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仕事で体力が持たない場合の対処法とは?原因や業務効率化のポイントを解説
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この記事のまとめ
- 仕事で体力が持たないと感じる場面は業務兼任や残業、人との関りがある場合など
- 仕事で体力が持たないと感じる原因には、人手不足による業務負荷や管理不足もある
- 仕事で体力が持たないと感じたら、仕事のやり方を見直して上司に相談してみよう
- 体力的・精神的双方に影響が出ている場合は、早期に転職活動を始めるのがおすすめ
仕事で体力が持たないと感じている方のなかには、残業や休日出勤、多様な業務の同時進行などで、お悩みの人もいるでしょう。働き過ぎで体調を崩すと結果的に仕事が大幅に遅れたり、最悪の場合、長期の休養が必要になったりする可能性もあるため注意が必要です。
このコラムでは、仕事で体力の限界を感じる場面や原因、業務効率化のポイントを解説します。今のままで仕事を続けるのが不安な場合は、対処法を試してみてください。
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仕事で体力が持たないと感じる場面
「最近仕事で疲れやすい」「体力的にしんどい」と感じている方もいるでしょう。以下では、どのようなときに体力が持たないと感じやすいのか、想定される場面をいくつか挙げています。まずは、あてはまる内容がないかをチェックしてみましょう。
業務を兼任している
多種多様な業務を兼任している場合は、忙しいだけでなく、疲労が溜まりやすくなる可能性もあります。複数の業務や活動を同時進行でこなすマルチタスクは、脳への悪影響も指摘されているので、心あたりがある方は注意が必要です。複数の物事に集中するのは心身ともに負担が大きくなるため、ストレスを感じやすいでしょう。
残業や休日出勤が多い
残業や休日出勤が多いと、疲労を回復させるための十分な時間が確保できません。また、プライベートで気分転換する余裕もなくなるため、ワークライフバランスが乱れる恐れもあります。常に仕事について考えたり活動していたりする状態なのでプレッシャーが途切れず、体力が持たないと感じる可能性もあるでしょう。
体力勝負の仕事をしている
体力勝負の仕事は、肉体的な疲れを感じやすいでしょう。たとえば、長距離ドライバーは、長時間の運転で腰痛の症状が出やすい職種です。また、介護職員や夜勤の多い看護師の仕事も、患者を介助するにあたって大人1人の体重を支えることもあるため、力を要する仕事といえます。
ほかにも、世の中には体力を必要とする仕事が数多くあり、職種によっては体力の限界から仕事が難しくなる方が少なくないようです。体力を必要とする仕事については、「体を動かす仕事には何がある?就職するメリット・デメリットを紹介」のコラムでもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
人との関わりが多い
人との関わりが多ければ多いほど、人間関係の悩みが生じたり気疲れしてしまったりする可能性があります。接客業でのお客さまとの関わりや、職場での上司や同僚とのコミュニケーションなど、疲れを感じる場面は人それぞれです。精神的なストレスから、「体力が持たない」と感じる人もいるでしょう。
日々処理する情報量が多い
ルーティンワークとは異なり、毎日新たな発想を求められるクリエイティブな仕事や、経営だけでなく管理や経理も行うマルチワーカーは、処理する情報量が多いため疲れやすくなる可能性もあるでしょう。時間を区切ったり気分転換をする時間を確保したりするなど、働き方を工夫をしなければ肉体的にも精神的にもストレスや負担が増える恐れがあります。
仕事で体力が持たないと感じる原因とは
体力が持たないと感じる背景には、業務負荷や管理不足の影響も考えられるでしょう。以下では、どのような原因があるのか解説します。原因を知ったうえで、改善に向けての対処法を考えていきましょう。
仕事で体力が持たないと感じる原因とは
- 業務負荷が大きい
- 業務管理不足
- 体調管理不足
業務負荷が大きい
業務負荷が大きい原因には、期間が限られていたり一時的に発生したりする短期的なものと、長期にわたって行われ、すぐには改善の見込みがみられない慢性的なものが含まれます。
<短期的な原因>
- ・一時的な人手不足で社員一人あたりの仕事量が多くなっている
- ・プロジェクトが立ち上がったばかりで、体制が整うまで一定期間忙しい
<慢性的な原因>
- ・コストカットによる人材削減で、一人あたりの仕事量が増えている
- ・人材不足にもかかわらず、今後新しい人を入れる予定がない
- ・組織内の業務の進め方が非効率的で、残業や休日出勤が常態化している
業務管理不足
- ・タスクに優先順位をつけられず、仕事が効率化できない
- ・「自分がするべき仕事」の見極めができず、ほかの人に仕事を依頼できていない
体調管理不足
- ・退社後や休日にまで仕事のことを考えてしまい、十分に休めない
- ・睡眠や食事などの体調管理の基本ができておらず、体調を崩しやすい
- ・仕事とプライベートのバランスを考えた過ごし方をしていない
厚生労働省の「令和4年『労働安全衛生調査(実態調査)』概況(p.13)」によると、20代の83%が「現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答しています。40代・50代になると業務量や仕事の質も求められるため、「より仕事で体力が持たない状態になるのでは…」と心配される方も少なくないでしょう。
しかし、仕事における疲労を「年齢のせい」とするのではなく、上記の原因を把握して対策を考えることも必要です。疲れが慢性化している方は今までの仕事のやり方を一度振り返ってみましょう。
仕事が限界だと感じている方には、「仕事に限界を感じるサインは?ストレスを抱えやすい人の特徴や解決法を紹介」のコラムもおすすめです。
参照元
厚生労働省
令和4年労働安全衛生調査(実態調査)結果の概要
仕事で体力が持たない人の対処法は?
仕事で疲労を感じながらも、どのように対処すればいいか分からない人や効率よく働きたいとお考えの方もいるでしょう。以下では、体力が持たないと感じている場合の対処法について解説します。
業務を効率化する方法を考える
日々の業務量が多いと感じている方は、業務を効率化する方法を考えてみましょう。たとえば、よく送るメールはテンプレートを作る、ショートカットキーを覚えて入力の時間を減らすなど、些細なところで時間を短縮できるポイントがあります。
業務の効率化についてさらに詳しく知りたい方は、「仕事を早く終わらせるコツとは?できる人はどうしてる?」のコラムも参考にしてみてください。
労働時間や残業時間は適切か確認する
残業や休日出勤が多いと感じている方は、適切な労働時間で勤務できているかを確認しましょう。厚生労働省「労働時間・休憩・休日関係」によると、労働時間は「労働基準法第32条」により1週間40時間、1日8時間と定められています。また、「労働基準法第34条」では休憩時間についても「労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない」としているので、適切な休憩時間がとれているかもチェックしておきましょう。
参照元
厚生労働省
労働時間・休憩・休日関係
労働基準法
仕事量や働き方を上司に相談してみる
会議が多いと感じている場合は、上司に会議時間や進め方の見直しを提案してみましょう。自分の仕事の遅さが気になっている人は、同じ業務を速いペースでこなす同僚や先輩のやり方を参考にするのをおすすめします。
また、業務が過多になっている人はそれぞれの仕事の重要度をはっきりさせることがポイントです。アシスタントに任せられるものは、任せてみるなど工夫してみましょう。一人ですべてを背負い込むのではなく、改善できる方法があれば、業務を分担したり上司に相談したりして改善を試みてください。
体力が持たないと感じる前に対策しよう
長期的に仕事を続けていくポイントは、体力的・精神的にしんどい状態や、限界を迎える前に自分でできる改善策を試してみることです。規則正しい生活を心掛け睡眠を十分に取ることや適度に運動をして体力をつけることも、仕事に役立つでしょう。もし、心身の両面で苦痛を感じて休むことになった場合、長期の休養でブランクができ、次の転職活動や再就職にも影響しかねません。「目の前にある仕事をしなければ」という視点のみにとらわれるのではなく、自分の今後について考慮したうえでこれからの仕事のやり方を決めていきましょう。
仕事で体力が持たないと感じたらすぐに辞めても良い?
仕事で体力が持たないからといって、すぐに辞めるのは避けたほうが無難です。まずは、自分で対策をするとともに上司にも相談を持ちかけましょう。先述したように、一時的な人手不足やプロジェクトのスタートアップなど、さまざまな活動で業務の負荷が大きくなるのは、社会人としてはある程度仕方のないことです。対処法を試しても改善が見込めないようであれば、以下の内容も検討してみましょう。
ほかの部署へ異動可能か聞いてみる
現職の会社を辞めるのではなく、違う部署へ異動することで状況が改善する可能性もあります。自分の能力とミスマッチを感じる業務を続けるのは、精神的なストレスがかかることもあるでしょう。もし、ほかの部署のほうが自分に合っている、能力を活かせそうだと感じたら、上司に部署異動が可能かどうか相談してみるのも一つの手です。
病気やケガなど仕事に支障が出る場合は無理しない
慢性的に業務がきつい状態で続き体の疲れがとれないのなら、今の仕事を続けるかどうかを真剣に考えるタイミングかもしれません。体力的にしんどいため精神面にも不調をきたしている、仕事による病気や怪我などすでに実害が出ているときは、無理せずに早い段階で上司に相談し、休職も検討しましょう。
転職を検討してみる
自分でできる対処法はすべて実行したものの状況が改善しない場合は、新しい環境での再スタートを考えてみましょう。専門分野に特化して仕事をしてきた方は、これまでのスキルやノウハウを活かして独立し、開業することもひとつの方法です。「脱サラとは?成功する職種はある?実行する前に確認すること」のコラムもぜひご参照ください。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが相談者の現在の状況や希望をヒアリングしたうえで、第三者視点でのアドバイスを行っています。
サービス利用者の多くは、高卒や既卒、第二新卒やフリーターといった20代の方。未経験OKの求人・ポテンシャルを重視する求人を数多くご用意しているため、正社員経験がない方も安心してご利用可能です。
キャリアアドバイザーによる応募書類作成のアドバイスをはじめ、企業ごとの面接対策など手厚いサービスで転職活動を支えます。今の状況を変えたい方、次こそは自分の希望する職場・仕事を見つけたいという方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
仕事で体力がなく疲れやすいとお悩みの方からよくある質問
ここでは、仕事で体力が持たないと感じている方からのお悩みを、Q&A形式で回答いたします。ぜひ、参考にしてみてください。
体力の限界を超えてしまうとどうなるのでしょうか?
体力の限界を超えると疲労が蓄積し、ミスや事故、病気につながる可能性があります。仕事の効率が低下し、身体的な不調を感じることもあるでしょう。疲労を感じるときの対処法は「もう限界…仕事のストレスで疲れたときの原因と対処法」のコラムでも紹介しているので、ぜひご一読ください。
仕事が体力的にしんどいので、フルタイムで働く自信がありません
現在は、フルタイム勤務以外にもいろいろな働き方があります。たとえば、パートタイム勤務や短時間正社員、契約社員、派遣社員としての働き方も可能です。これらの雇用形態では、フルタイム勤務よりも短い時間や柔軟なシフトで働けます。
「アルバイトの雇用形態を解説!パートや派遣社員との違いは?」のコラムもぜひご覧ください。
仕事で体力をつける方法はありますか?
運動をしなければ、体力は徐々に低下していきます。そのため、体力をつけるために、適度な運動は欠かせません。長距離のジョギングが苦手な人や体に負荷のかかるトレーニングは難しいと感じている方は、自宅でできるストレッチやスクワット、ヨガなどから始めてみるのをおすすめします。少しの運動でも、継続することが大切です。また、栄養バランスのとれた食生活と十分な睡眠を心掛けることで、徐々に体力が保てるようになるでしょう。
20代~30代で仕事の体力が持たない人はどうすればいいですか
在宅勤務やフリーランスなど、働き方を変えてみるのも一つの方法です。通勤時間が長い人は、出社するだけで体力を使ってしまっている可能性もあります。在宅勤務制度を利用すれば、通勤時間がなくなり、体力面の不安が解消されるかもしれません。また、独立してフリーランスとして働き、自分のペースで仕事ができれば、精神的なストレスも軽減されるでしょう。
若いのに体力に自信がない人におすすめの仕事はありますか
肉体労働が少ない仕事がおすすめです。たとえば、事務職や経理職、Webライター、システムエンジニアなどのオフィスワークを中心とした職業であれば、体力はそれほど求められません。クリエイティブなオフィスワークに興味のある方は、「考えるのが好きな人向けの仕事は?活かせる要素や適職の選び方もご紹介!」のコラムをチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。