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フリーターのお金

フリーターと正社員の生涯賃金格差は約1億円!現状を変えるべき理由とは

月給

2025.02.06

この記事のまとめ

  • フリーターと正社員の生涯賃金は、約1億円の格差がある
  • フリーターと正社員の生涯賃金に差があるのは、ボーナスや厚生年金を受け取れないから
  • フリーターと正社員の生涯賃金以外に、社会的信用度や雇用の安定性といった格差がある
  • フリーターが生涯賃金を上げるには、正社員就職を目指すのがおすすめ

フリーターを続けていると、正社員との生涯賃金の差が気になることもあるでしょう。フリーターと正社員の生涯賃金は約1億もの格差があるといわれています。賃金の差は年齢を重ねるにつれて広がっていくため、「生涯賃金を増やしたい」と思ったら正社員を目指すのがおすすめです。
このコラムでは、フリーターと正社員の生涯賃金格差について解説します。また、フリーターから正社員を目指す方法などもまとめているので、生涯賃金格差が気になる方はぜひご一読ください。

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目次

  • フリーターと正社員の生涯賃金格差は約1億円
  • 生涯賃金以外にフリーターと正社員の格差はある?
  • フリーター生活を続けるリスクとは
  • フリーターと正社員のメリット・デメリット
  • 生涯賃金を増やしたいフリーターは正社員を目指そう
  • フリーターと正社員の生涯賃金に関するお悩みFAQ

フリーターと正社員の生涯賃金格差は約1億円

生涯賃金とは、生涯で得る賃金の総額のこと。生涯年収といわれることもあり、ボーナスや残業代が含まれるほか、退職金も含まれる場合があります。生涯賃金は、フリーターと正社員では約1億円もの格差があるようです。労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集―」をもとに、フリーターと正社員の生涯賃金を以下の表にまとめたので、詳しくみてみましょう。

 男性女性
大卒約1億4,000万円約1億2,000万円
高卒約1億3,000万円約1億円

参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集(p.315)―」

上記は、60歳までフルタイムで働いた非正規社員の生涯賃金を示した表です。定年までフリーターとしてフルタイムで働き続けた場合、生涯賃金は男性の高卒者で約1億3,000万円、大卒者で約1億4,000万円。女性では高卒者で約1億円、大卒者では約1億2,000万円となっています。一方で、60歳までフルタイムで働いた正社員の生涯賃金は、以下の表のとおりです。

 男性女性
大卒約2億5,000万円約2億円
高卒約2億円約1億5,000万円

参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集―(p.300)」

定年までフルタイムの正社員を続けた場合の生涯賃金は、男性は高卒で約2億円、大卒で約2億5,000万円になります。女性の場合、高卒で約1億5,000万円、大卒で約2億円です。大卒者の賃金で見てみると、フリーターと正社員の生涯賃金は、男性の場合は約1億円、女性の場合は8,000万円ほどの格差があることが分かります。

フリーターと正社員の平均年収の格差

この項では、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」をもとに、一月あたりの平均賃金からフリーターと正社員の平均年収を換算します。以下は、年齢計別・雇用形態別に見た平均月収です。

 正社員・正職員正社員・正職員以外
年齢計33万6,300円22万6,600円
~19歳19万2,800円17万700円
20~24歳22万8,700円19万4,800円
25~29歳26万3,600円21万6,400円
30~34歳29万4,100円22万1,400円
35~39歳32万7,000円22万500円
40~44歳35万4,600円22万600円
45~49歳37万4,500円21万7,700円
50~54歳39万4,300円22万2,200円
55~59歳40万4,800円22万1,700円
60~64歳34万9,300円25万6,900円
65~69歳31万2,700円23万1,700円

参照:令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金 第6-1表

年齢計の金額を比較すると、正社員とフリーターでは、平均月収が約10万円違うことが分かります。また、年齢別に見ても正社員は賃金が上がっているのに対し、フリーターは一定の金額で推移しているため、年齢を重ねるほど賃金格差が開いているといえるでしょう。

20代の平均年収

上記の表から、20代の正社員の平均賃金が約22〜26万円と分かるので、単純に12ヶ月を掛けると、264〜312万円になります。一方、フリーターの平均賃金は、約19〜21万円なので、年収に換算すると約228〜252万円です。20代の正社員とフリーターでは、年間で約36〜60万円も賃金差があることがいえるでしょう。正社員ではボーナスや手当が加算される場合があるため、年収の差はさらに大きくなると考えられます。

年齢が上がるほど賃金格差は開いていく傾向

前述したように、フリーターと正社員は年齢が上がるほど賃金格差が開いていく傾向にあります。フリーターは、昇給や昇格の機会が少ないため、賃金が大幅に上がることを期待できないのが一般的です。しかし、正社員はスキルや経験に合わせて昇給・昇格の可能性があり、それに合わせて給与が上がっていきます。正社員は年齢を重ねるほどスキルや経験を身につけられるため、フリーターとの賃金格差が開きやすくなるといえるでしょう。

月収でみる男女別の賃金格差

以下は、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」を参考に、フリーターと正社員の賃金格差を男女別にまとめたものです。

 男性女性
正社員・正職員正社員・正職員以外正社員・正職員正社員・正職員以外
~19歳19万3,500円17万100円 19万1,800円17万1,200円
20~24歳23万2,200円20万2,000円22万4,800円18万9,800円
25~29歳 27万1,400円22万9,100円25万2,600円20万6,800円
30~34歳30万7,000円23万8,100円 27万200円21万500円
35~39歳34万4,800円 24万1,100円28万6,400円20万7,600円
40~44歳38万200円 24万5,600円29万6,600円20万7,600円
45~49歳40万6,400円24万5,700円30万4,500円20万4,700円
50~54歳42万8,300円26万2,500円31万5,200円20万4,400円
55~59歳44万800円26万4,500円31万6,300円20万1,800円
60~64歳37万2,400円28万5,100円29万400円20万8,900円
65~69歳33万1,700円25万4,800円25万9,600円18万8,700円

参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金 第6-1表」

表を見ると、男女ともに55歳から59歳までは、賃金格差は年齢とともに広がっていることが分かります。男性の月給のピークは正社員で44万800円、フリーターで28万5,100円。女性の月給のピークは正社員で31万6,300円、フリーターが21万500円です。ピーク時を比較すると、男性は約16万、女性は約11万円の賃金格差があります。

正社員とフリーターの賃金格差については、「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい職業を紹介」のコラムでもまとめています。ぜひご覧ください。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集―
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

生涯賃金以外にフリーターと正社員の格差はある?

フリーターと正社員には、生涯賃金以外にも、雇用や社会的信用度の面において違いがあります。

1.社会的信用度の高さ

フリーターと正社員では、社会的信用度の高さに違いがあります。正社員の場合、収入が安定していることから社会的信用度は高め。一方で、フリーターは収入が不安定なため、正社員に比べると社会的信用度は低めといえるでしょう。

大きな買い物のためにローンを組むとき、正社員であれば、「月々の収入が安定していて返済能力がある」と判断されて審査が通りやすい傾向にあります。フリーターの場合は返済能力が低いと判断されると、ローンの審査に通らない可能性もあるでしょう。

2.雇用の安定性

正社員の雇用は安定している一方で、フリーターの雇用は不安定といえます。正社員は無期雇用契約、フリーターは有期雇用契約を結ぶのが一般的なためです。会社の経営が悪化した場合、正社員ではなくアルバイトの解雇が検討されるでしょう。

無期雇用と有期雇用の詳しい違いは、「無期雇用とは?パートや派遣は該当しない?正社員との違いを解説!」のコラムをご覧ください。

3.待遇の良さ

フリーターの場合、正社員のようにボーナスを受け取ったり昇給したりする機会が基本的にありません。また、年金に関しても、厚生年金保険に加入していないフリーターは国民年金の受給のみですが、正社員は厚生年金も受給できます。福利厚生においては、正社員の場合、通勤手当や住宅手当、家族手当などを受けられますが、フリーターは交通費支給のみの場合が多いようです。このような正社員とフリーターの待遇の違いは、長期的に見ると大きな格差となり得るでしょう。

正社員の福利厚生にはどのようなものがあるか知りたい方は、「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件を分かりやすく解説します!」のコラムをチェックしてみてください。

フリーター生活を続けるリスクとは

ここでは、フリーター生活を続けることで起こり得るリスクをご紹介します。まだ20代で「フリーターの賃金で満足している」という方も、年齢を重ねるにつれ賃金格差が広がり、生活に影響が出る可能性も。以下を参考に、フリーターを続けるか正社員就職を目指すか検討してみましょう。

金銭的な余裕を持ちづらい

フリーターの賃金では貯蓄に回せないこともあり、年齢を重ねても金銭的な余裕が持てない可能性があります。貯蓄がないと、働けなくなった老後に安定した生活を送ることが厳しい場合も。若いうちは長時間働くことで貯蓄することも不可能ではありませんが、10年20年と経てば若いころと同じ働き方はできなくなる可能性があります。賃金の不足を補うために勤務時間を長くしたり、ダブルワークで補ったりし続けることは難しくなるでしょう。

フリーターの貯蓄事情については、「フリーターも貯金できる?貯蓄なしのリスクや収入を上げるコツも紹介」のコラムで詳しく解説しています。あわせてご一読ください。

結婚や子育てをする余裕がないと考える人もいる

フリーターのなかには、収入の少なさや貯蓄のしにくさから、結婚や子育てをする余裕がないと感じる人もいるようです。結婚や出産、育児にはお金がかかるため、経済的な余裕がなければ前向きに考えられないこともあるでしょう。

 

フリーターの一人暮らしに必要な生活費は?

フリーターの一人暮らしに必要な生活費は、最低でも10〜15万といえるでしょう。一人暮らしでは、家賃以外にも食費や水道・光熱費など、さまざまな費用が掛かります。前述した資料では、フリーターの平均賃金が、約19〜21万円だったので一人暮らしを行うことは可能ですが、余裕のある暮らしは難しいといえるでしょう。

また、冠婚葬祭や怪我・病気などで急な出費があったり、働けなくなってしまったりすることも考えられます。そのようなときに、生活費を支払うのが難しくなる恐れもあるため、注意が必要です。

将来受け取る年金受給額が少ないと感じる可能性がある

フリーター生活を続けると、将来受け取る年金受給額が少ないと感じる可能性があります。フリーターも国民年金を納める義務があり、老後に納めた年金を受け取ることが可能です。しかし、日本年金機構の「令和6年4月分からの年金額等について」によると、2024年度の国民年金の受給月額は6万8,000円でした。

一方、正社員は国民年金に加え厚生年金に加入するため、老後に国民年金と厚生年金の2つの年金を受け取ることが可能です。また、厚生年金は加入期間や収入によって掛け金の額が変わるため、加入期間が長く、収入が多い場合は受け取れる年金額も多くなるメリットがあります。
国民年金を納めていたとしても、約7万円の収入だけでは生活が厳しく、老後に苦労する可能性が考えられるでしょう。

参照元
日本年金機構
令和6年4月分からの年金額等について

転職市場で差が出やすく正社員になりにくくなる

年齢とともに採用難易度も上がるため、フリーター期間が長くなるほど転職市場で差が出やすく、正社員になれる可能性が低くなります。ポテンシャルで評価されていた20代と違い、30代以降は即戦力を期待されることが多く、経験やスキルが重視される傾向が強まるからです。年齢を重ねるごとに未経験者を歓迎する仕事は減り、求人の選択肢が限られることもフリーター生活を続ける大きなデメリットといえるでしょう。

フリーターに該当するのは34歳までとするのが一般的

厚生労働省の「IV フリーターについて」によると、フリーターに該当するのは34歳までとされています。そのため、一般的な就職・転職支援サービスでは、フリーターに合わせて利用年齢の上限を34歳までとしていることが多いようです。35歳以上の方が利用できる就活支援サービスはあるものの、経験不問とする求人が減るため、正社員就職への難易度が上がるといえるでしょう。
「正社員になれるのは何歳まで?フリーターの最終期限やメリット・デメリット」のコラムでも、フリーターの定義や正社員を目指せる年齢についてご紹介しています。あわせてご確認ください。

参照元
厚生労働省
―平成16年雇用管理調査結果の概況―

年齢が上がると解雇される可能性がある

フリーターとして働いていると、年齢が上がるにつれて解雇される可能性があるようです。先述のとおり、有期雇用のフリーターは、無期雇用の正社員に比べ解雇されやすい傾向にあります。そのため、会社の経営状況が悪くなったときに正社員より先に解雇されると考えられるでしょう。

シフトカットや契約更新されない可能性もある

フリーターのままで働き続けていると、契約更新されなかったりシフトを減らされる場合もあるようです。仕事内容によっては、できるだけ若い人材を雇いたいと考える企業もあります。そのような場合は、契約更新をしてもらえないこともあるでしょう。フリーターは、有期雇用契約である場合が多いため、契約が更新されないと同じ職場で働き続けられません。「△年契約」というように契約年数が定められている場合もありますが、会社の経営状況や働く態度によっては、定められた期間働けない可能性があることも留意しておきましょう。

また、アルバイト先がシフト制の人は、閑散期にシフトを減らされる可能性もあります。シフトが減ってしまうと、思うように生活費が稼げない場合も。このように、フリーターは雇用や収入が不安定になりやすいため、長年にわたって働き続けるのはリスクもあるといえるでしょう。

フリーターが支払う必要のある税金とは?

フリーターも定められた収入を超える場合、正社員と同じく「所得税」「住民税」「健康保険・国民健康保険」「国民年金・厚生年金」などの税金を支払う必要があります。先述のとおり、フリーターは収入が減ると生活に支障が出る恐れがあり、そこに税金の支払いが重なるとより生活が難しくなることも考えられるでしょう。収入が減ると、納めるべき税金額が減ったり還付されたりしますが、すぐに適応されないので注意が必要です。

フリーターの支払う税金については、「フリーターが払う税金とは?払い方や計算シミュレーションも紹介」のコラムで解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

怪我や病気をしたときに収入が途絶えてしまう

フリーター生活を続けていると、怪我や病気をしたときに収入が途絶えてしまう恐れがあります。フリーターは、時給制や日給制であることが多く、働いた分の給与が支払われるのが一般的です。そのため、怪我や病気をして働けなくなってしまうと、給与が減り、収入が途絶えてしまう可能性も考えられるでしょう。

怪我や病気が長引いてしまい、なかなか仕事に復帰できない場合は、貯金を切り崩して生活をしなければならないため、注意が必要です。

冠婚葬祭や急な出費に対応しにくくなる

冠婚葬祭や急な出費に対応しにくくなるのも、フリーターを続けるうえでのリスクといえるでしょう。前述したように、フリーターの収入で一人暮らしはできるものの、余裕のある生活は難しいといえます。また、時期によっては結婚ラッシュで、年に何度も結婚式に呼ばれる可能性も。冠婚葬祭や急な出費があったときに、収入や貯金が少なければ払えない恐れもあるので注意が必要です。

世間体や周囲の目が気になる場合もある

「フリーターを続けたいけれど、世間の目が気になる」という方もいるでしょう。フリーターは「定職についている」とはいえないため、ネガティブなイメージを持たれる場合もあるようです。年齢を重ねるにつれて、さらに周りの目が気になってしまう可能性もあります。

周りの目を気にしながら生活するのがつらいと感じる場合は、正社員に就職したほうが気も楽になるでしょう。

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フリーターと正社員のメリット・デメリット

ここではフリーターと正社員のメリット・デメリットについてそれぞれ紹介します。フリーターを続けるか、正社員を目指すか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

フリーターのメリット・デメリット

フリーターのメリットは、「自由に時間をコントロールできる」「仕事の責任感が正社員ほど重くない」「自分のしたい仕事ができる」などが挙げられます。シフト制のアルバイトで働く場合は、自分の好きな時間にシフトを入れて働けるため、プライベートを充実させやすいこともメリットです。また、仕事の責任感も正社員ほど重くないため、プレッシャーを感じにくい傾向にあるでしょう。

一方、フリーターでいるデメリットは、「生活に余裕がない」「将来が心配」などが挙げられます。フリーターの収入は、一般的に正社員と比べると低い傾向にあることから、金銭的に余裕のある生活が難しいと感じる場合も。また、思うように貯金ができず、将来に対して不安を抱える可能性がある点もデメリットです。

正社員のメリット・デメリット

正社員のメリットは、「収入が安定している」「福利厚生が充実している」「多様な業務に携われる」などがあります。正社員は、毎月固定された給与が入ってくるほか、ボーナスや手当なども支給されるのが一般的なため、収入が安定しているといえるでしょう。また、フリーターとは異なり、責任がある仕事も任せてもらえるため、多様な業務に携われることもメリットといえます。

正社員のデメリットは、「仕事の責任感がプレッシャーになる」「休みが取りづらい」などが挙げられるでしょう。正社員は、フリーターより責任のある仕事を任されるため、そのことをプレッシャーに感じる人もいるようです。また、正社員になると福利厚生で有給休暇が取得できますが、繁忙期や仕事の進捗状況などの関係で休みが取りにくい点はデメリットといえます。

正社員とフリーターのメリット・デメリットは、「正社員とフリーターの違いは?待遇や将来性を比較!就職成功のポイントも解説」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
また、「フリーターから正社員へ 体験談」では、実際にフリーターから正社員就職を叶えた人の体験談をまとめてご紹介しています。フリーターを続けるか正社員になるか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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生涯賃金を増やしたいフリーターは正社員を目指そう

生涯賃金を増やしたいフリーターの方は、正社員になることを検討してみましょう。以下で正社員を目指すためのポイントを紹介するので、参考にしてみてください。

20代のうちに行動する

フリーターを卒業しようと思うのであれば、職種の選択肢が多い20代のうちに決断するのがおすすめです。多くの企業では、ポテンシャルのある若い人材を必要とする傾向にあります。

たとえば、IT業界やEC業界などの成長業界は、未経験者にまで採用枠を拡げているのが特徴です。また、慢性的な人材不足が深刻な介護業界には、無資格でも正社員として迎えてくれる職場が多々あります。フリーターから正社員になる際におすすめの職種や業界については、「フリーターが就職しやすい職種とは?おすすめの職業と業界を紹介」のコラムでまとめているのでチェックしてみてください。

30代以降は派遣や期間工も視野に入れてみよう

30代以降のフリーターで「なかなか採用してもらえない」という方は、派遣として就職したり期間工に挑戦してみたりすることも視野に入れましょう。紹介予定派遣は企業への直接雇用を前提として勤できるため、正社員になれる可能性があります。期間工は、職歴や学歴が問われない求人があるのが特徴。派遣や期間工で経験を積んでから正社員を目指す方法もあります。

期間工について知りたい方は、「期間工とは?向いている人の特徴や働くメリット・デメリットを紹介」のコラムを参考にしてみてください。

30代後半以降の就活では経験とスキルをアピールしよう

先述のとおり、30代後半からは転職市場で即戦力が求められる傾向にあるため、正社員への就職の難易度が高くなります。そのため、30代後半の就活ではこれまでの経験とスキルをうまくアピールし、「即戦力になり得る人材だ」と印象付けるのが就職を成功させるコツです。

フリーターから正社員になりたいと思った方は、「就活に成功する人と失敗する人の特徴!自分はどちらかチェックしよう」や「フリーターからは正社員になれない?バイトから就職するポイントもご紹介」のコラムも、ぜひご覧ください。

就職支援サービスを活用する

フリーターから正社員になるなら、ハローワークや就職エージェントなどの就職支援サービスを活用してみるのもおすすめです。ハローワークでは求人を公開しているほか、就職についての窓口相談や職業訓練といった就職支援を受けることが可能です。就職エージェントでは、求人紹介から入社後のフォローまで一貫してサポートしてくれるのが特徴。就職エージェントに「生涯賃金の格差を知って、将来が不安になった」と相談すれば、今より安定した収入が得られる就職先を紹介してもらえるでしょう。

「フリーターから正社員を目指したい」「初めての就活をうまく進められるか不安」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、若年層の求職者を対象にマンツーマンで就職活動をサポートします。自分が希望する条件にあった求人を紹介するほか、応募書類の添削や面接練習なども実施。適職診断を行うことで、自分にあった職業を知ることも可能です。未経験歓迎や学歴不問など、フリーターが応募しやすい求人を豊富に用意しているので、あなたの個性に合う職場をご紹介できます。サービスはすべて無料なので、お気軽にご利用ください。

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フリーターと正社員の生涯賃金に関するお悩みFAQ

ここでは、フリーターと正社員の生涯賃金に関するよくある悩みを、Q&A方式でご紹介します。

フリーター女性と正社員女性の生涯賃金に差はある?

フリーター女性と正社員女性の生涯賃金に差は、大卒の場合で約8,000万円、高卒の場合で約5,000万円もの差があります。60歳までフルタイムで働いた場合の生涯賃金は、大卒のフリーター女性で約1億2,000万円、大卒の正社員女性で約2億円。高卒のフリーター女性で約1億円、高卒の正社員女性で約2億円です。
詳しくは、このコラムの「月収でみる男女別の賃金格差」で解説しています。

非正規雇用と正規雇用の生涯年収に違いはある?

非正規雇用と正規雇用の生涯年収は、約1億円ほどの違いがあります。非正規雇用と正規雇用の生涯年収の格差は、大卒男性の場合は約1億円、大卒女性の場合は約8,000万円です。
 

高卒と大卒の生涯年収の格差はどれくらい?

学校卒業後にフルタイムの正社員を続け60歳で退職した場合、高卒と大卒の生涯年収は男性で約4,000万円、女性で約5,000万円の格差があります。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「21-1 生涯賃金(定年まで注、退職金を含めない、2022 年)(p.300)」によると、高卒男性の生涯年収は2億300万円、大卒男性の生涯年収は2億4,740万円。高卒女性の生涯年収は1億4,920万円、大卒女性の生涯年収は1億9,800万円です。
詳しくは、「高卒と大卒の生涯賃金の差はいくら?学歴が就職や年収に影響する理由」のコラムで解説しています。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計労働統計加工指標集2023

ニートを辞めて生涯賃金を上げるにはどうしたらいい?

生涯賃金を上げるには、正社員を目指すのがおすすめです。空白期間が長い場合やいきなり正社員になるのは不安という場合は、フリーターとして仕事に慣れることから始めてみましょう。ニートから正社員を目指す際は、「ニートから正社員を目指そう!未経験歓迎の職種や就職成功のコツを紹介」のコラムをご一読ください。就活のコツやおすすめの業界をご紹介しています。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
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  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
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