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アルバイトの継続期間はどのくらい?フリーター歴が長いと就活に不利?
更新日
この記事のまとめ
- アルバイトの継続期間は、1つの職場で3年程度という人が意外に多い
- アルバイトの継続期間が長い理由には「時間の融通が利く」「自宅から近い」などがある
- アルバイトの継続期間が長くても、その経験やスキルを就活に活かすことができる
アルバイトの継続期間は、どのくらいが平均なのでしょうか?ある調査によると、一つのアルバイト先で働いた期間が3年程度という人が大半を占めるという結果も出ています。当コラムでは、アルバイトの継続期間やフリーター経験が就活に与える影響についてご紹介。長くアルバイトとして働いた経験やスキルは、就職活動を行う際にアピールすることもできます。コラムを参考に就活に臨んでみてはいかがでしょうか?
アルバイトの継続期間は3年程度が多い
以前、厚生労働省が平成24年に行った調査で、フリーターをはじめとした非正規雇用者がどれくらいの期間、継続就業しているかを調べたものがあります。当時の調査「非正規雇用の現状(p14)」では、継続期間が3年以上の非正規雇用が50%を超えるという結果が出ており、次に多かった継続期間は1年以上3年未満で、全体の26%でした。
また、別の調査機関においてもアルバイトの継続期間が3年以上および3年程度という人は、約40%を占めるという結果が出ているようです。フリーターはアルバイトを短期的に転々としているイメージもありますが、実際には1つのアルバイト先に長い期間勤める方が多いことを示しています。アルバイトとして働いた期間は、空白期間といわれますが、職歴として履歴書に書くことは可能です。アルバイトの期間が長く、履歴書の書き方に不安がある方は、こちらの「履歴書に空白期間はどう書く?フリーターやニートなど状況別に解説」をご覧ください。
参照元
厚生労働省
非正規雇用の現状
アルバイトの継続期間が長い理由は?
アルバイトとして非正規雇用のまま、同じ職場で長く働く理由には、「時間の融通が利く」「自宅から近い」のほか、「やりがいがある」という理由があるようです。それらの理由について詳しく見ていきます。
時間の融通が利く
正社員ではなく、フリーターとして働いている人の中には、理由があって非正規で働いている人も多くいます。資格や免許などを取得するために勉強をしていたり、家庭の事情で決まった時間に働けなかったりする場合、比較的時間の融通が利くアルバイトのほうが働きやすいようです。
自宅から近い
職場が自宅から近い場合、交通機関の影響を受けにくいというメリットがあります。また、仕事とプライベートを両立するために、通勤時間を短くしたいという人もいるようです。しかし、正社員として仕事を探しても、自宅から近い職場を見つけられるとは限りません。その点、アルバイトは求人も多く、近場でも探しやすいといったメリットがあります。
やりがいがある
上記の2つの理由からも分かるようにフリーター生活を長く続けている人は、時給や手当などの待遇面に関することよりも、プライベートを大切にする傾向があるようです。プライベートが充実することは、仕事へのモチベーションや楽しさにも繋がり、やりがいを感じられるのでしょう。
フリーターから正社員に就職する際には、経歴が不利になるともいわれています。しかし、あえてフリーターとして働いている人の中には、明確な目的や目標がある人も少なくありません。そのため、就職後は仕事に情熱を注いで働く人も多いと考えられます。一方、特に理由もないままフリーターを続けているのなら、就職を考えてみてはいかがでしょうか?こちらの「フリーター期間にやるべきこととは?就職を叶えるための行動を解説」には、就職を考えるべききっかけが紹介されています。せひ、ご一読ください。
バイトの経験を就職活動に活かそう!
フリーターから正社員として働こうと思った際、アルバイトの継続期間が長いと就職活動に不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、フリーター期間を負い目に感じるのではなく、アピールできるポイントを見つけて就職活動に活かすこともできます。どのようなアピールポイントがあるのか、ご紹介していきましょう。
継続性をアピール
生計を立てるためにアルバイトをしているフリーターの中には、勤務日数は週5日、勤務時間は5時間から8時間とほぼ正社員と同様のフルタイムで働く人も多くいます。このようなフルタイムで働くフリーターの意識や継続性の高さは、正社員として就職する際にも役に立つでしょう。
身に付けたスキルをアピール
正社員への就職活動を行う場合には、バイトで得られた経験やスキルを活かせる仕事に就くと良いでしょう。たとえば、接客業であればコミュニケーションスキル、事務系のバイトであればビジネススキルなど、バイトで身に付けたスキルを正社員でも活かすことができます。
責任のあるポジションでの活躍をアピール
同じ職場での継続期間が長いと、アルバイトをまとめる立場になったり正社員と同様の仕事が与えられたりすることもあるでしょう。そういった責任のあるポジションで職場や仕事に貢献をした経験やスキルは、就職活動におけるアピールポイントになります。
このように、バイトの継続期間が長かったとしても就職活動でアピールできるポイントはたくさんあります。バイト経験を就職活動に活かしたい人は、こちらの「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」にも目を通しておきましょう。
フリーター期間が長いと就職に不利になると一般的にいわれていますが、長期的にアルバイトを継続した根気とやる気を買ってくれる企業もたくさんあります。そうした企業とのマッチングや求職者へのアドバイスを行い、フリーターの方の就職をサポートしているのがハタラクティブです。ハタラクティブでは求人の紹介から履歴書の書き方、面接対策まで就職活動を全面的にサポート。ぜひお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。