ハタラクティブ
ハタラクティブ
登録
採用ご担当者様へ
求人検索
  1. 「ハタラクティブ」トップ
  2. 記事トップ
  3. 「お悩み」についての記事一覧
  4. 「仕事の悩み」についての記事一覧
  5. 「スキル・キャリアの悩み」についての記事一覧
  6. 簿記は就職の役に立たない?何級から有利になる?資格が活かせる仕事も紹介
スキル・キャリアの悩み

簿記は就職の役に立たない?何級から有利になる?資格が活かせる仕事も紹介

資格

2025.03.17

この記事のまとめ

  • 簿記の資格は就職で役に立たないと安易に決めつけず、状況に応じて判断することが重要
  • 日商簿記3級以上だと就職活動で履歴書に記載でき、2級以上だと選考で評価されやすい
  • 簿記の知識は幅広い業界で需要があり、特に会計や経理部門への就職に活かせる
  • 簿記を就職活動でアピールするには、取得の理由や業務への活かし方を説明するのが有効
  • 実務経験重視の企業では、簿記資格の保有だけだとアピールになりにくい場合がある

「簿記の資格は就職活動の役に立たないって本当?」と疑問をもつ方もいるでしょう。簿記の資格があると幅広い業界や職種の就活で役立ちますが、状況に応じて効果的にアピールする必要があります。このコラムでは、簿記を取得するメリットや就活での効果的なアピール方法、資格を活かせる就職先について解説。履歴書には何級から記載可能なのか、簿記2級だと有利になるのかといった気になる点にも答えるので、参考にしてください。

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

目次

  • 簿記が就職の役に立たないといわれる理由
  • 幅広い企業への就職に役立つ簿記とは
  • 就職で有利になりやすい日商簿記の階級の選び方
  • 就職に向けて簿記の資格を取得する4つのメリット
  • 簿記の資格を取得するデメリット
  • 簿記が就職活動で役に立ちにくい4つのケース
  • 就職後に簿記の資格が役に立つ場面
  • 簿記の資格が役に立つ就職先
  • 簿記を就職活動で効果的にアピールする3つのコツ
  • 就職活動での簿記資格に関するQ&A

簿記が就職の役に立たないといわれる理由

簿記が就職活動で役に立たないという意見があるのは、すべての職業で簿記の知識が必須ではないことが理由の一つです。一方、簿記の知識は経営の成り立ちを理解するうえで役立つ側面もあり、就職にどう活かすかは自分次第ともいえるでしょう。

簿記の資格があるというだけで有利にはならない

簿記は資格保有者が多いため、資格だけではほかの求職者との差別化が難しいでしょう。求人によっては、実際の業務経験がより重視されることもあり、「簿記2級を取得しても就活では意味がない」という人もいるようです。

就活では、簿記の資格を取得した目的や仕事への活かし方などもアピールし、評価につなげる工夫が必要といえます。

簿記があると就職で有利になるという見方もある

簿記の知識は企業の経営や財務状況を理解し、経営判断や業務改善に役立つ力を養うのに有用です。特に経理を目指すなら、資格取得が意欲を示すアピールポイントとなり、簿記を学ぶ過程で得られる論理的思考力や分析力も高く評価されるでしょう。

簿記の資格はいらないと安易に決めつけず、希望する職業やキャリアに応じて判断することが大切です。

幅広い企業への就職に役立つ簿記とは

幅広い企業への就職に役立つ簿記とはの画像

簿記とは、「帳簿記入」の略で、企業の経営活動を記録する作業のこと。資格を取得するための簿記検定とは、簿記の基礎知識や計算能力などを判定する試験のことです。簿記が分かると財務諸表を読み解けるようになり、会社の利益や損失、お金の流れなどを理解できます。

就職活動前に把握すべき3種類の簿記検定の違い

就職活動に役立つ簿記の資格を取得できる検定は、日商簿記・全商簿記・全経簿記の3種類があります。それぞれの違いは、以下のとおりです。

資格主催団体特徴
日商簿記検定日本商工会議所・日本における知名度が高い
・実務的な内容が多い傾向がある
全商簿記検定全国商業高等学校協会・主に商業高校の学生が対象
・日商簿記に比べると認知度は低い傾向がある
全経簿記検定全国経理教育協会・幅広い年齢層が対象
・経理の実務的なスキルや知識を養うことを重視している傾向がある

就職活動の場において評価を受けたいなら「日商簿記」がおすすめです。「日商簿記」は、ほかの2つの検定に比べて知名度が高く、多角的なスキルを身につけられます。「全商簿記」は卒業後に就職を希望する高校生の受験が多く、「全経簿記」は経理系専門学校の学生や、すでに経理職に就いている人が多く受験する傾向です。

就職で有利になりやすい日商簿記の階級の選び方

日商簿記には1〜3級があり、階級が上がるごとに試験の難易度が高くなります。試験は基本的に1年間に3回実施されるので、スケジュールの立て方によっては短期間でランクを上げることもできるでしょう。この項では、それぞれの階級の違いについて説明します。

日商簿記3級:就職活動で履歴書に記載が可能

日商簿記3級を取得すると、簿記の基本的な知識があることの証明が可能です。検定試験では、お金の流れを把握して決算書を作成します。企業の経営活動を把握する力がつくため、就活中の企業研究にも役立つでしょう。資格を取得すれば履歴書に記載できるので、業種や職種を問わず、就職活動に役立てたい人におすすめです。

日商簿記2級:経理の仕事を目指すなら取得を推奨

日商簿記2級は、3級で習得した商業簿記の基礎知識に加え、工業簿記の知識も必要です。商業簿記は商品等の売買に関する会計が対象なのに対し、工業簿記は製造業の会計が対象で原価処理計算も含まれます。2級を取得することで経理に欠かせない財務諸法から経営状況も読み解けるようになるため、経理の仕事を目指す場合は、簿記2級以上を取得するのが望ましいでしょう。

簿記2級の取得を検討中の方は「簿記2級は転職に活かせる!資格が評価される職種やアピールのコツを解説」のコラムも参考にしてください。簿記2級を取得してアピールするコツも紹介しています。

簿記2級を取得すれば就活が楽になる?

簿記2級を取得したというだけで、就活が楽になるわけではありません。ただし、簿記2級を取得すれば、「実務に即したレベル」と評価され、選考で有利になる可能性はあるでしょう。
また、経理職の求人では「簿記の資格2級以上」を応募資格とする企業もあるので、選択肢を広げるために役立つこともあります。

日商簿記1級:経理専門職に就職希望なら取得を視野に

日商簿記1級は、商業簿記・工業簿記に加え、会計学に関する知識も要します。経営の管理や分析を行うために、会計の法規に関する知識も身につけなければなりません。経理の専門職として活躍したいなら簿記1級の取得を目指しましょう。合格すれば税理士試験の受験資格が得られます。

簿記1級の取得を目指す方は「簿記1級は就職に役立つ?取得するメリットや就活を成功させるコツを解説」のコラムにも目を通しておきましょう。簿記1級の試験科目の詳細や、簿記1級の取得後に就職活動で活かす方法を解説しています。

就職活動前の大学生は簿記2級以上を目指そう

就職活動を控えた大学生にとって、日商簿記2級以上の資格があると、アドバンテージになる可能性があります。特に、経理・財務関連の職種や商社、金融業界などは簿記の知識を活かしやすいため、応募者の評価が高まるでしょう。

また、簿記の資格があると採用担当者に対して積極性や向上心を示す証拠ともなり、自己アピールの武器とすることも可能です。
スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

就職に向けて簿記の資格を取得する4つのメリット

就職に向けて簿記の資格を取得する4つのメリットの画像

簿記の資格は就職に直接的なメリットがあるとは限らないものの、学習した内容が選考や実務で役立つ可能性もあります。この項では、簿記の資格を取得するメリットを解説するので、自分の就職に必要かどうかを判断するための参考にしてみてください。

簿記の資格を取得するメリット

  • 経理・会計部門の専門知識をアピールできる
  • コスト感覚や分析力を身につけられる
  • 財務状況を把握できる
  • 企業・業界分析に役立てられる

1.経理・会計部門の専門知識をアピールできる

簿記の資格を持っていると経理や会計の知識を証明でき、経理・財務部門で活躍できる人材として評価されるでしょう。特に簿記2級以上を取得していると、経営状況の把握力が高いと見なされ、即戦力として期待される可能性があります。簿記1級を取得できれば、就職活動で強力なアピールポイントになるはずです。

2.ビジネスの仕組みが理解できる

簿記の勉強を通じて、利益や損失、お金の流れといったビジネスの基本的な仕組みを理解できるようになります。「経費はいくら使えるか」「この金額なら投資可能か」といったコスト感覚や分析力が養われるため、就職後の業務でも大いに役立つでしょう。

情報を的確に分析して判断する力はビジネスにおける汎用的な知識となるので、幅広い業種や職種で高く評価される可能性があります。

3.会社の財務状況を把握できる

簿記の知識やスキルを得ることで、会社の収支や資産・負債を適切に把握できるようになるでしょう。税務の書類作成や税務申告の手続きなどにもスムーズに対応可能です。ビジネス全体の仕組みを深く理解できるようになるため、問題解決や改善点の提案がしやすくなることもメリットといえます。

4.企業・業界分析に役立てられる

簿記の知識があると、企業・業界研究をする際にも役立ちます。「応募先企業にどのくらい資産があるのか」「損失は増えていないか」といった視点から、企業情報の習得や分析が可能です。売上高や原価率、利益率などを企業・業界ごとに比較することで、各事業の課題や将来性を判断できるでしょう。

簿記の資格を取得するメリットは「簿記は就職の役に立たない?何級から有利になる?資格が活かせる仕事も紹介」のコラムでも紹介しています。簿記検定の階級ごとの難易度についても詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

簿記の資格を取得するデメリット

簿記を取得するデメリットは、費用がかかることと、取得に時間がかかることです。取得すれば就職に役立てられるものの、時間がかかり過ぎると就活が遅れてしまい、失敗要因になってしまう恐れもあるでしょう。

費用がかかる

簿記の勉強をするには講座を受講したり、独学の場合はテキストを揃えたりと費用がかかります。日商簿記の場合、受験料として2級が5,500円、1級だと8,800円が必要です。合格するまで複数回受験すると、その分受験費用がかさむでしょう。

学習時間が必要

簿記の資格を取得するまでには、ある程度の学習時間も必要です。個人差があるものの、初心者から2級を目指す場合、少なくとも200時間以上は必要といわれています。

毎日2時間勉強しても3ヶ月以上かけて取り組まなければなりません。単に「就職に有利になる」という理由だけでなく、目的意識を持って計画的に取得を目指すのがおすすめです。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

簿記が就職活動で役に立ちにくい4つのケース

簿記の資格が就職で有利に働くこともある一方、選考でのアピール方法や応募先企業の評価基準によっては、簿記の資格をもっているだけだと有利になりにくいこともあります。簿記が就職活動で役に立ちにくいケースも把握しておきましょう。

簿記が就職活動で役に立ちにくいケース

  • 有資格者が多い場合
  • 実務経験が重視される場合
  • 景気が悪い場合
  • 大企業を目指す場合

有資格者が多い場合

応募者もしくは応募先企業の社員に有資格者が多いと、簿記の資格があまり就職活動の役に立たない場合があります。有資格者が多いと希少性が低くなり、ほかの応募者と差別化できない可能性があるためです。前述のとおり、簿記の資格だけではアピールにつながりにくい場合は、学習から得た学びや気づきを伝えるなど、プラスアルファの要素が必要になるでしょう。

実務経験が重視される場合

経理・財務部門の選考では、資格の有無だけでなく実務経験も重視される傾向があります。特にすぐに業務を任せられる人材を求めている企業では、簿記の資格を保有していることだけだと即戦力として評価されにくいためです。

未経験者歓迎と記載されている求人であっても「経験者優遇」といった条件が含まれていることもあり、実務経験がないと競争力が劣る場合があります。実践力があることをアピールしたければ、資格取得に加えてインターンシップや実務に触れる機会を積極的に活用すると良いでしょう。

景気が悪い場合

景気が悪い場合、企業が採用活動を抑制するため、簿記の取得が就職活動で十分に役立たない可能性も考えられます。景気が落ち込んでいる状況下では、そもそもの求人数が減少して競争も激化しがちです。

企業は、景気低迷による経営不安やコスト削減のため、採用に関する予算を削減する場合もあります。少ない求人数に多くの求職者が競合する状況だと、簿記の資格だけではほかのスキルや経験に比べて有利になりにくい場合もあるでしょう。景気が悪い状況では簿記の取得だけではなく、ほかのスキルや経験の積み重ねが重要となります。

大企業を目指す場合

簿記が就職活動で役に立ちにくい状況として、大企業を目指す場合が挙げられます。社員数が多い大企業では、簿記の有資格者がすでに多数在籍している可能性が高く、2級以上を取得していても差別化が難しいことも。そのため、就職活動で大企業にこだわり過ぎると、内定獲得が遠のく恐れもあるでしょう。

また、大企業の選考は倍率が高く、ライバルには経営戦略やビジネス分析などの高度なスキルをもつ人材がいる可能性もあります。大企業に挑戦するなら、簿記の知識を補完するためにほかのスキルや経験を積むのがおすすめです。

簿記以外で有効な資格やスキルは「経理未経験から正社員になるのは難しい?役立つスキルや転職のコツを解説」で紹介しているので、確認しておきましょう。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

就職後に簿記の資格が役に立つ場面

簿記の資格を取得すると実務で活用できるだけでなく、就職後のさまざまな状況で役に立つ場合があります。簿記を取得して就職したあと、どのような場面で役立つのかも知っておくと、キャリアプランを立てるときにも活用できるでしょう。

経理の外部委託化

簿記の資格が就職後に役立つ場面の一つは、経理業務の外部委託化が必要な場合です。簿記を勉強していれば会計関係の知識が身につくため、外注先への指示や取りまとめの役割を任される可能性があります。

就職後に簿記を活かせる重要なポジションを担うなら、将来的に会社が経理業務の外部委託化する展望があるかを見極めることが大切です。

キャリアアップ・転職

簿記は、経理・会計職だけでなく、営業職や販売職など幅広い職種への転職・キャリアアップにも役立ちます。簿記試験の合格によって身につくコスト感覚や分析力といったスキルは、どのような業界においても重要な要素となるためです。簿記の資格があると、昇給や昇格にも有利に働くこともあるでしょう。

AI化が進むと簿記は必要がなくなる?

AI化が進んでも簿記の知識やスキルは重要です。自動化技術により経理業務の効率化が進む一方で、AIが処理した財務データなどを正確に理解し、経営判断に活かすには人間の分析力や判断力が欠かせません。

また、AIでは対応できない問題の解決や業務管理にも簿記の知識が役立ちます。将来的にAI化が進んでも、簿記の知識やスキルに対する需要は継続されるでしょう。
スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

簿記の資格が役に立つ就職先

簿記の資格が役に立つ就職先の画像

簿記の資格を活かせる就職先には、経理部がある企業や会計事務所、銀行などが挙げられます。それぞれの就職先について解説するので、企業選びの参考にしてください。

簿記の資格が役に立つ就職先

  • 経理部がある企業
  • 税理士・会計事務所
  • 銀行

経理部がある企業

経理部がある企業は、簿記の資格が役に立つ仕事の一つです。一般企業の経理部では、基本的に帳簿の作成や決算処理といった業務を行います。簿記2級を取得していれば、未経験からの場合も比較的スムーズに業務をスタートできるでしょう。簿記の知識や専門用語を理解していれば、社員間でのコミュニケーションも円滑に行える可能性があります。

未経験から一般企業の経理事務を目指す方は「実務経験なしで経理事務への転職は難しい?志望動機の書き方や注意点を解説」のコラムも参考にしてください。

税理士・会計事務所

税理士・会計事務所では、簿記の知識やスキルを十分に活用できるでしょう。税理士・会計事務所の主な業務は、個人や法律を対象に記帳代理や決算業務、巡回監査などです。業務を通して税理士や公認会計士を目指すこともでき、事務所によっては資格取得の支援を行っている場合もあります。簿記の資格を活かしてキャリアアップをしたい方に向いているでしょう。

銀行

簿記の資格を仕事に活かしたい方は、銀行もおすすめの就職先です。銀行には「銀行簿記」といわれる独自の作業方法があり、簿記2級程度の知識があると習得しやすいといわれています。お金に関する知識を身につけていれば、お客さまに適切な提案やサポートなども行えるでしょう。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

簿記を就職活動で効果的にアピールする3つのコツ

簿記を就職活動で効果的にアピールする3つのコツの画像

この項では、簿記を就職活動で効果的にアピールするためのコツを解説します。ポイントになる点を押さえて内定獲得を目指しましょう。

1.取得理由を志望動機とつなげる

就職活動で簿記の資格を効果的にアピールするためには、資格取得の理由を志望動機とつなげる必要があります。応募者の適性を判断する選考では、取得理由と志望動機に一貫性があることが重要です。

「経営状況の分析能力を活かして御社に貢献したく、簿記の資格を取得いたしました」というように、応募先企業での活かし方を交えて取得理由をアピールするのがおすすめです。志望理由の書き方のコツは「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラムでも解説しています。志望理由の例文も紹介しているので参考にしてください。

2.ほかのスキルや経験と組み合わせる

簿記の資格に加えて、志望する業界や職種で役立つスキルとの相乗効果をアピールしましょう。たとえば、経理職に応募するなら、パソコンスキルやコミュニケーションスキルなどをアピールするのもおすすめ。データ処理を効率的に行えることや、社内外の関係者とうまく連携できるスキルがあることは、選考で評価される可能性があります。

ほかのスキルとうまく組み合わせれば、単なる資格保有者ではなく、多面的な強みを持つ人材として期待されるでしょう。

3.資格取得に努めた姿勢や向上心をアピールする

簿記の資格を取得するための学習過程を通じて、自己成長やスキルアップに努めた姿勢を強調しましょう。たとえば、学業やアルバイトと両立しながら勉強に励んだり、短期間で合格を果たしたりした場合は、努力の過程で培った向上心や勤勉さをアピールできます。

資格取得にかけた時間や労力を具体的に伝えることで自己成長への意欲を示し、採用担当者に前向きな印象を与えられるでしょう。エピソードも交えて伝えると説得力が増し、他の応募者との差別化が期待できます。

簿記の資格だけが内定獲得の決め手になるわけではない

簿記の資格があることは就職でアピールポイントになり得ますが、有資格だけが内定の決め手になるわけではありません。就職活動では、資格だけでなく年齢や実務経験なども含めて総合的に判断されます。

実務経験がない場合は、資格試験の合格に向けてどのように努力したのかをアピールするのがおすすめです。目標達成意欲や計画性、忍耐力などが評価されて採用につながることがあります。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

「簿記のアピール方法が分からない」「面接での自己PRがうまくいかない」という場合は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、未経験者歓迎の求人も数多くご紹介しているので、実務経験がない方にも安心してご利用いただけます。

また、面接対策や応募書類の添削などもサポート。1分でできる適職診断も含め、サービスの利用はすべて無料なので安心です。就職活動に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

就職活動での簿記資格に関するQ&A

就職活動での簿記の資格に関してよくある質問と回答をまとめました。簿記を就職に活かすためにも、ぜひ参考にしてみてください。

簿記1級の資格を取得しても就職できない?

日商簿記1級は合格率が低く、希少性の高い資格の一つです。そのため、専門知識や学習意欲の高さが就職活動の選考で高く評価される可能性があります。ただし、日商簿記1級を取得しているからといって、就職が確実というわけではありません。企業側は自社との相性や志望動機なども考慮して採用を決めるので、しっかりと選考対策を行うことが大切です。

簿記の資格は将来の転職にも役立つ?

簿記の資格に加えて、実務経験や実績があれば将来の転職にも役立つでしょう。知識と経験がある人材は、転職市場で高く評価されます。また、経営の知識があれば起業やフリーランスの道が開けることもあるでしょう。

キャリアアップに簿記は活かせる?

簿記の資格がキャリアアップに活かせるかどうかは企業によって異なります。簿記を昇進の条件としている企業もあるので、キャリアアップのために取得しておいて損はないでしょう。また、直接的な影響はないとしても、学習した内容を活かせる可能性もあります。「出世する人の特徴は?仕事への向き合い方や習慣についても解説!」のコラムでは、キャリアアップに必要な心構えなども解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

資格取得と就職はどちらを優先すべき?

状況によって異なりますが、資格試験の合格をゴールに設定するのは避けるのが無難です。
資格取得以外にもできる就活対策はあります。資格の勉強を理由に就職を先延ばしにすれば、空白期間が延びて不利になる可能性があるので注意しましょう。
ハタラクティブは専任のキャリアアドバイザーが適性に合った求人を紹介し、就活をサポートします。効率よく就職を成功させたい方は、ぜひご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

サポート登録フォーム
ハタラクティブサービスTOP
後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
  • 厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援
SNS
  • LinkedIn®
  • YouTube
詳しいプロフィールはこちら
ハタラクティブを利用すると…
    ご相談はこちらから
    これまでに就職したことはありますか?

    Related Column

    関連記事

    おすすめの記事

    仕事で休みがないのは労働基準法に違反する?つらい状況を乗り切るにはの画像
    仕事で休みがないのは労働基準法に違反する?つらい状況を乗り切るには
    年間休日118日は多い?少ない?休日数の内訳や求人の表記について解説の画像
    年間休日118日は多い?少ない?休日数の内訳や求人の表記について解説
    仕事とプライベートの両立方法とは?切り替え方のコツやメリットも解説の画像
    仕事とプライベートの両立方法とは?切り替え方のコツやメリットも解説
    通勤時間が1時間かかるのは普通?電車やバスでの過ごし方をご紹介!の画像
    通勤時間が1時間かかるのは普通?電車やバスでの過ごし方をご紹介!
    仕事を休めないのはおかしい?休みがとれない原因や対処法を紹介の画像
    仕事を休めないのはおかしい?休みがとれない原因や対処法を紹介
    週休二日制とは?完全週休二日制との違いや労働基準法の休日について解説の画像
    週休二日制とは?完全週休二日制との違いや労働基準法の休日について解説
    完全週休二日制とは?土日祝日が休みになる?週休二日制との違いも解説の画像
    完全週休二日制とは?土日祝日が休みになる?週休二日制との違いも解説
    キャリアプランとは?簡単に解説!面接での回答例や立て方のポイントも紹介の画像
    キャリアプランとは?簡単に解説!面接での回答例や立て方のポイントも紹介
    有給取得の理由で「私用」はダメ?目的を聞かれるのは違法なのか解説の画像
    有給取得の理由で「私用」はダメ?目的を聞かれるのは違法なのか解説
    稼げる資格とは?選び方のポイントや注意点を解説の画像
    稼げる資格とは?選び方のポイントや注意点を解説

    スキル・キャリアの悩み 関連の記事

    取りやすい国家資格とは?取得するメリットや選ぶときのポイントを解説の画像
    取りやすい国家資格とは?取得するメリットや選ぶときのポイントを解説
    学歴がないと就職はどうなる?経歴が関係ない仕事や就活のコツを解説!の画像
    学歴がないと就職はどうなる?経歴が関係ない仕事や就活のコツを解説!
    資格のおすすめ35選!文系の社会人が転職時に役立つスキルを種類別に紹介の画像
    資格のおすすめ35選!文系の社会人が転職時に役立つスキルを種類別に紹介
    手に職が付く資格は?男女問わず安定して働ける仕事の見つけ方の画像
    手に職が付く資格は?男女問わず安定して働ける仕事の見つけ方
    公務員に資格は必要?就職・転職に役立つ種類や勉強方法をご紹介!の画像
    公務員に資格は必要?就職・転職に役立つ種類や勉強方法をご紹介!
    簿記1級は就職に役立つ?取得するメリットや就活を成功させるコツを解説の画像
    簿記1級は就職に役立つ?取得するメリットや就活を成功させるコツを解説
    Java資格があると就職が有利になる?種類や役立つ職業を紹介の画像
    Java資格があると就職が有利になる?種類や役立つ職業を紹介
    CCNAとはどんな資格?難易度やおすすめの勉強方法を分かりやすく解説の画像
    CCNAとはどんな資格?難易度やおすすめの勉強方法を分かりやすく解説
    簿記2級は転職に活かせる!資格が評価される職種やアピールのコツを解説の画像
    簿記2級は転職に活かせる!資格が評価される職種やアピールのコツを解説
    同期の出世は悔しい?受け止め方や嫉妬しない方法を紹介の画像
    同期の出世は悔しい?受け止め方や嫉妬しない方法を紹介

    Job Information

    求人を探す

    条件を選択して検索する

    検索する( 件)

    カテゴリから記事を探す

    • 経歴
      • フリーター
      • ニート
      • 既卒
      • 第二新卒
      • 正社員・契約社員・派遣社員
    • 学歴別
      • 中卒
      • 高卒
      • 大卒
      • 専門卒
      • 中退
    • ハローワーク
      • ハローワークの基本情報・利用方法
      • ハローワークの失業保険(雇用保険)
    • 選考対策
      • 書類対策
      • 面接対策
      • 自己分析
      • 就職・転職のノウハウ
    • 仕事選び
      • 向いてる仕事
      • 16Personality
      • 業界図鑑
      • 職種図鑑
    • お悩み
      • 仕事の悩み
      • 退職の悩み
      • 就職・転職の悩み
      • 年代別の悩み
    • お役立ち情報
      • ビジネス用語
      • 仕事ノウハウ
      • ビジネスマナー
      • その他のお役立ち情報
    • インタビュー
      • 団体紹介
      • 採用担当者インタビュー
      • みんなの就職エピソード

    Collection

    特集

    • みんなの就職エピソード
    • よくある相談集
    • 失敗しない就活ノウハウ
    • 就職・転職のQ&A
    • ハタラクティブとは
    • ご利用の流れ
    • ご紹介する求人の特徴
    • サービス対象エリア一覧
    • よくあるご質問
    • お電話について
    よく見られている記事
    • 大学中退で目指せる就職先
    • ハローワークを初めて利用するときの流れは?
    • 大学中退者向けの就職支援サービス
    • ニートが就職しやすい仕事6選!
    • 仕事が続かない人の特徴と対処法を解説!
    • 面接 記事一覧
    • 履歴書 記事一覧
    • 職務経歴書 記事一覧
    • 退職 記事一覧
    • 職種図鑑
    • 業界図鑑
    • 資料ダウンロード
    tel
    ハタラクティブ プラス
    キャリアチケット
    新卒の方はこちら
    facebook
    x
    youtube
    • 運営会社
    • 個人情報保護方針
    • 個人情報の取り扱いについて
    • 採用ご担当者様へ
    • メディア掲載について
    • サイトマップ

    © 2013-2025 Leverages Co., Ltd.

    目次
    登録は簡単30秒!
    ぼくに何でも相談してね!
    就職・転職相談をしてみる

    ハタラクティブについて

    • ハタラクティブとは
    • ご利用の流れ
    • オンライン面談について
    • ご紹介する求人の特徴
    • サービス対象エリア一覧
    • よくある質問

    記事を探す

    • 記事トップ
    • お役立ちコンテンツトップ
    • みんなの就職エピソード
    • お悩み相談室
    • 就職・転職Q&A
    • アドバイザー一覧
    経歴別記事
    • フリーターの就職
    • ニートの就職
    • 既卒者の就職
    • 第二新卒の転職
    • 中卒者の就職
    • 高卒者の就職
    • 大学中退者の就職
    • 大卒者の就職
    • 大学院中退者の就職
    採用ご担当者様はこちら