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タクシー運転手の年収や仕事内容を解説!やめとけといわれる理由は?

その他の悩み

2025.05.07

この記事のまとめ

  • タクシー運転手の仕事内容は、お客さまを安全に目的地まで運ぶこと
  • タクシー運転手の平均年収は419万円で、ほかのドライバー職と比べると低め
  • 「タクシー運転手はやめとけ」といわれるのは、事故のリスクや深夜の勤務が理由に考えられる
  • コミュニケーション力や自己管理能力があると、タクシー運転手の仕事に活かせる
  • 未経験からタクシー運転手を目指すなら、エージェントに相談するのがおすすめ

「タクシー運転手はやめとけって聞くけど…」「どんな仕事内容なんだろう」と考え過ぎてしまうと、気になる仕事であってもなかなか踏み出せないでしょう。タクシー運転手は身近な仕事の一つですが、働き方や給与形態など業界ならではの文化があるため、就職前にしっかり理解しておくことが大切です。

このコラムでは、タクシー運転手の仕事内容や年収、「やめとけ」といわれやすい理由について解説します。また、働き方や向いている人の特徴についてもご紹介。自信をもってタクシー運転手になるための一歩を踏み出すために、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • タクシー運転手の仕事内容
  • タクシー運転手の平均年収は419万円
  • 「タクシー運転手はやめとけ」「きつい」といわれやすい理由
  • タクシー運転手に向いている人の特徴とは
  • タクシー運転手の主な勤務形態
  • タクシー運転手の1日のスケジュール
  • タクシー運転手の給料の仕組みは?3つの給与形態
  • タクシー運転手の仕事の魅力やメリット
  • タクシー運転手になるには?
  • タクシー運転手の仕事で収入を上げる4つのポイント
  • タクシー運転手の働き方改革への取り組み
  • タクシー運転手を目指すならエージェントを利用するのも手
  • タクシー運転手に関するよくある疑問のFAQ

タクシー運転手の仕事内容

タクシー運転手の仕事内容の画像

タクシー運転手の仕事は、「乗客を安全に目的地まで運ぶこと」です。ただし、タクシーにはさまざまな種類があり、仕事内容はそれぞれで異なります。
ここでは、タクシー運転手の3つの種類と、それぞれの仕事内容についてご紹介。まずはタクシー運転手の具体的な仕事内容について知り、理解を深めましょう。

タクシーの乗務員

タクシーの乗務員とは、不特定多数の乗客を目的地まで送り届ける職業のことです。基本的には街中を走る「流し営業」や人通りの多い駅前や繁華街で待機する「付け待ち営業」を行い、タクシーを必要としている人を見つけます。

また、無線で指示を受けて乗客のいるところまで向かうことも。近年はタクシーの配車アプリが普及しており、アプリ経由で呼び出しを受ける場合もあります。

タクシー運転手には2通りの働き方がある

タクシー運転手の働き方は、「タクシー会社に勤務する場合」と「個人でタクシー業務を行う場合」の2通りに分けられます。
タクシー会社勤務のドライバーは、営業所に出勤してから担当車両に乗り込み、営業を行うことが一般的です。働き方の自由度は低いものの、手厚い研修やサポートを受けられたり、万が一のトラブル時も会社がある程度守ってくれたりするメリットがあります。

一方、個人タクシーは個人事業主となり、運行管理や経営管理も自分で行うのが特徴。出勤する必要がないため、自宅から直接業務をスタートできます。
しかし、車両の維持管理や燃料費、保険料などの必要経費がかさんだり、トラブルや事故が起きた場合は自分ですべて対応しなくてはいけなかったりするデメリットも。また、個人でタクシー業務を行う場合は、年齢や実務経験などの厳しい条件が課されます。

ハイヤーの乗務員

ハイヤーとは、完全予約制の貸切自動車のこと。予約に応じて稼働するため、自分で客を見つけるタクシー運転手とは異なり、街中での営業は行いません。
また、ハイヤーは走行距離ではなく貸し出された時間によって料金が決まるため、タクシーより割高な傾向があります。

ハイヤーが利用されるのは会社役員や社長、富裕層の送迎や冠婚葬祭など、フォーマルな場が中心です。そのため、ハイヤーの乗務員には高いホスピタリティや接客スキル、ビジネスマナーが求められます。

介護や観光など専門タクシーの乗務員

介護や観光などの用途で使われる専門タクシーの乗務員も、タクシー運転手の一種です。ほかにも病気・けがで移動が難しい方向けの福祉タクシーや、車をもっていない妊婦の方向けの陣痛タクシーなどがあります。

専門タクシーも、予約制を取っていることが一般的。そのため、運転手が自ら営業に出向くことはあまりないようです。

タクシー運転手以外のドライバー職には何がある?

タクシー運転手以外のドライバー職には、トラックドライバーやバスの運転手が挙げられます。
トラックドライバーとは、トラックに貨物を積んで目的地まで輸送する仕事のこと。jobtagの「トラック運転手」によると車種によって貨物や走行距離が異なり、小型トラックは宅配便や小売店など近距離への輸送、大型トラックは都市間といった長距離での輸送に使われるのが一般的です。輸送中は一人で運転することが多いため、「運転が好き」「黙々と作業するのが得意」という方に向いている可能性があります。

一方、バスの運転手は、バスを運転して客を目的地まで送り届けるのが仕事です。地域の公共交通機関として欠かせない路線バスのほかに、高速バスや深夜バス、観光バスなどさまざまな場面で活躍しているのが特徴。タクシー運転手と同じく接客スキルが必要なため、人と関わることが好きな方におすすめといえます。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
トラック運転手

タクシー運転手の平均年収は419万円

職業情報提供サイトjob tagの「タクシー運転手」によると、タクシー運転手の平均年収は419万円です。また、年齢別でもっとも年収が高いのは40~44歳で、約562万円でした。

ほかのドライバーとの年収の差

ここでは、jobtagを参考に、タクシー運転手とほかの主なドライバー職の年収を比較します。

職種年収
タクシー運転手419万円
トラック運転手485万3,000円
路線バス運転手453万2,000円

参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「タクシー運転手」
「トラック運転手」
「路線バス運転手」

上記の表からタクシー運転手の年収は、ほかのドライバーと比べると低い傾向にあることが分かりました。タクシー運転手はほかのドライバーとは違い歩合制で給与が決まることが多いほか、好きな時間だけ働ける個人タクシーの運転手も一定数います。個人によって大きく収入が異なるため、トラックや路線バスの運転手と比べて差が生じやすいと考えられるでしょう。

また、このなかでもっとも年収が高いトラック運転手は、車種や走行距離によって収入が変動するのが特徴です。大型トラックのドライバーや長距離ドライバーは手当やインセンティブも望めるため、平均年収が高めに出ている可能性があるでしょう。

ただし、タクシードライバーは歩合制であるぶん、頑張り次第で高収入を目指すことも可能です。このコラムの「タクシー運転手の給料の仕組みは?3つの給与形態」で給与形態の違いを解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
タクシー運転手
トラック運転手
路線バス運転手

「タクシー運転手はやめとけ」「きつい」といわれやすい理由

「タクシー運転手はやめとけ」「きつい」といわれやすい理由の画像

タクシー運転手に興味があるものの、「タクシー運転手はやめとけ」「きつい」という意見を目にして不安な方もいるかもしれません。マイナスイメージをもたれてしまいやすい理由として、「事故や乗客とのトラブルのリスクがある」「深夜も働くことがある」などのタクシー運転手ならではの事情が挙げられます。
ここでは、タクシー運転手の主な5つのデメリットをまとめました。

1.交通事故のリスクが伴う

タクシー運転手は車を運転する時間が長く、交通事故に遭うリスクとは常に隣り合わせです。オフィスワークの仕事と比べると交通事故に遭う可能性は必然的に高くなるため、「やめとけ」といわれてしまうことがあります。

車を長時間運転する以上、事故のリスクは避けられないもの。しかし、国土交通省の「タクシー事業者による事故防止のための取組事例(p.3)(p.6)」によると、タクシー業界では健康確認やAI技術の導入など、事故防止のための対策が講じられています。リスクがあるのと同時に、業界全体で事故を減らす取り組みを行っていることも注目すべきポイントといえるでしょう。

参照元
国土交通省
トップページ

2.乗客とトラブルになる可能性がある

タクシー運転手はお客さまと直接関わる仕事のため、乗客とトラブルになる可能性があります。
犯罪に巻き込まれるリスクもあるため、会社によっては運転席と後部座席を隔てる防犯仕切板や、防犯カメラなどを設置している場合も。職場選びの際に、会社の防犯体制についても確認しておくことをおすすめします。

3.勤務時間が深夜に差し掛かることもある

勤務時間が深夜に差し掛かったり、朝まで勤務したりすることから、「タクシー運転手はきつい」といわれることも。詳しくは後述するものの、タクシー運転手には夕方から深夜まで働く「夜日勤」や早朝から次の日の明け方まで働く「隔日勤務」などがあります。
朝から夕方まで働くスタイルに慣れている方にとっては、「夜働くのはきつそう」「生活リズムが乱れそう」といった懸念を抱きやすいでしょう。

しかし、タクシー運転手として正社員就職する場合、企業によっては自分に合った働き方を選ぶことも可能です。「昼間だけ働きたい」という場合は日勤を募集している企業を選んだり、面接時に要望を伝えたりすることで対応してくれる可能性があります。

4.収入が安定しない

「タクシー運転手はやめとけ」といわれる背景には、収入が安定しないイメージがあることも。タクシー運転手の給与体制は「歩合制」が採用されているのが一般的です。「歩合制」の場合、会社員のように固定給で賃金が支払われるわけではないので、ドライバーによっては収入を上げるのに苦労することもあります。
個人の営業実績を上げて収入に反映させるためには、より多くの乗客を送迎するための工夫が必要となるでしょう。

ただし、タクシー会社によっては固定給を取り入れた給与形態を導入している会社もあります。会社によって給与の計算方法は異なるため、仕事選びの際は注目してみましょう。タクシー運転手の主な給与形態については、このコラムの「タクシー運転手の給料の仕組みは?3つの給与形態@」で解説しています。

働く地方や時間によっては平均より収入が下回ることもある

タクシー運転手として働く地方によっては、平均より収入が下回る可能性があります。以下は、総務省統計局の「人口推計(2024年(令和6年)10月1日現在) 結果の概要」から人口がもっとも多い都道府県と少ない都道府県を上位3つまで抜き出し、job tag「タクシー運転手」の都道府県別年収と照らし合わせた表です。

都道府県年収
東京都586万円
神奈川県425万円
大阪府487万円
高知県256万4,000円
島根県289万1,000円
鳥取県300万8,000円

参照:総務省統計局「人口推計(2024年(令和6年)10月1日現在) 結果の概要 表5 都道府県別人口及び全国人口に占める割合(各年10月1日現在)(p.7)」
職業情報提供サイトjob tag「タクシー運転手」

人口が多い都市圏と人口の少ない地方を比べると、平均年収に大きな差があることが分かりました。地域で大きな差がある原因として、都市圏のほうが人口や商業施設が密集していることが考えられるでしょう。都市圏はビジネスパーソンや観光客も多く、同じ距離や時間で営業をかけた場合に乗客を見つけやすいと推察できます。

また、働く時間によっても収入が異なることも。22時から早朝5時まではタクシー料金に2割の深夜加算がつくことが一般的であり、同じ距離を走っても昼間より深夜のほうが効率良く稼ぎやすいためです。
「タクシー運転手で稼ぎたい」という場合は、都市圏で仕事を見つけたり深夜帯に稼働したりといった工夫が必要といえます。

5.長時間座りっぱなしの体勢が続く

「タクシー運転がきつい」といわれやすい理由の一つに、長時間座りっぱなしの体勢が続くことが挙げられます。出勤から退勤まで1日中同じ体制で運転をしなければならないので、身体に負担が掛かりやすいでしょう。そのため、自身でシートを調整したり、こまめに休憩を取ったりしながら身体の負担を軽減することが求められます。

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タクシー運転手に向いている人の特徴とは

タクシー運転手に向いている人の特徴とはの画像

タクシー運転手として活躍するためには、コミュニケーション能力や気配り、長時間の労働時間に対応するための自己管理力が重要といえるでしょう。ここでは、タクシー運転手の仕事に向いている方の特徴をご紹介します。

コミュニケーションや接客が好き

人とコミュニケーションを取ることや接客が好きな方は、タクシー運転手に向いている可能性があります。お客さまを快適に目的地まで運ぶためには、目的地の聞き取りや移動中の雑談など、スムーズなやりとりが欠かせないためです。

また、タクシー運転手は年齢や性別、職業を問わず、さまざまなお客さまと関わる仕事といえます。「いろんな人の話を聞くのが好き」という場合は、楽しんで働ける可能性があるでしょう。

気配りができる

タクシー運転手は、お客さまと直接関わる仕事のため、気配りができることが適性として挙げられます。先述したとおりタクシーはさまざまなお客さまが利用するものなので、一人ひとり求められる対応が異なるもの。すべてのお客さまにとって快適な空間づくりを実現するためには、臨機応変な対応や気配りが大切です。

具体的には、「お話好きなお客さまの場合は聞き手になる」「観光中のお客さまにおすすめの観光地やグルメを紹介する」などが挙げられます。コミュニケーションや気配りを大切にすることで、評判が上がったりリピーターが増えたりして、結果的に売上につながる可能性もあるでしょう。

自己管理ができる

長時間の勤務に対応するための自己管理ができることも、タクシー運転手の仕事では必要です。
前の項で述べたように、タクシー運転手は深夜まで働いたり、長時間同じ姿勢が続いたりすることも。長く働き続けるためには健康に気を配り、休みの日は十分な休養を取り、ストレスや疲れの解消に努める必要があります。

自己管理能力を高めるコツは「自己管理能力とは?生活を改善するための具体的な方法を解説」のコラムでご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

1人で過ごす時間が苦にならない

1人で過ごす時間が苦にならないことも、タクシー運転手の適性といえるでしょう。
タクシー運転手の仕事は、ほかの社員との情報共有のためのコミュニケーションはあるものの、勤務時間の大半を個人で行動するのが特徴です。そのため、仕事にチームワークや協調性を求めている方にとっては、物足りなさを感じることもあるでしょう。

また、1人で仕事をする以上、ちょっとしたトラブルやアクシデントには自分自身で対応しなくてはいけないことも。状況に応じた判断を自分1人でできることも、タクシー運転手に必要なスキルの一つです。

運転が得意

お客さまを目的地へ送迎するための運転技術も、タクシー運転手に必要なスキルです。タクシー運転手は決まったルートを走るわけではなく、目的地によって車通りの多い幹線道路や狭い路地などさまざまな道を走る必要があります。

苦手な道を避けようとすると、目的地に着くまでに余計な時間や料金が掛かってしまい、お客さまの満足度を下げてしまうことも。お客さまに快適な乗車時間を提供するためには、使用するルートに関係なく安全に運転できるスキルが求められるでしょう。

根気がある

タクシー運転手には、根気や辛抱強さも求められます。未経験からタクシー運転手を目指す場合、最初は道やタクシーの営業をかけやすいポイントが分からず、なかなか売上につながらないことも。仕事を覚えて売上を上げるためには、地理を勉強したり先輩ドライバーにコツを聞いたりして根気良く取り組む姿勢が必要不可欠です。

また、運転中に交通渋滞に巻き込まれたり、乗客からクレームを受けたりすることもあるでしょう。感情的にならずにアクシデントを乗り越えようとする辛抱強さは、運転手に必要な能力といえます。

「タクシー運転手に向いていない」と感じやすい人の特徴は?

「運転が得意ではない」「なるべく人との関わりを避けたい」「臨機応変な対応が苦手」などの場合は、タクシー運転手の仕事に向いていないと感じる可能性があります。この項で述べたとおり、タクシー運転手として活躍するためには運転技術はもちろん、コミュニケーション能力や対応力が必要不可欠です。

ただし、上記の能力は訓練することで身につけられることも。普段から車を運転したり、コミュニケーションの機会を増やしたりすることで、タクシー運転手に必要なスキルを磨ける可能性があります。コミュニケーション能力を伸ばす方法については、「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」のコラムを参考にしてみてください。

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タクシー運転手の主な勤務形態

タクシー運転手の主な勤務形態の画像

タクシードライバーの勤務形態は大きく3種類に分けられ、それぞれ勤務する時間帯や労働時間が異なります。以下で、「昼日勤」「夜日勤」「隔日勤務」の勤務形態や労働時間について詳しく解説するので、ぜひご一読ください。

タクシー運転手の主な勤務形態

  • 昼日勤
  • 夜日勤
  • 隔日勤務

昼日勤

昼日勤は、一般的なオフィス勤務と同じく朝から勤務を始める働き方を指します。出勤時間はタクシー会社によって異なるものの、いずれも1日約8時間勤務で、休憩は1時間であることが一般的なようです。

厚生労働省の「改善基準告示」によると、日勤の場合は休憩を含めた拘束時間が13時間以内(上限15時間)で、14時間を超える勤務は週3回までと定められています。また、勤務終了後は、「継続11時間かつ9時間を下回らない休息期間」を取ることが基本とされており、月の労働日数は22〜24日程度です。

昼日勤のメリットは、夜遅くまで働く必要がないこと。「夜に寝て朝起きる生活がしたい」「家族がいるため夜勤はできない」という方におすすめの働き方といえます。なお、主な利用客は観光客やビジネスパーソン、街中・公共の施設に用事のある方などが多いようです。

夜日勤

夜日勤は、夕方から深夜にかけて勤務する働き方のこと。勤務時間は昼日勤と同じで、実働8時間と休憩1時間で構成されています。夕方の17時~20時ごろに出勤し、深夜2時から早朝4時ごろに退勤するのが一般的です。

夜日勤のメリットは、タクシー料金に2割の深夜加算がつく22時以降に稼働できるため、効率良く収入を得られること。「収入アップを目指したい」「深夜に働くのが苦にならない」という方におすすめです。
一方で、昼夜逆転生活になりやすいことやお酒の入っている乗客の割合が増えたりすることから、肉体的・精神的な負担を感じやすいリスクも考えられます。

隔日勤務

隔日勤務とは、1日おきに稼働する働き方のこと。タクシー業界では比較的スタンダードな働き方で、計3時間の休憩を挟みつつ、早朝から翌日の明け方ごろまでの約15~20時間勤務するのが特徴です。
先述した「改善基準告示」によると、隔日勤務の勤務時間は22時間以内かつ、2回の勤務を平均して1回あたり21時間以内におさめるよう基準が設けられています。

隔日勤務のメリットは、一勤務あたりの稼働時間が長いぶん、休日も多くなること。告示によると、隔日勤務の勤務終了後は「継続24時間以上かつ22時間を下回らない休息期間を取る」とされているため、翌日は必然的に休日の「明番」に。隔日勤務の勤務日数は月に11〜13回程度と、月の半分ほどが休みになります。また、深夜帯に稼働できるため、夜日勤と同じく深夜料金を活用して効率的に収入を得られるでしょう。

ただし、稼働時間が長いぶん身体の負担も大きくなりやすく、人によっては「きつい」と感じることも。タクシー運転手に挑戦するなら、自身の生活スタイルや体調なども考え、無理のない働き方を選ぶことが重要です。

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タクシー運転手の1日のスケジュール

タクシー運転手の1日のスケジュールの画像

会社に所属しているタクシー運転手は、基本的に以下のようなスケジュールで働いています。

スケジュール詳細
出社・点呼、朝礼タクシー会社に勤務している場合は会社で車両を管理するため、必ず出社します。営業所に出社後は、点呼や朝礼を行います。
ドライバーの健康チェック一人ひとりの健康チェックとアルコール検査を行います。規定以上のアルコール反応が出た場合や体調が悪い場合は乗務ができません。
車両点検事故を起こさずお客さまを安全にお送りするために、車両点検は毎日入念に行います。
営業開始時間帯によってタクシーのニーズは異なるため、住宅街や駅、病院など、考えながら走行することが重要です。
休憩休憩時間の長さは決まっているものの、いつ休憩を取るかはドライバーの判断にゆだねられているようです。
営業再開乗車率や売上を上げるための工夫をしながら、業務を行います。時間帯や人が多いエリアなどを考慮し、売上アップを目指します。
帰庫・洗車営業所へ帰庫し、次のドライバーのために洗車と車内清掃を行います。
納金・退社その日の売上を会社に納品し、退勤です。

なお、上記は一例です。勤務先によって1日の流れには違いがあるため、求人票や面接などで確認しておきましょう。

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タクシー運転手の給料の仕組みは?3つの給与形態

タクシー運転手の給料の仕組みは?3つの給与形態の画像

タクシー会社に所属する運転手の場合、給与は歩合制で支給されるのが一般的です。ただし、タクシー会社によって細かい給与の仕組みは異なり、主に「A型賃金」「B型賃金」「AB型賃金」の3種類のうちいずれかが採用されています。

タクシー運転手の主な給与形態

  • A型賃金
  • B型賃金
  • AB型賃金

A型賃金

A型賃金は、「基本給+歩合給+賞与」で構成される給与形態です。A型賃金のメリットは、固定給があるため安定した給与が得られること。タクシー運転手の仕事を始めて間もない場合も一定の給与が確保されているので、未経験からスタートする方はA型賃金がおすすめです。
また、勤続年数によって昇給が見込めるため、安定して収入を増やしたい方にも向いているでしょう。

ただし、毎月の賃金が安定している一方で、固定給があるため歩合給の割合が低い傾向にあります。高い成績を残しても、給与へ反映されにくい可能性があるでしょう。

B型賃金

B型賃金は、「完全歩合制」の給与形態です。個人の毎月の売上から諸経費を除いて歩合率をかけた金額が支給されます。より多くの乗客を乗せ、長い距離を走ればそのぶん稼げるため、常に一定以上の売上を出せる経験豊富なタクシー運転手にとってメリットが大きい給与形態です。

一方で、経験が浅いドライバーは、高収入を目指すのが難しい可能性があります。また、B型賃金は個人の営業実績に給与が左右されるため、社会情勢や自然災害などによってタクシーの需要が減れば、給与が不安定になるリスクがあるでしょう。

AB型賃金

AB型賃金は、「A型賃金とB型賃金の中間」の給与形態のこと。固定給と歩合給の合算によって得られる給与のうち、一部が積立金として徴収され、年2〜3回の賞与で還元される給与形態です。

A型賃金に比べると歩合率が高く、B型賃金に比べて給与の安定性が高いため、どちらの利点も兼ね備えた給与形態といえるでしょう。
歩合制の給料形態についてさらに詳しく知りたい方は、「歩合制とは?メリットとデメリットや固定給との違いなどを紹介!」のコラムも合わせてチェックしてみてください。

バスの運転手やトラックドライバーなどの給与形態は?

バスの運転手は、基本給+各種手当で給与が決まることが一般的です。バスは公共交通機関として一定の需要があるため、給与形態もある程度安定しているといえます。一般的な会社勤めと同じように、基本給をベースに深夜手当や技能手当が支給されることが多いでしょう。高速バスや深夜バスは、深夜手当や走行手当が充実している場合もあるようです。

一方、トラックドライバーの給与形態は会社によって異なり、「固定給+手当」「完全歩合制」「固定給+歩合給」のパターンが考えられます。一般的に、宅配ドライバーや小売店への配送ドライバーなど短距離の場合は固定給、長距離の場合は歩合給の傾向があるようです。

それぞれの職種の給与や働き方については、「バス運転手の年収はどのくらい?年齢別の収入や増やすためのポイントを紹介」「ニートからトラック運転手になれる?仕事内容や向いているタイプを紹介」のコラムで詳しく解説しています。ドライバー職に興味のある方は、あわせて参考にしてみてください。

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タクシー運転手の仕事の魅力やメリット

タクシー運転手の仕事の魅力やメリットの画像

タクシー運転手は未経験者から挑戦しやすく、自由度のある働き方を実現することも可能な仕事です。ここでは、タクシー運転手の仕事の魅力やメリットをご紹介します。

未経験者も転職しやすい

タクシー会社に勤める場合、未経験から運転手に挑戦しやすいことが大きなメリットの一つ。タクシー運転手の求人には、普通自動車免許があれば未経験からも応募可能なものが一定数あります。最初のうちは道を覚えるのに苦労することもありますが、経験を積んでいくうちに土地勘を身につけ、スムーズに運転できるようになるでしょう。

正社員

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未経験者は研修制度がしっかりしている会社がおすすめ

未経験からタクシー運転手を目指す際は、研修制度や免許取得の支援制度が充実している会社を選ぶのがおすすめです。研修制度が整っている会社では、地理に関する知識や接客スキルを基礎から教えてもらえるため、安心して働けるでしょう。

また、免許取得の支援制度のある会社なら、タクシー運転手として働くために必要な普通自動車第二種免許の取得を支援してくれます。二種免許の取得に必要な費用を負担してくれたり、給与をもらいながら免許取得を目指したりすることが可能です。
未経験からスムーズに知識やスキルを習得するためにも、教育体制を確認したうえで応募先を選びましょう。

人と接する機会が多い

タクシー運転手の仕事は、人と接する機会が多いことも魅力です。年齢や性別を問わずさまざまな人が利用するため、普段関わらないような人と話せたり、貴重な話を聞けたりします。
また、お客さまから直接感謝の言葉をもらえるため、やりがいやモチベーションを得やすいのも魅力でしょう。

時間の融通が利きやすい

時間の融通が効きやすいことも、タクシー運転手の仕事の魅力といえます。特に隔日勤務の場合は1日働けば次の日は休日となり、平日・休日を問わず月に10回以上休みを取ることが可能です。病院や役所など平日しか空いていない施設を利用しやすかったり、休みが多いぶんプライベートを充実させやすかったりするでしょう。

また、日勤の場合も、勤務時間中は比較的自分のペースで働けるといえます。営業方法や休憩を取るタイミングを自分で決められるため、自分のやり方で仕事を進めたい方はメリットを感じられるでしょう。

上司や同僚と関わる時間が少ない

タクシー運転手は、上司や同僚と関わる時間が比較的少ないのもメリットの一つ。タクシー運転手の仕事は個人行動が基本のため、出社と帰庫のタイミング以外はコミュニケーションを取る機会があまりないためです。

情報共有のための報連相は必要なものの営業は1人でできるため、「黙々と働きたい」「社内でのコミュニケーションは得意ではない」という方は、働きやすさを感じられる可能性があります。

一般的な会社勤務に比べて長く働きやすい

タクシー業界は定年後も働ける場合も多く、一般的な会社勤務に比べて長く働きやすいこともメリットといえます。
国土交通省の「高齢運転者に関する取組について(p.2)」によると、タクシー運転手の46.2%が65歳以上の高齢者でした。他業種で定年を迎えたあとに転職して働き始めるケースもあり、年齢の影響を受けずに働きやすい職種といえるでしょう。

また、同資料(p.5)では高齢ドライバーが安心して働ける取り組みとして、ストレスチェックや健康診断の項目追加・補助、年齢に応じた検査といった取り組みが紹介されています。年齢を重ねても働きやすい環境づくりが進められており、長く働ける業界であるといえるでしょう。

働き方を柔軟に選びやすい

タクシー運転手は、働き方を柔軟に選びやすいのも大きな魅力です。先述したように、タクシー運転手は日勤や隔日勤務など、複数の働き方があります。そのため、「家族がいるから昼間働きたい」という場合は昼日勤、「長時間勤務でいいから稼ぎたい」という場合は隔日勤務など、自分の希望に合わせた働き方を叶えやすいでしょう。

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タクシー運転手になるには?

タクシー運転手になるには?の画像

タクシー運転手の仕事に就くには、第二種運転免許の資格と地理に関する知識が必要です。
ここでは、タクシー運転手になる方法を解説します。「タクシー運転手を目指したいが、何から始めるべきか分からない」と疑問に感じる方は、ぜひご一読ください。

第二種運転免許の資格を取得する必要がある

タクシー運転手になるためには、「普通自動車第二種免許」を取得しなくてはいけません。道路交通法第八十六条によると第二種免許とは、「旅客自動車であるものを旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で運転」するために必要な免許のこと。バスやタクシーといった、乗客を目的地まで運ぶ自動車を運転する際に必要です。

二種免許を取得するには、普通免許(一種免許)を取得しており、かつ年齢や運転経験といった条件を満たす必要があります。警視庁の「受験資格」によると、普通自動車第二種免許の受験資格は以下の通りです。

  • ・21歳以上かつ大型、中型、準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を取得しており、経歴が通算3年以上の者またはほかの二種免許を取得している者
  • ・19歳以上かつ普通免許等を受けていた期間が1年以上あり、一定の教習を修了した者

最短でタクシー運転手になるには、18歳で第一種免許を取得し、1年後の19歳のときに第二種運転免許を取る必要があるでしょう。

地理について学ぶ必要がある

タクシー運転手になるには、地理について学ぶ必要があります。近年はカーナビが普及しているものの、お客さまを効率的に目的地まで送迎するためには、地理の知識も不可欠なためです。担当するエリアの主な施設や交通事情、道路状況などを知っておけば、効率的な営業がしやすくなります。

特に、東京や神奈川、大阪をはじめとする都市圏でタクシー運転手になる場合は、2~3日の新規講習を受けなくてはいけません。東京タクシーセンターの「新規講習カリキュラム」を例に挙げると、講習では地理のほかに法令や安全、接遇に関する内容を学び、最終日には法令・安全・接遇に関する試験に合格する必要があります。地理の試験は廃止されたものの、地域によっては地理の知識を問われる「効果測定」が行われる場合もあるため、各地タクシーセンターのWebサイトで調べておくと安心です。

個人タクシーを開業する条件

国土交通省関東運輸局の「個人タクシー事業の許可及び譲渡譲受認可申請事案の審査基準について(p.1)(p.13)」によると、個人タクシーを開業するためには「65歳未満で二種免許を取得している」「35歳未満はタクシー運転手として法人タクシー事業者に雇用されていた期間が10年以上ある」といった条件を満たす必要があります。そのため、ドライバー経験がない場合は、個人タクシーを開業することはできません。

また、同資料(p.2)によると、設備資金や運転資金が80万円ずつあることや、車庫用の資金や保険料があることも条件です。個人タクシーを開業するには車両を準備したり設備を整えたりする必要があるため、ある程度の資金力も求められます。

参照元
公益財団法人東京タクシーセンター
新規講習
国土交通省関東運輸局
タクシー事業を始めるには

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タクシー運転手の仕事で収入を上げる4つのポイント

タクシー運転手の仕事で収入を上げる4つのポイントの画像

成果に応じて給与を得られる歩合制が採用されている一般的なタクシー運転手は、自身の努力次第で収入を大きく増やせる可能性があります。ここではタクシードライバーの仕事で収入を上げる4つのポイントをご紹介するので、参考にしてみてください。

タクシー運転手の仕事で収入を上げるポイント

  • 空車時間をつくらない
  • 割増料金を活用する
  • お客さまを拾いやすい場所や周辺状況を把握する
  • 副業が可能な職場を選ぶ

1.空車時間をつくらない

タクシー運転手の仕事では、いかに空車時間をつくらず乗車率を上げられるかが収入アップのカギとなります。タクシーが空車の時間は利用者がいないため料金が発生せず、収入につながらないためです。

売上アップを目指すためには、常にタクシーを探す人が多い通りや利用者を確保しやすい駅回りの道を通るなど、空車時間をつくらない工夫が必要です。また、空車の時間を削減するためにも、お客さまを降ろした場所の近くで次のお客さまを探すなど、効率的な集客を意識するのがポイントといえるでしょう。

2.割増料金の発生する時間帯に働く

割増料金が発生する隔日勤務や夜日勤で働くことも、収入を上げるポイントの一つです。夜から深夜にかけての時間帯は、終電を逃した人や深夜まで働いている人の利用が見込まれる駅周辺やオフィス街、歓楽街を中心に走行することで、集客アップが望めるでしょう。
深夜帯は、公共交通機関が動いている日中に比べて長距離送迎の利用が期待できるため、より効率的に稼げる可能性があります。

3.お客さまを拾いやすい場所や周辺の地理状況を把握する

収入を上げるためには、お客さまを拾いやすい場所や周辺状況を把握することが大切です。
効率的な集客を行うためには、タクシー利用の多い場所を調べたり、その日毎のイベント情報をもとにタイミングを見計らって待機したりする「情報収集力」や「判断力」が重要。お客さまとのコミュニケーションを通して、利用客の需要や効率的に送迎できる新たなルートに関する情報を得ることも効果的でしょう。

また、タクシーの需要は天候によっても左右されます。利用客が増えやすい雨の日は、お客さまの行動を予測して走行ルートを選ぶといった臨機応変な対応が必要です。

4.副業が可能な職場を選ぶ

副業が可能な職場を選んで働くことも、収入アップの方法といえます。休日を活用して副業を始めれば、会社から得られる給料に副業の収入が加わって高収入を実現しやすくなるでしょう。

ただし、会社によっては副業を禁止している場合もあるため、就業規則を確認しておくことが大切です。副業をするうえでの注意点は、「正社員は副業してOK?働く際の注意点と確定申告の基礎知識」のコラムでご紹介しているので、あわせてご覧ください。

タクシー運転手は退職金をもらえる?

タクシー会社によって退職金の扱いは異なり、退職金をもらえる企業もあればもらえない企業もあります。特に、歩合制の給与形態の会社では毎月のお給料に成績を還元しているために、退職金制度が採用されていない場合があるようです。また、タクシー運転手は65歳を超えても働きやすいことから、定年制度や退職金制度などが意識されにくいことも制度の有無に影響しているでしょう。

ただし、退職金制度を採用している会社もあるため、就職・転職活動時に待遇欄をしっかり確認しておくことが大切です。一般的な退職金の相場については「退職金は勤続年数によって変わる?計算方法や制度について詳しく解説」のコラムでご紹介しているのでチェックしてみましょう。

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タクシー運転手の働き方改革への取り組み

タクシー運転手の働き方改革への取り組みの画像

タクシーは交通手段として需要の高い乗り物である一方で、人手不足や長時間労働などが問題視されています。厚生労働省の「ハイヤー・タクシー運転者令和6年4月改正改善基準告示版労働時間等の改善のための基準学習テキスト」によると、令和5年7月の有効求人倍率は全産業平均が1.15倍、タクシー運転手が4.15倍でした。有効求人倍率の数値が高いほど一人あたりの求人数が多いことを示しており、タクシー運転手は求人数が多く人手不足の状態であることが分かります。

しかし、近年では働き方を改善させようとする動きが広まり、さまざまな対策や取り組みが進められています。ここでは、タクシー運転手の働き方改革についてご紹介。タクシー運転手になるか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

人手不足や男女比率の偏りへの対策が取られている

人手不足を改善するため、タクシー業界ではさまざまな対策が取られているようです。たとえば、国土交通省の「国土交通白書 2023 2 自動車運送事業等の動向と施策」によると、二種免許の取得支援に掛かる費用を国土交通省が直接補助したり、運賃改定を実現し賃上げを後押ししたりする取り組みが実現しています。

また、男性・女性問わず働きやすい環境も整備されつつあります。国土交通省の同資料関連データ集(p.7)によると、業界全体の女性比率はわずか4.3%でした。これを解消するために同省では、「「女性ドライバー応援企業」 認定制度の創設」を発表。女性ドライバーの新規採用や、子育て中の女性をはじめとする全従業員の働きやすい環境づくりを推進する企業を認定し、新規就労者の定着を図っています。

参照元
国土交通省
令和5年版国土交通白書
物流・自動車

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タクシー運転手を目指すならエージェントを利用するのも手

タクシー運転手は未経験から挑戦できるだけでなく、運転を通じてさまざまなお客さまと関われる素敵な仕事です。しかし、「未経験から自分にできるかな…」「一歩踏み出せない」とお悩みの方もいるでしょう。そのような場合は、就職・転職エージェントのサービスを利用するのがおすすめの方法です。

就職・転職エージェントとは、求人選びや選考対策をサポートしてくれるサービスのこと。仕事探しや業界・職種について詳しいキャリアアドバイザーに相談できるため、初めての就職・転職活動で不安な方も安心です。「20代向け」「××職向け」などサービスごとに特徴が異なるため、自分に合ったサービスを選んで活用してみましょう。

「未経験からタクシー運転手を目指したい!」「転職が不安」という方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心とする若年層に特化した就職・転職エージェントです。職種に関わらず未経験から挑戦できる求人が豊富で、タクシー運転手をはじめとするドライバー職の求人も扱っています。

20代の就職・転職活動に精通した専任のキャリアアドバイザーが、強みを引き出す自己分析のお手伝いや希望条件・適性などのヒアリングを実施。一人ひとりの強みや価値観、考え方をじっくりと見極めたうえで、厳選して5~6社の求人をご紹介します。「どのタクシー会社が良いだろう」「本当にタクシー運転手が向いているか分からない」という方も、サポートを受けながら自分に合った仕事を見つけられるでしょう。
また、応募書類の作成や面接対策も手厚くサポートいたします。1分程度でできる適職診断をはじめ、すべてのサービスは無料で利用可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください。

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タクシー運転手に関するよくある疑問のFAQ

ここでは、「タクシー運転手」に関するよくある疑問の回答をご紹介します。「やめとけ」といわれる理由やタクシー運転手になるための条件についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

「タクシー運転手はきつい」「やめとけ」といわれるのはなぜ?

タクシー運転手の仕事は長時間労働による身体的負担が掛かりやすく、歩合制だと収入が不安定になる可能性があることが職種に対するイメージに影響しているようです。 ただし、タクシー運転手の働き方は複数あり、タクシー会社によっては希望やライフスタイルに合わせて選べます。また、完全歩合制ではなく「固定給+歩合給」の仕事を選べば、収入をある程度確保しつつ乗客を乗せたぶんだけ稼ぐことも可能です。
タクシー運転手の働き方と給与形態について、詳しくはこのコラムの「タクシー運転手の主な勤務形態」「タクシー運転手の給料の仕組みは?3つの給与形態」をご覧ください。

タクシー運転手の募集は年齢に関係なく挑戦できますか?

タクシー業界では、定年制度を採用していない企業もあり、年齢に関係なく挑戦できる仕事といえるでしょう。人手不足の傾向があることも、年齢に関わらず就職・転職しやすい理由と考えられます。 年齢制限を受けにくい職種や業界は、「転職は何歳まで?男女別の年齢や未経験から採用されやすい業界も解説」のコラムでご紹介しているので、こちらもチェックしてみてください。

タクシー運転手の仕事が気になるけど、メンタルに自信がないです

「未経験からできるか不安」という場合は、教育制度の充実した会社を選ぶのがおすすめです。求人情報やリクルートサイトなどで教育制度の項目をチェックしてみましょう。また、接客に不安があるなら、接客の少ないほかのドライバー職を目指す手も。たとえば、長距離ドライバーは運転時間が長く、荷揚げや荷下ろしのとき以外は人と関わる機会も少ない傾向があります。
「自分に合った仕事に出会いたい」という方は、ハタラクティブにご相談ください。キャリアアドバイザーが仕事に関する希望や不安をお伺いしたうえで、一人ひとりに合った仕事をご紹介します。

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こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
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