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就職活動を始めるタイミングはどれくらいが望ましい?
更新日
フリーターですが、最近就職のために退職するスタッフが多く、取り残されそうで不安です。「自分も正社員を目指すべきか…?」と考えてみましたが、すぐに内定をもらえる自信はありません。 就職活動を始めるのに適したタイミングはあるのでしょうか?
就職したい月の2ヶ月前くらいから始めるのがおすすめです。 「正社員を目指すため退職を検討しています」と会社へ伝えてから、自己分析や面接対策などの就職活動を始めるのが望ましいでしょう。
就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!
就職活動を始める前の注意点
これから就職活動をはじめる場合は、現職の退職時期に注意しましょう。アルバイトの場合も含め、就業先の規則に則って退職手続きを行う必要があります。退職や転職の計画を立てる際には、退職申告の時期に関する会社の規定を確認してください。もし規定がない場合は、最低でも1ヶ月前に退職意思を伝えるのが一般的です。
退職意思を伝えれば即日仕事を辞められるわけではありません。業務の引き継ぎや各種手続きにかかる時間を逆算して退職日・最終出勤日を決定する、ということを踏まえて就活の計画を立てましょう。
退職を伝える前に考えておくべきことは、「退職までの流れと手続きを解説!上司にはいつ伝える?転職活動はいつ行う?」でまとめているので、参考にしてみてください。
フリーターの就職活動は2ヶ月を目安にしよう
フリーターに必要な就職活動の期間は、2週間〜3ヶ月程度といわれています。状況によっては、半年ほどかかることもあるようです。
比較的就活に時間を割きやすいフリーターの場合、就職したい月の2ヶ月前から選考準備を始めるのが無難です。近年では、就活経験のないフリーターの方向けに正社員就職を支援するサービスもあるので、利用すれば効率的に就活を進められるでしょう。
フリーターが就職活動を始めるおすすめのタイミングは、「仕事選びの軸が定まっている」「志望企業が未経験者を歓迎している」といった時期です。仕事選びの軸がないと、「企業選びに時間がかかる」「有効な志望動機を作れず選考に通過しない」などなかなか採用に至らないこともあります。
また、フリーターは中途採用枠での応募となるため、業界経験者がライバルに含まれる場合も。即戦力を求めている企業では不利になることも考えられるので、あらかじめ「未経験歓迎」とされている企業に応募したほうが、採用に近づきやすいでしょう。
中途採用は求人の入れ替わりが激しい
中途採用枠は、「人手不足解消」「即戦力の確保」などを目的に用意される傾向にあるようです。企業側は「すぐに人が欲しい」という状態なので、選考ペースも新卒と比べてかなり早いといわれています。
求人によっては、数日で中途採用枠が埋まってしまうこともあるでしょう。少しでも気になる求人や自分の条件に合う求人があったらすぐに応募できるよう、事前準備を整えておきましょう。
「中途採用の選考や面接を乗り切れるか不安…」という方には、「中途採用の面接では何に気をつけるべき?」のコラムがおすすめです。前職の辞職理由や志望動機の答え方などを紹介していますので、読んでみてください。
求人の数は変動する
求人が多くなる時期は3〜4月、9〜10月といわれていますが、企業・業界・職種によって違いがあります。厚生労働省の「大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について」によると、2025年卒の就職活動のタイミングについて以下のように定められています。
- ・広報活動開始 :卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
・採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
・正式な内定日 :卒業・修了年度の10月1日以降
上記から、企業が採用活動を活発化するのは3月が多いといえます。ただし上記は新卒者向けのスケジュールを提示したものであり、中途採用が同じ時期に行われるとは限りません。
フリーターが就職を目指すなら、早めに就職活動の計画を立て、行動を起こすのがおすすめです。タイミングを図って就活したい人は、自分の志望業界や職種の採用開始時期を事前に調べておきましょう。
参照元
厚生労働省
大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について
早めに就職したいなら未経験者歓迎の枠を狙おう
フリーターから正社員を目指す場合は「未経験可」「未経験者歓迎」の求人がおすすめです。未経験者歓迎の求人は研修体制が整っていたり、経験がない前提で仕事を割り振ってもらえたりと、意欲があれば内定を獲得できる可能性もあります。
未経験可の求人は年齢によって狙い方を変えよう
一口に未経験の求人と言っても、年齢によって求められるものが異なります。20代前半で未経験の求人に応募する場合は「仕事に対する前向きな気持ち」「自分のスキルを伸ばすための努力」をアピールすると選考でプラス要素となりやすいでしょう。
20代後半から30代になると、熱意だけでなく仕事上のスキルを求められます。転職を目指す社会人の方なら、これまで働くなかで培ってきたスキルを示しましょう。
たとえば、「飲食店のリーダーとしてその時間帯の人の管理をしていた」「販売数量を確認し、社員に代わり発注を担当させてもらっていた」など、どの業界でも活かせそうなスキルのアピールが有効です。年齢に見合う経験や能力を保有する人材として、高評価を受けられることがあります。
未経験者も働ける仕事
人手不足が目立つ業界や職種は、未経験者を歓迎する特徴があるようです。たとえば、IT業界は需要の高さに対して人材が足りていない状態のため、人材育成に力を入れている企業もあります。飲食業界も未経験者を積極的に採用しており、中途採用枠に応募しやすい傾向にあるでしょう。
業界や職種によって転職のタイミングはさまざまなので、自分が就職したい時期に就活の計画を立てても問題ありません。就職・転職活動のタイミングが気になる方は、年末の繁忙期に向けて企業の求人数が減る11〜12月や、勤務先の繁忙期にあたる時期の退職を避けるのが望ましいでしょう。
未経験からできる仕事をお探しの方は、「未経験から就職できる仕事の特徴は?求人の見極め方やおすすめ業種を紹介」もあわせてご覧ください。
正社員を目指すための準備
フリーターから正社員を目指そうと決意しても、「現職を辞めるタイミングがわからない」「新しい就職先の選び方は?」「一人では面接対策ができない…」と悩み、なかなか計画を立てられないこともあるでしょう。ここでは、就活を始める際の準備についてまとめました。
辞めるタイミングを決める
フリーターから正社員を目指すときは、アルバイトを辞めるタイミングを自分のなかで決めましょう。たとえば、「これから3ヶ月間で内定を取れるよう行動するから、来月にバイト先に辞める意志を伝えよう」と明確な時期を設定します。辞めるまでの期間が決まると、仕事探しや面接の時期を逆算して準備を進めることが可能です。転職に対する自分のモチベーションを保つためにも、ゴールを決めておきましょう。
アルバイトを辞めるタイミングは、先述のとおり「最低1ヶ月前」に伝えることが重要です。長く勤めている場合、辞めると企業側の負担も大きいため、できる限り早めに退職の旨を伝えましょう。
自己分析で方向性を決める
フリーターが正社員を目指すときに気にしたいのが、「長く無理なく働ける職場選び」です。自分に適した仕事を見つけるときは、自己分析をもとにした業界・職種、能力を活かせる職場の選択が欠かせません。これまでの経歴や持つスキルを洗い出して自分の得意不得意を把握し、志望動機や面接準備に活かしましょう。自己分析が難しいと感じた場合はキャリアアドバイザーのアドバイスを受けるのが効果的です。
自己分析の方法を知りたい方は、「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方がわからない方へのヒント集」のコラムをご覧ください。
就職活動を進めるおすすめの方法
一人で就活を進めていると、「これで合っているのかな」と不安になることもあるでしょう。就職活動の進め方に悩んだ場合は、以下の2つの方法を試してみましょう。
ハローワークを活用する
ハローワークは国が運営する公共職業安定所です。各自治体に開設されており、内定獲得に向けて就職・転職をサポートしてもらえます。ハローワークを頻繁に活用すると、希望条件に合う募集がタイミングよく見つかることも。また、職業訓練の申込みや雇用保険の手続きもハローワークで行えます。
ハローワークについての理解を深めたい方は「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」をご覧ください。
就職・転職エージェントを利用する
フリーターが就職活動をするときは、就職・転職エージェントの利用もおすすめです。就職・転職エージェントはオンラインで登録でき、求人を自由に閲覧できます。担当のキャリアアドバイザーに選考や面接に関する相談をしやすいのも、エージェントを利用するメリットの一つです。
転職エージェントは数が多く特色もそれぞれ異なるため、自分に合ったサービスを選択しましょう。具体的には、社会人経験がなくてもサポートしてもらえるところや、特定の業界に特化したエージェントなどがあります。
自分に合った仕事の探し方は「仕事の探し方が分からない人へ!フリーター・20代・新卒など状況別に解説」でも解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。
適職を探す際は適性検査も役立ちます。適性検査については「就職活動における適性検査とは?種類や受検方法も解説!」をご覧ください。
正社員を目指したいものの、内定獲得に向けた書類作成や面接対策などの準備をどのように進めるべきか分からない方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、一人ひとりのペースや条件に合わせて就職・転職をサポート。求人探しから履歴書の添削、面接対策や必要書類の提出時期など、さまざまなご相談にも対応しています。就職のタイミングが分からない方も、ぜひ一度ご相談ください。
就職のタイミングに関するQ&A
ここからは就職のタイミングに関する質問に回答します。準備段階で不安要素をなくし、新しい職場探しを行いましょう。
フリーター経験しかなくても正社員は目指せますか?
可能です。ただし、自己分析や求人の適切な選び方などポイントを押さえる必要があるため、入念に準備を行いましょう。履歴書の作成や面接対策にも力を入れる必要があります。
フリーターから正社員を目指す際のコツについては、「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい職業を紹介」のコラムをご一読ください。
フリーターのままで居続けるデメリットは?
フリーターとしての期間が長引くと、「収入が安定しない」「イレギュラーに備えられない」「周囲から信頼を得られない」などのデメリットがあります。経済的、将来的に安心して毎日を過ごしたい場合は、正社員を目指すのがおすすめです。
フリーターのメリット・デメリットについては、「フリーターとは?一人暮らしは実現できる?正社員就職のポイントも解説」のコラムでもまとめています。
転職エージェントがたくさんあってどれを選ぶべきか分かりません
就職・転職エージェントは、自分の状況や希望に合わせて選ぶのがおすすめです。たとえば、フリーターから正社員を目指すときはフリーター向けのエージェントを、IT系の仕事に就きたい場合はIT転職に特化したエージェントを選びましょう。
これから正社員への就職を目指している方は、ハタラクティブへご相談ください。キャリアアドバイザーの丁寧なヒアリングで、希望の条件にマッチする企業をご紹介します。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。