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キャリアアップとは?メリット・デメリットや実現させる5つの方法を解説!
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この記事のまとめ
- キャリアアップとは、身につけた知識やスキルを活かして経歴を高めること
- キャリアアップするメリットは、自分の新たな一面を評価してもらえること
- キャリアアップの方法には「社内異動をする」「自己分析で適職を分析する」など
- キャリアアップのための転職は、環境が変わることもメリットの一つ
- 転職エージェントを利用するメリットは、豊富な求人の提供や個別対応が受けられること
「キャリアアップして何かメリットがあるのだろうか」と感じている人もいるでしょう。キャリアアップをすることで、仕事の視野が広がり自信や実力がつきます。このコラムでは、キャリアアップの意味や具体的な方法、転職してキャリアアップを目指すメリット・デメリットについて解説。キャリアアップに興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャリアアップをする3つのメリット
キャリアアップをすることで、単に収入がアップするだけではなく、人生を豊かにしてくれるのが特徴です。ゆとりや自由が増え、さらにやりたいことに集中できる環境を作れるといえます。現職のままでキャリアアップを目指したいと思っている方は、今回紹介するメリットをモチベーションにするのも良いでしょう。
1.経済的な余裕が生まれる
キャリアアップをすると、新しい技術を身につけたり専門性を深めたりすることで賃金が上がり、経済的な余裕が生まれるでしょう。
たとえば、取得した資格によっては手当が発生するものもあります。ポジションが上がったり、役職がついたりすれば、役職手当だけでなく基本給がアップするため、収入が上がっていくでしょう。
2.自分で方向性を選択する機会が増える
キャリアアップを図ることで、仕事の種類や働き方の選択肢が増えます。仕事において、始めのうちは目の前の業務をこなすことで精一杯になりがちです。しかし、キャリアアップを叶えるとこれまでよりも業務の幅が広がるため、自分で方向性を決めたり、新しいことにチャレンジしたりする機会が増えていくでしょう。
3.時間の自由度が増す
キャリアアップすることで働く環境の条件が良くなったり、進め方の裁量を自分で決められたりと、時間の自由度も増します。仕事の専門性を高めれば、リモートワークでの勤務も可能となるでしょう。
また、ポジションが上がることで、仕事の進め方や管理方法を提案して改善を図ることもできます。実務の担当から仕組みやチームを構築するマネジメントの立場になると、現場に付きっきりになることが減るため、チームや部署全体の業務改善にも力を入れられ、結果的に自らの働き方改善につながるでしょう。自分の考えにより働き方が改善されれば時間の自由度が増すと考えられます。
改善と実行を繰り返すことで、自分自身の成長スピードも上がり、キャリアアップにつながったり、生産性の高い業務フローを定着させたりできるようになるでしょう。
仕事に余裕がないと感じている方は「仕事に余裕がない…しんどいときは転職したほうが良い?」で対処法をチェックしておいてください。
キャリアアップとは
キャリアアップには、「経歴を高めること」「業務の遂行能力を高めること」の意味が含まれます。
経歴を高めること
キャリアアップとは、身につけた知識や技術を活かしながら資格を取得したり、新たな仕事に挑戦したりして経歴を高めることです。経歴を重ねることで仕事の視野が広がり自信や実力がついていけば、業務を遂行する側から指示する立場を目指す人も出てくるでしょう。自身の経歴を高めることは、将来の昇進や転職においてもメリットとなります。
業務の遂行能力を高めること
仕事を効率化できるように工夫したり、より質の高い成果を上げることで業務の遂行能力を高められます。これもキャリアアップの意味の一つです。仕事が円滑に進めば時短にもつながり、より多くの業務をこなしてレベルアップできる可能性もあります。
上司から「この人には信頼して仕事を任せられる」と思われれば、今まで担当外だった業務もできるようになる場合もあるでしょう。キャリアアップの意味についてさらに詳しく知りたい方は、「キャリアアップとは?意味や具体的な方法などを紹介」のコラムも参考にご覧ください。
キャリアアップとスキルアップの違い
キャリアアップと混同しやすい言葉に、「スキルアップ」や「キャリアチェンジ」があります。キャリアアップは昇進や転職などで自身の経歴や実績がレベルアップすること。一方、スキルアップは自身の能力や技術がレベルアップすることです。また、キャリアチェンジは未経験または異業種に転職することをいいます。言葉自体は似ていますが、意味や定義が全く違うので間違えないように気を付けましょう。
キャリアアップするための5つの方法
キャリアアップを目指すためには、社内異動をする、資格を取得するなどさまざまな方法が考えられます。ここではキャリアアップするための具体的な方法について解説していきますので、参考にしてみてください。
キャリアアップするための5つの方法
- 自己分析をしてキャリアプランを立てる
- 仕事の実績や評価を上げる
- 同僚や上司からアドバイスをもらう
- 資格を取得する
- 部署異動や転職も検討する
1.自己分析をしてキャリアプランを立てる
キャリアアップをするためには、まずこれまでのことを振り返り、自分の得意・不得意などを整理していきましょう。今までの仕事の経験を振り返ることで、今自分に足りないものや強みになるものを知り、それを活かせる方向性でキャリアプランを考えていきましょう。
また、5年後・10年後・20年後と、将来自分がいつ頃どうなりたいかを具体的に思い浮かべることで、「今の自分に何が足りないのか」「どのようなスキルが必要か」を具体的に理解できます。
なぜキャリアアップしたいのかを考えてみる
キャリアアップを考える前に、まずは「何のためにキャリアアップをしたいのか」を明確にしましょう。キャリアアップをしたい理由は「昇進して給料を上げたい」「働き方の幅を増やしたい」など人それぞれです。自身のキャリアアップの目的が分かると、「その目的を達成するには何が必要で何をしたら良いのか」といった、自分のやるべきことが見えてくるので、より具体的なキャリアプランが立てられるでしょう。
2.仕事の実績や評価を上げる
キャリアアップをするためには、実績や評価を上げることが必要です。キャリアプランを具体的に立てたとしても、評価や実績を上げなければ、実現するのは難しいもの。仕事で成果を出すためにも、キャリアプランで明確にしたことを実行していくことが重要です。
また、キャリアプランで立てた目標を実行していくうえで、上手くいかないと感じたり自分に合わない方法だと気づいたりしたら、方向性や方法を変えるなどをして柔軟に対応していきましょう。
職場や転職先のキャリアアップ制度は事前に把握しておく
キャリアアップを目指す前に、自分の職場や転職先のキャリアアップ制度をしっかり把握しておくことが重要です。評価の対象を知らなければ、いつまでもキャリアアップすることはできません。会社でどのような成果や実績を出したら評価されるのかを知り、それを目指して行動していきましょう。特に異業種に転職する場合は、必要な知識や経験が違います。職種によっては、資格を取得する必要も出てくる場合もあるでしょう。管理職を目指す場合、社内異動をしながら職種を変え、さまざまな経験と実務を兼ね備えることが必須となっている会社も。働いてみたい会社、もしくは今働いている職場がどのような制度でキャリアアップしていけるのかを事前に把握しておきましょう。
3.同僚や上司からアドバイスをもらう
同僚や上司に客観的な視点で自分の問題点を指摘してもらうことで、キャリアアップに必要なものを教えてもらえることもあるでしょう。自分のキャリアについて行き詰まったりこれからどうすればよいか悩んだりしたときは、相談してみるのも手です。
また、経験のある上司に、成果を出すための助言をしてもらうことで、今まで気づかなかったことや見えなかったものごとに向き合える場合もあります。
4.資格を取得する
より専門的な知識や技術を身につけるための資格を取得するのも、キャリアアップへの方法の一つです。たとえばIT系や福祉系の業界で働く人は、資格一つを取っても、さまざまな種類があります。自分がより極めたい分野の資格を取得することで、仕事の幅や将来の選択肢も広がってくるでしょう。仕事に役立つ知識やスキルを得られることも、資格取得のメリットです。
仕事に役立つスキルや資格を知りたい方は「就職に有利な資格とは?種類やアピール方法を紹介」のコラムで紹介しているので、ぜひご覧ください。
将来進みたい方向性によってとるべき行動が変わる
キャリアアップは仕事の技術や知識を、追求して深めていくこともあれば、資格やスキルを身につけて管理職を目指す方もいます。進みたい方向性によっては、経験や研究が必要な場合もあるでしょう。自分の進みたい方向性や得たいメリットによって、優先することやとるべき行動が変わってくるともいえます。5.社内でのキャリアアップが難しければ部署異動や転職も検討する
社内でのキャリアアップが難しい場合は、部署移動や転職を視野に入れてみましょう。総務部から営業部へ、企画部から人事部へといったように、社内異動によって担当業務を変えることもキャリアアップする方法といえます。同じ会社内なのでキャリアアップのための情報収集がしやすく、行動に移しやすいのもメリットです。
転職してキャリアアップを目指すメリット3つ
キャリアアップのために転職を検討しているという方もいるでしょう。今の会社を辞めることにメリットもあればデメリットもあります。
ここでは、転職してキャリアアップを目指すメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.キャリアアップしやすい環境で働ける
転職によるキャリアアップには、労働環境の条件が改善できるというメリットがあります。キャリアアップすると、今までよりも給与や労働時間、福利厚生などの条件の選択権が増え、より良い環境で働くことが可能となるでしょう。現在の労働環境に満足していないのであれば、転職でキャリアアップしやすい環境を選ぶことをおすすめします。
2.新しい環境で刺激を受ける
転職すれば、これまでとは違う職場で人間関係なども一からスタートすることになるため、新しい環境で大きな刺激を受けられるでしょう。職場環境や人間関係に悩んでいる方にとっては、大きなメリットです。
長年同じ職場に席を置いていると、良くも悪くも慣れが出てきます。社内で異動ができない限り、仕事の内容も大きく変わることはないため、代わり映えのない毎日を繰り返していることもあるでしょう。新しい刺激を受けることで気持ちが引き締まりますし、仕事にも集中できるようになります。
3.仕事に対する新しい目標ができる
キャリアアップを目指すためには、常に仕事に対して目標をもって取り組むことが大切です。現状に満足することなく成長を追い求める必要があるでしょう。そのため、キャリアアップを目指すことは、新たな目標設定のきっかけにもなり、モチベーションの向上や仕事へのやりがいなどにもつながります。
転職してキャリアアップを目指すメリットについては、「キャリアアップとは?成功させるためのポイントなどを詳しく解説!」のコラムも参考にご覧ください。
女性のキャリアアップは難しい?
キャリアアップは男女問わず可能です。近年では、産休・育休後も復帰して仕事を続ける方も多くいます。総務省統計局で2023年に発表された「労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果」では、妊娠・出産される方が多い20~30代の転職成功者が多く、ライフステージの変化に関係なく転職が可能と分かりました。多種多様な働き方が増えてきている現代、男性・女性に関わらずライフスタイルの幅が広がり、さらにキャリアアップを目指しやすくなるでしょう。
参照元
総務省統計局
「労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果の概要(p10)図Ⅱ-11」
転職してキャリアアップを目指すデメリット
転職してキャリアアップを目指すには、上記で紹介したメリットのほか、以下のようなデメリットもあります。今の会社を辞めて後悔しないように、具体的にどのようなデメリットがあるのかしっかり把握したうえで、転職活動に臨むようにしましょう。
前職での実績や社内評価はリセットされる
転職を行うことによって、前職での評価は一度リセットされ、多くの場合は前職よりも低い年収、ポジションからスタートすることになります。前職での実績が評価されて、より良い待遇で転職できるハイクラス転職のようなこともありますが、一般的には、前職と同じようなポジションになるために再び実績を積み上げていく必要があるでしょう。
これまでの評価を失い、新たな環境で挑戦することは、デメリットとなる可能性もあります。
仕事に慣れるまではキャリアアップが難しい
前述したように、転職をすると今までの評価や実績もすべてリセットされてしまいます。また、仕事内容や仕事の進め方なども転職先の方針に沿って行うことになるので、慣れるまでキャリアアップするのは難しいと思っておいたほうが良いでしょう。
今まで積み重ねてきたキャリアをリセットして新たなキャリアを築いたほうがメリットがある人は、転職をしたほうが近道です。しかし、むやみに転職を繰り返すと逆にキャリアアップから遠回りになってしまうので注意してください。
キャリアアップ転職にはエージェントの利用がおすすめ
キャリアアップのための転職を行う場合、自分一人で転職活動を行うよりも転職エージェントを活用することがおすすめです。転職エージェントに登録すれば、忙しい中自分で求人を探さなくても、応募者の希望条件にマッチした求人を紹介してくれます。
ここでは、キャリアアップに転職エージェントを利用するメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.さまざまな業界の求人を保有している
転職エージェントはさまざまな業界に対してコネクションをもっており、人気企業や人気の求人を多く保有していることも珍しくありません。
また、特定の業種やハイクラス向けなどの転職エージェントであれば、独自のコネクションを活かした求人を保有していることもあります。
求人情報には載っていない社内情報が知れることも
転職エージェントは、一般的には公開されていないような企業内部の情報も保有していることが多いようです。そのため、自分で応募するよりも選考への対策がしやすくなります。自分では見つけられない求人を紹介してもらえることは、エージェント利用のメリットの一つ。キャリアアップを考えている人は、利用してみると良いでしょう。2.非公開の条件の良い求人も多くある
転職エージェントでは、ほかの求人サイトなどには公開されていない非公開求人を保有しています。非公開求人は、会社の都合で大々的に募集しないものの、条件にマッチした人材であれば非常に良い待遇で採用してもらえる優良求人であることが多いようです。非公開求人の中身や量は転職エージェントごとに異なっており、登録しなければ紹介してもらえません。
また、保有している求人の半分以上が非公開求人という転職エージェントも多いため、複数の転職エージェントに登録してみると良いでしょう。キャリアアップするには、このような非公開求人がマッチする場合も多いので、利用してみる価値はあります。
3.専任のアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれる
転職エージェントであれば、専任のアドバイザーがマンツーマンで転職活動のサポートを行ってくれます。希望条件にマッチした求人の紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策、年収の交渉から入社後のフォローまで、転職活動を二人三脚でサポートしてくれるでしょう。そのため、一人で転職活動を行うよりも選考に対して効率的な対策を行うことが可能になります。効率良く転職活動を進めることで、内定率をアップできるというメリットもあるでしょう。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のアドバイザーがマンツーマンで面談を行い、一人ひとりの希望にあった求人をご紹介します。
ハタラクティブでは非公開求人も多く保有しており、アドバイザーが実際に訪問した会社の求人を取り扱っているため、安心感がある求人を紹介できることが特徴です。もちろん、書類選考や面接の対策もお手伝いいたします。サービスは無料で利用できるので、キャリアアップのための転職をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
キャリアアップのメリットに関するQ&A
キャリアアップのメリットや方法に関する質問について、Q&A方式で解決していきます。
キャリアアップについて疑問や悩みがある方は参考にしてみてください。
キャリアアップにデメリットはある?
キャリアアップによるデメリットとしてよく挙げられているのが、業務量が増える、プライベートの時間がなくなる、責任が大きくなる、自分だけではなく部下もマネジメントする必要があるなどです。しかし、業務量が増えプライベートの時間がなくなるデメリットは、自分の働き方次第といえる部分もあります。うまくチーム全体の業務改善が行えれば、時間や気持ちにゆとりは生まれると考えられるでしょう。また、部下が増え責任が重くなることは、自己成長につながる変化です。今後さらにキャリアアップしていくためのステップと考えるとよいでしょう。
責任が重いと感じてしまったときの意識の改善方法を知りたい方は「仕事の責任とは?重いと感じる場合の対処法と当事者意識の大切さを解説!」もあわせてご覧ください。
キャリアアップするには転職するしかない?
現職でのキャリアアップも可能です。
社内であれば、今まで積み上げてきた経験や実績による評価を得られやすいため、今の労働環境に対する不満などがなければ、社内でのキャリアアップを目指すのも良いでしょう。ただし、社内で学べない分野を目指したい場合は、転職によるキャリアアップを検討してみてください。
転職によるキャリアアップが向いているのはどんな人?
現職では経験できない仕事でキャリアアップしたい方や、同じ仕事でも社内以外のやり方を経験したい方などは、転職によるキャリアアップが向いているでしょう。
ただし、やりたい仕事が未経験であれば、また一から経験を積み直していく必要があるため、即戦力にならず給与が下がる可能性も。資格の取得などを検討しても良いでしょう。「将来性のある資格はコレ!キャリアアップも望めるスキル」では、将来に生かせる資格を紹介していますので、参考にしてみてください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。