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フリーターの年代別

30代でフリーターはやばい?リスクはある?就職を成功させるコツも解説!

フリーター

2025.07.09

この記事のまとめ

  • 30代フリーターでも正社員就職はできるが、フリーター期間が短いほど就職成功割合が大きい
  • フリーターのまま年齢を重ねると、正社員との収入差が開いたり求人の選択肢が少なくなったりする恐れがある
  • 30代フリーターが正社員就職すると、職や収入が安定し長期的に働けるメリットがある
  • フリーターからの就職活動は「これまで培ってきた経験をどのように活かすか」を考える
  • フリーターから就職するなら、第三者からのサポートが受けられる就職支援サービスを活用してみよう
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「30代フリーターはやばい?」「今から正社員就職できるか不安…」とお悩みの方もいるでしょう。結論、30代フリーターからの就職は可能です。ただし、正社員を目指す時期や応募先によっては難易度が上がる可能性があるため、十分な対策をしたうえで就活を始めましょう。
このコラムでは、30代フリーターから正社員就職を成功させるコツを解説します。また、フリーターから正社員へ就職した方の割合や、おすすめの仕事や就職支援サービスもご紹介。30代フリーターから正社員を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 30代フリーターから就職はできる!
  • 【男女別】30代前半のフリーターの割合
  • フリーターとは
  • 30代でフリーターを続ける理由
  • 30代でフリーターはやばい?続けた場合のリスク7つ
  • 30代前半と後半で異なるフリーターの就職事情
  • 「30代フリーターは正社員就職が難しい」といわれる理由
  • 30代でフリーターから正社員へ就職するメリット
  • 30代フリーターから正社員就職する方法
  • 30代でフリーターから正社員を目指す際のポイント5つ
  • 30代フリーターの就職で未経験から挑戦しやすい仕事
  • 30代のフリーターの方におすすめの就職支援サービス
  • 30代フリーターが就職支援を通じて正社員になった体験談
  • 30代フリーターの就職に関する疑問やお悩みQ&A

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30代フリーターから就職はできる!

30代フリーターから就職はできる!の画像

結論として、30代でフリーターから正社員就職をすることは可能です。
労働施策の「総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律第9条」によると、「労働者の募集や採用において年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない」と制定されています。ただし、長期的なキャリア形成を図りたい意図がある場合、例外として35歳以下の若年層を対象とする求人が存在するのも事実です。(例外事由3号のイ)

求職者の年齢により企業から求められる人材の傾向が異なりますが、就職活動をする年齢や求人の内容に合わせた対策を行うことで内定獲得の可能性を高められるでしょう。

ここでは、フリーターから正社員への就職をした方の割合をご紹介します。「フリーターの継続期間別の就職者の割合」や「雇用転換によって正社員になった方の割合」をデータを用いて解説するので、自身のフリーター期間を踏まえながら参考にしてみてください。

参照元
e-GOV法令検索
労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律
ハローワークインターネットサービス
年齢制限該当事由について

フリーター期間別の就職者の割合

独立行政法人労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書 No.213大都市の若者の就業行動と意識の変容―『第5回 若者のワークスタイル調査』から―」によると、フリーターの継続期間が短いほど、正社員として就職できた方の割合が多いことが分かりました。
フリーターの継続期間が5年以上で正社員になれた方の割合が32.3%だったのに対して、1年以内で就職できた方は68.8%です。

フリーター継続期間正社員になれた割合
1年以内68.8%
1年~2年61.2%
2年~3年56.6%
3年~4年61.1%
4年~5年37.9%
5年以上32.3%

参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213大都市の若者の就業行動と意識の変容―『第5回 若者のワークスタイル調査』から―/図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合(p.128)」

フリーター期間や年齢によって合否が決まるとは限らないものの、正社員を目指す際は早めに就職活動を始めるのが望ましいでしょう。

フリーターから正社員転換した割合

フリーターはパートタイム労働者に該当する働き方ですが、企業によっては「正社員登用制度」を利用して雇用転換できることがあります。ただし、雇用転換によって正社員として働いている方の割合は少ないでしょう。

厚生労働省の「令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査の概況」によると、正社員転換制度がある企業でフリーターから働き方を変えられた方の割合は、14.4%でした。

転換者の有無割合
実際に正社員に転換した者がいた14.4%
正社員に転換した者はいなかった12.1%
正社員に転換した者がいたかどうか分からない0.4%

参照:厚生労働省「令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査の概況/表7 就業形態、過去3年間における正社員への転換希望者、転換者の有無別企業割合(p.10)」

勤める企業で正社員登用制度があったとしても、必ずしも働き方を変えられるとは限らないことが分かります。正社員登用制度は、このコラムの「30代フリーターから正社員就職する方法」で後述しているので、ご一読ください。

参照元
厚生労働省
令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査の概況

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「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。

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【男女別】30代前半のフリーターの割合

【男女別】30代前半のフリーターの割合の画像

30代でフリーターの方の割合は、性別による違いもあるようです。ここでは、30代前半でフリーターとして働いている方の割合を男女別に解説します。男性と女性とでどのような違いがあるのかを確認してみましょう。

30代男性フリーターの割合は15.6%

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、男性の正社員・非正規雇用社員の割合は、以下のとおりです。

男性の年齢正社員の割合非正規社員の割合
20~24歳80.6%19.1%
25~29歳86.2%13.7%
30~34歳84.1%15.6%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況/表9-1 性、年齢階級、雇用・就業形態別在学していない若年労働者割合(p.11)」

30代前半の男性は、約8割の方が正社員として働いており、非正規雇用社員であるフリーターの方のほうが少ない結果となりました。20代での正社員・非正規雇用社員の割合も同様であり、20~30代前半の男性は、フリーターよりも正社員として働いている方が多いことが分かります。

30代女性フリーターの割合は41.4%

厚生労働省の同資料「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、女性の正社員・非正規雇用社員の割合は、以下の結果となりました。

女性の年齢正社員の割合非正規社員の割合
20~24歳79.3%20.5%
25~29歳66.4%33.3%
30~34歳58.0%41.4%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況/表9-1 性、年齢階級、雇用・就業形態別在学していない若年労働者割合(p.11)」

30代の女性の場合、20代に比べると非正規雇用社員と正社員の割合の差が少ないことが分かります。

30代の女性がフリーターから正社員になるメリット・デメリットは、「30代フリーター女性は将来が不安?正社員になる方法やメリットを紹介!」のコラムで解説しているので、将来のキャリアを考えるのにご活用ください。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

30歳フリーターで「人生終わった…」と思うのはまだ早い!

30歳のフリーターだからといって、「人生終了」というわけではありません。むしろ20代の頃よりも自分の適性や興味、将来の目標が明確になっている時期といえます。
30歳になると周囲の友人が正社員としてキャリアを築いたり、結婚や子育てを始めていたりするのを見て、「このままだとやばいかも…」「30歳でフリーターはもう手遅れ?」と焦りや劣等感を抱くこともあるでしょう。しかし、昨今では働き方の多様化が進み、転職やキャリアチェンジをすることは珍しくありません。
重要なのは、「これまでフリーターで培ってきた経験をどのように活かすか」ということ。たとえば、接客業ならコミュニケーションスキル、事務職ならPCスキルなどが将来に結びつく可能性があります。まずは、フリーター経験を通じてどのようなスキルが身についたのか棚卸しをしてみてください。

「人生終わった…」と諦める前に、まずは一歩踏み出してみましょう。自分の強みが分からない、スキルの棚卸しが難しいという方は、プロのアドバイザーがサポートを行ってくれる就職・転職エージェントの活用もおすすめです!
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フリーターとは

フリーターとはの画像

フリーターとは、「フリーアルバイター」の略称で、アルバイトで生計を立てている人のことです。総務省統計局「16A-Q09 フリーターの人数」では、「年齢が15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者」で、以下のいずれかに当てはまる方がフリーターの状態であると記載されています。

  • ・雇用者のうち勤め先における呼称がパート・アルバイトの者
  • ・完全失業者のうち探している仕事の形態がパート・アルバイトの者
  • ・非労働力人口で、家事も通学のしていないその他の者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態がパート・アルバイトの者

フリーターやアルバイト・パートなどの呼び方の違いは、「フリーターとは?さまざまな働き方との比較や正社員就職のコツ」のコラムでも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

参照元
総務省統計局
統計データFAQ(Frequently Asked Questions)

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30代でフリーターを続ける理由

30代でフリーターを続ける理由の画像

ハタラクティブの「若者しごと白書2025」のアンケート結果によると、フリーターを続けている理由で最も多かったのが、男性は「就きたい仕事のための準備期間や、資格などの勉強のため(12.8%)」、女性は「身体的や精神的に正社員で働けないと考えているため(17.0%)」でした。

フリーターを続けている理由の画像

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 1-6. フリーターを続けている理由(p.10)」

アンケート結果から、男性・女性ともに、フリーターからの就職活動や入社後の働き方などに対してハードルを感じている方が多いことが分かります。人によりフリーターを続ける理由は異なりますが、自分の経験やスキルに対する不安が正社員就職を遠ざけている可能性もあるでしょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

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30代でフリーターはやばい?続けた場合のリスク7つ

30代でフリーターはやばい?続けた場合のリスク7つの画像

30代フリーターが就職せずにアルバイトを続けるリスクには、正社員と比べて収入やスキルの差が生じることが挙げられます。また、フリーターを続けることによりライフイベントへ影響する可能性も考えられるでしょう。

ここでは、30代以降もフリーターを続けた場合に考えられるリスクを紹介するので、今後のキャリアにお悩みの方は参考にしてみてください。

30代以降もフリーターを続けた場合のリスク

  • 年齢とともに正社員との収入差が開く
  • 若いときより就職先の選択肢が少なくなる
  • 空白期間が長くなると就職が難しくなる
  • 病気や怪我をしたときに収入が途絶えてしまう
  • 正社員よりも解雇されやすい傾向にある
  • 正社員とスキルやキャリアの差が生じる
  • 社会的信用度がライフイベントに影響する場合がある

1.年齢とともに正社員との収入差が開く

30代以降もフリーターを続ける場合、年齢を重ねるほどフリーターと正社員の収入差が開いていく傾向があります。以下では、フリーターの年齢別の年収や賃金に関するデータを紹介するので、正社員就職をしなかった場合の収入によって、生活にどのような影響を与えるかを考えるのに役立ててみてください。

年齢別の年収

厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」のデータをもとに「年代前半+年代後半÷2✕12ヶ月」で計算すると、30代の正社員とフリーターを含む非正規社員の年収差は、100万円を超えていることが分かりました。

年齢階級正社員・正職員の年収非正規社員の年収「正社員・正職員」と「非正規社員」の年収の差
20代約305万円約250万円約55万円
30代約389万円約266万円約123万円
40代約454万円約270万円約184万円
50代約494万円約270万円約224万円

参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金(p.12)」

20代では約50万円の差ではあるものの、30代以降は約100〜200万円もの差が開いていくことが分かります。40代・50代と年齢を重ねるごとに年収の差は大きくなるでしょう。

※なお、上記の表は各年齢階級の平均賃金を12ヶ月分かけて単純計算したものです。あくまでも参考程度に留めてください。

フリーターは男女ともに大きな収入の変化がない

以下は、同資料「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」に掲載されている男女・雇用形態別の賃金状況です。

フリーターは男女ともに大きな収入の変化がないの画像

引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金(p.13)」

男女ともに正社員は50代まで上昇傾向にあるのに対し、フリーターを含む非正規社員の収入はほぼ横ばいであることが分かります。
「経験年数を積み重ねるとともに収入アップを目指したい」という目標がある場合は、正社員として働くほうが実現できる可能性は高まるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況

2.若いときより就職先の選択肢が少なくなる

30代以降になると、20代と比べて選択できる求人情報が少なくなる場合があるでしょう。
求人情報には、年齢によって募集・採用を制限を設けることを禁止する「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」に基づき、年齢に対する条件が記載されていません。
しかし、20代と30代を比較すると、同じフリーターでも柔軟性があり、今後の将来に期待できる20代の採用を考える企業があるのも事実。また、30代の転職ではこれまでの経験や培ってきたスキルなどが求められる傾向にあるため、未経験・フリーターの採用には慎重になる企業も少なくないようです。

30代からの就職は遅くありませんが、「今後どう働いていくか」を一度真剣に考え、スキルを身につけたり、計画的にキャリアを積み上げたりすることが重要といえるでしょう。
30代の就職については、後述する「30代前半と後半で異なるフリーターの就職事情」もあわせてご参考ください。

3.空白期間が長くなると就職が難しくなる

30代でフリーターを続けていると、「空白期間」がリスクとなり就職が難しくなる恐れがあるでしょう。
「空白期間」とは、職歴のなかで働いていなかった期間のこと。フリーターとしての経験は正社員のキャリアとは異なるため、企業によっては正社員ではない期間をすべて「空白期間」と認識するところもあるようです。
空白期間があると、採用担当者から「なぜその期間に正社員として働いていなかったのか」といった質問をされる場合があります。

空白期間が長いと、「仕事への意欲が低いのでは」「職場に順応できないのでは」といったマイナスのイメージを持たれやすくなり、採用のハードルを高くしてしまう原因にもつながりかねません。30代フリーターから就職を考えるなら、早いうちに準備や行動を始めることが将来の可能性を広げるきっかけになるでしょう。

4.病気や怪我をしたときに収入が途絶えてしまう

フリーターは、「責任が少ない」「自由に働ける」という部分をメリットに感じることもあるでしょう。しかし、フリーターは基本的に時給で働いているぶん、思わぬ事故や怪我、病気などで働けなくなった場合、収入が途絶えてしまう恐れがあります。

もし、風邪のように一時的な不調であったとしても、収入が減ってしまえば生活費の捻出が難しくなる可能性があります。また、長期的な療養が必要になれば医療費も重なり、支出額だけが増えることになるでしょう。

正社員であれば、傷病手当金や社会保険の保障などで、万が一の際にもある程度の収入が確保されます。ライフステージの変化が起こりやすい30代だからこそ、今後に備えて安定した雇用形態への移行を真剣に考える必要があるでしょう。

5.正社員よりも解雇されやすい傾向にある

フリーターとして働いている場合、正社員よりも解雇されやすい立場にあるでしょう。
アルバイト・パートなどの非正規雇用は、一定期間の有期雇用契約を結んでいます。契約期間の途中での解雇は正社員以上に厳しく制限されており、規律違反や重度の傷病など、やむを得ない事由がなければ契約期間中に解雇することは原則としてできません。

しかし、企業の経営状況や業績悪化によっては契約期間満了時に次の更新が行われず、人員調整に充てられやすい現実があります。また、法律上の保護も正社員と比べて弱く、突然「来月で契約終了です」と告げられることも珍しくありません。

先述しているように、30代になると次の仕事を見つけることが難しくなる傾向にあります。急に働けなくなるリスクを避けるためにも、30代を迎えたら将来のために安定性の高い正社員を目指すことが賢明といえるでしょう。

6.正社員とスキルやキャリアの差が生じる

30代になると、正社員とフリーターの間には、収入だけでなくスキルやキャリアの差が生じる可能性があります。フリーターは正社員に比べると業務範囲が狭く、経験年数を積み重ねてもスキルの幅を広げたりキャリアアップしたりしにくいことがあるでしょう。
一方で正社員として経験を積み重ねた30代の場合、大きなプロジェクトを任されたり働きながら資格を取得したりして、キャリアアップの機会が増えることも。なかには管理職となり、マネジメントスキルを習得する方もいるでしょう。
広範囲の業務に携わるには、スキルやキャリアを磨きやすい正社員としての働き方がおすすめです。

7.社会的信用度がライフイベントに影響する場合がある

30代以降もフリーターを続けた場合、結婚や育児など将来のライフイベントに影響を及ぼす可能性があります。フリーターは正社員に比べて収入や雇用が不安定であることから、社会的信用度が低くなりやすいもの。そのため、車や住宅購入のローンを組む際に審査が通りにくい場合があるでしょう。

フリーターを続けるか迷っている場合は、将来のライフイベントにどのような影響があるかをイメージしてみることが大切です。

フリーターを続けた場合に起こり得るリスクは、「フリーターは人生終了じゃない!就職におすすめの仕事や逆転方法を解説」のコラムでも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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30代前半と後半で異なるフリーターの就職事情

30代前半と後半で異なるフリーターの就職事情の画像

フリーターから正社員を目指す際は、就職活動の時期によって企業から求められるポイントが異なる傾向があります。

ここでは、30代フリーターの就職事情を、34歳までと35歳以降に分けて解説するので、就活を始める時期にお悩みの方はご一読ください。

30代前半は未経験からの就職チャンスがある

30代前半でフリーターから正社員を目指す際は、未経験求人に注目してみるのも可能性を広げるチャンスです。未経験からの就職は20代のような若年層の方のほうが有利になる傾向があるものの、企業によっては、将来のキャリアパスを考え、34歳までの方を募集の対象としている場合も少なくありません。
フリーターからの就職を成功させるためにも、できるだけ30代前半までに挑戦することが望ましいでしょう。

30代後半はスキルや実績が求められるようになる

30代後半の求職活動では、スキルや実績が求められる傾向があります。経験豊富な転職者がライバルとなりやすく、30代前半よりも正社員就職のハードルが上がることが予想されるでしょう。そのため、30代後半のフリーターの方は、資格を取得してスキルを身につけたり、採用されやすい仕事を選んだりするといった工夫が必要です。

30代でフリーターから正社員を目指すときの就職活動のポイントは、このコラムの「30代でフリーターから正社員を目指すときのポイント」で後述するので、ぜひチェックしてみてください。

年齢を重ねるとアルバイトの内定獲得も難しくなる傾向に

フリーターを続ける場合、将来的にアルバイト求人の選択肢が少なくなる可能性があります。年齢を重ねると体力面の懸念が生じやすく、内定獲得が困難になる場合があるでしょう。
年齢を重ねても安定した雇用や収入を得るには、早い段階で正社員としての就職を検討しておくのがおすすめです。
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「30代フリーターは正社員就職が難しい」といわれる理由

「30代フリーターは正社員就職が難しい」といわれる理由の画像

30代でフリーターから正社員を目指す際のハードルが上がる背景には、企業が人材に求める条件が影響していることが考えられます。以下に30代フリーターの正社員就職が難しいといわれる理由をまとめました。

30代向けの求人は即戦力を期待されやすい

30代向けの求人では一定の業務経験やスキルが求められる傾向があります。企業側は30代の人材に対して、20代の人材よりも「長期的なキャリアパスがあり、即戦力となるスキルが身についているかどうか」を重視してチェックすることが多いでしょう。

アルバイトやパートタイムでの経歴は職歴とみなされないことが一般的ですが、応募先の業務に役立つ経験やスキルがあれば、アピールするのがおすすめ。もしアルバイトとは異なる分野へ就職したい場合は、「未経験者歓迎」の求人から応募先を選ぶよう検討してみてください。

マネジメント能力の有無を問われる場合がある

即戦力を求める企業の選考では、教育やサポートを行うマネジメント業務を任せられそうかチェックされることがあります。そのため、中途採用では、役職・管理職・リーダー職などで活躍できそうな人材が優先される場合もあるでしょう。
マネジメント業務は、アルバイトでのリーダー経験を評価してもらえることも。マネジメント経験に該当する業務の特徴は、「マネジメント経験とは?転職時にアピールするコツや例文を紹介」のコラムで解説しているので、ご参照ください。

早期離職を懸念されやすい

30代フリーターでの正社員就職が難しいといわれる理由には、企業側から早期離職を懸念されやすいことも挙げられます。
正社員はフリーターに比べて責任の大きな仕事を任されやすく、業務範囲も広いことが特徴です。企業によっては、フリーター期間が長い求職者に対して「働き方の差が負担となり、離職につながるのでは」と懸念を抱く可能性があるでしょう。

採用した人材が早期離職すると再び募集を掛けるコストが発生するため、30代フリーターの採用を慎重に行う企業も少なくありません。フリーターから正社員の求人に応募する場合は、長期的に活躍していきたいという前向きな姿勢を示すことが大事です。

30代フリーター・実家暮らしも就職すべき?

実家暮らしの場合も正社員としての就職をおすすめします。住居費や生活費を抑えられることが理由で、フリーターを続けている場合もあるでしょう。しかし、年齢を重ねるほど企業から経験やスキルを求められやすくなります。将来就職の必要性が生じたとしても、「思うように仕事が決まらない」と就職活動が難航する可能性があるでしょう。

フリーター期間の長さが就職に及ぼす影響は、「フリーターの将来はどうなる?不安になる理由と現状を変える方法を解説!」のコラムでも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
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30代でフリーターから正社員へ就職するメリット

30代でフリーターから正社員へ就職するメリットの画像

フリーターから正社員へ働き方を変えると、収入や雇用が安定したり、スキルアップ・キャリアアップが実現しやすくなったりするでしょう。
ここでは、30代でフリーターから正社員へ就職するメリットを紹介します。

30代でフリーターから正社員へ就職するメリット

  • 安定した収入を得られる
  • 雇用が安定し長期的に働きやすい
  • スキルアップやキャリアアップがしやすくなる
  • より責任ややりがいを感じる仕事に携わりやすくなる

安定した収入を得られる

30代フリーターが正社員に就職する大きなメリットは、安定した収入を得られることでしょう。正社員は、基本的に月給制のため毎月決まった給与を受け取ることが可能です。また、給与以外にも賞与や手当などを受け取れる場合があり、フリーターの給与に比べ安定しているといえます。
そのほか、昇進や昇給により、給与がアップする可能性がある点もメリットを感じられる要素です。

雇用が安定し長期的に働きやすい

フリーターから正社員へ働き方を変えれば、雇用が安定し、長期的に働きやすくなるでしょう。フリーターと異なり、正社員は雇用期間の定めがなく、短期間で契約が切れることが少ないためです。急に仕事を失うリスクが低いため、安定的に経験年数を積み重ねられます。

スキルアップやキャリアアップがしやすくなる

フリーターに比べて正社員は、スキルアップやキャリアアップがしやすいこともメリットとして挙げられるでしょう。フリーターは定められた範囲内で業務に取り組むことが一般的ですが、正社員は幅広い仕事に挑戦できる機会が多いといえます。企業によっては、業務に役立つ研修や資格取得支援などを行っている場合もあり、スキルアップしやすい環境で働けるでしょう。
スキルアップによって成果が上がれば、評価につながりキャリアアップしやすくなります。

より責任ややりがいを感じる仕事に携わりやすくなる

より責任ややりがいを感じる仕事に携われる点も、正社員として就職するメリットの一つ。正社員で働く場合、自身の判断で業務を進めるような裁量権のある仕事に携われることも。業務に伴う責任は大きくなりますが、やりがいをもって働けるでしょう。

正社員で働くうえでのメリットは、「正社員のメリット・デメリットとは?収入や雇用を安定させるなら就職が近道」のコラムで詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

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30代フリーターから正社員就職する方法

30代フリーターから正社員就職する方法の画像

フリーターから正社員就職を目指す際は、雇用転換を利用したり、求人を探して応募したりする方法が一般的です。ここでは、30代でフリーターから正社員就職をする方法をそれぞれ解説します。

正社員登用制度を利用する

アルバイト先で長期的に働きたいと考える30代フリーターの方は、正社員登用制度を利用するのも手です。正社員登用制度が導入されている職場なら、上司の推薦を得て就職できる可能性があります。すでに働いているアルバイト先で正社員になれば、人間関係や業務フローに慣れている状態で働けるでしょう。

ただし、このコラムの「フリーターから正社員転換した割合」で前述したように、正社員登用制度があるからといって、必ずしも雇用転換できるとは限りません。正社員登用制度の利用を検討する際は、直近の実績や登用の条件、試験内容などをしっかり確認しておきましょう。

正社員登用制度を利用する際に確認するポイントは、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムで解説しているので、ご参照ください。

正社員募集の求人に応募する

雇用転換を利用せずに就職する場合は、正社員募集と明記されている求人に応募してみましょう。企業の公式Webサイトや就職サイトなどから、希望に合う求人を探します。
求人を選ぶ際は、「応募先の業務と自分の強みやスキルがマッチしているか」を考慮することが大切です。
正社員募集の求人を選ぶ際のポイントは、「就職サイトで未経験者歓迎の求人を探す」で後述するので、チェックしてみてください。

紹介予定派遣で働く

30代フリーターからの就職を目指すなら、「紹介予定派遣」を選択するのも一つの手段です。紹介予定派遣とは、一定の期間を派遣社員として働いたあと、双方が合意すれば正社員として採用される仕組みを指します。
フリーター期間が長く、正社員経験が少ない場合は、自分の働き方やスキルが企業に合うかどうかを確認できるチャンスになるでしょう。また、企業側も実際の仕事ぶりを見てから採用判断ができるため、学歴や職歴よりも実力を見てもらえる傾向があります。
派遣期間中は、社会人としての基本的なビジネスマナーや業界の専門知識などを身につける機会にもなるでしょう。

正社員への道が不透明に感じる30代フリーターの方は、リスクを抑えながら着実に仕事探しができるエージェントの活用もおすすめです。「自分に合った仕事・職場」を見つけるための選択肢として、ぜひ検討してみてください。

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30代でフリーターから正社員を目指す際のポイント5つ

30代でフリーターから正社員を目指す際のポイント5つの画像

フリーターから正社員を目指す際は、できるだけ早い時期から準備を開始し、自分のスキルに合う応募先を探すことが、就職成功のカギです。

ここでは、30代でフリーターから正社員を目指すときのポイントを解説するので、就職活動の進め方をイメージするのにお役立てください。

1.すぐに就職活動を開始する

30代フリーターの方が正社員として就職するには、すぐに就職活動を開始することが重要です。「30代前半と後半で異なるフリーターの就職事情」で解説したように、年齢を重ねるにつれて即戦力となるスキルや経験を求められるため、就職のハードルは上がりやすいもの。選考通過の可能性を高めるためにも、できるだけ早く就職活動を開始することを心掛けましょう。

2.自己分析を徹底する

30代でフリーターから正社員を目指す場合、まずは「自分自身を深く理解すること」から始めましょう。そのために不可欠なのが「自己分析」です。
自己分析では、これまでのアルバイト経験や私生活で培ってきたスキル、価値観などを振り返り、自分が「どんな仕事に向いているのか」「どのような環境で力を発揮できるのか」を明確にします。
たとえば、「接客のアルバイトを長く続けてきた」という経験も、「人と接する仕事にやりがいを感じる」「トラブル対応で臨機応変に行動できる」など、企業が評価するスキルとして捉えることが可能です。

また、自己分析を通じて「自分がなぜ正社員になりたいのか」という動機を深掘りすることで、志望動機の説得力を高めるポイントにもなります。「30代フリーターからの就職活動がうまくいくか不安…」という方も、まずはこれまでの自分の経験を肯定し、将来の可能性を見出してみましょう。

3.これまでの経験を活かせる仕事に注目してみる

フリーターから正社員就職を目指す際は、パートやアルバイトで働いた経験を活かせる仕事を選ぶのも手です。応募先の業務に役立つ経験やスキルを企業へアピールできると、「即戦力となる人材」として、プラスイメージにつながるでしょう。

これまでのアルバイト経験を企業へアピールするコツは、「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」のコラムで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

4.就職サイトで未経験者歓迎の求人を探す

就職サイトの未経験者歓迎の求人のなかから応募先を検討することも、就職成功のポイントです。
経験を重視していない求人を選べば、フリーター期間の長さに関係なく挑戦できます。

ハタラクティブの「若者しごと白書2025 3-6. 就職先探しの手段・利用サービス(p.31)」によると、フリーターの求職者の方が就職先を探す際に利用するサービスでは、「求人サイトや就職・転職情報サイト」が65.1%で最も多い結果であることが分かりました。(回答者数:567人)

就職先を探す際に利用するサービスの画像

引用:若者しごと白書2025「就職先探しの手段で最も利用したサービス【フリーター】(p31)」

求人サイトや就職サイトは、数多くの求人情報を取り扱っていることが特徴です。希望の条件に絞って検索できるため、未経験者歓迎の求人をスムーズに見つけられるでしょう。
ただし、サイトによっては扱う求人の分野や特徴が異なる場合があるため、利用する前に確認してみることが大切です。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

5.応募職種に関連する資格やスキルを身につける

30代フリーターの方は、応募職種に求められる資格やスキルを身につけてから正社員を目指すと、効率的に就活を進められる場合があります。資格取得を目指す際は、即戦力として評価されやすいスキルが身につくものを選ぶのがポイントです。

また、専門性の高い分野の場合、応募時に資格が必須だったり、資格取得によって評価を高められたりする可能性があります。資格によっては取得にある程度の日数が必要なものもあるため、勉強計画を立ててみて合格が現実的であるかを確認しておきましょう。

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30代フリーターの就職で未経験から挑戦しやすい仕事

30代フリーターの就職で未経験から挑戦しやすい仕事の画像

前述したように30代フリーターから正社員就職を目指す際は、経験を重視されにくい仕事に注目して応募先を選ぶのがおすすめです。ここでは、未経験者から挑戦しやすい仕事の例をご紹介します。

ただし、未経験者歓迎の求人も、正社員経験があることを応募条件としている可能性もあるため、確認をしたうえで応募先を選ぶようにしましょう。

IT系の技術職

IT系の技術職は、30代フリーターの方も挑戦しやすい仕事の一つ。IT系の技術職の仕事は、システムやソフトウェアの設計・開発・運用などを行います。

IT業界全体の成長に対して人材が不足しているため、IT系の技術職の求人募集を積極的に行う企業は少なくありません。なかには未経験者歓迎の求人もあるため、30代フリーターからも挑戦しやすいといえるでしょう。

未経験からIT業界の仕事に挑戦する際のポイントは、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムで紹介しているので参考にしてみてください。

営業職

未経験から挑戦できる求人を見つけやすい職種として、「営業職」が挙げられます。営業職は必須の資格やスキルはなく、ポテンシャルをアピールしやすい職種の一つ。営業職は幅広い業界に配置されているため求人数が多く、自分が興味関心のある分野で働ける可能性があるでしょう。

また、これまでに接客業で人と関わったり、販売職で商品の案内をしたりといったアルバイト経験があれば、営業職に役立つコミュニケーション能力や提案力をアピールすることが可能です。

フリーターから営業職を目指すコツは、「フリーターは営業職の正社員になれる?向いている人や就活成功のコツを紹介」のコラムで紹介しているので、あわせてご覧ください。

ドライバー

社会的な需要が高いドライバーの仕事も、未経験から挑戦しやすい職種です。ドライバーの仕事は、通販やお取り寄せによる需要の高まりから、人員が不足しています。採用の間口を広げるため、年齢や学歴を問われない傾向があることから、30代フリーターの方も採用されやすいでしょう。
ドライバーとして働くには、「普通自動車運転免許」が必要です。職種によっては、「準中型自動車免許」や「中型自動車第一種運転免許」が求められることもあるため、事前に必要な資格をチェックしておきましょう。

ドライバーの働き方は、トラック運転手の特徴を「トラック運転手の仕事内容とは?年収の目安や労働時間など詳しくご紹介」のコラムでご紹介しているので、参考にしてみてください。

飲食店のスタッフ

フリーターから正社員を目指す際は、飲食店のスタッフの仕事に注目してみるのも手です。飲食店での仕事は必須の資格はなく、ポテンシャルやこれまでの経験で身についたコミュニケーションスキルをアピールしやすいでしょう。接客に必要なマナーやスキルは、入社後の研修を通して習得する傾向があるため、フリーターからも挑戦しやすい職種といえます。
また、企業によっては多店舗展開により、人手が不足している場合があり、選考通過までスムーズに進める可能性もあるでしょう。

ほかにも、フリーターから挑戦しやすい仕事は、「フリーターからなれる職業16選!未経験から就職を目指せるおすすめの仕事」のコラムで解説しているので、応募先を選ぶのにお役立てください。

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30代のフリーターの方におすすめの就職支援サービス

30代のフリーターの方におすすめの就職支援サービスの画像

フリーターから正社員を目指す際は、就職支援サービスを活用することが効果的です。ここでは、30代のフリーターの方におすすめの就職支援サービスを紹介するので、一人で就職活動を進めるのが不安な方はぜひご一読ください。

ハローワーク

ハローワークの活用は、30代フリーターから正社員を目指すためにおすすめの方法です。ハローワークとは、厚生労働省が全国500ヶ所以上に設置する公共職業安定所のこと。無料で求人を確認でき、気になる企業があれば職場環境に関する情報や現在の応募状況などを教えてもらえます。

また、ハローワークでは、職業訓練を受けられることも利用するメリットの一つです。Webデザインや介護、ビジネスマナー、電気工事などの就活に役立つ知識やスキルを身につけられます。受講条件や内容、時期は各々異なるので、気になる方はチェックしてみましょう。

ハローワークで利用できるサービスは、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムで詳しく紹介しているのであわせてご一読ください。

参照元
厚生労働省
ハローワーク

サポステ

フリーターからの正社員就職をサポートするサービスとしては、サポステも挙げられます。サポステとは、「地域若者サポートステーション」の略称のこと。「15~49歳で働くことに不安を感じている方」に対して、就職に関する相談やセミナーの受講などのサポートを実施しています。就職後の定着支援も行っており、入社後の悩みも相談することが可能です。
ただし、サポステでは求人紹介は行っていないため、求人探しに関するサポートを受けたい場合はほかのサービスを併用することをおすすめします。

サポステのサービスの特徴は、「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」のコラムでも解説しているので、ご参照ください。

参照元
厚生労働省
サポステ

ジョブカフェ

就職活動にさまざまなサポートを受けられるジョブカフェを利用する方法もあります。
ジョブカフェとは、「若年者のためのワンストップサービスセンター」のことで、就職に関する相談やセミナー、職場体験などのサービスを行っていることが特徴です。現在46の都道府県に設置されており、ハローワークに併設されている場合もあります。
ただし、30代を対象年齢に含んでいない地域もあるため、確認したうえで利用を検討するようにしましょう。

ジョブカフェの利用方法は、「ジョブカフェとは?対象年齢や利用時間・サービス内容などを紹介」のコラムで紹介しているので、チェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
ジョブカフェにおける支援

就職エージェント

30代フリーターの方が就活するときは、就職エージェントが提供する就職支援サービスを活用する方法もおすすめです。就職エージェントでは、求職者を就職に導いた実績のあるプロのアドバイザーが、悩みの相談から内定獲得までをトータルサポートしてくれます。
応募書類の書き方や面接の答え方もアドバイスしてもらえるため、就職活動が未経験の場合も安心して準備を進められるでしょう。

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30代フリーターが就職支援を通じて正社員になった体験談

30代フリーターが就職支援を通じて正社員になった体験談の画像

ここでは、30代や30代を目前としたフリーターの方が、就職エージェントを利用して就職を成功させた例をご紹介します。就職エージェントを利用するイメージをするのにお役立てください。

パチンコのアルバイト店員から正社員になった体験談

以下は、社会人未経験でアルバイトから正社員就職を実現した方の体験談です。

30歳、どこでもいいからと思ってましたが結局はいい仕事に就けました。 これまで専門学校を卒業してから、派遣やなんやらでずっと正社員として働いたことはありませんでした。気づいたら30歳になってしまって。結婚の話も何もないですが、正社員になるにはもう最後のチャンスかなと思って、就活を始めました。

これまで仕事はしてきましたが派遣やアルバイトなので何を経歴として書いたらいいか全く分からなかったですね。仕事先は雇ってくれるのであればどこでもかまいませんでした。
はじめは苦労しましたが、ハタラクティブに登録してからは、とても心強かったです。書類に何を書けばいいか、面接のときにどうしたらいいかなど、企業ごとの特色を知っている立場からアドバイスくださっているのでとても安心でした。

今では小さな会社ですが、長く働かせてくれそうな企業で働いています。がんばりたいと思います。

飲食店のアルバイトから正社員になった体験談

続いて、飲食店のアルバイトから正社員になった方の体験談です。
大学時代から旅行が好きで、居酒屋のバイトで旅費を貯めては海外を放浪し、お金が底を突くと帰ってきてまたバイト、その繰り返しでした。それがライフスタイルだと思ってたし、若いころは楽しいだけで良かったんですけど、気づけば30歳が目前で。さんざん好き勝手やってきたし、どこかでけじめをつけた方がいいだろうと思ったものの、この年齢で社会人経験ゼロの求人ってなかなか見つからないじゃないですか。そんなときにたまたまハタラクティブを知ったので登録してみると、担当の方が親身に相談に乗ってくれ、今働いている旅行会社の求人を紹介されたんですよ。

書類の書き方から面接の対策まで、自分一人だったら気づかなかったこともたくさんアドバイスしてもらい、心強かったですね。今は海外旅行のツアープランニングをしています。大好きな旅に関わる仕事で、これまでの経験も生かせているし、あのときハタラクティブに登録して正解でした。

以上2つの体験談は、ハタラクティブ「みんなの就職エピソード」のページからご確認ください。

参照元
ハタラクティブ
みんなの就職エピソード

ご紹介した体験談のように、社会人未経験の状態から正社員を目指す際はどのように就職活動を進めるべきか迷いが生じやすいものです。フリーターから正社員を目指す場合は、ハタラクティブへの相談をおすすめします。

ハタラクティブはフリーターやニートなどの若年層に特化した就職・転職エージェントです。プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンでヒアリングを行い、あなただけの強みや希望条件に合う求人を厳選してご紹介します。「未経験者歓迎」の求人も多数扱っているため、フリーターの経歴に不安がある方もご安心ください。
「自分の経歴やスキルに合う仕事が分からない」とお悩みの場合は、約1分で受けられる適職診断の利用が可能です。

また、応募書類の添削や面接対策、お悩み相談など正社員就職を成功に導くためのサポート体制も充実しています。フリーターでの就職活動にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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30代フリーターの就職に関する疑問やお悩みQ&A

ここでは、30代フリーターが抱えている就職の不安や仕事選びで感じる疑問、お悩みなどに対し、Q&A形式で解決します。

フリーターのまま30代を過ごした場合の末路は?

フリーターのまま30代を過ごすと、同年代の正社員と収入の差が開いてしまったり、将来就職を目指す際に応募できる求人の選択肢が少なくなったりする可能性があるでしょう。正社員就職を成功させるためには、なるべく早く就職活動を始めるのがおすすめです。

フリーターを続けた将来に起こり得るリスクは、「フリーターのまま老後を迎えるとどうなる?資金を貯める方法も紹介」のコラムで紹介しているのでご覧ください。

30代フリーターでアルバイトを続けるのはやばいですか?

アルバイトは正社員に比べて収入や雇用が不安定であり、30代以降も続けた場合に突然仕事を失う恐れがあります。新たに求人を探そうとしても、年齢を重ねていると条件に合うものが少なくなる可能性があるでしょう。

将来生活を維持できなくなるリスクを避けるためにも、早めに正社員を目指すことがおすすめです。アルバイトから正社員を目指すコツは、「アルバイトから正社員になる方法は?登用制度やメリット・デメリットを解説」のコラムで解説しているので、チェックしてみましょう。

30代で高卒のフリーターの場合の就職活動のコツは?

30代の高卒のフリーターから就職を目指す際は、「学歴・経歴不問」の記載がある求人に焦点を当てて応募先を探してみるのがポイントです。学歴・経歴に関係なく挑戦しやすく、企業によっては、入社後の教育制度を整備しているところもあります。

高卒の場合で就職先を選ぶのにお悩みの方は、「高卒からの就職先におすすめの業界や職種一覧!向いている人の特徴も紹介」のコラムで就職活動のポイントを紹介しているので、ご一読ください。

未経験歓迎の求人が多い職種は何ですか?

未経験者を歓迎している傾向がある職種は、営業職・販売職・事務職など。いずれも広範囲の仕事で役立つコミュニケーションスキルが必要となりやすい仕事です。
未経験から挑戦しやすい仕事は、「未経験でもできる仕事20選!採用されやすい職種を一覧で紹介します」で解説しているのでご覧ください。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、未経験者歓迎の求人を数多く取り扱っています。プロのキャリアアドバイザーがあなたの希望にあわせて求人をご紹介するので、フリーターから正社員を目指す際はぜひご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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