでしょう。

業界や職種に先入観を持たず、幅広い求人の中から探すほうが就職成功の確率は上がります。そのため、「自分にはこの職種が向いている」と思い込みや固定概念で仕事を絞りすぎず、柔軟な広い視野を持って就職活動を行うよう心がけましょう。

5.主体的に行動する

ニートから正社員になるために重要なのは、自分から主体性を持って行動することです。自分自身で「自分はどんな仕事が向いているのか」を考え、自分の適性に合った業界・企業研究を積極的に行いましょう。

就業意欲を持って就職活動に取り組む姿勢は、採用担当者にも伝わります。自分の力で就職活動を行っている事実が自信にもつながり、自然と面接で堂々と振る舞えるようになることもあるでしょう。

6.譲れない点を明確にしておく

企業選びの際は、自分が仕事に求めるものや働くうえで譲れない点を明確にしておくと、就職後に後悔せず済みます。自分が何を重視しているのか、どの部分であれば妥協できるのかを考えておきましょう。

あまりピンと来ない方は、仕事内容・社風・給与・福利厚生・勤務時間・立地といった基本的な項目から優先順位を付けてみると、自分の希望をある程度把握できるでしょう。

すべての希望が叶う職場は見つかりにくい

ほとんどの人が、「残業や休日出勤がなくて給料が高く、人間関係も良い安定した会社で働きたい」と思うはず。また、「転勤がなく家から近い」なども希望条件として挙がりやすいでしょう。しかし、高い実績や経歴があれば交渉で叶う可能性もありますが、すべての希望を満たす求人を見つけることは非常に困難です。希望条件を満たす求人が見つかるまで仕事探しをしていては、時間が経ってしまい空白期間が延びる懸念もあります。そのため、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を定めて求人を探しましょう。

ニートから正社員になるための選考対策

選考を受ける際は、ビジネスマナーを押さえ、ニートだった理由を明確にしておくことが大切です。以下で、詳しい選考対策を見ていきましょう。

ビジネスマナーを心得ておく

選考を受ける前に、必ず社会人としてのビジネスマナーを押さえておきましょう。具体的にいうと、敬語の使い方や面接での立ち振舞い、入退室のマナーなどです。面接官の方は、応募者の一挙一動をチェックしています。「自社の看板として責任のある行動ができるか」「クライアントや顧客に失礼のない対応ができるのか」などが選考基準になっていることも多いです。

そのため、社会人としての資質を示すためのビジネスマナーをしっかり心得ておきましょう。面接時の立ち振舞いに自信のない方は、ハローワークやエージェントで模擬面接を受け、第三者に確認してもらうことをおすすめします。

ニートだった理由を明確にする

企業が応募者に対し、「なぜニートだったのか」と質問する可能性は高いと考えておきましょう。そのため、ニートだった理由を明確に、納得してもらえる形で答えられるように準備しておくことが大切です。一般的に、ニート期間の理由として以下のようなものが挙げられます。

  • ・資格取得のための勉強をしていた
  • ・留学をしていた
  • ・夢を追っていた
  • ・家族の介護をしていた

「なんとなく」「仕事をしたくなかったから」などの理由からニートになる方も多いものの、「計画性が無い」「責任感がなく投げやり」など、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまう恐れがあるので控えるのがベター。

ニート期間の具体的な理由がなかったとしても、「自分が本当にしたいことを模索する期間だった」など、前向きな印象を与える内容を答えると良いでしょう。「ニートの就職面接対策!ブランクの説明や苦手意識をなくすコツ」のコラムでは、ニートから正社員になりたい人に向けた面接対策の方法を詳しく紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

ニートから正社員に就職する方法

ニートから正社員に就職する方法

  • 正社員登用を利用する
  • ハローワークに相談する
  • 地域若者サポートステーションを活用する
  • ジョブカフェへ行く
  • 就職エージェントを頼る

ニートから正社員に就職するには、「正社員登用を目指す」「ハローワークに相談する」「エージェントを利用する」などの方法が挙げられます。下記で具体的な内容を確認しておきましょう。

アルバイトや派遣社員から正社員登用を目指す

正社員として就職する方法には、非正規雇用から正社員登用制度を目指すという手もあるでしょう。正社員登用制度を導入している企業では、アルバイトや派遣社員から正社員になれる可能性があります。アルバイトをしつつ、徐々に働くことに慣れてから正社員に就職できるので、ニートの方が就職する方法として無理がなく、おすすめです。

ただし、すべての企業で実施している制度ではないので、自分の応募する求人に正社員登用制度があるかよく確認しておきましょう。「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムもご確認ください。

紹介予定派遣制度も活用できる

正社員登用制度のほかに、紹介予定派遣制度というのもあります。これは、派遣社員が派遣先の企業で働く6ヶ月間のうち、派遣社員と派遣先会社の双方が合意すれば、派遣契約後その企業で正社員として就職できる制度です。

紹介予定派遣は、働くなかで会社の雰囲気や職場環境を確認できるだけでなく、アルバイトよりも給与・社会保障などの待遇が良い場合があるメリットがあります。

ハローワークに相談する

正社員就職の手段として一般的なのが、ハローワークへの相談です。ハローワークとは、正式名称を「公共職業安定所」といい、国営の就職支援機関です。申請書を提出すれば、求人検索や求人紹介、就職相談などさまざまなサービスが受けられます。各都道府県に拠点があるので、お近くのハローワークへ相談してみましょう。

ハローワークについては、「ニートはハローワークを活用すべき?男女で就職のしやすさに違いはある?」のコラムで詳しく述べています。

地域若者サポートステーションを活用する

地域若者サポートステーションとは、働くことへの悩みを抱える若年層(基本的に15~49歳が対象)のための就職支援を行う公的機関です。地域若者ステーションでは、基本的に企業と応募者を仲介するサービスはありませんが、そのかわりキャリアコンサルタントから専門的なアドバイスを受けられたり、協力企業への就労体験ができたりします。

現在働くことへの困難さを感じ、就職活動をはじめられずにいる方は、まずは気軽に相談するだけでも良いのでぜひ相談してみましょう。詳しくは「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」のコラムをご覧ください。

ジョブカフェへ行ってみる

ジョブカフェとは、正式名称「若年者のためのワンストップサービスセンター」。求人探しや就労体験、就職相談な就職活動に関わる多岐にわたるサービスを受けられ、ハローワークと併設している拠点もあります。「カフェ」と名が付いているとおり、気軽な気持ちで立ち寄れるのが魅力です。

就職エージェントを頼る

ニートから正社員を目指す未経験の方におすすめなのが、就職エージェントの利用です。エージェントでは、就職活動を熟知したキャリアアドバイザーから丁寧なカウンセリングを受けられたり、自分の資質や適性に合った求人を紹介してもらえたりします。

また、チャットアプリや電話での相談も可能な場合が多く、ハローワークなどの就職支援機関のように利用時間を気にせず相談できるメリットもあるでしょう。民間企業が運営を行っているので、公的機関に比べて柔軟できめ細かい対応が期待できます。

就職活動の不安は一人で抱え込まない!

「社会人としての経験がないので怖い」「ブランク期間が長かったので再就職できるか分からない」「就職できてもブラック企業なのでは…」と就職を不安に感じる方も多いでしょう。

また、就職活動をはじめるにあたっては、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成しなければなりません。そこで書ける経歴がなかったり、自己PRできることが思いつかなかったりすると、一気に消極的な気持ちになってしまうことでしょう。面接でも、「何故ニートになったのか」「ニートの期間に何をしていたのか」「何故就職したいのか」などの質問を聞かれることが多いので、これまでの自分とも向き合う必要が生じます。

もし、一人での就職活動が難しいと感じたら、「ニートから正社員に就職する方法」で述べたような就職支援サービスを活用しましょう。就職支援サービスでは、自己分析や書類の書き方、面接対策などのサポートが受けられるので、不安なく就職活動を進めることができます。

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ニートから就職できる?就職の不安に答えるQ&A

仕事探しの方法や履歴書・面接対策など、就職希望のニートの方が抱く疑問をQ&Aで解消します。

ニートから就職できた人はいますか?

ニートから正社員になった人は沢山います。
若手を求める企業や人手不足の業界では、未経験者を積極的に採用しています。十分な選考対策をして入社意欲を示せば、職歴なしのニートも就職できるでしょう。いきなり正社員になるハードルが高ければ、アルバイトから仕事に慣れる方法もあります。
詳しくは、このコラムの「ニートから正社員就職は十分できる!」をご覧ください。

具体的にどうやって仕事を探せば良いですか?

就職エージェントやハローワーク、地域若者サポートステーション、ジョブカフェといった支援機関が活用できます。
これらのサービスでは、求人の紹介や選考対策のサポートをしてくれるので、1人での就職活動が不安な方はぜひ利用を検討しましょう。支援機関については、「ニートに向けた就労支援機関とは?サービス内容や仕事選びのコツも解説」も参考にしてください。また、就職エージェントのハタラクティブでは若年層の就職をバックアップしています。

ニートの履歴書対策はどうすれば良いですか?

空白期間や職歴はごまかさずに書きましょう。
ニート期間にどこかに勤めていたように記載すると、職歴詐称になってしまいます。正社員経験がない人は、アルバイトや学生時代の経験が自己PRの題材になります。書くことがなければ、これから資格取得の勉強をして話題をつくるなど、志望動機は使いまわさず、応募企業だからこそ入社したい理由を書きましょう。
履歴書の対策方法は、「ニートの履歴書の書き方は?嘘をつかずに空白期間で不利になるのを防ぐ方法」を参考にしてください。

ニートの面接対策はどうすれば良いですか?

面接でよくある質問は決まっているので、あらかじめ回答を考えておきましょう。
ニートの方は、「なぜ就職するつもりになったのか」と聞かれやすい傾向にあります。企業は「長期的に勤めてくれそうか」を見ているので、仕事への意欲を示せるかが重要です。面接対策の詳細は、「ニートが就活を『怖い』と感じる理由とは?面接対策やよくある質問例も紹介」をチェックしましょう。

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