第二新卒の職務経歴書、書き方とポイント

転職の際、職務経歴書を企業から要求されることがあります。
初めて職務経歴書を書くとなれば、準備の仕方や書き方など分からないことが多く出てくるかもしれません。
特に、職務経歴の少ない第二新卒者は、書き方に迷うのではないでしょうか。職務経歴書の準備をスムーズに進めるためには、各項目の書き方を覚えることが大切でしょう。
是非参考にしてみてください。

◆職務経歴書の下準備って何をする？

職務経歴書を記入する前に、まずは下準備から始めましょう。

【これまでの経歴を洗い出す】

・これまで勤めてきた会社で、どのような業務に携わったかをまとめる
・勤務経験が浅い場合は新人研修や学生時代に取り組んだ内容を書いても良い
・業務の中のアピール要素を抽出する
・志望動機に繋がる内容をピックアップする
・志望先企業が求める人物像とマッチするものをチェックしておく

まずは過去の経歴を思い出しながら、白い紙に書いていくのがおすすめ。
下準備をせずにはじめから職務経歴書の紙に記入していくと、途中で思い出したことや書きたいことがまとまらない場合があります。
自分の中で整理することがポイントです。

◆職務経歴書に記載する項目と書き方の説明

記載する項目ごとに、それぞれの概要と書き方を説明いたします。

【勤務先会社名】

勤めた会社名を記入します。

【経験期間】

勤続期間を記入します。

【勤務先資本金】

資本金とは、会社を運営するための元手金です。
企業の公式Webサイト、会社概要などの欄に公開されていることが多いでしょう。

【勤務先従業員数】

勤めていた会社の従業員数。規模が大きい場合は、企業公式サイトの会社概要をチェックしてみてください。

【経験職種】

職種名を記入します。

【雇用形態】

正社員、パート、アルバイトなど、該当する雇用形態を記入します。

【年収実績】

会社に勤務していた頃の年収です。

【業務上のポジション】

業務でどのような立場にいたのか。人に教える立場であれば「〇名を指導」など、人数について書くと分かりやすいでしょう。

【職務内容】

新人研修で取り組んだことや、業務内容の詳細について明確に書きましょう。また、どのような知識やスキルを要するか、身に着けたことも合わせて書くのがおすすめです。

◆職務経歴書に記載する項目と書き方の説明

短期間の社会人経験で転職する第二新卒の方は、職務経歴書について「あまり書くことがない」と、職務経歴書のボリュームを気にする方がいるようです。
また、実績や成果がないと評価されないと不安に思う人も。
しかし、第二新卒者は転職市場で比較的需要が高い存在で、積極採用している企業が多いようです。
社会人経験が浅くても力を入れて職務経歴書の準備をすることが大切でしょう。

【第二新卒者を採用するメリット】

・ポテンシャル要素が多い
・研修コストがかからない
・入社意欲が強い傾向にある
・若く、柔軟性がある

一度は社会人経験があるため、基本的なビジネスマナーが身に付いているという認識が多いようです。
そのため、ビジネスマナー研修といった一部研修を省くこともあるそう。これが研修コストの削減につながるとされています。

【職務経歴書のポイント】

次に、職務経歴を書く時のポイントをお伝えします。

・自己PRは1～2点に絞る
・入社後、どんなことで企業に貢献できるかを具体的に書く
・空欄、誤字脱字をチェックする
・第三者から見てもらい、アドバイスや感想を聞く

上記のようなことを意識し、丁寧に職務経歴書を書き上げましょう。

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