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ホワイト企業の探し方は?特徴と見つけ方のコツを解説!
更新日
この記事のまとめ
- ホワイト企業を探す際は、特徴を把握することが大切
- ホワイト企業は、従業員が働きやすいような環境を意識している
- ホワイト企業の探し方のコツは、求める条件に優先順位を付けること
- ブラック企業からホワイト企業に転職すると戸惑う人もいる
- ホワイト企業の探し方に迷ったときはエージェントを利用するのも一つの方法
就職・転職活動中に「ホワイト企業の特徴は?」「探し方が分からない」と疑問を持つ方もいるでしょう。一般的なホワイト企業には、従業員の定着率の高さや、労働基準法を遵守している点が挙げられます。Webサイトで優良企業リストを調べたり、OB・OG訪問を活用したりするのがホワイト企業の探し方のコツです。
このコラムでは、一般的にホワイト企業と呼ばれる会社の特徴や、自分に合った隠れ優良企業の探し方をご紹介します。
ホワイト企業の特徴
ホワイト企業の特徴には、従業員の定着率が高いことや、社員の心身の健康を守る制度を導入していることなどが挙げられます。知名度の高さや規模の大きさよりも、社員の働きやすい環境が整えられているかどうかが大切なポイントです。
以下では一般的にホワイト企業・優良企業と呼ばれる企業の特徴をご紹介します。
ホワイト企業の探し方にお悩みの方、就活や転職を始める方はぜひチェックしてみてください。
従業員の定着率が高い
従業員の定着率の高さがホワイト企業の特徴の一つです。優良企業は人材を会社の財産と考え、働きやすい環境づくりに力を入れている場合があります。そのため、従業員一人ひとりを大切にする企業では、勤続年数が長い方も少なくないでしょう。
興味のある企業がホワイト企業かどうかを確認する一つの手段として、従業員の定着率を調べる方法があります。一般的には、就職四季報やハローワークの求人票に掲載されているので、特に3年後離職率に注目してください。志望先企業の従業員の定着率が低い場合は、口コミサイトやOB・OG訪問を利用して原因を調査しましょう。
従業員の定着率の調査法や離職率が高い企業の特徴は、「離職率の調べ方とは?就活や転職に役立つ企業情報を入手できるようになろう」のコラムで詳しく解説しています。気になる企業の離職率を調べる際に合わせてご覧ください。
労働基準法を遵守している
ホワイト企業の条件として、労働基準法を遵守している点は欠かせません。労働基準法とは、労働者の権利を守る目的で国が定めた法律のことです。労働時間や最低賃金、休憩時間、休日数などが定められています。
厚生労働省の「労働基準関係法令違反に係る公表事案 (令和5年5月1日~令和6年4月30日公表分)」では、労働基準関係の法令に違反した企業のリストを公開しているので、一度目を通してみるのがおすすめです。このリストに載っていなければ優良企業であると判断できる訳ではないので、サイトの情報だけを頼りにせず徹底した企業研究を行いましょう。
参照元
厚生労働省
トップページ
福利厚生の内容が充実している
福利厚生が充実している点も、ホワイト企業の特徴です。福利厚生とは、企業が従業員へ提供するサービスのことで、大別すると法定福利厚生と法定外福利厚生の2種類があります。
法定福利厚生とは、企業が従業員に提供するよう法律によって定められているサービスで、健康保険や雇用保険、厚生年金保険といったものが該当。一方、法律で定められてはいないものの、従業員の働きやすさを目的として、企業ごとに設けられているサービスを法定外福利厚生といいます。通勤手当や住宅手当、結婚・出産祝い金などを、法定外福利厚生として取り入れている企業があるようです。
法定外福利厚生は、会社によって内容や充実度はさまざま。独自のユニークな福利厚生を導入している会社もあるので、事前チェックがおすすめです。
福利厚生の目的や対象者については、「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件を分かりやすく解説します!」で解説しています。
休暇が取りやすい
「ホワイト企業は休暇が取りやすい」と感じる人もいるようです。ワークライフバランスの整った生活を目指すなら、休暇の種類や取得率に注目することも大切。企業によっては、Webサイトで従業員の有給休暇取得率を公開している場合もあります。事前に分からなかった場合は、面接の際に休暇について質問してみるのも一つの方法です。
また、リフレッシュ休暇や夏季休暇、ボランティア休暇といった特別休暇制度が設けられている企業もあります。志望企業の有給取得率と合わせて、特別休暇の種類を調べてみてください。
従業員の安全と健康を守るための制度がある
優良企業は、従業員の安全と健康を守るための制度を整えています。生理休暇制度や、セクハラ・パワハラ報告制度、ストレスチェック制度など、身体だけでなく心の安全と健康を守るための制度が充実している企業は、従業員が働きやすいと感じるでしょう。
ホワイト企業の探し方のコツ
ホワイト企業の探し方のコツは、自己分析を行い、企業について事前に調査することです。
「優良企業は人気が高いから、自分は働けないだろう」と考える必要はありません。ホワイト企業として一般に認知されていない、隠れ優良企業も存在します。
大切なのは、あなたにとってのホワイト企業を探し出すこと。知名度や企業の規模にとらわれず、広い視野を持って探しましょう。
以下の解説を、あなたにピッタリな企業探しにご活用ください。
自己分析をして自分なりの基準を決める
企業に求めるものを決める前に自己分析を行い、働くうえで大切にしたいことをリストアップしましょう。自分の適性や強み、好みを知ると、働きたい会社の理想像が見えてきます。
隠れホワイト企業の探し方のコツは、自分のことをよく理解し、自分なりの基準を定めることです。どのような会社に魅力を感じるかは人それぞれ。若いうちに多くの経験を積んでキャリアを築くことに魅力を感じる人もいれば、プライベートな時間も大切にできるような働き方に魅力を感じる人もいます。
自己分析の方法を知りたい方には、「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本と簡単に行う方法をご紹介」のコラムがおすすめです。ホワイト企業への就活や転職活動にご活用ください。
条件に優先順位を付ける
自分の就職・転職の基準としてリストアップした条件に、優先順位を付けましょう。リストアップした条件を、すべて満たせる企業に出会うのは容易ではないからです。給与や勤務時間、勤務地など自分が譲れない条件は何かを見直し、最優先すべき事柄を2~3個に絞ってみましょう。最優先の基準を満たしている企業の中から、その他の基準も満たす企業に絞り込むことが、応募企業を決める際のポイントです。
Webサイトにある優良企業リストを参考にする
ホワイト企業を探すときは、厚生労働省の「職場の安全サイト」にある優良企業リストを参考にするのもおすすめです。安全衛生優良企業に認定された企業を知ることができます。
リストに載っている企業が、必ずしもあなたにとっての優良企業とは限りません。しかし、自分一人だけの力で探していたら出会えなかった優良企業と出会える可能性もあります。企業研究を行いつつ、Webサイトも有効活用しながら就活を進めましょう。
参照元
厚生労働省
職場の安全サイト
企業について事前に調べる
興味のある企業が見つかったら、四季報やOB・OG訪問を利用して、会社の基本情報や社内の雰囲気などを事前に調べましょう。就活や転職をより良いものとするためには、自分の希望と企業のマッチ度を測るための情報収集が必要です。企業の基本情報を調査するだけでなく、実際に働く人の声を聞くことでも情報を集めることをおすすめします。
四季報で企業の基本情報を得る
四季報では、企業の社名や住所、事業内容といった基本情報を得ることが可能です。また、会社の業績や株価、離職率なども知れるので、将来性のある企業を探す際に役立ちます。上場企業だけでなく、中小企業や女性向け企業について取りまとめた四季報も存在するので、自分の希望に合わせて四季報を選んで調べましょう。
「会社四季報とは?掲載内容やおすすめの活用方法などを紹介」では、四季報の活用方法や注意点を解説しています。企業研究に四季報を活用する場合は、ぜひご覧ください。
OB・OG訪問を行い社内の雰囲気を掴む
OB・OG訪問を行うと、社内の雰囲気を掴むことが可能です。Webサイトに掲載されている情報だけで企業のすべてを知るのは、なかなか難しいでしょう。志望先の企業で働く先輩に話を聞くことで社内の雰囲気を掴めるだけでなく、実際に働く人の気持ちや目標など、Webサイトだけでは知りえなかった情報を集められます。
先入観を持たずに広い視野で探す
ホワイト企業は、先入観を持たずに広い視野で探すのがポイントです。ホワイト企業というと、有名で規模が大きい会社をイメージする方もいるでしょう。資本金の額や業界によって、ホワイト企業かどうかが決まると考える人もいます。
しかし、ホワイト企業かどうかは規模や資本金の額、業界の種類だけでは判断できません。ホワイト企業に対する自分の先入観を捨て、さまざまな角度から企業探しに取り組みましょう。意外な業界で、あなたに合ったホワイト企業が見つかることもあります。
面接の対応からホワイト企業かを見分ける
面接の対応によってホワイト企業を見分けることもできます。優良企業は、面接で労働条件について丁寧に説明してくれることが多いようです。残業の有無や休日の数、福利厚生などの労働条件に関する情報を、濁さず開示してくれるかどうかを確認しましょう。面接の逆質問の時間に、労働条件について質問することもできます。面接を受ける会社と自分の希望のマッチ度合を確かめるためにも、質問は面接前に準備しておくことが大切です。
ホワイト企業とブラック企業を見分ける効果的な質問については、「ブラック企業かも…面接を受けるべき?特徴や質問例を把握して不安を解消!」のコラムでご紹介しています。
ブラック企業からホワイト企業への転職で戸惑うことも?
ブラック企業からホワイト企業への転職で戸惑ってしまう理由として、残業代がきちんと支給されることや、自宅に仕事を持ち帰らなくて良いことが挙げられます。ブラックな労働環境に慣れてしまった方は、良い意味でギャップを感じてしまうようです。
ブラック企業からの転職を考えている方は、以下の項目を確認してみてください。
残業代がきちんと支給される
ブラック企業の問題としてよく挙げられるのが「長時間労働」と「低賃金」です。
残業をしても残業代が支給されない「サービス残業」を強制されている方もいます。そのため、ホワイト企業への転職後に、申請どおりの残業時間で賃金が支払われることに驚いてしまうようです。
時間に余裕があることに不安を感じる
過剰な業務量や長時間労働が常態化しているブラック企業から転職すると、「忙しくない」「時間に余裕がある」ことに不安を感じるケースもあるでしょう。転職後、環境に慣れる方もいれば、不安を感じ続ける方もいます。後者の場合、「ほかの会社では通用しないのでは」と考えるようです。
ホワイト企業の環境で苦しむケースを避けるためにも、自分の仕事に対する考え方を振り返っておきましょう。忙しくない環境に不安を感じるか、感じるとしたら理由は何かを考慮すると、転職後のミスマッチを防げます。
自宅に仕事を持ち帰らなくて良い
ホワイト企業に転職すると、仕事を自宅に持ち帰ることがなくなるでしょう。ブラック企業で働いていて、勤務時間外も常に仕事のことを考えていた場合は、自宅で仕事のことを考える習慣がなくなるまで、しばらく時間が必要になることも考えられます。
休暇が取れる
ブラック企業では、休日出勤の強制や有給休暇の取得が認められない場合もあります。
毎週きちんと休める、有給消化率が高いといった状況はホワイト企業の特徴といえるでしょう。ブラック企業に勤めていた場合、「休暇が取れる」ということにありがたみを感じる人もいるようです。
ホワイト企業の探し方に迷ったらエージェントを活用しよう
「数ある企業の中から自分に合った隠れ優良企業を探すのは難しい…」と感じている方には、就職・転職エージェントがおすすめです。
就職・転職エージェントとは、人材を求める企業と仕事を求める求職者のマッチングを行う民間のサービスです。就活サポートのプロが在籍しており、カウンセリングを通じて自分に合う求人を紹介してもらえます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。