- 「ハタラクティブ」トップ
- 記事トップ
- 「仕事選び」についての記事一覧
- 「向いてる仕事」についての記事一覧
- 面白い仕事40選!変わった仕事の魅力や自分に合う求人の探し方をご紹介
面白い仕事40選!変わった仕事の魅力や自分に合う求人の探し方をご紹介
この記事のまとめ
- 面白い仕事とは、珍しい職業や自分にとってやりがいのある仕事を意味する傾向にある
- 面白い仕事の例として、「代行業」「ひよこ鑑定士」「電波調査員」などが挙げられる
- 労働環境や待遇に満足し、主体性を持って働ければ「面白い仕事」と感じられる場合も
- 面白い仕事への就職では、専門的な資格や経験が必要な場合があるため注意が必要
- 自分に合う面白い仕事に就くには、自己分析で過去の経験を洗い出すことが大切
あなたにおすすめ!
「世の中の『面白い仕事』にはどのようなものがあるんだろう?」と興味がある方もいるでしょう。面白い仕事とは、一般的に知られていない珍しい仕事や、自分にとってやりがいを感じられる仕事を意味する傾向にあるようです。「やりたいことが見つからない」「仕事に面白みがない」と悩んでいるなら、面白い仕事に目を向けてみるのも自分の可能性を広げるきっかけになるでしょう。
このコラムでは、「面白い仕事とは何か」「具体的な職種には何が挙げられるか」を解説します。また、面白い仕事に就くためのコツや求人を探すうえでの注意点、自分に合う仕事の見つけ方などにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
あなたの強みをかんたんに
発見してみましょう!
あなたの隠れた
強み診断
就職・転職でお困りではありませんか?
「面白い仕事」とは?
「面白い仕事」とは、世間一般的にはあまり知られていない、珍しい職種を指す傾向にあります。
厚生労働省が管轄する、独立行政法人労働政策研究・研修機構が作成した「職業名索引」には、日本に存在する1万8,725種類もの職業名が掲載されており、なかには初めて目にする職業もあるでしょう。
周囲に感謝されたり成果を出せたりと、自分にとってやりがいを感じられる職種を「面白い仕事」だと感じる場合もあります。
どのような仕事を「面白い」と感じるかは、人によって異なるものです。面白い仕事に就きたい方は、自分がどのような仕事を「面白い」と感じるのかを分析する必要があるでしょう。
※本文中で紹介する職種はすべてハタラクティブでご案内できるとは限りませんが、現在取り扱いのある求人は下記からご覧いただけます。また、求人一覧からお仕事を探すことも可能ですが、ご自身の希望や適性などを踏まえた就職先を見つけたい方は、エージェントへ相談してみましょう。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
第5回改定厚生労働省編職業分類 職業名索引
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 向いている仕事あるのかな?
- 自分と同じような人はどうしてる?
- 資格は取るべき?
実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、プロと一緒に、自分にぴったりの企業や職種を見つけてみませんか?
「仕事が面白い」と感じる適職診断
「仕事が面白い」と感じられない場合、自分に合った仕事ができているのかどうか疑問に思うこともあるでしょう。やりがいを得られなかったり、毎日がルーティンのように感じていたりするなら、自分の適性と仕事内容がズレている可能性も考えられます。
そんなときに役立つのが「適職診断」です。適職診断とは、簡単な質問に回答するだけで、自分の性格や価値観、得意・不得意などに合った仕事を分析する診断ツール。自分自身を客観的に見つめ直すことで、「本当に自分に合った仕事」が見えてくる可能性があります。
また、今就いている仕事のどこが自分とマッチしていないのかを知る手掛かりになることも。自分らしく働くために、一度診断を試してみるのもおすすめです。
ハタラクティブでも、適職診断をご用意しています。登録後1分程度でできるので、忙しくてもスキマ時間を使って診断可能。ぜひお気軽にご利用ください。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 自分に合った仕事を探す方法がわからない
- 無理なく続けられる仕事を探したい
- 何から始めれば良いかわからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない 仕事を選ぶと早期退職のリスクもあります。そこで活用したいのが、「隠れたあなたの強み診断」です。
まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
世の中の面白い仕事一覧表
世の中にある面白い仕事には、専門性のあるものや特定の業界に関連するもの、趣味・生活に関わるものなど幅広く存在します。
このコラムで解説する「面白い仕事」については、以下の一覧表のとおりです。
各仕事の詳細は、次項でそれぞれ解説するので、気になる仕事がある方はぜひチェックしてみてください。
専門性のある面白い仕事 | ・ひよこ鑑定士(初生雛鑑別師) ・臭気判定士 ・電波調査員 ・パーツモデル ・古地図研究家 |
---|---|
IT・コンピューター関連の面白い仕事 | ・AIエンジニア ・VRクリエイター ・ARクリエイター ・CGエンジニア ・ゲームテスター ・eスポーツ選手 |
趣味・関心に関する面白い仕事 | ・ゴルフボールダイバー ・グリーンキーパー ・ドローンパイロット ・無重力空間での実験 ・動画配信者 ・トレジャーハンター |
食に関する面白い仕事 | ・フードアナリスト ・利き酒師 ・ローフード・リビングフードインストラクター ・ソムリエ ・カフェプランナー |
生活に関する面白い仕事 | ・代行業 ・人の愚痴や不満、悩みを聞く相談員 ・ストリートビュー撮影スタッフ ・熱波師 |
動物・植物に関する面白い仕事 | ・ドッグトレーナー ・インセクトブリーダー ・ペットシッター ・装蹄師 |
ホテル・観光・ブライダルに関する面白い仕事 | ・テーマパークスタッフ ・バトラー ・トラベルライター ・ハンドキャリー ・結婚コンサルタント ・ドレスコーディネーター |
芸能・マスコミ関連の面白い仕事 | ・探偵 ・特機 ・方言指導者 ・ロケコーディネーター |
世の中の面白い仕事40選
ここでは、世の中であまり知られていない職業や、やりがい・挑戦する楽しさを感じられる40の仕事をご紹介します。
先述したように、どのような仕事を「面白い」と感じるかは人それぞれです。たとえば、探偵の仕事のように緊張感やドキドキ感に面白さを見出す人や、動画配信で生計を立てられることに面白さを見出す人もいます。自分の適性を理解したうえで、「面白い」と思える仕事を探してみましょう。
自分に合った面白い仕事の見つけ方を教えてください
面白い仕事は「偶然」と「行動」の先にある
「面白い仕事」と出会うには、自分の“わくわく”を起点にすることが大切です。私が支援した方で、昔からゲーム実況を見るのが好きで、そこから編集スキルを学び、今では動画制作の仕事に就いた方がいます。
まずは「夢中になったこと」や「違和感を覚えた瞬間」をノートに書き出してみてください。これは自分の価値観や強みの棚卸しになります。そして興味が湧いた分野に関しては、関連するイベントに行ってみたり、実際に働く人にSNSで話を聞いてみたりしましょう。こうした行動が、自分だけの“面白い仕事”への道を開いてくれるはずです。
加えて、クランボルツの理論では「偶然の出来事をチャンスに変える力」も重要とされています。予期せぬ出会いや経験をポジティブに捉え、行動することで新たな可能性が広がるでしょう。迷っている時間こそがヒントの宝庫。動きながら悩むなかに、あなたに合った面白い仕事が見えてくるはずです。
専門性のある面白い仕事
ここでは、特定の資格や訓練などが必要な専門性のある面白い仕事についてまとめました。
専門性のある面白い仕事
- ひよこ鑑定士(初生雛鑑別師)
- 臭気判定士
- 電波調査員
- パーツモデル
- 古地図研究家
1.ひよこ鑑定士(初生雛鑑別師)
ひよこ鑑定士は、正式名称を「初生雛鑑別師(しょせいひなかんべつし)」といいます。ニワトリのヒナの肛門や羽毛を1匹ずつチェックして性別を見分ける仕事です。
生まれたてのひよこはオスとメスでほとんど違いがなく、見極めが困難といわれています。性別によってその後の目的が変化するため、確かな技術を持ったひよこ鑑定士の仕事は需要が高い傾向にあるでしょう。
ひよこ鑑定士になるには、初生雛鑑別師養成所へ入所し初等科の講習を修了後、一定期間の実務研修を経て初生雛鑑別師試験に合格しなくてはなりません。養成所に入所できる条件は以下のようになっています。
- ・満25歳以下
- ・高校卒業者またはこれと同等以上の資格保持者
- ・視力が1.0以上(矯正可)
- ・健康な人
試験の合格率は50%ほどの難関資格です。鑑別作業は緻密で高い集中力を要するため、長時間集中しての作業が苦にならない人や、スピードと正確性を重視できる人に向いているでしょう。日本のひよこ鑑定士の能力は世界的に高い評価を得ていることから、海外へ渡って仕事をする人も少なくないようです。
2.臭気判定士
臭気判定士とは、世の中にある多様なにおいの種類や強さを、人の嗅覚を用いて区別・判定する仕事です。工場や事業所から発生する悪臭の原因を分析し、周辺住民の生活品質の向上や環境保全に貢献しています。
臭気判定士になるには、国家資格である臭気判定士試験への合格が必要です。においに対する敏感さはもちろん、科学的な分析力や判定力、臭気対策に関する知識なども求められるでしょう。
3.電波調査員
電波調査員とは、主に携帯電話や無線機の電波状況を専用機器で測定・調査する仕事です。携帯電話会社からの依頼が中心となっており、電波が入りにくい地域がどこにあるか、具体的にどのような電波状況なのかをフィールド調査します。
決められた時間内に指定された場所を徒歩で調べることから、ある程度の体力が必要です。1日の勤務時間が短い場合もあるので、ダブルワーク向けの求人や非正規雇用での募集がされている傾向にあります。電波調査以外の業務を兼任する場合は、正社員を募集している求人もあるでしょう。
4.パーツモデル
パーツモデルとは、自身の身体の一部を用いてテレビや雑誌などの広告に出演する「パーツ」専門のモデルです。たとえば、手のパーツモデルは「手タレ」とも呼ばれ、ネイルやハンドクリームなどの広告に出演します。
ほかにも足や目、唇、髪の毛など、特定のパーツに特化した人が活躍しているのが特徴です。モデル事務所に所属して活動したり、自らオーディションを受けて仕事を獲得したりする方法があります。
パーツモデルは、その部位にフォーカスしてカメラを向けられることが多いため、日ごろから細部まで丁寧なケアを怠らない美意識の高い人に向いているでしょう。
5.古地図研究家
古地図研究家とは、歴史的な地図を調査・分析し、過去の地理や文化、社会の変化を研究する専門家です。博物館や大学、出版社などで資料を取り扱ったり、自ら調査や執筆、講演を行ったりする人もいます。
古地図研究家を目指すなら、地理学や歴史学、考古学などを大学で学び、専門知識を深めるのが一般的。博物館や教育委員会に勤めるなら、文部科学省が実施している「学芸員」の資格取得が必要です。また、大学院での研究や、古地図を扱う施設での実務経験がキャリアにつながることも。地道な調査力と、資料を読み解く洞察力が求められるでしょう。
IT・コンピューター関連の面白い仕事
IT・コンピューター関連の面白い仕事には、次世代のテクノロジーを反映したエンジニアやクリエイターなどがあります。
IT・コンピューター関連の面白い仕事
- AIエンジニア
- VRクリエイター
- ARクリエイター
- CGエンジニア
- ゲームテスター
- eスポーツ選手
6.AIエンジニア
AIエンジニアとは、システムやサービスに対する課題解決に最適なAIモデルを設計・開発・実装する専門職です。具体的には、モデルの学習やシステムへの統合、運用・精度改善などを担当します。
AIエンジニアを目指すには、プログラミング言語であるPythonや機械学習フレームワーク(PyTorch、TensorFlow)を扱える技術力と、線形代数・統計などの数学的な基礎知識が必要です。これらは独学やオンライン講座、大学での情報系専攻などで学べます。
企業によっては「未経験可」の求人もあるので、興味・関心がある状態から始めることも可能です。実務経験を重ねれば、AIスペシャリストとしてのキャリアも期待できるでしょう。
7.VRクリエイター
VRクリエイターとは、バーチャルリアリティ(VR)技術を使って、仮想空間や体験コンテンツを制作する仕事です。ゲームや教育、医療、建築などさまざまな分野で活用され、ユーザーが没入できるリアルな世界をデザインします。
VRクリエイターとして働くには、CGデザインやプログラミング、3Dモデリングのスキルが必要です。また、開発ツールの習得や最新技術への好奇心も重要になるでしょう。さらに、ポートフォリオを作成することで就職やフリーランスとしての活動に役立ちます。
8.ARクリエイター
ARクリエイターは、拡張現実(AR)技術を活用して、現実の風景にデジタル情報や映像を重ね合わせるコンテンツを制作する仕事です。広告やエンターテインメント、教育、観光など幅広い分野で、ユーザーに新しい体験を提供します。
ARクリエイターは、プログラミングや3Dデザイン、映像制作のスキルが求められるでしょう。専門学校や大学で情報工学やデジタルデザインを学んだり、AR開発に使われるツールを習得したりすることも必要です。また、最新技術への興味・関心や柔軟な発想力があることもポイントになります。
9.CGエンジニア
CGエンジニアとは、映画やゲーム、広告などで使われるCGの制作技術を開発・応用する専門職です。映像表現をよりリアルにするためのソフトウェアやツールの設計・改良を行います。
CGエンジニアを目指すなら、プログラミングや3Dグラフィックスの知識を身につけることが基本です。大学や専門学校で基礎を学ぶほか、実際にCG制作ソフトを使った経験があると、就職に有利になるでしょう。
10.ゲームテスター
ゲームテスターとは、発売前のゲームをプレイして、商品にバグや不具合がないかを確認する仕事です。ゲームの動作やサウンドなどに問題がある場合は、「△△をしたら問題が起きた」「特定の場所である動きをしたらフリーズした」というように、細かく記録し修正の報告をします。集中力が高く、根気強い人に向いている仕事です。
開発段階のゲームが徐々に完成に向かっていくところを間近で見られるうえ、高品質の商品を売り出すための重要な役割を担うという点で、やりがいを感じられる面白い仕事といえるでしょう。
11.eスポーツ選手
eスポーツ選手とは、ゲームのイベントやプロリーグ、大会に出場し上位入賞を目指すプロのプレイヤーのことです。大会で良い成績を収めたら賞金を獲得できたり、知名度を高めればスポンサーが付いて契約料を得られたりします。プロゲーマーになるには、紹介やスカウト、入団試験を経て国内のチームに所属する方法があるようです。
大会を勝ち抜くためには、日々練習やスキルを高める必要があります。ひたすら細かい動きをトレーニングしたり、地道な戦術研究が勝利につながったりするため、ゲームの腕前に加えて高い集中力とプレッシャーに耐えられる精神力が必要です。世界的にもeスポーツが正式なスポーツ競技として認められつつあることから、今後さらなる市場拡大が見込まれるでしょう。
趣味・関心に関する面白い仕事
趣味・関心に関する面白い仕事には、ドローンパイロットや動画配信者など、自分の好きなことや趣味などをそのまま活かして働けるようなものが多いようです。
趣味・関心に関する面白い仕事
- ゴルフボールダイバー
- グリーンキーパー
- ドローンパイロット
- 無重力空間での実験
- 動画配信者
- トレジャーハンター
12.ゴルフボールダイバー
ゴルフボールダイバーとは、ゴルフ場にある池に落ちたボールを拾い、綺麗に洗浄して中古品として販売する仕事です。有名ブランドのボールは1つ数百~数千円と高額で取引されるなど、1日に拾うボールの数によっては高収入を得られる可能性も。場所によっては、水深約10mの池に潜ることもあるようです。
安全を目的としてウェットスーツと空気ボンベ、フィンを装着して作業を行うため、潜水士の資格が必要となります。
池が汚れていて視界が悪かったり、氷が張っている状態で潜らなくてはならなかったりと、業務には過酷な一面も。あまり頻繁に人材募集を行っていない職種のため、ゴルフボールダイバーを目指すなら、海外も視野に入れつつ勤務場所を探すのがおすすめです。
13.グリーンキーパー
グリーンキーパーとは、運動場やサッカー場、ゴルフ場などの芝生を管理する仕事です。芝生への水やりや芝刈り、害獣駆除などを行う仕事です。芝生の状態が悪いと、利用者の怪我につながったり、競技に影響を及ぼしたりする可能性があるため、十分な配慮が必要となる仕事といえるでしょう。
グリーンキーパーで働くには、ゴルフ場や芝生の管理会社に就職するのが一般的。未経験から挑戦できます。業務に活かすなら、日本芝草研究開発機構が管轄する「芝草管理技術者資格認定制度」を取得するのがおすすめです。
14.ドローンパイロット
ドローンパイロットは、ドローンを操縦して空撮を行ったり、高所にある設備のメンテナンスを補助したりする仕事です。テレビ番組や動画サイトで使用する映像撮影のほか、近年では農業や建築、災害対応の分野においてもドローンによる業務効率化が進んでいます。
ドローンを操縦するにあたって必須の免許はありませんが、一定の大きさを超える場合は航空法や電波法などに配慮しなければなりません。
なお、国家資格である「無人航空機の操縦者技能証明制度(操縦ライセンス制度)」を取得すれば、飛行できる場所が増えたり、飛行許可申請の手続きが簡略化されたりするメリットがあります。仕事でより自由にドローンを操縦したいと考えるなら、国家資格の取得がおすすめです。
15.無重力空間での実験
無重力空間での実験に参加し、未来の宇宙開発に貢献できる仕事もあります。コップに水を注いだりフライ返しを使ったりと、日常生活のさまざまな動きが無重力空間でも行えるのかを確かめるのが主な実験内容です。収集されたデータは、宇宙ステーションの開発や宇宙エレベーターの設置などに役立てられるでしょう。
なお、無重力空間で実験する仕事は募集自体が少ない傾向にあり、採用人数もごく少数のため倍率が高い傾向にあります。参加の際は健康状態なども加味されるため、興味がある人は日ごろから情報を見落とさないようにしましょう。
16.動画配信者
動画配信者とは、自分の趣味や特技、興味があることを撮影し、プラットフォーム上で配信している人を指します。視聴数に応じた広告収入や、視聴者からのバーチャルギフトによって収益を得るのが一般的です。
インターネットビジネスなので誰でも始められますが、成果が出せるのはごく一部の人に限られます。多くの人に見てもらうには試行錯誤が必要ですが、成功すれば動画配信だけで大きな収入を得られるようになるなど、挑戦する楽しさがある仕事といえるでしょう。
なお、動画配信者として成功を目指すなら、ネットリテラシーをしっかり身に付けることも大切です。
17.トレジャーハンター
トレジャーハンターとは、歴史的な遺産や財宝、貴重な鉱物などを調査・発掘する仕事です。文献をもとに調査ポイントを絞り、実際に現地に足を運んで捜索を行います。調査場所は海底や遺跡などにもおよび、専門性や考古学的知識を求められる場合があるようです。
トレジャーハンターの多くがフリーランスや副業で活動しており、企業に属する正社員は少ない傾向にあります。基本的には成果報酬型のため、安定した収入も得にくいでしょう。
しかし、歴史に残るような発見は貴重な資料として活用される場合もあるため、面白い仕事として大きなやりがいを感じられる可能性があります。
食に関する面白い仕事
食に関する面白い仕事には、食材のスペシャリストや専門的な知識が求められる職種があります。
食に関する面白い仕事
- フードアナリスト
- 利き酒師
- ローフード・リビングフードインストラクター
- ソムリエ
- カフェプランナー
18.フードアナリスト
フードアナリストとは、食に関する知識や分析力を活かして、料理や飲食店、食品の評価・情報発信を行う専門家です。味覚が求められるだけでなく、雑誌やメディアでの執筆、企業の商品開発支援なども担います。
フードアナリストの仕事に就くには、民間資格である日本フードアナリスト協会の資格取得が一般的。1級から4級まで段階があり、筆記試験や食の基礎知識、マナー、文化まで幅広い知識が必要です。食べ歩きが好きな人や、食に関する発信に興味がある人に向いているでしょう。
19.利き酒師
利き酒師は、日本酒の魅力や飲み方を提案する専門職です。飲食店や酒販店、観光業などで活躍します。酒の種類や造り方、料理との相性など幅広い知識が求められるのが特徴です。そのテイスティングスキルを活かして、新しい商品の開発に携わる人もいます。
利き酒師を目指すには、SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)が認定する「利き酒師」資格の取得が必要です。講座の受講と筆記試験、テイスティング試験があり、実践的な知識も身につけられます。
20.ローフード・リビングフードインストラクター
ローフード・リビングフードインストラクターとは、加熱せずに食材の酵素や栄養を生かす食事法「ローフード」の知識を広め、健康的なライフスタイルを提案する専門家。顧客に合ったローフードの提案や料理教室の講師、レシピ開発などを行う人もいるようです。
ローフード・リビングフードインストラクターは、民間の認定資格(日本リビングビューティー協会など)があり、基礎から応用まで段階的に学べます。健康志向に興味がある人には、知識を身につけながら楽しく取り組めるでしょう。
21.ソムリエ
ソムリエとは、ワインを中心とする飲料の専門的な知識を有したスペシャリストのことです。飲食店に勤務するソムリエの場合、店舗や料理の特性にぴったりの飲料を選定し、仕入れや管理などを行います。お客さまの食事がより美味しく楽しいものになるよう、知識を活かしたサービスを提供するのもソムリエの仕事の一つです。
資格がなくてもソムリエとして働くことは可能ですが、専門的な資格があるとスキルに応じたソムリエバッジを身につけられます。ワインに関する豊富な知識を有している証になるので、ソムリエとして活躍したい場合は資格取得を目指すのがおすすめです。
22.カフェプランナー
カフェプランナーは、カフェのコンセプト設計からメニュー開発、空間デザイン、開業支援までを手がける企画のプロです。自ら店舗を持つ人もいれば、コンサルタントとして活動する人もいる職種です。飲食業の現場経験があると有利ですが、カフェ運営に必要な知識を学べる専門学校や民間の養成講座もあります。
資格は必須ではありませんが、「カフェプランナー認定資格」などがあるとスキルの証明になるでしょう。独立志向や発想力が求められる仕事です。
生活に関する面白い仕事
生活に関する面白い仕事は、代行業や相談員など日々の暮らしに役立つことやサポートになるようなものがあります。
生活に関する面白い仕事
- 代行業
- 人の愚痴や不満、悩みを聞く相談員
- ストリートビュー撮影スタッフ
- 熱波師
23.代行業
代行業とは、体調不良や加齢、多忙により「自分でしたいけどできない」と悩む人に代わって依頼内容を遂行する仕事です。具体的には運転やお墓参り、列並びの代行などがあります。また、本人に代わってミスを謝る謝罪代行や、日常生活を助ける家事代行などもあるようです。
依頼内容によっては、寒さや暑さの影響を過酷に感じたり、高いコミュニケーション能力を求められたりする場合も。代行を行う会社のなかには、業務内容をある程度限定している場合と、「便利屋」や「なんでも屋」のように幅広く代行を請け負う会社があります。
24.人の愚痴や不満、悩みを聞く相談員
人の愚痴や不満、悩みを電話で聞く相談員の仕事も、面白い仕事の一つとして挙げられます。相談員は、基本的にスマートフォンやパソコンの音声通話サービスを利用して相談対応を行う場合が多いでしょう。
相談員は、副業やアルバイトといったかたちで、空き時間を使って働くことも可能です。企業によっては、給与に指名料をプラスしてくれる場合も。求人情報を探す際は、「愚痴・不満・悩み聞き」あるいは「傾聴スタッフ」「リスニングスタッフ」の記載をチェックしてみましょう。
人の話を聞くのが好きで、他者に寄り添いたい気持ちが強い人は、やりがいを感じやすい仕事といえます。一方で、愚痴や不満といったネガティブな話を聞くうちにストレスを抱える恐れもあるので注意が必要です。
25.ストリートビュー撮影スタッフ
ストリートビュー撮影スタッフは、Webやアプリケーション上で表示できるストリートビューを作成するために、全国各地の街の様子を撮影する仕事を指します。街の様子は基本的に走行しながら車内のカメラで撮影するため、専門的な撮影スキルよりも運転できることのほうが重視される場合もあるようです。
ただし、場所によっては、店舗や施設のなかに入って撮影することもあります。ストリートビューの撮影に関する仕事は、ドライバー以外にも営業の求人が展開されている場合があるので、自分の持っているスキルや経験に合わせて応募を検討するのも手です。
26.熱波師
熱波師とは、サウナの蒸気を大きなタオルであおぐことで、熱波を送る専門家を指します。サウナによっては、目を見張るようなタオルさばきや掛け声を交えながらパフォーマンスをする場合も。暑い室内で動き回るため、体力に自信がある人に向いているでしょう。
熱波師になるのに必須の資格はありませんが、サウナの知識があれば仕事をするうえで役立つと考えられます。民間の熱波師資格もあるため、就職を目指す人は受験を検討してみるのも手です。
動物・植物に関する面白い仕事
動植物に関する面白い仕事には、ドッグトレーナーや装蹄師といった動物の指導や植物への専門的な知識を活かした仕事があります。
動物・植物に関する面白い仕事
- ドッグトレーナー
- インセクトブリーダー
- ペットシッター
- 装蹄師
27.ドッグトレーナー
ドッグトレーナーとは、犬のしつけや問題行動の改善をサポートする専門家です。飼い主への指導も含め、犬との良好な関係を築く手助けをします。しつけ教室や動物病院、ペットショップなどで活動するほか、独立して開業する人もいるようです。
JCSA認定ドッグトレーナーといった民間の認定資格があると、信頼につながるでしょう。犬への深い理解と根気強さが求められる仕事といえます。
28.インセクトブリーダー
インセクトブリーダーとは、ペットとして人気が高いカブトムシやクワガタの成虫や幼虫を飼育・繁殖し、販売する仕事です。動物取扱業の登録が必要な動物の販売と異なり、昆虫の販売は特別な手続きが不要なため、趣味の延長から始めやすい職種といえます。
カブトムシやクワガタの種類・大きさによっては高値で取引される場合もありますが、良い個体に育てるには飼育に多大な費用がかかることも。飼育場所の確保難や期待通りの取引ができない可能性もあるため、少ない数から副業として始めるのがおすすめです。
29.ペットシッター
ペットシッターとは、依頼者の自宅に行き、飼い主に代わってペットのご飯の用意や散歩などのお世話をする仕事を指します。出張や旅行などで留守にする際、ペットホテルを利用するよりも慣れ親しんだ自宅のほうがペットにストレスがかかりにくいことから、ペットシッターには一定の需要がみられるようです。
「命を預かっている」という責任感を持てる人や、生き物に対する愛情がある人に向いているでしょう。依頼者の留守中に自宅の鍵を預かるため、飼い主と信頼関係を築けるかどうかも重要といえます。
30.装蹄師
装蹄師とは、馬の蹄を削り整え、蹄鉄を打ち付ける専門職です。馬が健康に歩行できるようサポートし、競馬や乗馬クラブ、牧場などで重要な役割を果たします。
装蹄師になるには、農林水産省認定の「装蹄師資格」が必要です。栃木県にある装蹄教育センターで、約2年の研修を受ける必要があります。力仕事でありながら、馬への繊細な観察力と技術が求められる職業のため、馬と真剣に向き合いたい人におすすめです。
ホテル・観光・ブライダルに関する面白い仕事
ホテル・観光・ブライダルに関する面白い仕事には、お客さまに楽しい時間を提供するサービス業が多く見受けられます。
ホテル・観光・ブライダルに関する面白い仕事
- テーマパークスタッフ
- バトラー
- トラベルライター
- ハンドキャリー
- 結婚コンサルタント
- ドレスコーディネーター
31.テーマパークスタッフ
テーマパークスタッフとは、アトラクションの運営や接客、ショーの案内、飲食や物販の販売など多岐にわたる業務を担う仕事です。来園者が楽しい時間を過ごせるよう、高いホスピタリティ精神が求められます。担当箇所によっては周囲の様子をみながら行動する必要があるため、体力や臨機応変な対応力も求められるでしょう。
テーマパークスタッフに特別な資格は不要ですが、接客経験やサービス業への理解があると有利です。多くのテーマパークではアルバイトからスタートすることが多く、経験を積んで正社員登用されるケースも。エンタメや人と接することが好きな人に向いているでしょう。
32.バトラー
バトラーとは、ホテルの宿泊客が快適に過ごせるように、あらゆる用件を聞き身の回りのお世話をする仕事のこと。バトラーが配属されるのは、ホテルのなかでもエグゼクティブフロアなどのハイグレードな客室です。
チェックイン対応や清掃といった基本業務を始め、宿泊客からの要望があれば荷解き・荷造りや買い出し、観光の手配なども行います。高いホスピタリティや品性のある振る舞いが欠かせない仕事です。
33.トラベルライター
トラベルライターとは、国内外の旅先について記事を書く仕事です。企業に所属するライターもいますが、フリーランスで記事を書く場合も少なくありません。フリーランスは作成本数や成果によって収入も異なるため、安定して高い品質の記事制作ができる文章力が求められるでしょう。記事内の写真もライターが撮影したものを使用する場合があり、写真撮影のセンスも求められます。
トラベルライターは未経験からでも目指せる仕事ですが、個人ブログを書いていた経験があると、選考に通過しやすくなるでしょう。
34.ハンドキャリー
ハンドキャリーとは、依頼主から書類や荷物を預かり、公共交通機関を利用して配達先へ手渡す仕事です。日本国内への配達よりも、国際線の飛行機に乗って世界各地へ届ける傾向にあるので、フットワークが軽い人や語学力がある人に向いているでしょう。
決して安くはない金額を支払ってまでハンドキャリーを利用する依頼主の荷物は、緊急かつ重要なものがほとんどといえます。荷物の紛失や破損を避けるためにも、移動中は気を抜かず仕事に真摯に向き合うことが大切です。
なお、ハンドキャリーと称して違法な荷物を運ばせる犯罪の手口も存在します。面白い仕事としてハンドキャリーへの就職を視野に入れる際は、「高額報酬」などの文言に惹かれて、身元がはっきりしない業者の求人に応募しないよう注意が必要です。
35.結婚コンサルタント
結婚コンサルタントとは、結婚を希望する人へ出会いの場の提供や交際・結婚に向けたアドバイスを行う仕事です。会員の性格や希望を把握し、最適なマッチングやサポートを通じて成婚まで導きます。心理的なサポート力やコミュニケーション能力が重要になるでしょう。
結婚コンサルタントに必須資格はないものの、「仲人士」や「結婚相談士」などの民間資格を取得することで信頼性が高まります。また、結婚相談所への就職や、独立開業の道もあるでしょう。
36.ドレスコーディネーター
ドレスコーディネーターとは、結婚式や披露宴で着用する衣装のコーディネートを行う仕事です。お客さまの希望をヒアリングしつつ衣装をトータルコディネートするので、服飾の知識やセンスだけでなくコミュニケーション力も求められます。
ドレスコーディネーターに必須の資格はなく、未経験から挑戦できる求人もあるでしょう。事前にブライダルに関する基本的な知識を付けたり、トレンドに敏感でいるように心掛けておくと、入社後の自信につながる可能性があります。
芸能・マスコミ関連の面白い仕事
芸能・マスコミ関連では、取材力が試されたり映画やドラマなどで活躍できたりする仕事があります。
芸能・マスコミ関連の面白い仕事
- 探偵
- 特機
- 方言指導者
- ロケコーディネーター
37.探偵
探偵とは、依頼をもとに素行調査や浮気調査をするのが主な仕事です。対象人物を尾行したり、写真を撮って必要な証拠を押さえたりして、調査に役立つ情報を集めます。長時間の張り込みに集中して取り組める人や、分析力・行動力がある人に向いているでしょう。
38.特機
「特機」は特殊機械を略した言葉で、テレビ番組や映画の撮影に使用する機械の操作を行う仕事のことです。大型クレーンや送風機などの撮影用機械を操作し、求められている映像の作成に携わります。
特機として働くには専門的な技術や知識が必要とされるため、大学や専門学校に通ったのちに制作会社へ入社するのが一般的なようです。自分の携わった作品を見てもらう機会を得られるため、面白味を感じられる仕事といえるでしょう。
39.方言指導者
方言指導者とは、日本のドラマや映画で使われる方言を自然なかたちに修正・指導する仕事です。現場で役者に直接指示するだけでなく、自分の方言を録音して音源を渡したり、台本の書き直しを行ったりする業務があります。
現地の人が聞いて違和感のない方言を指導するのも重要ですが、誰が聞いても理解できる話し方とのバランスも大切です。人に教える側の立場にいるため、些細な不自然さに気づける洞察力と、的確な指導力が求められるでしょう。
40.ロケコーディネーター
ロケコーディネーターとは、映画やテレビ番組、CMなどの撮影において、ロケ地の手配や撮影許可の取得、現地の調整・案内を行う仕事です。スタッフや出演者の移動・宿泊手配、地元との交渉など幅広い業務を担当し、撮影が円滑に進むようサポートします。そのため、交渉力や柔軟な対応力、土地勘などが求められるでしょう。
ロケコーディネーターになるには制作会社やロケ専門会社に就職するのが一般的。未経験からでもアシスタント業務を通じて経験を積むことが可能です。映像制作に関心があったり、裏方として現場を支えることにやりがいを感じたりする人に向いています。
面白い仕事を選ぶ際の3つの注意点
面白い仕事は魅力的ですが、「面白い」という理由だけで仕事を選ぶのはおすすめできません。面白い仕事を探す際には、「自分に合った仕事内容かどうか」「専門的な資格や経験が求められていないか」などに気を付けましょう。
以下では、面白い仕事を選ぶ際の3つの注意点について解説します。
面白い仕事を目指すうえでは「続けたい」と思えるかも大切なポイントです
「面白い仕事がしたいけれど、自分に向いているのか不安」という声は、キャリア相談でもよく耳にします。“面白さ”は仕事選びの大事な軸ですが、勢いだけで決めてしまうと理想と現実のギャップに苦しむことも。たとえば、YouTuberに憧れて制作会社に入った方が、実際は編集や調整の多さに疲弊してしまったケースもあります。
大切なことは「どんな瞬間が面白かったのか?」を具体的に掘り下げ、自分の“好奇心のパターン”を知ること。実際、私が支援したクライアントの一人は「人の話を深く聞くことが好き」と気づき、カスタマーサクセス職に転職して新たなやりがいを得られました。「面白い=ワクワクする」だけでなく、「続けたいと思えるか」も大切な視点です。
まずは、以下の3ステップから始めてみましょう。
1.楽しかった経験を棚卸しする
2.そこに共通する価値観を言葉にする
3.その延長にある仕事を探す
あなたらしい面白い仕事は、意外な場所に眠っているかもしれません。
面白い仕事を選ぶ際の注意点
- 仕事内容が自分に合っているかを考える
- 求人数や採用人数が少ない可能性がある
- 専門的な資格や経験が必要な場合がある
1.仕事内容が自分に合っているかを考える
面白いかどうかは、あくまで仕事を選ぶ際の一つの要素に過ぎないため、仕事内容が自分に合っているかを重視するようにしましょう。初めて聞くような職種は、新鮮さや希少さから「面白そう」と感じやすいかもしれません。しかし、その仕事が自分の適性に合っていなければ、業務が辛く感じたり早期離職につながったりする恐れがあります。
適性を含め、収入面や待遇面など、さまざまな角度から総合的に仕事を選ぶのがおすすめです。自分に合っていると感じられれば、「やりがいがあって面白い仕事」と思えるでしょう。
2.求人数や採用人数が少ない可能性がある
世の中にあまり知られていない面白い仕事の場合、そもそもの求人数や採用人数が少ない傾向にあります。応募者が多ければ内定獲得のハードルが高くなるうえ、仕事によっては働ける場所が限られるなどのデメリットが考えられるでしょう。珍しい仕事を目指しているなら、希望の職業に就けない可能性も考慮し、ほかの求人も探しておくことをおすすめします。
とはいえ、業務を担える人材が少ない仕事では、代わりの利かない貴重な人材を目指せる可能性もあります。希望の仕事への就職を叶え、着実にスキルや実績を積んでいけば、特定の分野において長く活躍できるでしょう。
3.専門的な資格や経験が必要な場合がある
面白い仕事のなかには、専門的な資格や一定の実務経験が必要な職種があります。未経験から応募できたとしても、選考では有資格者が優遇される場合も。求人数の少ない職業であれば、有資格者や経験者もいる選考に通過しなければならない可能性もあります。スキルや資格が求められる面白い仕事を目指す際は、必要な資格を取得してから挑戦するのが望ましいでしょう。
「高収入だから」という理由だけで選ぶのは避けよう
「高収入が見込まれるから」という理由で面白い仕事を選ぶと、勤務時間や雇用条件が自分に合わずに入社後に辛い思いをしてしまう恐れがあります。仕事を選ぶ際は、収入面以外にも「自分のライフスタイルに合う働き方ができるか」「体力的に続けられそうか」など、さまざまな視点から判断するのが望ましいでしょう。
また、高収入を謳う求人のなかには、違法な仕事を任されるものもあります。具体的な業務内容が記されていなかったり、理由もなく募集対象の性別が限定されていたりする求人には応募しないようにしましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
仕事で「面白い」「やりがいがある」と感じやすいポイント
珍しい仕事に限らず、日々の業務でやりがいを感じられるなら「面白い仕事」と思える可能性があります。
ハタラクティブが独自に調査した「若者しごと白書2025(2-3. 仕事に満足している理由)」によると、フリーターと正社員が仕事に満足している理由として、「仕事の面白さ」が2位にランクインしているようです。仕事に対するやりがいや興味は、仕事の満足感に影響を与える重要なポイントといえます。
ここでは、どのようなときに仕事のやりがいや面白さを感じられるかについて解説するので、求人を探す際の参考にしてみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
やりがいがある仕事とはどのような仕事でしょうか?
”何に喜びを感じるのか”を言語化することで見えてきます!
やりがいのある仕事とは「自分の価値観や強みと結びついている仕事」です。日々の業務に意義や手応えを感じられると、モチベーションや継続力が自然と高まり、それらが仕事のやりがいへとつながっていきます。
また、やりがいは「他者への貢献」「成長実感」「成果が見えること」など、人によって感じ方が異なります。
たとえば、以前に30代の転職希望者の方が「仕事に意味を感じない」とご相談に来られました。過去の経験を振り返っていくなかで「誰かの役に立っていると実感できた瞬間」に最も充実感があったと気づき、結果的に介護業界へと転職されました。今では「数字以上に感謝の言葉が励みになる」と、日々前向きに働かれています。
やりがいを見つける“第一歩”は「自分が何に喜びを感じるか」を言語化することです。あなたにとって大切な軸がみえてくると、自分らしく働ける道がみえてきます。焦らずじっくり、自分と対話する時間をとってみましょう。
労働環境や待遇に満足できる
定時で帰りやすい職場環境や十分な給与、充実した福利厚生などに満足できれば、仕事にやりがいを感じられる可能性があります。業務内容に見合う給与が支払われなかったり、勤務時間が極端に長かったりして不満を抱えると、「仕事が面白くない」とネガティブな感情が芽生えやすくなるでしょう。
主体性を持って働ける
仕事にやりがいを見出すには、主体性を持って働けるかどうかも重要といえます。指示に対し、忠実に仕事をこなすスキルは大切です。しかし、ただ受動的に行動するだけでは、仕事への達成感や満足感を得にくいと考えられます。自身の意見を発言したり積極的に行動を起こしたりできれば、働く意欲が増し、仕事の面白さへつながるでしょう。
将来性がありキャリアアップを目指せる
将来性がある会社や仕事なら、自身が叶えたい目標やキャリアステップを描きやすいため、日々の業務にやりがいを見出しやすいといえます。「今の仕事が将来の自分へどのようにつながるか」が明確に見えていれば、業務一つひとつに対する意欲が高まり、「面白い」と感じられるでしょう。
やりがいはモチベーションアップにもつながる
仕事で得られる達成感や充足感はやる気を生むため、高いモチベーションを維持して業務に取り組める効果が期待できるでしょう。たとえば、良い成果を得られたり適切な評価を受けられたりすれば、「次も頑張ろう」という好循環につながりやすくなります。「面白い仕事」に就きたい場合は、やりがいを感じられるかどうかにも注目して探してみましょう。
面白い仕事に就職するための4つのコツ
面白い仕事に就職するには、自己分析をしっかり行ったり、仕事に求める条件や待遇を考えたりする必要があります。以下で、面白い仕事に就職するためのコツを解説するので、ぜひチェックしてみてください。
行動が未来の仕事を作る!面白い仕事の見つけ方
「面白い仕事」を見つけるためには、まず自分自身の興味や好奇心を大切にすることが重要といえます。多くの人が「面白い仕事とは何か」と悩みますが、その答えは実際に自分の体験や価値観に基づいて見つけるものです。自分が心から興味をもっていることが、あなたにとっての「面白い仕事」につながります。
まず、自分が何に興味をもっているのか、何に対して「わくわくするのか」を考えましょう。気になるテーマをノートに書き出すと、思いもよらない発見があります。また、その気になるテーマに関連する体験を実際にしてみることが大切です。
たとえば、興味がある分野のボランティア活動に参加したり、関連するイベントに足を運んだりすることで、その分野が自分に本当に合っているかを試せます。いきなり正解を求めるのではなく、まずは行動を起こして、結果を見て調整していくことが、面白い仕事に出会う近道です。
面白い仕事に就職するためのコツ
- 自己分析で「面白い」と思った経験を洗い出す
- 仕事に対して求める条件や待遇を考える
- 企業研究を行い必要なスキルや資格を取得する
- 将来のキャリアプランを明らかにする
1.自己分析で「面白い」と思った経験を洗い出す
自分に合った面白い仕事に就くには、自己分析を通して自分の適性や興味を理解しておく必要があります。自己分析では、これまでに「面白い」「楽しい」と思った経験を洗い出す作業が重要です。ほかにも「また挑戦してみたい」「心が弾んだ」など、自分のなかにポジティブな感情が生まれた出来事を思い返してみましょう。
「面白い」と感じた出来事を書き出すだけでなく、「なぜ面白かったのか」を深掘りすることが大切です。洗い出した経験に共通する点や、心が揺さぶられるタイミングを見つけることで、自分が何に対して「面白い」と感じるのかを知るきっかけになります。
2.仕事に対して求める条件や待遇を考える
仕事に対して何を求めるかや希望する待遇面について考えるのも、面白い仕事に就職するコツの一つです。仕事に対して求めるものを明らかにすることで、就職・転職における企業とのミスマッチを未然に防げる可能性があります。
たとえば、「シフト制で勤務したい」「年収△△万円以上は欲しい」「自宅から近い職場が良い」など、具体的な条件を明確にしましょう。条件の数が多い場合、すべての希望を満たす仕事を見つけるのは難しいため、「決して譲れないもの」から優先順位を付けるのがおすすめです。
3.企業研究を行い必要なスキルや資格を取得する
面白い仕事に就職するためのコツとして、企業研究を行い必要なスキルや資格を取得することも挙げられます。企業研究とは、志望先企業の経営理念や事業内容、求める人物像などについて調べ、理解を深める作業です。企業研究を行えば、志望先企業で活躍できる人の特徴や、持っていると役立つ資格・スキルを知れるメリットがあります。
また、社風や経営陣の価値観などもリサーチすれば、自分の考えと比較できたり、選考で採用担当者に「よく調べてきている」と好印象を与えられたりする場合があるでしょう。
4.将来のキャリアプランを明らかにする
面白い仕事に就職する際は、将来のキャリアプランを明確にしておくのも大切です。理想のキャリアプランが定まっていれば、「何年以内にどのような業務経験が求められるか」「専門資格を得るために何が必要か」を整理でき、これから取り組むべきことが分かります。
また、就職先を選ぶ際にも、理想のキャリアを叶えられるかどうかが一つの判断基準になるでしょう。
キャリアプランは“動きながら決めていく”ほうが今の時代に沿っています。将来像がぼんやりしている場合は「少しでも気になったことは情報を集めてみる」「実際に小さく始めてみる」など、行動を積み重ねてあなたの軸をつくりましょう。
無理やり「やりたいこと」を探さなくても大丈夫。完璧なプランより、“納得しながら進むこと”が何より大切です。
キャリアプランは、面接選考の際に聞かれやすい質問でもあるため、なるべく具体的に考えておくのがおすすめです。たとえば、「10年以内に管理職に就きたい」「現場で経験を積みスペシャリストになりたい」など、仕事で実現したい目標を設定しましょう。
自分に合う面白い仕事の求人の探し方
自分に合う面白い仕事の求人を見つけるには、選択肢の幅を広げて探してみたり、就職・転職エージェントに相談したりするのがおすすめです。
以下で詳しく解説するので、参考にしてみてください。
面白い仕事に就くためには、まず自分の「興味」を大切にしましょう。好きなことや得意なことを深掘りし、どんなことにわくわくするのかを考えてみてください。
たとえば、好きな趣味を仕事にするには、関連する業界や職種を調べてみることから始めるのがおすすめです。「面白い仕事」は、自分の好奇心を追いかけることで見つかるもの。思い切って挑戦してみましょう!あなたの“面白い”が新しい仕事を作るかもしれません。
副業や派遣の面白い仕事にも目を向けてみる
珍しくて面白い職業は、正社員の募集が少ない可能性があります。なかなか求人が見つからない場合には、正社員への就職にこだわらず、副業や派遣といった働き方から探してみるのも一つの手です。職種によっては、希望する仕事の副業・派遣・アルバイトとして実務経験を積んでから、正社員に挑戦する方法もあるでしょう。
ただし、なかには正社員採用自体を行っていない仕事や、アルバイトからの正社員登用制度を導入していない企業もあります。将来のキャリアプランも踏まえたうえで、「面白い仕事に就くにはどうしたら良いか」「自分に合う働き方は何か」をよく考えておきましょう。
就職・転職エージェントに相談する
1人での就職活動に不安がある方は、就職・転職エージェントに相談する方法があります。一般には公開されていない「非公開求人」を保有している就職・転職エージェントも多く、自分だけでは見つけにくい求人に出会える可能性も。プロのアドバイザーに相談しながら進められるため、就活が初めての方も安心して取り組めるでしょう。
面白い仕事のまとめ
世の中には、あまり知られていないような面白い仕事が多く存在しています。「面白い仕事に出会いたい」と思ったら、一つの業界や職種にこだわらず、幅広い視野をもつことがおすすめです。また、思わぬ仕事に対して面白さを見出だせる場合もあるので、業界・企業研究は入念に進めるようにしましょう。
面白い仕事を見つけたら、自分とマッチするかどうかを見極めることも重要です。「自分に合っている仕事が分からない」「希望する仕事の求人の探し方が分からない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、20代の既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に特化した就職・転職エージェントです。取り扱っている求人は未経験歓迎・経験不問のものが多数。専任のキャリアアドバイザーが丁寧にカウンセリングし、希望条件に合う求人をご紹介します。会社の雰囲気も知れるので、自分に合う職場を探したい方も安心できるでしょう。
強みを引き出す自己分析や応募書類の添削、模擬面接などの選考対策も充実しています。これらのサービスのご利用はすべて無料です。所要時間1分程度の性格から分かる適職診断も受けられるため、「どのような仕事に就きたいのか分からない」とお悩みの方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
面白い仕事に関するQ&A
面白い仕事への就職を考える際、不安や疑問を感じることがあるでしょう。ここでは、面白い仕事を探すときに想定されるお悩みにQ&A形式で解決していきます。
面白い仕事が見つけられる人の特徴は?
面白い仕事が見つけられる人の特徴には、「幅広いことに興味がある」「何事にも積極的に挑戦できる」「変化を楽しめる」などが当てはまるでしょう。
ただ淡々と仕事をするよりも、主体的に行動を起こすことがポイントです。たとえば、何事にも探究心があったり、未知の領域にも前向きに取り組めたりすると、普段の業務に対しても仕事の面白さに気づける可能性があります。
変わった「面白い仕事」はある?
何を「変わった面白い仕事」と捉えるかは人それぞれですが、世の中には「代行業」「トレジャーハンター」「探偵」などの仕事があります。「やりがい」という観点で見ると、待遇に満足でき主体性を持って働ける職場なら、変わった職種でなくても「仕事が面白い」と感じられるでしょう。
このコラムでは、ほかにも「世の中の面白い仕事40選」で職種をいくつかご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
※ハタラクティブでは、コラム内で登場したすべての仕事をご紹介できるとは限りません。
高収入の面白い仕事はある?
高収入の面白い仕事に就きたい場合、自分の興味や適性に合う高収入の仕事を探すのがおすすめです。なかでも難易度の高い資格の取得が求められる仕事は、高収入を得られる可能性も高いでしょう。
ニートから正社員として働ける面白い仕事はある?
サウナ施設で活躍する「熱波師」や、開発段階のゲームの不具合を見つける「ゲームテスター」などは経歴を問われにくいことから、正社員就職を目指す際に挑戦しやすいでしょう。資格があれば選考に有利に働く場合もあるため、仕事内容を確認し必要に応じて資格取得を目指すのがおすすめです。
未経験から挑戦できる面白い仕事の効率的な探し方は?
どのような仕事を「面白い」と感じるかは人によって異なるため、自己分析をしっかり行うことが大切です。過去を振り返ったり、自身を客観的に見たりするなかで、自分に合う面白い仕事探しのヒントを見つけられるでしょう。
自己分析のやり方が分からない場合は、ハタラクティブへご相談ください。プロのキャリアアドバイザーから、マンツーマンで的確なアドバイスを受けられます。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この記事に関連する求人
完全週休2日制☆マーケティングアシスタントとして活躍しませんか?
マーケティングアシスタント
東京都
年収 315万円~360万円
未経験OK◎開業するクリニックの広告全般を担当する企画営業職の募集
企画営業職
大阪府
年収 252万円~403万円
正社員登用実績あり◎人材紹介会社でライター・取材担当を募集!
ライター・取材担当
東京都
年収 315万円~360万円
未経験者が多数活躍★人材紹介会社で営業職として活躍しませんか?
営業
東京都
年収 328万円~374万円
未経験から始められる研修体制◎通信環境の点検などを行うルート営業☆
ルート営業
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県…
年収 228万円~365万円